小沢代表:衆院候補者擁立作業を急ぐ
http://mainichi.jp/select/news/20120904k0000m010073000c.html
毎日新聞 2012年09月03日 21時11分(最終更新 09月03日 21時45分)
「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は3日、盛岡市で記者会見し、「今週中にも現職が出馬する小選挙区を確定させたい。今月中に新人を中心とした他の候補者も決定したい」と述べ、早期の衆院解散・総選挙をにらみ、候補者擁立作業を急ぐ考えを示した。その上で、河村たかし名古屋市長の「減税日本」など第三極勢力との連携について「まずは我々の候補者を決め、その後に話し合いをしたい」と述べた。
小沢氏は記者会見に先立ち、生活の岩手県連の結成大会であいさつし、「3年前に訴えた大義や理想を掲げて改革を推し進めるため、力を合わせてがんばりたい」と表明した。結束を呼びかけ、足元を固める狙いがある。小沢氏は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた沿岸部も視察した。【光田宗義】
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小沢新党衆院選「100人擁立」
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6789.html
2012/9/3 日刊ゲンダイ
新党「国民の生活が第一」が、次期衆院選で現在の党所属議員37人を大きく上回る候補を擁立する目標を掲げた。
小沢一郎代表が2日朝のNHK討論で「できれば100人前後、わが党だけで擁立できるようにしたい」と語った。
また同日午後、岩手県奥州市で開かれた会合でも党公認候補について「100人程度を擁立したい」との目標を示した。
そのうえで、大阪維新の会、減税日本、新党大地・真民主などとの連携にも言及。「力を合わせて国民のために頑張ってくださいというのが素直な国民の声だ。できる限り協力できるようにしたい」と話し、民自公3党に対抗する意欲を強調した。
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谷垣、小沢両党首が来県 :岩手
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120902-OYT8T01030.htm
2012年9月3日 読売新聞
自民党の谷垣禎一総裁と新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(衆院岩手4区)が2日、相次いで県内入りした。両氏は、この日で発足から丸1年を迎えた野田政権を批判するとともに、「近いうち」とされる衆院解散・総選挙に向けて支持を呼びかけた。
◇岩手選出の議員 谷垣氏「ほしい」
谷垣総裁は盛岡市内のホテルで開かれた県連政経懇談会に出席。衆院解散について、遅くとも秋の臨時国会の冒頭にはあるとの見通しを示した上で、「道半ばの復興を行うためにも、岩手から国会議員がほしい」と訴えた。政権復帰した場合の重要政策には、経済再生などを掲げた。
谷垣氏は、野田政権が成立させた消費税増税法案はマニフェスト違反だと指摘。竹島や尖閣諸島など外交問題を巡る政権の対応も批判し、8月下旬に問責決議案に賛成したことに理解を求めた。
一方で、今後の国会運営については、衆院選挙制度改革関連法案を例に「もし本当に各党が合意できるものなら、柔軟に相談に乗る」と述べ、協力の余地を示唆した。
懇談会に出席した県連の鈴木俊一会長は「今の民主党は政権与党の体をなしていない。次期衆院選では、谷垣総裁に先頭に立って頑張ってほしい」とエールを送った。
◇新党結成経緯 小沢氏が説明
小沢代表は一関市千厩町で開かれた支持者の集会に出席。民主党離党から新党結成までの経緯を説明し、新党の政策に支持を求めた。
出席者によると、小沢氏は「民主党は官僚依存から脱却できていない。消費増税を今やるべきではない」と強調。地方分権を推進する必要性を訴えたという。
小沢氏はさらに、奥州市水沢区で行われた自身の後援会連合会拡大役員会にも参加。出席した佐々木順一県議によると、小沢氏は岩手1〜4区すべてに候補者を擁立することなどを説明したが、具体的な候補者名は言及しなかった。
「生活」は3日、盛岡市で県連の結成大会を開く。
◇民主・黄川田氏 大船渡で報告会
民主党の黄川田徹衆院議員(3区)は2日、大船渡市の公民館で国政報告会を開いた。同じく同党に残留した平野復興相、階猛衆院議員(1区)と支持者約400人が参加。黄川田氏は「県政の最大の課題は震災からの復興」と述べた。
この日は黄川田氏の大船渡後援会も設立。同市は、民主党を離党し、「生活」に合流した藤原良信参院議員が地盤としている。