27. 茶魔 2012年6月30日 17:24:47 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>23 「グッキー」さん
>でも心配要りません。円なら日銀にいくらでも有ります。
そうかなぁ・・・
今みたいにせっかく米国債の償還金返ってきても自国の借金返済に使わず、また米国債を買いなおしたり、外国資本が投機目的で円の売買をし利益を得てる。
国や日銀が介入して一時的な円安を喚起したところで投機家がその機会に円買いをするだけ。
お人よしにもほどがあるよ。
現状では日本円が最も安定的な高値を維持している為替として商品価値が高いと言っていいんじゃね?
そういう現状解決策を講じない限り、悪戯に円の供給量を増やしたところで外国の投機家の餌食になるだけだ。
子供銀行券じゃないんだから、結局発行した貨幣の価値の責任を国が追わざるを得ない。
国自ら国債等の金融商品を販売し、金を集めてるんだから尚更でしょ?
大体ボカスカ貨幣増刷して市場に供給すれば問題解決するという考えは、もう古いし、そんな単純な手段では問題を解決することができないどころか、後々問題はもっと深刻化して我々に突きつけられることになる。
特に日本は昔っから金を払って相手の妥協を得る安易な手段に頼りすぎている。
そういった考え違いを省み、正しいやり方を検討することなしに、いくら円の供給量を増やしたところで焼け石に水。
まず政治家・官僚含め、みんなの考えを改めたうえでなきゃ、円の供給を増やしたところで何もならないと思う。
またケインズのマクロ政策は「金融政策」が基本だ。
そしてその「金融政策」は今の現実にそのまま当てはめるにしてはあまりに不完全。
金利面だけ考えても「流動性の罠」にもろ引っ掛かり、とても有効な手段を提供できる経済論とはとても言えない。
学問は過去の事象を分析・検討すことで因果関係を推測する。
未来の可能性を示唆することはできるが、現状分析を正確に行うことはとても不可能(理由は我々人間から見れば、自然状態を正確に把握することは不可能。なぜなら、自然界の事象に関係している要因を全て把握しつくしたかどうか見極める手段がないからね。そういう意味では人間にとって自然界は「常に開かれた系である」と言える。どこまで行っても「これですべて理解しつくした」なんて言えないって事)。
だから「こうすれば解決できる」などと軽々しく口にするものじゃない。
解決するために有効と思われる手段を片っ端から実行する心構えが必要だと思う。
あなたの金融問題に対する妙な余裕綽々の姿勢には違和感を感じざるを得ない。
無尽蔵に円をばら撒いても、撒いた円が次々投機家に吸い取られたら何の役にも立たないし、後からその代償を支払わなきゃならなくなる(貨幣を発行するということはその価値を発行元が保証するのは当然の事)。
ただの借金と変わらない。
つまり「返済期限までは余裕をかましてられる」だから無利子超長期国債なんていう輩が出没するんだろうが、超長期の償還期限までに実質的な貨幣価値が変わらないなんてことは考えられないよね。
50年前に10万円の50年無利子国債を購入したら、今償還される金額は10万円だよ?
その代り相続税免除される。
だから大部分の無利子国債利用者は「すぐにその国債を相続させる」そして「相続人は相続後すぐに換金する」。
結局国は相続税徴収額が減少するだけ。
バカの発想だよ(誰とは言わないがw)。
円の供給量を増やすことで長期的な円安を喚起するには、その前に円に対する投機を規制する必要がある。
日本は政府自ら海外の国債を買い付けることで、円を海外投機市場に出回らせて一時的円安を発生させ、投機家はその機会に円を買い占める。
結果円の供給量が一気に低下し、円相場の値上がりを生む。
自分で自分の首を絞めてるんだよ。
そのくらい分かってるよね、「グッキー」さんは。