野田首相 唯一の「側近」 手塚仁雄 補佐官クビの決定的理由
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2012/10/3 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
野田首相の「側近中の側近」を自称していた手塚仁雄首相補佐官(46)が、とうとう補佐官をクビになった。あまりにも首相の足を引っ張るため、クビにせざるを得なかったらしい。
「目立ちたがりのうえ、総理の威を借りてエラソーにするので党内では総スカンでした。周囲は以前から『手塚を切るべきだ』と総理に進言していたが、野田さんは『困ったね』と言うだけで、更迭しようとしなかった。でも、さすがに決断したのでしょう。ただ、1人だけクビにすると露骨なので、5人いる補佐官のうち、2月に就いたばかりの寺田学を除いて4人とも交代させる形をとっています」(民主党関係者)
長所は「首相への忠誠心だけ」といわれる手塚だが、手塚が官邸にいることで、政権の評判もどんどん悪くなっていったという。
「手塚さんは、首相の“日程調整”を担当していた。日程を握っていれば、いつでも首相に随行できる。首相にくっついていれば、テレビに映るという計算です。わざとテレビに映るように首相の背後に立つので、党内は眉をひそめていた。それだけなら、まだいいが、せっかく首相に情報を入れようとした議員が会えなかったり、タイミングが遅れたことがあった。その結果、首相には偏った情報しか入らなくなった。手塚さん本人は『総理のためにやっている』という気持ちでしょうが、完全に逆効果になっていました」(官邸関係者)
野田が更迭を決めたのは、口の軽い手塚から、官邸の情報が自民党に漏れていると疑ったからだという。
野田の好きな弁当を用意するなどゴマをすってきた手塚補佐官。選挙に弱い手塚は、補佐官をクビになるとテレビにも映れず、落選必至なだけに、補佐官から外れるのを嫌ったらしい。しかし、クビにするのが遅すぎたというものだ。