05. 2012年10月02日 18:28:27 : ktfEZEoqnY
オスプレイ 部品交換で運用遅れ
10月2日 17時40分山口県の岩国基地から沖縄県の普天間基地への配備が始まったアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」について、森本防衛大臣は、岩国基地に残っている機体のうち2機で部品の交換が必要になったことから、普天間基地での本格的な運用開始には遅れが出るという見通しを示しました。
ことし7月から山口県の岩国基地に12機が一時的に駐機していた「オスプレイ」は、1日の6機に続き、2日は3機が沖縄県の普天間基地に飛行し、合わせて9機が普天間基地に配備されましたが、岩国基地にはまだ3機が残っています。
これについて、森本防衛大臣は、2日午後、閣議のあとの記者会見で、「3機のうち2機は、部品の交換を含む整備が必要だとアメリカ側から聞いている。航空機で、部品の交換が必要だというのは部品に何かのトラブルがあったと考えるのが普通だ」と述べ、岩国基地に残っている機体3機のうちの2機で部品の交換が必要になったとアメリカ側から連絡があったことを明らかにしました。
そのうえで、森本大臣は「すべてのオスプレイが沖縄に移動して訓練飛行を行い、部隊として本格的に運用できる時期については、アメリカはまだ見通しを持てていないと思う」と述べ、普天間基地での本格的な運用開始には遅れが出るという見通しを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121002/k10015461341000.html
オスプレイ“安全に万全を”
10月2日 17時40分玄葉外務大臣は、沖縄県の普天間基地への配備が始まったアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」について、飛行の安全に万全を期すよう引き続きアメリカ側に求めていくとともに、今後は、普天間基地の移設計画の推進や、地元の負担軽減策の策定に力を入れていく考えを示しました。
アメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」は、山口県の岩国基地に一時的に駐機している12機のうち、1日と2日の2日間で、合わせて9機が沖縄県の普天間基地に到着し、配備が始まっています。
これについて、玄葉外務大臣は、2日午後、閣議のあと、記者団に対し、「オスプレイは、海兵隊の中核となる装備であり、何としても地元の理解をいただきたい。地元には、『これまで日米間の合意は守られてこなかった』という声があるのは承知しているが、『日米合同委員会』で決めたオスプレイの運用ルールについては、合意が守られるようにしたい」と述べ、飛行の安全に万全を期すよう引き続きアメリカ側に求めていく考えを示しました。
また、玄葉大臣は、「沖縄に基地が集中していることは申し訳なく思っている。普天間基地の一日も早い返還や、負担軽減を図ることが必要であり、このことに全力を挙げていく」と述べ、今後は、普天間基地の名護市辺野古への移設計画の推進や、地元の負担軽減策の策定に力を入れていく考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121002/k10015460861000.html
オスプレイ 沖縄に新たに3機配備
10月2日 18時9分アメリカ軍の新型輸送機、オスプレイは、1日に続き2日、新たに3機が、沖縄の普天間基地に配備されました。
山口県の岩国基地を飛び立ったオスプレイ3機は、2日午後0時7分、最初の1機が沖縄の普天間基地に着陸し、その1分後に2機目が、4分後には3機目が相次いで着陸しました。
最初に到着した機体の尾翼には、「隊長機」を示すとみられる赤い塗装がされています。
基地に近づくと、プロペラを上向きにしてヘリコプターのように着陸していました。
一方、1日に普天間基地に初めて配備されたオスプレイ6機は、2日一日、駐機したままで、プロペラを畳んで傾きを変えるなど、今後の訓練に向けた点検とみられる作業が行われました。
岩国基地に残る機体のうち2機は、整備の都合などですぐには飛行できないとみられますが、アメリカ軍は、沖縄に配備された機体のうち準備が整ったものから、順次、訓練を始める計画で、今月中にも本格的な運用を始めたいとしています。
オスプレイの運用について日米両政府は、基地の周辺では可能なかぎり人口密集地の上空を避けて飛行することなどで合意していますが、沖縄では仲井真知事が、「県民の不安は払拭(ふっしょく)されておらず、街中にある基地でオスプレイを使うのは無理がある」と述べるなど、反発が一層、強まっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121002/k10015462241000.html
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/599.html#c5