本澤二郎の「日本の風景」(1166)
<政治評論家のなれの果て>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52003780.html
内田某のことを思い出す。共同通信の政治部長や編集局長を歴任、その後に政治評論家を名乗った。いま同じようなおぞましい人物がいる、と元通信社OBが興味ある情報を送りつけてきた。単なるデマとも思えない。偏向情報による世論操作の懸念も出ている昨今だ。少しく紹介してみたい。
駆け出しの政治部の記者をしているころ、共同通信の内田某の存在を宇都宮徳馬事務所で知った。彼は宇都宮を「戦闘的リベラリスト」と命名したほど、宇都宮にぞっこんだった。尊敬に値する人物と思ったのだが、なんと中曽根・改憲軍拡政権が誕生すると、そのブレーンになって、せっかく手にした名誉を放り投げてしまった。金と名誉に目がくらんでしまったのだ、と多くの知り合いが感じたらしい。
いま彼の後輩が同じ罠にはまり、「活躍」している、と元通信社OBは厳しく指摘するのである。その人物はテレビに登場するGのことである。
<ほんとかな?金>
「今春、読売のナベツネ、森喜朗、青木幹雄らが密会、秋の自民党総裁選で石原のセガレを担ぐことで意見が一致、青木が中心になってマスコミに金をまいた。その標的が政治評論家のG。Gは反小沢のポーズをとって、小沢新党は20人ぐらいと予測して、みごとにはずれた。石原報道もはずれた」
事実でないことを祈りたいものだが、自民党総裁選の結果はナベツネも失敗したことになる。ナベツネの威力に陰りが出た明らかな証拠かもしれない。読売と日本テレビの世論操作も成功しなかったのだ。筆者はGの不公正な政治分析を大分前に確認している。以来、彼が登場するテレビ番組を見ないことにしている。だから彼の小沢新党のことや、石原落選の間違いなど知らなかった。
「官房機密費にも手を出している」との噂もある、とも元通信社OBは決めつけている。
<ジャーナリストがいい>
以前にも、官房機密費を懐に入れる政治評論家が話題になった。一部、都合のいい部分だけを野中広務が暴露したからだ。そんなこともあってか、平和団体の集まりに招かれた時に「政治評論家の肩書はよくない」と指摘された。以来、出来るだけジャーナリストを名乗ることにしている筆者だが、新聞や雑誌は政治評論家として取材してくるものだから、そこは仕方なく妥協している。
政治評論家のイメージは、確かによくない。こんなことがあった。息子が勤務する会社の社長が「君のお父さんはベンツに乗っているだろう」といわれた。また、中国人の留学生が「夏休みに別荘に泊めてくれませんか」と声をかけてきた。理由は「中国では皆別荘を持っていて、実際に泊めてもらった。マスコミ関係者はお金持ちと思ったから」という。
恐らく指摘の半分は当たっているかもしれない。1本の社説100万円の論説委員もいるというから。国税庁は公表してみてはどうか。
残念ながら、ベンツに乗ったことはない。乗りたいとも思わない。ずっと日産の中古車に乗っていた。今は1300CCのスズキのスィフトである。宣伝用に使用した車を、少し値引きしてもらい購入した。もう5年以上になる。これでも年2回の車検は負担である。役人の獰猛な課税意欲にあきれる。高いガソリン代も頭にくる。月に数回しか運転しないことにしている。高額な高速道路など、この数年間、利用したことがない。
白状すると、勇気ある編集者に請われて「平成の妖怪・大勲位 中曽根康弘」(健友館)を執筆するまでは、自民党などから講演の機会もあった。この本は国家主義の再現を狙う中曽根とその仲間(児玉誉士夫とナベツネ)に焦点を当てた、誰も書けない内容である。日本右翼の源流を知ることが出来る貴重な本である。
確か森が自民党幹事長のころか。それまで毎年、自民党大会に呼ばれていたが、以来なくなった。その森は、ロシアのエネルギー利権に食らいついている、と関係筋は指摘している。真っ当な政治家ではない。今期で引退するようだ。ともあれ、ナベツネと森はお似合いである。都知事の政治力は、お爺さんたちだけか。
<通信社の悪徳>
Gに限らない。テレビに登場する多くの人物は、皆右翼に傾倒している。元通信社OBは「倒産の危機にある時事通信の嘱託にすぎないTは、それでも時事通信を名乗っている」と決めつけている。
本当かどうか?筆者は知らないが、これも身内の指摘である。
自民党総裁に就任した安倍は、岸信介の遺伝子を露骨に吐き出して改憲軍拡論を合唱している。平和市民の敵だ。その安倍に対しても、この政界通は「健康」を心配している。潰瘍性大腸炎の再発のことである。「安倍総理は幻」と斬って捨てる。
大阪維新の会と公明党の深い仲も指摘している。どうしてなのか?まだ真相がよくわからない。人脈がらみなのであろう。以前の公明党ではない。なんでもあり、なのであろう。
筆者は、マスコミを操作する悪役・電通の大株主が共同・時事ということを、数年前まで知らなかった。時事通信の内外情勢調査会の講師をしたこともある。共同通信に比較して政府系であることは承知していたが、電通との深い仲を知らなかった。いわんや共同が。共同はリベラルと信じて疑わなかったのだが、時事通信と共に電通の大株主であるとなると、日本マスコミの真実・客観報道も怪しいことがわかる。
政治記者20年の人生に大満足してきた筆者だったが、言論界の真相がわかると、釈迦の手の中で生きてきた小さな人間でしかなかったことがわかる。
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無理が通れば道理が引っ込む世の中。
嘘ばかりがまかり通る。
みんな自分の信じてきたことを一度考え直したらどうか
財政破綻何ていうのは真っ赤な嘘。
通貨を発行できる政府部門が財政破綻するわけが無い。
起きるとすればインフレか通貨暴落。
でも恒常的な経常黒字国の日本の円が暴落するわけが無い。
通貨の信用は購買力、その国の生産力です。
インフレ、モノが余ってデフレなのにどうやったらインフレに成るのか。
海外からの悪いインフレしかない。
財政破綻、ようはデフレを堅持したいと言ってるだけのこと。
その証拠にマーケットなんて誰も財政破綻なんて信じていない。
10年もの国債利回り0,6%がそれを証明する。
経済音痴な国民は、みんなこんな簡単な嘘に騙される。
http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/265.html