(Protests held as Japan returns to nuclear power: BBC NEWS ASIA)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-18662892
2012年7月1日最終更新08:02GMT
原子力に戻る日本で、抗議デモが行われた
日本は、去年の福島の大事故以来、初めて原子炉を再開することになっている。
数百の人々がこの動きに抗議しようと、大飯の町の発電所近くに集まっている。この動きをめぐり、世論は割れている。
先月、首相は、原子力に戻ることは日本経済に不可欠であると語り、支持を促した。
福島が地震と津波のためにメルトダウンを起こした後、日本にある50基の原子炉が全て停まった。
この大事故は、チェルノブイリ以来最悪の原子力事故と考えられている。
安全テスト
金曜日、数万の人々が野田佳彦首相の官邸の外側での、反原発行進に参加し、「再稼働反対」を叫んだ。記者たちの話では、反対の意思を表に出すことは、日本では滅多にない。
首都・東京にいるBBCの大井真理子の話では、1年余り前に福島発電所の原子炉が損壊して以降見られた、最大のデモの1つだ。
参加者数は記事により異なるが、主催者の話では200,000人が参加したと、BBC記者は語っている。
大飯3号機原子炉の運転再開－日本時間の21時（GMTの正午）に予定されている－は、野田氏の命令によるものだ。先月、同氏はこの動きへの支持を求めている。
野田氏は、日本経済を支え、夏期の電力不足を予防するための試みとして、大飯にある2基の原子炉の再稼働を承認したと語った。
運営会社の関西電力(KEPCO)によれば、福井県の大飯3号機原子炉は、水曜日に電力の供給を始める予定だ。原子炉4号機は7月14日に再開することになっている。
政府は、他の原発が安全に再稼働できるかどうか、評価を続行している。
この決定を財界は歓迎した。財界は、産業用電力の不足に憂慮を表明していた。
しかし、デモ参加者たちは、安全を保証されても納得できないと語り、日本は今回の代替エネルギー源への移行機会を活用すべきだと主張している。
参加者のコウノ・タイスケ氏41歳は、機動隊に立ち向かい、夜通し発電所の外側に居続ける考えだと語った。
「原子力エネルギーがクリーンだというのは嘘だ」と、同氏はAFP通信に語った。「広島や長崎の原爆を経験しているのに、日本は何としても原子力が欲しいというのはどういうことだ？」
東京で活動している、デモ参加者のシュドウ・ノブヒコ氏は、放射性廃棄物の処理問題が鍵だと、BBCに語った。
「私たちにとって最も重要な物は、次の世代のための持続可能な地球だ。だから、クリーンで美しい地球を保つことについて何らかの問題があるならば」、代替エネルギー源を育成するために「私たちは産業構造を変えなければならない」と、同氏は語った。
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（投稿者より）
BBCサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦ください。
文章は高校英語の知識で読めます。興味がおありの方は、ご自分でもお読みになってみて下さい。
もし、英語のおできになる方で、デモに参加された方がおられましたら、BBCが体験談を募集しているようです。元記事に投稿フォームが添付されています。
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/312.html
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