
MBDAのドイツの子会社が、出力40キロワットのレーザー砲の実験に成功した。同社のプレス・リリースによれば、このレーザー砲は、たった数秒で、迫撃砲弾や厚さ40ミリの鋼鉄板に穴をあける威力を持つ。
MBDAのスポークスマン、ピーター・ハイルマイヤー氏によれば、近い将来、こうしたレーザー兵器が戦闘で使用されるようになるだろう、との事だ。レーザー砲は、遠く離れた場所にある標的を攻撃できるし、又その精度の高さ
のおかげで、望ましくない損害を最小限に抑える事ができる。
ドイツ以外でも、同様のレーザー兵器の開発は続けられており、例えば、米国のボーイング社は英国の
BAE Systems社と共同で、昨年8月、海軍用のレーザー兵器の開発に着手した。それ以外にも、米国では、
艦船用レールガン (Railgun;物体を電磁誘導により加速して撃ち出す装置)の開発も行われている。
http://japanese.ruvr.ru/2012_09_14/doitsu-reezaahou-kaihatsu-seikou/