知ってましたか?安倍自民党総裁こそ福島原発事故のA級戦犯
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2012/10/2 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
安全対策の質問を門前払い
「これで自民党は完全に原発推進と受け止められる」――。先週(28日)発足した自民党新執行部人事に対し、党の若手議員が慌てている。そりゃあそうだろう。次期衆院選は「脱原発」の是非が争点のひとつだ。それなのに安倍新総裁が政調会長に選んだのは、電力業界ベッタリで党内屈指の原発推進派である甘利明元経産相だったからだ。
党の要の政策責任者が原発推進派では、多くの国民が望んでいる「脱原発」を選挙公約に掲げられるワケもないが、実は安倍は甘利以上に原発推進派だ。脱原発派の間では、「安倍氏こそ、福島原発事故を引き起こしたA級戦犯のひとり」と見られている。
「共産党の吉井英勝衆院議員が06年12月、巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書を提出しました。巨大地震で津波被害が発生し、原発の電源が失われた場合のバックアップ機能や、冷却系が全滅した時の原子炉の状態、安全対策などを尋ねたのです。これに対する政府答弁書が当時の安倍首相の名で出ているのですが、この内容がメチャクチャ。電源喪失については『我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない』と門前払い。地震や津波被害の原子炉の安全対策についても『原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところ』と木で鼻をくくったような回答ばかりだったのです」(科学ジャーナリスト)
原発問題に取り組む「たんぽぽ舎」共同代表の柳田真氏はこう言う。
「安倍氏は核武装に言及し、甘利氏は07年に中越沖地震によって柏崎刈羽原発でトラブルが起きた時の経産相。あの時、政府がしっかり対応を取るべきだったのに、彼らは電力会社の言いなりになってしまった。新執行部で幹事長になった石破氏も、福島原発事故後、『核の潜在的抑止力を維持するために、原発をやめるべきとは思いません』と公然と言い放っている。恐ろしい執行部体制です」
この人事は国民にケンカを売っているとしか思えない。