無残 身内にも呆れられた石原伸晃
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6984.html
2012/9/26 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆一生懸命なのは"長老"ばかり
「下に挨拶しない石原」「上にも下にも挨拶しない石破」「上にも下にもペコペコする安倍」――。
事実上、三つ巴の戦いになった自民党総裁選。選挙戦で3人は、こんなふうに党内で揶(や)揄(ゆ)されていたという。つくづく低レベルの争いになったもの「石原選対幹部の茂木政調会長は、『ウチの方が安倍さんよりリードしている』と自民党担当記者にリークしているらしいが、新聞は石原応援の読売でさえ『石原3位』と報じている。茂木さんの言葉に説得力はありません。だから応援も日に日に低調。安倍陣営に逃げた議員もいた。ま、石原さんは失言、暴言が多すぎて、自業自得なんですけどねえ」(石原陣営の議員)
別の石原側近議員は、地方遊説での様子をうんざりしたようにこう話す。
「演説場所に向かう車の中で、伸晃さんは『えー、こんな田舎まで行くの?』って言ったんですよ。東京の人なので、もともと田舎をバカにしたところがあった。幹事長なのに地方の陳情はいつも大島副総裁任せ。田舎を軽視してきたから、今回、地方票で苦戦しているのに、それが全く分かっていない」
総裁選の期間中、とにかく身内から、「演説に中身がない」「軽すぎる」「ここまでアホだとは思わなかった」という落胆の声しきりだったのである。
最終日のきのう(25日)、伸晃は議員会館の衆参の全自民党議員の部屋を回り、議員票積み上げのラストスパートに必死だった。森喜朗元首相、古賀誠元幹事長ら長老たちも、自分の息のかかった議員に“石原シフト”の大号令をかけたという。
まさかの石原勝利があったら、長老や派閥がまた大きな顔をするのか。救いようのない政党だ。