73. グッキー 2012年9月15日 07:44:30 : Cbr3d6O9vj7Mc : glttGIfJko
>>67. カノープスへの旅人さん
> 私も61・62番氏の見解に賛成ですね。一連の茶魔氏との議論を読ませて頂き、グッキー氏が何を語りたいか、多少ですが理解出来た積りですけど、デフレ・ギャップを単純なばら撒きで是正するのは、私も如何なものかと思います。
国民の生活が第一です
生産力が有るということは、本来はもっと豊かな生活をみんなが出来るということです。
その通りにしようというだけのことです。
> 仮にどうしても、国内消費を何らかの形であれ刺激したければ、全国民に一律百万とは言わず、小中学生に月額千円でも配る方が遥かに消費効率が高いでしょう。
消費拡大だけを目的にしているのでは有りません。
構造的問題への対処の一部です。
市場経済とは欠陥が有り不公正なものです。
ゲゼルとケインズは金利と通貨制度を問題とした
ガルブレイスは寡占による超過利潤というものを示した。
長期的にはこういう問題を解決していかなければ成らないのです。
> しかし「腐敗官僚・シロアリ」が食い散らかした、公務員利権と言う無数の穴を塞がずに放置すれば、如何なる景気刺激も無駄となります。
これは当然のことですね。
>また私も取引の有った某有名企業で、「新製品、一人善がりの高機能」と言う川柳を聞かされた事も有りますが、日本経済全体が縮小に加速している事実は間違い無いでしょう。それを無駄な高機能の新製品で支えているのが実態です。
寡占だからこういう商売が出来るのです。
> 仕事上、多くの倒産企業を観て来ましたが、そのほとんどの社長が「売り上げさえ上がればどうにかなる・・。」と嘆いていた事を思い出します。
そのくせリノベーションの本質すらも考えず、コストが最も掛かるバブリーな経営方針ばかりに終始し、最後まで己の考えに固執した愚かしい経営者の実態は、勤務する真面目な社員たちが気の毒なほどでした。
ミクロ的に見れば色々有るのでしょうが、マクロ的に見れば需要が少ないというのは事実です。
まあ、馬鹿な経営者でも需要が多ければ何とかやって行けるかも
生き残り条件が厳しいということです。
>現在の我が国を、一国内だけの生産・消費・国家予算・税収で評価するのは間違っていると私は思います。海外に蓄えた厖大な対外債権を無視し、海外進出した企業(日本資本全体)を考えなければ、真の実態経済力は把握しきれないでしょう。
それだけ既に、日本企業の資本は世界中へ飛び散っているからですし、経済の縮小に伴う公務員失業者や余剰労働力を保護するには、海外で稼いだ金を遣う以外何処に、その膨大な財源を求めると言うのでしょうか?。全く消費税増税など、国内の景気を悪化させるだけで論外です。
金を使うとは消費を増やすことです。
今の日本では消費を増やさずに金を使うことは無理があります。
公的資本形成
設備投資
研究開発投資
住宅投資
これらのもので金を使うのは難しいのです。
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/675.html#c73