[小沢控訴審] 指定弁護士 妻和子さんに「聴取」要請した狙い 悪質なイヤがらせ
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2012/8/24 日刊ゲンダイ :日々担々」資料ブログ
これはもうイヤがらせの類いだろう。1審で「無罪」判決が出た小沢裁判で、検察官役の指定弁護士が、控訴審を前に、小沢の妻、和子さんに事情聴取を要請していたことが分かった。
「指定弁護士は手紙や電話で複数回、和子さんに聴取を打診したようです。でも、さすがに和子さんは断っています」(司法記者)
何をトチ狂っているのか――ではないか。和子さんには不動産取得の経緯や、購入資金の4億円の原資について確認したかったようだが、指定弁護士は新しい証拠がなくても有罪を得られる自信があったから控訴したのではないのか。
なのに控訴してみたら「やっぱり証拠が足りない?」なんてフザケた話だ。無罪判決をひっくり返すには相当の“根拠”が求められるのは言うまでもない。
そもそも、仮にも弁護士なら、被告人の人権のために控訴しないのが当たり前だろう。
「もともと、弁護士会は、1審無罪に対する『検察官上訴』の禁止を求めていたはずです。それなのに指定弁護士は検察官役がよほど気に入ったのか、すっかり初心を忘れてしまった。被告人の人権を尊重して裁判をやめるどころか、夫人にまで“聴取したい”とプレッシャーをかけているのだから、どうかしています。どうせ2人が離婚したという噂が広まり、今なら小沢の悪口を話すだろうと考えたのでしょう。今後、別の刑事事件を担当し、無罪判決が出た場合、検察が控訴したら弁護側として何と反論するのか」(司法ジャーナリスト)
控訴審の第1回公判期日はきょう(24日)にも決まる見通し。まったく、裁判が続いていること自体が、税金のムダ遣い、人権侵害である。
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小沢代表2審 来月26日から審理
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120824/k10014510811000.html
8月24日 16時15分 NHK
「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)が政治資金を巡って強制的に起訴され、1審で無罪となった裁判の2審の審理が、来月26日から東京高等裁判所で始まることになりました。
小沢代表は、平成16年と17年分の資金管理団体の収支報告書に、うその記載をしたとして、強制的に起訴され、東京地方裁判所は、ことし4月に無罪を言い渡しています。
検察官役の指定弁護士は「事実関係に誤りがある」などと主張して控訴し、24日、東京高等裁判所で今後の日程などについて話し合いが行われた結果、2審の審理は来月26日から始まることになったということです。
代表の弁護団は「1審が誤っているとは言えない」と再び無罪にするよう求めることにしていて、小沢代表は2審の法廷に出席する意向だということです。
打ち合わせでは2審で本人への質問は行われないことになり、指定弁護士からは関係者の話をまとめた書面などを新たな証拠として提出する方針が示されました。
小沢代表への質問が行われなくなったことで、今後の審理は早いペースで進められるものとみられます。