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コメント [原発・フッ素26] こどもにサインが出ているじゃないか、バカ親は早く避難しろ!!! (原発はいますぐ廃止せよ)  赤かぶ
57. 2012年8月20日 00:00:54 : gpAIU9EXTK
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/174.html#c99

高田純(たかだ じゅん)氏に対するコメントを転機

高田純氏は昨年福島県各所で こうした講演会を
 開いてこられましたが、
私も氏の講演会に行って 疑問に思ったのは
飯館・浪江町に事故後入って個人線量を測り 
避難するほどの線量ではないと 言うことでしたが

それは確か 浪江町で 33人の町に残った人々を計測してだとのこと
浪江町は1万8千人とか2万人弱の人口です。
それをいくら線量が高い区域にとどまった人々を測っているとしても
33人では。
その人々は当時、自由に外のスーパーに出かけるわけでもなく
窓を厳重にしめ、何らかの理由で避難できず、
食糧・水を自衛隊か何かから補充してもらっているような
状態だったのではないでしょうか
もし事故前のような 自由な生活をしていたら
ぐんと体内の線量は上ったと思います。

氏が実測して大した被曝量ではないといって
帰還できる地域だと主張しても
それは人間が人間らしい生活をしていない中で
測られた線量なのです。

そうした生活。 窓を閉めてできるだけ外に出ず
食糧も水も自由に摂取することはできない生活なのです。
(まあ、日本全国 事故以来 どんな人の身にも
そういった変化は 少なからずあったとおもいますが)

でも浪江町や飯館に帰れるとか言っているのはどうかと思います。
帰ってその測った当時の33人と同じ生活を今後も続けろとでもいうのですか

氏の 外と家の中が線量は違うという主張も
それほど重要ではないと思います。

人間 外に24時間はいませんが
家の中でも0.02くらい違うだけだと思います。
あの当時12日〜20日までの間でも
家族に毎日外へ出る人がいれば
戸が開き空気は少しずつ 入ってきました。
放射能も花粉以上に細かい粒子だと聞きます。

それに発表される市や町・村の線量はその土地で一番低い値です。
住人はその値を家の中で24時間受け続していることもあるし
それ以上であることもあり得るのです。

放射線の第一人者ではあっても
生活感がないと 主張を間違えることとなります。
どうぞ1日2日入るのでなく 主張している土地に
家を買って住んでみてください。



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/546.html#c57

コメント [お知らせ・管理20] 阿修羅政治板への投稿規制解除のお願い/CNM市民ネットメディアグループ・藤島利久 街カフェTV
43. 2012年8月20日 00:10:02 : QrfdrYYaew
>>42

>つか実質的間接投稿はメンドい

>意見の98%はオールドサヨの坦々氏・杉並氏の主張なんだから各々のブログに飛べば合理的です

しかし、今後はその様な範疇では無く成るらしいですよ?
なぜならば!
過ぎな実は噴いた為に火ダルマに成るらしいですよ?
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/767.html#c43

コメント [原発・フッ素26] #福島原発 1号溶融核燃料はみ出てる写真?Picture:Molten #Nuke   赤かぶ
08. 2012年8月20日 00:13:05 : FfzzRIbxkp
元NHKの日高氏が2007年の著書の中で、

「・・・核爆弾を敵に撃ち込むよりも通常爆弾で核施設や放射性物質の貯蔵施設を
  直撃すれば、核兵器による攻撃と同じ損害を敵に与えることができる・・。」

と書かれています。


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/579.html#c8

記事 [原発・フッ素26] 《松山報告》 「伊方原発は地元だ」 一蓮托生の市民が再稼働反対集会 (田中龍作ジャーナル) 
放射能から逃れて旅を続ける夫婦と娘。父親は「今の生活をリセットしたい」と話した。=19日、松山市堀之内公園。写真:諏訪撮影=


【松山報告】 「伊方原発は地元だ」 一蓮托生の市民が再稼働反対集会
http://tanakaryusaku.jp/2012/08/0004899
2012年8月19日 22:47 田中龍作ジャーナル


 「伊方の龍神様が怒っとる。原発のために祠を勝手に移動させた。核と人間は共存できない。福島の次は伊方でないかと凄く怖かった。伊方の下にも断層が走っとる。国は国民を守らない。国民の声を聞かない。みんなの声で(再稼働を)止めるしかない」――

 こう訴えているのは伊方原発から10キロ圏内に住む高齢の女性だ。鬼気迫るスピーチは、年齢を感じさせない。

 大飯原発の次に再稼働すると目されている伊方原発は、四国を横断する中央構造線の真上にある。もし大規模地震に襲われれば制御棒が原子炉に入るのが間に合わず、大事故を引き起こす可能性が高い。

 狭くて浅い瀬戸内海は瞬く間に放射能汚染されるだろう。瀬戸内の漁業は壊滅的となる。四国、山陽、九州北部の野菜も放射能を被ることになる。

 原子力規制委員会人事の国会採決が目前に迫る19日、「ストップ伊方原発再稼働 止めよう大飯原発 8・19松山行動in愛媛」集会が開かれた。

 「伊方は地元だ」。危機感を持った人々約400人が全国から松山市の堀之内公園に集まった。昼過ぎに集会が始まって間もなくすると、空は一転俄かにかき曇り猛烈な雷雨が襲ってきた。前方が見えないほどの豪雨と空が割れるような雷音だ。参加者たちはテントに避難したまま身動きがとれなかった。

 自然の前に人間は無力であることを「再稼働反対集会」で思い知らされたのであった。天の啓示だろうか。

 会場を公園内の愛媛県立美術館の講堂に移して集会が続けられた。東京、富山、尾道…各地から駆けつけた25人が短いスピーチをした。「伊方の戦いは私たちの戦いである…(中略)…伊方の希望は志賀の希望である。その逆もある…」。北陸電力・志賀原発の再稼働に反対する富山県の男性(40代)の言葉だ。

 狭くて地震の多い国土に住む日本人にとって、原発とは一蓮托生なのだ。原発がある限り不幸で恐ろしい運命から逃げられない。

 20日には集会参加者たちによって「再稼働阻止をめざす全国ネットワーク」が結成される見通しだ。

  《文・田中龍作 / 諏訪京》



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/597.html

コメント [不安と不健康15] 100歳以上の超高齢者に糖尿病の人が極端に少ないことが判明 (週刊ポスト)  赤かぶ
02. 2012年8月20日 00:21:31 : Vc8ROHMAY2
そりゃ生き残ってんだから少なくって当然だろ?馬鹿らしい。
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/544.html#c2
記事 [原発・フッ素26] 落雷:槍ケ岳で死亡の男性は元関西電力常務[関電元役員が"関電死"、天罰下る!:毎日他まとめ]
http://mainichi.jp/select/news/20120820k0000m040024000c.html
落雷:槍ケ岳で死亡の男性は元関西電力常務

毎日新聞 2012年08月19日 19時12分(最終更新 08月19日 19時15分)

 北アルプス槍ケ岳(3180メートル)山頂で18日起きた落雷で死亡した男性は、兵庫県宝塚市武庫川町、関電不動産社長、篠丸康夫さん(67)と分かった。長野県警松本署が19日発表した。同社によると、篠丸さんは03年から関西電力常務を務めた後、07年から関電不動産社長。

 同署によると、死因は感電死とみられる。篠丸さんは会社関係の山仲間7人と17日に長野県松本市の上高地から入山した。【渡辺諒】

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120819-OYT1T00473.htm
槍ヶ岳の落雷死男性、元関電常務だった

 長野県松本市の北アルプス・槍ヶ岳で18日午後、落雷を受けて死亡した男性について、松本署は19日、関西電力子会社の関電不動産社長、篠丸康夫さん(67)(兵庫県宝塚市武庫川町)と確認したと発表した。

 篠丸さんは元関西電力常務。

 篠丸さんは、登山仲間らと17日から入山していた。
(2012年8月19日18時50分 読売新聞)


http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2012081900194
篠丸康夫氏死去(元関西電力常務)

 篠丸 康夫氏(しのまる・やすお=元関西電力常務)18日午後3時56分、北アルプス・槍ケ岳で落雷に遭い搬送先の長野県松本市の病院で死去、67歳。香川県出身。告別式の日取り、喪主などは未定。(2012/08/19-20:15)

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/598.html

コメント [原発・フッ素26] 原発再稼働「3年で結論」=衆院選公約に明記へ―自民 - WSJ日本版 虎丸花蜂
09. 2012年8月20日 00:24:13 : HvtiBYaIAk
>>06 gpAIU9EXTKさん

読み通りでしょう。
「全ての原発について3年以内の結論を目指す」って事は、全部の原発を調べて順次稼動していけるものは稼動するって言う意味でしょ。
つまり「稼動のお墨付きをもらって堂々と順次稼動します」という事でしょう。
つまり自民党は野田の言っている事と同じよ。
そりゃそうでしょうよ。
原発は自民党が作ったんだから。

ま、古い原発の1基か2基止めて、「ハイ、ダメなものは止めましたよ、後は安全だから稼動する事にしました」って言うつもりよ。
つまり野田のい言う「脱原発依存」と同じでしょ。

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/581.html#c9

コメント [経世済民77] 崩壊寸前の韓国経済〜竹島は韓国の国内問題・・日米韓の「三方両得」絵図 墨染
16. 2012年8月20日 00:24:26 : zWtxZbDuyo
半島やシナが嘘を捏造しまくって日本から金を吸い上げまくっているのは、目の前に見える実害だろ。みんな心のなかでは文句をいいたかったのが本当じゃないのか。嘘をついて日本人の自尊心を貶めるのは止めてくれ、金を強奪するのは貧乏になるから止めてくれとね。言ったらだめなのか。もう言っていいだろう。60年たったんだ。未だに米軍が日本社会を検閲してるのはたしかだがね。シナ人のように自分のことしかないコスモポリタンも考え物だろう。
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/365.html#c16
コメント [中国3] 「尖閣」の死角 影の闇
13. fumufumu 2012年8月20日 00:25:12 : kZX4/XDA0wnnA : f3FDqOMn3f
>>12さんやはりそういうことですか。
実は他のすれに書いたのをコピペします。
素朴な疑問です。
タイミング良く何故尖閣上陸(もともと中国でも問題のある人達)や竹島(1000人くらいの怪しいデモ団体)が出てくるのかな?
これを先導して動かせるのはもしかしてCIA?
実行予算的には2000万くらいかな?
もしそうだとしたら指揮者は相当の策士ですね。
でも意外と、CIAであればこのパタンに当てはまる実例は最近の中東あたりで出て来そうな気がします。
矛先をかわそうとしてるのは見え見えです。ここまではなんとなく私でも理解できるのです。
小沢さんは支持したいけど、確認したい事があります。
以前何故現代の遣隋使を行ったのかな?
その意図がわからない。明確な意思表示や説明でもあれば良いのだが中国追従主義であれば私は支持できません。推古天皇のやりかたを習ったなら納得です。
支持したいけどそこがはっきりしないのでひっかかります。

甘い言葉には気をつけようと昔から言います。
民主党の政権交代の時もそうですが、それから何かを学んだはず。
勢いで流れは国民の生活支持ですがいまいち勢いに乗れません。

誰かわかる方答えてください。
それと私は、談合3兄弟を支持する者ではありません。
彼らはレッドカードを超えてます。

http://www.asyura2.com/12/china3/msg/201.html#c13

コメント [経世済民77] シャープ、絶体絶命の危機!第2の三洋電機か  赤かぶ
18. 2012年8月20日 00:25:14 : lI5WPHeVzU
今までにないパラダイムシフトが避けられない時代に入ってきている!
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/361.html#c18
コメント [原発・フッ素26] 官邸『裏』に広がった再稼働反対・金曜集会 (田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
35. 2012年8月20日 00:25:26 : Wj3j2G7aVI
13様、16様、17様、皆様が手を組んで、すばらしい国力を作り出しませんか。

>シャープや、ソニーや、パナソニックや、NECは倒産するんだよ。こういう会
社には、ビジネスチャンスが目の前にあっても、見えないんだろうな?

> 韓国には北朝鮮には 経済的支援を行っております。これをカットして日本国民に回さないのですかね。売国政治家であります、嘘つきである、野田総理大臣。

16様、『我々現生人類はかつてアフリカにいた一人の女性の子孫です』に賛成!
しかし目の前の日本に、もうすぐ数万人に解雇者が出る。野田は公約と180度違う消費増税の通過後「マニフェストと違うことをしてすみません」としれっと言った。野田ニセ首相の現実に『立ち向かわない人』は、日本国民と言いたくありません。

野田の愚策は『森ゆうこ議員の爆弾質問が炸裂!・・・』(阿修羅2012・7・25)に明白。野田は就任一年足らずに対外支援『31兆1103億円』と、財務省が教示したそうです。個人の精神を間違えないように保つのが苦しいほど、私は怒り心頭。

韓国へのスワップ5兆円・IMFへ4.8兆など、31兆余を、日本国首相が『すべて東北の復興に当てたい』と断っても世界は認めたはず。
日本が海外資産を取り崩さないで国民に増税すると、ロンドン・ニューヨークの市場は安定し、欧米は『日本の増税に大賛成」。しかし日本国民は消費増税され、政府が相変わらず海外投資。米国債を800兆円も買ったままで、日本人は『いくら働いてもデフレ脱却できない(FC2様)』と教わりました。野田はG20に、各国首脳が経済成長を言うのに、一人消費増税を言わされたアホです!

『出来る首相を選ぶのは」国民ですが、小泉・竹中が日本潰し、野田・橋下も同じ。日本の倒産企業が米に買い叩かれ、反日の小泉竹中・野田らが喜んで日本の大銀行を倒産させ、外資に売り飛ばした。竹中小泉は富豪の仲間入りし野田も真似する。

もし31兆円余を、日本政府が日本企業のリチュームイオン電池やシェールガス開発に投資・開発すれば雇用促進で、デフレ脱却出来る。東北復興にも繋げばすばらしい。しかし反日野田は日本人を救わず、李明博は「日本は落ちぶれた」と竹島へ。

日本の高齢者は「年金外収入があると減額され、国民健康保険は3割負担に変わる」。若者派遣パートで、国民健康保険料を払う余裕がない。女性は出産までの検診が受けられず陣痛が来て駆け込むと、産科は拒否。妊娠の経過記録がないのは危険だから日本人出生率は低下。若者が就職・結婚もできず人口減の日本は奴隷国。

日本を『滅亡させ、借金チャラにしたい』国々が、密かに手を組む。日本滅亡に加担する野田首相を、「同じアフリカ出生同士だから」と許すわけには行きません。日本の若者を見殺しにし日本を滅ぼすのは、世界平和を潰すのと同じと思います。

許せない野田亡国です。民主党に「全滅の選挙を仕掛ける工夫」をしたいと思います。ぜひお知恵を、阿修羅に満載して頂きたいです。



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/560.html#c35

記事 [原発・フッ素26] 瓦礫広域処理、北九州市は響灘埋立地に79億ベクトルの放射性物質を埋設する計画だが大丈夫か?
瓦礫広域処理、北九州市は響灘埋立地に79億ベクトルの放射性物質を埋設する計画だが大丈夫か?

北九州市が作成した住民説明資料及び災害廃棄物の受入れに関するQ&Aを元に、瓦礫受け入れの問題を作成しました。今回新たに提案する問題は以下の2点です。
参考として北九州市が作成した住民説明資料のURLとQ&AのURLとその抜粋を添付しています。

<災害廃棄物の焼却で生じる放射性セシウム79億ベクトルの飛灰を響灘の埋立地に埋設する計画だが大丈夫か?>
・住民説明資料では、災害廃棄物の焼却で放射性セシウム79億ベクトルの飛灰が生じ(住民説明資料P33)、若松区響町にある廃棄物処分場(埋立地)の上の15000uの区画に埋設する計画にしています。

・Q&A7-4では、放射能の濃度と総量について説明されており、濃度で捉えて判断することが重要であるとされています(引用はここまで)。処分場(15000uの区画)に埋められた飛灰の79億ベクトルの放射性セシウム濃度は、1uあたりでは約53万ベクトル/uとなり、福岡市平均の約129ベクトル/uに対し約4000倍の高濃度となり、北九州市でこれまでみなかった放射能高濃度地区が作り出されることになります。

・計画では、現在使用している処分場の上に飛灰を埋設し、20cm仮覆土しその上を防水性、通ガス性のシートで覆い、さらに砂利を20cm覆土するだけです(住民説明資料P27、P28)。放射能濃度100Bq/kg以上は人に触れてはならないもので、低レベル放射性物質として厳正に管理されるべきですが、北九州市では330Bq/kgの飛灰を一般廃棄物と同等の処理をする計画であり、将来への危険は非常に大きいものと考えます。

・徳島県では、県民の安心・安全を何より重視しなければならないことから、一度、生活環境上に流出すれば、大きな影響のある放射性物質を含むがれき(100Bq/kg以上)について、十分な検討もなく受け入れることは難しいとしています。(これが、通常の首長のとる態度でしょう。北橋市長も当初は同じでしたが、その後に市民の安心・安全以上に大事なものがでてきたのでしょうか?また、北九州市の議員は何を考えているのか分かりません。)
参考 http://www.pref.tokushima.jp/governor/opinion/form/652

・通常、処理場は100%埋め立てが終われば、公園や宅地として跡地利用されます。しかし、この処理場では、セシウムの半減期を30年とした場合、放射能の濃度が330Bq/kg から100Bq/kg以下となるまで約50年かかり、それまでは処理場周辺は立ち入り禁止区域となる可能性があります。元の放射能濃度近くに下がるまでには数百年はかかるのでないでしょうか?ちなみに、この処理場の東側にある昭和62年まで使われていた廃棄物処理場は、現在日本最大の響灘ビオトープとして利用され、修学旅行のコースにもなっているようです。このビオトープに多くの修学旅行を誘致して、北九州市の環境行政の実態を認識してもらいたいと思います。
参考 http://www.kcta.or.jp/shugaku/01shizen.php?category=3
http://www.env.go.jp/recycle/report/h21-08/05.pdf

・また、これらの放射能高濃度の飛灰は、廃棄物で埋め立てられた若松区響町の処分場の上に埋設されます。埋め立て地では特に、東日本大震災等で問題になった液状化などの問題があり、耐震性に問題があると考えます。埋立地の上に設置するならば、岩盤まで基礎杭を打つなどの耐震性のある構造にすべきでないでしょうか?
参考 http://www.ishikawa-geo.or.jp/sitemap/img/higashinihon.pdf#search='東北%20震災%20埋め立て%20地震%20液状化'

<北九州市は健康被害の責任をとらない?>
・Q&A8-3では、健康被害について北九州市が責任をとるとの言及がありません。国に問い合わせしたら、国が責任を持つとあるだけです。環境の影響や施工法の検討を行っていない国が責任をとれる訳がないと考えます。

・本事業(埋め立て処理に関して)の実施主体は、北九州市とひびき灘開発株式会社ではないでしょうか?事業実施主体が環境への影響を配慮して、施工方法を決定しているはずです。事業実施主体が健康被害について責任を持たないのは無責任です。


北九州市が焼却飛灰を放射性廃棄物として適切に処理管理していくのであれば、私は瓦礫を受け入てもよいと思いますが、上記のように問題のある市の説明には納得できません。

北九州市の市民の皆さんは、北九州市の資料をしっかり確認して、自分の意見を述べましょう。事故などが発生した場合は、福島と同様に誰も責任を取らず、地元住民は補償を僅かしかもらえず、泣き寝入りするだけです。きちんと自分の意思表示をすることは市民の義務です。何かあった場合は、政府や市長が悪いのでなく、それを許した市民が一番悪かったと自覚しておくべきです。福島を教訓にしましょう!

この投稿に関して、数字の間違いや私の考え方が間違いだと思われる方は、意見とその根拠の投稿(コメント)をお願いします。基本的には、北九州市が使用しているデータを使用しています。事業実施主体の担当者から安心できる話が伺えたら幸いです。
 

<参考資料>
北九州市作成の住民説明資料
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000115681.pdf

北九州市作成の災害廃棄物の受入れに関するQ&A
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000116144.pdf
以下抜粋

Q7-4 100Bq は安全と言うが、40,000t 受け入れると総量は40 億Bq になる。それを本市にばら撒くのはとんでもないことだが、どう考えているのか。
A7-4 濃度が低くても、量が多ければ、総量は大きな数値となる。今回の計画では、本市のごみ焼却工場で適正に焼却し、最終処分場で適正に処分することとしている。
なお、文部科学省による放射能濃度の測定結果(2009 年度)によると、福岡市で83〜200MBq/k uのセシウム137 が検出されており、その平均は約129MBq/k u(129Bq/ u)となる。
仮にこの濃度で本市全体(488.78k u)に放射性セシウムがあると仮定すると、約63,053Mbq≒631 億Bq となる。
このように、総量が大きいことをもって問題視するのではなく、濃度で捉えて判断することが重要である。
搬入されるものがすべて100Bq/kg と仮定(実際には低い値となる)すれば、放射性セシウムの総量は40 億Bq と極めて大きな値となるが、その質量は0.00066g程度である。
市の焼却工場は、放射性セシウムを除去できるバグフィルターがついており、煙突からでる量は、最大でも400 万Bq である。「5.焼却処理について」のQ5-244で述べたとおり、拡散しても無視できる値である。
Q8-3 健康被害が起こった場合には、国又は市が補償するのか。
A8-3 今回の広域処理では、放射能濃度が低く、安全に処理できる災害廃棄物だけを、適正な処理施設で、放射線量等を確認しながら処理するものであり、市民の方々に健康被害を引き起こすようなことはない。
しかしながら、一部に不安の声があるのも事実であるため、市民の安心感を高める観点から、健康被害に対する国の対応について照会した。これに対し「災害廃棄物の広域処理に起因する対応の責任は国にある。したがって、廃棄物処理法に則り適正な処理を行ったにも関わらず、万が一、広域処理に起因する放射性セシウムによる健康被害という不測の事態が生じた場合には、国として責任を持って対応する」との回答があった。



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/599.html

コメント [原発・フッ素26] マックスバリュ東海の店舗で「山形県産伊達みらいの桃」! 三島市民
06. 2012年8月20日 00:29:23 : Vc8ROHMAY2
福島だってももはほとんど検出されてないし、たまに〜10Bq/kgくらいまでのがでるくらいなので、子供に毎日食わせるんじゃなきゃ問題ないと思うけどな。心配な奴は桃自体避けろ!

桃よりブルーベリーとか、今ならミョウガとか気にしろよ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/594.html#c6

コメント [経世済民77] 崩壊寸前の韓国経済〜竹島は韓国の国内問題・・日米韓の「三方両得」絵図 墨染
17. 2012年8月20日 00:35:33 : zWtxZbDuyo
現在もつずく日本占領米陸軍対日心理作戦部隊による裏検閲。米国流民主主義と自由は裏から絶対支配することとセットになってる。いつも騙されてきた日本人。いままで鮮人の批判はできなかったのが真相。治外法権なんだよね。法律の外にいる。警察も無力。

具体的な検閲内容は、占領軍の検閲指針として以下の30項目があげられています(昭和21年11月25日付)。

(1)SCAP−−連合国最高司令官(司令部)に対する批判
(2)極東軍事裁判(東京裁判)批判
(3)SCAPが日本国憲法を起草したことに対する批判
(4)検閲制度への言及
(5)合衆国に対する批判
(6)ロシアに対する批判
(7)英国に対する批判
(8)朝鮮人に対する批判
(9)中国に対する批判
(10)他の連合国に対する批判
(11)連合国一般に対する批判
(12)満州における日本人取り扱いについての批判
(13)連合国の戦前の政策に対する批判
(14)第三次世界大戦への言及
(15)ソ連対西側諸国の「冷戦」に関する言及
(16)戦争擁護の宣伝
(17)神国日本の宣伝
(18)軍国主義の宣伝
(19)ナショナリズムの宣伝
(20)大東亜共栄圏の宣伝
(21)その他の宣伝
(22)戦争犯罪人の正当化および擁護
(23)占領軍兵士と日本女性との交渉
(24)闇市の状況
(25)占領軍軍隊に対する批判
(26)飢餓の誇張
(27)暴力と不穏の行動の煽動
(28)虚偽の報道
(29)SCAPまたは地方軍政部に対する不適切な言及
(30)解禁されていない報道の公表

 要は、なんでもありですな。これが「言論の自由」を掲げるアメリカの占領政策の実態でした。
 で、とりあえず検閲に合格すると、こんな書類が来るわけ。



「非公式の」出版許可証


宛名:
 出版物検閲に関する非公式覚書
1、貴紙は事前検閲を通過しましたから、印刷し配布して宜しい。貴紙原稿を返送致します。検閲官の証印を押捺してありますが、貴下が出版することを得る保証となるものであります。
2、出来上りの新聞2部を当事務所に提出されたし。
3、今後発行毎に2部宛を、事後検閲のために、提出して下さい。法規違反の場合にだけその旨通知します。事後検閲の場合は、提出と同時に配布販売をして差支へありません。(以下略)

 民主国家アメリカにとって、検閲は決して公にすることができない部分でした。だからこそ、「非公式覚書」となるわけです。まさに嘘つき民主主義(笑)ですな。

 で、問題はここから。結局のところ、マスコミの人間は検閲を通すため、次第に自己検閲を始めるわけです。冒頭のような白紙記事は減り、GHQの怒りに触れないような記事ばかり増えていく。このように日本のマスコミは、最初からタブーを抱えていたわけです。
 そしてその構造は、今に至るまで、ずっと続いています。言葉狩りやら自己規制やら、日本のメディアをしばるタブーの嵐。報道の自由なんて大嘘だかんね。

 それにしてもアメリカの戦略というのは、すごいなぁ、と素直に感心してしまいます。日本もこれくらいの国家戦略を持って欲しいものです、ホントに。

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<関連ページ>戦前の検閲の歴史
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制作:2003年1月26日

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<おまけ>「日本新聞遵則/日本出版法」の原文をあげときましょう。



http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/365.html#c17

コメント [原発・フッ素26] こどもにサインが出ているじゃないか、バカ親は早く避難しろ!!! (原発はいますぐ廃止せよ)  赤かぶ
58. 2012年8月20日 00:40:13 : J4YfFlQzPI
福島の状況が危機的なのは分かるが
きれいごとだのなんだのとヒステリックな物言いが多すぎる。
挙句にはそういう人間はどうなってもいいとか。

こういうものの言い方では誰も耳を貸してはくれないし、放射能の危険性を
訴える人間は頭があれなのかと思われるだけ。


もともとか事故に起因するストレスなのか、あるいは相当もう放射能は蝕んでいるんだろうか。


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/546.html#c58

コメント [戦争b9] 大分:日米共同訓練とオスプレイ配備に反対集会 妹之山商店街
01. 2012年8月20日 00:40:46 : jvKq66r93U

大分:日米共同訓練とオスプレイ配備に反対集会

http://8254.teacup.com/iwakuni08/bbs
オスプレイは住宅街や工場群に墜落爆発するから嫌だ、
というだけではない。

岩国市民がオスプレイを拒否するのは、血がついた殺戮輸送兵器だからである。
オスプレイを使ったアメリカ軍の軍事作戦で多くの市民が虐殺されている。
通り魔が血のついた包丁を持って市街地をうろついているのと同じなのだ。
市民が言うのは、例えば岩国駅前の中通り商店街で自衛隊員やアメリカ人に出食わすと、あ、彼らはベトナムや中東で多くの市民を虐殺した軍人だ、そいつ等の仲間だ、と思う。
昔の人は岩国の市民が黒こげにされたアメリカ軍による終戦前日の駅前空襲の惨状を覚えている。
そのアメリカ軍に手を貸して犬のようについて歩き、市長選にまで手を突っ込む自衛隊を岩国市民は鳥肌が立つほど嫌悪している。
小泉自民党の有事法成立でイラク市民殺戮に手を貸した自衛隊は手が血で汚れている、それを岩国市民はじっと見ている。
平和であるはずの町に場違いな凶暴が何食わぬ顔で歩いているのだ。
岩国市民はそれに耐えられない、
耐える必要はない。
オスプレイだけの問題ではないのである。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=iraq+massacre&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_qf.,cf.osb&biw=1280&bih=873&wrapid=tlif134127866768710&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=30nyT5nuOaPKmQX0wY29DQ

オスプレイを使ったアメリカ軍の軍事作戦で多くの市民が虐殺されている。
通り魔が血のついた包丁を持って市街地をうろついているのと同じなのだ。
http://esashib.com/716.htm

日本軍とアメリカ軍はアジア諸国の分割を巡ってで延々と侵略強盗戦争を繰り広げた。
ベトナム戦争で殺された人間は355万人万人とも言われている。
http://satehate.exblog.jp/15284881/
朝鮮戦争で殺されたのは(北朝鮮側の死者250万人、韓国側は133万人で大多数が一般市民)
朝鮮半島でアメリカ空軍は80万回以上、海軍航空隊は25万回以上の爆撃を行った。その85パーセントは民間施設を目標とした。56万4436トンの爆弾と3万2357トンのナパーム弾が投下され、爆弾の総重量は60万トン以上にのぼり、第二次世界大戦で日本に投下された16万トンの3.7倍である。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/804.html#c1

コメント [経世済民77] 有能な秘書が見抜く「信用してはいけない人」の特徴・・決して「ビジネス社会」だけではありません! 墨染
05. 2012年8月20日 00:42:27 : kFSBHHnrzo

詐欺師の映画 ベスト10
http://ameblo.jp/tsupparitaro/entry-10970152137.html
Iグリフターズ 詐欺師たち 脱いだアネット・ベニングの美人なこと

>英語苦手民族日本人、ならば○○○圏
>日本語を国際語にの試みもあったかと
Google・Microsoftなどの翻訳エンジンを選べて
複数言語対応のフリーソフト「QTranslate」
http://gigazine.net/news/20120819-qtranslate/
戦争に負ける前の日本の領土、領海広すぎワロタwwww
http://rozic.blogspot.jp/2012/08/wwww.html

「あなたは本当の父親?」
お手軽にDNA鑑定してくれる車がニューヨークを巡回中
http://labaq.com/archives/51758262.html
ついに遺伝子組み換え赤ちゃんが生まれてしまいました!
http://www.asyura2.com/09/gm15/msg/182.html
コスモクリーナー = (バン・デ・グラーフ)起電機
米国特許明細書、第5076971号「放射性物質のα崩壊を加速する方法」
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/588.html


http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/363.html#c5

コメント [原発・フッ素26] 速報「ワタムシの奇形を確認・・・福一原発事故由来」 「道新にもがんばる人がいる。」   赤かぶ
17. 2012年8月20日 00:47:31 : WuJdCbaIZo
ホルミシス効果とか”微量な放射線は天使の微笑み”とかが真実ならば、
ワタムシもチョウも元気に動き回ってるはずですわ。

<<距離の二乗に反比例ね>>
もあるでしょうけど放射能の噴出による微小粒子の塊(プルーム)による汚染の影響が大きいと考えます。単なる拡散方程式(偏微分方程式)による現象ではないと考えてます。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/529.html#c17

コメント [社会問題7] 児童養護施設で勤務し、職員の質の悪さに絶望しました 代理投稿1
101. 2012年8月20日 00:52:14 : GKGWs92TTs
スレッド主です。

>>97様の書き込みは単なる冗談で済ませるか、各方面に通達するか迷っておりました。
ま、>>97様と>>95様は同一人物ですので、愛染寮関係者である事は間違いないでしょう。

みなさん、お分かりでしょうか。
こういう人物が福祉を担っているのが日本の現状なのです。
どれほど浅はかで、どれほど非常識な世界が壁の向こうにあるか、よくわかっていただけると思います。

あすから、>>97様の投稿に関し、再度各方面に匿名での脅迫があった事を訴えていきたいと思っています。
>>97様のような方が、児童養護に従事しているのです。

隠蔽され続けてきた学校でのいじめ問題。
大津の事件は忘れてはいけません。
各関係省庁、学校関係、教育委員会、警察が軽視していたがために起こった事件です。

各相談機関が適切に動いていたなら、大人が理性を持って接していれば、一人の児童の命は救われたかもしれません。
そして、大津の事件は、本当に、本当に氷山の一角でしかない事も忘れてはいけません。

日本人は、なにか起こってから、行政が動く、なにか起こるまで放置しておくという怠慢さが国内で諸々の事件を誘発しているのです。
また、何が事件が起こっても、責任転嫁し、一市民の壮絶な悲願も門前払いする事実が、今回の大津の事件でお分かりいただけたかと思います。

軽率な大人が、子供たちの人生を狂わせているのです。
http://www.asyura2.com/09/social7/msg/775.html#c101

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 大津いじめ 北朝鮮と薬とプチエンジェルと… 旦開野
05. 2012年8月20日 00:54:01 : zWtxZbDuyo
昔戦国時代に嘘つきバテレンカルとの日本征服工作員の僧兵どもが日本人娘を性奴隷として50万人世界中に売り飛ばしていたのを畜生道だといって日本に全部返すように秀吉が言ったのに聞き入れなかったためにバテレンテロカルと僧兵工作員集団をひほんから追放した時の記録です。今でも在日が日本を破壊してるのですからやろうと思えばできますよ


「…予(秀吉)は商用のために当地方(九州)に渡来するポルトガル人、シャム人、カンボジア人らが、多数の日本人を購入し、彼らからその祖国、両親、子供、友人を剥奪し、奴隷として彼らの諸国へ連行していることも知っている。それらは許すべからざる行為である。よって、汝、伴天連は、現在までにインド、その他遠隔の地に売られていったすべての日本人をふたたび日本に連れ戻すように取り計られよ。もしそれが遠隔の地のゆえに不可能であるならば、少なくとも現在ポルトガル人らが購入している人々を放免せよ。予はそれに費やした銀子を支払うであろう。」(ルイス・フロイス「日本史4」中公文庫p.207-208


ちなみに現在でも慰安婦などの宣伝工作など沢山の日本破壊工作をバチカンカルとイエズす会隠れキリシタンが根っこの部分で隠れて工作してると匿名党様にでてましたが。
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/810.html#c5

コメント [原発・フッ素26] 官邸『裏』に広がった再稼働反対・金曜集会 (田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
36. 2012年8月20日 00:59:13 : rAL9uqR3GU
電気は 足りている

足りないのは

国民への 「愛」!!

まさに、そうです!!
デモで使われているプラカード集とか作っちゃえば良いのに!

きっと、全国一位になっちゃうよ。(笑)

ハートわしづかみされるわ。(笑)

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/560.html#c36

コメント [原発・フッ素26] 瓦礫広域処理、北九州市は響灘埋立地に79億ベクトルの放射性物質を埋設する計画だが大丈夫か? Robin Hood
01. 2012年8月20日 01:01:29 : FEC1zKK4NY
有名な下関フグがセシウムフグと呼ばれるようになる。

まともなところから見れば、まったく迷惑な話だ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/599.html#c1

コメント [カルト9] 民主と自民の代表選挙が終わると同時に民主が大分裂で自民が中分裂で首班指名選挙となるのではないか。 ポスト米英時代
01. 2012年8月20日 01:02:15 : uCDuh7Zw3M
いつもながら、素晴らしい 読み!!!
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/859.html#c1
コメント [原発・フッ素26] 喉の痛みや咳などの症状に耐えられなくなり、関西方面のシェアオフィスで仕事する人が増えている (原発問題)  赤かぶ
17. 2012年8月20日 01:06:02 : pPJ5gJb78A
どこであろうと汚染ガレキを焼却すれば当然被曝します。

またタバコも汚染されていて、セシウムはタバコの火で気化しますから、これも被曝します。
洋モクにかえるか、この際禁煙することをおすすめします。

関西で喉が痛いというのも不思議ではありません。

日本中をくまなく汚染させてやろうというのが政府の方針ですから。

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/578.html#c17

コメント [原発・フッ素26] 福一の格納容器には安全弁はなかった、これが放射能拡散の全てだ、なのに事故調の話題にすらならない heiwatarou
26. 2012年8月20日 01:06:40 : BcBcbFZX46
津波襲来前、地震によってCT配管が破断した可能性が高く、津波前に、建屋入り口で「OS」(オーバースケール=計測機の上限を超えた放射線量と思われる)になるほど放射線が拡散されている。また、1〜4号機まで、それぞれ異なる性格で爆発しているが、建屋の水素爆発は格納容器の安全弁とは何の関係もない。
上のコメントにあるように、安全弁とメルトダウンとも関係ない。
そのため、「福一の格納容器には安全弁はなかった、これが放射能拡散の全てだ」というタイトルは、あまりにデマゴギッシュだ。
これは、安全弁問題を全否定する意味ではなく、「放射能拡散のすべて」などと、不要なダボラを吹いている部分に限定した評価だ(安全弁問題を取り上げるにしても、こんなことを言う必要は全くない。余計に論議を混乱させるだけ)。

それにしても、この投稿、「圧力容器に安全弁がなければ許可されないはず………
格納容器に安全弁がないとは技術常識を逸脱している」となっている。
一体、「圧力容器」なのか「格納容器」なのか???
表題を含めると、「格納容器」と「圧力容器」とが入れ替わり立ち替わりだ。

どうも、検討する気がそがれてくる。

いずれにしても、すべての原発廃炉が最大の安全であることは間違いない。


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/548.html#c26

コメント [原発・フッ素26] こどもにサインが出ているじゃないか、バカ親は早く避難しろ!!! (原発はいますぐ廃止せよ)  赤かぶ
59. 2012年8月20日 01:08:01 : vq6OJFc5hA
この番組観た。子供からすかさず出た「無理」という言葉に胸が痛んだ。子供は分かってる。いくら除染しても人が住める状態になるわけない事を。いつか帰れる様になるよう頑張ろうなって励まされても戸惑うばかりだろう。本当は、あそこには住んじゃいけない、子供達を避難させるべくおじさん達も最大限の努力をするよって、言って欲しかったように思えてならない。非力な子供たちは「無理でしょ…」って言うのがやっと。ボランティアの方々は素晴らしい事をされていると思うし、いつか帰れるみたいな希望を与える事の是非を問うつもりはないです。子供達を前にしたら、ああ言うしかなかったんでしょう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/546.html#c59
コメント [原発・フッ素26] 千葉の友人が、移住先の検査で ”両親含む全員に多数の嚢胞、腫瘍が見つかった。3人揃って鼻血も・・” ()  赤かぶ
14. 2012年8月20日 01:12:00 : pPJ5gJb78A
>>10
福島どころか、日本人全体が冷たい目で見られ差別を受けるようになるでしょう。
外国への移住どころか一時滞在すら拒否されることが多くなると思われます。

日本女性は人気があり国際結婚する人が多いですが、今後はそれも激減するでしょう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/544.html#c14

コメント [原発・フッ素26] 行き場をなくした「汚染車スクラップ」 解体業者の作業場に山積み (J-CAST)  赤かぶ
01. 2012年8月20日 01:12:08 : FEC1zKK4NY
関西だが今年春、自動車が故障したので、安い中古車を買おうと思ったら
千葉ナンバーがやたらと多かった。

知り合いだったディーラーの人が教えてくれた。
「中古車でもナンバーは変えられるのだが、福島まわりの県の車は
 すこしでもはなれた県にするので、千葉あたりが多くなる」そうだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/596.html#c1

コメント [原発・フッ素26] 瓦礫広域処理、北九州市は響灘埋立地に79億ベクトルの放射性物質を埋設する計画だが大丈夫か? Robin Hood
02. 2012年8月20日 01:13:51 : 0h48Ml05Xk
老人にとって糞溜まりでの暮らしが長くなると、次第に脳みそが糞でおかされ、ベクレルもベクトルも味噌糞になってくる
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/599.html#c2
記事 [医療崩壊3] 《非常識な日本のガン治療》 国際レベルにくらべて抗ガン剤20倍、手術17倍 『癌はうかつに治療するな!』 
【非常識な日本のガン治療】国際レベルにくらべて抗ガン剤20倍、手術17倍 『癌はうかつに治療するな!』
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/6422866b5bd50fd6ee1d0d26f4a8d2f1
2012-08-19 21:08:12  原発問題


BEA ‏@4TH_KIND
【非常識な日本のガン治療】

日本は国際的レベルにくらべて抗ガン剤は20倍、手術は17倍も多い。

カナダで最も多い治療法は「何もしない」。

最近の研究では「何もしない患者がもっとも治りやすいことがわかってきたという…/

「ガンはうかつに治療するな!」http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=267671



-上記URLからの情報-

「ガンはうかつに治療するな!」はごく一般的選択肢
12/08/16 PM00
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=267671

日本では、ガンになると、抗がん剤、放射線での治療、最悪は手術で切ることが多い。海外を見渡せば、日本のガン治療が異常であることが解る。

「何もしない」「様子をみる」というのが一般的。

先の投稿
> たとえば、風邪をひいて、発熱し、発汗し、せきや庚が出、下痢や嘔吐を起こすのは、こうして体内の毒素を体外に排出しようとする「排毒」現象なのです。
 がんも同じです。体内の毒素を一カ所に集め、そこから排毒しょうとして腫瘍が形成されるわけです。267167

というのが、ごく自然な認識なのではないでしょうか?

日本のガン治療は世界の非常識!リンク より転載します。

*********************************

 近藤誠著のガン治療「常識」のウソ、その他多数の近藤誠医師の著書、東洋医学などの本に書かれていることで、日本ではガンなったという人に「何もしないというのも選択肢」といえば呆れて怒り出すかも知れません。

 ところがどっこい先進国でもガンが見つかっても何もしないという選択肢はごく当たり前の主要な選択肢なのです。なぜなら、それは有害な治療で治る効果がないことがはっきりわかっているからです。

 それどころか、「ガンはうかつに治療するな」はごく一般的選択肢のひとつです。とくに前立腺癌はとくにほおって置いても害がないから、何もしない、何もする必要がないという見方が主要選択肢なのです。

前立腺癌を放置したからと言ってどうなるでしょうか?実はどうもならないことが海外ではわかっているからです。普通に最後まで生活できるのです。

 50代以降では40%以上の男性が解剖してみると気づいていなかっただけで前立腺癌だったのです。前立腺に限らず、文明人なら体のどこかにガンがあるのが当たり前のこと。

 ところが放置しても何も起きません。そのまんま寿命までも何も起きないのです。だから慌てる必要も何もする必要がないというのは常識です。

 日本の常識のほうが海外から見ればおかしな異常な猟奇治療を繰り返しており、仰天するような異常なことをやっています。手術はするわ、それに抗ガン剤も打たれるわと効いたら海外の医者はエッッーと仰天するでしょう。

 カナダでは、抗ガン剤と手術を両方するのはたったの3%であり、三大治療全部やるのはもっと少ないはずです。そもそも3つとも全部やると言うことが海外の常識からすれば、仰天なのです。海外では有害な治療のフェードアウトが進んでいるからです。

 日本ではどうでしょうか?いろんな有名人がガン宣言で治療したとたんにまたかというように亡くなっています。その壮絶な苦しみのウラで巨額の利益を上げてホクホクの利益確定をした連中がいるがいることは間違いありません。

●日本の医者は平気でウソをつく
 現在の日本の病院では、医師たちは、おどろくようなウソを平気でいいます。
 まず、「現在の治療水準では、抗ガン剤、放射線、手術がベストです」といいます。
 そして、100%、医者は患者を抗ガン剤漬け、放射線漬け、手術漬けにしていきます。
 試みに聞いてごらんなさい。
「センセイ、もしあなたがガンだったら、自分に抗ガン剤打ちます?」。
 顔面蒼白になって絶句するのは、まちかいないでしょう。

 じつは正解は「まったく治療しない」こと。スウェーデンでの報告です。早期前立腺ガンの患者223人を『まったく治療せず』10年間、経過を経過をみた。その間に124人が死亡しました。
 しかし、ガン死だったのは、わずか19人(8.5%)。よって、研究者たちは「手術による前立腺全摘は標準的治療とはいえない」と結論付けています。
 日本では男性諸兄は前立腺ガンで病院を訪ねると例外なく切られる、あるいは放射線を浴びせられる。
 しかし、スウェーデンの医者たちは、これら治療を「必要ない」という。
 だから、スウェーデンの前立腺ガン治療は「何もしない」で様子をみるだけ。
 この事実を知っていたら、だれが地獄のような苦しい、痛い思いをして、日本の病院で治療を受けるでしょう。
 しかし、このような国際的なガン治療の常識は医者はぜったい教えてくれません。メシの食い上げになるからだ。

●日本は抗ガン剤20倍、手術17倍

  肺ガンも同じ.日本では、ほぼ100%抗ガン剤を盛られ、放射線をあてられ、手術で切られます。
 ところが、カナダでは、もっとも多い治療法は『何もしない』なのだ。
 なんと「無治療」22%。最近の研究では「何もしない患者が、もっとも治りやすいことがわかってきたという。何というパラドックス………「手術」は、たったの6%.日本は.17倍)抗ガン剤はなんと5%(日本は20倍).「抗ガン剤」と「手術」は3%(日本は.33倍)……!

 日本では、国際的レベルにくらべて、抗ガン剤は20倍、手術は17倍も多い。メチャクチャに抗ガン剤を与え、メチャクチャに手術で切りまくっているのです。それが、どうして国際的標準といえるのでしょうか?

(以上、転載終わり)



http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/572.html

記事 [テスト26] 広島、長崎の原爆忌を経て、六十七回目の終戦記念日です。
 広島、長崎の原爆忌を経て、六十七回目の終戦記念日です。東日本大震災と福島第一原発事故後の八月は、戦争と原発に向き合う月になりました。

 毎週金曜夜に恒例となった首相官邸前の反原発デモは、ロンドン五輪の晩も、消費税増税法成立の夜も数万の人を集めて、収束どころか拡大の気配です。政府の全国十一市でのエネルギー政策意見聴取会でも原発ゼロが七割で「即廃炉」意見も多数でした。

 二〇三〇年の原発比率をどうするのか。原発ゼロの選択は、われわれの価値観と生活スタイルを根元から変えることをも意味します。その勇気と気概、覚悟があるか、試されようとしています。

◆内なる成長信仰なお

 それまで散発的だった各地の反原発抗議行動の火に油を注いだのは、関西電力大飯原発の再稼働を表明した野田佳彦首相の六月八日の記者会見でした。安全確認がおざなりなうえに、「原発を止めたままでは日本の社会は立ちゆかない」と、再稼働の理由が経済成長と原発推進という従来の国策のまま。「夏場限定の再稼働では国民の生活は守れない」とまで踏み込んでいました。

 反原発や脱原発の市民が怒る一方で財界、産業界が安堵(あんど)、歓迎したのはもちろんです。最大手全国新聞の主筆は野田首相の「反ポピュリズム」的決断と評価、「電力・エネルギー不安を引き金とする経済破局は避けられるに違いない」と論評しています。

 原発に関する世論調査では奇妙な傾向に気づきます。新聞やテレビの調査では、原発ゼロを求める声は、街頭に繰り出しているような勢いがなく、日本経済のために原発推進が少なくないことです。四十年前、水俣病の原因がチッソ水俣工場の廃液だったことが判明したあともチッソ擁護市民が少なくなかったように、フクシマ後も。われわれの内なる成長信仰は容易には変わらないようです。

◆倫理と規範と人の道

 しかし、経済以上に忘れてはならない大切なものがあります。倫理や規範、あるいは人の道です。

 作家村上春樹さんは、昨年の六月、スペイン・バルセロナのカタルーニャ国際賞授賞式のスピーチで、福島原発事故をめぐって「原発を許した我々は被害者であると同時に加害者。そのことを厳しく見つめなおさないと同じ失敗を繰り返す」と語りました。

 村上さんの悔恨は、急速な経済発展の途上で、「効率」という安易な基準に流され、大事な道筋を見失ってしまったことでした。核爆弾を投下された国民として技術と叡智(えいち)を結集、原発に代わるエネルギーを国家レベルで追求、開発する。それを日本の戦後の歩みの中心命題に据えるべきだった。そんな骨太の倫理と規範、社会的メッセージが必要だった。世界に貢献できる機会になったはずだったというのです。我々は原発に警告を発した人々に貼られたレッテルの「非現実的な夢想家」でなくてはならないのだ、とも。

 日本の原発は老朽化の末期症状から大事故の危険性があり、廃炉の研究も十分には進んでいません。毎日大量に生み出される低レベル放射性廃棄物で三百年、高レベルだと十万年の厳重な隔離管理が必要です。人知が及ばない時空、利便や快適な生活のために危険な放射性廃棄物を垂れ流しているとすれば、脱原発こそが、われわれの未来世代に対する倫理であり、人の道だと思えるのです。

 千年に一度の大震災と原発事故は、人々を打ちのめしましたが、日本が受け入れてきた西洋文明や思想、科学技術について考える機会ともなりました。文明の転換期のようです。成長から脱成長の時代へ。どんな時代、国、社会へと変わっていくのかは不確かですが、この国には信じ、愛するに足る人たちがいます。

 文学者のドナルド・キーンさんは、日本への帰化に際して、作家高見順が戦争中に日記に書いたのと同じ結論に至ったと打ち明けました。高見順は東京上野駅での空襲の罹災(りさい)民たちが、おとなしく健気(けなげ)、我慢強く、謙虚で沈着なのに感銘して、日記に「こうした人々と共に生き、死にたいと思った」と記したのでした。それは大震災での東北の人々と同じでした。

◆幸せな生き方さまざま

 在野の思想家の渡辺京二氏が「逝きし世の面影」で紹介したのは、幕末に訪れた外国人の目に映った日本と日本人のすばらしさでした。

 「貧乏人は存在するが、貧困なるものは存在しない」。貧しいけれど人間の尊厳が守られた幸せな人たち。当たり前のことながら、幸せは物質の豊かさではない。かつても、これからも、幸せな生き方はさまざまであることを教えています。
脱原発で雇用減?
http://www.asyura2.com/12/test26/msg/722.html

記事 [原発・フッ素26] 中間貯蔵施設:大熊に9カ所、困惑…候補地提示 (毎日新聞) 
中間貯蔵施設:大熊に9カ所、困惑…候補地提示
http://mainichi.jp/select/news/20120820k0000m010069000c.html
毎日新聞 2012年08月19日 21時57分(最終更新 08月19日 23時52分)


 東京電力福島第1原発事故に伴い、除染事業で発生する汚染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の具体的な立地候補地12カ所が19日、国から地元自治体側に示された。国は「12カ所すべてが必要」と説明。原発立地3町に点在する候補地のうち9カ所が福島県大熊町で、同町を縦断する国道6号の東側が貯蔵施設で埋め尽くされるため、多くの町民が帰還できない可能性がある。

 「中間貯蔵は避けて通れない。門前払いではまずいんで、調査を否定的に考える必要はないのかなと思う」。大熊町の渡辺利綱町長は細野豪志環境相らとの会合後、現地調査を受け入れる発言をした。

 国が3月、大熊町などに中間貯蔵施設の設置案を提示した際には「早い段階から候補地を絞り込んだことは不愉快だ」と反発したが、渡辺町長は住民同意についても「ある程度意見は聞く」とだけ述べ、全町民の同意取りつけは必ずしも必要がないとの姿勢を見せた。

 しかし、大熊町民の間には9カ所もの中間貯蔵施設候補地の提示に驚きや反発が広がった。

 会津若松市の仮設住宅で暮らす冨田英市さん(69)の自宅は候補地の一つの同町夫沢地区。いずれは帰郷したいと願うが、「自分の地区に施設ができれば永久に帰れなくなる」と困惑する。福島第1原発から南約4キロに自宅がある吉田恵美子さん(62)は「勝手に調査されたらたまらない」と憤る。

 一方、同町内に中間貯蔵施設設置を求める署名活動をしている前町議の木幡仁さん(61)は「県内の除染が進む」と候補地選定を評価したが、「このまま最終処分場になる可能性もあり、議論が必要だ」と警戒感も示している。【泉谷由梨子、蓬田正志】



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/600.html

コメント [カルト9] ダイヤモンドで小沢新党支持率32%でヤフーと一致、NHKと読売の1%は嘘であり米国発の不正選挙の準備だろう。 ポスト米英時代
98. 2012年8月20日 01:29:15 : ecLgYrhI7Y
民放の偏向は赦せる。蛆3Kなんてどうでもいい、気にならない。

しかし、犬HKは別だ。

犬HKは視聴率を気にしているが、これは「犬HKを見ているんだから受信料払わなきゃ」と考えているアタマの悪い人々に訴えるためだ。しかし、犬HKは決してこんなことは言わない。犬HKを見ている=有料とは、犬HKを見ていない=無料になってしまうから。では、公共放送とは何か?

犬HKがたまにやっているドーデモいい公開イベントの応募者募集の際、「受信料をお支払いの方に限らせていただきます」という制限がある。これは、公共放送局という組織の存在意義とどう関係してくるのか?

犬HKはBSの宣伝をよくやっているが、これは営利企業そのものの態度だ。BSは教養番組などをよく放映するが、ところでBSの料金を支払える人とそうでない人を「公共放送」が分別して良いのか?更に、受信料の支払い方法について、カード決済の人には割引をする。自己破産してカードを持てない人は割高になるわけだ。

以上をまとめると

・犬HKは視聴率を追求する
・犬HKは受信料の支払いに同意した人とそうでない人を差別化する
・犬HKは受信料の支払額によって提供するサービスを差別化する

犬HKによる自社についてのアンケートで「政治的中立性」の評価が低いのは周知の事実。たまに犬HK解説員らによる討論番組(不愉快なので見ない)があるが、「公共放送は何故必要か?スクランブルは何故不要か?」といったテーマでやっていただきたい。

なぜ犬HKにこだわるかと言うと、犬HKが民放にとっても基準となるからだ。自称「アジアのBBC」であの程度なのだ。

深刻だ。

http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/852.html#c98

コメント [原発・フッ素26] 福一の格納容器には安全弁はなかった、これが放射能拡散の全てだ、なのに事故調の話題にすらならない heiwatarou
27. 2012年8月20日 01:30:48 : uKFoqoJusE
>>26
ベント弁云々が大きな問題になりましたね、なんででしょうね、
安全弁があれば問題にならなかったはず

>一体、「圧力容器」なのか「格納容器」なのか???
労働安全衛生法での圧力容器です
原発で圧力容器と名付けるのがどだいおかしいのです、労働安全衛生法を無視しているのです
名称を変えるベきです



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/548.html#c27

コメント [原発・フッ素26] 官邸『裏』に広がった再稼働反対・金曜集会 (田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
37. 2012年8月20日 01:31:19 : ruh0fVo3UU

>>35

>許せない野田亡国です。

私は君のような工作員が許せない。

嘘八百を書き並べ国民を騙し扇動して政治を混乱させる。

真の目的が自民党政権の復活であることなど見え見え。

自民党ではなく民主党に「全滅の選挙を仕掛ける工夫」とは一体何のためだ。

民主党がこの国からなくなれば

自民党がこの国を支配する暗黒の時代が再び数十年続くだけ。

それ以外になんの目的があるのか。

君の意見は自民党の言いたいことを代弁しているだけだ。

君のような工作員こそこの国から全滅するべきだ。


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/560.html#c37

コメント [原発・フッ素26] <東電TV会議>具体的に撤退準備進行/炉心溶融の1時間半前 待避/バス乗れる人 半分くらい(しんぶん赤旗) gataro
01. 2012年8月20日 01:31:25 : FEC1zKK4NY
”撤退”だけを言ったのなら、”全面撤退”と解釈し
”一部撤退”と言った場合に限り、言葉どおり”一部撤退”と解釈するのが
常識的判断だと思う。

去年ずーっと、ネットはもちろんマスゴミですら、”全面撤退”で扱ってきた
のに、いまさら”一部撤退"に変えてゴリ押ししたが、政府の委員会だけに
東電には優しかったようだ。

東電が自分たちに都合のいいような報告をする理由がこれだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/595.html#c1

コメント [原発・フッ素26] 瓦礫広域処理、北九州市は響灘埋立地に79億ベクトルの放射性物質を埋設する計画だが大丈夫か? Robin Hood
03. Robin Hood 2012年8月20日 01:34:55 : yepLBjJTZTi4E : 7Dzrj81Gx6
大変申し訳ありません。
ベクトル→ベクレルでお願いします。
投稿者(Robin Hood)
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/599.html#c3
コメント [マスコミ・電通批評13] 「週刊新潮」の「報道ステーション記事」を考える (誰も通らない裏道)  赤かぶ
04. 2012年8月20日 01:40:24 : lnszrdJcqQ
一点だけ誤認と思われる部分。
゛権力ベッタリの朝日新聞 ゛というフレーズは誤りで、突出して利益至上主義の「読売!」でしょう。
役人生活25年、毎日、各紙記事の取り扱い方や論調等を見比べているけど余りにも明白です。まだ反権力が色濃い「朝・毎(飽くまでも全国紙での比較。中日や東京には及ばない傾向)」には語らない知られたくないという先輩同僚ばかり等々、これは周知の事実かと思っていましたが。
http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/334.html#c4
記事 [原発・フッ素26] 避難所で二度目のお盆 人びとはなぜ、残っているのか (東京新聞「こちら特報部」) 
避難所で二度目のお盆 人びとはなぜ、残っているのか
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6659.html
8月18日 東京新聞「こちら特報部」


 福島原発事故で福島県双葉町から避難した人びとのうち、約二百人が現在も埼玉県の旧騎西高校(加須市)の避難所で暮らしている。ちなみに被災三県では、全ての避難所が閉鎖された。弁当の支給などがあるため、仮設住宅で暮らす他の町民からは「不公平だ」という不満も漏れるが、町は「最後の砦(とりで)」を強調する。故郷を遠く離れ、避難所で二度目のお盆を迎えた人々の思いは−。 (小倉貞俊、中山洋子)


◆旧騎西高校に いまだ200人

 「この木材はそっちの柱に組んでよ」「足場に気を付けて」。盆踊り大会を翌日に控えた十七日朝。旧騎西高校のグラウンドでは肌を焦がすような日差しの下、十数人の避難住民が汗だくでやぐらを組み立てていた。

 避難所の自治会長、元運転手堀川光男さん(56)は「原発事故から二回目のお盆を迎えることになってしまった。まさかこんなに長くここにいることになるとは」と話し、タオルで顔を拭った。
 去年の盆踊りは近所のやぐらを借りたが、今年は福島県いわき市に避難中の双葉町民を介し、故郷のやぐらを運んだ。

 「当日はきっと全国各地から町民が駆けつける。『双葉に帰るかどうか』についての意見は人それぞれでも、皆が古里に思いをはせるひとときにしたい」(堀川さん)

 双葉町は震災直後、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)などに集団避難。昨年三月末、アリーナから同校へ仮役場ごと移った。入所者は最大時の千四百二十三人から減り、今月一日時点で二百十四人。ただ、高齢者の割合は増え、平均年齢は六十二歳という。

 入所者の一人で、農家の竹本利幸さん(59)は、震災から三カ月後に亡くした母の納骨ができていない。このお盆は、遺骨を預けてある福島県郡山市の寺を詣でてきた。
 親族の多くは福島県内の借り上げ住宅などに点在する。「前は十五分もあれば車で行き来できたのに、いまは新幹線で行かなきゃ会えない」

 郡山市で顔を合わせた親族らからは「福島に戻ってこないか」と誘われた。だが、町の雇用で避難所の花壇の手入れの仕事を得ている竹本さんは「仕事もないのに戻れない」とため息をつく。
 避難所では、妻美喜子さん(53)と八十代の父の三人で暮らす。自宅で寝たきりだった母を事故直後、福島市内の介護施設に預けたが、それが母の寿命を縮めたのではなかったかと悔やむ。父親の体調も優れない。
 「ここは保健室で年寄りの面倒もみてくれ、病院も近い。じいさんのことを思うと、避難所からは出るに出れない」

 町の臨時清掃職員として働く美喜子さんは「周りからは『双葉ばかりずるい』と言われるけど、避難所のストレスも小さくない」と漏らす。
 四世帯が暮らす一階のトレーニング室で寝起きするが、以前の部屋は八世帯が入っていた。外出して午後十時の消灯すぎに戻ると、同室の人から「眠れない」と苦情を言われたこともあった。
 「いびきがうるさい人もいた。ささいなことでお互いにいら立って、夫婦で二カ月ほど車で寝ていたこともあった」

 避難所の一日は代わり映えしない。朝六時ごろ起き、その場で弁当の食事。教室を衣装箱で仕切った空間で、すべての日常生活は営まれている。共有空間の掃除や弁当の配布は当番制だ。
 美喜子さんは週五日、朝から夕方まで手作業で草むしりをし、両ひざと足首が炎症ではれあがった。「双葉にいればこんなことにも…」。そんなため息が抑えられない。竹本さんも今後を思うと「予定もつかね。何やっていいか分かんねくらいだな」とつぶやく。

 避難所の中庭には、お盆に合わせて震災犠牲者らを悼む焼香台が設けられていた。遠藤益男さん(54)も墓参代わりに手を合わせた。高齢の母と兄の三人で避難中だが、東電からの損害賠償は一部しか支払われていない。
 賃金補償や帰宅費用などは請求額の三分の二ほどといい、精神的な苦痛に対する賠償はまだ。土地や建物の被害に対する補償もこれからだ。

 「賠償をもらえないことには、ここから身動きできない。もう一年半だかんね。どうして、何にも進んでないのか」
 避難所にいる理由は高齢者ほど多い。ネットが使えないための情報過疎や仮設住宅での孤独を恐れる人は少なくない。

 福島県いわき市で会社が再開し、今年四月から単身赴任している朝川栄さん(56)は、お盆休みで両親と高校生の息子が住む避難所に戻ってきた。不慣れな土地でのアパート住まいの不安から、高齢の親を連れては行けなかった。二週間に一回は避難所に戻っており、帰宅費用もかさむ。
 「国は汚染されたままの土地を次々に避難地域から外している。こないだ警戒区域が解除された楢葉町なんて、除染もしてなければ、インフラも壊れたままで、一時帰宅しかできないのに『戻っていい』と。でたらめ言ってるんじゃないよ」

 町はどう考えているのか。学校や職場など生活拠点を備える「仮の町」への再移転構想が浮上しているが、全町民六千九百余人の半数近い約三千三百人は、すでに埼玉県や東京都で生活を始めている。こうした人びとからは「仮の町には移らない」という声が強い。

 帰郷への最大のネックは、故郷の放射線量の高さだ。国の帰還の目安である「年間二〇ミリシーベルト以下」に対し、井戸川克隆町長は六月、事故前並みの「年間一ミリシーベルト未満」という独自基準を適用する考えを提案している。

◆「命を守る 最後の砦」

 避難所の存続についても、同町長は「こちら特報部」に対し、「誰かの支えがなければ、生活できない人は少なくない。今後、『周りの目の届かない仮設住宅の暮らしはやっぱりつらい』『賠償が進まずどうしようもない』などと避難所に戻ってくるケースもあり得る。ここは命を守る“最後の砦”だ」と訴えた。

 原発事故後からこの避難所に密着して撮影を続けてきた映画監督の舩橋淳氏は「人生の再起には家・土地・仕事、全ての賠償が必要」と前置きした上で、「時間がかかる賠償と、再スタートを切るための大まかな賠償を切り離すべきだ。被災者に強いる犠牲はどんどん増えている」と語る。

 前出の竹本さんは蓄積した疲労をにじませながら、こうつぶやいた。
 「事故で生き方を百八十度変えられた。家があって代々の田んぼがあって、そんな毎日を奪われた。双葉にはとうてい戻れそうにない。なのに仮設住宅があるのは福島ばかり。放射能から逃げるんじゃなかったのか」

<デスクメモ> フクシマの損害を聞くたび、賠償できないものが伏されているように思えてならない。風の匂い、記憶をたどる風景、人びとのつながり…。カネでは補えない。五年は戻れない帰還困難区域。待った末に戻れない場合、時間の代償など存在しない。そして生命。「返せ」という言葉は空転するほかない。(牧)



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/601.html

コメント [アジア14] 急激に失速する韓国経済 輸出急ブレーキ、住宅バブル崩壊(J-CASTニュース) gataro
01. 2012年8月20日 01:46:05 : 2oB29ANLlA
韓国だけの問題では無い、日本にも言える事、現に日本でも明日倒産してもおかしくな

い上場企業がゴロゴロでは無いか、借金地獄は時限爆弾ではないのか?

増税、生活出来ない年金、自殺急増、何処も同じ。
http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/149.html#c1

コメント [原発・フッ素26] 瓦礫広域処理、北九州市は響灘埋立地に79億ベクトルの放射性物質を埋設する計画だが大丈夫か? Robin Hood
04. 2012年8月20日 01:46:47 : 3X8BQ5kmRI
此花区の風向きと海流
http://d.hatena.ne.jp/ishikawa-kz/20120817/1345165488


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/599.html#c4

記事 [音楽8] ウンディーネ/牧野由依

作詞 河井英里
作曲 窪田ミナ
唄 牧野由依

「ARIA」第1話 OPより。



記事 [原発・フッ素26] 「脱原発で雇用減」本当?  経団連の主張 東京新聞
「脱原発で雇用減」本当?  経団連の主張 東京新聞

こちら特報部 ニュースの追跡  東京新聞2012年8月15日

■経団連の主張

 将来の原発依存度をめぐり、世論が「O%」に傾く中、原発推進の旗を掲げてきた経団連が再び反発した。
経団連は十三日、緊急調査の結果を発表し、脱原発路線では経済への打撃が大きく、雇用不安を招くという懸念を訴えた。
だが、脱原発だと、本当に日本経済は危うくなるのだろうか。(中山洋子デスク)


経団連の米倉弘昌会長といえば、福島原発事故直後、「千年に一度の津波に耐えているのは素晴らしい」と、東京電力と福島原発を絶賛した発言がいまも記憶に残る。

 今年二月にも東電の国有化を示唆した枝野幸男経済産業相に対し、激しく反発。その枝野氏は今月七日、会見で「(原発ゼロは)やり方を間違えなければ、むしろ経済にプラス」と述べた。

 この言葉と再び相反するかのように、経団連は十三日、中長期エネルギー政策について、三十三の業界団体および地方経済団体を対象にした緊急調査結果を発表した。

 それによると、二〇三〇年時点での原発依存度をめぐる政府の三つの選択肢のうち、「O%」や 「15%」を支持する声はなかったとしている。

 原発増設を意味する「20〜25%」への支持が38%で、ほかに38%が「国民負担や経済への影響が大きすぎるため、いずれの選択肢も適当ではない」という意見だった。

 目を引いたのは「O%」の場合の雇用は、有効回答の96%が減少するとみている点だ。雇用の安定に原発は不可欠、という原発立地にも通じる視点が強調された。

 ただ、本当に脱原発を選ぶと、経済や雇用が大打撃を受けるのか。


■「再生エネは成長市場という観点欠く」太陽光、風力発電 新たな需要無視

 一例として、太陽光発電協会調べの統計では、太陽電池(ソラーパネルなど)の国内出荷量は前年度比32%増と好調。

原発事故を受け、住宅用が伸びている。再生可能エネルギー市場の潜在力は高い。

 環境エネルギー政策研究所の竹村英明顧問は「風力の導入可能量も大きく、太陽光発電と合わせて将来的に日本の電力需要の五割をまかなえるだろう。その設置コストは控えめにみても百兆円。送電システムの改善が大前提だが、それだけの市場が国内には転がっている」と指摘する。

  この市場は世界的にも成長市場だ。民間調査会社「富士キメラ総研」(東京)がまとめた報告書「二〇一二年エネルギ&エレクトロニクスマテリアルの将来展望」によると、風力発電や太陽・電池、電気自動車などエコ志向の十分野で、2011年に十三兆一千六百七十一億円だった世界市場は、2015年には二十六兆三千八百三十四億円へ倍増すると予想している。

 慶応大の金子勝教授(財政学)は「財界は再生可能エネルギーヘの転換を単なる投入コストとみなし、双方向的な送配電網など新しいインフラに伴う建設需要など、成長市場の観点を無視している。原発依存に後戻りする道を選べば、むしろ世界で拡大する環境エネルギー革命から取り残される」と批判する。

  大手電力各社も経団連に加わっているが、金子教授は[関西電力がやみくも再稼働に突き進んだのも、それ抜きに経営が成り立たないため。

脱原発だと不良債権と化すこうした企業をどうするか。再生可能エネルギーを進めつつ、電力会社に介入する枠組みを作る必要がある」と提起した。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/602.html

コメント [原発・フッ素26] 官邸『裏』に広がった再稼働反対・金曜集会 (田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
38. 2012年8月20日 01:57:33 : GPzIZHwh2T
ruh0fVo3UU

自民党も必要ないが
野田が国民を裏切った事実は変わらんよ
民主党支持なら余所でやれ工作員
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/560.html#c38

コメント [カルト9] お盆休みを終えた民主の一年坊主200人はこのままでは全員落選確実な事にようやく気付いて動き出したようである。 ポスト米英時代
15. 2012年8月20日 02:01:21 : oYekd03kNs
原口君も所詮は松下政経塾生。

ロックフェラーの工作員しかないようです。
どう思われます?
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/857.html#c15

コメント [原発・フッ素26] こどもにサインが出ているじゃないか、バカ親は早く避難しろ!!! (原発はいますぐ廃止せよ)  赤かぶ
60. 2012年8月20日 02:02:42 : 8gUxYVgybM
親も所詮は一人の人間。今まで気づいたキャリアを捨てることが出来ないのであろう。移住先でも同じ職種でキャリアを認めてもらい、同等の賃金が得られないと仕事が無い!と言うのである。気持ちわよく分かるが、人の親としてどうだろうか

子供のためなら親は何でもできる・・・・というのは綺麗事であるし、
嘘であるのは自分の育った環境からよく分かる。


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/546.html#c60

コメント [カルト9] 李明博は天皇の頭を踏みつけ糞に顔を突っ込むと発言したようだが日本人の米国への怒りは大爆発するのではないか。 ポスト米英時代
30. 2012年8月20日 02:04:24 : f2FyY1E7Lk
ある国が「エリザベス女王は、膝を縛って土下座するなら来ても良い」って言ったら外交上、どうなるの?その国と英国は5兆円の通貨スワップ協定があったら、まだそれを守るの?
日本が通州事件記念館を造って、国際社会に犠牲者30万人とか騒いだら、シナは日本に経済援助してくれるの?
日本人14人が竹島に無断で上陸したら、強制送還されるだけなの?
日露戦争の時に日本が原爆を開発済みで、ウラジオストクが軍港だから原爆を落としたら、ソ連は「過ちを繰り返しません」って記念碑を建てて、核保有しなくなるの?
占領時の米軍向けの売春婦が今さら訴訟とかして、アメリカ大使館前に変な銅像を勝手に設置してもアメリカは日本流とか言う日本ドラマとか日本POPをテレビで流してくれるの?
外国は、本当に、日本人の我慢の限界って知ってるの?
本当に日本を怒らせたいの?
いいの?
プリンス・オブ・ウエールズとシンガポールを失ったチャーチルの後悔を味わいたいんだな?
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/855.html#c30
コメント [原発・フッ素26] 「脱原発で雇用減」本当?  経団連の主張 東京新聞 CERISES
01. 2012年8月20日 02:04:27 : 2oB29ANLlA
「南朝鮮に援助しなけりゃ日本が困る」 と同じ論理、んなもんこまりゃせんよ、困る奴は

潰れていいよ。

脱原発でも電気は必要だからネ ! 原発以外で電力雇用が増える事考えないのかい。

不都合を強調して脅す愚か者。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/602.html#c1

コメント [経世済民77] 崩壊寸前の韓国経済〜竹島は韓国の国内問題・・日米韓の「三方両得」絵図 墨染
18. 2012年8月20日 02:11:21 : oYekd03kNs
韓国に経済封鎖すればよい。

韓国企業をつかわなくて、日本企業で生産すれば日本失業率も下がる。
スワップなどしなくてよい。
韓国企業自体を破綻させばよいのだ。

サムソンなどに電子部品を提供するな!
つぶせばよいのだ。
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/365.html#c18

記事 [戦争b9] 戦争の一歩手前、「政治の時代」に陥った日中関係 (JBpress) 
戦争の一歩手前、「政治の時代」に陥った日中関係
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35893
2012.08.20  樋口 譲次:JBpress


有事を回避するためには現行体制を根本から変える必要がある

 国際社会において、紛争や戦争へ傾斜していく過程を見ると、経済の時代から政治(外交)の時代へ、そして政治の時代から軍事の時代へと「情勢悪化のスパイラル・モデル」を辿って行く様がよく分かる。

■日中両国は、深刻な「政治の時代」に突入している

 平和な時代は、「地経学(Geo-Economics)」理論家などが主張する経済至上(万能)主義が幅を利かせ、また、ひたすら経済活動に専念できる経済の時代である。

 しかし、いったん平和が揺らぎ、あるいは貿易摩擦など経済上の問題が大きくなれば政治的解決が求められ、いわゆる政治の時代へと移行する。

 政治的解決に成功すれば再び経済の時代へと情勢を引き戻すことができるが、失敗すれば、最後は力による解決、すなわち国家の「最後の砦」としての軍事の時代へ突入する。これが、国家間における「情勢悪化のスパイラル・モデル」の一般的展開である。

 日本と中国の現状をいかに判断するかは議論が分かれるところであろう。

 しかし、中国が我が国に突き付けている歴史認識に名を借りた反日運動(「歴史戦」の仕かけ)、尖閣諸島の領有権問題、日中中間線付近における資源エネルギー(ガス田)の開発問題、軍事力の急激な増強近代化と我が国周辺における活動の活発化などの挑戦的・挑発的行動によって、日中間の平和は大きく揺らいでいる。

 両国はすでに政治の時代に突入し、かなり深刻な情勢に陥りつつあると見るべきであろう。

 どのような市場(マーケット)でも、安全保障の枠組みの中において機能する。その事実を見落としていた経済至上(万能)主義者の丹羽宇一郎氏を在中国日本大使に任命したのは、明らかに当時の菅直人総理大臣の誤った情勢認識と、政治主導で決めたとの軽薄なパフォーマンスによるミスキャストとしか言いようがない。

 生存の確保や安全の保障は、我々が呼吸する空気のように天与のものと考えられがちで、それが失われたときに初めて認識される傾向が強い。今、多くの日本国民は、国内外の厳しい情勢に直面して、そのことを痛切に感じつつあるのではなかろうか?

■平和は、守るべき至上の価値か?

 平和は、人類にとって、あるいは国家国民にとって守るべき至上の価値であるのか――。今も昔も変わらない、我々に突き付けられた根本的な問いかけだ。

 オランダの法学者で、「国際法の父」、「自然法の父」と呼ばれるグロティウスは、その主著『戦争と平和の法』において「平和とは単に戦争の前ないし後を意味するに過ぎない」と述べている。

 また「広辞苑」(第五版)を繙くと、平和とは「戦争がなくて世が安穏であること」と説明している。つまり、「平和とは、戦争のない状態である」と理解するのが一般的なようである。

 人類の歴史は、おおよそ3400年余であるが、その間、世界が平和であったのは300年足らずだと言われている。10年間に換算すると、そのほとんどの期間(9年11か月)、世界のどこかで戦争が繰り広げられ、わずか1か月間が平和であったことになる。

 人々は、平和な時にはそれを当然視し、平和の対立概念として戦争を忌み嫌い、拒絶する。しかし、現実に、戦争を常態化し、逆に平和を例外的な状態あるいは特別な事象としてきたのは、紛れもない人類自身である。

 人類は、平和を希求すると言いつつ、それを破り捨てて何かの目的ために戦いを選んできた。それは、平和以上に戦ってでも守るべき価値があるということを意味しているのではないのか。

 つまり、人類にとって、あるいは国家国民にとって平和が守るべき至上の価値であるのかどうか、はなはだ疑わしいのである。それが、長年にわたって英知を結集して人類が築いてきた筈の歴史が示す真実である。

 戦争のない状態、すなわち平和は極めて大事で、努めて長く続くことが切に望まれる。

 しかし、例えば、ひたすら紛争や戦争のない状態を維持せんと欲するがために、「ことなかれ主義」に終始し、あるいは非暴力・無抵抗主義(白旗主義)を貫いて相手の言いなりになった結果、国家の生存と安全そして主権あるいは独立が守れなくともそれを許容することができるのか。その答えは、明らかに「否(ノー)」である。

 我が国は、「自存自衛」として戦った先の大戦において、完全な敗北を喫し、有史以来、絶体絶命の国難に直面した。

 その結果、国家の生存は根底から脅かされ、主権は蹂躙され、そして国内の治安や秩序は混乱して、国民は極度の不安(不安全と不安心)に晒された。

 この敗戦の苦く重い経験と300万余の尊い同胞の犠牲の上に得られたものは、「国家は、まず何としても厳然と存在し、国土と国民の安寧を確保しなければならない。その基盤(土台)が揺らげば、国家の主権も、法秩序の維持も、経済をはじめとする国民の自由で旺盛な諸活動も、ましてや国民の福祉も全く成り立たない」という厳しい現実であった。

 平たく言えば、「国家がなくなれば、何もかも御仕舞だ」という深刻な教訓である。

 このことは、そのような歴史的事実に至った原因はともかくとしても、近年のパレスチナ問題やイラク戦争およびその後のイラクの惨状を見ても、極めて明らかである。

 我が国は、敗戦占領という未曽有の事態に追い込まれた厳しい歴史的体験があり、そこで得られた貴重な国家的教訓を決して忘れてはならない。

 つまり、我々には身を賭して守らなければならないものがある。それは、我が国の生存と安全そして主権あるいは独立であり、そのために戦う覚悟と戦い抜く強靭な体制が必要である。

 しかし、それでもなお、我が国の経済至上(万能)主義者は、平和、すなわち一切の摩擦や緊張を避け、紛争あるいは戦争のない状態を最優先しなければならないと叫ぶであろう。

 現行憲法の平和主義の下で、戦後復興期の一時的政策であった「経済重視、軽武装」の吉田ドクトリンは、その後も惰性的に踏襲されてきた。

 その結果、平和主義と経済至上(万能)主義は誰もがあえて否定しない領域であると合点したうえで、両主義者はそこに安住し、今日でも、もたれ合いつつその地位を確保しているからだ。

■「政治の時代」に、限られた選択肢と危機管理の不備

 政治の時代には、対立や抗争を政治的に解決して、平和を回復し、経済の時代を取り戻すことに最善の努力を傾注しなければならない。また、それがゆえに、国家の持つ力量が最大限に試されるときでもある。

 国家の力量を左右するのは、(近年とみにソフト・パワーの重要性が強調されているが)基本的に外交、軍事および経済の3つの要素であり、この3本柱を国益に資するよう総合一体的かつ最大限に運用することである。

 しかるに、我が国は、長年、経済至上(万能)主義を採ってきた結果、経済(ODA=政府開発援助などの小切手外交)以外に有効な外交手段を持たない。その経済も、2010年、全体の規模において中国に追い抜かれて世界第3位に転落し、特に中国に対しては効力を失っている。

 また、強力な外交を推進するには、確かな軍事力の裏づけが必要である。しかし、自衛隊は、「非核で、他国に脅威を与えない自衛のための必要最小限の防衛力」しか保有していない。

 ハードとソフトの両面から厳しく規制された「奇形の軍隊」に仕立てあげられた自衛隊に、大きな役割を期待することはできない。

 つまり、我が国の国力は、下図の通り、経済力はあるが、それに見合った外交力および軍事力が伴わない歪な構造となっており、総合すれば極めて弱体である。

http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/1/0/500/img_101374400eca39e146fb0772eb50511637077.jpg


 中国を相手とする政治の時代には、外交、軍事および経済を中心に、様々な選択肢を組み合わせ、慎重かつ大胆に行使しなければならない。

 しかし、「均衡ある国力」を造成してこなかった我が国は、国家として機能不全の重いつけを負わされ、主体的に身動きすることができないのである。

 そのため、特に外交と軍事の分野は、米国との同盟に大きく依存する日米安保中心主義を採ってきた。実は、そのことが不均衡な国力を生んだ大きな要因でもあるのだが、今日、中国などの飛躍的台頭によって米国の地位とパワーが相対的に低下している現実に直面している。

 しかるに、戦後体制を引き摺って閉塞状況に陥ってしまった我が国は、大胆な国家の軌道修正を図るきっかけを見出せないまま、低迷の一途を辿っているのである。

 一方、政治の時代には、危機発生の可能性が高まり、危機管理が重要な課題となる。

 例えば、中国による南シナ海の島嶼等の略取介入を見ると、(1)自国領であるとの領有宣言を行い、(2)海洋調査船や漁業監視船などによる既成事実化の行動を積み重ね、(3)漁民等を上陸させた後、(4)軍事力を直接行使して、(5)実効支配を確立するという手順で、段階的に占領支配を拡大するパターンを採っている。

 我が国の尖閣諸島に対する中国の行動は、既成事実化の行動を積み重ねる第2段階に入っており、まもなく漁民などによる上陸の第3段階にエスカレートしよう。そうすれば、明らかに重大な危機事態である。

 万が一、危機事態が発生した場合には、国益を基準に、多角的な選択肢を駆使して危機が武力衝突や戦争に拡大することを抑止するとともに、危機を努めて低いレベルに抑制しつつ、早期に平和が回復するよう、毅然とした行動をとらなければならない。

 2010年9月7日、中国漁船が領海を侵犯し、海上保安庁の巡視船の停船勧告を無視して逃走する際、巡視船に衝突を繰り返したため、同船長が公務執行妨害で逮捕・勾留されるという「中国漁船衝突事件」が発生した。

 中国政府は、即座に日本との閣僚級の往来停止、中国本土にいたフジタ社員4人をスパイ容疑で身柄拘束、レアアースの日本への輸出停止、漁業監視船などによるパトロールの常態化など複数の報復措置(多角的な選択肢)を繰り出した。

 これに屈したかのように、民主党政権は、9月25日、中国人船長を処分保留のまま釈放した。

 もともと、我が国の有事法制には、平時と有事の概念はあるが、その中間の危機事態あるいは危機管理(Crisis Management)の概念が希薄で、その体制も不十分である。

 このような不備を補うため、安全保障会議設置法(平成18年12月最終改正)が制定され、内閣に、安全保障会議を置いて国防に関する重要事項及び重大緊急事態への対処に関する重要事項を審議するようになっている。

 「中国漁船衝突事件」の一連の事態は、その設置法が定める重大緊急事態に当たるので、速やかに安全保障会議を招集して対処の基本方針を確認すべきところであった。

 本事件直後、政府は、数次の安全保障会議を開催したが、議題は「東ティモール国際平和協力業務の実施について」の報告等であって、本事件への対応については審議していないとの記者発表を行っている。

 もし、「中国漁船衝突事件」が議題にすら上がらなかったということが事実であるとすれば、我が国政府には、危機の発生に際して、その事態認識やどのような対応行動をとるかの明確な基準そして対処の基本方針がなく、時の政権によって対処のあり方がまちまちであるとの問題点が指摘されよう。

 一方、うがった見方をすれば、本事件を議題にした安全保障会議を開催したが、ひたすら中国の顔色をうかがって、その事実をあえて伏せたとも考えられる。

 いずれにしても、当時の菅内閣は、国益を完全に度外視して、ただ「ことなかれ主義」、言い換えれば「平和主義」に終始した。日本の将来を危うくする、極めて拙悪な対応であったと断ぜざるを得ない。

 このように、我が国の病根は、国家の死活的利益を左右する政治の世界にまで現われており、社会全体、そして国民の心の中にまで広く深く蔓延しているのではと、憂慮されてならないのである。

■日本のあり方を根本から立て直そう

 我が国は、60年余にわたる戦後体制の継続とその拘束によって、21世紀の激動・激変する内外情勢に適応できない深刻な閉塞状況に陥っている。

 その元凶は、先の大戦における敗戦占領下、日本の「非武装(軍事)化・弱体化」を基本政策とする占領軍によって起草され、押し付けられた現行憲法にあるのは間違いなかろう。

 平和主義も、経済至上(万能)主義も、「自分の国は自分の力で守る」最低限の防衛努力を怠避する日米安保中心主義も、本を正せば、現行憲法を中心とする我が国の戦後体制によって歪められてきた日本人の精神性に係わる問題となろう。

 その根本的解決には、何よりも、時代にそぐわない、とっくに賞味期限切れになった現行憲法を一から見直す必要がある。

 そして、日本および日本人が主体性を取り戻し、自立した志の下、自らの手によって国家のあり方(国家像)を確立して、それに基づいた新たな憲法を制定することから創めなければならないのではなかろうか。



http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/806.html

コメント [原発・フッ素26] 喉の痛みや咳などの症状に耐えられなくなり、関西方面のシェアオフィスで仕事する人が増えている (原発問題)  赤かぶ
18. 2012年8月20日 02:15:01 : s71W3i1AdE
マインドコントロールされている人間は、被曝しながらニコニコ元気に働き続け
正常な人間が福一の真相をドカ食いするとストレスで体調を崩すというわけ
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/578.html#c18
コメント [原発・フッ素26] こどもにサインが出ているじゃないか、バカ親は早く避難しろ!!! (原発はいますぐ廃止せよ)  赤かぶ
61. 2012年8月20日 02:15:17 : kBoL7FvUy6
アフリカの、腹に糞が溜まって膨れている子供を見殺しにしているのと同じ構図だな
要するに、福島の子供は死ねということだよ

前例のないことはしない
社会が不安定化したり、経済的な損失が生じる可能性のある施策は行わない

カルトを総動員して世論をコントロールする
都合の悪い声を上げるものは抹殺する
国民全員を洗脳してでも社会を安定化させる

その様にして“すばらし新世界”をつくりあげていこうとする

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/546.html#c61

記事 [昼休み51] 日航ジャンボ123便 米軍ブラックバードSR-71頭部は北緯36度0分22.2秒東経138度39分27.7秒に存在する。
1985年8月12日の日航ジャンボ123便ソ連自衛隊核攻撃惨事(背景に中国共産党中国軍中国公安部)では、日米韓の自由勢力が大打撃を被った。

米軍ブラックバードSR-71頭部は、北緯36度0分22.2秒東経138度39分27.7秒に存在する。
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/1028.html

コメント [原発・フッ素26] 速報「ワタムシの奇形を確認・・・福一原発事故由来」 「道新にもがんばる人がいる。」   赤かぶ
18. 2012年8月20日 02:17:44 : iYtvxeai5d
ムシだけならいいが…

チェルノブイリ
奇形
放射能

上記の語彙を英訳して画像をググってミタかね?
福島在住や避難した人は見ない方がいい

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/529.html#c18

コメント [原発・フッ素26] 医師が隠した”子供の甲状腺腫瘍” 気付いた元看護士が問い詰めると「見落としてたんじゃないかな」 (原発問題)  赤かぶ
73. 2012年8月20日 02:18:16 : iYtvxeai5d
携帯電磁波で脳腫瘍ができても同じ構図ありそうだね
MRIかCT受けて

本人「腫瘍がありますよね?」
医師「大丈夫、大丈夫」 (検査結果を隠しながら)

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/523.html#c73

コメント [原発・フッ素26] 福島原発の東電社員、4割に心の変調 事故後の中傷で (朝日新聞)  赤かぶ
24. 2012年8月20日 02:18:28 : iYtvxeai5d
正直、あの一連の出来事を現場で体験したんだから、精神的に参っても不思議じゃないよ
あの事故によって、学生の憧れの一流企業から、糞まみれの存在へと一気に転落したし

奴らの立場から見れば、一時は“国民というゾンビ”を相手に“いつ終わるとも知れぬバイオハザードをプレイさせられていた”ようなものじゃない?

社員個人では色々考えてて辞めたのも板みたいだし、何とも言い難いな
もっとも、会社としては糞であり続けるんだろうし容赦する必要もないが

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/508.html#c24

コメント [原発・フッ素26] 行き場をなくした「汚染車スクラップ」 解体業者の作業場に山積み (J-CAST)  赤かぶ
02. 2012年8月20日 02:18:49 : vCtPvA1tEw
汚染車の再利用なんてとんでもない!
無策極まり無い。これも核資源サイクルの一つなのか?!
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/596.html#c2
コメント [原発・フッ素26] ロムニー氏「我々は今後没落する日本とは違う」 魑魅魍魎男
35. 2012年8月20日 02:20:16 : YKorGw6B1M
そういえばエコノミストから『2050年の世界』出たな
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/468.html#c35
コメント [経世済民77] 尖閣諸島竹島 無能弱腰外交が日本経済を滅ぼす (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
11. 2012年8月20日 02:20:21 : YKorGw6B1M
>今、中共中国は崩壊寸前にある!

来年再来年の崩壊で何冊も本が出ている
すると当然、本当に2年以内に中共が崩壊するか、そうではなく景気後退の後盛り返すかの二通りとなるわけだが、どうだか?

尖閣と竹島については、後者に韓国の警官だかが駐在しているんだから、先島に警官か海上保安官あたりが駐在するべきだな

http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/354.html#c11

コメント [カルト9] 特別会計廃止と高速無料化と記者クラブ廃止はなぜできないか、それは在日利権と米国利権が横たわっているからである。 ポスト米英時代
08. 2012年8月20日 02:22:07 : oYekd03kNs
国家財政をガラス張りにしないと、なぜ消費税増税が必要か分かりません。

しっかり国民に国の貸借対照表くらいは見せてください。
損益計算表もネ。

一般会計、特別会計全てですよ。
これで説明してください、財務省殿。
野ブタでは信用できません。
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/856.html#c8

コメント [原発・フッ素19] デトックス・抗酸化・抗ガン・アレルギー 雑談スレ 3 SaveChild厨
46. 爺さん 2012年8月20日 02:26:27 : pkMRoq8j2xu8g : FDqXyL2SqA
44のWolters Kluwerの
Management of radiation exposure in children following a nuclear disaster と
Treatment of radiation injury in the adult に、
医師向けの模範解答が書いてあります。
チェルノブイリを無視した解答集。NATO=アメリカ軍式の、成人は1Sv以下の被曝では何も医療処置は必要ないというやつです。子供についてはさすがにそこはあいまい。子供は排泄剤を使用しろとあります。
原子力事故による長期の内部被曝は欠けています。

低線量では大人は寿命が短いから何も対策しない、弱いやつと運の悪いやつは勝手に早死にしろ、子供は成人になる前に死なれては困るから多少の対策。

嫌気がさしますね。この模範解答で、国家のほとんどの医師が行動している。私には想像を絶する現実でした。国立の医学部に行くようなのがどんな知性と性格かは、体験的に良く知っていますが、ここまでだとは。

このリンク、原子力事故の対処以外は、わりと偏りがないと思います。さて?


http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/911.html#c46

コメント [原発・フッ素26] 行き場をなくした「汚染車スクラップ」 解体業者の作業場に山積み (J-CAST)  赤かぶ
03. 2012年8月20日 02:28:35 : XIJJSbFnRw
汚染地域で生活すれば、莫大な汚染ゴミが出るのはあたりまえ。
まともな処理処分指針が立たない今、本来なら少しはましな仮置き場を早急に作らなければならない。
それとて、広大な土地が必要なわけで、ごみ置き場としての土地が確保できるのは、人口が激減した後なのだろうか。
東電、政府としては、汚染を認め補償する気はないわけだから、移住という選択肢は取らない。
メーカー、ゼネコンは、除染詐欺で儲けられるだけ儲ける腹づもりだ。
中間貯蔵施設や指定廃棄物最終処分場の土地選定が難航していると報じられているが、放射性廃棄物として処分しなければならないゴミは、こんな程度の施設では全く追いつかない分量だ。
どうにもならんなと途方に暮れてしまう。
核ごみが放置された汚染地域で多く人々が暮すより、汚染地域からは全員移住して核ごみは放置しておく方がましだと思うが、現状を見る限り、それも非現実的に思える。
旧ソ連と違って国土の狭さが被害拡大の一要因になるかもしれませんな。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/596.html#c3
コメント [カルト9] ダイヤモンドで小沢新党支持率32%でヤフーと一致、NHKと読売の1%は嘘であり米国発の不正選挙の準備だろう。 ポスト米英時代
99. 2012年8月20日 02:31:39 : pLyRMD06eg
NHK...時々野球かラグビーしか見なくなった、それでも毎月受信料は払ってる。 しかし報道や世論調査は当てにならない、そんな放送局を個人的には半分も信用してない。取材や調査法は正確でも、発表で恣意を加える事は出来るから。
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/852.html#c99
コメント [戦争b9] 戦争の一歩手前、「政治の時代」に陥った日中関係 (JBpress)  赤かぶ
01. 2012年8月20日 02:33:05 : YKorGw6B1M
メディアパブの下記の記事が消えたのも、何かの歩手前?

アフリカのニュースメディアにも中国の影が、尖閣諸島関連ニュースへの誘導も(メディアパブ)
http://zen.seesaa.net/article/287380506.html

http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/806.html#c1

コメント [経世済民77] 中央銀行は誰が救うのか・・中銀責任者は金融経済学を研究し尽くしても政策には生かせない 墨染
04. 2012年8月20日 02:36:35 : wZT6xi40Yo
英中銀も、11月に量的緩和措置である資産買い入れ規模を再び拡大すると予想

民営である各国中央銀行はついに正体を現した。
私製紙幣による金融制度の崩壊前に
中銀が勝手に印刷した紙幣で、世界中の資産を独占し、損しないように動いている。
何といっても、物物交換が基本だ。
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/326.html#c4

記事 [昼休み51] 日航ジャンボ123便 米軍ブラックバードSR71それはとてもお人好しなツバメの物語 夏が過ぎたの知らずにいて凍えたツバメ
http://www.google.co.jp/search?q=%E4%BB%8A%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%82%82%E8%A6%9A%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E&rlz=1C1RNPN_enJP389JP389&sugexp=chrome,mod=16&sourceid=chrome&ie=UTF-8


それはとてもお人好しなツバメの物語
夏が過ぎたの知らずにいて凍えたツバメがいた
遠い南の国 忘れたのかそれとも
空の道を一人外れ遊んでいたからか

それが聞いておくれ
笑わないでその訳を
さみしがりの男の子を慰めてたからさ

今は誰も 覚えてない小さな物語
冬のはじめ 朝の道に落ちてたツバメがいた

それが聞いておくれ
笑わないでその訳を
さみしがりの男の子と約束したからさ


何故か 悲しいのさ 今も
なぜだろう
何故か 悲しい色 そらは
なぜだろう 
uh-
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/1029.html

コメント [原発・フッ素19] デトックス・抗酸化・抗ガン・アレルギー 雑談スレ 3 SaveChild厨
47. 爺さん 2012年8月20日 02:45:51 : pkMRoq8j2xu8g : FDqXyL2SqA
>45
閉経後女性の甲状腺がんの話、最後のまとめを読んで笑いました。質問からはヨウ素摂取量が確定できないとありました。
味噌でも乳癌が増えたりしているから、味噌汁のせいやそこの食塩に何か入っていたりして。
こんな研究で良い生活しているやつらがうらやましいです。
もう一回生まれたら、私もそうします。
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/911.html#c47
コメント [原発・フッ素26] 「脱原発で雇用減」本当?  経団連の主張 東京新聞 CERISES
02. 2012年8月20日 02:47:59 : 4wQHigiXKg
原発3兄弟(東芝、日立、三菱重工)と東電勝又弟の、原発マフィア4人が副会長の経団連の戯言など誰も信用せん。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/602.html#c2
コメント [経世済民77] 中央銀行は必要か・・覚せい剤的マネーに依存するグローバリズム 墨染
02. 2012年8月20日 02:56:53 : pwAFz85QEE
リバータリアンはノータリアン。
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/358.html#c2
コメント [音楽8] グッキーさんこんなのは?Gabin - Terra Pura お子茶魔
61. 2012年8月20日 03:01:04 : XPGL47THeA
こちらの「けいこ」さんは無関係だろうが、阿修羅のむかしを知る人や管理人さんに「けいこ」という名はたまたま印象が悪いのかも知れない。

http://www.asyura2.com/0406/kanri7/msg/896.html

http://www.asyura.com/0411/bd38/msg/485.html

http://www.asyura.com/0406/idletalk11/msg/442.html
http://www.asyura2.com/12/music8/msg/765.html#c61

コメント [狂牛病・ゲノム15] ついに遺伝子組み換え赤ちゃんが生まれてしまいました!    mrboo
02. 2012年8月20日 03:02:15 : 6oLO5OWShU
いずれ、クローンや生物ロボットに
自分の記憶や個性を継承させる実験をするだろう。
いや、もう、多分やってるだろう。
成功したら、もうこの世界は用済みとなるのだろう。
http://www.asyura2.com/09/gm15/msg/182.html#c2
コメント [カルト9] ダイヤモンドで小沢新党支持率32%でヤフーと一致、NHKと読売の1%は嘘であり米国発の不正選挙の準備だろう。 ポスト米英時代
100. 2012年8月20日 03:05:21 : BZtr2c3ZCU
 
 1です。
 
全国紙、TV東京キー局などが行う所謂世論調査の結果が、恣意性を含まず、
 
客観指標としても信憑性があるなどとは一言も書いていません。
 
以前は、ギャラップ等、調査に定評のある会社に委託して行っていたのが、
 
いつの間にか各社お手盛りで行うようになり、その信憑性は、各社数値が異なること等、
 
私の中では著しく低下しています。
 
ギャラップ氏は元々心理学研究者であり、世論調査に潜む恣意性排除に腐心したと聞きます。
 
何故に自社お手盛りではなく、第三者委託を止めたのか、との意図を訝しく感じています。
 
DDR方式等、調査手法に問題を指摘する向きもありますが、
 
一方でDDR方式の信憑性調査研究も公表されていて、表向きその科学性担保努力はあります。
 
また、通信社の中には対面調査を実行しているところもあります。
 
設問の順、設問の文言、調査員個々の話し振りなど、ギャラップ等が恣意性排除要点として点について、
 
その心理学的効果の検証が、内部努力以上に問題にならなっていないことは大いに訝しい。
 
また、鳥越氏が暴露したように、結果数値を事後に書き換える等、
 
外から検証しにくい不正もありそうだし、信頼に耐えるとは言い難い。
 
しかし、だからと言って「捏造だ」と決め付ける根拠も持ち合わせていないし、
 
各社調査の細かな数値は別にして、全体としての傾向ぐらいは採用できそうだと思うのです。
 
さらに、その所謂世論調査と、web上のアンケート調査は全く質を異にしていることは明らかですから、
 
それら数値を比較して、一方が嘘だなどという幼稚な断言は、断言したが方自身の馬鹿表明以上の意味は無い。
 
この投稿者の言説はその程度のものです。
 
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/852.html#c100
コメント [経世済民77] 「消費税増税」と「TPP」は実は戦争と同義!・・中央銀行の果たしている役割 墨染
07. 2012年8月20日 03:13:54 : rAL9uqR3GU
野田佳彦・・・ 消費税増税、TPP、秘密保全法、ACTA(ネット言論死滅法)

野田さん、一日も早く辞めてくれ。

デモでも、「いらない」と言われているだろ?
声が聞こえているなら辞めろ〜!

野田さんの飼い主は、誰なんだ!?


ACTA(アクタ)の件がやばいですね。
ACTAの中身を知っている人って、国内に何人いますか?
しかも、国内では絶対報道しないという完全犯罪。

動画はもちろん、規制がかけられるから2ちゃん&阿修羅は消えます。
昔の記録(写真や文章)や発言も政府の都合の悪いことは、全て消されます。
放射能汚染の実情も消され、国民は知らない間に見殺しにされるのです。

ネットはもちろん、ツイッターもダメでしょうね。

情報が操作されます。


このことを阿修羅で言ってる人少ないから、ヤバイですよ。


ACTA(アクタ)
何の前触れもなく、突然サイトを閉鎖され、さらには刑事罰さえ科される法案
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1497.html
カレイドスコープ

http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/351.html#c7

記事 [原発・フッ素26] 自分の家に火をつけた人間が火消しを手伝つたら「消火賞」を与えるのか  前略 田中俊一殿
自分の家に火をつけた人間が火消しを手伝つたら「消火賞」を与えるのか 前略‘田中俊一殿
 
サンデー毎日(夏季合併号8.19-26  佐高信の政経外科)

前略‘田中俊一殿

 あなたは自分が原子力規制委員会の委員長になる資格があると思いますか?

 私は『原発のウソ』(扶桑社新書)を暴きつづけてきた小出裕章さんをこそ規制委の委員長にすべきだと考えます。小出さん以外に適任者はいないと言ってもいいでしょう。

あなたは「原子力の平和利用を推進してきた者として国民に深く陳謝」すると表明し、福島で継続的に除染に取り組んできたことが評価されているらしいですが、それは放火犯が消火作業を手伝っていることをほめるようなものです。

 小出さんは、除染は移染に過ぎないとして、除染というコトバの欺隔性を鋭く指摘しました。あなたが委員長になるというのも、まさに欺隔そのものでしょう。

 一九七三年にアメリカの国務長官だったヘンリー・キッシンジャーはヴェトナム和平協定締結の功績によって、交渉相手のレ・ドゥク・トと共にノーベル平和賞に選ばれました。しかし、レ・ドゥク・トは、

「平和はまだ南ヴェトナムにもたらされてはいない」

  と言って、これを拒否します。

当然ですね。自分の家に火をつけた人間が消火作業に手を貸したからといって、一緒に表彰されるわけにはいきません。

 放火犯に消火大賞を贈るようなこの決定に怒って、ノルウェー議会のノーベル賞委員五人の内の二人が辞任しました。

 『ニューヨークータイムズ』は社説で、これでは「ノーベル平和賞」ではなく、「ノーベル戦争賞」だと書き、ハーバード大学教授のエドウィン・ライシャワーも、

 「ノルウェーの人びとに彼の地で起こっていたことの認識が足りなかったか、あるいは十分なユーモアのセンスをもち合わせていたかのいずれかだ」

 と皮肉りました。また、ハーバードとマサチューセッツエ科大学の学者六十名は「正常な正義感のもち主なら受け取り得ざるもの」という書簡に署名しています
(ウォルター・アイザックソン著、別宮貞徳監訳『キッシンジャー』NHK出版)。


<石原莞爾を平和主義者と見る誤った歴史観と同じ>

 あなたは『日経ビジネス』二〇一一年九月十二日号のインタビューで、こう語っていますね。

 「贈罪意識で除染を始めたととらえるメディアの方もいますが、それは必ずしも当たっていなくて、とにかく除染をしなければ何もできない、何も始まらないと考えているからです。現状でも避難している方々は大勢います。故郷に戻ってこられないという状況が続いている限り、復興も原子力も議論にならないと思っています」

 私は、あなたの責任は「国民に深く陳謝」する程度ではすまないもので、贖罪意識をこそ感じてほしいと思いますが、あなたにそれを望むのは、ないものねだりのようですね。

 それだけ、どっぷりと原子カムラの毒につかってきたのでしょう。

 私は、あなたがこれまでの自分を本当に恥じて、自分ではなく、小出さんこそ委員長にふさわしいと強く推薦し、自分の故郷でもある福島を汚染した原発に深く関わった者として、彼の地に住むと宣言して、それを実行すべきだと思います。

 私は、対中国戦争不拡大と東条英機との衝突によって、あたかも平和主義者のように偶像視される石原莞爾をも、放火犯の消火作業だと指弾しました。

民主党政権があなたを委員長にしようとするのは歴史に学ばないも甚だしいと言わなければなりません。

20120720 大丈夫?原子力規制委員会人事! 田中俊一 原子力村の住人sotodurakamenさんが 2012/07/23 に公開 YouTube


事故直後、100ミリシーベルトでも安全と言って福島中を宣伝して回ったのは 山下俊一ですが、田中俊一氏も同様のことを言っている。
こんな人物が規制庁のトップになれば、福島の棄民政策は助長されるでしょうね。
年 100ミリシーベルトを人に浴びせても補償の必要はない、なんて結論になりそうですね。まあ、野田、枝野、細野、仙谷なんて連中が決めた人事なら、そんなものかも知れませんね。きっと、現在の保安院からも移住するんでしょうね。早く野田政権、終わらせなくては!

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/603.html

コメント [原発・フッ素26] 原発事故処理に立ち上がる高齢技術者集団 米でも関心 (朝日新聞)  赤かぶ
06. 2012年8月20日 03:51:14 : pPJ5gJb78A
>>02
>東電と国の犯罪が明らかになってしまうから絶対に作業させたくない。

その通り。

格納容器を突き抜けた溶融燃料はすでに地下深く沈下している。
ときどき放射性蒸気が地面から吹き出す。

1号機で溶融燃料がはみ出ている。

3号機は格納容器に大きな亀裂がはいっている。
燃料プールから飛び散った燃料の破片があちこちにあり、とりあえず土をかけて遮蔽している。

4号機炉内には燃料がある。
燃料プールの漏水がひどい。建屋も傾いている。地盤も沈下している。

などなど、専門家がはいったらすぐにバレてしまう事実がてんこ盛りですから、
まあ受け入れることはないでしょう。

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/580.html#c6

コメント [原発・フッ素26] 都、東電への売電解約へ 条例改正案来月提出へ 競争入札目指す : 東京新聞(TOKYO Web) 虎丸花蜂
01. 2012年8月20日 04:06:26 : QBjXcLVFaA
水力発電の電気を約9円/kWhで買っていたんだな。
一般家庭には20円/kWhで売っているんだよね。
全然安く提供してませんけど。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/569.html#c1
コメント [原発・フッ素26] 「電力不足」「節電」の声が聞かれないこの夏の不思議 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
77. 2012年8月20日 04:51:25 : F0AA6EF52c
>70 独立発電事業者はそもそも電力会社より安く売電できなければ、事業がなりたたないから、発電分野に参入しない。

>かなり前から自家発電装置を企業は導入してきました。コストの面で有利だからです。この場合ある程度の企業規模は必要です。発電要員を置いたりする必要があるからです。電力会社の電気料金が高くなれば、中規模の企業へも自家発電が拡大するでしょう。

 独立発電事業者の電気が安いというのは言われてみればあなたの方が正しそうだ。しかし、それは、電力会社が膨大な電力を作って地域全体の電力の安定供給に責任を持っているから、自分たちは必要に応じて小規模な安い電気を作れるのではないのか。逆に言うと、電力の供給を完全に自由化すれば、あちこちで電気の「余り」や「不足」が起きてしまう。中野剛志先生が、発送電分離と電力自由化をすれば、電力供給の面では寡占が進み、また送電会社は電力供給安定化のために、自前の火力発電所を持たざるを得なくなり、かえって電気は高くなると述べている。極端な話、家庭も工場も、例えば新幹線のような鉄道会社も、自分に必要な電気を自分で作るということをすれば、どうなるのか。私もよく理解しているわけではないが、難しいが何となく想像できるという程度だ。

 江戸時代は電気はなかったが、水はあった。水の供給は「自給自足・自由化」に近かった。江戸の町の水道などは例外だが。現代の水は水道局がほぼ「独占」している。江戸時代は水の「余り」と「不足」が随時・随所に生まれ、飢饉や水争いが起きた。江戸時代と現代でどちらが水の利用がしやすいかを考えると、電力の自由化のイメージが掴めるかも知れない。
 
 要するに、電気の問題は、部分的に論じても難しいことが多すぎる。やはり専門家の書いた本や講演が必要になるのだ。しかし、だからと言って、こういう議論が無駄だと言うわけではない。今日はここまで。多摩散人。



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/505.html#c77

記事 [原発・フッ素26] 放射能汚染土すら解決できない野田政権に原発再稼働の資格なし (生き生き箕面通信) 
放射能汚染土すら解決できない野田政権に原発再稼働の資格なし
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/f9a67e411dd625e81d9cfe88baae5f7b
2012-08-20 06:50:26  生き生き箕面通信


おはようございます。

生き生き箕面通信1350(120820)をお届けします。


・放射能汚染土すら解決できない野田政権に原発再稼働の資格なし


 野田政権は昨日8月19日に、除染汚染土を保管する中間貯蔵施設の

具体的な12候補地を地元自治体に示しました。しかし、招集された福島

県知事と双葉、大熊、楢葉の3町長の中には強い抵抗を示すところもあ

り、当然のことながら難航です。まして最終処分地の選定作業はまった

く進んでおらず、政府の原発再稼働だけが突出する形となっています。


 処分が必要な汚染土や焼却灰は、最大で東京ドーム23杯分になるとの

試算があります。この汚染土の処分が進まなければ復興も進めにくい関

係にあります。しかし、政府は原発事故から1年半にもなろうというのにこ

れまで「先送り」してきました。もうこれ以上先延ばしはできない限界になっ

て、地元自治体との調整も不十分なまま、いわば「見切り発車」で候補地を

示すということになりました。


 汚染土は、どの自治体にしても「迷惑土」です。どこも引き受けたくない。

しかし、それでも処分地を見いださなければならない。最終処分地は、使

用済み核燃料の処分地と同じような「嫌われ地」になります。中間処分地

にしても、それがあるだけで、避難者は「もう家に戻れない」という気持ち

になってしまいます。


 こうしたむずかしい問題に対し、朝日と読売はどんな紙面を作ったか。

本日の朝刊で、朝日は1面と2面を大きく割いて、比較的丁寧に問題点を

指摘していました。「先送り政府」の怠慢と、無責任さにも触れていました。


 しかし、読売は、「政府が方針を示し、地元側は『預かって検討する』と

返答した」と、昨日の事実経過を伝えただけでした。地元自治体の反応

には、一応触れていますが、「地元の調整は難航も予想される」と指摘し

ただけでした。そのあっさりした書きぶりからすれば、汚染土問題自体は

大して重要ではない印象です。読売は、原発に絡むやっかいな問題は、

できるだけ小さく見せようと意図的です。大きな問題を小さく見せて時の

政権の片棒を担ぐなら、その立場を明確にしてから主張すべきです。そ

れをあたかも「中立」であるかのように装って、自説を通そうとするのは

「サギ」だと断定できます。読売は少なくとも、使用済み核燃料の最終処

分についても、自社の見解を明確に表明すべきです。


 私たちは、「先送り・無責任政府」が稚拙な統治を行い、それをインチキ・

ジャーナリズムが支えるような構図です。こうした状況が「日本沈没」を現

実のものにしつつあります。私たちは次の世代、次の次の世代にも責任が

あります。



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/604.html

記事 [経世済民77] Re: 通貨スワップ凍結でも、韓国が困らない理由?・・韓国「国債購入」の話もチャラにしないと!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0819&f=business_0819_007.shtml

Q: 日韓通貨スワップ協定を停止すれば、韓国は絶対に困りますよね?
A: 効果はありますが、抜け道もあります。
Q: 抜け道があるとは、どういうことですか?
A: 日本の民主党政府は、日韓通貨スワップの大幅増額のほか、もうひとつ、韓国経済を支援する政策について合意しています。
Q: それは何ですか?
A: 韓国の国債購入です。
Q: 日本が韓国の国債を購入することは、何を意味するのですか?
A: 国債とは国の借金です。韓国経済が危機に陥っても、大量に国債を発行して日本が引き受けてくれれば、危機を乗り切ることができるでしょう。
Q: 誰のお金で韓国の国債を購入するのですか?
A: もちろん日本国民の財産です。専門用語で外貨準備と呼ばれる資金が現在約100兆円あって、その一部を活用する計画です。
Q: 外貨準備って、何を買っても良いのですか?
A: いいえ。国民の財産であり且つ日本の危機の備えですから、通常は国際的な決済通貨として信認されている米ドルが中心になります。世界的に見ても外貨準備は、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドの世界4大通貨がシェアの約95%を占めます(※IMF資料より)。韓国ウォンなどのマイナー通貨を保有することは、本来の目的から外れるため不適切なのですが、民主党政府が今年5月に韓国と合意してしまいました。
Q: 結局、日韓通貨スワップを凍結しても、意味なくないですか?
A: 日韓通貨スワップを停止すれば、韓国は一定のダメージを受けますが、しかし、日本が外貨準備を活用して韓国の国債を購入することにより、韓国を支援することが可能です。
Q: どうすればいいのですか?
A: 韓国に経済制裁を加えるという意味では、「日韓通貨スワップ協定の停止」と、「韓国国債の購入計画の停止」を両方セットで執行する必要があるでしょう。(執筆者:為替王)


http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/366.html

記事 [原発・フッ素26] 李明博氏の必死の反日行動 背景に歴代大統領の不幸な末路も (NEWポストセブン)
http://www.news-postseven.com/archives/20120818_137835.html

李明博氏の必死の反日行動 背景に歴代大統領の不幸な末路も
2012.08.18 07:00

島を強奪し、実効支配している側が、これでもかと繰り広げる韓国の必死のパフォーマンス。韓流スターたちが竹島を目指して遠泳するに至っては、はたから見ても滑稽だが、そうとばかりはいっていられない。韓国は実効支配を強固にすべく、竹島沖に海洋基地建設のプロジェクトを進めているのだ。

 昨年4月の建設開始直後に、朝鮮日報が報じた「独島総合海洋科学基地」の完成予想図によると、竹島沖1kmのところに、海上38m、3階建ての延べ面積2700平方mの建物を造り、気象や地震、津波を観測するための機器を設置する。ヘリポートも備え、ご丁寧にも、屋上の建物の屋根には韓国国旗の太極文様が描かれている。今月12日まで開かれていた麗水万博の韓国のテーマ館にも、この予想図と同じ基地の模型やスライドが展示されていた。

 基地内の構造は公表されていないが、過去に韓国が建設した同様の海洋基地を例にすると、人が長期間滞在できるように、食堂やトイレ、寝室などを配したものになりそうだ。事業費は430億ウォン(約30億円)。観測のためにこれだけの額を注ぎ込むと、日本ならば事業仕分けですぐ「廃止」の烙印を押されそうな代物だが、韓国には真の目的がある。

 竹島周辺域の海底には、次世代エネルギーとして注目のメタンハイドレートが埋蔵されている可能性があり、韓国の調査によるとその量は50年間分。また、水産資源も豊富で、韓国は竹島周辺で、年間11兆6000億ウォン(約8100億円)の経済効果を期待している。裏を返せば日本は、自国領土内にあるこれだけの資源を、手をこまねくだけでみすみす奪われようとしているのだ。

 今回の李大統領の竹島訪問に対し、日本側が国際司法裁判所への提訴を口にしたことで、慌てて基地建設見合わせを発表した。しかしこれもポーズだろう。完成予定の今年12月には、大統領選挙が行なわれ、任期1期の大統領は来年2月限り。内向きの理屈からすれば、海洋基地で最後に功績を残そうとしたといえる。

 さらに背景には、これまで韓国では朴正煕(暗殺)、全斗煥(逮捕)、盧泰愚(逮捕)、盧武鉉(収賄疑惑の捜査中に自殺)……と多くの大統領が退任後に不幸な末路を迎えたという事実がある。李大統領は既に深刻な支持率低下に悩まされ、今年7月には前国会議員の実兄があっせん収財の罪で逮捕された。側近からも逮捕者が出ており、すでに政権の体をなしていない。

 竹島上陸後の会見では、天皇訪韓の条件は「謝罪」とまで言い放った李大統領。これらは、引退後を見据えた文字通り“必死”のパフォーマンスなのだ。

※週刊ポスト2012年8月31日号


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/605.html

記事 [お知らせ・管理20] 投稿版を間違いました。消し去って下さい。
済みませんでした。お手数をおかけします。

李明博氏の必死の反日行動 背景に歴代大統領の不幸な末路も (NEWポストセブン)
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/605.html
投稿者 福助 日時 2012 年 8 月 20 日 08:34:23: Bec2vmwBuKH7M
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/773.html

記事 [音楽8] ビリー・ジョエルで「ローラ」


http://www.asyura2.com/12/music8/msg/816.html

記事 [音楽8] ビリー・ジョエル「イタリアンレストランで」


http://www.asyura2.com/12/music8/msg/817.html

記事 [音楽8] ビリー・ジョエルで「Sleeping With The Television On」


http://www.asyura2.com/12/music8/msg/818.html
記事 [音楽8] ビリー・ジョエルで「ビッグ・ショット」



http://www.asyura2.com/12/music8/msg/819.html

記事 [音楽8] ビリー・ジョエルで「ストレンジャー」



http://www.asyura2.com/12/music8/msg/820.html

記事 [音楽8] ビリー・ジョエルで「Vienna」


http://www.asyura2.com/12/music8/msg/821.html

記事 [原発・フッ素26] ルポ 原発作業員 〜福島原発事故・2年目の夏〜
ルポ 原発作業員 〜福島原発事故・2年目の夏〜

ルポ 原発作業員 〜福島原発事故・2年目の夏〜 投稿者 tvpickup

NHK ETV特集 2012.8.19。

福島第一原発では、事故から一年たった今も毎日3000人の作業員が事故収束作業にあたっている。その6割が地元福島の人だ。故郷を放射能に汚染されてなお、原発での仕事を生活の糧にせざるを得ない。作業員たちはどのような状況に置かれ、どのような思いを抱えているのか。福島県東部の浜通りにある2つの下請け企業の協力を得て、その日々を見つめた。

大手プラントメーカーの下請けとして事故前から原発の仕事を続けてきた「東北イノベーター」。毎日12人の従業員が第一原発の仕事に向かう。事故前から20年以上、福島第一原発を中心に定期検査やメンテナンスの仕事を続けてきた。事故後、第一原発の現場では、毎時数ミリシーベルトを超える高線量の場所が数多くあり、毎日の被ばく量も「0.3」「1.8」と“ミリシーベルト単位”だ。そうした高い被ばくを伴う現場に夫を送り出す家族は不安な日々を送っている。

原発事故後、現場には大量の作業員が必要となり、これまで原発の仕事とは関わりの無かった人たちも原発での仕事を始めている。川内村の「渡辺重建」では、震災で仕事を失った若者たちに声をかけ、去年7月から第一原発での仕事を始めた。みな事故前は、バスの運転手やアパレル工場、ゴルフ場など、原発とは関係の無い現場で仕事をしてきた人たちだ。一年間で、40ミリシーベルト近くの被ばくをしており、法令の限度内とはいえ、健康への不安を感じている。

こうした下請け作業員の不安に地元福島で40年以上向き合ってきた石丸小四郎さん。被ばくによる労災 支援などを行ってきた石丸さんのもとには、今、作業員たちから現場の実態が寄せられている。その聞き取り調査から、原発での労働実態やその問題点も明らかになってきている。

http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0819.html

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/606.html

記事 [音楽8] ビリー・ジョエルで「ザンジバル」



http://www.asyura2.com/12/music8/msg/822.html

記事 [音楽8] ビリー・ジョエルで「She's Always A Woman」


http://www.asyura2.com/12/music8/msg/823.html

記事 [音楽8] ビリー・ジョエルで「ムービン・アウト」



http://www.asyura2.com/12/music8/msg/824.html

記事 [国際6] 何か大変な事が起きるぞ・・中央銀行とウォール街が何かに備え始めている?
http://oyoyo7.blog100.fc2.com/blog-entry-1870.html

昨今の怪しい経済情勢。
そろそろ爆発するのではないかと、私は睨んでいます。
そんな中、米国政府が、大量の弾薬を購入しているそうです。
米軍ではなく、米国政府です。
やはり、近々何かがあるということでしょうか?

★何か大変な事が起きるぞ
http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-402.html
Startling Evidence That Central Banks And Wall Street Insiders Are Rapidly Preparing For Something BIG

中央銀行とウォール街のインサイダー達が何か大きな事に急いで備え始めている驚くべき証拠


■中東開戦への準備? http://www.eagle-hit.com/
中東では間もなくラマダンが終わる。
以前指摘したように、中東開戦の可能性が高まりつつある。
16日の報道で、以下のような記事があった。

【ガスマスク入手を急ぐイスラエル市民−イラン攻撃に備え自衛】
イスラエル東部の都市、エルサレムのショッピングセンターでは、ガスマスクを入手しよ
うと住民が店頭に押し寄せた。イスラエル軍がイラン攻撃を決行し、その報復を受けた場
合に備え、市民は自分の身を守ろうと準備している。
自分と妻のために新しいマスクを取りにショッピングモールの配給センターにやってきた
経営学教授のヨーラム・ランズ氏(68)は、「国の指導者層の演説から、強硬姿勢をかな
り強めていることが伝わる。今回は本気のようだ」と語った。
イスラエルのネタニヤフ首相は今月1日、同国を訪問したパネッタ米国防長官に対し、イ
ランの核開発問題をめぐる平和的解決は「時間切れ」が迫っていると警告。また地元紙の
ハーレツは10日、ネタニヤフ首相とバラク国防相が11月6日の米大統領選挙の前にイラ
ンの核施設を爆撃することを検討していると報じた。イスラエル政府のマーク・レゲフ報
道官は、政府方針としてマスコミの憶測に対するコメントは控えるとした。
元司令官としてイスラエル軍の戦略策定に関わったことがあるシュロモ・ブロム氏は、
「ネタニヤフ首相とバラク国防相は目下、イラン攻撃へ向けイスラエル市民の準備を整え
ることに力を注いでいるようだ」と指摘。今後半年のうちに攻撃が実施される可能性があ
ると予想した。その上で、イスラエル政府が発する強硬な発言は一段と厳しい対イラン措
置を取るよう圧力をかけるため、国際社会に向けられていたと説明した。ブロム氏はテル
アビブ大学国家安全保障研究所(INSS)の上級研究員を務める。
<民間防衛の強化>
イスラエル指導者はイランの施設に攻撃を仕掛ける可能性を繰り返し強調してきたが、今
回はその言葉とともに、ミサイル攻撃の警報を携帯メールで流す新システムの構築やガス
マスク供給の拡大、新たな民間防衛担当相の任命など民間の防衛準備を進めている。イエ
ディオス・アーロノス紙は15日、北部の学校で新学期が始まる今月、ロケット弾攻撃に
備えた防空訓練が実施される予定だと報じた。同紙は情報源を明らかにせずに伝えた。
核開発をめぐるイランと世界主要国との協議は暗礁に乗り上げ、経済制裁を強化したもの
の、今のところイランの核開発プログラム停止に向けた効果は上がっていない。
イスラエルの動きは攻撃が近いことを示唆しているとの懸念から同国通貨シケルは約1年
3カ月ぶり安値に下落。代表的な株価指数であるテルアビブ25種指数は13日に3週間ぶ
り安値となった。ニューヨーク市場で最も取引が活発なイスラエル企業を対象とするブル
ームバーグのイスラエル・米国株式指数も3カ月ぶり大幅安となった。【ブルームバーグ 16日 03:21】

********************************
別の報道ではイランは6週間後の10月1日にも核弾頭を完成させうるとし
危機感を募らせているようだ。

エジプトとシリアは親密関係をもちイスラエル包囲網も着々と進んでおり、
逆に追い込まれているイスラエルがイランを空爆する日が近づいているようだ。

すでにイスラエルから国外へ移住している国民も増大しているという。
8月上旬から9月上旬の開戦が高まっている。

いずれにしても、同期するかたちで、世界的なインフレと食糧危機、
そして経済破局が襲い来るであろう...。


(参考記事)
米政府、戦略石油備蓄の放出を検討・・年初から燻る米の「火遊び」オプション!3度目の正直?
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/357.html

http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/783.html

記事 [音楽8] トラフィックで「グラッド」(別バージョンで再投稿)


http://www.asyura2.com/12/music8/msg/825.html
記事 [議論30] 「吉田審査補助員の旅費請求書について」
 吉田審査補助員の「旅費請求書」は、検審事務局で作成したものと推測できる。 その理由を次に述べよう。

@3枚ともワープロあるいはパソコンで作成されている。 本来「旅費請求書」は本人が出頭日にその都度作成して提出するものだが、手書きの文字は一つも見当たらない。 均等割付やフォントの大きさを変えてある一方で、本人が記入すべき部分も様式本来の文字と「文字の下の線」がそろっている。 これは紙で打ち出した様式に、あらためて必要な文字を打ち込んだものではない。 3枚の請求書の「検察審査会長」「住所」「氏名」の印字位置も同じである。


A出頭年月日、出頭場所から上の欄は本人が記入すべき箇所である。 請求額及び内容(起点、終点)は事務局でないと記入はできない。 しかし@でも述べたように文字の上下の乱れはない。 ということは一太郎あるいはワードの半完成データを吉田氏が持ち帰り自分のところで打ち込んで完成させたか、白紙データを持っている検審事務局が「すべてをやってやった」かのどちらかである。 つまり同一の者が作成しているのだ。


B起点、終点の場所名は、役所で使用している名前でないと後で読み替える手間が出てくる。 また本人に勝手に記入させると「路程賃」の箇所まで記入されかねない。 一回の往復金額は役所側で統一してある金額なはずである。 だから「請求額から下段」を勝手にいじって認印を押して出されては、あとで事務局が困るのだ。 とすればどちらが旅費請求書を作成したのかは自ずと明らかである。 検審事務局しかありえない。


C小沢氏案件の審査日は公表されていないが、開示された資料の解析で全貌が分かってきた。 他の案件も多く処理しているのに、なぜ小沢氏案件の処理日と断定できるのかは「吉田審査補助員も出頭しているらしい」からである。 検審事務局は「この日は小沢氏案件も審査しました」などとは一言も言っていない。 その吉田氏の出頭日を推測するのに使用したのは「旅費請求書」と「審査補助員の出頭回数」である。 


 では、吉田氏の旅費請求書を代行して支援してやっている検審事務局を、全面的に信頼して出頭日を推測してもかまわないのだろうか? 追求されている当の相手が出した資料を。 嘘は書かないにしても、マスキングの下に何が書いてあるのか書いてないのかは、閲覧者には分からないのだから。

http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/692.html

記事 [経世済民77] この国は金持ちと貧乏人に分断された。新富裕層と新貧困層の対決が始まった・・新階級間闘争?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33286?page=5

*** 罵り合う金持ちと貧乏人、それぞれの生活と主張
「税金払わないなら日本を出ていけ」「相続税100%にして同じ土俵で戦ってみろ」「脱税している金持ちを死刑に!」
 縮小し続ける経済下にあって、小さいパイを食えるのはわずか。残りは貧困に落ちる。「社会主義が最もうまくいった国」と揶揄されるほど国民が平等を満喫していた日本。あの頃にはもう戻れない。]


*** 表に出ていない本当の姿
 日本でいま、富めるものはますます富み、貧しいものはさらなる貧困に堕ちていく超「格差社会」が幕開けしている。
 会社の倒産やリストラで職を失った40~50代の中高年が、信じられないほどの貧困にあえいでいる。いままで見たこともなかったような新・貧困層が生まれている。

「正社員としての再就職がままならず、しかも年齢的な理由でアルバイトにすら採用されず、仕方なく最低賃金レベルの日雇い労働者として食いつないでいる人たちが貧困化しています。
 日雇いの仕事は製造業、引っ越し、チラシ配り、コールセンター、倉庫での荷積み作業など様々。仕事を求めて各地を転々とし、ネットカフェか健康ランドで寝泊まりする。それでいて最低賃金程度の時給だから、5時間働けても4000円弱の日当にしかならない。交通費も自己負担で、ネットカフェへの支払いやその日の食事に使えば、翌日に仕事がなければあっという間に貯えがゼロになってしまう」(派遣ユニオン書記次長の星野雄一氏)
 つい先日までスーツで決めていた中高年が、打って変わって隊列をなすように日銭を求めて全国を転々とする姿は想像するだけでおぞましいが、これが日本に突如として大量に出現した新・貧困層の一つの形である。


*** 金持ちの世界でも、新・富裕層といわれる人たちが現れ始めた。
公的なデータを見ると日本の富裕層は資産家、医者や弁護士などが多数を占めていることになっているが、現実は違う。新聞やテレビではあまり報じられないその実態を、本誌が真っ先に紹介しよう。
「組織に属さない新しいタイプの"自営業者"です。外資系証券から独立した金融コンサルタント、最新療法が人気という美容整形医、特許ビジネスで稼ぐ弁理士、ネット関連の起業家や新興企業を顧客に持つ弁護士など。

 それぞれ職種は違うものの、互いに顔見知りだというのがポイント。『上場したい』『弁護士を見つけたい』などというそれぞれのニーズを満たし仕事を融通しあっているのが特徴で、倍々ゲームで人脈を増やすことでビジネスを拡大させている。年収は数千万円以上から億を稼ぐ者もいる。六本木、西麻布、赤坂、品川あたりの高層マンションに住んでいる人が多いですね」(富裕層向けのコンサルタント業者)


*** 経済評論家の山崎元氏も、日本でついに超「格差社会」化の傾向が現れ始めたと指摘する。
「東京では子どもの学費も払えない人が多く住む区域がある一方で、子どもに高い教育を受けさせようとする金持ちが学校が多い文京区などに多く住むようになってきた。格差が日本以上に固定化しているイギリスのロンドンでは、同じような職業や収入の人たちが特定の地域に集まって、どのような家に生まれたかによって将来の職業まで決まってしまう。東京もロンドンのように金持ちと貧乏人が異なる場所に住み、まったく別の価値観を持って生きる社会に近づき始めているということでしょう」

 超「格差社会」は水面下でじわりじわりと進んでいる。東京で最も所得水準が低いエリアに足を運ぶと、その実態がさらに浮かび上がってきた。
 同エリアのとある駅を降りてみると、まず視界に入るのは都営住宅。住宅街や飲食店街と交差するようにサラ金の無人ATMや今では珍しいテレクラ店も堂々と営業している。パチンコ屋が何軒も立ち並び、どの店も流行っている。店員によれば「ここに来るのはほとんど地元の人。主婦と年金をもらっている人が大半ですね」。一人で遊んでいた主婦が言う。
「タバコも吸えるし、冷房もきいてるし、仲間とも会える。嫌なことも忘れられるから、毎日来るよ」
 救急車がサイレンを鳴らしながら通り過ぎて止まった。警察官も駆けつけてくる。一人の老人が仰向けに倒れている。近づくと、警察官が「おじさん名前は」「いつから飲んでるの」と、白昼の酔っぱらいだった。
 都営住宅群は何度も外壁の塗り直しをしているようだが、老朽化が目に付く。住民の高齢化が進んでいるようで、孤独死も多いという。敷地内の家庭菜園にはトマトやなす、ピーマン、ゴーヤにかぼちゃなどが実っている。鑑賞用ではなく、食べることを目的とした切実な畑だった。

*** 死ぬまでわかりあえない
「新・貧困層」はいま、何を感じ、何を思っているのか。彼らに話を聞くと、富裕層に対する憤りの言葉が口をついて出た。
「そもそも大王製紙の"カジノ王"みたいに、日本の金持ちって一族のカネを相続して資産を大量に持っているただのボンボンだろ。自分自身は無能でも相続税が低いから金持ちでいられるわけで、そんなやつが偉そうなこと言うなよ。
 鳩山由紀夫がまた42億円も母親から"子ども手当"をもらっていたでしょう。政治家にはこんなアホ二世、三世しかいない。安倍晋三がむかし『自助努力が必要』と言っていたけど、お前がいままで自助努力なんてしたことあんのかと突っ込みたいよ」(50代の派遣労働者)

「こないだ驚いたのはソニーのストリンガー(取締役会議長)が億単位の報酬をもらっていたこと。赤字を出し続けているのに責任は取らないで、リストラと工場閉鎖で日本の雇用に大打撃を与えた経営者にカネを与えるなんて、ふざけんな。売国奴として国外追放すべきだよ。

 政治家、経営者、ボンボンらが既得権益を守るために"談合"して金持ち優遇の税制を作って、貧乏人から搾取しているのが日本の構造ってこと。こう言われて悔しいなら、消費税じゃなくて相続税をいますぐ100%にして、俺たちと同じ土俵で勝負してみろ。自分がどれだけ世の中で通用しないかよくわかるはずです。どこにも雇ってもらえないし、工場労働者としてもまともに働けないに違いないからね」(40代の日雇い派遣)

 まるで憎しみ合う夫婦のように、死ぬまでわかりあえない。互いのことを見下し、罵り合い、自分の正当性を声高に叫ぶ。かつて「一億総中流」と呼ばれた日本で、いまだかつてない不平等感に国民が怒りを爆発させているのだ。

 きっかけは生活保護問題と民主党政権による税制改正。全国で国論を二分する議論が噴出し、互いが互いを「金持ちにちゃんと税金を払わせろ」「働かないものに税金を与えるな」と罵り合う舌戦が繰り広げられた。
 その結果、価値観が真っ二つに割れた金持ちと貧乏人が真っ向から対立する分断社会が到来したのだ。


*** 怒っているのは貧困層側だけではない。金持ちの怒りの声を聞こう。
「最近、生活保護を受給しているやつらの話が問題になったけど、もっと盛り上がって欲しいね。われわれが命をかけて稼いだ中から税金を納めているのに、生活保護を受けているやつらはろくに働こうともせず、もらった税金でパチンコや競馬をやったり酒を飲んだりしているから、心底許せないんです。日本国憲法でも労働は義務だと謳っていることを忘れているのかな。働かないなら日本を出て行けって思いますよ。

 まあ、グローバル競争の時代にあって、やつらが働こうとしても仕事はまったく見つからないでしょうけどね。こないだ仕事でタイに行ったら、まだ20代前半の若い売春婦が日本語も英語もペラペラなわけ。聞くと、インターネットで日本人やアメリカ人のアーティストの映像を見て、それで語学をマスターしたっていうんだからたいしたもんだ。
 努力もしないで高い収入だけ求めるバカな日本人よりよっぽど優れていて、かつ低賃金でも働きたいという人が中国やインドなど海外には山ほどいる。いま世界を見渡して、日本人を雇いたいなんていう経営者はまず一人もいませんよ。生活保護を受けている日本人にはいますぐ東南アジアに行って、売春婦からやり直したらどうって、言いたいね。それも嫌なら、働かざる者食うべからず。野垂れ死んだらいい」(40代のファンドマネージャー)

「そもそもお前らは、二言目には政府にカネをくれって言って、大人なんだから生活費くらい自分で稼げよ。子ども手当が減らされたとか言って政府を批判するのもちゃんちゃらおかしくて、子どもを育てるカネも稼げないんなら、子作りすんなって言うの。
氷河期に育ったから就職できないと嘆く若者も多いけど、大手志向が強くて人手不足に悩む中小企業などには見向きもしないでしょう。一方でおっさんたちには『あんたたちは時代が良かった』と愚痴を言う。なめんな! 仕事が欲しけりゃ、自分の手でもぎとるのが常識だろう。3K仕事からでもいいからまずやってみろよ、と」(30代の起業家)


*** 貧乏人は貧乏人と結婚する
 こうした意見に対して、貧乏人側は再反論する。
「日本の金持ちがいま大挙してスイスとかに資産を逃している。アタッシェケースに現金を詰め込んで、脱法的にアジアにカネを持ち出しているやつも多い。誰もが名前を知っている有名人が、海外ネットワークを利用した脱税スキームで税金逃れしているのも業界の常識らしいじゃないか。
 ちゃんと税金払ってからモノを言えっての。そもそも脱税をしているんだから厳正に処罰、こいつら全員死刑にすべきでしょ。牢屋に入るのがいやなら、お前らこそ日本を出て行け」(40代のフリーター)

 金持ちは貧乏人を「自己責任」だと批判し、貧乏人は金持ちに「出自や制度のおかげだ」と応酬する。歩み寄る着地点が見出せないから、罵り合いはヒートアップするばかりだ。実際、両者の生活環境の差はあまりに大きい。

 東京・港区の高級住宅地(元麻布、南麻布)は都内で最も一人当たり課税対象所得額が高い区、つまりは日本一の金持ちエリアだけあって、巨大な邸宅やレンガ張りの低層マンションが並び、戸建ての塀は高く中を覗き見ることもままならない。麻布台や麻布山と地元の人間から呼ばれるこのエリアの住民の実態を、地元不動産業者がこう言う。
「代々こちらに住み続けられる方が多く、バブル長者などはなかなか入ってきません。赤坂や六本木のタワーマンションに部屋をお持ちだったりする方も多いですよ。税金対策ですね。都内にいくつもの高級物件を持って、それを回して生活している方も何人か存じ上げております」
 歩道を歩く人影は少ない。自動車移動がメインなのだ。目に付くのは高級車ばかりで、ベントレーやベンツ、アウディにBMW、レクサスなどが悠々と車道を進む。丘の上から降りてきた女性に声をかけると、「私はメイドです」と流暢な日本語で答えたのはフィリピン出身の家政婦だった。
 広尾側の商店街を行くと、通りに面したイタリア料理店で母子が会話をしている。「どれにする」「ぼく、これ」と、指をさしたのは、500円のトマトと夏野菜の冷製スープだ。あるマンションの管理人が話してくれた。
「部屋に置く観葉植物もレンタルで、庭があっても管理もすべて業者任せ。掃除も調理もすべて業者に任せる家庭もあります。信じられない金持ちばかりですよ」

これだけではない。次のような新・富裕層、新・貧困層も出てきており、格差の拡大を助長しているのだ。
「たとえばいま結婚格差が広がっていて、かつては高所得の夫の妻は専業主婦、低所得の夫の妻は働くことで世帯収入格差が縮小していたが、いまは高所得の男性と高所得の女性の夫婦が結婚、低所得の夫が低所得の妻と一緒になるケースが増えている。また高所得の夫を求めるも相手を見つけられずにずっと独り身でいる女性と、前述のような夫を見つけた女性との格差も拡大しています」(ニッセイ基礎研究所主任研究員の土堤内昭雄氏)

 所得格差が固定化し、新・富裕層と新・貧困層が互いに憎みあうまでに事態は進行している。二つの階層の「対決」が始まっているのだ。

「親が金持ちだから東大に行けると俺たちのことを批判するバカがいるけど、実際に東大に合格してから言って欲しいね。はっきり言って、親が貧乏なやつ、塾にも通わずに地頭で勝負するやつがワンサカ東大にはいるんだよ。親のせいにして自分の無能さを見てみぬフリしているだけだろ。それに貧乏だから結婚できないと嘆く男のいかに多いことか。女はカネしか見ていないと思うその陰気な性格こそが女性に嫌われる理由だとなぜ気づかない」(30代の経営コンサルタント)

「最近、金融屋たちがインサイダーで情報を流して、儲けあっていたことがバレたでしょう。要するに"犯罪"に手を染めてカネ儲けしていた。いま流行っている携帯ゲームで儲けたやつらだって、小学生や中高生からカネをぼっていた。そんなモラルのないやつらに、私たちみたいな日本の製造業を足元で支えている人間の文句を言う資格はない。そう思わないですか」(40代の工場労働者)


*** 京都大学名誉教授の竹内洋氏は、想像力、理解力が失われたことが「対決」につながっていると言う。
「かつては富裕層の子も貧困層の子も同じ公立学校で机を並べ、互いに対して理解があったが、いまは豊かな家庭の子は幼稚園、小学校、中学校と私立に通うから、幼い頃から裕福でない家庭の子とまったく交流しなくなっている。そして貧困層と富裕層、低学歴と高学歴が交わらなくなることで、互いに対する想像力を失い、感情の対立が起きるようになっているのです」
 生まれた家、地域によって通う学校、就職先から金持ち、貧乏人になるかまでが大半決まってしまい、互いが永遠に交わらず、罵り合う。これがナマナマしい超「格差社会」の実態なのだ。

(週刊現代 2012年8月18・25日号)

http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/367.html

記事 [原発・フッ素26] 日本エートスの推進者のアジテーション;田中俊一「それでも福島県民は、福島で生活しなければならない!」
田中俊一氏はつい最近何をやったか。あの「エートス」をやっている。
日本政府の通達を強烈に批判して講演した。
こうだ。

https://docs.google.com/file/d/0BxqSmDmQ78xCYnpXQ0piZHpSRVdxZUp1cEJtazNCQQ/edit?pli=1

田中俊一が原子力委員会の委員長にスルということは
日本中がエートス地域にされるということだ。
にっぽんエートス、列島エートスだ。
日本中が放射能だらけにされ、
救出のされず放置されてしまう

ということになるだろう。

何を大袈裟なと思うひとも居るかもしれない。が
加害者がわに検証・被害処理・補償を一任して許すことだ。
もうすでに進行しているが、その傲慢な強烈さを
しかし田中俊一氏本人に語ってもらおう。
https://docs.google.com/file/d/0BxqSmDmQ78xCYnpXQ0piZHpSRVdxZUp1cEJtazNCQQ/edit?pli=1

「福島県民」の「不安」をとりあげるふりをしながら、「元の生活」にもどりたいだろとまとめあげる。
不安の原因は一部学者がICRPとことなることを言ってあおるからだそうだ。
政府までが科学的根拠なく食品摂取基準をひきさげてしまって県の農水産業に打撃を与えたからだそうだ。
「なんじょしたらいいべ?」
<それでも福島県民は、福島で生活しなければならない!>
長期の避難生活を受け入れますか?
故郷を放棄しますか?

(投稿者は読んでびっくり。そのノリの悪質さ、手口にあきれ、裏で下書きする背景者と前例を考えた。)
………………田中俊一氏講演pdf………………………………

2012年2月26日
https://docs.google.com/file/d/0BxqSmDmQ78xCYnpXQ0piZHpSRVdxZUp1cEJtazNCQQ/edit?pli=1
「 <第2回福島原発事故による
長期影響地域の生活回復 のための ダイアローグセミナー>
伊達市ダイアローグセミナー
<<福島の生活の将来像>>
放射線安全フォーラム 田中俊一 」
…………………………………………………………………..
(表紙込みで10枚のスライド)
(この中でスゴイことを語ってしまったのだ。)
https://docs.google.com/file/d/0BxqSmDmQ78xCYnpXQ0piZHpSRVdxZUp1cEJtazNCQQ/edit?pli=1


要約するとこうだ。

(1頁) 
福島県民の願いと不安(ストレス)
・・・
ここに住んでいて大丈夫か・・・
内部被ばくがとにかく怖い・・・
農業や酪農が再開できるのか・・・
避難が長びいて、生活設計の見通しが立たない。・・・

====>{  一刻も早く元の生活に戻りたい!  }

(投稿者;「県民の願いと不安」と言いながら、実はアオリをやっているではないか!驚くべき内容だ。
「県民の願いと不安」などと言っているがじつは願いと不安を集めた「ふう」を装おっているだけだ。
なぜなら、さいごの矢印の先の言葉「一刻も早く元の生活に戻りたい!」が丸ごと集約して、別方向へ刈り取ってしまっているからだ。象徴している。

何をこれから原子力利権産業がやらかそうとしているか。下心が透けて見えるとさえ言えよう。事故後の正確な現象現実の把握や分析ではなく、冷静な現実認識でもない。

「みんなー!元の生活に戻りたいんだろ〜?」こう言っているのだ。アジってスライドプレゼンを開始しているではないか!おどろいた。スゴイことだ。これが「学者」のやる事か!いっちょ前のアジテーターや詐欺師を目刺している学生諸君はよくマナんで参考にしてくれw)

(2頁)
<事故か一年後の現実>(Rearity after one year)(←カッコの中、わざわざ英語で。
いったいどういうワケがある?:投稿者)
「福島県の復興への展望が遠ざかり、将来への不安が拡大」
「原因」
科学的合理性を欠いた放射線防護基準
県民不安
国が除染取組を停滞、除染への期待と復興への希望を失いつつある
県の現状を無視した食品基準の切り下げ、県の農水産業は極めて深刻な打撃をうけ・・・


(3頁)
「 <合理性に欠いた放射線防護基準の変更>
・内部被ばく線量を生涯100mSv以下とする。
・科学的合理性のない食品摂取基準の切り下げ。
・科学的合理性のない水田の耕作制限措置。
福島県民を差別し、除染を妨げる除染電離則の制定。
政府の下で専門家がまとめた低線量被ばくのリスク管理に関するWG(ワーキンググループ、のことと思われる:投稿者)の報告書(平成23年12月22日)は、上記の通達では全く無視されている。
<理解できない!>
(4頁)
(食品安全委員会の 新基準 (4月1日実施)にたいし
「管理基準を切り下げる理由はない」
(改定しなくて旧基準であっても)「平均で0.1mSvと、暫定基準の約50分の1と評価している。」
(旧管理基準によっても)被ばく線量は、食品安全委員会の目指す年間1mSvを十分にしたまわっている」「暫定基準を下げる合理的なりゆうは全くない」

牛乳、(「現行基準」)200Bq/kg → 10Bq/kg(新基準)。   欧州1000Bq/kg
野菜、穀類、魚・・・500Bq/kg  → 100Bq/kg新基準)。   欧州1250Bq/kg

(投稿者:水や牛乳が200Bq/kgは高すぎだろう。穀類500Bq/kgも高すぎだろ。
2009年のフランスのドキュメンタリー(昨年犬HKのBSで放送したそう)を思い出してください。3/7の8分ごろからと4/7とにはソ連のシベリアマヤーク核惨事の話が出てくる。オビ川上流のテチャ川のムスリュモヴォ村。48歳になる前に息子が去年死んだという老人の言葉が出てくる。おれたちゃモルモットだったんだと。検査機関が毎年、牛乳の放射能を測りに来るけど値がいくつか教えてくれないのよーと老女。役所の疫学調査専門家は、何万人も調べた、放射能値が高いほど死亡すると、伏し目がちにフランスTVに語る・・・川の魚と土壌を採取してフランスに持ち帰った・・・
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/556.html
「 終わらない悪夢4-7放射性廃棄物はどこへ」1分25秒くらいから

クリラドで検査したらセシウムで

土手の土が 18万ベクレル毎kg
川の魚が  600ベクレル毎kg
牛乳が   24ベクレル毎kg

だと言っている。これが子どもが病気になり息子が47歳で癌で死んでしまう値だ。
この牛乳の8倍以上も高い放射能値200ベクレル毎kgで平気ヘイキとプレゼンやってるのが
田中俊一しだ。
事故から50年後になって ムスリュモヴォ村の生き残った老人たちが
「わたしたちはモルモットみたいなもんさ。・・・わざとここで生活させられているんだろう・・・」
と言わざる得ない値だ。)

(5頁)
<食品摂取基準切り下げに伴う
福島での生活や農水産業等に影響>
@
「摂取基準を下げても、被ばく線量低下にはつながらない
にも拘わらず住民の不安や損害だけが増える。」
略・・・

(これはすごい言いグサだ。政府の基準が低すぎるから福島県民は不安と損害が増えるってえ?!!!!こういうことを公然と講演する人間をば、原発放射能の最高責任者に、政府が任命しようとしているノダ。)(「摂取基準を下げても、被ばく線量低下にはつながらない」なんて意味がわからない。どうせ日本中に散らばるんだーという意味?)

(6頁)
「実態を無視した除染電離則」

妊娠女性腹部表面の上限を2mSvとするのは

「福島県では子供が産めなくなるような通達。」
{ ===>ICRPは如何に考える? }


(7頁)
「どうすべきか?
(なんじょしたら、いいべ?)」

(8頁)
「 <それでも福島県民は、福島で生活しなければならない!>
・自らの力で自らの故郷を取り戻す覚悟をもち、行動すること
(怒りを復興のためのエネルギーに変えることが必要)
長期の避難生活を受け入れますか?
故郷を放棄しますか?
・放射能・放射線に対するストレスを克服するために、正しい知識を身につけること。
恐怖心だけで生きていけますか?
じょせんした廃棄物処分を受け入れることは出来ませんか?
・被害者意識を乗り越えること。
他人(国、国民)は、いつまでもたせけてくれると思いますか?
誰かが環境を回復してくれるまで待てますか?

頑張ろう福島! 負けるな福島!
へこたれません伊達!!  」

(9頁)
「 安心して生活できる環境を短期間で取り戻すことは不可能です。除染をしても、相当の長期間にわたって通常と比べて高い放射線・放射能環境下で生活することを余儀なくされます。

福島県民の立場に立った、科学的で合理性のある放射線防護基準、及び県民の健康と安心につながる対策と、県民の主体的な取り組みを最大限尊重し、支援することを国に求めつつ、自らの力で福島県の復興を目指す覚悟が何より大切です。

加えて、こうした状況を克服するためには、適切な放射線・放射能に対する対策を講じると同時に、放射線リスクについての知識を学び、不安やストレスを軽減する知恵を身につけることが大事です。」


「安心、安全のために取り組むべき課題」
===>
健康診断・健康相談システム
個人の被ばく線量のモニタリング
放射能測システム
[ 放射線リスクの理解 ]
風評被害対策
仕事(雇用機会)創生  」

…………………以上、田中俊一pdfおわり………………………


最後のとこも重要だ。基準値は引き揚げ汚染物食っても平気、そのまま住んでね。安心できる科学知識をべんきょうしてね。それでも

「安心して生活できる環境を短期間で取り戻すことは不可能です。除染をしても、相当の長期間にわたって通常と比べて高い放射線・放射能環境下で生活することを余儀なくされます 」

などと述べている。ホントの事はかれらは知っているのだ。知ってていっているのだ。
どんな危険があろうと自分の身に着けたリスク軽減の知恵で克服してねってかいてある。
最初から逃げ、っていうか差後のページに逃げがうってあるのだ!あきれた話だ!

今現在、日本エートスが進行中だ。福島だけではない。

http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo16/siryo2.pdf#page=5
2011.5.24
第16回原子力委員会
河田東海夫
(NUMO フェロー)

これの20ページと21ページの下から6行目
土壌汚染対策のことではあるが
準備組織の検討事項として
「住民参加のメカニズム」
が考察されている。東電の撒いた放射能を住民組織を組織化して対処することが組み込まれている。あたりまえのように。
去年の事故直後に基準値が一気に引き上げられたのも事故対応の名で事故後の日本エートスを準備突入するものであったのだと、今から見れば、判明する。


田中俊一しのスライドはアジテーションとして出来ていて、国を批判してみせながら最後はこっそり逃げているし、なにより上から説教たれる口調、恫喝するような文句で困らせている。これらの点で
「エートス」伝授の理論;「住民の自主的」云々からは“落第”と言っていいだろう。もっともエートス自身がもともとそういうもんで、ほんとの自主なんてのありえないのだが。放射能をまかれたのは他人によってだ。異物の人工物によって私達は病気になり死のうとさせられているのだ。ここを誤魔化しちゃいかん。

田中俊一しのような、国民捨て置き、国土汚染拡散、被ばく地放置のエートス、を実践する人物に日本をまかせてられない。汚染地住民を避難させうる、汚染を封じ込めうる人物でなけりゃ日本全土は救いようないであろう。

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/607.html

記事 [社会問題8] 「降伏」の意味すること・・虚構だった戦後(民主主義)!本来の「敗戦」が露呈している!
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=267810

日本政府は「連合国最高司令官からの要求にすべてしたがう」こと、これが降伏文書の中身でした。

日本は1945年9月2日、降伏しました。「米国のいうことにはなんでもしたがいます」というのが条件です。それが1945年9月2日から1951年9月8日(日本時間9日)のサンフランシスコ講和条約までの日本の姿なのです。
事実、1945年9月2日、日本は降伏文書に署名した直後、降伏とはなにを意味するかというきびしい現実を思い知らされることになります。

1945年9月2日午前9時、降伏文書の署名式が始まり、9時20分、マッカーサー元帥は署名式の終了を告げました。当初日本政府は、できれば米軍を東京に入れたくない、横浜ですべての交渉をしたいと思っておりました。まだ占領の怖さを甘く見ていたのです。外務官僚の鈴木九萬が公使となり、米軍との折衝にあたっていました。

同じ9月2日の午後4時、参謀次長マーシャル少将が鈴木公使に自分のところに来るよう求めます。ここでマーシャル少将はおどろくべき命令を鈴木公使にのべたのです。
「実は明朝10時に3カ条の布告(=三布告)を交付する予定だ。文書を事前に渡すので、公表の手続きを至急とるように」
この三布告にはすごい内容が書かれてありました。

布告第一:日本全域の住民は、連合国最高司令官の軍事管理のもとにおく。行政、立法、司法のすべての機能は最高司令官の権力のもとに行使される。英語を公用語とする。
布告第二:米側に対する違反は米国の軍事裁判で処罰する。
布告第三:米国軍票を法定通貨とする。

お金は米軍が印刷した紙幣(軍票)、裁判権は米軍、公用語は英語ですから、ほとんど軍事植民地です。

「日本を米軍の軍事管理のもとにおき、公用語を英語とする」
「米軍に対する違反は軍事裁判で処分する」
「通貨を米軍の軍票とする」
というのが最初の布告案でした。

この三布告は重光葵外務大臣の必死の折衝によって、翌朝、マッカーサーの権限で撤回することになりました。

行政、立法、司法を握られ、公用語を変えられ、通貨発行権まで渡すとなると、日本はもはや国家ではありません。
当時の内閣は相当なショックを受けたでしょう。すんでのところで撤回されましたが、交付されていれば日本の戦後社会はまったく違った道を歩むことになったに違いありません。
(『戦後史の正体』孫崎享著 第1章「終戦」から占領へ より抜粋、転載)

■67回目の終戦記念日と明治から100年目の2012年を、戦後日本の敗北と位置付けるべし!?
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/286890908.html

言いたい放題の巻!
昨日の8月15日は67回目の終戦記念日でした。
玉音放送を自分の耳で聞き敗戦の体験をリアルに記憶している方は実質70歳以上であり、現在の日本人の大多数が「戦争を知らずに〜僕らは育った〜」世代となりました。

更に今年の2012年夏は、明治が終わり大正時代が始まった1912年7月30日から100年を迎える節目とも重なりました。

100歳以上の方は日本の強烈な浮き沈みを2度は人生の中で体験した(している)のかも知れないし、多くの人は1度、若者は停滞と沈みだけを1度体験している最中かも知れません・・。
若者が2度体験する希望はあるのだろうか?

以前も書いたことがありますが、節目の年に「戦後日本」の敗北宣告でもした方が良いのではないでしょうか!?

・関東大震災(1923年)と東日本大震災(2011年)
・広島・長崎の原爆(1945年)と福島の原発(2011年)
・戦前日本の帝国主義と現状頻発する日本の領土問題(領土拡大と領土縮小?)

尖閣漁船事件(2010年)と福島原発事故(2011年)時の総理大臣を務めていたのが、昭和21年生まれで若い頃は学生運動のリーダーを務めた団塊世代であり、重要問題への対処も評価できるものではなかった。

更に、事故時の東京電力社長も昭和19年生まれであり、政府と共に戦時中の「大本営発表」とも酷似しているような事実を隠蔽して事の重大さを知らせずに国民を騙すようなこの国のリーダーの体質は、67年が経過しても67年の経験を積んだ「戦後民主主義」の体現者にして「戦後日本」の申し子達がしっかり継承していて、本質は戦前と何も変わっていないことをまざまざと見せ付けた。

これだけ似たような現象が重なると、イロイロな意味で「戦後日本」の敗北を認めて白旗を振った方が良いのでは?

決してネガティブなことが言いたいのではない。
今の日本に欠けているのは「玉音放送」のように国民全員が敗北と過去の間違いを一斉に受け入れるという何らかのわかりやすい「象徴」だと思う。

焼け野原から奇跡の復興を始めるためには、敗北を認めて受け入れ、イロイロなものをリセットする(敢えて野原を焼くことも)必要がある。

もう片道の燃料しか残っていないと薄々は感じながら、お国のために(実は既得権益を握っている自分達のために)若者を神風特攻隊に乗せるような、醜悪を美と偽るようなメンタリティーが日本社会にそのまま継承されているといえば言い過ぎだろうか?

若者と未来を過去の犠牲にするのではなく、日本が未来に勝つために、戦後日本の敗北宣言が必要ではないかと思う。

こんな話を書こうと思ったら、領土問題が一気にきな臭くなってきましたね。

尖閣・北方・竹島と、中国・ロシア・韓国・東京都(!?)と日本国の領土問題は一気に噴き出してきたようでも連鎖している訳で、日本の弱腰だった打ち手が舐められ周囲から「いじめられっ子」扱いされていることは間違いない。(東京都にも!?)

これでは「敗戦」ではなく「開戦」と酷似しそうですが(煽りたい訳ではなく冷戦状態も含めて短期的な解決は難しい)、これも2012年選挙イヤーで韓国の大統領が大衆感情を煽って迎合した世界的な「民主主義」の堕落に関係しているとも言えます。

やっぱり2012年は日本と世界、政治と経済にとって(戦後日本の敗北宣言は別にして)「なんか持っている」特別なイヤーなのかも知れませんね!?

私から見れば、「戦争を知らずに〜育った〜僕ら」にイロイロな意味で「戦後日本」が問われていることは間違いないのですけど!?

http://www.asyura2.com/10/social8/msg/849.html

記事 [雑談専用40] 「カーネーション」作者、渡辺あやさんの講演―「作ること 学ぶこと」―を聴いてきた。

全教主催の「教育のつどい2012in兵庫」が8月17日〜19日の日程で開かれた。初日、17日は午後から神戸三宮の国際会館で全体会(参加費は3日間共通で1000円)。右翼の妨害行動に備えて地下鉄「花時計前」改札口横にある地下入り口からだけに入場が限られていた。街宣車が喧しくがなりたてるなか無事入場。お目当ては、NHK朝ドラ「カーネーション」の作者である脚本家渡辺あやさんの講演である。

渡辺あやさんは大勢の前での講演は苦手と感じて、これまで申し出があっても断って来られたらしい。お話を聞いて確かに講演は不慣れだなと感じたが、だがそれがまた内容に合った語り口になって効果的だった。

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 私のプロフィール

 ほとんど講演を断ってきた私が今回引き受けたのは、聞いて下さる方が私の話を補ってくださると思えたからです。私は、脚本家であり、島根にすむ二児の母でもあります。日本がバブルのころに学生時代を過ごし、卒業して就職。そこで主人と出会い、主人の仕事の関係でドイツのハンブルグで4年間本当に楽しく過ごしました。ところが、主人が家業を継ぐことになり、島根の田舎で赤ちゃんと二人の生活をすることになりました。その生活が楽しくなく、めそめそしている生活を卒業したいと思い、物語を作り始めました。さらに、作品を人に見てもらいたくなり、岩井俊二監督に見てもらいました。

厳しいコメントでへこむこともありましたが、面白さに目覚めた私はそのコメントにくらいつき、プロの脚本家をめざしました。それから9年。脚本家と家庭生活を今も両立させています。

 父の謎

 私の父は小学校の教師をしていました。父は、変わった人で、あの人が小学校の教師かと思えるほど、大人としても父としてもダメな人でした。そんな父が、教師としては優れていて、子どもにも保護者にも慕われていたのです。私には、そこが父の謎でした。

 父は、急に学校に行かなくなり、長い時には三か月も休みました。家でごろごろ寝ころんで酒ばかり呑んでいるのです。そんな父にもかかわらず、子どもも保護者も学校に戻ってほしいと望み、退職し10年たっても挨拶に保護者や子どもたちが家に来るのです。

 父が担任すると、子どもたちが生き生きしだし、日を輝かせるのです。他の先生が父に方法を尋ねても、何を言っているかさっぱりわからない。まるで長嶋茂雄のようなのです。父の教え子がしっかり手を挙げているのを見て、どうしたらいいかと尋ねたら、「小指を見せて」といえばよいといったそうです。しかし、他の人が同じことをしても、うまくはいきません。そこまでいくには、その前に父と子どもたちとの間に何かあったはずです。父は、「担任して3日以内に子どもの声と顔を覚えないと、1年間ぐだぐだになる。」といっていました。それには、相当の努力があったはずです。その父の理想と現実に無理が生じ、学校に行かなくなるということも起きたのでしょう。

私の場合、お客は初めから見るつもりですから集中してくださるし、美男美女を配置したりするなど、さまぎまな工夫もできます。それに対して、子どもは集中したいとも思っていませんし、まして勉強ですから、父も含め先生は優れたエンタテイナーだと思います。

 「その町のこども」が父に受けたわけ

 父は、水戸黄門のような筋がはっきりしたものしか見ない人でした。その父が、私が2010年に作った「その町の子ども」という阪神淡路大震災を題材にした作品に反応し、DVDを何回も見るのです。どうして父にヒットしたのか、理由がわからなかったのです。森山未来さんと佐藤江梨子さん演じる二人が、1月16日夕方に新神戸駅で出会い、街を歩きながらお話しするというものです。ドキュメンタリーのカメラマンが撮影し、二人にはセリフが聞こえにくくてもいいから、自分本人でいてほしいといいました。父も、生の子どもを相手にしていましたから、この作品を芝居っぽくせず生っぼいものにしたところに、響くものがあったのではないかと思います。

 人の生きる力になる作品を作りたい

 父もそうであったように、私も人の役に立つ・人の生きる力になる作品を作りたいと思っています。まず、そんな力がドラマにあるのかということですが、2007年「天然コケッコー」を見て、風邪をひいていたけれど体調がよくなったという人が何人もいました。その時、ゆったりとした作品は2時間見ることで体調にも影響すると確信したのです。これは逆に怖いことでもあります。どんな作品が人に生きる力につながるかはとても難しいことだからです。太っている人に、「太っていないよ」といえば、太っている人を悪くいうことにもなります。傷つけることにもなります。

 カーネーションという1回15分、40時間の作品を作るときに考えたのは、正直な作り方をしようということです。そのことで感じが悪くなっても、視聴者に怒られてもそうしようと思いました。理由があったわけでなく、直感的にそう思いました。不自然な解決に向かうと淋しいし、へんに変わると裏切られたと思うし、嘘に触れると傷つくものです。広告もそうですし、政治家の話もそうです。ですから、自分が作るときは正直でありたいと思ったのです。立派でなくても嘘をつかない作品にしたかったのです。

 上手な整体師はツボから少しずれたところを押すそうです。そうすると、患者のほうが体を動かして、整体師の指をツボに持っていくそうです。作品で自分の考えを視聴者に届けるときも、相手が取りに来て下さるようなものにすることが、生きる力になる作品だと思います。カーネーションがどうだったかは分かりませんが、輝いたスタッフの姿を見られたことは自信になりました。

 父は、最後に障害児学級を担任して退職しました。最後にもった肢体不自由児のユー君のお母さんが、「この子が障害を持ったお蔭で家族が一つになれた。だから、障害を持てて良かった」といわれたといいます。そのユー君が少し歩けるようになり、卒業式では父が名前を呼び、ユー君が証書を取りにいったそうです。父は、淡々と言ったがそこに美しいものを感じました。作品は自分が作れる準備ができたとき、向こうからやってくるように思います。

これで、終わります。

http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/176.html

記事 [文化2] 雑談板リンク:「カーネーション」作者、渡辺あやさんの講演―「作ること 学ぶこと」―を聴いてきた。
「カーネーション」作者、渡辺あやさんの講演―「作ること 学ぶこと」―を聴いてきた。
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/176.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 8 月 20 日 11:18:35: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/607.html

記事 [日本の事件30] 科捜研 鑑定デッチ上げで再注目される毒カレー事件 和歌山県警 激震 
科捜研 鑑定デッチ上げで再注目される毒カレー事件 和歌山県警 激震
http://gendai.net/articles/view/syakai/138261
2012年8月17日 日刊ゲンダイ


<再審請求の行方はどうなる>

 和歌山県警に激震が走っている。捜査で押収した証拠品を分析する県警科学捜査研究所(科捜研)で、男性主任研究員(49)による鑑定結果の捏造(ねつぞう)が発覚したからだ。主任研究員は、別の事件の鑑定データを流用したり、鑑定書に所長の公印を勝手に押したりする手口で鑑定結果をデッチ上げた。県警の捜査で、10年5月〜12年6月の間に少なくとも計8回の捏造が確認されたという。

 捏造鑑定書が作られていたのは、交通事故や無理心中、変死などの事件。虚偽公文書作成・同行使容疑で捜査している県警は、これらの鑑定書について「内部の説明資料」「鑑定自体には問題なし」と平静を装っているが、とんでもない話である。

「科捜研の鑑定結果は、裁判で有罪、無罪を判断するキメ手となる“超一級の証拠”です。その証拠を捏造なんて前代未聞。郵便不正事件や小沢事件で発覚した検察の捏造調書と同じか、それ以上にタチが悪い。主任研究員は『見栄えのよい資料を作りたかった』と出来心を強調しているが、証拠品に対する意識が低過ぎる。主任がこんな認識では、組織全体で捏造が常態化していたとみられても仕方ありませんよ」(元検事の弁護士)

 問題なのは、この捏造発覚が過去の重大事件にも影響を及ぼしかねないことだ。和歌山といえば、思い出すのは、98年7月の「和歌山毒カレー事件」だ。この事件では和歌山県警科捜研が当初、原因毒物を「青酸化合物」と誤鑑定する“大失態”を起こしていた。

「『ヒ素』と特定したのは、警察庁科学警察研究所(科警研)で、事件発生から9日後でした。この初動捜査の遅れが事件解明を困難にさせ、捜査の迷走を招いたのは間違いないでしょう。そのうえ、公判では、弁護人が『鑑定資料の収集、保管の過程がズサンで不透明』『保管や受け渡しの際の状況が、写真などの客観的証拠で保全されていない』と科捜研の不手際を批判しました。結局、事件は09年5月に最高裁で林真須美の死刑が確定=再審請求中=しましたが、状況証拠だけで死刑判決となった異例の事件だけに、今回の科捜研の捏造事件はカレー事件にも波紋が広がるかもしれません」(司法ジャーナリスト)

 問題の主任研究員は、85年に技術職員として採用されたというから、カレー事件当時も在籍していたことになる。

 今回の捏造発覚で、林真須美の弁護団は再審請求の攻勢を増すだろう。今ごろ、和歌山県警は頭を抱えているんじゃないか。



http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/508.html

記事 [経世済民77] 今や“三平女子”の希望年収さえ満たせる男はなし! 半数以上の女性が理想を追い求め続けるか、結婚を諦めてしまう
「ロス婚」漂流記〜なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

【第36回】 2012年8月20日
宮崎智之 [プレスラボ/ライター]
 

今や“三平女子”の希望年収さえ満たせる男はなし!?
婚活女性の平均感覚が現実とズレまくる本当の理由  

“三平女子”の理想も高望みに?
「結婚とお金」の憂鬱な現実

 結婚には愛が必要だが、お金も必要だ。先立つものがなければ、せっかく育んだ愛が冷めてしまうこともあろう。ということで、今回のテーマは「結婚とお金」である。

 理想の結婚を考えるときに話題に上がるのが、相手の年収だ。結婚相手紹介サービス「ノッツェ」を運営する結婚情報センターの調査によると、結婚の条件として「三高」(高収入・高身長・高学歴)を求めている女性は19.1%。一方で「三平」(平均的な年収・平凡な外見・平穏な性格)は72.8%だった。

 不況や晩婚化の影響か、この結果を見る限りは一時期より高望みする女性が少なくなったように思える。

 ただ、同じ調査結果を詳しく見てみると、理想と現実が大きくかけ離れていることがわかる。というのも、「三平」との回答が多かった女性に「希望年収」を聞くと、平均で682.6万円。しかしそれに対して、民間企業に勤める男性の平均給与は507.4万円(国税庁調べ)というのが現実なのである。

 あえてもう一度言うが、三平とは「平均的な年収」などを求めることだ。しかし、女性が男性に希望する年収と、現実の「平均的な年収」との間には、180万円近い格差がある。全くもって、三平とはほど遠い理想像だと言える。

 なぜ、このような事態に陥ってしまっているのか。

 原因を考える前に、結婚情報センターが調べた「女性が男性に希望する年収」と、国税庁調べによる実際の平均年収を年代別に見比べたデータを、次ページからチェックしていこう。相手の年収は年齢によっても変わってくるため、参考までに「女性が許容できる年の差」も併記している。

次のページ>> 20代女性の希望年収を満たせる男性は、同世代にはいない?

■女性が男性に希望する年収と
許容できる年の差

・平均……682.6万円(最低427.0万円)/上8.4歳まで 下5.2歳まで
・20代……608.3万円(最低376.5万円)/上10.6歳まで 下2.2 歳まで
・30代……693.4万円(最低427.2万円)/上8.2 歳まで 下5.1 歳まで
・40代……727.2万円(最低460.0万円)/上7.5 歳まで 下6.4 歳まで
・50代以上……651.9万円(最低433.3万円)/上6.9 歳まで 下8.1歳まで

■男性(民間)の平均給与

・平均…507.4万円
・20〜24歳……268.9万円 
・25〜29歳……365.9万円
・30〜34歳……431.7万円 
・35〜39歳……505.3万円
・40〜44歳……576.6万円
・45〜49歳……632.5万円
・50〜54歳……648.6万円
・55〜59歳……598.7万円

20代女性は同世代と結婚できない?
30代の相手でも希望年収には届かない

 まずは、20代から見ていこう。20代女性が結婚相手の男性に希望する年収は608.3万円(最低376.5万円)。一方、同世代の男性は20〜24歳が268.9万円、25〜29歳が365.9万円と、希望年収どころか最低年収にも及ばない。ただ、20代女性は10.6歳上の男性まで許容できるというので、該当する30代の年収と比較してみると……。

・希望する年収……608.3万円(最低376.5万円)
・実際の年収……30〜34歳/431.7万円、35〜39歳/505.3万円

次のページ>> 希望年収が最も高い40代女性は、もはや誰とも結婚できない

 ようやく最低ラインはクリアできたものの、希望年収まではまだまだ100万円以上も足りないのが現状だ。20代女性の希望年収をクリアしている平均年収に達するためには、45〜49歳の男性をターゲットにしなければいけない計算になる。

 しかし、この年代の男性は、許容できる年齢差を超えてしまっているため、現実的には対象外になってしまうかもしれない。

希望年収が最も高い40代女性は
もはや誰とも結婚できないかも

 各年代で希望年収を一番高く申告した40代女性に至っては、どの年代を見ても希望年収に該当する平均的な男性像は存在しない。一番稼いでいる男性の年代と比較してみても、下記の通りだ。

・希望する年収……40代/727.2万円(最低460.0万円)
・実際の年収……50〜54歳/648.6万円

 もちろん、結婚相手紹介サービスに登録するほど積極的に婚活する女性を対象とした調査結果のため、理想がやや高めに設定されていることは間違いないだろう。

 また、男性の年収はあくまで平均値だ。実際には希望する年収を獲得している男性もいる。しかし、そういった男性は全体から見れば一部であって、その一部を「三平」(平均的な年収など)と思ってしまう女性が多いのだ。この食い違いはどこから生じるのだろうか。

 まず第一に考えられるのは、女性が「平均」だと思っている年収の認識が甘いということだ。つまり、女性が思う平均と、現実的な平均がかけ離れてしまっているのである。

 たとえば、実家暮らしの女性ならば、父親や母親の収入と自身の収入が、現在の生活水準を支えているケースも多いだろう。しかし、現実的には自分の結婚相手が父親や母親の収入と同水準であるとは限らない。若い男性ならなおさらだ。現状の生活水準を「平均」だと思ってしまうと、現実の平均とは大きくかけ離れてしまう。

次のページ>> 現実を心得ていても、「高収入」を夢見てしまう女心

実は現実を心得ている婚活女性
それでも「高収入」を夢見る女心

 しかし、結婚情報センターの担当者に聞くと、実際に婚活している女性は、そこまで甘い認識は持っていないという。

「高望みする女性が少なくなってきたことは確かです。ただ、目の前に『三高』の男性が現れて嫌だと思うことまずいないでしょうね。不景気が続き、女性の仕事も安定しないなか、『希望する年収』を高めに設定するのは仕方ないことかと……」

 つまり、女性としては現実の給与水準をしっかり認識しつつも、「もしかしたら、高収入の男性と結婚できるかも」と夢見てしまうということだろうか。この理想と現実の差は、希望する年収と最低年収の差(平均)が250万円以上開いていることにもうかがえる。

 ただ、同じ結婚情報センターの調査では、結婚希望年齢までに理想の相手が見つからなかった場合、「理想の相手が見つかるまで何年でも婚活を続ける」という女性が40.9%、「結婚をあきらめる」という女性が12.8%もいた。「相手への希望や条件を下げて婚活を続ける」が26.6%、「希望年齢を過ぎて出会った相手とはすぐに結婚をしたい」が11.6%だった結果と比べると、高い数値だ。

「理想の相手」の条件が「希望する年収」の男性だとしたら、半数以上の女性が理想を追い求め続けるか、結婚を諦めてしまう可能性が高まる。筆者が男性だから言うわけではないが、ここは1つ「最低年収」の方で手を打っていただくのはいかがだろうか。

●ロス婚の福音

 ここまでのデータを見ると、「女性の理想に叶わなければ、結婚なんかできないかもしれない」と筆者は不安になってくる。同じことを考える男性読者も、多かったのではないか。

次のページ>> 女性が理想の年収を実現したいなら、共働きを考えよ!

 ちなみに、自慢するわけではないが、筆者の年収ではどの年代の女性の希望にも沿うことができそうにない(連載第36回を読んでいただいた方ならおわかりかと思うが、筆者の場合は厳密に言えば再婚を目指すことになる)。

 もはや、平均的な男性は女性に理想を下げてもらうことしかできないのだろうか。先ほど指摘したとおり、「最低年収」で手を打ってもらうようにお願いするしかないのだろうか。

女性が理想を実現する代替案
共働きなら希望年収をクリアできる!

 しかし、実はもう1つ現実的な策がある。国税庁の調査によると、25〜29歳女性の平均年収は293万円なのだが、同年代の男性の平均年収を足すと658.9万円になり、20代女性が結婚相手に希望する608.3万円を超すことになるのだ。

 つまり、「男性に希望する年収」は達成できないにしても、妻に共働きをお願いすることで、夫婦2人でなるべく理想に近づけていくという代替案だ。もちろん、そのためには、家事や育児など男性側も協力できることはしていかないといけないだろう。

 最後に、連載第12回で取材した女性の言葉を再度、引用しておこう。

「大企業だっていつ倒産するかわからない時代だし、特に震災以降は、高収入の男性よりも、いざというときにアルバイトをしてでも食いつないでいく生命力が強いタイプの男性の方が良いと思うようになりました。プライドが高い男性は、非常時に弱い気がします」(20代)

 収入が低いならば、せめて不況の世の中をサバイブできるタフさを持ちたいものである。

 当連載についてご意見がある方は、筆者のTwitterアカウントにご連絡いただきたい。全てに返信できないとは思うが、必ず目を通したいと思う。


質問1 男性に質問です。あなたは、妻や彼女が理想とする年収を稼いでいると思う?
思う
思わない 52
どちらとも言えない
http://diamond.jp/articles/-/23417

http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/368.html

記事 [経世済民77] 住んでいる地域でごみの処理費用が違う理由 ごみ処理のエネルギーを節約する賢い捨て方  分別が細かいほどコスト増
住んでいる地域でごみの処理費用が違う理由

ごみ処理のエネルギーを節約する賢い捨て方

2012年8月20日(月)  和田 由貴

 私たちが排出するごみの量は、1人1日あたり約1kgといわれています。最終処分場がひっ迫していること、ごみ処理には膨大なコストやエネルギーがかかること、そして何より処理する工程やその製品自体にかかる環境負荷を減らすため、ごみの削減は大きな課題です。

 とはいえ、心が折れてしまいそうなほど細かいごみの分別区分があったり、過剰なまでに包装された商品が店頭に並ぶ現状。そしてたまに耳にする「ごみは分別なんてしないで全部燃やした方がコストは低い」なんて悪魔のささやき。誰しも面倒なことはできるだけ避けたいし、いくらエコと言われても身銭を切って貢献したいという人はほとんどいないのも事実。だからごみの減量化はいつの時代も難しく、迷走しがちです。

 改めて整理すると、ごみの減量には、自治体、事業者、消費者の3者の連帯が不可欠です。

 ここ何年かごみ行政が大きく変わってきたことで、ごみの分別や回収方法が変更になった地域が多いと思います。分別が複雑に細分化された地域、ほとんどのごみが燃えるごみになった地域、家庭ごみの処理を全面有料化した地域など。

 例えば東京都だけを見ても、23区の場合、家庭ごみは無料(粗大ごみ除く)でプラスチック類は3年ほど前から燃えるごみとして回収するようになりました。しかし23区以外の市町では、30市町中21市町が有料化しており、処分料金は従量制で金額は自治体によって異なります。中でも武蔵野市、小金井市、府中市、日野市。狛江市は最も高額で、40リットルの袋1つにつき80円もの処分費がかかっています。このように隣接した市区町村でも、回収方法や処分費が大きく異なるのです。

分別が細かいほどコスト増に

 すべての自治体が目指しているのは、ごみの量を減らすこと。なのに、どうしてここまで方向性が異なってしまうのでしょうか。実は、自治体ごとに抱えている現状と苦悩が如実に表れています。

 自治体がごみの分別を細分化してリサイクルを推進した場合、ごみの減量につながることが多いとされています。しかし、細かくするほど回収のコストは増え、自治体の負担は増えます。ごみ分別に細かいルールを設けると、地域住民への分別の指導など、手間も格段に増えることにもつながるのです。

 それを補うためにごみ処理を有料化をする自治体が多くなっていますが、不法投棄防止などの理由から個別回収の必要があり、さらにコストや手間が増えることになってしまいます。特に都心部などでは単身者世帯も多く、ルールの徹底も個別回収も非常に困難です。

 逆に分別を大雑把にして必要最小限にすれば面倒は減るものの、「ごみを減らそう」という住民の意識を高められません。また、焼却炉の能力の差によって、燃やせるものと燃やせないものが異なります。能力の低い焼却炉や古い焼却炉を使っている場合、プラスチックなどの燃焼カロリーが高いものを燃やすと炉が傷んだり、大気汚染につながったりするため、燃えるごみと一緒に回収するのは困難です。焼却施設の能力が標準化されればよいのですが、財政が苦しい自治体では、すぐに高性能な焼却施設に建て替えるというわけにもいかないでしょう。

 いずれにしても、ごみを減量して処理にかかるコストを削減したい、住民への負担もできるだけ少なくしたいというのは、自治体の共通の思い。「どうして、隣の区は無料なのに、うちの市は有料なんだ!」など、ごみ行政に疑問や不満がある人も多いと思いますが、自治体によって対応や方向性が全く異なっているのは、このような背景があるからです。

クリーニングとユニクロでもらう袋の違い

 家庭ごみの中で圧倒的に質量が多いのは容器包装廃棄物。商品のパッケージや容器などです。そして重量的に大きいのは生ごみ。生ごみは水分を多く含んでいる分、重量があり、焼却にもより多くのエネルギーを必要とするタチの悪いごみです。

 容器包装に関しては、現在多くの自治体が容器包装リサイクル法の改正に伴って、プラスチックを分別回収しています。従来これらのプラスチックごみは、ほとんどの自治体で燃えないごみとして回収されていましたが、きちんと分別収集すれば、資源として再利用できるリサイクル原料となるわけです。

 しかし、容器包装とそうでないプラスチックの線引きが難しかったり、容器内が汚れているとリサイクルが難しかったり、なかなか問題山積みです。

 例えば、クリーニング店から戻ってきた衣類を包んでいるプラスチック製の袋。これは、容器包装でしょうか? 実は、容器包装には分類されません。

 容器リサイクル法では、容器(商品を入れるもの)、包装(商品を包むもの)のうち、中身が消費されたり、分離された際に不要になるものを「容器包装」と定義しています。家庭でよく使われるラップなどは、それ自体が商品であり包装ではないため、容器包装ではなく、その他プラスチックに分類されます。しかし、スーパーなどでラップがかかって売られている商品のラップは容器包装です。

 同様に、クリーニングの袋も、中身が商品ではなく、サービス提供のために供されるものなので容器包装ではないわけです。一見、クリーニングの袋と似ていますが、ユニクロなどの衣類店で買った服を入れる袋は容器包装です。

 CDやDVDケースのようなものはケース自体が商品の一部であり、商品と分離して不要にならないものもですから容器包装ではありません。しかし購入時にケースを包んでいる透明フィルムは容器包装です。

 まぁなんとややこしい分類でしょうか。こんな面倒な分類をせず、容器包装以外のプラスチックもリサイクル原料となるならば一緒にしてもよいのではないか?と思われそうですが、そこにはちょっと問題があります。

 リサイクルをするのには、当然ながら費用が発生します。その費用を負担しているのは、製品を作った事業者。法律で事業者にはリサイクル義務が課せられています。一方、包装容器以外のプラスチックは誰もリサイクル費用を負担していません。ですから、たとえ同じ素材で同じリサイクルが可能であったとしても両者が混在してはいけないのです。

 ただ、実際には容器包装以外のプラスチックもリサイクルの対象にした方が良いという動きも広がっており、埼玉県所沢市、神奈川県藤沢市など、自治体によっては容器包装以外のプラスチックを資源として回収するところも出ています。今後また大きく制度が変わる可能性もありそうです。

意外に有効な紙の分類

 そして生ごみ。こちらも一部の自治体では分別回収して堆肥化するという動きもありますが、臭いなどの発生もあり、なかなか難しいのが現状。水気をよく切って捨てて下さい、という呼びかけにとどまっていることがほとんどです。

 コンポストなど、家庭でたい肥化させるものもありますが、かなりマメな人でないとハードルが高いもの。しかし生ごみの減量は暮らしの快適さにダイレクトにつながります。多少の投資をしても生ごみの減量は価値があると思います。筆者自身はハイブリッドタイプの生ごみ処理機を使用しています。この季節にも生ごみの腐敗臭に悩まされず、燃えるごみの回収日を気にする生活から解放されて快適です。

 また、同じく燃えるごみの中で質量の多い雑紙類。お菓子の箱などの紙類の容器包装や、チラシやダイレクトメールなどが燃えるごみに占める割合は膨大です。これを紙資源として分別を徹底することで、驚くほど燃えるごみの量は少なくなります。一見面倒そうでも雑紙類は生ごみと違って腐るものではないので、分別した方がごみ捨てのストレスを減らせます。

がんばって洗浄しない

 そしてもう1つ、資源分別の面倒ポイントは、洗浄でしょう。

 食品系の容器包装プラスチックなどは、洗浄して乾かして分別・・・というものが多いですが、よく洗っても汚れが落ちないようなものだとはっきり言って面倒でやる気をなくします。このようなものは、無理して洗浄する必要はありません。

 水でさっと洗って汚れが落ちるレベルであればよいですが、洗剤を使用して汚れを落とし、すすぎに給湯器の湯を使う・・・なんてことになると一気に使用するエネルギーはかさみ、ごみとして捨てるよりも環境負荷が大きくなってしまいます。

 資源として分別するプラスチックは、汚れたものが混入していると上質のリサイクル原料になりません。軽く洗浄してきれいにならない容器や、油がこびり付いているような容器は、無理して洗わずにその他ゴミとして処理したほうが賢明です。

「エゴなごみ減量」から

 一部の資源はコスト面を考えるとリサイクルしないで燃やしてしまった方がいいという考え方もあります。高度成長期からバブルに至るまで、大量生産大量消費、使い捨て文化がもてはやされていました。これがまさに、コスト安で手間がかからないという消費スタイルの象徴です。ですが、ごみの処理は単純にコストが安く手間がかからなければいいわけではなく、これから未来に向けて私たちが循環型社会を作っていくためには、減量や資源分別も責任の1つです。

 最後に。分別やリサイクルのことに焦点を当てましたが、リデュース(ごみの発生抑制)が一番根底にあることを忘れてはなりません。そもそもごみになるような物をできるだけ買わない、選ばないというライフスタイル。近年「シンプルライフ」という言葉が注目を集めていますが、まさにこれに当たるでしょう。必要以上に買わない、選ばないことがひいては節約にもつながります。

 ごみの減量、分別は面倒という先入感がありますが、ごみが減ることで手間は減り、その処分にかかる費用も節約でき、暮らしも快適になる。ごみの回収が有料の自治体でなくとも、処分費は私たちが払った税金で賄われているのですから、ごみの減量や分別は誰かのためでなく、めぐりめぐって自分自身のためと言えます。環境負荷がどうのとか、サスティナビリティがどうのというだけでなく、もっと自分のための「エゴなごみ減量」から取り組んでみてもよいのではないでしょうか。


和田 由貴(わだ・ゆうき)

消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、幅広く暮らしや家事の専門家として多方面で活動。環境カウンセラーや省エネルギー普及指導員でもあり、2007年には環境大臣より「容器包装廃棄物排出抑制推進員(3R 推進マイスター)」に委嘱されるなど、環境問題にも精通する。現役の主婦・2児の母でもあり、講演、執筆、テレビ出演、新聞・雑誌やWebでの連載なども多く、日常生活に密着したアドバイスを得意とする。「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットーであり、耐える節約ではなく快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱している。


今こそ考える暮らしのエネルギー

またしてもやってきた節電の夏をどうやって乗り切るのか。エアコンの節電方法から進化したエコカーの利用方法、省エネ家電の選び方など、生活の中ですぐに使える知恵を紹介します。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120816/235634/?ST=top
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/369.html

記事 [経世済民77] 財政緊縮で高まる雇用不安「悲惨指数」  ノーベル賞経済学者とエストニア大統領の緊縮財政論争

財政緊縮で高まる雇用不安 世界景気
2012年8月20日(月)  白川 浩道


足元で米雇用情勢の悲観ムードが後退しつつある。だが財政緊縮の波は今後、欧州から米国、日本へと及ぶ。「悲惨指数」は、むしろ世界的な雇用不安を予兆させる。
 7月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者増加数が市場予想を上回り、米雇用情勢への悲観論が後退している。だが、世界的に見れば、デフレ圧力が強まる中で、先々は雇用不安が高まりやすい状況に陥る可能性がある。そのことを示唆しているのが「ミザリーインデックス」という指標だ。

 この指数は、失業率と物価上昇率(前年同月比)の値を合算したもので、直訳通り「悲惨指数」とも呼ばれる。仕事が減り、モノの値段が高くなると、この指数は上昇する。生活の質が「悲惨」な方向に向かうというわけだ。
 今年に入り各国とも低下しやすい傾向にある。エネルギー価格の下落でインフレの兆候が収まっているためだ。
 下がり方が顕著なのが米国だ。住宅販売が回復しており、自動車業界も比較的好調だったからだ。7月の米雇用統計が上振れしたこともあり、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加金融緩和観測は弱まるだろう。
 もっとも同月の失業率が0.1ポイント上昇したほか、農業や自営業を含めた総就業者は20万人近く減った。このため、秋以降に再度、米雇用情勢が悪化する可能性がある。
焦点は「ジャクソンホール」
 8月下旬には米ワイオミング州ジャクソンホールで、世界の中央銀行首脳が毎年集まる夏季会合が開かれる。ベン・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は過去、この会合の場で量的金融緩和第2弾(QE2)を予告した経緯があるだけに、今年も発言内容に注目だ。
 逆に悲惨指数が上昇しているのがユーロ圏だ。ユーロの下落が続き、輸入物価は上がりやすい。財政政策は引き締めざるを得ず、欧州の雇用悪化につながっている。
 欧州中央銀行(ECB)には、南欧諸国の国債買い入れ策など、まだいろんな政策手段が温存されてはいるが、金融政策でこの「悲惨」の度合いを押し下げることは難しい。金融緩和を強めても、逆にインフレのリスクは高まるが、雇用を後押しするとは限らない。やはり、財政政策が必要になる。

 しかし、世界の流れでは、欧州に続き、米国も来年、財政を緊縮しなくてはならない。日本も消費税増税で財政緊縮に向かう。このため、どの国でも消費行動が縮み、ますます物価が下がるというデフレの兆候が強まりかねず、雇用不安が高まりやすくなるだろう。
(構成:松村 伸二)

白川 浩道(しらかわ・ひろみち)
クレディ・スイス証券 チーフ・エコノミスト
1983年慶応義塾大学卒、日本銀行入行。91年経済協力開発機構(OECD)出向。UBS証券チーフ・エコノミストを経て、2006年から現職。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/research/20120816/235614/?ST=top

 


ノーベル賞経済学者とエストニア大統領の緊縮財政論争(前編)

クルーグマンの持論――緊縮は愚論――は小国には適用できない?

2012年8月16日(木)  Bloomberg Businessweek

 2009年5月、エストニア政府は米国とは異なる方向に歩み出すことを決めた。米国で7870億ドル(約61兆6000億円)の緊急経済対策が成立してから数カ月後のことだった。困難に立ち向かうことを選択したのだ。エストニアは外貨準備に手をつけたり、他国からの借り入れに頼ったりすることを拒否した。

 閣僚らは、当時の通貨「クローン」を切り下げることなど考えもしなかった、と語る。仮に通貨切り下げに走っていれば、10年かけて進めてきたユーロ導入計画がつまずいていただろう。旧ソ連による占領が終了して以降、堅持してきた均衡予算を死守するべく、同国政府は年金の凍結、公務員給与の10%近い引き下げ、付加価値税の2%引き上げに踏み切った。この年、エストニアのGDPは14%以上落ち込んだ。

 エストニアの首都、タリン郊外の高圧鉄鋼容器製造会社、エスタンクでは利益が低迷し、工場を2倍に拡張する計画を延期した。エストニアの失業率は16%に達した。大勢の溶接工が仕事を求めてフェリーに乗り、フィンランド湾を渡ってヘルシンキへと向かった。エスタンクの工場長、バイド・パルミック氏は、景気が悪化する中、何人かの友人が職を失ったと言う。「本当に厳しい時代だった」と当時を振り返る。

 今、溶接工たちはエストニアに戻っている。2010年にエストニアのGDPは2.3%拡大した。エストニアは同年末、果敢にユーロを導入した。2011年のGDP成長率は7.5%に達した。エスタンクは2012年に従業員数を3分の1以上増員した。同社はフィンランドやスウェーデンへの進出を果たし、今やドイツ市場に進出する機会をうかがっている。工場拡大計画も前進させた。

 失業率は10.8%まで低下した。理想的な数字とは言えないが、スペインの半分以下だ。これが評価され、2011年の選挙で大統領は再任され、連立与党も信認を得た。昨年11月にIMFは、エストニアが実現した輸出主導型の景気回復を高く評価し、「素晴らしい財政状況」だと称えた。

緊縮財政は是か非か?

 対照実験ができない以上、エコノミストは、それぞれの国の現状をあるがままに受け入れざるを得ない。エストニアの例は、金融・財政緊縮策が苦難の道のりを経て経済成長を実現し得ることを示しているように見える。パルミック氏は「今になってみれば、バブル崩壊はとても良いことだった」と指摘する。

 当然ながら、欧州やその他の地域で緊縮策を提唱する者は、この人口120万の小国、エストニアを成功モデルとして喧伝している。だが大西洋を挟んだ米国では、ポール・クルーグマン氏が、この種の緊縮策に何年も前から反対している。クルーグマン氏は、ノーベル賞を受賞した経済学者で、ニューヨーク・タイムズのコラムニストを務めている。緊縮政策は、意味のない惨めな経済状態を招くだけ、というのが彼の主張だ。この議論は米国――と他のほとんどの国――の将来に、重要な示唆を与えることになるだろう。

 クルーグマン氏は6月6日、「エストニア・ラプソディ」と題したブログの中で、エストニアが「緊縮擁護派のポスター・チャイルド(シンボル)」になっていると批判した。ブログの冒頭に、実質GDPの推移を示すグラフを掲載。景気が回復したといっても、依然として、2007年のピークを10%近く下回っていることを示したものだ。そして「これを経済的勝利と呼べるのか」と疑問を呈した。

 「まるでエストニア人に攻撃を仕掛けてきたようだった」。パルミック氏は、工場の真上にある事務所――新しい生産ラインの青写真がそこかしこに置いてある――でこう語った。「あの頃は本当に苦しかった。だが人々は一丸となって試練に取り組んだ。それなのにクルーグマン氏は自分に都合のいい事実だけを取り上げている」。

 筆者はエストニアに1週間滞在し、3都市を回った。話を聞いた人の中で、エストニアの経済成長に関するクルーグマン氏のブログについて知らなかったのは2人だけだった。これは、エストニア人が皆、ブログ中毒のアマチュア・エコノミストだから、ではない。エストニアの大統領、トーマス・ヘンドリック・イルベス氏がクルーグマン氏に戦いを挑んだからだ。

クルーグマン氏のブログに大統領が反論

 クルーグマン氏がブログを書いた夜、イルベス大統領はラトビアを公式訪問し、同国の首都リガを訪れていた。イルベス大統領は同市のビジネスパーソン向けに講演し、緊縮策を実施しているラトビアに「精神的な支援」を送ると述べた。船上でのレセプションに出席した後、ホテルに戻ったイルベス大統領はiPhoneを取り出した。「『クルーグマン氏がエストニアを攻撃している』という記事をどこかで読んだので、彼のブログを見てみようと思った」のだそうだ。大統領はそこで言葉を切った。

 エストニアの大統領は、公式な権限はほとんど持っていない。英国と同様、首相が政府を率いている。大統領はエリザベス女王と同様だ。地位が高く、彼が口を開けば誰もが耳を傾ける。6月6日、リガのラディソン・ホテルの前に立ち、イルベス大統領はクルーグマン氏のブログにアクセスして、73分間に5回、コメントした。

午後8時57分。独善的で傲慢、そして横柄にも、知りもしないことについてコメントを書こう。要するに、彼らは単なる辺境の民にすぎない。
午後9時6分。ノーベル経済学賞受賞者なら、財政問題について独り善がりの見解を披露し、わが国を「不毛の地」などと呼んでもいいのか。彼らにとってこれは、単なる、プリンストン大学とコロンビア大学の論争の類なのかもしれないが。
午後9時15分。だが、我々に何が分かると言うのだ。しょせん我々は、物も言えない愚かな東欧人にすぎないのだ。無教養な我々も、自分たちの罪をいつかは理解できることだろう。
午後9時32分。東欧人のことなどくそくらえだ。英語は下手だし、何の異論も唱えないで、合意したことをそのまま守ることしかしない。そして責任ある政府を再選する。
午後10時10分。まったく不愉快だ。我が国の政策が、広く受け入れられている常識に反するというだけで、そして筆者が反対しているというだけの理由で、筆者の言うことを聞く必要はない。

 エストニアの新聞や国際紙が、イルベス大統領のコメントを掲載した。翌朝、ユルゲン・リギ財務相――2009年から財務相を務めている――は記者会見で、大統領のコメントについて言及せざるを得なかった。

 リギ財務相は筆者にこう言う。「大統領の言い方には問題があったかもしれない。例えば、反応は過敏すぎるし、クルーグマン氏をこきおろしている。だが、大統領の言っていることは概ね正しい。クルーグマン氏は明らかに間違っている。クルーグマン氏は、米国のような国が取り得る選択肢と、小国の経済が取ることができる選択肢の違いを理解しているとは思えない。ノーベル賞受賞学者として、それはいかがなものか」。

 エスタンクの工場でパルミック氏は、クルーグマン氏との議論における大統領の口調を懸命に説明しようとした。「たぶん、大統領はもっと……」。パルミック氏は適切な言葉を探しながら若い同僚を見た。その同僚はノートパソコンでグーグル翻訳にアクセスし、「冷静に(tired)」と言った。「そうだ、その通りだ。大統領はもっと冷静に反論できたはずだ」(パルミック氏)。

ソ連に国を追われ米国で育つ

 イルベス大統領は、最初、筆者に対してクルーグマン氏のことを話すのにやや戸惑いを見せた。「皆がそのことを話題にする」「機内でも、誰彼となく私のところにやってきて『あなたがツィッターにあれを書いた人ですか』と聞いてくるんだ」。

 長身のイルベス大統領は、カドリオルグ宮殿の執務室のソファーに体を折り畳むようにして座って話した。カドリオルグ宮殿は、ピョートル大帝が妻のエカテリーナ王妃のためにタリンに建てた宮殿である。大統領はブルックスブラザーズで買った蝶ネクタイをし、タリンの洋服店で誂えた三つ揃えを着ていた。妻のエベリンさんと一緒に、エストニアのライフスタイル紙の表紙を飾ることも多い。

 大統領はこう憤慨する。「この20年間というもの、私はこの奇妙な東西関係について書き続けてきた。(西欧人にとって)エストニア人はしょせん、地味なアパートに住む地味な国民にすぎないんだ」。「だがいつまでもこのままにしてはおけない」。彼はこう批判する――欧州では依然として、東欧人に対する丁寧さと、その裏に潜むかすかな人種差別が社会的に受け入れられている。

 イルベス大統領はケチの付けようのない流暢な英語を話す。それは彼がコロンビア大学で心理学の学位を取ったから、だけではない。

 同大統領の両親は「逃避行」の中で出会った。1944年、ソビエトの侵攻を受けたエストニアから、10万人の人々が脱出した。イルベス大統領は1953年にスウェーデンで生まれ、大統領自身の言葉によれば「エストニアの子供トム・イルベス」として、ニュージャージー州フォート・リーとレオニアで育った。両親は家ではエストニア語を話し、左手にフォークを持たせてトム少年に食事をさせた。

 フォート・リーにはポーランド出身の子供が何人かいた。ポーランドは地図に載っている。おじいさんがイタリア出身の子供もいた。イタリアも地図に載っている。トム少年は、地図上のエストニアの位置を指差したつもりだった。だが、そこにはソビエト連邦とあるだけだった。子供たちは言うだろう。「そうか、おまえはロシア人か」。

 トム少年は7歳の時、違う言葉を話すのなら、なぜ米国に来たのかと両親に聞いた。父親の答えは「コミュニストが来たから」だった。そこで彼は「コミュニストって何」と父親を問い詰めた。「夜中にやってきてお前を捕まえ、家畜車につないでシベリア送りにするのさ」というのが父親の答えだった。

 大学卒業後、トム青年は大学院に進み、心理学の勉強を続けた――トマス・ピンチョンの「重力の虹」を読むまでは。この本を読んだ後、何をしたいのか確信が持てなくなった。ただし、もう大学院に用がないことは分かった。トム青年はエストニアの詩の翻訳を始め、やがてエストニア語の講座を受け持つようになった。そして1984年にラジオ・フリー・ヨーロッパの研究員にならないかと誘われた。トム青年は1988年から1993年までラジオ・フリー・ヨーロッパのエストニア語放送の責任者を務めた。年配のエストニア人は彼の放送をよく覚えている。

 ソ連による占領が終了した後、エストニアの初代大統領、レナルト・メリ氏はイルベス氏にそろそろ本気で仕事に取り掛かるべきだと発破をかけた。「ここまで登ってくるべきだ」とメリ氏に声をかけられた時のことを、イルベス大統領は思い出す。「我々が何を間違ったかなんて、後でラジオ・フリー・ヨーロッパで言うなよ」。

 イルベス氏は米国の国籍を捨て、他の移民とともにエストニアの外交局に入局した。駐米エストニア大使を務めた後、外務大臣になった。2006年に大統領に選出され、今は2期目に入っている。

 母親は今もニュージャージー州に住んでいる。一度はエストニアに戻ろうとしたが、難しいことが分かった。「母は60年間も外国で過ごしてきた」「エストニアに、彼女の知人は一人もいない」とイルベス大統領は言う。

 南部の学園都市、タルツゥーの市場で、筆者はランド・ベバルソンという農家出身の1人の青年にイルベス大統領のことをどう思うか聞いてみた。すると「大統領の洋服が好きだな。特にネクタイがね。大統領はいつもスーツを着てる」との答えが返ってきた。クルーグマン氏との争いのことは父親から聞いたと言う。「父さんはトーマス(イルベス大統領)が言うべきことをはっきり言ったとほめていた」。そして、少し言い淀んでからこう付け加えた。「父さんは大統領がちょっと酔っぱらっていたと考えていたよ」。

Sarah Frier
(Bloomberg BusinessWeek, ©2012 July. 23-29,
Bloomberg L.P. All rights reserved.)
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ノーベル賞経済学者とエストニア大統領の緊縮財政論争(後編)

緊縮に堪えユーロに加盟〜クローンでは投資家の信頼を得られない

2012年8月17日(金)  Bloomberg Businessweek

ルールを守ることを非難されるいわれはない

 旧ソ連から独立した後、エストニアは西側の一員となることに力を注いできた。NATO(北大西洋条約機構)や有志連合(米国とともにイラク戦争に参加した国々)、EUに加わった。独立後、初代首相となったマルト・ラール氏は、よくこんな話をする。首相になるまでに読んだ経済関連の本は1冊だけで、それはミルトン・フリードマンの「選択の自由−自立社会への挑戦(Free to Choose)」だった。

 エストニアは開かれた効率的な国で、通信環境も整備されている。世界銀行は、事業活動が容易な国を並べたランキングにおいて、エストニアを183カ国中24位に位置づけている。エストニア語はフィンランド語に近く、フィンランドとスェーデンがエストニアの2大貿易相手国である。イルベス大統領はカドリオルグの官邸に、ある地図を掲げている。EU加盟国を競争力の高い順に色分けしたものだ。エストニアは第2グループ。ドイツや英国とともに、トップ集団を走る北欧諸国に続く高い競争力を誇っている。

 だが、エストニアの人々は、外国人が自分たちのことをわざわざ理解しようとするはずはないと考えている。閣僚は、こう不平を述べる。我々は懸命に努力している。にもかかわらず、「東欧」、悪くすると「辺境」などというレッテルを貼られて、その他の国々と10羽一絡げにされる。欧州危機以降、エストニアの人々の間では、自分たちを正しく理解してもらおうという前向きの姿勢が再び薄れてきている。

 イルベス大統領は欧州を2つのグループに分ける。ルールを守る国と守らない国だ。さらに、欧州で新種のポピュリズム(大衆迎合主義)が台頭していることに懸念を抱き始めている。つまり、ルールを守る国の国民が、ルールを守らなかった国を助けることに後ろ向きになっていることだ。同大統領は例としてフィンランドとスロバキアを挙げる。フィンランドでは、救済拒否を掲げる「真のフィンランド人党」が選挙で大躍進した。スロバキアでは昨年、欧州救済基金を支持していた首相が信任投票で敗れ、辞任した。

 エストニアは、彼らいわく、常にルールを守ってきた。2009年には苦汁を飲んでルールを死守した。イルベス大統領によれば、エストニアの平均給与はギリシャの最低賃金より10%低い。年金もはるかに少なく、公務員の定年は15年も先だ。「国民が苛立ちを感じても不思議はないだろう」と同大統領は訴える。

 クルーグマン氏に対するイルベス大統領の激しい反発の根っこには、この苛立ちと同大統領自身の米国での若き日の体験がある。同大統領は、西欧人の話を聞いて、恩着せがましさやこうした小国を一緒くたに扱うニュアンスを聞き分けられるという。大統領は「英語ができて良かったと私が思うのはこんな時だ」と皮肉まじりに語る。

 筆者がイルベス大統領と話した日の夜、同大統領はコンサートと歓迎会を開催した。エストニアの海外駐在員および海外投資家が一堂に会する国際交流会の一環だ。エストニアはイスラエルやアイルランドと同様、国外に移住した者を通じて海外投資を引き付ける方法を探っている。大統領は歓迎会で筆者のところに来て、カドリオルグで言い忘れたことがあると言った。大統領によれば、「840字」で一生分の学術論争をしたそうだ。字数はもう少し多かったと思うが、それは、さしたる問題ではない。

エストニアはなぜユーロを採用したのか?

 クルーグマン氏は、イルベス大統領がニュージャージー州で育ったことを、筆者が電話で伝えるまで知らなかった。クルーグマン氏は「それで納得できた」と言い、「それなら『そこで何か問題があったのですか?』という答えを返そう」と語った。クルーグマン氏は、自分が書いたものに対して「ヒステリック」な反応があるのはいつものことだと言う。けれども、一国の元首がそのような反応をするとはさすがに予想していなかった。

 クルーグマン氏によれば、エストニアのような国にとって問題は、いかに賃金を競争力のある水準に抑えるか、だ。労働者の賃金を低く抑えて、より多くの製品を海外で販売する。それを実現するには2通りの方法がある。1つは、通貨を切り下げ、労働コストを相対的に割安にする方法。もう1つは、エコノミストが内的減価と呼ぶ方法だ。つまり、通貨を切り下げずに、労働者に賃下げを受け入れさせる。

 もしクルーグマン氏が、2009年のエストニアにおいて判断を下せる立場にいたら、クローンを切り下げたことだろう。同氏に言わせれば、人々に賃下げを納得させるのは難しい。こうした見解を初めて示したのはジョン・メイナード・ケインズだ。彼は、賃金は「硬直的」であると論じた。内的減価を通じて労働コストを絶対的に安価にするよりも、通貨の引き下げを通じて労働コストを相対的に割安にするほうが容易だ。だがエストニアはより困難な道筋を選択した。クローンとユーロとのペッグを維持し、それを最後まで死守して、2010年にユーロを導入した。控えめに言っても、苦い薬を飲んだのだ。

 エストニアのアンドルス・アンシプ首相は「一部の頭のおかしいエストニア人がなぜ危機の最中にユーロ圏に加入する決断を下したのか、米国人が理解するのは極めて困難だ」と語る。最終的には、同首相が決断を下した。タリンにある首相執務室は北側を向いており、フィンランド湾を見渡すことができる。同首相は、こう語る――スウェーデンやフィンランドの起業家は、1990年代初め、両国が通貨を切り下げたことを覚えている。経済を開放している資本力の乏しい小国にとって、海外からの直接投資はすべてだ。しかしながら、事態は思うようには進まなかった。アンシプ首相によれば、2009年の危機後、北欧の投資家は「エストニア経済への投資に二の足を踏むようになった。彼らは小国の通貨など信用できなかったのだ」と語る。

 エストニアでは1992年以降2010年にユーロを導入するまで、カレンシーボード(通貨委員会)が金融政策をつかさどっていた。カレンシーボードは独立機関で、クローンの価値を独マルク(直近はユーロ)とペッグさせていた。これは、投資家の為替リスクを完全に排除することが目的だった。

 しかしながら2009年に、エストニアでは「いずれ通貨切り下げが避けられない」との噂が流れた。北欧諸国の財務相の中には、いつ切り下げを実施するのか、と聞いてくる者までいた。アンシプ政権は、彼らに対しても「為替レートを堅持する」と説明しなければならなかった。クローンは投機的な売り圧力にさらされた。

 アンシプ首相は「こうした噂や疑念を振り払うためには、少しでも早くユーロ圏に加入する以外に方法はなかった」と振り返る。大国は意のままに通貨政策を選択することができる。しかしながら小国はどのような行動を取ろうと、市場による信認の問題が降りかかってくる。クルーグマン氏の処方箋は、プライドと機能の両面から、エストニアの差し迫ったニーズに答えるものではない。

 エストニアがなぜあのような財政政策を採用したのか?ユーロに加入する必要性があったことは、理由の1つだ。マーストリヒト基準――ユーロ圏加入規則――は、財政赤字をGDPの3%以下に抑え、インフレ率を低位に安定させることを求めている。金融危機により、インフレは抑えられていた。エストニアは財政赤字を出してはならなかった。ユーロに加入し、為替リスクがあるとの認識を払拭するまでに6カ月間の猶予があった。アンシプ首相は「われわれは2009年に夢をあきらめた。夢は早くあきらめるほうが、苦痛は小さい」と緊縮策について言及する。

 クルーグマン氏は、カレンシーボード制が通貨の切り下げを困難にするかもしれないことに一定の理解を示しつつも、アルゼンチンのカレンシーボードが2002年に(長引く債務危機の後)通貨のドル・ペッグ制を放棄した例を指摘する。また、クルーグマン氏はアンシプ氏が指摘する信認の問題についても、ある程度受け入れている。「確かに、当局が通貨切り下げを否定しても、市場の不信感を完全に拭えるわけではない。だが、通貨リスクがないことを理由に流入してくるマネーは、恐らく、あてにすべきマネーではない」。

 彼は次のように続ける。「エストニアが安全な投資先と見なされたいなら、それは、スペインのようになる機会を求めていることと同じだ」。しかし実際には、これまでに起きたことは、エストニアはエストニア――住宅バブルが起きる前の、割安な熟練労働力を抱え、海外直接投資を引き付け、緩やかで安定した成長をなし遂げたる古き良きエストニア――だということだ。

2007年のピークはバブルが引き起こした仮のもの

 タルトゥ大学で経済学を教えているウルマス・バーブレイン氏はこう指摘する。「クルーグマン氏はまったく言及していないが、2008年にエストニアが経済危機の影響を受け始めた時、我々はすでに自らの危機を抱えていた」。バーブレイン氏は、景気が下降に転じる前に訪れた事態こそが真の危機だったと考えている。同氏によれば、持続不可能な借り入れに依存した成長がエストニア経済を歪めた。

 1990年代、エストニアは労働コストが低く、しかも一定の教育を受けた熟練労働者が豊富にいた。フィンランド企業が南下してエストニアで事業を始めたのはこのためだ。例えるなら、エストニアはフィンランドにとっての東ドイツだった――地理的に近く、コストが低く、文化的な馴染みもある。2004年ころ、スウェーデンとフィンランドの銀行はエストニアで、住宅ローンの貸付競争を猛烈な勢いで始めた。エストニアでは新築ブームが起きた。

 バーブレイン氏はこの時に起きた「恐ろしい展開」を数え上げる。民間債務はGDPの10%から100%に膨らんだ。債務が膨らむにつれ、労働者は製造業から離れ、よりうま味のある建設業界に移って行った。賃金は急騰し、生産性の伸びは頭打ちになった。製造コストが上昇し、国内債務による海外投資のクラウディング・アウトが起きた。

 リギ財務相は「成長可能性についての我々の理解を正すために」バブル崩壊が必要だったと考えている。

 リギ財務相は2007年に、ある有名なエストニアのビジネスマンから、次のように問い質されたという。「エストニアは豊かになり、国内で利益を上げられる。なぜ輸出しないといけないのか」。リギ財務相は「今、彼はほぼ破産状態だ」と語る。政治家は自分に都合の良い話を持ち出したがるものだ。名前も明らかにしない1人のビジネスマンの話で、経済政策の是非を証明できるわけもない。

 リギ財務相はバーブレイン氏と同様、エストニアは景気の厳しい落ち込みを2度経験したと指摘する。1度目は、世界的な景気低迷がエストニアを襲った時。もう一度は、エストニアが以前よりも金持ちになったと考えたことが引き金になった。

 クルーグマン氏が自身の主張の根拠としてブログに掲げたグラフは、エストニアのGDPがピークに達した2007年から始まっている。当時、賃金は高く、失業率は低かった。たいていの国民にとって、これは良いことだった。そして、彼らにとって、今の状況は依然として当時より悪い。

 だがこのグラフを2000年まで遡れば、GDPは緩やかで安定的な伸びを記録していたことがわかる。その後、短いバブルが訪れ、やがてバブルが崩壊した。今は成長が横ばいになって、バブルが起こらなかったら、そこにいたであろう水準に戻りつつあることが分かる。

 バーブレイン氏は、バブル時代の「GDP成長率は本物ではなく」、海外からの安価な借り入れが牽引した『人工的な成長だった』と指摘する。バーブレイン氏に言わせれば、そもそもクルーグマン氏が引き合いに出した天井自体が「本物」ではなかったのだ。エストニアが再びその水準に到達することなく今日あるのは良いことだという点で、バーブレイン氏とリギ氏の意見は一致している。そんな水準へは初めから到達すべきではなかったのだ。

 クルーグマン氏の主張で1つ正しいことがある。賃金は硬直的だということだ。だが、ぴたりと張り付いていたわけではない。2009年から2010年にかけて、賃金はわずかに下落し、その後上昇に転じた。ただし、2007年以降の大きな流れを見れば横ばいにとどまっている。ちなみに、一部の業界は30%もの賃下げを断行したと伝えられている。一方、生産性は回復した。賃金も生産性も、住宅ブームがなかった時の水準にほぼ戻っている。

「ギリシャのようにはなりたくない」

 期待通り、2010年から2011年にかけてエストニアの成長を牽引したのは輸出だった。エリクソン(ERIC)がタリン近郊に工場を建設する決定を下したと、政府は誇らしげに発表した。エストニアの政治家は、国が再び正しい居所――製造業、輸出、まじめさ――に戻ったことに安心感を抱いているように見える。

 エストニアが素晴らしい成果を上げていることを、クルーグマン氏は否定していない。「私は何もエストニアの政策自体に異議を唱えているわけではない。私が関心を持っているのは内的減価が有効な戦略かどうかをめぐる幅広い論議だ」とクルーグマン氏は主張する。クルーグマン氏によれば、アイルランドが一向に成長しない今、エストニアは、緊縮派が持ち上げる単なるもう1つの「緊縮策のヒーロー」なのだ。ブログでの発言が威張っていると感じられるならば、それは「緊縮派の人々」――ドイツ連銀総裁、イェンス・バイトマン氏など――に向けられたものだとクルーグマン氏は言う。

 エストニア財務省は旧ソ連時代に建てられた塔にある。その8階の部屋で、筆者はリギ財務相に、こう言った――市場で会ったある少年が「イルベス大統領は酔っぱらってツィートしたんじゃないか」と示唆していた。リギ氏は笑い、ツィートの内容を思い出しながら、笑みを浮かべてこう話した。「クルーグマン氏が酔っぱらっていた、ことも考えられる」。

 エストニアの住宅ブームが去るとともに、様々なプロジェクトが未完のまま放置された。カドリオルグ宮殿周辺の公園にほど近い所に、戦前に建てられた木造の住宅群が建っている。これらの家は20年もの間ペンキがはげ落ちたままになっている。窓には、北欧諸国の古い習慣そのままにレースのカーテンがかかっている。幾つかの家には足場がかけられ、修復工事が進んでいる。これらの家に、レースのカーテンはもうない。タリンの中心部には2つの真新しいガラスの塔が見える。

 ビルゴ・ベルド氏がズタ袋とサキソホンのケースを抱えて4階建てのコンクリートのアパートから出てきた。ベルド氏は音楽家だ。タリンの夏の風物詩、ビール祭りで演奏するという。その音合わせに行くため、車を待っている。

 同氏に、イルベス大統領のことを聞いてみた。ベルド氏は「大統領が大好きだ」と言う。どうやら大統領は、適切なイメージを国民に植え付けることに概ね成功しているようだ。「大統領は議論を始めたけど」と言いかけて言葉を探している様子だったので、筆者が「クルーグマン?」と助け船を出すと、彼は指をパチンと鳴らして「そうだ、クルーグマンだ」と言う。「馬鹿だよ。一国の大統領なんだから、あんなブログなんか相手にせず、もっと悠然と構えてなきゃ」というのが、ベルド氏の考えだ。

 そうこうするうち、迎えの車が到着した。おんぼろのプジョーを運転してベルド氏の友人がやってきた。景気後退は音楽家にとって厳しいかと尋ねると、2人は筆者を独特の眼差し――愚かで感情を害する質問をした人に向ける目つき――で見た。ベルド氏は「そうだね、すごく厳しい。今は誰もお金を出してパーティーなんかやらないからね」と言う。筆者が、政府は国債を発行して失業率を抑えるべきかと問うと、彼らは「ノー」と答える。「ギリシャのようにはなりたくないから」というのがベルド氏が挙げた理由だ。

Sarah Frier
(Bloomberg BusinessWeek, © 2012 July. 23-29,
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記事 [経世済民77] 若年失業、パラサイト、少子化、日本とスペインの怖い共通点   9月、ユーロ危機は天王山へ
若年失業、パラサイト、少子化、日本とスペインの怖い共通点

在スペイン・サルバドール・オルティゲイラ教授に聞く

2012年8月17日(金)  広野 彩子

一進一退を繰り返す欧州経済の情勢。ギリシャに続き、債務危機に揺れるスペインの経済状況は深刻だ。長年、一時雇いで働いてきた未熟練の若年層を中心とする25%もの高い失業率、終身雇用と一時雇用の労働者の「格差」、弱い産業基盤、少子化で縮む国内市場、続々と海外に出て行く大企業…。ユーロ危機という固有の金融情勢下で財政赤字を抱えているが、構造的には日本に似た社会問題も抱えている。ユーロ参入後のスペイン経済の実情とはどんなものか、危機から立ち直る力はあるのか。スペイン人の気鋭の経済学者、サルバドール・オルティゲイラ、スペイン・カルロスIII世大学教授に話を聞いた。(聞き手は広野彩子)
スペインでは債務危機がくすぶり続けています。スペイン国家統計局が発表した4月〜6月の失業率は24.63%と1976年以来で最悪となり、深刻です。しかも経済を再生させようとしても、スペインには強い産業が見あたらないように思えます。

オルティゲイラ:その通りです。欧州域内でもスペインの産業構造はドイツやフランスとは全く違います。ドイツやフランスは製造業に強みがありますが、スペインは、製造業が弱い。主力は観光業とサービス業で、ここ数年は、この2つの産業が経済を支えていました。もちろん個別には競争力のある企業もあり、目下、輸出力を高めようと努力しているところです。しかし製造業が国内総生産(GDP)に占める割合は極めて低いのは確かです。

 リーマンショックが起きる2008年までの住宅バブルの間、活況を呈して経済を支えたのは公共投資を中心とする建設業です。労働力の20%は建設部門に雇用されていました。労働力全体の5分の1ですから、大きいですよね。他の欧州の国々、あるいは他の先進国と比べても高いでしょう。

公共事業が雇用を支えてきた「ユーロバブル」

スペインでは、地方のどんな小さな町に行っても道路がきれいに舗装されています。


サルバドール・オルティゲイラ(Salvador Ortigueira)
スペイン・カルロスIII世大学経済学部教授。95年、同大学から経済学博士(Ph.D)取得。米コーネル大学助教授、イタリアの欧州大学院(European University Institute)経済学研究科教授を経て2010年から現職。専門はマクロ経済学、財政、労働経済学。
オルティゲイラ:先日、同僚と話しながら意見が一致したのですが、スペインにおける地下鉄や空港、高速道路などといったインフラはおそらく、欧州一でしょう。私は頻繁に米国に滞在しますが、米国と比べても勝っていると思います。とりわけ首都マドリードの地下鉄は最先端の設備を誇り、都市生活をとても便利なものにしています。こうしたインフラの実現は、「ユーロバブル」の結果でした。

 スペインがユーロ圏に参入した時、スペインの金利はとても下がりました。ユーロに参入する前の借入金利は割高だったのですが、ユーロ通貨になることによって金利が下がって借り入れが容易となり、大量のマネーがスペインに流れ込みました。とりわけ、ドイツやフランスからの資金流入が激しかった。そのため民間部門も公共部門も、こぞってお金を借りるようになりました。

 そうした資金のほとんどはビルや住宅、公共インフラ、地下鉄、空港、高速道路の建設資金となり、2000年から2008年の間この状態はずっと続きました。つまりスペインが世界トップクラスの公共インフラを整備できたのは、「バブル」のおかげだったということです。

そしてバブルが崩壊し、失業が増えたわけですね。

オルティゲイラ:そうです。バブル経済は、当然ながら持続可能ではなかったのです。不動産バブルははじけ、すべての建設プロジェクトが休止となりました。地価は暴落し、人々は住宅ローンの支払いに窮するようになりました。公共セクターですらも賃料を払うのが厳しくなった。

 そして海外の金融機関は、スペインの金融機関に高めの金利を要求するようになりました。スペインの金融セクターの資金繰りが行き詰まっていたからで、それが高い失業率の原因となったのです。バブルの間、建設業に携わってきた人々の多くは若く、単純作業にしか従事できないスキルのない人々で、高等教育も受けていません。バブルの間、スペインでは、建設業なら学歴が低くてスキルがない割に高賃金を得られたことが大きいです。そのためバブルがはじけた途端、大量のスキルに乏しい若年失業者が生まれたのです。

突然職を失ったスキルのない若年労働者たち

 建設業に携わっていた多くの人の最終学歴は高卒です。10年前なら、高卒の人であっても建設業で給料の良い仕事を探すのはとても簡単でした。しかし突然仕事がなくなった。現在、スペイン経済で最も頭の痛い問題です。

 しかも彼らは若い。スペインでは教育コストが低く、比較的大学進学が容易で、かつ教育の質も高いのです。大学の学費は極めて安く、大学生の平均的な学費は1年あたり1000ユーロ(約10万円)です。

 しかし彼らは、大学で教育を受ける機会を逃してすぐに稼げる建設業の世界に入り、10年ぐらいそれだけに従事していました。彼らの大半は現在、30代半ばに差し掛かっており、こうした若年層を中心にした失業者が約550万人もいる。スペインの人口は4700万人ですが、そのうちの約550万人ですよ。

日本でも若者の失業が問題になっていますが、人口全体から考えるとスペインの失業問題は、日本とは比較にならない深刻さですね。

オルティゲイラ:危機以前には約2300万人の雇用がありました。そのうち約570万人が失業したわけですから、労働人口の25%が失業していることになる。実に深刻です。ただスペインでは失業保険が比較的、充実しています。570万人の失業者は今、失業保険で暮らしています。GDPの3%ものお金が、失業手当に割り振られている状態です。

出どころが同じ税金であると考えれば、ある意味、それまで公共投資で賃金として支払っていたものが、失業手当に移ったとも言えます。

オルティゲイラ:その通りですよ。スペインは高福祉国家です。先ほど少し触れたように、公共医療、公共教育、いずれもほとんどタダで、今年まで医療費は完全無料でした。これらも財政を逼迫させる要因です。

 16歳から25歳のスペイン人の非自発的失業率は、52%にものぼっている。また、スキルや学歴のない40歳〜54歳では、30%の人々が失業しています。全般的に教育のない層が大きく影響を受けている。

 スペインの失業でさらに問題なのは、新卒の未経験者です。まだ一度もまともに仕事に就けていない。不況で真っ先に打撃を受けているのがこうした人々です。一方、もし35歳以上で大学卒であれば、このような情勢でも比較的に容易に仕事が見つけられます。

社会的動乱が起きないのは、家族の支えがあるから

 世帯で見ても失業は深刻です。夫婦2人世帯の家計で、夫婦そろって失業している家庭がどんどん増えています。どちらか1人だけが失業しているだけならそれほど問題は大きくはないのですが…。両方失業してしまうと、一家の家計を丸ごと福祉で支えなければいけない。

 こうした中、社会で重要な役割を果たしているのが家族です。若年失業が社会問題化しているものの社会不安が起こらないのは、彼らが両親から支援を受けているからです。22歳や23歳で大学を出て一度も働いたことがなく、両親と暮らしている人も多い。経済危機の間は、公的支援と共に家族の役割が極めて重要であると言えます。

 家族の支えというセーフティーネットがあるから、若年世代の約52%が失業しているのに、深刻な社会的動乱や犯罪率の上昇などが起こっていないと言えます。それにスペインでは平均的に、30歳ぐらいまで両親と暮らすのが当たり前です。英国や米国、あるいは北欧とは違います。これらの国々では、18歳前後になったら独立しなければいけませんが、スペインにそうした「空気」はない。

日本では、大学などを卒業して就職しても親元を離れない独身の人々を「パラサイトシングル」と呼んだり、勉強も仕事もしていない人を「ニート」と呼んで社会問題になりましたが、スペインでは慣習的に普通のことなのですか。

オルティゲイラ:他の国々と比べて極めて高い25%もの失業率を記録しながら国内で問題なくビジネスが回り、社会不安が起こらないのは、家族の支援のおかげでしょうね。若者が街中でぶらぶらしているわけでも、物乞いをしているわけでもなく、犯罪率が高まっているわけでもありません。街中は至って平穏です。とはいえ、家族による支えもおそらく限界に近づきつつあるでしょうから、予断は許しません。

スペインでは、貧富の格差は問題ではないのでしょうか。

オルティゲイラ:国内の格差より、欧州の他の国々と比べた時の格差は存在します。スペインは、英国や米国に比べればかなり平等な社会です。まず、教育と医療がタダです。貧しくても、教育と医療が保障されているのは強みだと思います。富裕層も米国や英国の富裕層ほど財産があるわけではありません。ややリッチという程度で、大多数は中産階級です。スペインでは、中産階級が社会にとって極めて重要です。

 危機によって、高福祉にもかかわらず格差は以前に比べれば広がり、とりわけ低学歴層にとっては厳しい社会になりました。しかし格差が社会的な緊張をもたらしているわけではなく、大きな問題にはなっていません。

勉強に意欲があれば、基本的に皆、大学に行けることも背景にあるのでしょうね。

大学進学のコストが低すぎることのデメリット

オルティゲイラ:大学の門戸は皆に開かれていますが、スペインの出生率が極めて低く、子供の数、学生の数が減り続けています。出生率は最近は1.4程度と多少は復調しているものの、90年代後半から2000年ごろは1.1まで下がりました。ほとんどの人は1人しか子供を作らない。昔と違って、3人も4人も子供を持たない。世界でもかなり低い部類に入るでしょう。日本はどうですか?

日本の合計特殊出生率は1.39です。

オルティゲイラ:もちろん大学に入学するためには高校時代に良い成績を取り、全国共通テストなどを受けなければいけません。ですが今、とりわけ90年代から進んだ低出生率の影響が表面化し、大学に入学すること自体は比較的容易な状況です。教育の質は高いのですが。日本もそうでしょうが、17年後のスペインでは、大学に進学する子供の数はきっと激減しているでしょう。また、誰でも医学を学んだり工学を学んだり、好きな分野を選んで学べるようになっていると思います。

 今でも大体50%は大学に進学しますから、進学率は高い方です。大学教育のコストが安すぎることもあると思います。さらに、社会のニーズと、持っているスキルがミスマッチを起こしているのことが問題です。

 最近、この問題について政治家が認識し始め、企業関係者と議論を始めています。例えば、ホテルの受付担当が大学で古典文学博士の学位を持っているというようなケースが多いのです。本来なら、ホテル経営の学位を持っているべきでしょう?

スペインでは、学位と職能のミスマッチが高い失業率の原因の1つと考えられているのでしょうか? 日本も状況としては似たようなものに思えます。

オルティゲイラ:それは重要な指摘ですが、必ずしも高い失業率の原因ではありません。重要なのはやや極端な「ミスマッチ」が起こっている点です。例えば文学で博士号を取っても、その学位にふさわしい仕事が存在しなければ、スペインが、間違った過大な公的教育の投資を施したことになります。極めて専門性の高い学歴やスキルを、必要以上に備えた(overqualified)人が多すぎる。もっと技術や、将来の仕事に見合った教育をするべきでしょう。

 このミスマッチを解決するため、大学教育を、企業部門の要求に応えるものへと再考しなければなりません。学費がほとんどタダであるために、学生が興味の赴くまま、将来の仕事のことを考えずに専攻を選んでいる可能性があります。

 もう少しコストがかかって大学進学に「投資」的な意味合いが強くなれば、将来のリターンにつながる勉強をしようとするのではないでしょうか。企業社会のニーズに見合う専攻を選ぶようになるインセンティブを設けることが必要かもしれません。

終身雇用、短期雇用の「格差」が問題

日本ではデフレが続く中、非正規雇用の労働者の失業が問題になっています。スペインではどうでしょうか。

オルティゲイラ:スペインでも雇用形態により労働市場が2重構造になっている問題があります。契約で身分保障された終身雇用の労働者は、解雇された時に多額の退職金などを受け取ることができます。受け取る条件は人それぞれです。解雇されたその日にお金を受け取りますが、金額は雇用されていた長さによります。

 解雇された時には退職金がもらえます。これは40日分の給与に、勤続期間をかけた金額を受け取れるお金です。一方、短期雇用の労働者はこれがありません。そのため危機が訪れた時、解雇しやすい短期雇用の労働者が次々と解雇される問題が起きました。

 スペインで、雇用における終身雇用と短期雇用の違いは、契約終了に伴う退職金に関する部分だけです。契約する時、短期雇用の労働者も直ちに公共健康保険と公的年金に加入しますが、退職金の有無だけが違う。

 企業は、危機への対応として解雇のコストが高い終身雇用の社員を守り、環境が良くなることを期待しながら雇い続ける選択をする。しかし短期雇用の労働者は即座に解雇してしまう。それが、スペインの失業率が不安定な理由の1つです。

 危機以前の段階で、スペインにおける短期雇用の労働者は労働人口全体の3割以上にのぼっていました。他の欧州国家より高い比率です。今はもちろん、解雇されたためその比率は若干低くなっていますが。

 現在、スペインでは600万人近くの人々が短期雇用の契約で働いていますが、それだけの人々が経済情勢により即座に解雇される環境にあるということです。そのため不況になればあっという間に失業率が高まる。政府ではこの労働市場における二重構造の問題を解決しようと取り組んでいます。現在、短期雇用の人々にも退職金を支給してはどうかと提案されているところです。

日本の正規雇用、非正規雇用の「格差」と似ていますね。ところで公的な失業手当はどのくらい支給されるのでしょうか。

オルティゲイラ:公的な失業手当は、仕事を見つけるまでの最長2年間、毎月もらえます。これは長い方でしょう。最初の半年、失業前の給料の7割を支給され、それ以後は6割が支給されます。欧州の他の国々と比べて取り立てて水準が高いわけではないと思います。ちなみにイタリアは、失業手当がありません。

 ここでまたやっかいな問題なのは、欧州連合(EU)内で国ごとに労働規制が違うことです。スペインにはスペイン独自の労働市場の規制があり、イタリアやドイツとは全く違うものになっています。目下、EUはこの部分を修正しようとしています。通貨を統合した以上、それぞれ違う組織、全く違うルールで国を運営していくことはできないと悟ったのです。同一通貨でやっていくのであれば、規制も統一しなければいけません。欧州が危機から学んだ教訓です。

中でも財政統合については今、EUで議論されています。

金融と財政を切り離して考えたのは誤り

オルティゲイラ:現在は同じ通貨であっても、財政は一緒ではありません。ユーロ圏では金融政策は共通ですが、財政政策は個別です。各国がそれぞれの財政政策をしています。しかし、それも誤りでした。財政が統合されていない共通通貨圏というのは、大変ハイリスクだと分かった。

 一番の失敗は、最初から財政・金融双方を1つにしなかった点にあると言えます。欧州連合をスタートさせる時、財政を統合しなかったために多くの不均衡が生じました。スペインやイタリアは、ドイツやフランスから巨額の借金をして財政赤字を抱えた。財政が1つだったなら、これほどの不均衡は生じなかったことでしょう。例えば「共通財政庁」のような機関が財政政策を調整すべきです。現在、財政統合は欧州復活のカギと言ってもいいです。

冒頭でスペインの製造業はあまり強くないとおっしゃていましたが、スペインにも国際的に有力な企業があると思います。

オルティゲイラ:スペインの製造業は悲観的にならざるを得ないのですが、世界レベルで素晴らしい企業もあります。例えば高速鉄道をはじめとするインフラ系の企業です。空港運営や高速鉄道建設のノウハウや技術に強みがあり、既にサウジアラビアや米カリフォルニア州でビジネスを展開しています。ロシアとも鉄道建設を交渉中です。このように、インフラ系の企業が危機を経て、海外での事業機会を積極的に模索するようになっています。

 また、石油とガスの「レプソル」は、アルゼンチンを含め数カ国に油田を保有しています。通信大手の「テレフォニカ」は、南米諸国で通信事業を展開しています。銀行セクターでは南北米国大陸と英国で展開する2行がありますし、「ザラ」を展開する衣料大手「インディテックス」は世界的に有名ですね。

危機のおかげで各企業が海外市場での展開に本気になったのですね。

オルティゲイラ:それが、スペインが危機から得たプラスの側面でしょう。国内での事業機会がどんどん縮小しているので、生き残るためには他国でチャンスをつかむしかない。これがスペインのビジネス界に新しい風を巻き起こしてくれればいいと思っています。きっと成長しますし、世界を相手にすることに集中していれば、国内市場の縮小にあまり悲観的にならなくてもすみます。

 農業も比較的重要な分野です。もともと、欧州各国にたくさん農産物を輸出していますが、近年は創造的で、洗練された農産物を作るようになっています。品質も向上し、競争力が高まってきました。オリーブオイルやワインでは研究開発やマーケティングの努力が進められ、イタリア産などに劣らぬ品質の高いものを製造するようになっています。

 農業の競争力を高めるためには、農産物の研究開発を進め、世界に打って出る必要があります。従来通り、オレンジやバナナといった農産物を、付加価値を付けずに輸出するだけではだめです。スペイン企業も、危機を通して自覚しています。生産性を高めて積極的に輸出して、世界の企業と戦っていかなければスペインは生き残れないのです。


広野 彩子(ひろの・あやこ)

日経ビジネス記者。1993年早稲田大学政経学部経済学科卒業後、朝日新聞社入社。阪神大震災から温暖化防止京都会議(COP3)まで幅広い取材を経験した後、2001年1月から日経ビジネス記者に転身。国内外の小売・消費財・不動産・保険・マクロ経済などを担当、『日経ビジネスオンライン』、『日経ビジネスマネジメント』(休刊)の創刊に従事。休職してCWAJ(College Women’s Association of Japan)と米プリンストン大学の奨学金により同大学ウッドローウィルソンスクールに留学、2005年に修士課程修了(公共政策修士)。近年は経済学コラムの企画・編集、マネジメント手法に関する取材、執筆などを担当。


危機の経済学

政府の過剰債務問題による不確実性と、金融政策の行き詰まりが目につく近ごろの先進国経済。日本も例外ではない。このコラムでは、日本の財政危機と成長戦略、スペイン経済の実態について、経済学者へのインタビューを通して考える。全3回。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120808/235437/?ST=print


 

9月、ユーロ危機は天王山へ

カギを握る3つのイシュー

2012年8月20日(月)  熊谷 徹

 8月のヨーロッパは、バカンスの季節。私が住んでいるミュンヘンでも、多くの市民が旅行に出ているので、朝夕の地下鉄やバスが空いている各国の議会が閉会になるため、政治家、官僚、ジャーナリストたちもこの時だけは、まとまった休みを取る。この時期を、ドイツ語でSommerloch(夏の穴)と呼ぶ。ニュースが減って、新聞が一段と薄くなる時期である。

 だが明るい夏の日差しも、ヨーロッパに漂う不安感を拭い去ってはくれない。ヨーロッパ各国の政治家や市場関係者の間では、「今年9月がユーロ危機の天王山となる」という見方が強まっている。

 その理由は、3つある。
1)EUや国際通貨基金(IMF)などの監視団「トロイカ」が、ギリシャの経済改革や緊縮策の進捗状況について報告書を発表する。EUとIMFはこの報告書に基づき、ギリシャに3兆円近い金を振り込むか否かを決定する。
2)スペイン政府がEUに対し、救済を正式に申請する可能性が高まっている。
3)ドイツの連邦憲法裁判所が、同国がESM(欧州金融安定メカニズム)に参加することが合憲かどうかについて判決を下す。

注目されるトロイカ報告書

 まず欧州最大の問題児、ギリシャから始めよう。欧州委員会,IMF、欧州中央銀行(ECB)で構成する監視団・通称「トロイカ」は、ギリシャの経済改革や歳出削減策の進捗状況について、9月に報告書を発表する。

 トロイカは、ギリシャに金を貸している債権国、債権機関が派遣する「お目付け役」である。債務国が歳出を減らし歳入を増やす努力をきちんと行っているか、借金の条件として約束したことを期限までに履行できるのかについて、厳しく監視する。トロイカは7月末にアテネでギリシャの財務大臣らと協議していったん同国を離れた。9月に再びギリシャを訪れた後、報告書をまとめる。

 トロイカの報告書が、悲観的な内容になることは確実だ。ギリシャの「痛みを伴う改革」は、遅々として進んでいない。

 ギリシャは今年2月に、EUとIMFから1300億ユーロ(12兆3500億円・1ユーロ=95円換算)の緊急融資を受ける条件として、経済改革や緊縮政策を実施すると約束した。同国は、2013年と2014年に合計115億ユーロ(1兆925億ユーロ)を節約しなくてはならない。

 だが6月の選挙で誕生した連立政権は、EUに「経済改革の実施期限を2年間延ばしてほしい」と要請し、2月に合意したばかりの内容を変更するよう求めている。この背景には、ギリシャの国内事情がある。連立政権を構成する新民主主義党(ND)と全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は、いずれも選挙期間中に、「EUが押し付けた条件(通称メモランダム)の見直しを要求する」という公約を掲げた。ギリシャ人たちは、メモランダムを一種の「不平等条約」と見なしている。両党ともに、国民に約束した都合上、メモランダムをすんなりと受け入れるわけにはいかないのだ。

不況が深刻化する危険

 特にギリシャ政府が避けようとしているのが、公務員の解雇だ。EUは、ギリシャが長年にわたり生産性の低い公共部門を肥大させてきたことが、債務が拡大した根本的な原因の一つだと見て、公務員数の大幅削減を求めている。

 同国は今年2月EUに対して、2015年までに公務員の数を15万人減らすことを約束した。しかし欧州連合統計局によると、ギリシャの今年6月の失業率は22.5%に達しており、欧州で最悪。若年層の失業率は、昨年末の時点で49.3%という高水準に達している。今後3年間に毎年5万人の公務員を解雇した場合、失業率がさらに上昇し、国民の不満が頂点に達する危険がある。

 また、同国の経済状態は相変わらず低迷している。同国の公的債務がGDPに占める比率は、今年第1四半期の時点で132.4%である。昨年第4四半期の165.3%に比べると、今年2月に実施した民間債権者に対する債務の減免(ヘアカット)のために減っている。とはいえ、依然としてEUで最悪の水準にある。

 同国政府は、今年の経済成長率もマイナスになると予想している。この予測が的中すれば、ギリシャ経済は5年連続で収縮することになる。同国が深刻な不況から脱出する目処はまだ立っていない。

■図表1 2012年第1四半期のEU主要国における債務比率(GDPに対する公的債務の比率)

資料・欧州連合統計局
■図表2 ギリシャのGDP成長率(%)

資料・欧州連合統計局
「ギリシャのユーロ圏脱退は怖くない」

 一方、ギリシャにお金を貸している国の側でも不満が高まっている。特にドイツのフィリップ・レスラー経済大臣が今年7月末に行った発言は、注目を集めた。

 彼は、「ギリシャはEUとIMFに対して約束した改革のうち、3分の2を履行していない」と批判。そして「今年2月に合意したばかりの条件を緩和したり、EUが同国に新しい救済パッケージを提供したりすることは、絶対に受け入れられない」とギリシャ政府の要求を拒否した上で、「ギリシャのユーロ圏脱退は、怖くない」と述べた。

 つまり経済大臣は、ギリシャが破綻しユーロ圏から脱退しても、その悪影響は十分コントロールできると考えている。裏を返せば、ドイツは「支援のためのコストがあまりにもかかりすぎる場合には、ギリシャのユーロ圏への残留に固執しない」と言っているのである。レスラー氏は、メルケル政権の副首相でもある。これほどの要職にある政治家が、ギリシャのユーロ圏脱退は十分ありうると公言したことは、ドイツ政府の忍耐がすでに限界に近づいていることを示唆している。2年前にメルケル首相が「ユーロ圏からは一国も脱落させない」と述べていたことを考えると、隔世の感がある。

 トロイカが9月に発表する報告書の中で「ギリシャ政府の改革努力は不十分であり、現在のままでは、節減の目標を約束どおりに達成できない」という判定を下した場合、何が起きるのか。

 EUは9月14日と10月8日に財務相会議を開いて、次の融資額312億ユーロ(2兆9640億円)をギリシャ政府に送金するかどうかを決定する予定だ。EUがこの支払いを見合わせた場合、ギリシャ政府は債務不履行に陥り、破綻する。破綻した国がユーロ圏にとどまることは難しいので、同国はユーロを放棄することを余儀なくされるだろう。

 米国の大手銀行シティー・グループのエコノミストたちは、「ギリシャがユーロ圏を脱退する可能性は90%」と見ており、2013年1月1日にそれが現実化する可能性が高いと指摘している。

 またIMFの中でも、不満の声が強まっている。ユーロ圏向けの融資が、IMFの融資総額の3分の2に達しているからだ。このためIMFの一部の関係者は「ECBとユーロ圏加盟国の政府はギリシャに対する債権の一部を放棄して、ギリシャの公的債務がGDPに占める比率を2020年までに100%まで下げるべきだ」と主張している。

 これはIMFの公式見解ではない。IMFが今年2月に同国政府との交渉で要求した条件は、「ギリシャは債務比率を2020年までに120%に下げるべきだ」というものである。だが非公式の見解とはいえ、欧州諸国に大幅なヘアカット(債務減免)を求める意見が浮上したことは、「IMFの任務は、ユーロ圏を助けることだけではない。欧州は問題を解決するために、もっと血を流すべきだ」という批判がIMFの中で強まっていることを示している。

 9月のトロイカの報告書の内容によっては、IMFがギリシャ支援の継続を見合わせる可能性がある。万が一、IMFがギリシャへの融資をやめた場合、欧州諸国の負担はさらに増える恐れがある。

欧州のブラックホール

 ちなみに、欧州諸国やIMF、民間債権者が第一次救済措置(2010年5月)と第二次救済措置(2012年2月)でギリシャ救済のために約束した融資や債務減免額を合計すると、3470億ユーロ(32兆9650億円)に達する。これはギリシャのGDPの約166%に相当し、ギリシャ市民一人あたり3万3600ユーロ(319万円)を受け取ることになる。

 ギリシャの経済規模は、ユーロ圏のGDPの2.1%にすぎない。その小国に、納税者が拠出した巨額の金が吸い込まれていく。2009年末にギリシャの債務危機が深刻化してから、今年は3年目を迎える。それでも患者の容態は根本的には回復していない。ギリシャは、ヨーロッパ市民の税金を吸い込むブラックホールのように見える。

 ドイツの有力な経済研究所の一つであるIFO経済研究所(ミュンヘン)のハンス・ヴェルナー・ジン所長は、7月末に「ギリシャがユーロ圏にとどまることによるドイツの負担は890億ユーロ(8兆4550億円)にのぼるが、ギリシャがユーロ圏を脱退することによるコストは、820億ユーロ(7兆7900億円)にとどまり、残留する場合のコストをやや下回る」という試算を発表した。

 ドイツ市民の間でも、ギリシャのユーロ脱退を求める声が強まっている。世論調査機関Yougovが今年5月末にドイツ人を対象に行ったアンケートの結果によると、回答者の56%が「ギリシャはユーロ圏から出て行くべきだ」と回答した。ギリシャはユーロ圏に残るべきだと答えたのは、26%にすぎなかった。

 ドイツ政府内で「ギリシャのユーロ圏脱退は、もはやタブーではない」という意見が有力になっている背景には、「底の抜けたバケツ」に資金を送り込み続けることに対する危機感があるのだ。

ECBに泣きついたスペイン

 ギリシャと並んで、いまユーロ危機の台風の目となっているのがスペインだ。同国の10年物国債の利回りは、7月23日に一時7.56%に達した。これは、ユーロ導入以来最高の水準である。この日、スペインの株式指数は一時5.5%下落した。利回りが7%を超えると、マーケットで国債を売って資金を調達するのが難しくなる。同国では、多くの金融機関が不動産バブルの崩壊によって、多額の不良債権を抱えている。

 スペイン政府にはこれらの銀行を援助する金がないので、同国は6月25日にEUに対して銀行救済だけを目的とした融資を申請した。しかしこの融資を受けたために、債務が国内総生産に占める比率が上昇し、国債を売るのが難しくなっているのだ。銀行危機と債務危機の悪循環である。同国では若年層のほぼ半数が失業するなど、不況の影響も深刻になりつつある。

■図表3 スペインの経済成長率(%)

資料・欧州連合統計局
なぜドイツは国債買い取りを拒否するのか

 このため6月末にスペインのラホイ政権は、ECBに「わが国の国債を買って、利回りを引き下げるのを手伝ってほしい」と泣きついた。

 これに対し、ドイツ政府は猛然と反対した。欧州通貨同盟の法的基盤であるリスボン条約は、ECBが加盟国の国債を買うことを禁じているからだ。ドイツ連邦銀行は、反対の理由を、「ECBによる国債買い取りは、印刷機を使ってユーロ紙幣を大量に印刷し、過重債務国に金を貸し出すことを意味する。ECBが国債を買って援助してくれるとわかれば、南欧諸国は痛みを伴う経済改革を怠るだろう」と説明している。さらに、大量の通貨がユーロ圏内に出回ると、インフレの危険も高まる。

 ECBは2010年5月以来、ギリシャなどの国債2115億ユーロ(20兆925億円)相当を買い上げて、過重債務国を支援した。だがドイツが「EU条約違反だ」と強く反対したため、現在は買い取りを行っていない。

 米国では、中央銀行に相当する連邦準備制度理事会(FRB)が、日常茶飯事のように国債を買い取っている。しかしドイツの通貨当局者にとって、中央銀行による国債買い取りはタブーだ。

 西ドイツの中央銀行であるドイツ連邦銀行(ブンデスバンク)は、戦後半世紀にわたって「政府からの独立」を維持してきた。インフレ・ファイターとしての役割に徹することで、マルクの安定性と信用性を高めることに成功した。「ドイツ人は神様は信じなくても、連銀は信じる」というジョークがあるほど、国民はブンデスバンクに信頼を寄せてきた。

 ドイツがマルクを放棄してユーロの導入に同意した際の条件の一つに、「ECBにドイツ連銀並みの独立性を与える」という内容があった。ECBをドイツ連銀があるフランクフルト・アム・マインに設置したことにも、「ECBは政治に従属せず、独立したインフレ・ファイターであってほしい」というドイツ人の希望が込められている。

 ドイツ人は第一次世界大戦後に超インフレを経験し、通貨が無価値になる恐るべき事態を経験した。そのことが国民の骨身にしみこんでいるため、ドイツ人は今でもインフレに対して非常に神経質だ。

 政府の財政状態を改善するために、中央銀行が国債を買い取ることは、中央銀行が政治に従属することを意味する。ドイツの通貨政策担当者は、財政政策と通貨政策を合体させることに強いアレルギーを持っている。

 ドイツ連銀のイェンツ・ヴァイデマン総裁は、中央銀行による国債買い取りを「monetare Staatsfinanzierung(通貨政策による国家への融資)」と呼んで、絶対的にタブー視している。ドイツ人は、「FRBは、中央銀行としての独立性を失い、米国政府の走狗になっている」と主張する。ここには、通貨政策に関するメンタリティーにおける米独間の大きな違いが横たわっている。

 ドイツ連銀の総裁としてECB理事会の一員を務めていたアクセル・ヴェーバーと、ECBの主任エコノミストだったユルゲン・シュタルク(元ドイツ連銀・副総裁)が.昨年、次々に理事を辞任した。この原因の一つは、ECBによるギリシャ国債買い取りに対する強い不満があった。特にシュタルクは「ECBによる国債買い取りは、EU法に相当するリスボン条約に完全に違反する行為だ」と断言する。法律や規則の遵守を重視するドイツ人たちは、2010年以来ECBが南欧諸国の支援のために行なってきた行為を見過ごすことができないのだ。

 米国や日本の金融関係者は、危機的な状況になっても原則を曲げようとしないドイツ連銀を、かすかな揶揄を込めて「ファンダメンタリスト(原理主義者)」と呼ぶことがある。

 ドイツ政府の強硬な姿勢に対して、スペイン政府は「連帯の精神が不足している」と不満を隠さない。同国のある大臣は、「ドイツはEU域内での、輸出によって最も利益を得てきた。さらにドイツは、第二次世界大戦後の困難な状況にある時、他の国々から支援を受けた」として、他の国々ともっと協力するようにドイツに対して訴えた。この背景には、ドイツはユーロ導入によって最も恩恵を受けたのだから、スペインやギリシャ支援のためにもっと金を使うべきだという南欧諸国の考え方がある。これらの国々では、「ドイツが、南欧諸国に対する支援の拡大に強硬に反対しているから、ユーロ圏が崩壊の危機に瀕しているのだ」と固く信じている市民が少なくない。

 私は過去22年間にイタリア、スペイン、ギリシャなど南欧の国々をたびたび訪れて、「人間関係が優先で、法律の遵守はドイツほど重視していない」という印象を得た。もちろんこれらの国々が法治国家であることは間違いないが、ドイツほど規則や法律を優先させるメンタリティーは強くない。南欧の人々はある意味でドイツ人よりも柔軟性に富み、融通無碍である。

 ユーロ危機の解決法をめぐりなかなか意見が統一されない背景には、ヨーロッパの南北間に横たわるメンタリティーの違いも影響している。

ドイツの孤立深まる

 実際、ドイツはEUの中で孤立しつつある。ユーロ圏加盟国(ユーロ・グループ)のリーダーであるジャン・クロード・ユンカー氏も、7月30日に「ドイツは、国内の都合ばかりを考えるべきではない。もしも他の加盟国がドイツのように振舞ったら、ユーロ圏は崩壊の危機にさらされる」とメルケル政権の態度を批判した。「ドイツは自分の国の繁栄と安定ばかり考えており、困っている南欧諸国を助けようという態度に欠ける」という批判が高まっているのだ。

 フランスやイタリアなどの首脳は、ECBがスペインの国債を買い取るべきだという意見に傾きつつある。

 南欧諸国の本音は、「EUに正式な救済措置を申請しなくても、ECBから支援を受けられる状態を作り出したい」というものだ。そうすれば、ギリシャやアイルランドが着せられたようなトロイカの「拘束衣」を着なくても済むからだ。

 南欧諸国が求めている第1のオプションは、「国債をマーケットで売れなくなった国のために、ECBが国債を無制限に買い取って、利回りの高騰を防ぐ」というものである。

 第2のオプションは、7月1日に発足したEUの融資機関ESMに銀行機能を与えて、南欧諸国の国債を買い取らせるという手だ。ESMはこの国債を担保としてECBに差し入れることによって、ECBから無制限に資金を調達し債務国に融資する。

 ここで南欧諸国にとって重要なのは、ECBの関与である。これまでユーロ・グループが打ち出してきた救済策は、いずれも不発に終わった。だがECBは、ユーロ紙幣を印刷する権限を持つ。その潤沢な資金量に対して、マーケットの投機筋が対抗することはできない。

 さらに、ECBが債務国の国債を買ったり、ESM経由で無制限に資金を供給したりしてくれれば、南欧諸国はEUに正式に救済を申請する必要がなくなる。ギリシャやアイルランド、ポルトガルが課されたような厳しい緊縮策を、押し付けられずに済む。EUとIMFによって、箸の上げ下げを監視される屈辱を味わわずに済むというのは、南欧諸国にとって大きな魅力だ。

 ECBの国債買い取りとESMの銀行化は、ギリシャやスペイン、イタリアにとっては夢のような話だが、ドイツにとっては悪夢のシナリオである。債権国の支払い義務も、無制限になってしまうからだ。債務国が破綻してECBが買い取った国債が無価値になった場合、最終的に損失を受けるのはユーロ圏加盟国の納税者である。このためドイツ政府は、南欧諸国が夢見るいずれのオプションについても断固として反対している。

ECB総裁の「爆弾発言」

 こうした中、注目されるのがECBのマリオ・ドラギ総裁の動きである。彼はイタリアの出身だ。同国の10年物国債の利回りは、昨年11月25日に7.26%まで上昇した。その後下がっていたが、今年3月以降再び上昇し、6月24日には6.6%と7%の危険水準に近づいた。

 7月26日にロンドンのグローバル・インべスターズ・コンフェレンスという会議で、ドラギ総裁が行った発言は、世界中で注目を集めた。

 比喩を使うのが好きなドラギ氏は、まずユーロを虫にたとえて、聴衆を煙に巻いた。「ユーロはマルハナバチ(ミツバチよりも大型で毛深い蜂)のようなものです。これは自然の不思議とでも言うべきものでしょうか。一見マルハナバチは飛べないと思われますが、それでも飛ぶのです」。マルハナバチは、体重に比べて翅(はね)の揚力が少ないので、飛行が難しそうに見える。ドラギは債務危機の泥沼の中で苦しむユーロが、結局は立ち直ると指摘したかったのだろう。

 特に注目されたのは、ドラギ氏が「ECBは、ユーロを維持するためには、与えられた権限の範囲で、必要となればあらゆる措置を取ります」と断言したことだ。彼は、「私の言うことを信じてください。ECBが取る措置は、十分な効果を持つでしょう」と付け加えて、短いスピーチを終えた。

 この発言が伝わった金融市場は、蜂の巣をつついたような騒ぎになった。市場関係者は「ECBが近くスペインの国債の買い取りに踏み切る」と予想したのだ。このため、スペイン国債の利回りは一時的に下落した。

 ドラギ総裁は、ユーロ圏加盟国の中央銀行の総裁たちに事前に連絡することなく、ロンドンでこの発言を行なった。ドイツ連銀のヴァイデマン総裁にとっても、寝耳に水だった。ドイツ政府は、「ECBが独断で国債買い取りに踏み切るというシグナルなのか」と疑心暗鬼に陥った。

スペインも救済を正式申請か?

 このため8月2日にECBが開いた理事会に、世界中の金融関係者が注目した。しかし、マーケットにとってこの理事会の結果は「大山鳴動して鼠一匹」だった。ドラギ総裁は、理事会後の記者会見で、債務国の国債をECBが買い取ることに前向きの姿勢を示した。しかしその条件として、「債務危機に陥った国が、EUに対して正式に救済申請を行い、EUの経済改革や緊縮策を受け入れること」を付け加えたのである。

 理事会での採決では、ドイツのヴァイデマン総裁だけが国債の買い取りに反対し、他のユーロ圏加盟国の中央銀行総裁は、全員賛成した。

 しかしドラギ総裁はドイツの顔を立てるために、「正式の救済申請なしにECBが国債を買い取ることはあり得ない」と釘を刺したのだ。つまりECBによる国債の買い取りという支援措置を受けたい国は、EUが課す「拘束衣」を着なくてはならない。スペインやイタリアにとって、ギリシャが課されたような厳しい緊縮措置を避けることも、重要な目標である。このため、ECB理事会の決定は、無条件で国債の買い取りを求めていた南欧諸国に失望を与えるものだった。

 ドラギ総裁のこのメッセージを受けて、スペイン政府のマリアーノ・ラホイ首相は重大な発言を行った。彼は8月3日にマドリードで開いた夏季休暇直前の記者会見で、「わが国は、銀行救済のために申請した1000億ユーロの緊急融資に加えて、第2の救済措置の申請をすることがあり得る」と述べたのだ。第2の措置とは、銀行部門の救済に限らない、EUに対する正式な救済申請である。スペイン政府が、EUに正式に救済申請をする可能性を示唆したのは、これが初めてだ。

 EUに救済を正式に申請するということは、全世界に対して「自力再建は不可能」と告白し、ギリシャやポルトガル、アイルランドと同格になることを意味する。誇り高いスペイン人たちにとって大きな屈辱である。

 これまでスペイン政府は、「正式な救済措置の申請は必要ではない」と繰り返してきた。6月25日に行なった融資申請では、「銀行救済だけが目的」という理屈を押し通し、EUによる経済改革と緊縮策の押し付けを避けることに成功した。

 しかしラホイ氏は、ドラギ総裁のメッセージを聞いて、EUへの救済を正式に申請することなく、ECBに国債を買い取ってもらう道が閉ざされたことを知った。このため彼は、これまでタブーだった「正式な救済申請」の可能性を初めて示唆したのだ。

 ラホイ首相は、「まだ救済を申請すると決定したわけではない」と説明している。けれども、10年物国債の利回りがすでに7%を超えている現在、彼が夏休み明けに正式申請に踏み切る可能性は十分にある。

 欧州の金融関係者たちは、9月の最初の週にユーロ圏加盟国の首脳、もしくは財務大臣が臨時会議を開き、「スペイン救済のための特別な措置」を発表する可能性を指摘する。元々9月6日には、ドイツのメルケル首相が経済界の代表とともにマドリードを訪問する予定になっている。メルケル氏がスペイン滞在中に、ラホイ氏とともにテレビカメラの前に立ち、同国への力強い支援を約束すれば、EUはマーケットに対して重要なシグナルを送ることができる。

 ブリュッセル、フランクフルトの官僚たちは、夏休み返上でスペイン救済の準備を進めているかもしれない。スペインの経済規模は、ユーロ圏のGDPの11.2%に相当する。支援国の負担の大きさは、ギリシャの比ではない。EUはギリシャとスペインという「二正面作戦」を戦う運命に陥るかもしれない。

ESMをめぐる違憲訴訟

 さて9月がユーロ危機の天王山になると私が考える第3の理由は、ドイツの連邦憲法裁判所が9月12日に、「ドイツがEUの融資機関ESMに加わるのは、合憲か否か」をめぐる訴訟について判決を下すからだ。

 ドイツ連邦議会は今年6月29日に、ドイツがESMに参加することを承認している。これに対してキリスト教社会同盟(CSU)のペーター・ガウヴァイラー氏らは「ESMへの参加は憲法違反」として連邦憲法裁判所に提訴した。原告は、「南欧諸国の債務を他の国に肩代わりさせるESMは、加盟国の債務を他の国が引き受けることを禁止するリスボン条約に違反している。ドイツがESMに参加した場合、他国への支援を強制されることになる。これは連邦議会の予算決定権が剥奪されることを意味する」と主張している。

 連邦憲法裁判所は、口頭審理を通常行わない。しかし同裁判所のアンドレアス・フォスクーレ裁判長は、ドイツ連銀のヴァイデマン総裁やIFO研究所のジン所長らを証人として招き、ESMに関する意見を聴取した。憲法裁が異例の口頭審理を行ったことは、裁判長がこの訴訟を極めて重視していることを示している。ドイツでは、200人を超える経済学者たちがジン所長に賛同して、ユーロ・グループが南欧諸国の債務を共同化することに反対する公開書簡に署名している。

 ドイツの経済学者たちは、納税者の資金で、銀行に投資している投資家を間接的に救うことについても批判している。前回もお伝えしたように、6月29日のEU首脳会議で採択された共同宣言は、「ユーロ圏全体を監視する銀行監督官庁が設立されるなど、一定の条件が整えば、ESMは経営難に陥った銀行に直接融資することができる」としている。このことは、ESMが拠出する公的資金によって、銀行の株主など民間の債権者の負担を軽減することを意味する。

 もしも連邦憲法裁判所が「ドイツのESM参加は違憲」と判断した場合、マーケットでは大きな混乱が生じるかもしれない。ESMは、EUが過重債務国を救済する上で最も重要なメカニズムである。EU最大の経済パワーであるドイツが参加できないことは、ESMの事実上の崩壊につながるかもしれない。現在でも孤立しているドイツに対し、ヨーロッパ諸国の批判は一段と高まるだろう。

 ただし憲法裁判所は、これまでも何度か政治的な判断を下してきた。この裁判所は、純粋に法律的な判断だけではなく、判決が及ぼす政治的な影響にも配慮するのが特徴だ。特に、ユーロ救済のようにドイツだけではなく、欧州の他の国々にまで大きな影響が及ぶ問題では、なおさらである。

 したがって、私は連邦憲法裁判所がESMへの参加を違憲と判断する可能性は低いと考えている。しかし2010年以来ドイツ政府が、EU法に抵触する措置――ECBによるギリシャ国債の買い取りなど――を受け入れざるを得ない状況に追い込まれ、連邦議会の権限が狭められてきたことも事実だ。この「超法規的事態」をドイツ司法界の最高権威が今回も黙認するのか。

 9月には、ヨーロッパだけでなく世界中の目が、憲法裁があるカールスルーエに向けられることになるだろう。夏休みを終えて首都に戻ってくるヨーロッパ各国の首脳を、難題の山が待ち受けている。


熊谷 徹(くまがい・とおる)

在独ジャーナリスト。1959年東京都生まれ。早稲田大学政経学部経済学科卒業後、日本放送協会(NHK)に入局、神戸放送局配属。87年特報部(国際部)に配属、89年ワシントン支局に配属。90年NHK退職後、ドイツ・ミュンヘン市に移住。ドイツ統一後の変化、欧州の安全保障問題、欧州経済通貨同盟などをテーマとして取材・執筆活動を行う。主な著書に『ドイツ病に学べ』、『びっくり先進国ドイツ』『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』『顔のない男―東ドイツ最強スパイの栄光と挫折』『観光コースでないベルリン―ヨーロッパ現代史の十字路』『あっぱれ技術大国ドイツ』『なぜメルケルは「転向」したのか――ドイツ原子力四〇年戦争』ほか多数。ホームページはこちら。ミクシィでも実名で日記を公開中。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120816/235590/?ST=print
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/371.html

記事 [経世済民77] このようにして金融システム全体に危機がばらまかれた  金利は経済全体の安定を図るためのもの

このようにして金融システム全体に危機がばらまかれた

第3回 金融危機に対するFRBの対応 その1

2012年8月20日(月)  ベン・バーナンキ

 こんにちは皆さん、出席ありがとう。今日は金融危機に対する米連邦準備理事会(FRB)の対応について話します。過去2回の講義では、今回の講義のテーマである中央銀行の最も重要な2つの使命、すなわち「金融の安定」と「経済の安定」について話しました。本日はこれを少し別の角度から取り上げて、FRBがその使命を達成するために使用する2つの主な「手段」について説明します。


 「金融の安定」を図るために中央銀行が使用する主要な手段は、「最後の貸し手」としての権限で、中央銀行は資金調達能力を失った金融機関に対して短期資金を供給することによって、この権限を遂行します。中央銀行は、過去数世紀にわたって実証してきたように、こうして金融パニックの沈静化に大きな役割を果たすことができます。一方、「経済の安定」を図るために使用する最大の手段は「金融政策」で、通常は、短期金利の水準を調整するといったことを行います。

 本日の講義では、直近の金融危機で最も深刻な局面となった2008〜09年の状況に焦点を当てます。つまり、「最後の貸し手」としての中央銀行の機能に焦点を当て、話を進めます。「金融政策」については、「危機の余波と回復」と題する最後の講義で改めて取り上げます。

民間部門と公的部門の抱えていた「脆弱性」が金融危機へと発展させた

 前回の講義を簡単に振り返ると、金融システムが「脆弱性(vulnerabilities)」を有していたがゆえに、単なる住宅価格の下落で終わるはずだった事態が深刻な危機に変容したと説明しました。住宅価格の下落自体は、(2000〜2001年にかけての)ドット・コム・バブル崩壊がもたらした危機以上の脅威ではなかったと思いますが、金融システムが脆弱性を抱えていたことが、住宅価格の下落を極めて深刻な危機へと変えてしまったのです。

 前回の講義では民間部門が抱えていた「脆弱性」について述べました。その一例として、「グレートモデレーション(超安定化 The Great Moderation)」の時代の後遺症として、民間部門で過剰に債務が積み上がってしまったことを挙げました。

 重要なポイントは、銀行が自らのリスクを監視・管理する能力を持ち合わせていなかったことです。その結果、銀行は短期資金への依存を過度に強め、19世紀の銀行と同様、「もし短期資金が引き揚げられれば取りつけ騒ぎが発生する」という事態に陥っていました。さらに、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)*などの特殊な金融商品を多用した結果、特定の企業や特定の市場にリスクが集中していました。以上が当時の民間部門が置かれていた状況です。

*CDSは、企業が倒産して、出したお金が返ってこなくなる可能性に備えた保険のような金融商品で、デリバティブの一種


金融危機が発生する以前から民間部門の金融システムが様々な「脆弱性」を抱えていたことが、住宅バブル崩壊を深刻な金融危機へと至らせることになった
抜け穴だらけだった政府の規制監督機関

 公的部門も「脆弱性」を抱えていました。規制構造に隙間や抜け穴があり、重要な企業や市場が適切な監視を受けていませんでした。法律上、適切な監視が規定されていた場合でも、監督機関や規制当局が必ずしも十分な仕事をしていたわけではなかった。例えば、銀行にリスクを適切に監視・管理するよう指導することについても、万全の注意が払われていたとは言えません。

 また、危機が発生して初めて本格的に注視されるようになった重要な死角や隙間もあります。つまり、当局が個々にシステムの異なる部分を監視するだけで、金融システム全体の安定性という観点からは十分な関心が向けられていなかったのです。


公的部門も規制や監督という点で、死角を多く抱え、金融システム全体の安定を確保するという視点が欠けていたという意味で、「脆弱性」を抱えていた
 公的部門が抱えていたもう1つの重要な「脆弱性」について、少し話を続けます。いわゆる政府系金融機関の米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のことです。

 両社は、株主も取締役会も抱える民間企業であるだけでなく、元々は住宅産業を支援するために議会によって設立された機関で、このためGSE(government-sponsored enterprises=政府系金融機関)と呼ばれています。ファニーメイとフレディマック、通称ファニーとフレディは、今は住宅ローンの貸し付けは行っていません。だから、ファニーの本店に行って住宅ローンを申し込む、などということはできません。

金融危機前から想定されていたファニーとフレディの破綻リスク

 両社は、住宅ローンのオリジネーター(貸し手)と最終的に住宅ローン債権を保有する者のとの間のいわば「仲介者」としての役割を果たしています。つまり、ある銀行が住宅ローンの貸し付けを行っているとして、その銀行が望めば、その貸し付けたローン債権をファニーやフレディに売却することができる。両社は購入した住宅ローンをまとめて「住宅ローン担保証券」、いわゆるMBS(mortgage-backed security)を組成します。要するに、MBSとは何百、何千もの住宅ローン債権を束ねた証券のことを言います。組成されたMBSはその後、投資家に売却されます。このプロセスが「証券化」と呼ばれるものです。

 ファニーとフレディはこの分野、すなわち住宅ローンを基に資金調達を行うという分野のパイオニアです。留意すべき点は、両GSEは住宅ローン担保証券を販売する際に、信用損失に対して保証を提供していることです。したがって住宅ローンがデフォルト(債務不履行)した場合には、ファニーとフレディが投資家の損失を補填するわけです。

 ファニーとフレディは資本が不十分であったにもかかわらず、業務を行うことが許容されていました。このため、環境が厳しさを増し、多額の住宅ローンの損失が発生するに従い、両社は破綻のリスクにさらされました。十分な資本を有していなかったために、約束した保証を遂行し、投資家に支払いをすることができなかったのです。金融危機において予想外の事態が多く発生しましたが、このファニーとフレディを巡る状況は、危機発生以前から予想されていたことでした。


米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が住宅ローン担保証券(MBS)の保証をしていた点については、金融危機が発生する前からその危険性が指摘されていた
 危機の少なくとも10年前から、FRBをはじめ多くの人々が、ファニーとフレディの資本は不十分で、金融システムの安定を脅かすと警鐘を鳴らしていたからです。事態をさらに悪化させたのは、ファニーとフレディがMBSを投資家に販売するだけでなく、両社とも自己勘定で、自らが発行したMBSやほかの民間の機関が発行したMBSを大量に購入していたことです。

 両社はこれらの証券を保有することによって利益を得ましたが、同時に追加的なリスクを抱え込むことにもなりました。これらの住宅ローンの多くには保険は付与されておらず、あるいは保護されていなかったため、ファニーとフレディは損失が膨らむと、資本不足ゆえに存亡の危機に立たされたのです。

 前回の講義で危機の重要な「引き金」について簡単に説明しました。この問題についてはさらに詳しく取り上げますが、一言だけ言っておくと、住宅バブルとその崩壊だけが危機の引き金になったのではありません。特異な住宅ローン商品や安易に提供されたローンが、住宅価格の下落とともに損失を膨らませ、厳しい影響を及ぼしたのです。

 当時、特異な住宅ローン、つまり、あまり標準的でない住宅ローンが数多く提供されていました。「標準的な住宅ローン」とは、質の高い借り手に提供される30年物固定金利の住宅ローンのことを指します。当時は、しばしば信用力の劣る人々に対して、標準的な住宅ローンではない、多種多様な住宅ローンが提供されていました。これらの住宅ローンの多くに共通した特徴の1つは、ローンの返済を行うためには「住宅価格が上昇する必要があった」ことです。

住宅ローンの多くが住宅価格の上昇を前提としていた

 例えば、変動金利型住宅ローン、つまり「ARM(adjustable-rate mortgage)」を組むとします。当初の金利が例えば1%とすると、最初の1〜2年はローンを返済できるでしょう。しかし、2年後には金利は3%に上がり、4年後には5%となり、その後も上昇し続けるかもしれません。こうした事態を避けるにはどこかの時点で、より標準的な住宅ローンに借り換えることが必要です。

 住宅価格が値上がりし、住宅所有者がエクイティを生み出し続けている(住宅価値が住宅ローン残高を上回っている状態)限り、借り換えを行うことは可能でした。しかし、住宅価格の上昇にブレーキがかかり、2006年に急落し始めると、多くの住宅の所有者は、エクイティが積み上がるどころか、自分の住宅価値が住宅ローン残高を下回る「アンダーウォーター」という事態に陥っていることに気づくわけです。もはや借り換えはできず、ローンの返済額が増加するに任せる以外になくなったのです。


住宅ブーム中は、初期の返済負担が少なく徐々に返済額が増額されていくARMや返済期間が30年以上の超長期ローンなど、信用力の低い人にも住宅を購入させるための多種多様な問題ローンが登場した
 このスライド(上)は問題ローンの例を示しています。すべては説明しませんが、これらのローンに共通している特徴があります。例えば(上から)2番目の「オプションARM」もそうです。ARMとは変動金利住宅型ローンを意味し、オプションというのはローンの借り手に与えられた選択権で、借り手が毎月の返済額を決められるというものです。「オプションARM」では当初の返済額を低く抑えることが可能で、その抑えた分はローン残高に繰り入れられる仕組みです。これらのローンの大半に共通していたのは、当初の月々の返済額は少なくして、後で増やしていく点です。

 また、(スライド一番下にある)「ノー・ドック・ローン(no-documentation loans)」と呼ばれる問題ローンもありました。借り手の信用調査をほとんど行わず実行された住宅ローンのことです。借り手が十分な信用力を有しているか、きちんと返済ができるかといった点などについてほとんど分析することなく、住宅ローンが貸し付けられたのです。

信じがたい数々の住宅ローン


住宅バブルの過程では、信用力の低い人を対象に数々の信じがたいローンが提供され、このことが住宅価格の暴落によって危機が金融システム全体に波及することにつながっていった
 このスライド(上)は、こうしたローンが盛んに行われていた時期の広告の典型例です。社名は伏せていますが、右側の提供しているローンを見てください。「1% Low Start Rate(初年度金利は1%)」とあります。ローンを借りた最初の年の金利は1%で済んでも、2年目の金利は分かりません。「Stated Income(報告所得)」というのは、借り手が自分で所得を自己申告すれば、それを書類に記載するだけで審査が終了するというものです。ローンを組むのに書類を何も提出する必要がないとうわけです。「100% Finance Available(融資率100%)」は頭金さえ不要ということです。「Interest Only Loan(金利負担だけでいいローン)」は、当初は金利を支払うだけで、元本の返済は不要というローンです。

 (一番下に書いてある)「Debt Consolidation(債務一本化)」という興味深いローンもありました。借り手は住宅ローン会社に行って、こう言うのです。「住宅ローンを貸してほしい。それと一緒にクレジットカードの債務などすべての債務を住宅ローンと一本化して返済したい。返済方法は当初は金利1%でお願いしたい」と。以上、明らかに問題のある住宅ローンが提供されていたことが分かるでしょう。

 住宅ローン会社や銀行、貯蓄貸付機関(S&L)など、種々の金融機関がこれらの住宅ローンを提供したわけですが、では、こうしたローンはどこへ行ったのでしょうか。ローン提供者はどこから、どのように資金を調達したのでしょうか。一部の住宅ローンはそのままオリジネーター(住宅ローンの貸し手)のバランスシートに資産として計上されましたが、これらの特異な住宅ローン、つまりサブプライムローンの多く、あるいは大半は、まとめて証券化され、市場で売却されたのです。

CDOといった複雑で難解な証券化商品も登場

 こうした証券の一部は比較的単純な構造のものでした。住宅ローンがファニーやフレディの引き受け基準を満たし、両社に売却されると、これらのローンはまとめられてMBSが組成され、前述のように両社の保証がついた形で市場で売却されました。これらは、基本的に数百あるいは数千の住宅ローンで構成される、比較的単純な証券です。しかし、もっと複雑で難解な証券も発行されました。CDO(collateralized debt obligation=債務担保証券)が一例です。

 CDOは、しばしば住宅ローンと他の種類の債務を一緒にパッケージにした証券化商品で、様々なクラスに切り分けて、投資家に販売されました。そうすることで最も安全性の高い部分をある投資家に販売し、別の投資家にリスクの高い部分を販売する、といったことができたのです。この種の証券は極めて複雑なため、理解するには詳細な分析が必要でした。

 多数の投資家がこれらの証券を積極的に購入したのは、1つには格付け会社を信用していたからです。格付け会社の仕事は、債券やその他の証券の質を見極め、格付けすることです。彼らはその多くに「トリプルA」という格付けを与え、非常に安全性が高いため信用リスクを懸念する必要はない、とのお墨付きを与えたのです。その結果、これらの証券の多くが年金基金や保険会社、外国の銀行、さらには裕福な個人投資家へと販売されていきました。

金融機関によっては簿外の会社を設立して証券化した商品を保有

 こうしたローンを実行した金融機関やこれらの証券を組成した金融機関自身も、これら証券の一部を自らそのまま保有しました。例を挙げると、彼らは会計上のまやかしに近い、バランスシートに載らない簿外の会社を設立し、CP(コマーシャル・ペーパー)などの低コストの短期商品で資金調達を行ってこれらの証券を購入、簿外の会社にこれらの証券を移管していました。こうして、証券の一部は投資家に販売されたものの、一部は金融機関が自らの手元に置いていたわけです。

 一方、AIGのように保険を販売する企業もありました。多種多彩なクレジット・デリバティブを駆使して、基本的にこんなこともできると宣伝したのです。

 「保険料を支払ってくれれば、MBSの裏付け資産となっている住宅ローンがデフォルトしても、我々が損失を補償するから投資家は損害を免れることができます」

 こうした保険がついた証券は「トリプルA」の格付けがつきました。もちろん、こうしたことが行われても、その証券自体の質が改善するわけではありません。AIGのような保険会社が行ったことは基本的に、リスクがシステム全体に波及し得る状況を生み出すことだったと言えます。

住宅ローンが証券化されるまでの仕組み


サブプライムローンを証券化するまでの仕組み
 「質の低いローン」が組まれて、金融機関に売られ、それが証券化され、格付け会社から高い格付けをもらい、それを投資家や金融機関が保有する。その保有についてはAIGといった保険会社が、ローンの支払いが延滞したりデフォルトした場合には保険料で損を埋めするという商品まで登場し、危機は金融システム全体に広がっていくこととなりました。

 これ(上)はサブプライムローンの証券化がどのように成立していったかその構造を簡単に示したチャートです。左端のハコに「Low quality mortgages(質の低い住宅ローン)」と書いてあります。この住宅ローンの貸し付けを行うのは住宅ローン会社や貯蓄金融機関(S&L)ですが、彼らはローンの質などさして気にかけません。彼らはこのローンを売却してしまうからです。

 彼らは住宅ローンを貸し付けた後、債権を大手金融機関に売却する。すると(真ん中の大きなハコに書いてあるように)大手金融機関は、「この住宅ローン債権とおそらく他の証券をまとめて証券化する」。つまり、基本的にはすべての裏付け住宅ローンやその他の証券にひとまとめにして証券にするのです。

 さて、証券化商品を発行する金融機関は、「『トリプルAの格付け』を得るためにはどうすればよいか」と(真ん中の下の方に赤い字で書いてある)「信用格付け機関」に話を持ちかけます。何度かの交渉や協議の末、証券は「トリプルA」の格付けを得るでしょう。格付けを取得した後、金融機関はその証券を幾つかの異なるクラスに切り分けるか、そのままの形で年金基金などの「投資家」に売却するのです。同時に、これらの証券の多くを自ら保有したり、関連の投資会社に移管したりした金融機関も少なくありません。

 そして最後に、右下に赤字で示したAIGやほかの住宅ローン「保険会社」の登場です。これらの保険会社は保険料を取って、裏付け担保となっている住宅ローンが延滞やデフォルトした場合の保険を提供するのです。これが基本的な構造です。私は完全なフローチャートを実際に幾つか見たことがありますが、信じがたいほど複雑です。これは極めて単純化したフローチャートですが、基本的なコンセプトは同じです。

2008年の金融危機では銀行だけでなく金融市場全体がパニックに

 では、危機とは何でしょう。危機、あるいは金融パニックは、あらゆる金融機関に起こり得ます。例えば銀行を考えてみましょう。銀行は、長期融資など流動性の低い長期資産を保有していますが、債務は預金などの流動性の高い短期債務です。典型的な銀行パニックはこうして発生します。

 預金者が、自分がお金を預けている銀行が保有している資産の質に疑問を感じ始めると、彼らは銀行に殺到し一斉に預金を引き出そうとする。しかし、銀行はすべての預金者に払い戻しをすることはできません。融資を素早く現金化することなどできないからです。このため、銀行の取りつけ騒ぎはひとたび始まると、さらに多くの預金者が資金を引き出そうとするため悪循環の一途をたどることになります。破綻を避けようと銀行は長期資産をすべて市場で投げ売りし、現金化を急ぐことによって大きな損失を負うことになるからです。

 これが、銀行システムにおけるパニックです。2008〜2009年にかけての危機は、基本的には典型的な金融パニックでした。ただ、従来とはやや舞台が異なっていました。銀行が舞台となったのではなく、金融市場全体が舞台となったのです。このため、2006〜2007年にかけて住宅価格が下落すると、先ほど説明した理由によってサブプライムローンを組んでいた人々はローンの返済ができなくなりました。

 延滞やデフォルトが増えるにつれ、金融機関や金融機関が作った投資会社、そしてAIGなどの信用保険会社では損失が膨らんでいきました。残念ながら、この種の証券はあまりに複雑で、金融機関が自ら行っていたリスクの監視では不十分でした。そのため、事態は単なる損失にとどまらなかったのです。

 しかし、ここでちょっと衝撃的事実をお知らせしておきましょう。実は米国のサブプライムローンがすべて無価値になったと想定し、その損失額すべてを合わせても、株式市場が大幅に下落した1日の時価総額喪失分程度だったことです。つまり、サブプライムローンの損失額自体は、それほど大きなものではなかったのです。

問題は金融市場に不透明感が広がったこと

 問題は、リスクが様々な証券や取引を通じて広範な範囲に広がり、そうした証券を誰が保有し、最終的には誰が損失を被るのか、誰も分からなくなっていたことです。その結果、金融市場に強い不透明感が広がりました。

 短期資金は、それがコマーシャルペーパー(CP)であれ、ほかの種類の短期資金であれ、預金保険を付保されていない短期資金はすべて、投資家もしくは金融機関から調達されています。ちなみにこれはホールセール資金と呼ばれます。さて、投資家も、貸し手もカウンターパーティ(デリバティブなどにおける取引先)も、投資先や融資先企業に疑問を抱けば、標準的な銀行における取りつけの場合と同様、早急に資金の引き揚げを図るでしょう。

 理由は、預金者が問題があると見なした銀行から預金を引き揚げるのと同じです。こうして幾つもの取りつけが連鎖的に起き、主要な金融機関に膨大な圧力がのしかかっていきました。これらの金融機関では資金調達の道が断たれて資金繰りが悪化し、早急な資産の売却を迫られました。この過程で多くの重要な金融市場が深刻な機能不全に陥ったのです。

 1930年代の大恐慌では何千という銀行が破綻しましたが、少なくとも30年代の米国では破綻したのはほとんどが中小の銀行でした(欧州では30年代の恐慌で一部の大手銀行が破綻しました)ところが2008年には30年代と異なり、米国では多数の小規模な銀行が破綻しただけでなく、最大手の金融機関にも厳しい圧力が及んだのです。


2008年の金融危機で大きな圧力にさらされた米国の大手金融機関
 スライド(上)に熾烈な圧力にさらされた金融機関の名前を挙げました。大手証券会社ベア・スターンズは、2008年3月に短期調達市場で極めて厳しい圧力にさらされました。同社はFRBの支援の下、3月に米JPモルガンに売却されました。

 その後、金融市場は多少落ち着きを取り戻したかに見え、夏場を通じて深刻な金融危機は避けられるとの期待が浮上しました。しかし、夏の終わりになって、事態は加速的に悪化し始めたのです。

バーナンキ議長による講義の録画は下記にてご覧頂けます。
第3回(3月27日)金融危機に対するFRBの対応(The Federal Reserve's Response to the Financial Crisis)
なお、動画画面の左下にある「Transcript(PDF)」をクリックすると、講義の英文起こしを見ることができます。


ベン・バーナンキ(Benjamin Shalom Bernanke)

薬剤師の父と学校教員の母の長男として、1953年12月13日に米ジョージア州オーガスタで誕生、サウスカロライナ州ディロンで育つ。高校時代、大学進学適性試験SATで1600満点注1590点というその年の州で一番の成績を収め、1972年ハーバード大学に進学、経済学を学ぶ。1979年、年米マサチューセッツ工科大学(MIT)で経済学博士号を取得し、同年以降、米スタンフォード経営大学院で教える一方、ニューヨーク大学で客員教授も務める。1985年プリンストン大学経済学部教授に就任、この時、日銀の政策がいかに間違っていたかを研究。デフレ史の研究でも知られ、友人でノーベル経済学賞受賞のポール・クルーグマン氏とともにインフレターゲットの研究者としても名声を高める。2002年にブッシュ政権下でFRBの理事に就任、2005年6月に同ブッシュ政権下で、米大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長に就任したのに伴いFRB理事は退任、2006年1月までCEA委員長を務め、同2月1日にFRB議長に就任。2010年1月再任される。


さあ、バーナンキ議長の講義を聞こう!

この連載は、米連邦準備理事会(FRB)のベン・バーナンキ議長が今年3月下旬に、米ジョージワシントン大学ビジネススクール(同大学は学部としてビジネススクールを持つ)の大学生を対象に「米連邦準備理事会(FRB)と金融危機」と題して、4回にわたって行った講演の全文である。中央銀行が誕生した歴史的背景から、その使命、1930年代に恐慌が起きた際のFRBの対応、その後金融政策が発展した経緯、なぜ米住宅バブルが発生し、なぜその崩壊によって2008年秋の金融危機が発生したのか、何が問題だったのか、そして危機に対してバーナンキ議長を筆頭にFRBがいかに対応したのか――その全容を大学生を対象に分かりやすく説明している点がポイントで、金融危機の深層を明らかにしてくれる。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120808/235450/?ST=print


 


金利は経済全体の安定を図るためのもの

第2回講義:第2次大戦後のFRB 質疑応答編

2012年8月17日(金)  ベン・バーナンキ

学生1:第1回の講義で、(1929年に始まって、回復には第2次大戦までかかった)恐慌の時について話されました。当時、引き締め策への転換を急ぎ過ぎたことが2番底をもたらしたとのご説明だったと思います。本日の講義では、70年代は引き締め政策への転換が遅すぎたと話されました。適切な引き締めのタイミングをどう見分ければいいのでしょうか。そもそも適切なタイミングというのはあるのでしょうか、それとも常に変動するのでしょうか。

バーナンキ議長:難しい問題だね。エコノミストが大勢いて、様々な経済モデルが存在するのも、引き締め策や緩和政策に転換するための適切なタイミングを見極めようとしていることが1つの理由です。いずれにせよ、政策転換のタイミングを見極めることは容易ではありません。

金融政策を転換させるタイミングの見極めは難しい

 予測はさほど正確なものではないので、その時々の状況を常に注視して時の経過とともに対応を修正していく必要があります。70年代はインフレ期待がどうなるかはっきりしなかったため、(タイミングを見極めることは)特に大変でした。当時の状況で1つ言えるのは、ガソリンの価格が上がれば、人々はインフレが来るぞ、と予想したということです。ゆえに人々は、物価上昇を相殺するために賃金引き上げを要求しました。賃金上昇は当然、物価上昇を引き起こすという悪循環を招きます。誰もがインフレが進むと思えば、そうした悪循環に陥ることは当然の帰結だったのです。当時、FRBや政府が物価上昇率を低く、安定的に抑えることができるなどと、信じていた人はいませんでした。

 しかし幸運にも情勢は一変しました。(FRB議長を1979〜87年まで務めた)ポール・ボルカー氏と(1987〜2006年までFRB議長を務めた)アラン・グリーンスパン氏のおかげです。長期にわたる低インフレの時代を経て、今やほとんどの人は、低いインフレ率が安定して続くという安心感を抱いています。ガソリン価格などの変動にもかかわらず、物価安定への安心感は崩れていません。このことは大きな助けになります。インフレが低い水準にとどまれば、FRBにとっては政策の余地が広がるからです。

 こうした状況下では一定期間、金融が緩和されても、必ずしも賃金スパイラルを引き起こし、インフレが深刻になるとは限りません。したがって、インフレ期待を低いレベルで安定させたことは、ボルカー議長とグリーンスパン議長の偉大な功績であり、また世界中の中央銀行の重要な目的なのです。

 時間の経過とともに環境が変化するので、(金融政策を転換するタイミングを見極めることは)難しい。70年代はインフレ期待が激しく揺れ動き、ガソリン価格が及ぼすインフレ圧力がすぐに賃上げ要求や物価上昇に波及するという状況だったため、とりわけ難しかったと言えます。70年代は、その意味ではるかに困難な環境にあったわけです。

学生2:議長が指摘された2000年代初期の低金利政策について、様々な研究が出ています。議長は、低金利が住宅バブルの問題を起こしたわけではないとの結論を出していますが、もし2001年当時、ご自身がFRB議長だったら金利をあれほど低い水準に据え置いていたでしょうか。それは正しい政策だったと考えますか。

バーナンキ議長:まず初めに、答えは「イエス」だと言っておきます。当時、私はFRB理事でした。2002年にFRB理事に就任した最初の講演で、私はバブルや金融機関の監督、規制について話をしました。講演のテーマは、「仕事にあった適切な道具を使うべきである」というものでした。

低金利が問題ではなく、必要だったのは金融監督と規制だ

 金利政策をバブルや資産価値と結びつけて考えることは、いわば蚊を殺すために大槌を使うようなものです。つまり、言いたいのは、住宅は経済の一部にすぎないが、金利は経済全体の安定を達成するためのツールだということです。当時は、景気が極めて脆弱なのに、住宅価格の値上がりに歯止めをかけるために金利を大幅に引き上げるべきなのか、という状況だったと思います。

 失業率はまだ標準的な水準を上回っていたし、インフレ率もゼロに向けて低下していました。一般的に言って、金融政策は、マクロ経済全体の安定性を達成するために使うのが正しいやり方です。もちろん、金融の不均衡を無視すべきだということではありません。FRBは監督や規制面でもっと積極的に、当時組まれた住宅ローンの質の改善を図ったり、企業がもっと適切にリスクを監視するような体制を取らせたり、といったことに取り組むことができたはずです。

 したがって、まず行うべきは規制面での監視を強めることだと考えます。本日話した教訓の1つは、「何事にも自信を持ちすぎず、謙虚であれ」ということでした。この理由から、私は規制やその他すべての介入によって金融システムの安定を達成することができない場合には、最後の手段として金融政策をある程度修正して、それにより対処すべきだと考えます。しかし、繰り返しますが、金融政策というのは鈍刀なので、すべての資産価格や経済全体に影響を及ぼす。もっと焦点の合った剃刀があるなら、誰にとってもそのほうがはるかに好ましいはずです。

金融政策の狙いは経済全体の均衡を図ること

学生3:本日の講義の最後に、世界的な不均衡が住宅バブル形成に果たした役割について言及されました。現在の金融・財政政策は、米国の消費を押し上げることに焦点を置いていますが、そうすると、そもそも米国を危機へと導いた、借り入れによる過剰消費と同じ道筋を再び歩むことことにはならないでしょうか。

バーナンキ議長:我々が第一に目指しているのは、全般的により良い均衡を達成することです。金融政策は資本形成を促すとともに、多くの場合、輸出も促します。したがって、金融政策を通じて長期的に全般的な均衡を達成したい。つまり、最終需要の主要構成要因である消費、投資、輸出、政府支出の均衡を達成したいと考えています。このように、金融政策はより良い均衡達成のための手段なのです。

 この点を念頭に置いて考えると、今も(消費は)危機前の水準をはるかに下回っており、個人消費は回復していません。個人消費は危機前と比べて依然として弱いままです。民間部門の負債は大幅に低下しました。

 質問者から「世界的な不均衡」ということ言葉が出たので、重要な問題である「経常収支の不均衡」、具体的には「米国の貿易赤字」について少し話します。貿易赤字は大幅に改善に向かっています。要するに、すべての面で物事は動き始めている。むしろ、経済の成長を持続するために必要な需要の源泉を欠いていることからすれば、ある意味少し行き過ぎだとさえ言えるかもしれません。確かに、すべての国は消費と資本形成、輸出、政府支出の適切なバランスが必要で、将来的にこの達成が我々の重要な責務となります。しかし、目下、負債や消費といった観点からすれば、米国は危機前のパターンをはるかに下回っています。

大手金融機関のリスク管理が適切かどうかを監視することが重要

学生4:本日の講義の後半は、ドット・コム・バブル崩壊後の2000年代の金融政策と、いかに金利が低水準に据え置かれたかがテーマでした。議長は金利を低く据え置いたことが住宅価格の上昇の引き金となったのではないと指摘されましたが、別の観点から見た場合、当時の低金利が民間投資家や銀行のリスク取引を促し、このことが危機の引き金となった可能性があるとの議論についてはどのようにお考えですか。

バーナンキ議長:いい質問です。確かに低金利がリスク選好に何らかの影響を及ぼしたことは考えられます。しかし、繰り返しますが、前の質問と同様、大事なのは適切なバランスを達成することです。一般的に、景気後退期にはあらゆる角度から見て、投資家は慎重になります。直近の景気後退局面の大半の時期にもそうでした。引き受けるリスクのバランスを取ること、すなわち多すぎず、少なすぎず、ということが、肝要なのです。

 繰り返しますが、そのためにも金融当局による監督と規制が一定の役割を果たす必要がある。特に大手機関や銀行については直接監視し、彼らが適切にリスク管理を行っていることを確実にする必要があります。つまり、これは「仕事にあった適切な道具を使うべきである」という問題です。この点をしっかり肝に銘じるべきです。

学生5:住宅バブルについてのスライドは、価格が値上がりしていたかと思えば下落に転じるなど、状況が如何に急速に変化し得るかを浮き彫りにしました。2000年代に経済を監視なさっていて、住宅バブルの中で上昇を続ける住宅価格はどうなると思われたのでしょうか。最終的には景気後退になると思われましたか。「世紀のカラ売り(The Big Short)」(マイケル・ルイス著、文藝春秋)という本の中に、一部の投資家が極めて積極的にカラ売りに走っていたことが書かれていたので、こんな疑問を持ったのですが、当時、どんな印象を持たれていたのでしょうか。


米国の住宅バブルの崩壊:米国の住宅価格は1990年代末から急騰したが、2006年を境に下落し、今に至るまで30%以上下落した
景気後退は予測したが、金融危機の発生は予期していなかった

バーナンキ議長:講義でも説明してきたように、住宅価格の下落自体はそれほど重大な脅威でないことは明白でした。私は当時、ブッシュ大統領の経済諮問委員会(CEA)委員長を務めており*、私たちは2005年、ブッシュ大統領のために住宅価格が下落した場合の影響について分析を行いました。

 *バーナンキ氏は、2002年にブッシュ政権下でFRBの理事に就任、その後、2005年6月に大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長に就任(これに伴いFRB理事は辞任)し、翌2006年1月まで同委員長を務め、同年2月1日にFRB議長に就任した

 その時の結論は、景気後退になるだろうということでした。しかし、金融危機が起きるとは予測していなかった。住宅価格の下落がそうした金融システムの安定性に広範な影響を及ぼすとは見ていなかったのです。2006年に私がFRB議長に就任した時、住宅価格は既に下落に転じていました。FRB議長就任後2週間後に行った議会証言で、住宅価格が下落していること、そのことが経済にマイナスの影響を及ぼすと予想されること、その結果どんな事態になるかは確信が持てないことなどを述べました。

影響が連鎖的に広がるという点を予測できなかった

 つまり、あの時点で住宅価格が下落する可能性については常に想定できました。難しかったのは、住宅価格の下落が、例えばドットコム株の下落よりはるかに深刻な影響をもたらすと完全に予測することでした。この点については次回の講義でより詳細に話します。住宅価格の下落が住宅ローンに影響を及ぼし、金融システムの健全性に打撃を与え、パニックを引き起こして、金融システムの安定を脅かしたからです。影響が次々に連鎖的に広がって行ったのです。問題は単に住宅価格の下落ではなく、全体の連鎖だったのです。

学生6:住宅バブルに先立つ数年間、安価な信用が大量に供給される中、クリントン政権下で米国民に対する持ち家促進策が米議会の超党派で進められ、ジョージ・W・ブッシュ大統領がこの政策を引き継ぎました。この間の積極的な政府の借り入れ支援策が、住宅ローンを組成する金融機関に利する形で、最終的な信用基準の劣化にどの程度寄与したと思いますか。

バーナンキ議長:非常にいい質問だが、これも見方が分かれる質問です。住宅保有を促すという力は確かにあったでしょう。マイホームを持つのはアメリカンドリームという面がありますから。この期間、米国の持ち家比率は上昇しました。しかし、これをすべて政府の政策に帰すのは恐らく間違いでしょう。

 最も信用力の低い借り手に対する住宅ローンは民間の貸し手が実行し、民間部門に売却されて証券化されており、米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)や米連邦住宅貸付抵当公社(フレディーマック)の手は通っていなかった。例えば、これらの住宅ローンは証券化されて直接投資家の手に渡りました。ファニーメイやフレディーマックはサブプライムローンも多少取得しましたが、そうしたことが行われたのは実際には住宅バブル発生の初期段階ではなく終わりの頃でした。

 その頃、サブプライムローンの証券化は広範に行われるようになっていました。しかし、政府による支援があったわけではありません。住宅ローンの引き受け基準の劣化や、パッケージ化された住宅ローンの民間投資家への販売については民間部門が大きな役割を果たしたことは明らかです。

私がFRB議長になって透明性の確保に力を入れる理由

学生7:FRB議長に就任されて以来、FRBの透明性向上に尽力してこられ、そのことが議長が率いる現在のFRBの大きな特徴になっていると思います。お陰で、この教室にいる我々全員がその恩恵を被っていると思います。しかし、過度の透明性は時に誤った解釈がなされるなど、中央銀行の信頼性を傷つける可能性はないのでしょうか。

バーナンキ議長:今日は透明性の話はしなかったから、君の質問は今日の講義のテーマからは少し外れているね。でも一般論として、透明性が重要であることに異論はありません。その理由を2、3挙げます。そうした視点は本日の講義と多少接点がある。

 中央銀行が独立性を有していることの重要性について講義で説明しました。ただ、中央銀行がみんなに影響が及ぶような何か決定を行った場合には、言うまでもなくその分、説明責任が生じます。中央銀行は何をしようとしていて、どんな理由でそれをするのか、どんな根拠からそう決定したのか。こうした点を人々が理解する必要がありますし、民主的な観点からも、中央銀行が透明性を改善させることは重要だと考えています。

 私は常時、議会で証言し、講演を行い、タウンホールや本日のような集会に参加し、記者会見を開いて我々が行っていることやその理由について説明していますが、そのことは非常に重要だと考えています。これが、私が透明性を重視している理由の一つです。

 もう1つの理由は、多くの場合、透明性があったほうが金融政策の効果が上がることが、徐々に明らかになってきたことです。例えば、FRBが将来の行動はXもしくはYだということを発表しそれを市場に伝えると、市場はそうした期待を金利に織り込むため、経済により強い効果を与えられる可能性があります。コミュニケーションを図ることで、不確実性が低下する結果、金融政策の金融市場への影響がより大きなものになります。最後にもう一つだけ質問を受けましょう。

学生8:質問は、物価安定とインフレ期待についてです。議長はマクロ経済の安定性と、長期的な経済成長の重要性に言及されました。最近、大量の流動性を市場に供給されている中、FRBはどのようにしてインフレ期待をこれほど低く抑えることができているのでしょうか。

バーナンキ議長:この問題については改めて戻る必要があります。みなさんには、できるだけ講義の内容から逸れないようお願いします。最後の講義で現在の金融政策について話す予定なので、そこで検討する時間は十分ありますが、今は簡単に次のようにだけ答えておきましょう。

 インフレ率を引き下げ、そのまま低いレベルで安定させているという点では、我々は前任者たち、特にボルカー議長、そしてグリーンスパン議長に多くを負っています。人間は置かれている状態に馴れていくものです。物価の安定が長く続くと、人々は中央銀行やFRB、あるいはインフレを低い水準で安定させる責務を担っている機関ならどこであれ、そこに対する信頼は深まっていきます。

 それゆえ、原油価格が高騰したり、金融危機によって深刻な景気後退となり、経済に様々なショックが及び、いろんな事象が起きたにもかかわらず、インフレ期待がFRBがゴールとしている2%前後に抑え込まれていることは素晴らしいと思います。皆さんありがとう。次回は直近の金融危機について詳細に話します。出席ありがとう。
 


http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120807/235404/?ST=print
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/372.html

記事 [経世済民77] 役人が猛烈に働き住民が幸せを謳歌する下條村出生率と平均寿命が日本一、強さの秘密は自立魂
役人が猛烈に働き住民が幸せを謳歌する下條村出生率と平均寿命が日本一、強さの秘密は自立魂
2012.08.18(土)
川嶋 諭 
経営力がまぶしい日本の市町村50選(1)

東日本大震災から1年と5カ月が過ぎた。被災地の人たちは復興に向けて必死で頑張っている。しかし、「復興のスピードでは地域間格差が非常に顕著になってきた」と東京大学医科学研究所の上昌広教授は言う。

復興が遅れている原発補助金漬けの市町村

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13 中国を許し原発事故の現場には怒鳴る「イラ菅」
14 ユーロ圏解体プラン:メルケル首相も食指?
15 韓国大統領の竹島訪問で引導渡された民主党政権
16 中国の地方都市に広がる「軍事化」の波
17 米アマゾンとイーベイが始めた同日配送の衝撃
18 地元住民が心配する富士山の噴火
19 今の日本が学ぶべきは明治維新、陽明学
20 ブラジルのインフラ投資:荒れ果てた道
 上教授は震災直後から被災地に入り医療支援を続けている。その様子は、飯舘村の健康診断などで以前お伝えした(「福島を聖地にするか廃墟にするか」)。

 医療活動には行政との関わりが不可欠なため、否応なく自治体の力の差を見せつけられることになった。

 被災地のほとんどすべての自治体を見てきた上教授の目に映ったのは、「首長に強いリーダーシップがあるところほど復興が早く、逆にリーダーシップが乏しく国の支援頼みの自治体は遅々としてはかどらない」ということだった。

 「とりわけ復興が遅れているのは、原発の補助金をたっぷりもらってきた市町村です。恐らく頼ることが身についてしまっているのでしょう。自発的に復興に取り組もうとする力が極めて弱いように見受けられました」

 上教授はこう話す。国であれ地方自治体であれまた企業であれ、危機は組織の力の差をあぶり出す。原発がらみの補助金は地域を潤しているようで、実は基礎体力を奪っているのだ。

 被災地におけるこの復興格差は、被災地だけの問題ではない。日本全体の問題であることを私たちは認識すべきである。

 1000兆円を超えて増え続ける国の借金、急速に進む少子高齢化、超円高による企業体力の急激な低下・・・。いま日本は大きな試練の真っ只中にいる。

 この未曾有の危機を乗り越えられるとしたら、それは自立しかない。誰かに頼っても問題は決して解決しないのだ。その格好の例が日本の地方にある。

 ただでさえ苦しいなかに過疎化という問題も加わってにっちもさっちもいかないように見える日本の地方。しかし、厳しい環境に立ち向かい、自分たちの力で問題解決をして住民が生活をエンジョイしている自治体が日本各地にある。

 もし、日本全体の市町村がすべてそんな自治体になったら日本は変わる。JBpressでは、そうした優れた地方の取り組みを「経営力がまぶしい日本の市町村50選」として、シリーズで取り上げていく。

 第1弾は、長野県下條村である。

 南北に長い長野県のほぼ南の端に位置する下條村は、人口が約4000人。標高332〜828メートルの山間地にあり、広さ33.67平方キロメートルで主な産業は農業という、典型的な過疎の村である。

 かつて日本が世界一の生糸産出国だったときには養蚕が盛んで人口も多かったが、戦後は過疎化が進み、昭和25年(1950年)の6063人をピークに一貫して人口が減少してきた。1990年には3859人にまで落ち込んだ。

若い子育て世代が喜んで住み着く村


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地図
航空写真
 ところが、そこから先は人口減少に歯止めがかかった。逆にこの村に移住する若い世代が増えて人口は増加に転じる。

 2011年10月1日時点での人口は4066人だが、そのうち0〜19歳の若い世代は879人で総人口の21.4%を占める。

 日本全体では0〜19歳が総人口に占める割合は17.8%だから、下條村の方が若い。交通が不便な山間地にあって農業以外にめぼしい産業がない。農業にしても山間地のため大規模な農園を作ることができない。

 そんな典型的な中山間地域にあるにもかかわらず若い人たちが住み着く。そして特殊出生率は2.04人(2003年〜2006年の平均値)と2人を超えている(日本全体では2010年に1.39)。

 日本全体が下條村になれたら、少子高齢化問題は解決することになる。ある意味、下條村は現代の奇跡と呼べるかもしれない。

 しかし、実際には奇跡でも何でもない。当たり前のことを当たり前にやった結果なのである。本当に若い夫婦のためになる政策をきちんと練って実行に移せばいまの日本でも特殊出生率は2.0人を超えることができる。別に奇をてらった政策など必要ないことを下條村は証明している。

 下條村が打ち出した手法は、極めてシンプルだ。安い村営住宅を整備したこと、安い村営保育園を整備したこと、中学3年までの子供の医療費を無料にしたことなどだ。

 若い夫婦向けの村営住宅は広さが60平方メートルの2LDK、夫婦2人分の駐車場がついて月額3万6000円。下條村から車で約30分の距離にある飯田市の一般的なアパートに比べるとほぼ半額だという。

 もちろん、こうした政策にはお金がかかる。しかし、下條村は借金をして若者向けのサービスを充実させているわけではない。ムダなコストを徹底的に削って、こうした将来のために必要な資金を捻出しているのである。

 このムダ削減には強いリーダーシップが必要だった。1991年にいまの伊藤喜平村長が当選して徹底的な行政改革を断行した。その経緯はあとの伊藤村長インタビューをじっくりお読みいただきたいので、ここでは主な政策を箇条書きにまとめる。


●役所の職員の数を60人から34人に減らす
●退職などで必要な欠員ができた場合は民間から人材を採用
●村を走る幹線道路以外の道路は住民が自分たちで道路を作る(資材支給事業)
●国や県が推進する下水道整備をやめた(合併処理浄化槽に)
●平成の大合併に乗らず小さくても独立の道を選択
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35717

 以下は子育て支援策だ。

●国の補助金を断って独自で作った村営住宅
●村営保育園の整備
●教育長の欠員(「特殊出生率2.04の下條村が教えるいじめ対策」)
●子供議会の設立

 民間企業の社長だった伊藤さんが村長になって最も驚いたのが、村役場職員のコスト意識がが低すぎるということだった。ムダな仕事も多い。

村役場の全職員を民間企業に派遣

 そこで伊藤村長はまず村役場の徹底的なムダ排除に乗り出した。ムダな仕事を削るだけでなく、職員の数も足りないくらいに減らしてしまい、二度とムダな仕事が生まれないようにした。

 ムダはばっさり切ったつもりでも、そのまま放置しておくといつの間にか、ムダな仕事が増えていくものだ。そして、何年か経つと元の状態に戻ってしまう。それがお役所仕事の特徴である。

 トヨタ自動車はそれがよく分かっているので、永遠の改善活動によって常にムダ取りを実施している。

 手が足りないほど職員の数を減らすと、ムダな仕事を生む余裕が全くなくなる。自然と必要不可欠な仕事を最優先するからだ。そして、仕事に優先度をつける過程でムダも見えてくる。

 一方、トップがいくらムダをなくせと言い続けても職員にムダを削る意識が根づいていないと、トップが替わればまた昔に戻ろうという力学が働く。トヨタ生産方式を学ぶ企業は世界中に多いが、最初は効果を発揮してもいつの間にかやめてしまうのはこのためだ。

 そこで伊藤村長は就任早々、職員全員を企業に送り込んで、企業における仕事のやり方、コスト管理、サービスを学ばせた。

 職員はムリして削ったわけではなく定年退職や結婚退職など自然減を補わない形で時間をかけて実施した。ただ、自然減に頼ると人材が必要な部署に人材不足が生じる場合がある。

 そのような場合は、新人の職員を採用するのではなく民間企業から中途採用した。「民間人が役所の組織の中に入ってくるとコスト意識など周りに与える影響が大きい」(伊藤村長)との考えからである。この点はあとのインタビューに詳しい。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35810


 道路を村民が作ってしまうというのも面白い発想だ。村は道路を作る資材だけを供給する。こうすることで道路を敷設するコストが約5分の1になっただけでなく、村民たちの共同体意識が盛り上がるという副次的効果をもたらした。


下條村の伊藤喜平村長
 「この共同体意識が大切だ」と伊藤村長は言う。村民が皆で下條村を良くしようと一丸となることで村の経営は活気づく。

 そのことは村営住宅の建設にも現れている。村営住宅の建設に当たっては国から補助金をもらうことも可能だった。しかし下條村は国の補助金をもらわない決断をした。

 国から補助金を受け取ると住宅建設の細かい点で様々な制約を受けるうえに、村営住宅に入居する人たちまで国の方針に従わなければならない点が伊藤村長には気に入らなかった。

 「村の経営に関心がない人が1人でも入居すると皆で一緒に何かやろう、道路を一緒に作ろうということにはならなくなる。それでは補助金は百害あって一利なしだ」

 住民が全員参加する地方自治。これぞ地方自治の原点と呼べるものだろう。冒頭で被災地の例を挙げたが、まさに復興が進む自治体と進まない自治体の差はここにある。

 下條村の経常収支比率(財政の弾力性を表す指標)は、61.8%で全国の市町村で第6位、長野県では第2位だ。収入に比べて人件費や公債費などの支出が小さいローコスト経営なのかがよく分かる。

 それでは今年5期目にして初めて無投票当選を決めた伊藤喜平村長のインタビューをどうぞ。 なお、今回の取材には地方財政の第一人者である大和田一紘さんにも加わっていただいた。


このままでは村が滅亡する!……中小企業経営者から村長に

川嶋 村長になる前は何をなさっていたんですか。


下条村役場
伊藤 中小企業の経営者だった。自動車の整備・販売からガソリンスタンド、建設資材まで。高校を卒業する前の年に親父が大病を患ったりして、大学にいけなくてな。で、親父がやってた運送業を引き継いだ。

 ナイロンが発明される前、養蚕が栄えてたころはこのへんに女工が400人もいる製糸工場があって、そこから生糸を一日がかりで横浜まで運んだりした。そのころから役所の非効率な仕事ぶりが目についていたな。

 このままじゃいずれ村は滅亡すると思って、38歳のころだったか村会議員になった。3期やったんだが、議員の限界ってのがあってな。

川嶋 そこで村長に打って出たんですね。経営者の視点で村の行政に斬り込んだわけですね。

伊藤 まず福祉政策というのは消耗戦みたいなもので、資金が全然ないのに派手なことをして必要以上に住民に期待を抱かせるところがある。結局、徒花で終わってしまうんだが、それじゃ住民がかわいそうだ。

 だからもっと地道に、お互いに目的意識をひとつにして汗をかいて、まずは稼がないと。しかしどうも使うほうが先になってしまうんだな。

川嶋 使うことより稼ぐことが大事という基本スタンスからして、経営者的です。村長になられた当初、周囲は警戒したのでは。

伊藤 職員が60人ぐらいいて、おれを支持する人はほとんどいなかった。

 前の村長は温厚な、なんにもやらない人だ。前例を踏襲するだけで改革なんてとんでもないというタイプ。それで何年ももってきたってことは、その分村民が無駄な税金を払っとったということだ。

 いずれにせよ、みんなでぬるま湯に浸かってる仲良しクラブみたいなところに異質な者が入ってくれば、そりゃ平和が乱れる。でも、周りみんなが敵っていう状態は、かえってやりやすかったな。

職員の公務員体質を変えれば「行政頼み」の住民意識も変わる

川嶋 60人いた職員が今は34人なんですね。

伊藤 少数精鋭主義だな。少数精鋭というのは、少人数の精鋭を集めるということじゃない。少数で仕事をすると精鋭になるんだ(笑)。

川嶋 村長になられて、まず職員を減らそうと志を立てた。やり方としては、自然減のところをそのまま補充しなかったということですね。


伊藤 そう。任期満了退職があれば補充しない。もっともこの不補充ってのは、おれがいい出したんじゃない。

 村長になった年の7月から12月まで、職員たちにああしろこうしろといってある程度はよくなった。でもそこからが全然ダメだった。

 そこで全員を一週間、民間企業に派遣して物品販売業の店頭に立たせたんだ。朝礼でノルマを与えられるわ、挨拶の仕方から何からいろいろ小言をいわれるわ。ノルマ達成率が低ければまた怒られて、明日の朝までにリポート書いてこい・・・。

 彼らにとっちゃ、カルチャーショックなんてもんじゃない。これで目の色が変わったな。村長がいっとるのはこういうことかと。

川嶋 トヨタ自動車は人事異動となると、その部署で1番上の人間を取っていくんです。すると2番目でのんびりしてた人が、否応なしに1番仕事をしなきゃいけなくなる。

 そこがトヨタ方式の強みらしいんですけど、不補充というのはこれと同じでしょう。それにしても人数がもとの6割でもまわるんですね。相当人件費が浮いたんじゃないですか。

伊藤 1億3000万〜4000万円は黙ってても浮く。でも効果はそれだけじゃない。まず職員が忙しく働いてると、村民もその気になる。


大和田 一紘(おおわだ・いっこう)氏。NPO法人多摩住民自治研究所理事長、高尾山自然保護実行委員会事務局長。専門は地方財政、地方自治、まちづくり論、環境教育、環境政策
大和田 そういうことってあるんですよね。私が知らない町や村に行ってそこの行政がうまくいってるかを調べるとき、まずレストランとか食堂で店員に聞くんです。おたくの村の職員はがんばってますかって。

 それに対して複数の人からがんばってますよという答えが返ってきたところは、だいたいうまくいってる。要するに村人から見た公務員像が豊かなこと、村の人たちと一緒に汗を流しているという連帯感があることが大事。

 これがある限り、公務員の給料が高いからどうのという文句は出てこないんです。

伊藤 そうなるとおもしろいもんで、職員たちがオーバーワークじゃないかってくらい働くようになる。一生懸命やって、それが認められていると思えば感激したり感動したりして、それがまたスキルアップにつながる。

川嶋 10年以上も採用しないと、そこの世代にブランクができちゃいますよね。

伊藤 それは民間から人を引き抜いて埋めた。そうやって4、5人入れただけで、組織が俄然フレッシュになった。民間でしごかれたやつは、いつクビになるか、いつ会社がつぶれるかっていう危機感を持っとるから。


大和田 職員の序列はどうつけているんですか。

伊藤 うちは課長だけおいて、それ以上へんな肩書きはつけない。そのうち助け合ったりして、できるやつは課長補佐みたいな立場にだんだんなっていく。

 どうしても忙しくて仕方ないとなれば、助役を手伝いに行かせたりするし、とにかく柔軟にやっている。

大和田 下條村で注目すべきは、人を減らしてかえって志気が高まっていることですね。

 都会の自治体で今問題になってるのは、人を切れば切るほど全体の労働意欲が下がることです。なんの合意もなく一律に切られた、たいへんだという、なんとなくモヤ〜とした嫌なムードになる。

 そこで管理職がフォローしないから、余計にひどくなるんです。もっと管理職を鍛えないといけませんよ。

生活道路は自分たちで作る。お上が口をはさむ補助金は不要

川嶋 伊藤村長は人件費を筆頭に、予算の無駄にかなりメスを入れたそうですが。

大和田 下條村の場合、同じような村と比べると民生費(福祉などにかかる費用)は高い。削ったのは投資的経費、基盤整備にかかるようなお金です。

川嶋 生活道路を自分たちで作らせたり、ということですね。

伊藤 農道や林道、生活道路なんかは、国の基準でやらないといけない道路とは区別してマイペースでやればいい。

 住民にやらせるとけっこうみんなやる気になって、全然抵抗はないな。舗装したりカーブのとこを削ったり、土曜日になるとどこかしらでやっている。

 ここらは山の中でも建設業に携わった人が多いもんで、重機を持ってる。「おれがやるぞ」というプロもおる。集会なんかじゃ全然発言できないが、そういう作業をやらせると途端に張り切ったりするんだ。

 たいしたもんだってことで、そのうち飲むときにだんだん上座のほうに座るようになったりしてな、サル社会みたいに勢力図が変わるのがおもしろい。

大和田 こういうことを国の補助金でやると、制度上の規格に合わせるために余計な持ち出しが出る。材料費だけ提供して住民にやってもらったほうが安上がりなんです。

伊藤 国は力入れるところは入れて、抜くところはうんと抜いたほうがいい。金に余計なヒモをつけるなといいたいな。

川嶋 寄越すならただ寄越せばいいじゃないか、余計なことをいうな、と。


伊藤 たとえばな、今うちの村で住宅を一生懸命作ってる。これだって補助金がほしいけど、もらえば入居者は抽選で選びなさい、高齢者と低所得者の比率はこうしなさいと、あれこれうるさい。

 そうやって選ぶと、勝手ばっかりいって集落の人たちとなじまない人が入ったりする。1人悪いと、悪貨は良貨を駆逐するからな。ヘンなやつばっかりになる。

 だから補償金は全然もらわずに、入居者は全部こっちで決める。で、必ず地域の消防隊に入ってください、道直しとかの事業があったら参加してくださいという。

川嶋 補助金のメリットとデメリットをはかりにかけたら、もらわないほうがいい。

伊藤 それとな、住宅の場合、補助金をもらうと設計がいびつになるというか、部分的に必要以上に力を入れた設計になるんだ。お上が口を出すせいでかえって使いにくくなる。

 しかしそういう制約なしに、住宅専門業者の提案通りにやるといいものが安くできる。住宅関係は補助金をもらわんほうがいいな。

一生そこに住みたいからこそのリフォーム需要を、長寿も後押し

大和田 業者を通さずに住民がやるという話ですが、地域経済の活性化という見地からいうとどうなんでしょうね。大手に仕事をやらせるとお金が地元に還流しないけれど、地元の業者に回せば地域が潤うということがあります。

伊藤 住民がやるのは、業者に下ろしたら200万円にならないくらいの小さい事業。それになんでも行政頼みという依存体質を作っちゃうと、住民の目が淀んでくる。

 ちなみにリフォームの補助金については地元の業者を使うことが条件。このリフォームが今ちょっとブームになってる(笑)。

大和田 公費で20万〜30万円出して、あとは自分でまかなうというリフォームの制度は、最近大都市でもやってますね。

伊藤 うちも補助として出す金額は20万円くらい。少ないが金が出るってことで、これがけっこう呼び水になる。

 問題は集合住宅だな。これも地元の業者に下ろそうと思うけど、一部上場の会社が来てプロポーザルをやると全然話にならない。すごいノウハウがあって、特殊パネルなんかを開発してるから、地元の連中じゃ負ける。

大和田 そこを打開するためにね、地元業者により専門性を高めてもらうために、同業の組合を作らせる。大工さんたちって、だいたい個人でしょ。不況が続いてるから、そういうことを都市のほうでやると乗ってくるんです。

 地元の業者に仕事をまわそうとしても力量に欠けてるようじゃしょうがない。中堅や大手と競争しようと思ったら、個人事業者が結束して力量をつけるようにするといい。そのための研修に公費から援助するなどの手を打てばいいんじゃないでしょうか。

川嶋 イタリアの中小企業は全部それですよね。何を作るのでも世界最高のものにするために、コーディネーターが活躍する。染色屋はここ、布地屋はここ、デザインはここって選ぶんです。

大和田 そのへんは商工会がちゃんとやるべきだけれど、彼らにもお役所体質が染みついてるのが問題。地域振興を専門にやってるNPOなどの競争相手を作る必要があります。

 話をリフォームに戻すと、高齢化が進んだ今、家をリフォームしたい人はたくさんいます。地域経済を潤す意味でも、これはチャンスなんですよね。

伊藤 おもしろいことにほかの家でやってると、わが家もバリアフリーにしようかとなったりする。今までは忍耐が美徳だったのに、最低限にしろ楽しもうという意識に変わってきた。

大和田 そういう投資ができるのは、下條村に住み続ける覚悟が決まってるからですよね。しかも下條村は男性の寿命が一番長いところだから、つまりは老後が長い。

川嶋 女性は沖縄、男性は長野とは知ってましたが、その一番が下條村なんですね。

大和田 長野はもともとしょっぱいモノを食べる土地柄だから、脳卒中なんかで倒れる人が多かった。それをなくそうっていうんで、だいぶ前から県が保健師を全村に派遣して食事指導をしたわけです。

 それでガラッと変わって「ピンピンコロリ」になった。宮崎の綾町もそう。30年ぐらい前は県内で成人病が一番多くてたいへんだったんだけど、自分の庭で有機農産物を作るってことを始めてね。

川嶋 ピンピンコロリ(笑)。医者にかからずに長生きして、最後は家族の手を煩わせずにころっと死んでしまうっていうのは理想的ですね。

伊藤 昔はみんなしょっぱい漬け物が好きで、やっぱり血管系の病気が多かった。保健師にいわれて、今は味噌汁なんかもお椀の底が透けて見えるくらい塩分控えめになったな。今じゃ濃い味噌汁を飲もうとすると抵抗がある(笑)。

川嶋 寿命が伸びたのは、生活をエンジョイしようという意識が出てきたせいもあるかもしれませんね。

(つづく)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35810?page=9
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/373.html

記事 [テスト26] Re: テスト
test
http://www.asyura2.com/12/test26/msg/723.html
記事 [お知らせ・管理20] 管理人さんへ 削除をお願いします。
脱原発のすすめ〜歴史を無視するものには、歴史は繰り返す。科学を信じない者には、科学は死をもって報いる。

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/184.html

につきまして、著作者の もみの木医院 川口幸夫先生 から、土壌汚染の引用データに誤りがあったので、訂正させてほしい旨の連絡がありました。訂正はできないと思いますので、一度削除させていただき、その後、 “脱原発のすすめ〜(改訂版)” で再掲載させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/774.html

記事 [音楽8] ジョイス・ジョナサンで名曲「Ce Matin 」と「ハレルヤ」(名前と曲名を入れて再投稿)


http://www.asyura2.com/12/music8/msg/826.html

記事 [カルト9] 民主党代表選挙は野田の再選は絶望的でその前にヤケクソ解散を試みて失敗し中分裂が起きるのではないか。
民主党の一年坊主200人がどう転んでも引き延ばしをしても落選確実なのは子供でも分かるが週刊誌にまで落選確実185人
と書かれてお盆休みでの地元の反応や3年前に小泉チルドを落として当選してきた自分が連中と同じ境遇である事をようやく
自覚し遅すぎるが生き延びる為の努力を始めたようだ。
なんとなく報道辞令で野田ブーと谷垣の再選が既定事実化している感じがあり国民も誰が代表になろうと両党を惨敗させる気で
いるからそれに対してイエスともノーとも声を上げず偽ユダヤの予定通りの流れで進むかと思いきや大波乱がありそうだ。
一年坊主2百人の立場に立てば当然の話で大津事件の少年のように自殺の練習をさせられている毎日で諦めるか悪あがきをする
しかない訳で信じられなかったがてっきり諦めたのかと思ったら再選意欲が沸き上がりまず野田を引き摺り降ろそうと思い至った
ようだ。
なんとも周回遅れというか昼あんどんというか反応の遅い連中だがゆとり世代ではないが政治の世界ではゆとりっぽい行動をする
連中だから私は彼らの悪あがきをお手並み拝見という感じで歓迎したい。
一般社会では彼らの行為は許しがたく私も世間の半分くらいの怒りは持ち合わせているが最終的な敵が東大卒官僚や偽日本人では
なく偽ユダヤである事を考えると世間的な正義の尺度で彼らを評価すると目的達成が遠退くと思うからだ。
偽日本人執行部は野中だの小泉だのと組んで偽ユダヤのパシリとして許されぬ事をしたから執行猶予はないが一年坊主は甘いと
言われるが野党経験も与党経験も少なく訳も分からず悪さをさせられただけであり致命的な悪さではあるがこれから巨悪を倒して
貰おうと思えば悪さをして国民の信用を一気に失い落選の恐怖を味わった彼らに落選の惨めさを味わわせる時間が勿体なく本当に
遅いが反省してとりあえず野田を引き摺り降ろすならばとりあえずやってみろという思いなのだ。
落選の恐怖をリアルに味わう前は羊のような彼らだったが保身が第一ではあるが狼のように中ワルに襲いかかり見事仕留める事が
できたならば引き続き大ワル退治に挑戦して過去の過ちを帳消しにしたらいいと思うのだ。
犯罪の量刑に犯意の自覚度合いや少年法を適用して決定するように訳も分からず悪さに加担させられた彼らを問答無用で斬り捨て
ていてはいつまで経っても巨悪を倒せる政治家は育たない。
恐らくいい政治家というのは一般世間では嫌な奴でいい思いもするし悪さもするが急所だけは押さえるみたいな国民には誤解され
てしまうような特殊な職業なのではなかろうか。
彼らは性根を叩き直しようがない小泉チルドとは違い社会人としての基礎はできている上で永田町にデビューして偽日本人の毒牙
にかかってとりあえずプチワルになってしまったがもう少し打席に立たせて様子をみたい気がする。
以前の感覚では一年坊主が束になったところで何もできなかっただろうが生き残る為には開き直るしかなくなった彼らの野性味が
如何程のものか見てみたい。
そして理由はどうあれ野田ブーを引き摺り降ろしたならばもう少し更正のチャンスを与えてみたい。
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/861.html
記事 [マスコミ・電通批評13] 電通のメディアコントロールを暴く(その2) (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)) 
電通のメディアコントロールを暴く(その2)
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6547609.html
2012年08月20日14:11 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)


暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜というサイトからの引用です。
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/7dcd9f4eda594b045061a36814edc846

=========================================

電通ほど一手に、直接、あるいは多数の下請けを使って大衆文化を作り出している企業体は世界中どこを探しても、ほかにない。

万国博やローマ法王訪日時の準備など、主要イベントもこのカイシャが総合企画・演出の陣頭指揮に立つ。

電通はまた、政治的に活発な動きを見せる。これについては、すぐ後で詳細に考えよう。

電通は、日本の全テレビ・コマーシャルの三分の一の直接責任者であり、ゴールデンタイムのスポンサーの割り振りに関して実質的に独占的決定権をもつ。

多数の子会社や下請け会社を通じて行使する統制力については、いうまでもないだろう。

約百二十の映像プロダクション、四百以上のグラフィック・アート・スタジオがその傘下にある。

午後七時〜十一時の時間帯の番組にコマーシャルを出したい広告主は電通を通すしかない。

スポンサーの選定と放送番組の内容の大部分を電通が握っているからだ。

番組制作者たちは、冗談めかして、電通の事を“築地編成局”と呼ぶ(電通の巨大な本社は東京の築地にある)。

日本では、扱い高が即、政治力になるので、電通はこうした役割を演じられるのである。

このような状況下では、電通に気をかけて扱ってもらえることが一種の特権となり、立場が逆転して広告主が電通の指示に従うことになる。

商業テレビ局にとっても事情は同じで、電通に極度に依存する形になっている。

その結果、電通の影響力は日本のテレビ文化の内容まで左右し、世界中どこにも類例が見られないほど、強力なマスメディアを通しての社会統制力になる。

そして、このことには重大な政治的意味がある。

テレビという麻薬が日本ほど見事に利用されているところは他にない。

また、その中毒症状がこれほど強く蔓延しているところも他にない。

レストラン、各種の店、観光バスの中、タクシーの中にまでテレビが備えつけられている。

テレビ番組の相対的な質の高さを誇れる国は、あったとしてもきわめて少ない。

だが、テレビが全世界的に文化を砂漠化しているとしても、その悲惨さの程度はかなりの差がある。

皮肉な事に、NHKが、官界ともっとも直接的につながる局でありながら、リポーターが社会的な問題について掛け値なしの疑問を投げかける、まじめな番組を放映することがある。

それ以外はNHK定食番組にみられるように疑似学術的で無害の、論争を注意深く避けた番組をはじめとし、風刺漫画に近い日本人好みの社会風俗を描くホームドラマがあり、そして頭がまったく空っぽのショー番組までどの局にも揃っている。

クイズ番組や素人のど自慢は外国のもの真似番組であるが、日本ではこの種の番組は愚神礼賛の域に達している。人気“スター”は大量生産され、その“キャリア”はめったに二年以上もたない。

彼らは、単に有名であるがゆえに有名だという欧米諸国の芸能人現象の拙劣な劇画といえる。

このような現象を国際的に評価する一般的な基準はない。

しかし、欧米諸国のたいていのテレビ番組が平均精神年齢十一、二歳の視聴者に合わせているとすれば、日本のテレビ番組は平均精神年齢八、九歳に合わせている。

日本で日々の娯楽の質を決定する上で主要な役割を果たしているのは電通であり、電通はほとんどどすべてのものを最低レベルまで下げるのに成功している。

頭の働きを鈍化させる芸能娯楽を作り出す機関は他の国にも存在するが、今ここで我々が検討しているのは、ほぼ完全に他者を締め出して、大衆文化の質の向上を抑制したり拘束できるだけの力を持つ組織のことである。

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そう言えば,小学生の頃はテレビは最高に面白いと思っていましたよ。

わたしは2千年代の半ばに,テレビが面白くないという理由でパソコンからテレビチューナーカードを外して以来,テレビは見ていませんでしたが,どうやら正解だったみたいですね。

テレビは最近の不況の所為で番組の質が落ちてきたのではなく,最初からバカ製造マシンだったのですから。



http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/338.html

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たとえば、以下の投稿済みのタイトルを
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ジョディ・フォスター、森繁久弥、ハリマンとスティティニアスそいてヴィクター・ロスチャイルドの影・・知床旅情とヤルタ会談
http://www.asyura2.com/12/music6/msg/395.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 2 月 28 日 17:04:43: tZW9Ar4r/Y2EU

お手数ですが、対応のほどよろしくお願いいたします・・

ちなみに以下のメッセージが表示されます・・

もう少しお待ち下さい(^^;;;;;;; ;
悪戯対策のため同一ホストからの連続投稿はできなくなっています。2126
ブラウザの[戻る]ボタンを押して前の画面に移動して下さい。

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/775.html

記事 [アジア14] 韓国が戦争被害国との対処を検討、“旭日旗”連想の体操服に抗議 (サーチナ) 
韓国が戦争被害国との対処を検討、“旭日旗”連想の体操服に抗議
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0820&f=national_0820_038.shtml
2012/08/20(月) 12:57  サーチナ


  ロンドン五輪に出場した日本体操選手のユニフォームが「旭日旗」を連想するデザインだったと韓国国内で非難が相次いでいる問題で、韓国オリンピック会(KOC)の朴容晟会長は17日、第2次世界大戦の被害国と共同で対処する方針を検討していると明かした。複数の韓国メディアが報じた。

  朴会長は、韓国国会で開かれた文化体育観光放送通信委員会の緊急懸案質疑に出席し、日本の体操選手が五輪で着用したユニフォームについて言及。「顧問弁護士と相談し、韓国だけで対処するよりも、第2次世界大戦の被害国すべてと対処する方が良いと判断した」と述べ、今後は韓国政府との協議を通じて効果的な抗議方法を模索していくと話した。

  日本のユニフォームをめぐる問題は、ロンドン五輪サッカー男子3位決定戦直後に韓国代表の朴鍾佑(パク・ジョンウ)選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げたことに関連する。同選手の行為について、国際オリンピック委員会(IOC)は、五輪憲章が禁じる政治的な宣伝活動に抵触するとしてメダルの授与を保留にしたが、韓国側は政治性を否定。同国内からは“旭日旗”を連想させる日本のユニフォームの方が問題だとの意見が相次ぎ、「朴選手の行為は偶発的だが、日本は事前にユニフォームを製作して演技をした」などの批判があふれた。

  一方、朴会長は、IOCから朴選手へのメダル保留の通告を受けた時の対応について質問を受けると、「(韓国の)代表選手全体のメダル剥奪といった不利益を考慮し、IOCの措置に従うしかなかった」と答えた。(編集担当:新川悠)



http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/150.html

記事 [お知らせ・管理20] 管理人さんへ 今、再度確認しましたら、コメント欄に書きこみもできなくなっております
管理人さんへ 今、再度確認しましたら、コメント欄に書きこみもできなくなっております・・

お手数ですが、ご対応のほど、よろしくお願いいたします。

ちなみに、上記の同じメッセージが出てきます。

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/776.html

記事 [テスト26] Re: テスト
山下俊一 「1ミリシーベルトの放射線を浴びると細胞の遺伝子の1個に傷が付きます」
http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-799.html
2012-08-19(20:34) 放射能メモ


山下俊一トンデモ発言2

(2011年3月21日)
山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」講演会


 放射線はエネルギーとして、1つ覚えてください。1ミリシーベルトの放射線を浴びると皆様方の細胞の遺伝子の1個に傷が付きます。簡単!100ミリシーベルト浴びると100個傷が付きます。これもわかる。じゃあ、浴びた線量に応じて傷が増える。これもわかる、みんな一様に遺伝子に傷が付きます。しかし、我々は生きてます。生きてる細胞はその遺伝子の傷を治します。

 いいですか。1ミリシーベルト浴びた。でも翌日は治ってる。これが人間の身体です。100ミリシーベルト浴びた。99個うまく治した。でも、1個間違って治したかもしれない。この細胞が何十年も経って増えて来て、ガンの芽になるという事を怖がって、いま皆さんが議論している事を健康影響というふうに話をします。まさにこれは確率論です。事実は1ミリシーベルト浴びると1個の遺伝子に傷が付く、100ミリシーベルト浴びると100個付く。1回にですよ。じゃあ、今問題になっている10マイクロシーベルト、50マイクロシーベルトという値は、実は傷が付いたか付かないかわからん。付かんのです。ここがミソです。

 にもかかわらず、新聞報道ではバックグラウンドの千倍とか、一万倍とかいう話が出ます。そのために、即それが健康影響を及ぼすというふうに誤解されます。書いてる新聞記者がよくわかっとらん。報道関係もよくわからないのに、我々専門家の意見をつまみ食いして記事を書きます。決して100%信用できるデータではない、コメントではないのですが、我々専門家も悪い。これを否定したり、あるいはきちんと反論して来ませんでした。


http://www.asyura2.com/12/test26/msg/724.html

記事 [原発・フッ素26] 山下俊一 「1ミリシーベルトの放射線を浴びると細胞の遺伝子の1個に傷が付きます」 (放射能メモ) 
山下俊一 「1ミリシーベルトの放射線を浴びると細胞の遺伝子の1個に傷が付きます」
http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-799.html
2012-08-19(20:34) 放射能メモ


山下俊一トンデモ発言2

(2011年3月21日)
山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」講演会


 放射線はエネルギーとして、1つ覚えてください。1ミリシーベルトの放射線を浴びると皆様方の細胞の遺伝子の1個に傷が付きます。簡単!100ミリシーベルト浴びると100個傷が付きます。これもわかる。じゃあ、浴びた線量に応じて傷が増える。これもわかる、みんな一様に遺伝子に傷が付きます。しかし、我々は生きてます。生きてる細胞はその遺伝子の傷を治します。

 いいですか。1ミリシーベルト浴びた。でも翌日は治ってる。これが人間の身体です。100ミリシーベルト浴びた。99個うまく治した。でも、1個間違って治したかもしれない。この細胞が何十年も経って増えて来て、ガンの芽になるという事を怖がって、いま皆さんが議論している事を健康影響というふうに話をします。まさにこれは確率論です。事実は1ミリシーベルト浴びると1個の遺伝子に傷が付く、100ミリシーベルト浴びると100個付く。1回にですよ。じゃあ、今問題になっている10マイクロシーベルト、50マイクロシーベルトという値は、実は傷が付いたか付かないかわからん。付かんのです。ここがミソです。

 にもかかわらず、新聞報道ではバックグラウンドの千倍とか、一万倍とかいう話が出ます。そのために、即それが健康影響を及ぼすというふうに誤解されます。書いてる新聞記者がよくわかっとらん。報道関係もよくわからないのに、我々専門家の意見をつまみ食いして記事を書きます。決して100%信用できるデータではない、コメントではないのですが、我々専門家も悪い。これを否定したり、あるいはきちんと反論して来ませんでした。



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/608.html

記事 [お知らせ・管理20] 私もコメントできなくなっています。
>もう少しお待ち下さい(^^;;;;;;; ;

>悪戯対策のため同一ホストからの連続投稿はできなくなっています。2126


どのPCでも、どこのスレッドでも上記のメッセージが出ちゃいます。
なんとか対応お願いします。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/777.html

記事 [原発・フッ素26] エートス誕生前原点:汚染地の50年後「私たちはモルモット、わざとここで生活させられている」事故後に生まれた息子が癌で死に

汚染地でもナントカなると思ってるかた、汚染地50年の現実の悲劇の重みをよく見て考えましょう。

いまじゃ牛乳が“たった”24ベクレル毎kgの汚染だそうだ。私も「たった」と思ってしまった。

川魚は600ベクレル毎kgだが。日本じゃ3万ベクレル毎kgのキノコさえ見つかっている。600超えの魚もザラだ。

エートス運動をやって汚染地に住み続けたからといって、みんながみんな病気になったり死んだりするわけではない。

だからこそ、狙われている。

できるだけ大勢の人に、放射能漏洩事故がなかったかのように、前とナルベク同じように生活し続けてほしいのだ。   かれらは!


>>>>> ソ連のマヤーク核惨事 ムスリュモヴォ村の生き残り老人たち  >>>>>>

汚染地に50年住み続けたらどうなるか?旧ソ連チェリャビンスクそばの

汚染地 ムスリュモヴォ村  50年後 48歳になる前に息子が癌で死んだ老人たち
生き残った老人たちの嘆き →★印 
動画では3/7の(11:09)ぐらい

>当局はとっくの昔に
>警告を出して、
>住民を避難させるべきだった。

>私たちは モルモットみたいだ。
>わざと ここで 生活させられているんだろう


……………………………………………………………..
とはいえ、このムスリュモヴォ村も 事故34年後の 1991年まで学校があって 子どもたちがいたのだ。
(4:55ごろ)

>「あそこが学校だったんです。1991年まで近隣の村の子供たちが学んでいました。
>この地区で唯一の高校でした。ここは生徒たちに人気の場所でみんな魚を取ったり寝転んだりして>いました。」

>(小高い場所にある学校の下には、小さなくぼ地が広がり、池ができている。
>牛が水を飲んで憩いの場になっているよう。水際には以前にはきっとなかった多くのゴミが散らばっている)
>今はムスリュモヴォで一番汚染がひどい場所です。

>おばあさんたちが
>よく小動物を連れてきて腰を下ろしてたんですが、放射能ですかねぇ、
>みんな死んでしまいました」

>>>>>>> ムスリュモヴォ村の  ベクレル数は?  >>>>>>>>>>>>>>


「終わらない悪夢3-7放射性廃棄物はどこへ」
3/7。
http://www.youtube.com/watch?v=A1te458AnOU&feature=youtu.be

住民の飲む牛乳は検査機関が計測してきたが住民たちには何も教えてくれなかったそうだ。
フランスのクリラドが計測した値に注目してほしい。


<汚染地 ムスリュモヴォ村の 撮影時の汚染値>.

18万ベクレル毎kg テチャ川の橋下の土手の土
600ベクレル毎kg テチャ川の魚
24 ベクレル毎kg テチャ川そばの牛乳  →終わりのほう→★★

――――――――――「終わらない悪夢4-7放射性廃棄物はどこへ」4/7
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=j9-jlK6dBx0


…………………………………………………………………………………………
動画の書き起こし
http://breakingnew-site.seesaa.net/article/220030320.html
ブログ「あほうどりのひとりごと」2011年08月14日 さんから書き起こしの一部を拝借

「終わらない悪夢」NHK BSドキュメンタリー前篇から

BSドキュメンタリー 終わらない悪夢前篇
2009年フランス制作
報告ロール・ヌアラ


(前半略)


(マヤーク核施設)

私たちはロシアへ向かいました。1957年の爆発事故はウラル地方のチェリャビンスク州に起きました。

この事故に関する詳細はCIAやソビエト政府、そして原子力協会によって隠蔽されました。放射性廃棄物が持つ熱で、水素爆発などが起こることをこの事故が示したからです。

(核施設らしき風景を通り抜け町に入る・・・軍用ジープ、一般車、舗装された道路のすぐ脇には中くらいの高さの木々、白い扉の家、電柱、あぜ道などが見える)

1946年からマヤークの核施設はソビエトの原子爆弾用のプルトニウムを製造、アメリカのハンフォードと瓜二つの施設です。

(許可なく外国人の立ち入りを禁ず、と立て看板が立っている)

外国人の立ち入りを禁じているこの町は長い間地図に載らず、暗号名で呼ばれてきました。

1957年に爆発したタンクは、この秘密の町のそばにありました。
現在も近づくことはできません。

(カラボルカ村へ入る)

この大惨事を調べるため、カラボルカ村に向かいました。(羊を連れた老人がゆったりと歩く)
降り注ぐ放射性物質で大きな被害を受けた村です。


グルシャラ・イスマギロヴァは事故当時12歳でした。その日集団農場の
作業を手伝うために1500人の生徒が畑に出ていました。

ロール「当時はどうでしたか?」

グルシャラ「事故のあった9月29日は、学校の全生徒が畑にいました。午後4時頃に爆発音を聞いたんです。戦争を体験したお年よりはみんなまた戦争が始まったと思いました。地面が大きく揺れました。それからカラボルカ村近くの空が汚れたみたいに真っ黒になりました。そして、その黒さが空全体を覆ったのです」


放射能レベルが高い廃液が入ったタンクが冷却装置の故障で爆発したことを
村人は知る由もありませんでした。その爆発の力は、TNT火薬75トンに相当しました。

放射性物質が上空1000メートル噴き上げられ、周囲ほぼ1万5000平方キロを汚染しました。


この爆発で200人が死亡し、27万人が被爆しました。この核事故は、チェルノブイリ以前としては最悪のものでしたが、公表されませんでした。二日後、子供たちはまた、畑で収穫の手伝いをさせられました。


グルシャラ「私たちは並ばされて、収穫のために君たちの協力が必要なのだと
言われました。一年生まで、手伝いに駆り出されました。

畑に到着すると、トラクターの掘った溝が見えました。生徒を引率していた農民が言いました。

『ジャガイモの山が見えるだろう、溝に全部放り込め』それでおしまいでした。先生はどうして収穫物を埋めたのかと聞きました。

すると農民たちは『汚染されているから食べられないそうだ』と答えました。でも何に汚染されているかは、誰も知りませんでした。」

この惨事に関する詳しいことは分かっていません。
信頼の置ける調査記録もないのです。がん患者の数など健康被害を記す公のデータもありません。

(木々が立ち並ぶ広大な土地を走り抜ける)

この地域には事故の傷跡が残っています。汚染された800平方キロの土地が立ち入り禁止になっています。


マヤーク核施設とその活動は、今も秘密にされたままです。これは1990年代にペレストロイカの下で撮影された映像です。


(一面の雪の中、警備の兵士が立つ施設の門、土壌が掘られた後の
整備されていない道路・・・)


取材した記者が目にしたのは、この世の終わりのような光景でした。
兵器用のプルトニウムを生産する施設だったマヤークは、原子炉の運転開始以来廃液をカラチャイ湖に投棄してきました。


湖の放射能が危険なレベルになったため、当局は埋め立てることにしました。

(埋め立てるためのショベルカーが活動している)

イギリス人記者の報告です。
「大量の岩をカラチャイ湖へと運んでいます。このトラックは屋根や車体が全部で5トンもの鉛で覆われています。これほど防御しているにも係わらず現場に岩を下ろし戻ってくるまで、およそ12分間で行わなくてはならないと言われました。湖のそばの放射能レベルがあまりに高いからです」

カラチャイ湖は地球上で放射能レベルが極めて高い場所のひとつです。湖に近づくと、放射能レベルが跳ね上がるので作業員は岩をおろすのに3分以上はかけられません。

終わらない悪夢3-7放射性廃棄物はどこへ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。3/7。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。・
http://www.youtube.com/watch?v=A1te458AnOU&feature=youtu.be


作業員「エンジンが止まりませんように」

現在カラチャイ湖は埋め立てられていますが、次々に生み出される廃液を貯蔵するためさらに深い人工の湖が作られました。この新しい貯水池はカラチャイ湖より放射能レベルが低いものの、この地域の大きな河川である、ヘチャ川を汚染しています。

ヘチャ川は、数多くの村を通ってオビ川に流れ込みます。オビ川はシベリアを横切って北極海へ注いでいます。


ローラ・ヌアラ報告

ムスリュモヴォ村はヘチャ川沿いにある村です。放射性廃棄物による汚染の調査をフランス原子力調査機関クリラッドの科学者、クリスチャン・クールボンに頼みました。20年間放射能汚染について、調べています。

(テチャ川の標識を確認、道路から階段を降りて川へ向かう)

テチャ川に到着し、クリスチャンはサンプルの採取を始めました。

クリスチャン「高いね、階段の下のこのあたりは毎秒1400カウントだ。とても高い数値だよ。」

放射線量の数値からこの場所が高度に汚染されていることが分かります。

「この端は2000カウントだ。土手のぎりぎりだと、2400、2600、3000・・・4000、5000・・・本当にひどいな。めまいがするほどだ。」

毎秒5000カウントは自然放射線量の50倍です。

(テチャ川の橋の下に入る)

クリスチャン「計測結果から見て高度に汚染されていることが分かります。水の中にどんな放射性物質があって、どんな毒性があるかはわからないですがね。
とにかくとても危険です。ここに指を突っ込んでなめたり直接肌につけたりしてはいけないですよ。」

「ほら、1万6000もある。すごい数値だ」

ロール「ほかの場所にたとえるとどこに相当しますか?」

クリスチャン「自然の中でこのレベル名場所?チェルノブイリだね!でも普通の橋の下で、これほどの場所があるかって言われたら、ないね!」

取材「ここは誰でもこられる。」

クリスチャン「人の足跡がいっぱいあります。住民がきっとここで葦を刈ったり、川魚を取ったりしているんでしょう。」

(橋の下の水を採集するクリスチャン)

クリスチャン「この川は立ち入り禁止にすべきだ。本当はこんなところに立っているのも危ない。ここは核のごみ集積場ですね。放射能レベルが信じられないほど高い。この橋を建設した人たちは気の毒だ。

途方もない放射線を浴びて被爆し、相当汚染されてしまったでしょう。われわれも被爆を抑えるためそろそろ行きましょう。自然の中で放射能レベルが高すぎて、撤収が必要なところなんて滅多にないですよ」

(急ぎ足で立ち去る)


(3:56)あたり………………………………………………………………

ムスリュモヴォ村・・・


(倒れ掛かったような納屋、手入れの行き届いてないトラック、棄ておかれたような風景・・・)

川は50年間汚染されてきました。政府は多くの村を立ち退かせました。ムスリュモヴォは最後に残った村です。わずかな家族が廃墟の中で、暮らしています。

(老人、杖を突いた初老の老人、赤いセーターを着た人・・・何かを燃やした後のようなゴミ・・・朽ちたイス、汚れて野ざらしのキッチンに敷かれていたような青いシート、レンガが崩れた壁、住む人を失った家の窓に揺れるカーテン…)

住人のゴスマン・カビロフ
「あそこが学校だったんです。1991年まで近隣の村の子供たちが学んでいました。

この地区で唯一の高校でした。ここは生徒たちに人気の場所でみんな魚を取ったり寝転んだりしていました。」

(小高い場所にある学校の下には、小さなくぼ地が広がり、池ができている。
牛が水を飲んで憩いの場になっているよう。水際には以前にはきっとなかった多くのゴミが散らばっている)

今はムスリュモヴォで一番汚染がひどい場所です。

おばあさんたちが
よく小動物を連れてきて腰を下ろしてたんですが、放射能ですかねぇ、


みんな死んでしまいました」

どうして当局は村人に危険を知らせなかったのでしょうか。
1993年、やっとエリツィン大統領の下で真相が明らかになります。

(朽ち果てた学校・・・)

現在のロシアは再び秘密主義が蔓延っていますが、当時は情報公開が進みました。


…………………アレクセイ・ヤブロコフ………………………………………………….


アレクセイ・ヤブロコフはロシア科学アカデミーの会員でエイツィン大統領に環境保護について助言する顧問も勤めていました。

ヤブロコフ「ソビエト時代、原子力産業は機密とされていました。1986年のチェルノブイリ原発事故がゴルバチョフによるグラースノスチ情報公開のきっかけのひとつになりました。

共産党員たちは、もはや秘密主義を貫き通せないと悟ったんです。こうして原子力産業の真相が語られるようになりました。

マヤークについてもそうです。深刻な事態になっているという噂が広まっていましたが、実際に何が起きているのか誰も知りませんでした。事故は機密にされていたんです。

マヤークの惨事は何万人もの人々の生活に影響を与えていました。
そこで私たちはそれについて議論を始めたんです。


エリツィンは民主化の波に乗って政権を握りました。そしてさまざまな問題を公開するよう迫られました。新しい政権になると、短い間だけ真実が語られるときがあります。

1991年から1995年前のロシアがそうでした。その後また、もみ消されるようになりました。」

ロール「1995年以降、ロシアでは情報を手に入れるのが、ふたたび難しくなりました。テチャ川沿いにすむ人々は、こうした秘密主義の犠牲になっています」

(牛を追い、外へ出す村の人・・・)


(7:33)…………………………..

政府は村から退去すれば100万ルーブル、およそ280万円を支払うと申し出ています。しかし多くの人々がこの保証金では、ほかの土地に移り住むのは難しいといいます。


牛の乳搾りをしながら話すおばさん
「この村ではガンで死んだ人がたくさんいるわ。でもわずかなお金で何ができるっていうの。どこに行けばいいのよ。死ぬまでここで暮らすしかないわ。」

取材「ここにあるものを食べたり飲んだりしてもいいといわれましたか?」

おばさん
「全部外から買ってくるようにと言われたわ。でも家庭菜園なしには生きてはいけない。月に9000円じゃ、何も買えないでしょ。」

取材「牛乳を飲んでいますか?」

おばさん「もちろん!、うちの牛乳だもの!。役人が牛乳と水を調べたけど、結果を教えてくれなかった。」

(おばさんは乳を搾り続ける)

取材「どんな調査ですか?」

おばさん「保健機関が調べているの、ほぼ毎年やっているわ」

取材「結果を教えてもらえないんですか?」

おばさん「私たちには一度も教えてくれない。」


私たちはサンプルを採取し研究所に送りました。その結果この牛乳は、かなりの量のセシウム137、トリチウム、そして骨に蓄積するストロンチウム90を含んでいます。
この牛乳を毎日飲み続けるとガンになる可能性が増します。


(9:14)
………………………………………….

チャリャビンスク郊外に
放射線障害を専門に調べる研究機関があります。
ここでは、
住民の定期検査を行っていますが、
その結果が本人に知らされることはけっしてありません。


私たちは疫学部門の責任者で住民の健康状態を観察している 
ミラ・コセンコ(放射線障害研究機関)に会いました。

ロール「どんな調査をされているんですか?」

ミラ・コセンコ
「悲しいことですが、ここの住民は非常に特殊な状況におかれています。
周りの自然環境が放射性物質で汚染されたからです。

調査は50年代から行われているのですが、当初の研究から導かれた結果が、現在の調査によって正しいと裏づけられました。


それは被爆した放射線量と、
ガンの発生率には明確なつながりがあるということです。

死亡率も同じように被爆した放射線量に関係があることがわかりました。
私たちは健康状態の調査にあたって、テチャ川沿いの村に住む人々を対象にしました。

3万人の集団です。この集団を

現在まで50年間、

継続して追跡調査しています」


ミラはムスリュモヴォ村の人々が1950年代から調査対象となっていることを認めました。
数世代にわたる人たちが、
汚染された土地に
置き去りにされているのです。

★    (15人くらいの人々が集う部屋)


(11:09)…………………………………..
住民A(男性75歳くらい)
「去年私は息子を亡くしたよ。もうすぐ48歳になるはずだった。ガンで死んだんだ」


・・・・・(その場のひと沈黙。じっと見つめるほかの老人D。; 投稿者補)


住民B(男性70歳くらい)
「当局はとっくの昔に警告を出して、住民を避難させるべきだった。

私たちは モルモットみたいだ。
わざと ここで 生活させられているんだろう。」

(隣にいた老人Cが、モルモットと口にした老人Bに向かって言う)
「これがわれわれの運命だ。」

(老人B、口を少し動かしてのち、腕組みをほどき腕を垂らす)


(車は町を横切って次の目的地へと街へ入る)

何回も取材申請をしてようやく州政府への取材が実現しました。
スヴェトラナ・コスティナはチャリャビンスク州原子力環境保全局の副局長です。

取材「川のそばで安全に暮らせますか?」

コスティナ「ええ、もちろん大丈夫です。テチャ川のそばで暮らすのはもう危険ではありません。しかし全流域で川の水は農業には使えません。

これについては川のそばで暮らす人たちには、きちんと伝えてきました。住民はこうした制限にしたがって生活しています。」

取材「あそこで暮らすのをやめさせるべきでは?」

コスティナ
「現在の放射能レベルでは住民たちに
立ち退きを義務付けるのは
法的に難しいでしょう。すでにお話したように、放射能レベルは

国際的な危険レベルを下回りました。ですから人々を退去させる法的根拠がないのです。」

公けには何も問題ないという見解でした。

ムスリュモヴォ村ではテチャ川の土手は立ち入り禁止になっています。しかし警備は緩く住民や家畜はいまだに出入りしています。

クリラッド調査員クリスチャン「自然の放射線の75倍の値だ。」

ロシアを離れる前に私たちは夜の闇にまぎれて、少しばかり冒険をしました。

(深夜、土手の下あたりの池をさらう。周辺の土を採取する、サンプルとして)

「大きい?ほんと?」(川魚を捕っている)


(こちらも参照⇒マヤーク核施設レベル6の恐怖)


―――――――――――終わらない悪夢4-7放射性廃棄物はどこへ
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=j9-jlK6dBx0

フランスに戻ったクリスチャン・クールボンは持ち帰ったサンプルを並べます。

(土のはいった小さなビン、干物のようになった川魚などをほぐしてミキサーにかける。結果をひとつひとつ見ていく)

「これは橋の下の?」
「そうだ、幹線道路の橋の下にある土手のだ」
「今すぐ測定して数日後にも測ろう」

サンプルを検出器に入れます。これで放射線を測定し、放射性物質を特定します。

(測定されていく様子のグラフは一気に上昇する。)

「セシウム137で設定、疑いの余地なし。かなりの汚染だ。」
「これはとんでもないね。すさまじいよ。」

数日後に最終結果が出ました。

クリラッド調査員グルーノ・シャレイロン
「まず第一にテチャ川はトリチウムによって高度に汚染されています。これは公式の報告書にはまったく言及されていません。

第二に水の汚染によって、土手の土壌に特にセシウム137が大量に蓄積しています。いわば土壌そのものが放射性廃棄物になってしまったのです。

★★
(1:29)あたり………………………………………………………………………


橋の下で採取した土に、1キロ当たり最高18万ベクレルを検出しました。

ここを歩く人たちにとって、この放射線量は非常に高い汚染です。水と土の汚染で、放射性物質が食物連鎖の中へも入り込んでいます。


セシウム137魚では1キロ当たり600ベクレル以上、牛乳は1キロ当たり24ベクレル検出されました。村の住民は地面から照射される放射線と、食事による体内からの汚染、その二つを通して大量に被曝しています」


ロール「村は汚染されているんですね?」

グルーノ「一番の疑問はなぜ村の住民を避難させないのか、ということです」

(調査されている物質、沈殿物だと思われる、黒くてねったりとしたもの)

数日後、テチャ川の沈殿物は最も猛毒な放射性物質、プルトニウム239と240によって、汚染されていることが分かりました。

本来値はゼロであるべきなのに、1キロ当たり2200ベクレルという数値です。

軍事用か民間用かを問わず、原子炉にはひとつの共通点があります。
放射性廃棄物を生み出し、その一部が環境の中に出て行くということです。

後編へ続く
………………以上……
http://breakingnew-site.seesaa.net/article/220030320.html
ブログ「あほうどりのひとりごと」2011年08月14日………………………….


動画:http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/556.html

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/609.html

記事 [経世済民77] ソニーやパナソニックも買収される可能性を大前研一氏が指摘 (SAPIO) 
ソニーやパナソニックも買収される可能性を大前研一氏が指摘
http://www.news-postseven.com/archives/20120820_137259.html
SAPIO 2012年8月22・29日号


 台湾のエレクトロニクス企業・鴻海精密工業を率いる郭台銘(テリー・ゴウ)会長が、「今のおたくの株価なら、うちはシャープ本体を丸ごと買収することだってできるんですよ」と、シャープ幹部にすごんでみせたという(『日本経済新聞』電子版8月25日付)。大前研一氏も台湾勢らによる日本企業の買収攻勢は続くと見ている。

 * * *

 この先、凋落した日本のエレクトロニクス企業は、台湾企業か韓国企業による買収攻勢に晒されるだろう。おそらくシャープは獰猛な鴻海の郭会長にかき回され、冒頭の言葉通り丸ごと買収されるのではないか。

 半導体大手のルネサスエレクトロニクスや富士通の半導体部門は、やはり台湾のファウンドリ(半導体受託製造)で世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造)による買収が濃厚だと思う。

 TSMCの張忠謀(モリス・チャン) 会長は「台湾半導体産業の父」とも呼ばれる温厚な人物なので手荒なことはしないだろうが、自動車向けマイコンで4割のシェアを持ち、顧客の細かい注文通りに設計できるエンジニアが大勢いるルネサスは魅力的なはずだ。ルネサスがさらに窮地に追い込まれて時価総額が下がり、熟柿が落ちてくるのを待っているに違いない。

 そしてソニーの買収に名乗りを上げるとすれば、サムスン電子だろう。

 なぜならソニーにはサムスンにない映画、音楽、ゲームなどのソフト部門があり、事業ポートフォリオがずれているからだ。しかも、ソニーのボリュームを取り込んでサムスンのコスト構造にしたら、すぐに利益が出る。技術力も高い。サムスンにとってソニーは魅力的な会社だと思う。

 残る“売り物”はパナソニックだが、買収する可能性があるとすればLGぐらいだ。

 パナソニックはテレビなどのブラウングッズ(AV機器)は赤字だが、白物家電はまだ利益が出ている。LGは白物家電でスウェーデンのエレクトロラックス、アメリカのワールプール、中国のハイアールと世界シェアを争っている。欧米や途上国では強いが、日本市場では全く売れていない。これから世界でサムスン相手に戦っていくためにパナソニックを買収するというのは悪い戦略ではないだろう。



http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/374.html

記事 [ペンネーム登録待ち板6] 橋下徹市長のブレーンは大前研一氏
道州制推進の第一人者である大前研一氏

大前研一氏が進める「生活者主権のための83法案デッサン」

この法案では、外国人参政権を1番に持って来ている事からも、最重要課題として通過させたいと考えている事がわかります。
このように、道州制推進者の多くは、道州制を通過させ、裏で外国人参政権も通過させ、地域に主権を持たせ、中央政府を打破する事を目差しているのです。憲法改正が必要となれば、その時、どさくさに紛れて外国人参政権が認められるように変えてしまう可能性もあります。

更に、大前氏は年間40万人の移民受け入れを推奨しています。 これに、外国人参政権+道州制で国家滅亡は確実です。

「大阪維新の会」は、橋下徹氏が大前研一氏の許可をもらって「平成維新の会」より名付けたものである。

http://baikoku.web.fc2.com/

http://www.seikatsusha.org/se-tusin/se-2006/2006-07/p-04.html
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2733.html

記事 [自然災害18] 新宿直下の恐怖!猛暑の帰宅困難対策を指南 (ZAKZAK) 
         猛暑の夏。こんなときに大地震が来たら…。普段からの気構えが大切だ


新宿直下の恐怖!猛暑の帰宅困難対策を指南
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120820/dms1208201539004-n1.htm
2012.08.20 夕刊フジ


 東日本大震災から9月で1年半。東京都心の四谷など新宿区直下に巨大地震を引き起こす恐れがある活断層の可能性が指摘されるなど、天災の危険性は依然薄れていない。そんななか、自治体などの防災関係者を悩ませる問題が浮上している。猛暑の日中に大地震が発生した場合、大量の帰宅困難者を出した春先の3・11にはなかった事態に直面するためだ。どのような自己防衛策を立てれば生き抜けるのか。

 冬の平日午後6時、風速8メートル−。東京都による首都直下地震での被害最悪ケースは、こうした条件下で想定されている。

 これは火災が広がり、死者と建造物被害が最大になるケースを念頭に置いている。しかし、避難する人々にとって最も過酷なのは蒸し暑い季節。都内のある自治体では「3・11は春先だったからまだ何とかなった。が、帰宅困難者を受け入れた体育館も夏は蒸し風呂状態。街のいたるところで3・11にはなかった二次被害が続出するだろう」(防災担当者)と頭を抱えている。

 昨年の大震災では発生当日、都内に352万人(内閣府推計)もの帰宅困難者があふれた。

 この猛暑の最中、大地震に襲われたら、果たして無事にわが家へたどり着けるのか。

 そこで、可能性の高いシナリオとして茨城県沖でマグニチュード(M)8・0の、東日本大震災の最大余震が発生したと仮定。都心部は3・11と同じく最大震度5強の揺れに見舞われ、交通網は完全にストップしたとする。

 この地震が「晴天で最高気温35度以上に達する猛暑日の正午」に起きた際の、帰宅困難者の自衛策を探ってみた。

 武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地震学)は「茨城沖のM8級なら首都圏全域で停電、断水する可能性もある。職場の机の引き出しに水、食料を備えておくのはもとより、冷房が使用不能になったとき環境がどうなるのか想像しておくべき」と、準備の大切さを強調した。

 水は5−10年の長期保存が可能なペットボトル入りの非常用が保管に適している。食料は普段からおやつに食べるようなあめやせんべいを多めに買い置いておくとよいという。

 高温多湿のため、ただでさえ熱中症のリスクが高い季節。「大災害の発生時には、医療機関は負傷者などの処置に追われる。救急車もスムーズには動かない。熱中症に対しては各自での対策が求められる」(島村氏)と、自分の身は自分で守る強い意志が重要だ。

 災害救援に詳しい日本セイフティー災害研究所の伊永勉所長は「直射日光を避けることがポイント」と指摘する。

 「屋外にいるとき地震がきたら、まず日陰を探す。街路樹の陰や、一時的な避難を受け入れてくれる屋内の場所をみつける。津波の危険がなければ地下に逃げるのもよい。自宅を目指して動き始めるのは夕方になってから。直射日光にさらされながら歩き続けるのは危険だ」

 熱中症は飲み水だけでなく、体を冷やすことでも防げる。断水になったときでも“オアシス”の役割を果たしてくれそうなのが、学校など公共のプールだ。

 「冷水で顔を洗ったり手を冷やしたりすれば熱中症のリスクはかなり低くなる。稼働している夏季のプールなら衛生上の問題もない。プールの場所を組み込んだ帰宅経路を考えておくとよいだろう」(伊永氏)

 猛暑のなかで帰宅困難者になっても乗り切るためのポイントを表にまとめた。災害には、季節に応じた備えも必要になる。

■猛暑の帰宅困難対策

(1)熱中症で倒れても助けはこないと覚悟しておく
(2)職場の引き出しにペットボトルの水、保存できる食料(あめ、せんべいなど)を備えておく
(3)屋外では直射日光を避けて木陰や地下で休む
(4)移動は太陽が傾いた夕方から
(5)帰宅経路にあるプールの場所を確認しておく



http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/481.html

記事 [カルト9] 自公は民主同様に偽ユダヤのパシリでないならば竹島詐欺と尖閣詐欺の件で不信任案か問責を提出すべきではないか。
もちろん自公両党は偽ユダヤのパシリであり民主の偽日本人執行部とグルである。
消費増税政局も偽ユダヤがシナリオを書き3馬鹿トリオがプロレスを演じたに過ぎない。
今回の竹島詐欺も偽韓国人と偽日本人のプロレスで日韓両国の国民はいたって冷静だ。
毎度毎度の尖閣詐欺は偽日本人の前原と石原が暴れ過ぎたせいで偽中国人と偽日本人の下手なプロレスに日中両国の国民は
すわっ戦争かなどと思う国民はゼロで呆れ果てている。
それも当然で日中韓3国は自由貿易交渉中で 結婚で言えば結納を米国に妨害されているような段階で今回の騒動は米国と
言うか偽ユダヤがTPP絡みや安保絡みで起こした事ぐらい夏休みの宿題にまだ手をつけていない子供の頃の私みたいなアホ
ガキに聞いても分かるくらいバレバレなのだ。
そんな中で下手な学芸会みたいに民自公の偽日本人執行部が右往左往するふりをした所で白けるだけだしどのように演技を
役割分担する気だろうか。
野田ブーが毅然と対応すれば戦争になりはしないが日中・日韓関係者が本気で野田おろしに動き出すだろう。
毅然と対応しなければ天皇を侮辱されていい加減な対応をするのかと元々カンカンに怒っている国民の怒りが倍増して野田
おろしのデモが活発化するだろう。
自公も裏で繋がっているが野田ブーに毅然と対応しろと抗議しなければ支持者から突き上げを食らうだろうし本当に抗議し
たらハプニング解散騒動が起きたり退陣絡みになったりして実は今のままがいい自公としては民自両党の大分裂に発展し
スティルス与党の立場が脅かされ政界大再編で確かな野党に再度転落する事になる。
結局一番の目的である国民が全く反応せず消費増税許すまじの基調はぶれなく継続しており最大貿易相手国である中国との
信頼関係やそれに準ずる日韓関係に偽日本人や米国というか偽ユダヤがヒビを入れようとしても無駄なのだ。
どこかで読んだが米国の没落を睨んで日独露という真打ちトリオの関係も静かに深まっているそうだ。
上海協力機構でもブリックスでも日中韓でも日独露でもいいがアジアというかユーラシアは重層的にポスト米国時代の準備
が始まっておりカツアゲと型落ちした武器をマッチポンプでふっかけるだけしか能がない米国はもういらないのだ。
日中だけでも自立できるし日中韓でも日独露でもブリックス加盟でも米国がいようがいまいが日本はうまくやっていけるし
むしろヒモでしかない米国は日本にとって世界にとって百害あって一利なしなのだ。
そんな事はませたガキなら誰でも分かるだけであり大人は口にして来なかっただけだが在日大統領に天皇を侮辱させるに至り
もう我慢の限界を超え耐え難きを耐え忍び難きを忍びという事をせず声を上げ始めたのだ。
そしてその認識を全世界が共有しており圧倒的な軍事力と財力を有する彼らもタジタジという二千年来の国際大政局が勃発した
という事なのだ。
人類一人一人は無力だが連中の圧倒的なパワーの源泉は我々の先祖から不当に強奪したものである事を我々は知っている。
知は力なりであり先祖がどのように連中に富を奪われたのかを知った人類は一人一人は何をしていいか分からないが全体として
は返還要求に動きだしこの流れは一過性のものではなく延々と続き奪還するその日まで続き残念でしたという事にはならない。
今回の同時多発詐欺は連中の余裕がなせるわざではなく世界中から泥棒扱いされる偽ユダヤの最後の悪あがきだろう。
ネットを遮断しようが検閲しようが連中の統治のカラクリの勘所は人類全体が知ってしまったから今更弾圧しても無駄だ。
世の中は連中がわざとややっこしくしているが単純なものであり物々交換の時代のように協力しあえば全員が豊かに暮らせる
のであり頭のいい人が高度な政策を立案して世界を回してくれているなどという幻想などもはやなく一部の連中が人類から
ピンハネしてそれが世界をおかしくしている元凶であると誰もが気付いてしまいその是正も簡単である事もばれてしまったのだ。
日本人の役割分担は最高齢社会らしく常に本質を把握する事と穏健デモを切れ目なく続ける事とよりましの議員を選び続ける事
だけをすればいい。
過激な部分は中年国家やヤング国家に担って貰えばよく僭越ながら司令塔国家となればいい。
その意味で目先の事象に一々立腹するのは卒業しオセロの四隅を押さえるような行動・思考を癖つける事だ。
それが平成の神風特攻隊長の役割であり人類を平和裏に勝利に導く事だ。


http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/862.html

記事 [原発・フッ素26] 使用済み燃料プールで火災は起きるか? フェアウィンズ・アップデート 2012年8月19日

http://www.fairewinds.org/content/can-spent-fuel-pools-catch-fire
アーニ・ガンダーセン氏の最新ビデオの要約です。


今回は燃料プールの火災について。

ウランの核分裂により95%は熱になるが、残り5%は核分裂生成物質に残る。
冷えるのには5年以上もかかり、使用済み燃料プールでの冷却が必要。

ウランは小指ほどの大きさのペレットの中にあり、4メートルもの鞘にはいっている。
その鞘はジルカロイド製である。ジルカロイは空気中で加熱すると燃える。
自燃性であり燃え出すと水をかけても消せない。

ペレットの収められた鞘は何本かずつ束ねられている。
4メートルもの長さであり、これを原子炉から引き上げ、燃料プールへ移動させる。

2011年4月にジルカロイの鞘一本が空気中で燃えることをビデオで示した。
破片がテーブルの向こう側へ飛び跳ねた。自燃であり、炎は上がらず、
内部に熱源がなくても空気中で燃えた。

このような現象が使用済み燃料プールで起きるのか?
4号機で懸念されていることは何か?
福島第一では4基とも危機的状況にあるが、とくに4号機が懸念されるのはなぜか?

マークI型原子炉では、使用済み燃料プールには格納容器はなく、
事故が起きれば放射性物質が大気へ放出されてしまう。

事故前に4号機の燃料はすべて原子炉からプールに移動した。
これは4号機特有の状況である。
建屋底部に湾曲があり、第1モードのオイラー支柱湾曲(first mode Euler strut bulge)と
呼ばれるものである。

建屋には明らかに爆発ではなく地震によるダメージがある。
燃料はすべて燃料プールにあり、地震と爆発で建屋が壊れた。

これらが世界中が4号機に注目する理由である。

米国NRCは燃料集合体が空気中で燃焼するかどうか確かめるため、サンディア国立研究所に
テストを依頼した。偶然にも福島の事故の2週間前にテストは行なわれた。

熱源は本物のペレットではなく、トースターなどに使われる抵抗体だが、本物と同じ熱量を発する。
5時間の実験ビデオを1分に短縮したものをお見せする。

左上は燃料集合体で何本もの電線が出入りしている。加熱およびモニタ用のワイヤである。
右は、横から見た燃料集合体の上部と下部。
5時間のテストで膨大なデータが得られた。フェアウィンズのサイトにリンクがある。

最初のビデオは加熱直前の燃料集合体。直後に加熱、すでに煙が出始めている。
煙が上がれば燃えているということ。最後のビデオでは燃料集合体、ジルカロイが空気中で燃えている。
着火したのではなく、熱を加えただけで空気中で燃え出したのだ。

繰り返すが、これはシミュレーションであり、電熱を使った実験だが、
燃料集合体1体が空気中で燃えることは明らかだ。

困ったことに、4号機の燃料プールには1体どころか1500体もの燃料集合体があり、
そのうち300体は原子炉から移動したばかりで、かなりの熱をもっている。

さらに悪いことに、日本では熱い燃料をまとめてプール内に保管している。
米国では、市松模様のように熱いものとそうでないものを交互に置き、発熱を分散させるが、
日本ではそれをせず、熱いもの同士を隣り合わせに置いている。

燃料プールで火災が起きうるのだろうか?その証拠となるビデオを得た。
ではそれが実際どう起こるのか。

この7月始めに、燃料プール冷却システムがダウンした。
7日間、主ポンプと補助ポンプの両方が動作せず、冷却が止まった。
113万リットルもの水の温度が毎日10℃ずつ上がっていった。
1週間で沸騰し始め、もう1週間あれば水位が下がって燃料が露出しただろう。
そしてこのビデオのように燃料は燃え始めただろう。

2週間の猶予があったわけだが、冷却システムは大抵2週間あれば復旧できるから問題はない。

問題は地震である。
建屋はすでに構造的なダメージを受けており、次の地震により冷却水が漏れたら万事休すだ。
燃料を冷却する手段はない。発熱量は莫大だ。燃料は燃え出し、ジルカロイに収まった
ウランが大気へ放出されるだろう。

ブルックヘブン研究所の1998年の研究によれば、燃料プールの火災により18万人が発ガンし、
半径60キロの地域が永久に住めなくなる。
この研究は、ウランの量を福島の燃料プールより少なく仮定しているので、
実際はもっと被害はひどくなるだろう。

原子力業界が何と言おうと、地震で水が抜ければ燃料プールで火災は起きる。
これは4号機だけの問題ではない。
米国には23基のマークI型原子炉があり、4号機よりも多くの燃料を抱えている。
これは国際的な問題だ。世界で一番マークI型原子炉があるのは米国である。

日本政府と東電に一刻も早く燃料をプールから取り出すよう圧力をかけるべきだ。
地震が来て火災が起きるかどうか待っていられない。

NRCには、米国内23基の燃料プールから燃料を取り出すよう要求すべきだ。
原子力産業は金を節約するため、燃料プールを空にしようとしない。


フェアウィンズ・エネルギー・エジュケーションは、福島の事故以来、世界的に重要な技術問題を
取り上げています。その一つがマークI型原子炉の燃料プールの問題です。

フェアウィンズは非営利団体であり、ビデオ作成や研究等にお金がかかります。
どうか引き続き寄付をお願いいたします。


---(コメント)----

例によって、ガンダーセン氏の説明は論理的かつ明快です。

冷温停止どころか、我々は薄氷の上に立たされている、一触即発の状態であることは明らかです。

国家として総力を上げて取り組まなければならないのに、いったい政府は何をやっているのでしょうか?


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/610.html

記事 [社会問題8] 罵声・暴力・給与不払い 企業と闘った男性
罵声・暴力・給与不払い 企業と闘った男性
http://www.youtube.com/watch?v=2jZiKeIuOpU

暴力も・・・給与不払いの会社と闘った男性
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20120818_2_1.html
20代から30代という若い世代の就職難は、厳しさを増すばかりだ。
国がその対策の“切り札”と位置づけている「トライアル雇用」
という制度があるのをご存知だろうか。
この制度をめぐっては、雇用促進に効果を発揮している反面、
一部で思わぬトラブルも起きている。
過酷な労働をさせられた上、給与が支払われないと主張する男性が、
企業に給与の支払いを求めた闘いを取材した。

トライアル雇用終了後、80.7%は正社員に
他方、トラブルになるケースも
大阪青年ユニオン
「ほんまに出会えてなかったら泣き寝入りで終わってた」

「ますます弱者は押し黙っていくしかなく
このケースは決して特別なケースではなく、
隠された表面に出ない問題は色々とあるのかもしれない」
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/850.html

記事 [社会問題8] “君が代条例”の波紋
“君が代条例”の波紋
http://www.youtube.com/watch?v=WYJxNiarN3o

学校の教職員に対して、君が代の起立斉唱を義務付けた大阪の「君が代条例」。
今年の春、小・中・高校などでは、施行後初となる卒・入学式を迎えた。
カメラは、教育委員会、学校長、そして君が代を斉唱しなかった教師の
三者に密着し、条例がもたらした波紋を見つめる。
さらに、この問題の論争の原点は何か、歴史を振り返りながら考える。
条例をきっかけに、子どもたちへの教育を
真剣に考えようとしている現場の模索を見つめる。
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/851.html

記事 [原発・フッ素26] 田中俊一し謝罪に除染。ヒトの心をあやつる死の魔術エートス術の輸出の出所はどっかにアレバ?
>福島で継続的に除染に取り組んできたことが評価されているらしいですが、
>それは放火犯が消火作業を手伝っていることをほめるようなものです。

>放火犯が消火作業

いいね!佐高さん 斬り込んでますネ〜!

だが、エートスも言って、もっと先まで言っちゃってください。
田中俊一し本人も上で言ってるのが、実の正体なのではないでしょか?
つまり、放火犯にとって、消化作業は意識して組織的に、位置づけられてる。

今後の原子力業界のために、除染を戦略的に位置づけている。除染で住民の反発を和らげるのはもちろん、そこに生活させる。補償は値切れるし、放射能は大したことないと思わせられるし、国民は放射能を正しく怖がってくれるようになるし、つまり放射能慣れしてくれるし、事故被害から復興した以上、原発立国だって立ち直れる。

田中俊一は除染で「エートス運動」を実践してるのだ。その名は出さずに。それが彼の魔術だ。

田中俊一が名告る所属は「放射能安全フォーラム」だ。
https://docs.google.com/file/d/0BxqSmDmQ78xCYnpXQ0piZHpSRVdxZUp1cEJtazNCQQ/edit?pli=1
放射能安全フォーラムとは、
放射能が安全だと信じると阿呆のシープルsheeple羊民、子羊民になっちまうよという名前だ。

伊達でやったのは「ダイアローグセミナー」だ。「エートス」とは名告ってない。
ほんとなら裏で画策していたプロモーター達は「エートス」なんて語は表に出してほしくなかったであろう。ヤブロコフやバズビーやフェルネックス達がチェルノブイリでのあの悪行の前例がスグ検索されてバレちまうから、今頃は反省項目になってるであろうか。


カッコつきの「復興」をでっち上げることが至上命題だった。ドジョウれいおん停止宣言も絶対不可欠のその一環だった。原発復興のおおきな戦略に統合されて、除染とか正しい放射能知識とかICRP111とか、こまごま実行してる。こういうふうに先の田中俊一のpdfでは読みとれるのではなかろうか。

こう見てくると次の、田中俊一の言った言葉の<本心>が理解される。

「贈罪意識で除染を始めたととらえるメディアの方もいますが、それは必ずしも当たっていなくて、

とにかく除染をしなければ何もできない、何も始まらないと考えているからです。現状でも避難している方々は大勢います。故郷に戻ってこられないという状況が続いている限り、復興も

原子力も議論にならないと思っています」

そう、田中俊一は、原発再稼働も再推進も再建設も輸出も、議論したいんだよね。

だから「エートスなんてごく少数で」「どっかの片田舎町で」やってるだけという
「言い訳」をうっかり信じたら、ダメだめだ。日本じゃもう事故直後から、政府も
犬HKも、どっぷり漬かってどんどんエートス運動を実践してると言えよう。

基準値の一気引き揚げも、国際的な事故対処方針だったというだけでなく、それを信じて従った日本人はエートス魔術にカカってしまった。と、今にしてみれば、見なせようか。

そのような魔術を編みだし、ヒトの心をあやつる達人術者が世界にはいるのか?
やたら横文字を使いたがるひとつの理由かもしれないねです?w

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/611.html

記事 [原発・フッ素26] 原発事故後のテレビ会議録画――東電「名ばかり公開」 (週刊金曜日) 
原発事故後のテレビ会議録画――東電「名ばかり公開」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120820-00000302-kinyobi-soci
週刊金曜日 8月20日(月)17時10分配信


「こんな名ばかり公開を『東京電力が画像を公開』と報道した報道機関もある」と七月三〇日に行なった緊急会見で語ったのは、東電株主代表訴訟の原告と弁護士だ。同原告団は同日、枝野幸男経済産業大臣に公開対象期間の拡大、DVDによる録画提供、限定公開の条件の撤廃を要請した。

 七月二七日、東電は福島第一原発事故後に撮ったテレビ会議画像を公開すると発表。しかし「名ばかり公開だ」との批判が大きい。とにかく、条件がひどい。知る権利に制限を加え、報道機関をあざ笑うかのような「公開」である。

 公開対象は、三月一一〜一五日まで本店が録画した五〇時間分(音声あり)と福島第二原発で録画された一〇〇時間分(音声なし)の計一五〇時間分に限定。これを当初は八月六〜一〇日のうち三〇時間で報道機関に対してのみ本店一階視聴室で公開するとしたが、批判を受け期間を拡大する方針を示した。東電が用意したパソコンとイヤホンの使用のみを許可し、録音録画機器の持ち込みと携帯電話使用は禁止。その報道も禁止し、報道素材は別途提供。この条件に違反すれば今後の東電会見への参加はお断り――。これらの条件に同意する東電に従順な報道機関だけに入室を許可するという“踏み絵つき”公開である。

 枝野大臣も問題視し、三〇日朝、東電に対し、(1)求める者による全画像の閲覧と公開期間の確保(2)公開対象や手法に関する報道関係者の意見を踏まえた対応(3)裁判で求められる証拠保全を鑑み、画像映像を処分しないよう指示した。

 しかし、わが国には昨年施行された公文書管理法がある。歴史的に重要な記録は民間情報でも「公文書」として国立公文書館に提供し、国民の利用を可能にする法律である。法に基づく個人情報の保護が行なわれ、東電による恣意的な情報隠しを避けることも可能だ。同日夕方の会見でこの点を相澤善吾東電副社長に尋ねると「詳細に勉強させていただき検討させていただきたい」と回答した。

(まさのあつこ・ジャーナリスト、8月3日号)



http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/612.html

記事 [お知らせ・管理20] アーカイブで調べたら、今朝4時50分頃から全コメント不能状態になってるね。
アーカイブで調べたら、今朝4時50分頃から全コメント不能状態になってるね。
「2012年8月20日 04:51:25」これが最後のコメント。
ちなみに最後のコメは
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/505.html#c77
スレやコメの内容がシリアスなだけにちょっとブッキーだけど(w)、今はコメント投稿機能が全面的に不能な状態。
特定のコメント者やコメントの中の特定文字列が環境設定の禁止条件にヒットしていると言った限定的なものじゃないみたいだ。
でも悪意のある作為的な妨害なのならスレの投稿自体をブロックしないと片手落ちなような気がするんだよなw
とりあえず管理人さんがサーバーに管理者としてログインし設定の異常を確認した上で対処してくれるまで待つしかないね。
ちょっと待ってみよう。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/778.html
記事 [経世済民77] 2008年の選挙公約に違反しオバマが企業の規制回避への支援を望んでいることが漏洩された貿易文書で明かに:デモクラシーナウ
漏洩貿易文書:オバマが企業の規制回避支援を望む:選挙公約違反
http://www.youtube.com/watch?v=ecXD2s4UJSg

2008年の選挙公約に違反しオバマが企業の規制回避への支援を望んでいることが漏洩された貿易文書で明かに
http://democracynow.jp/dailynews/20120614
13日に漏えいした合意文書の草案から明らかになった、
オバマ政権が後押ししている機密貿易協定は、企業の権力を非常に大きく
拡大すると同時にオバマ大統領の2008年の選挙公約に矛盾しています。
米国と8つの太平洋諸国との間で取り交わされる
環太平洋経済連携協定(TPP)への米国の提案は、米国で活動している外国企業が、
主な規制についての訴訟を国際裁判所で起こすことを可能にするかもしれません。
このパートナーシップは、米国の法律を超える力を持つ可能性があり、
そこで決められた規則の違反者に罰則を科すことができます。
ウェブサイトに漏えい文書を掲載したフェアトレード団体「パブリックシチズン」
(Public Citizen)の「グローバル貿易ウォッチ」プログラム代表ロリ・ワラックに話を聞きます。
「これは単に悪い貿易協定なんかではありません」とワラックは言います。
「人口の1%を占める富裕層が私たちの生活の最低条件や基本的人権を破壊する道具なのです。」

Breaking ’08 Pledge, Leaked Trade Doc Shows Obama Wants to Help Corporations Avoid Regulations
http://www.democracynow.org/2012/6/14/breaking_08_pledge_leaked_trade_doc
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/375.html

記事 [経世済民77] 企業が国を訴える〜エルサルバドル 自由貿易協定を巡る攻防〜
企業が国を訴える〜エルサルバドル 自由貿易協定を巡る攻防〜
http://www.nhk.or.jp/documentary/1204.html
今、世界を席巻する自由貿易協定。
日本もTPPに参加すべきか、賛否両論が渦巻いている。
特に大きな議論となっているのが、ISD条項。
この条項は、外国企業の投資を保証するため、投資家が国の恣意的な規制で
損害を被った場合、国を国際仲裁機関に訴えることができるものだ。
これを根拠に、過去20年で200件近く、国が訴えられる事例が起きている。
アメリカ・中米自由貿易協定(CAFTA)に加盟するエルサルバドルは国が環境汚染
を理由に、金採掘に規制をかけた結果、カナダの金採掘企業から訴えられた。
国際協定を優先すべきか、法律や規制など国の主権を優先すべきか。
中米の小さな町を舞台に、仲裁の行方と自由貿易協定に揺れる人々を見つめる。

企業が国を訴える〜エルサルバドル自由貿易協定を巡る攻防
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201204151317020
TPPで問われているのは農業問題だけではない。
国の主権のあり方が問われているのだ。
グローバル化が進む今日、世界各地で必ず起きる問題である。

パシフィックリム社による金採掘をめぐって
http://attaction.seesaa.net/article/241450038.html

World Bank Protest - Pacific Rim v El Salvador Case - 12-15-2011
http://www.youtube.com/watch?v=Hz3-pJDreYQ

エルサルバドル 命は金銀よりも重し
http://ips-j.com/entry/2343?moreFlag=true

エルサルバドルで 採掘反対活動家2人殺害される
http://democracynow.jp/dailynews/09/12/29/1

ISD条項の恐ろしさ NHK・BS報道番組より
http://mdsdc568.iza.ne.jp/blog/entry/2664997
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/376.html

記事 [中国3] 日本の国家主義者が、中国が領有権を主張する尖閣諸島に上陸する(RFI)
(Des nationalistes japonais débarquent aux îles Senkaku revendiquées par la Chine: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20120819-chine-japon-senkaku-diaoyu-etats-unis-gambari-nippon-hong-kong-schenzen-south-china-morning-post


日本/中国−記事発表:2012年8月19日日曜日−最終更新:2012年8月19日日曜日

日本の国家主義者が、中国が領有権を主張する尖閣諸島に上陸する

記者 RFI


picture

2012年8月19日、尖閣諸島の1島、魚釣島に上がった日本の国家主義者たち。
REUTERS/Kyodo



8月19日日曜日早朝、10人ほどの日本の国家主義者が、中国名釣魚・日本名尖閣の島々に上陸した。東シナ海の真ん中に位置するこの島々は、中国・日本両政府間の領土紛争の中心だ。

これに対する抗議として、香港に近い深圳など中国の少なくとも6都市で、デモが組織された。


報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル

ここ東京の外国人ウォッチャーたちは、日中両国間の領土をめぐる緊張がエスカレートしているのを、非常に心配しながら見守っている。

8月19日日曜日、何人かの東京都区議会議員を含む、10人ほどの日本の国家主義活動家たちが、日本の国旗を据え付けるために、尖閣諸島の1島に上陸した。

この何日か前、中国を支持する活動家たちがここに中国国旗を据え付けた後、日本の海上保安庁に逮捕され、その後、香港に強制送還された。

今日、日本の海上保安庁は、150人が乗船した20隻ほどの日本の小船団を追尾するだけだった。彼らは国家主義団体・頑張れ日本の会長を置いたまま、海に飛び込み、ロープを手に尖閣諸島の1島まで泳いでいった。

それでも、日本政府は、中国との武力による決着を避けるため、この国家主義者たちが島に上陸しないよう命令していた。いつでも武力衝突にもちこまれかねない危険が、中国にはある。

この領土紛争で、米国は日本を支持することを拒否している。尖閣諸島が日本の施政下にあることを認めているものの、保護者・米国は、この島々が領土として、日本の主権下に置かれていると言わないように気を付けている。


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中国でデモ


報告 RFI北京特約記者、ステファン・ラガルド

「日本人を叩き出せ!」日曜日午前の中国インターネットの怒りは、先週の日本のネットユーザーたちが示した怒りに相応したものだった。

8月15日の時のように、日の出に合わせて、日本の小船団がこの島礁の主島・魚釣島に上がったと、乗船していたAFP記者が語っている。目的も同じ。国の主権を守るため、今回は日本のだ。


旗を持って海の中を歩く


中国人たちへの対応と同様に、日本政府は、一団が島に船を着けることを許可しなかった。そのため、主催者たちは出発前、船は「離して」係留し、船上で式典を行うだけにしておくと発表していた。

それでも、主催者たちの思いを中国は受け入れなかった。土曜日、中国政府は「中国の主権を損なう結果をもたらす、全ての行動を即座に中止せよ」と、日本政府に強く求めたが、この小船団の出航を止めることはできなかった。

「政府はなぜ、海軍を送って対応しないのか?」と、日曜日午前、中国のあるネットユーザーからの要求が、微博("weibo":投稿者)ソーシャルネットに書き込まれた。一方、ベイジン・タイムズ紙は、先週、日本の海上保安庁に尋問されたときの、中国人の活動家たちが厳しい環境に置かれたことを暴露した。北京のこの日刊紙によれば、活動家たちは、「2メートル四方の小部屋に3人ずつ閉じこめられ」「トイレに行くこともままならず」「睡眠も奪われた」。


反日デモ

小船団が出航した後、中国のいくつかの都市で反日デモが炸裂した。また、中国メディアによれば、陝西省(中央部)の省都・西安でも、数百人が集会を行った。

香港に本拠を置く「保釣行動委員会」は、今年10月に改めて、この不和の元となっている島々に遠征する予定である、との考えを発表した。もっとも、これは香港の海事法規に違反するため、その後起訴されるおそれがあり、一部のメンバーは気乗りしていないのだが。

先週日曜日の出航後、4人の警官が啓豊2号に乗船したと、サウスチャイナ・モーニングポストは述べている。この時、水上警察官は活動家たちに引き返すよう警告したが、無駄だった。操舵室には鍵がかけられ、中国の警官たちは、船が公海上に出る前に、漁船として登録されているこの船を離れなければならなかった。

日本政府と同様、中国政府、そして、ここ香港の当局も、国家主義者たちの行動に自分が関係しているよう見えないようにしながら、それでも、活動家たちが気力を失わないように、毎回、気配りをしている。



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(投稿者より)

RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。

「この領土紛争で、米国は日本を支持することを拒否している。米国は、尖閣諸島が日本の施政下にあることを認めているが、保護者・米国は、この島々が日本の領土として、主権下に置かれていると言わないように気を付けている。」"Les Etats-Unis, eux, refusent de soutenir le Japon dans ce contentieux territorial. Ils reconnaissent que les îles Senkaku sont sous administration japonaise, mais le protecteur américain se garde de dire que les îles sont placées sous la souveraineté territoriale japonaise."

まあ、そうでしょう。そもそも、尖閣も竹島も北方4島も、日本が周辺諸国と仲良くならないように、米国が不和の種を蒔いておいたものです。いずれ、日中を戦わせ、自分は調停者として、資源をせしめるシナリオがあるとの指摘がありました。香港の活動家の背後にも米国がいる、との指摘もありました。

北京からのレポートが興味深いです。記者のトーンは一貫しています。「やっていることは全部同じだよ。お互い様じゃないか」ということです。

中国人活動家への待遇の悪さを暴露する記述がありました。2畳の小部屋に3人ずつ。トイレは中におまるがあるはずです。いびきをかく人がもし同室なら、ぐっすり眠ることは難しいかも知れません。収容能力はともかく、拘置所の普通の情景に思えます。小さな施設に外国人が大挙として押し寄せました。看守さんたちが気の毒でした。

北京の記者は、先週の香港側の騒動が、中国当局者が起こしたものだとの見方をにおわしていますが、本当のことは分からないはずです。あるいは、「何人かの東京都区議会議員」"des membres du Parlement de la ville de Tokyo"とバランスをとるために、わざと書いたのかも知れません。

いずれにせよ、一連の出来事は茶番であると、記者も見抜いているのでしょう。

18日に西安で開かれた集会の写真が、RFIの中国語サイトにありました。

(西安今天擧行反日游行:法廣)


こちらは、19日の成都(四川省)のデモ、同じくRFI中国語サイトの記事からです。

(多个城市反日游行 逾千人参加 深圳有人推翻警車:法廣)


デモの続報もRFIサイトに掲載されていましたが、中国では反日デモは恒例ですから、こちらの投稿は不要でしょう。
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/210.html
記事 [昼休み52] てすとうこう
これはてすとうこうであります。
記事 [テスト26] 解散総選挙、樽床は任期満了まで、前原はデフレ脱却まで (まるこ姫の独り言)
解散総選挙、樽床は任期満了まで、前原はデフレ脱却まで
 2012.08.20 :(まるこ姫の独り言)


やっぱり、野田首相の言う解散時期について、談合党首会談をして”近い将来”から”近いうち"を引き出したとして鬼の首でも取ったように大喜びで発表をしていた自民党の谷垣総裁だったが、民主党の詐欺師集団を前にして、なんと甘い認識だったか。。。

>予算編成時、秋の解散は自殺行為…民主・樽床氏
   読売新聞 8月19日(日)20時19分配信

>樽床伸二幹事長代行は19日、、「10月から12月は来年度予算編成に取り組まないといけない。こういうときに40日の政治空白を作るのは自殺行為だ」と述べ、秋の衆院解散・総選挙に否定的な考えを示した。
「解散は4年間は考えるべきものではない」とも述べ、来年8月の任期満了近くが望ましいとの見方を示した。
>前原政調会長は同日のテレビ朝日の番組で「デフレ脱却、経済をよくしていくために、補正予算を組ませていただきたい」と述べ、秋の臨時国会で2012年度補正予算案を成立させた後の解散が望ましいとの考えを示した。

谷垣総裁は、野田首相から、“近い将来”から“近いうち”へ言質を取ったと言うが、そんな曖昧模糊とした発言など、言質のうちに入らないのも確かだし、野田首相にしたら、してやったりの気持ちだろう。
今度は、樽床氏が、任期満了までと言い出した。

苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
それはそうだろう、今、総選挙をしたら民主党の惨敗は目に見えているし、自分たちも肌で感じるものもあるのだろう。
野田首相にしても、それは同じような感想だろう。
結局、“近い将来”も、“近いうち”も、その場の方便に使われただけだという事だ。

前原氏にしても、最近テレビに良く出てきて、中国や韓国に対して強行的な発言を頻繁にしているが、どこかから横やりや、圧力が入れば、またトーンダウンは目に見えている。
過去、いつもこのパターンだった。
何せ、この議員のニックネームは、“言うだけ番長”なんだから仕方がないかもしれないが、この議員がいつも次期総理候補に挙
がる事が解せない。

そして、今頃、“デフレ脱却、経済をよくしていくために、補正予算を組ませていただきたい”とは、良く言えたものだ。
デフレは今に始まったことではない。
この3年、そのための政策を実行してきたとも思えず、今更デフレ脱却と言われても、単なる延命策の一環かと思うだけだ。
民主党政権には、今まで散々騙されて来た。
どの議員も口だけは勇ましいが、実行の段になるとなぜか腰砕けで実行力が全く伴わない。
そんな議員が、どれだけ美辞麗句を述べようと、調子の良い事を言っていると思われるだけだ。
もっとも、そのように国民に思わせたのは、民主党の有言不実行のたまものなんだから、自業自得という事だ。


元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/08/post-7.html


http://www.asyura2.com/12/test26/msg/725.html

記事 [マスコミ・電通批評13] 電通はオリンピック契約に介入、放映権から60億円のピンハネをしている。(大山こういちのブログ) 
電通はオリンピック契約に介入、放映権から60億円のピンハネをしている。
http://mak55.exblog.jp/16666803/
2012-08-20 19:39 南相馬市 大山こういちのブログ


竹原信一 ‏@takeharasinichi
電通は暴力団である。NHKの腐敗と乗っ取りを工作、海老沢会長を追放してオリンピック契約に介入、放映権から60億円のピンハネをしている
電通がオリンピックでムチャクチャしとる!!!

http://www.youtube.com/watch?v=FKCnWxVjxwA&list=UU21TYlWBs22Dd-XlQ5mVCPA&index=6&feature=plcp

__________________


〈参考〉電通の正体
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/313.html#id_bc0e88a6

「広告業界を束ねる「電通」にマスコミは逆らう事は出来ない。
実はNHKも間接的に「電通」に支配されている。
NHKの番組制作の委託を受けている「NHKエンタープライズ」は「総合ビジョン」に番組制作を丸投げしている。
「総合ビジョン」の株主は電通とNHKである。

wiki総合ビジョン

国民より強制徴収されるNHK受信料は「電通」の利益となって、利益の一部がNHK役員の懐に収まる。
それでは次に、各新聞社の住所を列記する。

読売新聞東京本社  〒100-8055 東京都千代田区大手町1-7-1
韓国日報      〒100-1004 東京都千代田区大手町1-7-1 8F 

朝日新聞東京本社  〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
東亜日報       〒104-0045 東京都中央区築地5-3-2

毎日新聞東京本社  〒100-8051 東京都一ツ橋1-1-1
朝鮮日報       〒100-0004 東京都一ツ橋1-1-1 4F

東京新聞       〒108-8010 東京都港区港南2-3-13
中日新聞東京本社 〒108-8010 東京都港区港南2-3-13
大韓毎日 〒108-8010 東京都港区港南2-3-13 4F

引き続き、テレビ局。

NHK放送センター    〒150-8001 東京都渋谷区神南2-2-1
韓国放送公社       〒150-8001 東京都渋谷区神南2-2-1 NHK東館710-C

フジテレビジョン      〒137-8088 東京都港区台場2-4-8
韓国文化放送(MBC)  〒135-0091 東京都港区台場2-4-8 18F

TBSテレビ         〒107-8006 東京都港区赤坂5-3-6 
韓国総合TVNEWS        〒105-0000 東京都港区赤坂5-3-6  

以上の様に、日本のマスコミは朝鮮人によってしっかりと監視されている。
マスコミを支配している朝鮮人は、芸能界と結託し様々な流行を巻き起こす。
CMとテレビ出演によって簡単にスターになれる。
ちなみにモーニング娘を支えた裏方スタッフは、AKB48サイドに移籍している。

日本人が実力で売れる事は稀である。
数々の流行やスターを誕生させ、しいてはドラマやアニメ等のヒット作はキャラクターグッズを販売して映画にもなって「電通」の利益となる。
さらにパチンコ台のネタに再利用されて、最後にサラ金が待っている。
こうして日本人は乾いた雑巾を絞る様な行為を自ら行っている。
もっとも韓流ブームは失敗に終わったようであるが、まだ諦めてはいないようだ。
これが、エンターテイメントによる日本人からの搾取のシステムである。
戦後、日本人はテレビによって思考能力を奪われて来た。
そして日本人に気が付かれぬ様に洗脳し続ける事によって、いつしか我々は新聞とテレビが報道している事こそが真実だと思うようになったのである。 」

__________________


立花孝志 氏
NHK会長へ刑事告発及び裁判する事を伝えました
「オリンピックの放送権料を不当な価格で買った。電通に利益を与えた。」
http://www.youtube.com/watch?v=0b9NpPzuQ-M&list=UU21TYlWBs22Dd-XlQ5mVCPA&index=5&feature=plcp


http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/339.html

記事 [議論30] 「吉田審査補助員の旅費請求書」は「検察審査員の請求書」とフォーマットが違う!?
カッサンドラさま

この審査補助員・吉田弁護士の請求書と、ほかの検察審査員の旅費請求書は、【フォーマットが違って】いて、【異なるパソコンで入力】されているようですね。

右肩の「委員等旅費」「検察審査員旅費」などとある枠の幅、文字の割り付けが異なり、また出頭年月日と出頭場所についての「記入欄の高さ」もまったく異なります。

どちらかが間違っている、などととう意味ではありませんが、紙ベースのマニュアルから、別の人が別のパソコンによって【フォーマット(枠)から作成した】ものと思われます。

普通はこんなことしません。フォーマット・データがあって、記入箇所のみを入力して保存・出力するはずです。別の担当者が別のパソコンで入力するにしても、フォーマットデータは同じものを使うはずで、

この吉田弁護士の請求書は、"わざわざ"フォーマット・データの準備のないところで作成されたのではないかと思われます。

通常の検察審査員の請求は、各検察審査会(東京第五)か、場合によって集約庁(東京第一)で作成され、出力されているはずです。

吉田弁護士の請求書は、「そこではない場所」で作られた。・・・・・それは最高裁事務総局か、法務省か、会計を担当する東京地裁か。

いずれにせよ、数千万円もする選定ソフトや予算管理ソフトを導入している官公庁が、こんないい加減なフォーマットを用いているのは不自然を通り越しているように思います。もちろん、マニュアル通りのフォーマットから少しズレているからと言って「無効だ」「捏造だ」と言いたい訳ではありません。

かなり杜撰で、フォーマット・データの共有すらなされていない【別の場所】で作られた可能性が高い、ということです。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/693.html

記事 [経世済民77] アップルとサムスン:特許訴訟の争点絞り込む協議で進展なし (ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M91F5K6TTDS101.html

8月19日(ブルームバーグ):米アップルと韓国のサムスン電子は18日、両社のスマートフォン(多機能携帯電話)とタブレット型端末をめぐる特許訴訟で、争点を絞り込む法廷外での協議の進展はなかったと裁判所に報告した。これに伴い21日から始まる陪審評議で評決が下される公算が高まった。

今回の訴訟を担当するカリフォルニア州サンノゼの連邦地裁判事は、訴訟の争点を絞り込むよう両社に要請。陪審団による評議が始まる前に両社の最高経営責任者(CEO)に再び協議するよう求めた。

スタンフォード大学のマーク・レムリー教授(法学)は18日、両社の裁判所への報告後に電子メールで、「両社が陪審の評議前に歩み寄ると大きな期待を抱くには遅過ぎると思う」とした上で、「和解が今後成立すれば、今回の案件にとどまらず国際的な取り決めとなろう」との見方を示した。

アップルとサムスンの技術特許をめぐる訴訟は現在4つの大陸で進められている。レムリー教授によれば、両社の特許構成は奥深く幅広いために和解には至らず、両社ともに販売差し止め処分のリスクに直面する可能性がある。アップルはサムスンのタブレット型端末に関してサンノゼの連邦地裁が下した米国内での販売差し止め仮処分の恒久化に加え、サムスンのスマートフォンに対する販売差し止め期間の延長を目指している。

アップルとサムスンの弁護士が署名した共同文書は、「両社は会談を開き、争点を絞るために協議したが、これ以上絞り込むことはできなかった」としている。文書ではアップルのティム・クック、サムスンの権五鉉(クォン・オヒョン)両CEOによる協議には言及していない。

サムスンの広報担当アダム・イエーツ氏は18日提出された文書に関してコメントを控えた。アップルの広報担当クリスティン・ユゲ氏もコメントしなかった。

原題:Apple, Samsung Report No Progress in Narrowing PatentDispute(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:サンフランシスコ Joel Rosenblatt jrosenblatt@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Andrew Dunn adunn8@bloomberg.net
更新日時: 2012/08/20 14:51 JST

(関連記事)グーグル、サムスンにアップル端末に似せないよう要請-メール (ブルームバーグ)
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/352.html

http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/377.html

記事 [原発・フッ素26] ベトナムが日本からの輸入加工食品への放射線検査を廃止 福島工場製造でも、サンプリング検査なしで輸出可能に それが輸入され
http://merx.me/archives/26445

ベトナムが福島原発事故後、実施していた日本からの輸入農水産物と加工食品への放射線検査のうち、農水産物に関しては引き続き検査を行うが、加工食品については検査を廃止することとなった。この措置は日本政府からの要請により、保健省食品安全衛生局が決定し、2012年7月2日より施行されている。

日本からの加工食品の放射線検査廃止に(ベトナム)
[ジェトロ(日本貿易振興機構)]
2012年7月9日 ハノイ事務所発
<農水産品>
管轄:農業農村開発省農林水産品質管理局
a.福島、茨城、栃木の3県は100%検査
b.その他の県は20%のサンプル検査(全ロットの20%をサンプル検査)
※a.b.とも1ロット当たり1サンプル採取する。最低数量は1キロ/サンプル。

<加工食品>
管轄:保健省食品衛生安全局
a.福島県と茨城県は100%サンプル検査
b.上記2県以外の都道府県は20%のサンプリング検査

ジェトロによると、これまでの放射線検査は上記のとおりとなっていたが、このうち加工食品に対する検査が廃止された。
ジェトロのハノイ事務所は、

加工食品への検査廃止はベトナムで日本食材を取り扱う業者にとっては朗報といえる。今後、日本からの加工食品の輸入が増えることが期待される。

とコメントしている…


http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20120709_01.html
緊急特集:東日本大震災の国際ビジネスへの影響
記事詳細
日本からの加工食品の放射線検査廃止に(ベトナム)

2012年7月9日 ハノイ事務所発

震災後、実施していた日本からの輸入農水産品と加工食品への放射線検査のうち、加工食品の検査が廃止されることになった。農水産品に関しては引き続き放射線検査が行われることになる。

<日本における厳しい基準の採用を評価>
同措置は日本政府からの要請により、保健省食品安全衛生局が、12年7月2日付けオフィシャルレター1080/ATTP-DKCN号を規定、同日より施行された。11年3月以降、日本からの農水産品と加工食品に対して放射線安全証明書を求めていたが、日本では同証明書は発行できないため、暫定的措置として放射線検査が実施されていた。

これまでの放射線検査は以下のとおりとなっていた。
<農水産品>
管轄:農業農村開発省農林水産品質管理局
a.福島、茨城、栃木の3県は100%検査
b.その他の県は20%のサンプル検査(全ロットの20%をサンプル検査)
※a.b.とも1ロット当たり1サンプル採取する。最低数量は1キロ/サンプル。

<加工食品>
管轄:保健省食品衛生安全局
a.福島県と茨城県は100%サンプル検査
b.上記2県以外の都道府県は20%のサンプリング検査

今回、上記のうち加工食品に対する検査が廃止された。日本政府が食品中の放射性物質検査に係る新基準値を発表し、安全な食品しか市場流通しないようより厳しい基準を採用したことを評価したものだ。
ベトナム政府側は基本的に放射能汚染の問題が発生しないかぎり、日本からの農水産品と加工食品の輸入を認めていたが、放射線検査に7〜10日かかるため、日本からの農水産品や加工食品を取り扱う食材の輸入商社などにとって大変頭の痛い問題であった。
農水産品は引き続き放射線検査を実施しなければならないが、加工食品への検査廃止はベトナムで日本食材を取り扱う業者にとっては朗報といえる。今後、日本からの加工食品の輸入が増えることが期待される。


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/613.html

コメント [原発・フッ素26] ベトナムが日本からの輸入加工食品への放射線検査を廃止 福島工場製造でも、サンプリング検査なしで輸出可能に それが輸入され てんさい(い)
01. 2012年8月20日 20:51:35 : yGArwIuMME
https://twitter.com/bekutan55/status/230948067124322304

必読! タイにつづきベトナムでも加工食品に対する放射能検査が廃止された!

要するに汚染した魚なんかを検査なしでベトナムへ輸出し、加工してばれないように日本へ逆輸入という事。

デッドフードやな 缶詰めシーチキンやら、冷凍食品やら…
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/613.html#c1

記事 [お知らせ・管理20] コメント機能 復活しました
設定ミスでした。

大変なご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

引き続き注意して設定していきます。

申し訳ないです。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/779.html

コメント [ペンネーム登録待ち板6] 橋下徹市長のブレーンは大前研一氏 アースラ
01. アースラ 2012年8月20日 20:54:29 : YaiJUwAqNQk3Q : DpGzbqlwT6
■2重投稿は禁止。
・自分が今から投稿する予定の内容を、すでに別の人が投稿済みかもしれません。
他の人が同じ記事をすでに投稿していないかどうか、2つの方法で確認してください。
検索1:各ページ上部にあるgoogle阿修羅検索に投稿予定のタイトルを入れて検索してみてください。
検索2:投稿予定の板のタイトル一覧ページで、キーボードのCtrlボタンを押しながらFキーを押して検索窓をだし、そこに投稿予定のタイトルの一部を入れて検索してください。

■タイトル規定 (2重投稿を防ぐために必要です)
<ニュースや他サイトを引用師、引用がメインの場合>には、
投稿の【件名の頭から30桁以上は、元記事のタイトル】をそのまま使ってください。

■板違いは削除
・投稿はそれぞれの投稿の質にあわせて板を選択してください。
投稿前にじっくり板に投稿してある内容を観察してください。

たとえば、
原発板は原発や放射能と直接関係がある内容を投稿してください。
政治板は日本の政治と直接関係がある内容を投稿してください。
現状の投稿をよく見て、その辺の感覚を把握してから投稿してください。
板選定に不安があるときは投稿前に管理板で確認してください。

■文字数は200文字以上
・新規投稿、レスポンス投稿(意見質問等)はおおむね200文字以上の
文章でお願いします。それ以外の投稿はこちらの掲示板では不要です

・ただし、NEWS板にニュースのコピペをする場合のみ、200文字未満の投稿が可能です。


■広告は禁止
・自分のブログを多くの人に読んで欲しい。とか、アフィリページに
多くの人のアクセスを集めたい、などの理由で投稿してはいけません。
読者の30%以上に利益があると思われる投稿をお願いします。

■投稿前にお知らせ板で、タイトルに自分のペンネームが出てないか確認してください。
管理人からあなたにお知らせがあるかもしれません。

<その他>

・個人情報をハンドルネーム使用者本人の同意なく求めたり詮索する投稿を認めない
・ハンドルネームと投稿者相互の同定を詮索する投稿を認めない
・投稿はすべて、即座に各種MLにてメール送信される
 http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/296.html
・投稿の削除は管理人だけが可能。
・投稿後の文章を自分が消したいから消す、ということはできない
・同じ内容の2重投稿は、内容にかかわらず残らずすべてを削除する。罰則はとても厳しい。
・投稿に慣れてない場合は、投稿テスト板で練習してから投稿することをお勧め。
・リバイバル板は板違い投稿可能。ただし、昼休み板限定で投稿可能な方やカルト板限定で投稿可能な方はリバイバル板への投稿は不可。(2011.10.23追記)
・基本的に自分のものであっても電話番号やメールアドレスを投稿・コメントすることは不可。 (2011.10.24追記)
・1人1板1日11個以上の投稿は禁止。(2011.11.12追記)

<引用する場合は必ず>下記いずれかを明記してください。
●引用した記事を確認することができるURL(存在するときは必ず)
●引用した記事を公開しているホームページのトップページURL(上記が無いときの替わりに)
●引用した記事を公開している会社名等(URLが無いときに)

心配な時は、投稿前に、管理・お知らせ板で質問してください。おおむね24時間以内に返答します。

ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/238.html

リチャードなんとかの引用コメントは、昼休み板とカルト板のみ可能
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/639.html

副島隆彦さん関連のすべての投稿・コメントはカルト板か昼休み板限定で投稿可能です。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/695.html


○阿修羅掲示板の運営について

掲示板の運営というのもやってみると大変なもので、
放置しておくとごみ投稿がうじゃうじゃ繰り返されてしまい、
見るに堪えない状態になってしまいます。

かといって、制限すると全然おもしろくない掲示板になってしまいます。

その辺をうまくやろうと思っていますが、全員の希望をすべて叶えることはできないものです。

そこで阿修羅掲示板ではすべての制限を公開し、すべての削除を公開し、
制限による失敗を含めてすべての投稿失敗を即時配信メルマガにて
公開することにより、制限の透明性を担保しようと思っています。

だいたいの読者が、『そういうことならしょうがないよね』と思うような制限や処置になっていると思ってます。

しかし、もしあなたが、
「この制限は管理人の横暴だ」とか
「この削除は不正ではないか」というふうに思ったら遠慮無く管理板にてご質問くださいませ。
できる限り返答させて頂きます。

阿修羅掲示板を大活用してくださいませ。


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2733.html#c1

コメント [経世済民77] 企業が国を訴える〜エルサルバドル 自由貿易協定を巡る攻防〜 妹之山商店街
01. 妹之山商店街 2012年8月20日 20:55:05 : 6nR1V99SGL7yY : t5TpuzEU7E
企業が国を訴える〜エルサルバドル自由貿易協定を巡る攻防
http://www.youtube.com/watch?v=99ZEdkZKVHc

http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/376.html#c1
コメント [カルト9] 李明博は天皇の頭を踏みつけ糞に顔を突っ込むと発言したようだが日本人の米国への怒りは大爆発するのではないか。 ポスト米英時代
31. 2012年8月20日 20:57:45 : xtlWVCU5v6
カスゴミの報道は韓流に配慮してなのか、ずいぶんと控えめな表現ですね。
とはいっても、韓国への風当たりはいままで以上に強くなるでしょうから、
でっちあげの韓流を使ったマネロンもこれにて終了か?
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/855.html#c31
コメント [雑談専用40] 維新の停止 今は何時代なのか 蒲田の富士山
01. 蒲田の富士山 2012年8月20日 20:58:28 : OoIP2Z8mrhxx6 : A4RojO9uvU
国際主義の意味を変えてみようと、思う。
そのためには、まず、英語教育の廃止だ。
高校入試と、大学入試から、英語を外す。
排外的になるのではなく、外国語は身につけたほうが良いが、選択出来る年齢になるまで、ほったらかしにするのだ。
英語ではなく、ベトナム語でもスリランカ語でもペルシャ語でも、なんでもいいじゃないか。

http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/172.html#c1
コメント [原発・フッ素25] がれき受け入れは精神的苦痛=北九州市と宮城県相手に提訴 (時事通信)  赤かぶ
04. 2012年8月20日 20:58:57 : Fb6JfEOlSE
がれき風評被害防ぐ大食事会

東日本大震災の被災地、宮城県石巻市からがれきを受け入れる北九州市で、地元産の食材に対する風評被害を防ごうと、20日夜、地元産の食材を使った大規模な食事会が開かれました。
食事会を開いたのは、北九州市をはじめ地元の経済団体や自治会などが今月初めに発足させた『北九州「海の幸」「山の幸」を愛する会』で、小倉北区の会場には、この活動に賛同するおよそ1400人が集まりました。
はじめに北九州市の北橋市長が、「多くの良識ある市民のネットワークがあれば、風評被害から生産者や流通関係者を守れるはずだと確信しています」とあいさつしました。
会場では地元でとれた「たこ」などの海産物や野菜を使ったおよそ20の料理が振る舞われ、訪れた人たちは列を作ってお目当ての料理を次々に口にしていました。
会場ではのりやかきなど石巻市の水産加工品などの直売コーナーも設けられ、あいさつに立った石巻市町内会連合会の吉田忠美会長は「北九州市民の皆様に石巻市民一同、心から感謝し、1日も早い石巻再生のために頑張ります」と感謝の言葉を述べました。
この団体では今後、仮に風評被害が起こった場合、行政と民間が一体となって地元産の食材を買い支える運動も展開することにしています。

08月20日 20時55分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5024040001.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/910.html#c4

コメント [原発・フッ素24] 市民の質問に答えない(答えられない)北九州市の役人 (放射能メモ)  赤かぶ
115. 2012年8月20日 20:59:32 : Fb6JfEOlSE
・「災害廃棄物処理市民モニター会議」の設置と市民モニターの公募について(PDF形式:124KB)
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000118859.pdf
東日本大震災に伴う災害廃棄物(がれき)の受け入れについて(PDF形式:403KB)
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000115844.pdf
門司区(6月9日)(PDF形式:119KB)☯http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117039.pdf  小倉北区(6月8日)(PDF形式:157KB)☯http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117040.pdf
 小倉南区(6月16日)(PDF形式:108KB)☯http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117041.pdf  若松区(6月9日)(PDF形式:123KB)☯http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117042.pdf 
 八幡東区(6月17日)(PDF形式:223KB)☯http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117043.pdf  八幡西区(6月8日)(PDF形式:116KB)☯http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117044.pdf
 戸畑区(6月16日)(PDF形式:120KB)☯http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117045.pdf
●タウンミーティングでのアンケート結果について(PDF形式:375KB)
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000117087.pdf

放射線量測定結果
場所
●新門司工場
月日 時間 天候 測定結果(範囲)
H24.8.20 - - - ( - 〜 - )

●日明工場
時間 天候 測定結果(範囲)
- - - ( - 〜 - )

●日明積出基地
時間 天候 測定結果(範囲)
14:15 晴0.07 ( 0.05 〜 0.09 )

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000120792.pdf
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/153.html#c115

コメント [原発・フッ素26] 脱原発デモの内なる敵は サヨクと ネトウヨなんです MisaoRedWolf インタビュー/週刊ポスト CERISES
26. 2012年8月20日 21:00:34 : Ghz6ukhshg
>>25

>このデモで何かが成し遂げられるとは思えない、私には 警察と手を組んでガス抜きをやってる様にしか見えない


視覚化されること、実際に耳で聞く事が出来るようになることが、この運動のとても大きな役割です。 日本人は人の行動を見て自分もおもむろに動き出す人が多いのです。今まで燻っていた日本人の良心が、多くの人の切なる叫びを聞いて動き出すのです。とても重要な活動であると思います。


今時、原発をそれでも続けようとの考えは時代遅れです。


世界の趨勢は確実に脱原発です。


死の灰の危険性を十分認識しながら、地球上にこれ以上増やす事を続けられる人は、戯け者でしかありません。


死の灰を完全無毒化する事の出来る技術が将来に実現するとは到底思えず、核の利用をこのまま人類が継続することば、地球の未来を人間の手で滅す事になるのは必然でしょう。


このように考えることのできる人達は至極穏健な方々なのです。決して右にも左にも偏った人達ではないのです。


さて、こちらの映像も目で見て、聞いてください。


日本人の誰もがこのままでは同じ立場になりかねない福島の人たちの生の声です。


[ 福島県で「意見聴取会」 ほどんどの参加者が「原発ゼロ」主張(12/08/02) ]


http://www.youtube.com/watch?v=RGL2nu30IhE


http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00228689.html


福島市からの参加者は「15%とか25%とか、そういう数字の問題じゃないでしょう! 命を削ってやらなきゃならない、そうやって作らなきゃならないエネルギーなんて、おかしいでしょ!」と訴えた。
伊達市からの参加者は「わたしにとっては、今、何を、どんな選択しても、本当に手遅れなんです。この苦しみをね、ほかの地域の人に広げちゃいけないとか...、これからの世代の人に広げたくない」と訴えた。
そして、最後に壇上に上がった細野原発相が、「福島と、できるかぎり、本当に皆さんとですね、一緒にやれることが何かということを、政治家であるかぎり、これからも追求をして歩んでまいりたいというふうに思っております」と述べると、参加者からは「原発を止めることだよ、それしかないだろう!」との声が上がった。


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/575.html#c26

コメント [議論30] 「シンプルな構図・起訴の顛末」 カッサンドラ
02. 一隅より 2012年8月20日 21:01:59 : PnbUj1IYwR18o : ErQdBkXZLA
投稿者さま

賛同します。一点だけ。

およそ会議体の「議決」においては、議決のときと、(議決の対象たる)決議文の成立のときは、論理必然的に同一のものとなります。
それをご承知のうえで、>「それを文書に整理するのはかかっても2〜3日あればできる」と、レトリックとして譲歩のかたちをとっておっしゃっているのでしょうが、その譲歩の必要はないと考えます。 >「理由は後から考える、でとりあえず議決」、もありえません。


会議体の議決なるものは、対象たる議決案文が先になければ、決してできないはずです。
この点は、案文の作成が数時間でできるやさしいものか、20日間(?)もかかる難しいものか、という問題ではありません。
論理的に、同時でなければならないはずです。

あらかじめ存在する案文が(必要なら合議の過程で修正のうえその修正案文が)議決にかけられ、そうして議決された瞬間に「決議書」として確定したものになるはずです。
議決後に文書をつくったり、練り直したり、修正したり、細部を確定したり、そういうことはできない。かりにその場合には議決やり直しが必要で、再議決の時があらたな「議決日」になるはずです。

(参考)
 ↓
明石花火大会歩道橋事故
議決年月日     平成22年1月27日
議決書作成年月日 平成22年1月27日
http://fukutomim.iza.ne.jp/blog/2/

JR福知山線脱線事故
議決年月日     平成22年3月26日
議決書作成年月日 平成22年3月26日
http://blogs.yahoo.co.jp/jrw_2005_04_25/archive/2010/3/28

尖閣・中国漁船衝突事件
議決年月日     平成23年7月21日
議決書作成年月日 平成23年7月21日
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1487.html

以上いずれも議決日=作成日に掲示板に掲出、公表されたと思われます。

小澤氏起訴議決
議決年月日      平成22年9月14日
議決書作成年月日 平成22年10月4日
http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/62104893.html

「公表」がずれたのではなく、「作成」そのものが遅れています(作成日に公表)。


検審側としてなぜこんな見えすいた不合理をしたのか(しなければならなかったのか)、考えているのですが、どうもまだ分かりません。お考えをお聞かせください。

いずれにせよ、投稿者さまが「一番目」としてあげる、「9月14日の議決日のこと・・・この日付がおかしいというよりも、これから20日間も議決書作成に費やした(と称する)こと」、は検審側として決して合理的に説明できないことです。
平均年齢のほうはともかくも「偶然」と強弁すれば(実質的には通用しないが純形式的には一応は)弁解となりえます。しかしこちらのほうは論理的に決して言い逃れのできない、検審側最大の弱点のひとつと考えます。
引き続き追究お願いします。

http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/690.html#c2

コメント [テスト26] テスト 赤かぶ
01. 管理人さん 2012年8月20日 21:02:30 : Master

http://www.asyura2.com/12/test26/msg/690.html#c1
コメント [スポーツ1] 吉田えりが初勝利=女子選手で史上2人目−野球・米独立リーグ ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会
10. 2012年8月20日 21:02:35 : Fb6JfEOlSE
日本、史上初の3連覇 女子野球のW杯
 【エドモントン(カナダ)共同】女子野球のワールドカップ(W杯)は19日、カナダのエドモントンで行われ、日本は決勝で米国を3−0で下し、史上初の3連覇を達成した。
 日本は三回に押し出し死球と金(ホーネッツ・レディース)の2点適時打で3点を奪った。先発の磯崎(尚美学園大)は持ち前の緩急で再三のピンチをしのぎ、18日の準決勝に続いて完投した。
 最優秀選手には磯崎が選ばれた。

[ 共同通信 2012年8月20日 11:40 ]

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/headlines/20120820-00000031-kyodo_sp-spo.html

CANADA BEATS AUSTRALIA, EARNS WOMEN'S BASEBALL BRONZE

THE CANADIAN PRESS
8/19/2012 9:21:22 PM

EDMONTON -- In a battle of the bats, Canada overpowered Australia 17-13 to claim bronze Sunday at the fifth IBAF Women's World Cup.

Canada built an 8-1 lead through three innings before Australia fought back to within one run in the fifth. Canada went ahead 17-8 after six innings before Australia scored five seventh-inning runs.

But pitcher Autumn Mills of Burlington, Ont., came in to get a fielder's choice and strikeout to end the game.

Ottawa's Hannah Martensen was credited with the win, which gave Canada a fourth medal in five World Cups. They won bronze in 2004 and 2006 and silver in 2008.

Canada was able to rebound from Saturday's 17-4 semifinal loss to the United States, who played Japan for gold on Sunday.

"I'm very proud of my team and we're happy to be bronze medalists," said Canadian manager Andre Lachance. "To lose the way we did last night and have a crazy game like today and come out on top says a lot about the character of our team."

Canada jumped out to a 5-0 lead in the bottom of the second when Edmonton's Nicole Luchanksi hit a three-run, inside-the-park home run.

Australia scored one in the top half of the third off Canadian starter Vanessa Riopel of Repentigny, Que., before Canada notched three runs in the bottom of the inning with a bases-loaded double from Ashley Stephenson of Mississauga, Ont.

But Australia stormed back with three runs in each of the fourth and fifth innings to make it 8-7.

"Australians never quit and they will battle you until the final out," said Lachance. "Today they proved that."

Canada answered back in the bottom of the fifth when Quebec's Stephanie Savoie tripled in three runs to make it 12-7.

After Australia scored once in the top of the sixth, Canada put up a five runs in the bottom of the inning to make it 17-8.

"The victory is big for women's baseball in Canada," said Lachance. "We're really working hard to develop the sport for girls at the grassroots level which hopefully will lead to success at the international level for years to come."

http://www.tsn.ca/mlb/story/?id=403450
http://ibaf.prod.kgroup.eu/stats/2012/canada/games/35.htm
http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/348.html#c10

コメント [原発・フッ素26] 落雷:槍ケ岳で死亡の男性は元関西電力常務[関電元役員が"関電死"、天罰下る!:毎日他まとめ] 一市民
01. 2012年8月20日 21:04:04 : Cgk3zJlAKU
この人の人生は?
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/598.html#c1

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