114. 宮島鹿おやじ 2012年6月03日 18:57:50 : NqHa.4ewCUAIk : G2rUQ9kENk
安芸ガラス様
113にも記載しましたが、時代が下るほど、文明化が進展し、後の人間は前の人間を自由に扱うことができるかのような歴史観、いわゆる発展段階説のようなものに、無意識にとらわれていたことが、このスレッドを起こしたことでわかりました。
現在NHKなどで『坂の上の雲』が喧伝されているようですが、かつて、熱中して読んだ思い出などを今振り返ると複雑な気持ちとなります。
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113にも記載しましたが、時代が下るほど、文明化が進展し、後の人間は前の人間を自由に扱うことができるかのような歴史観、いわゆる発展段階説のようなものに、無意識にとらわれていたことが、このスレッドを起こしたことでわかりました。
現在NHKなどで『坂の上の雲』が喧伝されているようですが、かつて、熱中して読んだ思い出などを今振り返ると複雑な気持ちとなります。
この記事はJBPRESSに掲載された記事ではあるが、出所不明の発言ではない。
まぁ左翼ではないな。右翼でもいいが、シリア国内の状況が現地の人から直接入手できる人なら意味はあると思うよ。
シリアの首都ダマスカスでも市民がゼネストを行なっている状況だから、これは当分収まりそうにないね。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/391.html#c6
仰るとおり、トルコのエルドアンの動きはイスラム全体への影響力がありますが、反イスラエルの場合を除くとイランの強大化を恐れているようですね。
サウジ=親米ではなく、アメリカはサウジを煙たく思っているはずです。そこで、バーレーンなどを利用してサウジを叩こうとしているように見えます。その準備として、リビアの石油を確保し、戦火のサウジからの石油が止まってもアメリカは大丈夫という目論見で行動してないでしょうか?
この事態は日本には死活問題になりますが?
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/369.html#c22
ダイナモのように一方的側の応援団になっている姿は、見ていて吐き気がする。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/391.html#c7
ああ失礼した。
田原牧の名前はあるね。その田原牧はいつダマスカスに入れたんだ。5月より前にダマスカスに入ったのだとしたら潜入したのだろうよ。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/391.html#c8
佐賀県の玄海原発での事故を想定し、3日、福岡県と糸島市が合同で防災訓練を実施しました。原発事故を想定した訓練は、福岡県では初めてです。訓練は地震によって玄海原発の冷却機能が失われ、放射性物質が漏れる恐れがあるとの想定で行われました。原発から20キロ圏内にある、糸島市二丈鹿家では、およそ40人の住民が集まり、避難用のバスで出発します。そしておよそ1時間後に30キロほど離れた高校に到着した住民らは、防護服を着た県の職員らに、放射線測定器を使ったスクリーニング検査や、医師らの問診を受けていしました。参加した住民の1人は「在宅老人、子供、要介護の人など、色んな人がいるので、現実には避難は大変だと思う」と話していました。一方、糸島市では、およそ1400人が参加した総合訓練が行われ、放射線量を測るモニタリング体制の確認などが実施されました。このほか、津波を想定した、離島からの避難訓練や、土砂からの救出訓練も行われ、会場は緊迫した空気に包まれました。福岡県の小川洋知事は、訓練終了後、「今回、色々な形で訓練をしているので、十分検証して、それぞれの点で、改善すべき点を見いだして、改善していきたい」と話していました。
http://www.kbc.co.jp/top/news/lbi/kbc_0002.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/320.html#c5
民主化か何かは知らないがここまで来ると両側に正義がないのは確実でこんな血で血を洗うような殺人鬼たちの争いは、一刻も早く終わらせるべきだ。
欧米のように二枚舌を繰り返しながらシリアの内戦を煽っているやり方にヘドがでる。
一刻も早くシリアに平和が来ることを祈る。
人工地震の証拠HAARPチャートと株チャート!岩手・宮城地震発生前、岩手地盤の建設株にまたインサイダー!
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/285.html
投稿者 いんきょ 日時 2008 年 6 月 16 日 13:42:36: uk80DLO2JxoUA
昨年の新潟中越沖地震の直前、長野県を地盤にする北野建設株に尋常でない動きが見られたことを見つけ、姉妹ブログ「株の裏」でも書いたけど、今回の岩手・宮城地震についても、そのあたりを地盤にしてる建設株をいくつかチェックしてみると・・・
やはりありました!
岩手県を地盤にする東日本ハウス株が、地震発生直前の金曜日に膨大な出来高(一日平均数千〜1万株前後だったのが一気に百万株ほどの大商い)を伴って、木曜日終わり値119円から金曜日には一時、高値169円を付ける5割高という値上がりです!(引け値は138円)
そして地震発生後最初の取引となる週明けの今日、例によって特別買い気配で値を切り上げて売り抜けてる模様です。
この株価チャートから見ると今回の場合は、一ヶ月ほど前からその準備に入ってるようで、
5月半ばまで百円前後の株価で一日出来高が平均わずか数千株だったので、大きく仕込むためには或る程度動かさないといけないのは仕手株の常套手段です。
5月半ばから地震発生前まで約1ヶ月かけて、それなりの株数を仕込んだということでしょう。
このチャートを見ればそれが一目でわかります。(ただし、それなりに仕手株チャートに詳しい人でないとわかりませんw)
6月12日にメインブログに書いていた記事、「HAARPチャートにこれまで見たことのない異常出現!」http://310inkyo.jugem.jp/?eid=735と併せ考えると、今回の地震もどうやら故意に引き起こした人工地震にほぼ間違いなさそうです!
http://310inkyo.jugem.jp/?eid=737
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以下、感想コメント
東北太平洋沖地震の時も似たようなこと言ってた人いますが、
その時は、被害が大きかったのに1週間前に売買がどうのとか言ってましたから、
結果的に関連がないことが確認されましたね。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/290.html
吐き気止めでも飲んだら。
誰かさんみたいに一方的に肩入れしているつもりはないよ。肩入れする相手は逆だが。
少なくとも反アサド派も虐殺や拷問を行なっていることはアムネスティやヒューマン・ライツ・ウオッチが非難している訳だし。
君のようにどちらの暴力がより酷いか判らない人は判断停止していていいよ。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/391.html#c9
いつも、きれいに単純にできている本質を複雑にしているメディアや政府の言い訳にあきれる。ほとんど馬鹿の言い訳である。
あの当時、廃炉にするかどうか、そのアメリカの支援があるとかないとか情報もネットでは出ていた。また、すこしでもプラントなどの技術に携われば、インターネットの福一のモニタリングデータが2時46分で止まっていることでその危機的な状況が分かるはず。1号炉の被害が2,3号炉の被害に寄与しているということであれば本当に当時の担当者を含めて刑事的な責任を取る必要がある。
また、現在でも基準値越えの食や製品の情報があるが、それも刑事責任を追及する問題である。なんでこんな簡単な事が原則として言えないのか?
福島に住んでいること自体、いや、関東も同じかも知れないがなんとか移住を進める政策を考える人はいないのだろうか?
特に今、「黒い物質」は放射能問題の本質そのものである。これを報道する機関は無いことが
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/370.html#c2
お前はアホか。
暴力は暴力だ。
しかもコイツらがやっている暴力は、殺人行為だ。
お前のように「どっちが酷い暴力か」と判断する行為自体、人間としておかしいことを自覚しろ。
お前みたいのがアムネスティやヒューマン・ライツ・ウオッチを騙る資格はない。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/391.html#c10
>映像を見る限り血痕がないので別の場所で殺害されて撮影するために一箇所に集められたことがわかる。
>誰が犯人かは知らないが宣伝工作として利用されているのは事実だ。
今シリアで何が起きているかを世界中に広く知ってもらいたいとの思いを現地の人々が思っていることは確かだと思う。それを「宣伝工作」と一方的にレッテル貼りするのはいかにも思慮が足りないと言わざるを得ない。
>ここまでくると政府側も反政府側も両方に正義がないのは確実だ。
「誰が犯人かは知らないが」と言っておきながらそういう言い方はないだろ。
>犠牲者はむしろ政府に近い人間ではないのか?という点。
そう疑うに足る根拠は何かありますか?
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/389.html#c8
君の考えでは「ケンカ両成敗」ということになるが、物事そう単純にどちらも同じと見なすことはできないものだよ。
昨年の3月以降、シリア各地で反アサド運動が起きているが、これは「テロリスト」の仕業なのか?
反アサド運動を担っているのは自由シリア軍もいるがその多くはシリアの普通の市民だ。その非武装の市民たちがアサド派の兵士や民兵たちに殺されている。そのことがさらに市民たちの反アサド感情を強め、運動が各地に広がる結果となっている。
虐殺の下手人には必ず法の裁きを受けさせなければならない。これだけはゆずれない。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/391.html#c12
つーか
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/392.html#c1
なんて記事も載せられてるのだが、後ろ暗いダイナモは見事に無視しているようだ。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/389.html#c9
お久しぶりです。
ツイートありがとうございます。
このほか、東京の奥多摩、多摩市、東村山なども若干調査しました。汚染の痕跡が全く無いところはありませんが、葛飾の汚染は突出しているように思えました。
マップには掲載しましたが、ベクレル数のはっきりした奥多摩のデータを掲載します。
奥多摩町 山のふるさと村敷地内
藍藻
Cs-134 6,992 ± 699Bq/kg
Cs-137 9,833 ± 983Bq/kg
Total 16,825 ± 2,379Bq/kg
この数値をどう見るかですが、実は専門家でないので、葛飾のデータからすればたいしたことのないように見えますが・・・。それでも、1万ベクレル/kgを超えていますし、やはり危険なものではないかと考えます。明日、管理事務所に連絡しようと思っています。
役職が、緊急時対策技術開発室長となっていますので、今の組織図とは少し違うのかもしれませんね。緊急事態対策部の業務は、こちら(→http://www.jnes.go.jp/shoukai/gyoumu/bousai.html)です。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/370.html#c3
車の免許の書き換えについて、会費の徴収が、よく問題になっていますが、
それは、警察署にある交通安全協会ですが、 私が今、告発しているのは、
その白河交通安全協会の支部です。
白河市大信支所福祉課が各町内会長宛てに年額一世帯当たり、1500円の振り込み用紙を送付し、振り込ませていた事案です 。
この事実を知ったのは、回覧板で会費1500円の納入のお願いと題する文書が拙宅に来たことからです。
使途について、「交通安全運動の推進」と「交通安全施設の整備」とあります。
「交通安全運動の推進」に記載されている内容は、市の市民部生活安全係で、
「交通安全施設の整備」は、道路河川課で実施されるものです。
福祉課で問い合わせていると、カーブミラーの外、支障木の伐採等もあります。
そして役員は、一泊旅行までしているのです。
その後、市は、交通安全設備のカーブミラーや支障木の伐採、旅行はしないが、
以後も他の支部と歩調を合わせて、1000円程度の徴収をすると総会で決めたと言うのです。
総会と言っても、役員総会なのですが、相手方は、総会といっていますが。
結局、安協同支部は、改める意思がないので、告発するしかなかったのです。
交通安全と言う美名のもと、住民を欺罔していると、詐欺事件で告発しました。
東日本大震災があったにも拘わらず、県警本部2課が毎日のように白河警察署に来ていました。
このことをある方に話すと、
「そんなの、証拠隠滅と口裏合わせに来ているのだ」と。
今は、つくづく極めて妥当な意見だと思っています。
関係者は、益々増長している感があります。
本来行政が実施すべきことを住民に行わせていることは、地方財政法第4条5に違反します。
検事は、同法律は、罰則規定がない等と嘯いています。
罰則規定の有無に拘わらず、このようなことをしていては、法律の目的を蔑にしてしまい、
財政秩序が乱されます。
これは、当に官製振り込め詐欺です。極めて悪質です。
にも拘らず、検察官検事は、
「被疑者には、1500円と言うのは、一寸、高すぎたね。一泊旅行もよくなかったね。
然し、詐欺にはならないから安心しなさいと言って、やりました。」と。
私は、大信中学校の屋内体育館を官製談合で訴えました。
業者は、100%で落札、議員選挙の2,3か月前くらいに工事請負契約の増額をしています。
私は、予定価格調書、入札結果一覧表、工事請負契約書、工事請負変更契約書と
証拠を耳を揃えて、提出しています。
これも不起訴処分。
検察審査会も不起訴相当の議決。
県議國井常夫の公職選挙法違反(学校に寄付)も不起訴処分。
検察審査会は、不起訴不当の議決を出してくれました。
然し、又も、不起訴にしました。
元村長國井常夫は、5期目の村長選で敗れ、公選法違反で逮捕されました。
判決は、酒食のもてなし、金品の遣り取りは、村の土壌と村民に罪をなすり付け、
被告人國井常夫の自画自賛を其の儘、認めました。挙がった金額だけでも1100万円。
これは実刑の額ですが、執行猶予5年でした。
検察は、控訴しなかったのです。
冤罪事件は、本当に悲しいです。然し権力側の不正は、不起訴処分です。
政治の不正、腐敗は、社会を歪めています。
明るい社会を願うばかりです。
官製振り込み詐欺は、玄葉光一郎が関与しているものと思っています。
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2644.html
>国営の水道会社やタルドウのダムに隣接する土地と農地を所有していた。
のは、政府からは不審な人間と見なされて無かった傍証ではないか?
なぜそれが「むしろ政府に近い人間」ということになるのかな。
国営の水道会社やダムは「政府に近い住民」の土地の近くを選んで建設する決まりがあるとでも?
そもそもシリア国民の7割はスンニ派なんだから今回の大量虐殺事件のように近くに国の施設があるなんて普通だと思うが。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/389.html#c10
それはあなたが、筋道とか実績をもとに考えず、言葉だけに反応するタイプだからですよ。
民主党が被害を拡大し、4基の原発を吹っ飛ばしてくれたおかげで、日本が原発廃止に向けて動くきっかけを作った。
今、被害に遭われている福島県民300万人、これから徐々に影響が出てくる東日本3000万人の方には災難としか言いようが無いが、怪我の功名ではある。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/370.html#c4
貴方は、多くの人に統計学の基本的な説明と、本投稿記事の解説を期待されましたが、これまでのところ全く期待に応えておりません。本当に統計学を理解されておられるのでしょうか。いまからでも遅くありません。是非とも平易なご解説をお願いします。お待ちしています。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/904.html#c134
日本が攻撃されたら世界に大きな影響を与えるというわからないのですか。しようがないですね。日本が何もしないのに日本を攻撃するような国は世界中どこを探してもないでしょう。あなたはどこの国が日本を攻撃すると思っているの?その国の名前を言って
あなたが勝手に軍隊といってるだけよ。何を装備しようと事由じゃないか。余計な口を出すな
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/341.html#c51
で
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/392.html#c1
に載せられた記事のタイトルは
Houla Massacre Victims 'Were Supporters of Syrian Government'
(ホウラ虐殺の犠牲者は 'シリア政府の支持者であった')
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/389.html#c11
繰り返す、"結論ありき"
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/373.html#c1
週刊現代6月2日号のコラム「ジャーナリストの目」で、青木理氏が書いた「CMに喜んで出演する『評論家』や『有識者』 彼らには恥も外聞もないのか」が目を引いた。
青木氏の記事は、メディアのことを知らない人が読んでも分かりやすくまとめられ、今のメディアの「病巣」の一部を浮き彫りにしている点でも秀逸で、筆者が問題提起しようと思っていたことと近い。
そのコラムの内容を要約すると、こうなる。
電力会社のCMに出ていた経済評論家が討論番組で「放射性物質が実際より怖いと思われていることに問題がある」と発言したり、その評論家がメーカーからタダで提供された電気自動車に乗って体験PRを書いたりしていることを事例に挙げ、こういう人は「評論家」ではなく「宣伝屋」だと思うと記している。この評論家だけではなく、ニュースキャスターがCMに出る話などを例示し、公正な立場で事実を伝え、論評すべきジャーナリストや評論家がCM出演で利益を売るのは、「利益相反」に近いのではないかとも断じている。
「宣伝屋」として使われる方にも問題があるが、そうした人材を安易に起用する広告代理店やスポンサー企業の考えの方が大きな問題で、「記事」と「広告」の見境がつかなくなり始めていることを象徴している事例の一つではないかと筆者は思う。
現に最終消費財を扱う企業の中には、カリスマブロガーに金を渡して、自社製品をPRしてもらっているところもあるという。これも時代にマッチした立派な宣伝戦略と言われればそれまでだが、そのブロガーは企業からお金をもらっていることを読者に開示してブログを書いているわけではない。そのブロガーが書いている内容に客観性が担保されているのかは疑わしいと言わざるを得ない。
特に核家族化により、赤ちゃんの育て方をよく知らない若いお母さんが増えており、こうしたユーザー向けに育児のプロがブログを書けば関連商品の人気が高まると聞いたことがある。育児関連の消費財を作るメーカーが陰でその育児のカリスマブロガーに広告費を渡せば、そのブロガーは製品の使い勝手などの商品性を是々非々で論じることはおそらくできないだろう。
そもそも個人の感想や意見であるブログに客観性を担保する必要性があるのかという見方もあろうが、多くの読者は一般的にカリスマブロガーが書けば、その内容を信じ、共感を持ってしまう。そこが企業の狙い目でもある。
■情報には「選ぶ目」をもって接する
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ここで筆者が言いたいことは、情報を「選ぶ力」がますます重要になっているということだ。自分がお金を払って得る情報と、ただで得られる情報は何が違うのか、記事と広告はどう違うのかといったことなど基本的なことを小学生の頃から躾的に教えることが重要になっているのではないかと思う。
企業から資金が出ているブログがあることや「記事風広告」なるものが存在していることも知らしめるべきだ。ジャーナリスティックな視点を持ち客観的な記事を作るためにどのようなコストがかかっているのかもメディア側が読者や視聴者に丁寧に開示し、応分の負担をしていただく意味合いを理解していただくことも大切だ。
情報を取捨選択し、自分の行動判断に結び付ける能力を持つことは、民主主義の機能を支える基本能力の一つだと言えるだろう。特にネット社会になって様々な情報が氾濫している今だからこそ「選ぶ力」が重要だ。逆にジャーナリズムは、有権者や消費者に判断材料を提供するような記事を書くことにもっと力を入れるべきだろう。
青木氏が掲げる事例は、経済評論家やキャスターが中心だが、大学教授や経営コンサルタントの著作物についても、「選ぶ目」をもって接した方がいいと筆者は常々感じている。いくら著名な人の著作物であってもそうだ。
原発問題絡みでは電力業界から研究費を得ている大学教授がいることは周知の事実となった。こうした教授がいくら中立性を主張してももはや誰も信じないだろう。大事件や大事故といった大きなトラブルが起きれば、こうした癒着の問題は暴露されるケースが多いが、衆目が集まらない平時でも癒着はある。電力関係以外でも、「金融系の学会の中には関連する業界団体が学会開催に関する諸費用を持つケースがある」(公立大学教授)という。
こうした学会に所属する学者が金融政策に影響を与えることもあろう。時には業界の代弁者になっているケースもあるのではないか。もちろんすべての学会や大学教授がこうした支援を受けているわけではないが、著名な大学教授の発言や著作だからといって、盲信的に受け入れることは考えものなのだ。
最近は、ハウツー系から学術系まであらゆる領域で経営コンサルタントが書く本が増えた。一般論として、経営コンサルはクライアントと契約し、知識やノウハウを提供する対価としてお金を得ている。守秘義務契約を交わし、クライアントの情報は外に流せないケースが多い。だからクライアントも腹を割って抱える課題などを洗いざらい伝える。それを後に普遍化して、いわゆる経営本として著す。
筆者もよく買って読む方だが、経営コンサルは学歴が非常に高くてクレバーな人が多く、実務を知ったうえで書くので、よくまとまったものが多い。日本語に英単語を織り交ぜながらの書籍もあり、英語の復習にもなる。筆者は「アドホック(一時的な)」という英単語の意味を忘れてしまっていたが、コンサル本に「アドホックな関係」と書いているのを読んでその意味をやっと思い出した。
しかし、その反面、企業の栄枯盛衰を論じるうえで欠かせないテーマ、たとえば同族企業あれば骨肉の争いがあったとか、有力会長の独裁による好き嫌い人事で有能な人材が排除されたといったような血なまぐさい話は決して書かれていない。だから、よくまとまっていて勉強にはなるが、これを読んでどこまで経営の本質論に迫れるかといつも感じてしまう。言ってしまえば、こうしたコンサル本は、自分の営業のための本ではないかと。
そして読者が最も知っておくべき点は、コンサルは取材・調査の対象から直接お金をもらっているということではないだろうか。こういう意味では、書かれている内容のレベルは別としても、企業から資金や便宜供与を受けて書かれているブログと同じ範疇に入るのではないかと筆者は考える。
■「プロのコンサル」は決して表に出ない
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筆者は、その企業がとった「表の戦略」と、外からは見えにくく、プライバシーなどの問題もあって書きづらい人間関係など「週刊誌的話題」をドッキングさせて初めてその企業の真の姿が見えてくると考えている。後者を書かれることは企業側がものすごく嫌うが故に逆にそこに問題の本質の一部があると思う。だから極力織り交ぜて書くようにしている。
たまに友人からも「君はゴシップ記者か?」と言われることがあるが、これは誉め言葉だと自分自身は受け止めている。多くの読者は、業界特有の知識が必要だったりする難しい戦略論のことは分からないし、伝わらない。特にマスを対象にする場合は、分かりやすいエピソードなどを織り交ぜなければならない。
産業に関して一定の知識水準のビジネスマンを相手にした記事でも、業界が違えば、なかなか意味が正確に伝わらないケースも少なくない。だから専門用語を「翻訳」する必要がある。
出版の目的は様々なので、経営コンサル本の存在を否定できないし、社会では必要とされている。繰り返すが、勉強になる面も多い。ただ、ここでも「選ぶ目」を持って本は選びましょう、ということが言いたいのである。感銘を受けた本であればあるほど、著者のコンサルは、かつてどこの企業がクライアントだったかくらいはその背景として知っておくか、調べるくらいの努力をした方がいい。
私が知る限り、第一線で活躍している売れっ子でかつプロ意識の高いコンサルで自ら意欲的に本を書こうという人は少ない。書いたとしても出版社から頼まれてか、近い将来の独立を意識しての自己PR用である。バリバリの現役コンサルで自ら率先して書いている人は「営業本」であり、これから新しい戦略を売り出したいか、業績が悪化しているかのどちらかと思ってほぼ間違いない。
コンサルが本を書くことを否定しているわけではない。ただ、コンサルでも売れっ子は寝る暇もないほど忙しい人が多いし、本を書くことは「コンサルの美学に反する」という人さえいる。その人は「コンサルや仕事の内容がそれに近い企業再生ファンドの責任者はクライアントからお金をいただいて知りえたことを、たとえ普遍化して書いたとしてもそれは職業倫理に触れかねない。コンサルやファンドはあくまで黒衣の仕事であり、決して表に出てはいけない」と語った。筆者はこういう人こそ「プロのコンサル」だと思う。
■色がついていないか疑え
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ジャーナリストにも様々な人がいるので、ジャーナリストが書いた記事だからといって、それが真実であったり、客観性が担保されていたりするとは限らない。
まず、自戒の念から言うと、取材力・表現力不足から、データーが不十分だったり、誤解を招いて真意が伝わらなかったりするケースがある。これについては、「今後さらに腕を磨きますので」ということでご容赦願いたい。
著名なジャーナリストの中にも、日銀からトヨタリコール問題から宗教までオールマイティに詳しい人がいるが、その記事の多くは新聞記事等からの引用が多い。それはそれで、分かりにくい記事をわかりやすく解説するという尊敬に値する凄い能力だが、引用した記事が間違っていれば、その解説にも疑問符が付くと言わざるを得ない。トヨタのリコール問題を評したそのジャーナリストの記事で明らかに事実誤認の記事を見かけた記憶がある。
問題なのは、フリージャーナリスト兼企業顧問という形で、ヨイショ記事を書く対価としてお金をもらっている輩もいるということである。また、大手新聞社などに所属する組織ジャーナリストであっても、間接的に広告主からの圧力がかかったり、圧力がかからなくても慮ったりして、筆を曲げることがある。これは多くの読者が気づき始めていることではあるが、有名新聞の一面トップ記事でも本当に事実かどうかは疑った方がいいのである。
筆者が最も言いたいことは、有名ブロガーや大学教授やコンサルや顧問ジャーナリストらの著作物やその取材手法への批判ではない。著名人や眩しい肩書の人や売れっ子が書いた記事や本であっても、そこで書かれた「事実」は本当に客観性が担保されているのか、あるいはその努力をしているのか、「意見」や「主張」であってもその背景にどのような組織や思想等が潜んでいるのかを考えながら読むことが重要であるということである。
この著者はなぜこのような記事や本を書いたのかを疑いながら読んだ方がいいということである。色がついていないか疑えということでもある。
これが読者や視聴者の「選ぶ力」向上の第一歩になるはずであるし、そのための教育が重要な時代になっていると筆者は感じる。
http://www.asyura2.com/12/test26/msg/115.html
これを調べていた時に、島村さんのデッチ上げ事件も知りました。気象庁も官僚組織であることを認識して見ないといけませんね。
気象庁マグニチュード Mj [編集]
気象庁マグニチュードは、日本で国としての地震情報として使用されており[12]、2003年の約80年前まで遡って一貫した方法で決定され、モーメントマグニチュードともよく一致している[13]。
気象庁マグニチュードは周期5秒までの強い揺れを観測する強震計で記録された地震波形の最大振幅の値を用いて計算する方式で、地震発生から3分程で計算可能という点から速報性に優れている。一方、マグニチュードが8を超える巨大地震の場合はより長い周期の地震波は大きくなるが、周期5秒程度までの地震波の大きさはほとんど変わらないため、マグニチュードの飽和が起き正確な数値を推定できない欠点がある[14]。東北地方太平洋沖地震では気象庁マグニチュードを発生当日に速報値で7.9、暫定値で8.4と発表したが、発生2日後に地震情報として発表されたモーメントマグニチュードは9.0であった[15]。
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/371.html#c1
自動的に自衛隊に引継ぐ事になります。と言ってるけど自衛隊がないことを前提に話しをしてるの
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/341.html#c52
ここまで状況が悪化するとお前が考えるように善悪二元論で物事が解決するほど単純ではない。
お前がしていることはただのアサド憎しの感情論だけだ。
実はダイナモは子供なのか?
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/391.html#c13
福島の方はご苦労とは思うが、遠方でも良心的な病院に自覚症状があると言って診てもらうべきだ。半年に一度の経過観察を続けるんだ。データはご自身のもの。山下なんぞにくれてやるな。交通費も含め領収書を取っておいて後で請求するしかない。
あと、福島県知事と山下がいまだにこのような地位についていることが異常だ。引きずりおろせ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/349.html#c5
在日さんは、売れてくると帰化しますからね。
空手に大山倍達という人がいて、彼は戦後、メジャー新聞紙上で
在日韓国人であるというカミングアウトをしていましたが、自社ビルたてて
ブレイクしだすと政治家のすすめで帰化。生まれも育ちも韓国でありながら
東京出身、満州育ち、などというバレバレの出自偽装を行い韓国の部分を
隠蔽します。誰がどうきいても強い朝鮮訛りの言葉を話し、「倍達」などと
いうコリアンの単語を通名にしていたわけなんですが・・・・・・・・結局94年に
亡くなり、文芸春秋が堰を切るまで出版・メディア界が一切合切、出自を隠し通していました。
晩年の大山にとって最大のスポークスマンであった文化人の平岡正明は、
「山口百恵は菩薩である」というゴマすり本を百恵の全盛期に献上しますが、
おそらく三国人臭をかぎ分けていたのだろうな・・・・・・。私は平岡さんが嫌いじゃ
ないのだが、この本は素通りした。山口百恵の4文字で関心が失せたからだ。
百恵は高1で初共演した石原軍団の若い衆に、結局処女をさしだして結婚まで
してしまった一棒主義者である。当時、ディスコブームでインスタント・カップルが
ノリでお泊りするのが当たり前の悦楽元禄である東京で、「十代の性」を売りに
してきたアイドルがずっと1人を貫いたというのはまさに伝説であろう。アナクロだと
さえいえる。その無理のある伝説を凍結させたまま引退した百恵には、どうも
不自然で捏造的な・・・・・いわば半島宗教臭さが感じられるのである。
最近になって沈黙を破った三浦友和によると、一家の行動はマスコミによって妨害され
ていたのだという。これは2人が作った不可侵な神話の効果に他ならない。大韓航空爆破
事件の蜂谷真由美が事件の後10数年にわたってメディアによる軟禁を受けたときの
状況と非常に類似するのではないかと思う。どういう力が働いているかはっきりとは
いえないが・・・・・なぜか彼女らのまわりには神聖なバリアが張られていて誰も近づけないのだ・・・・・
だから無言で追い回すのである。
週刊現代6月2日号のコラム「ジャーナリストの目」で、青木理氏が書いた「CMに喜んで出演する『評論家』や『有識者』 彼らには恥も外聞もないのか」が目を引いた。
青木氏の記事は、メディアのことを知らない人が読んでも分かりやすくまとめられ、今のメディアの「病巣」の一部を浮き彫りにしている点でも秀逸で、筆者が問題提起しようと思っていたことと近い。
そのコラムの内容を要約すると、こうなる。
電力会社のCMに出ていた経済評論家が討論番組で「放射性物質が実際より怖いと思われていることに問題がある」と発言したり、その評論家がメーカーからタダで提供された電気自動車に乗って体験PRを書いたりしていることを事例に挙げ、こういう人は「評論家」ではなく「宣伝屋」だと思うと記している。この評論家だけではなく、ニュースキャスターがCMに出る話などを例示し、公正な立場で事実を伝え、論評すべきジャーナリストや評論家がCM出演で利益を売るのは、「利益相反」に近いのではないかとも断じている。
「宣伝屋」として使われる方にも問題があるが、そうした人材を安易に起用する広告代理店やスポンサー企業の考えの方が大きな問題で、「記事」と「広告」の見境がつかなくなり始めていることを象徴している事例の一つではないかと筆者は思う。
現に最終消費財を扱う企業の中には、カリスマブロガーに金を渡して、自社製品をPRしてもらっているところもあるという。これも時代にマッチした立派な宣伝戦略と言われればそれまでだが、そのブロガーは企業からお金をもらっていることを読者に開示してブログを書いているわけではない。そのブロガーが書いている内容に客観性が担保されているのかは疑わしいと言わざるを得ない。
特に核家族化により、赤ちゃんの育て方をよく知らない若いお母さんが増えており、こうしたユーザー向けに育児のプロがブログを書けば関連商品の人気が高まると聞いたことがある。育児関連の消費財を作るメーカーが陰でその育児のカリスマブロガーに広告費を渡せば、そのブロガーは製品の使い勝手などの商品性を是々非々で論じることはおそらくできないだろう。
そもそも個人の感想や意見であるブログに客観性を担保する必要性があるのかという見方もあろうが、多くの読者は一般的にカリスマブロガーが書けば、その内容を信じ、共感を持ってしまう。そこが企業の狙い目でもある。
■情報には「選ぶ目」をもって接する
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ここで筆者が言いたいことは、情報を「選ぶ力」がますます重要になっているということだ。自分がお金を払って得る情報と、ただで得られる情報は何が違うのか、記事と広告はどう違うのかといったことなど基本的なことを小学生の頃から躾的に教えることが重要になっているのではないかと思う。
企業から資金が出ているブログがあることや「記事風広告」なるものが存在していることも知らしめるべきだ。ジャーナリスティックな視点を持ち客観的な記事を作るためにどのようなコストがかかっているのかもメディア側が読者や視聴者に丁寧に開示し、応分の負担をしていただく意味合いを理解していただくことも大切だ。
情報を取捨選択し、自分の行動判断に結び付ける能力を持つことは、民主主義の機能を支える基本能力の一つだと言えるだろう。特にネット社会になって様々な情報が氾濫している今だからこそ「選ぶ力」が重要だ。逆にジャーナリズムは、有権者や消費者に判断材料を提供するような記事を書くことにもっと力を入れるべきだろう。
青木氏が掲げる事例は、経済評論家やキャスターが中心だが、大学教授や経営コンサルタントの著作物についても、「選ぶ目」をもって接した方がいいと筆者は常々感じている。いくら著名な人の著作物であってもそうだ。
原発問題絡みでは電力業界から研究費を得ている大学教授がいることは周知の事実となった。こうした教授がいくら中立性を主張してももはや誰も信じないだろう。大事件や大事故といった大きなトラブルが起きれば、こうした癒着の問題は暴露されるケースが多いが、衆目が集まらない平時でも癒着はある。電力関係以外でも、「金融系の学会の中には関連する業界団体が学会開催に関する諸費用を持つケースがある」(公立大学教授)という。
こうした学会に所属する学者が金融政策に影響を与えることもあろう。時には業界の代弁者になっているケースもあるのではないか。もちろんすべての学会や大学教授がこうした支援を受けているわけではないが、著名な大学教授の発言や著作だからといって、盲信的に受け入れることは考えものなのだ。
最近は、ハウツー系から学術系まであらゆる領域で経営コンサルタントが書く本が増えた。一般論として、経営コンサルはクライアントと契約し、知識やノウハウを提供する対価としてお金を得ている。守秘義務契約を交わし、クライアントの情報は外に流せないケースが多い。だからクライアントも腹を割って抱える課題などを洗いざらい伝える。それを後に普遍化して、いわゆる経営本として著す。
筆者もよく買って読む方だが、経営コンサルは学歴が非常に高くてクレバーな人が多く、実務を知ったうえで書くので、よくまとまったものが多い。日本語に英単語を織り交ぜながらの書籍もあり、英語の復習にもなる。筆者は「アドホック(一時的な)」という英単語の意味を忘れてしまっていたが、コンサル本に「アドホックな関係」と書いているのを読んでその意味をやっと思い出した。
しかし、その反面、企業の栄枯盛衰を論じるうえで欠かせないテーマ、たとえば同族企業あれば骨肉の争いがあったとか、有力会長の独裁による好き嫌い人事で有能な人材が排除されたといったような血なまぐさい話は決して書かれていない。だから、よくまとまっていて勉強にはなるが、これを読んでどこまで経営の本質論に迫れるかといつも感じてしまう。言ってしまえば、こうしたコンサル本は、自分の営業のための本ではないかと。
そして読者が最も知っておくべき点は、コンサルは取材・調査の対象から直接お金をもらっているということではないだろうか。こういう意味では、書かれている内容のレベルは別としても、企業から資金や便宜供与を受けて書かれているブログと同じ範疇に入るのではないかと筆者は考える。
■「プロのコンサル」は決して表に出ない
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筆者は、その企業がとった「表の戦略」と、外からは見えにくく、プライバシーなどの問題もあって書きづらい人間関係など「週刊誌的話題」をドッキングさせて初めてその企業の真の姿が見えてくると考えている。後者を書かれることは企業側がものすごく嫌うが故に逆にそこに問題の本質の一部があると思う。だから極力織り交ぜて書くようにしている。
たまに友人からも「君はゴシップ記者か?」と言われることがあるが、これは誉め言葉だと自分自身は受け止めている。多くの読者は、業界特有の知識が必要だったりする難しい戦略論のことは分からないし、伝わらない。特にマスを対象にする場合は、分かりやすいエピソードなどを織り交ぜなければならない。
産業に関して一定の知識水準のビジネスマンを相手にした記事でも、業界が違えば、なかなか意味が正確に伝わらないケースも少なくない。だから専門用語を「翻訳」する必要がある。
出版の目的は様々なので、経営コンサル本の存在を否定できないし、社会では必要とされている。繰り返すが、勉強になる面も多い。ただ、ここでも「選ぶ目」を持って本は選びましょう、ということが言いたいのである。感銘を受けた本であればあるほど、著者のコンサルは、かつてどこの企業がクライアントだったかくらいはその背景として知っておくか、調べるくらいの努力をした方がいい。
私が知る限り、第一線で活躍している売れっ子でかつプロ意識の高いコンサルで自ら意欲的に本を書こうという人は少ない。書いたとしても出版社から頼まれてか、近い将来の独立を意識しての自己PR用である。バリバリの現役コンサルで自ら率先して書いている人は「営業本」であり、これから新しい戦略を売り出したいか、業績が悪化しているかのどちらかと思ってほぼ間違いない。
コンサルが本を書くことを否定しているわけではない。ただ、コンサルでも売れっ子は寝る暇もないほど忙しい人が多いし、本を書くことは「コンサルの美学に反する」という人さえいる。その人は「コンサルや仕事の内容がそれに近い企業再生ファンドの責任者はクライアントからお金をいただいて知りえたことを、たとえ普遍化して書いたとしてもそれは職業倫理に触れかねない。コンサルやファンドはあくまで黒衣の仕事であり、決して表に出てはいけない」と語った。筆者はこういう人こそ「プロのコンサル」だと思う。
■色がついていないか疑え
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ジャーナリストにも様々な人がいるので、ジャーナリストが書いた記事だからといって、それが真実であったり、客観性が担保されていたりするとは限らない。
まず、自戒の念から言うと、取材力・表現力不足から、データーが不十分だったり、誤解を招いて真意が伝わらなかったりするケースがある。これについては、「今後さらに腕を磨きますので」ということでご容赦願いたい。
著名なジャーナリストの中にも、日銀からトヨタリコール問題から宗教までオールマイティに詳しい人がいるが、その記事の多くは新聞記事等からの引用が多い。それはそれで、分かりにくい記事をわかりやすく解説するという尊敬に値する凄い能力だが、引用した記事が間違っていれば、その解説にも疑問符が付くと言わざるを得ない。トヨタのリコール問題を評したそのジャーナリストの記事で明らかに事実誤認の記事を見かけた記憶がある。
問題なのは、フリージャーナリスト兼企業顧問という形で、ヨイショ記事を書く対価としてお金をもらっている輩もいるということである。また、大手新聞社などに所属する組織ジャーナリストであっても、間接的に広告主からの圧力がかかったり、圧力がかからなくても慮ったりして、筆を曲げることがある。これは多くの読者が気づき始めていることではあるが、有名新聞の一面トップ記事でも本当に事実かどうかは疑った方がいいのである。
筆者が最も言いたいことは、有名ブロガーや大学教授やコンサルや顧問ジャーナリストらの著作物やその取材手法への批判ではない。著名人や眩しい肩書の人や売れっ子が書いた記事や本であっても、そこで書かれた「事実」は本当に客観性が担保されているのか、あるいはその努力をしているのか、「意見」や「主張」であってもその背景にどのような組織や思想等が潜んでいるのかを考えながら読むことが重要であるということである。
この著者はなぜこのような記事や本を書いたのかを疑いながら読んだ方がいいということである。色がついていないか疑えということでもある。
これが読者や視聴者の「選ぶ力」向上の第一歩になるはずであるし、そのための教育が重要な時代になっていると筆者は感じる。
http://www.asyura2.com/12/test26/msg/116.html
国民は目をそらしてはいけない。裁かれなければいけない人間を探し出さなければしけない。マスコミが報じないからと言って忘れてはいけない。これは人災だ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/294.html#c68
週刊現代6月2日号のコラム「ジャーナリストの目」で、青木理氏が書いた「CMに喜んで出演する『評論家』や『有識者』 彼らには恥も外聞もないのか」が目を引いた。
青木氏の記事は、メディアのことを知らない人が読んでも分かりやすくまとめられ、今のメディアの「病巣」の一部を浮き彫りにしている点でも秀逸で、筆者が問題提起しようと思っていたことと近い。
そのコラムの内容を要約すると、こうなる。
電力会社のCMに出ていた経済評論家が討論番組で「放射性物質が実際より怖いと思われていることに問題がある」と発言したり、その評論家がメーカーからタダで提供された電気自動車に乗って体験PRを書いたりしていることを事例に挙げ、こういう人は「評論家」ではなく「宣伝屋」だと思うと記している。この評論家だけではなく、ニュースキャスターがCMに出る話などを例示し、公正な立場で事実を伝え、論評すべきジャーナリストや評論家がCM出演で利益を売るのは、「利益相反」に近いのではないかとも断じている。
「宣伝屋」として使われる方にも問題があるが、そうした人材を安易に起用する広告代理店やスポンサー企業の考えの方が大きな問題で、「記事」と「広告」の見境がつかなくなり始めていることを象徴している事例の一つではないかと筆者は思う。
現に最終消費財を扱う企業の中には、カリスマブロガーに金を渡して、自社製品をPRしてもらっているところもあるという。これも時代にマッチした立派な宣伝戦略と言われればそれまでだが、そのブロガーは企業からお金をもらっていることを読者に開示してブログを書いているわけではない。そのブロガーが書いている内容に客観性が担保されているのかは疑わしいと言わざるを得ない。
特に核家族化により、赤ちゃんの育て方をよく知らない若いお母さんが増えており、こうしたユーザー向けに育児のプロがブログを書けば関連商品の人気が高まると聞いたことがある。育児関連の消費財を作るメーカーが陰でその育児のカリスマブロガーに広告費を渡せば、そのブロガーは製品の使い勝手などの商品性を是々非々で論じることはおそらくできないだろう。
そもそも個人の感想や意見であるブログに客観性を担保する必要性があるのかという見方もあろうが、多くの読者は一般的にカリスマブロガーが書けば、その内容を信じ、共感を持ってしまう。そこが企業の狙い目でもある。
■情報には「選ぶ目」をもって接する
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ここで筆者が言いたいことは、情報を「選ぶ力」がますます重要になっているということだ。自分がお金を払って得る情報と、ただで得られる情報は何が違うのか、記事と広告はどう違うのかといったことなど基本的なことを小学生の頃から躾的に教えることが重要になっているのではないかと思う。
企業から資金が出ているブログがあることや「記事風広告」なるものが存在していることも知らしめるべきだ。ジャーナリスティックな視点を持ち客観的な記事を作るためにどのようなコストがかかっているのかもメディア側が読者や視聴者に丁寧に開示し、応分の負担をしていただく意味合いを理解していただくことも大切だ。
情報を取捨選択し、自分の行動判断に結び付ける能力を持つことは、民主主義の機能を支える基本能力の一つだと言えるだろう。特にネット社会になって様々な情報が氾濫している今だからこそ「選ぶ力」が重要だ。逆にジャーナリズムは、有権者や消費者に判断材料を提供するような記事を書くことにもっと力を入れるべきだろう。
青木氏が掲げる事例は、経済評論家やキャスターが中心だが、大学教授や経営コンサルタントの著作物についても、「選ぶ目」をもって接した方がいいと筆者は常々感じている。いくら著名な人の著作物であってもそうだ。
原発問題絡みでは電力業界から研究費を得ている大学教授がいることは周知の事実となった。こうした教授がいくら中立性を主張してももはや誰も信じないだろう。大事件や大事故といった大きなトラブルが起きれば、こうした癒着の問題は暴露されるケースが多いが、衆目が集まらない平時でも癒着はある。電力関係以外でも、「金融系の学会の中には関連する業界団体が学会開催に関する諸費用を持つケースがある」(公立大学教授)という。
こうした学会に所属する学者が金融政策に影響を与えることもあろう。時には業界の代弁者になっているケースもあるのではないか。もちろんすべての学会や大学教授がこうした支援を受けているわけではないが、著名な大学教授の発言や著作だからといって、盲信的に受け入れることは考えものなのだ。
最近は、ハウツー系から学術系まであらゆる領域で経営コンサルタントが書く本が増えた。一般論として、経営コンサルはクライアントと契約し、知識やノウハウを提供する対価としてお金を得ている。守秘義務契約を交わし、クライアントの情報は外に流せないケースが多い。だからクライアントも腹を割って抱える課題などを洗いざらい伝える。それを後に普遍化して、いわゆる経営本として著す。
筆者もよく買って読む方だが、経営コンサルは学歴が非常に高くてクレバーな人が多く、実務を知ったうえで書くので、よくまとまったものが多い。日本語に英単語を織り交ぜながらの書籍もあり、英語の復習にもなる。筆者は「アドホック(一時的な)」という英単語の意味を忘れてしまっていたが、コンサル本に「アドホックな関係」と書いているのを読んでその意味をやっと思い出した。
しかし、その反面、企業の栄枯盛衰を論じるうえで欠かせないテーマ、たとえば同族企業あれば骨肉の争いがあったとか、有力会長の独裁による好き嫌い人事で有能な人材が排除されたといったような血なまぐさい話は決して書かれていない。だから、よくまとまっていて勉強にはなるが、これを読んでどこまで経営の本質論に迫れるかといつも感じてしまう。言ってしまえば、こうしたコンサル本は、自分の営業のための本ではないかと。
そして読者が最も知っておくべき点は、コンサルは取材・調査の対象から直接お金をもらっているということではないだろうか。こういう意味では、書かれている内容のレベルは別としても、企業から資金や便宜供与を受けて書かれているブログと同じ範疇に入るのではないかと筆者は考える。
■「プロのコンサル」は決して表に出ない
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筆者は、その企業がとった「表の戦略」と、外からは見えにくく、プライバシーなどの問題もあって書きづらい人間関係など「週刊誌的話題」をドッキングさせて初めてその企業の真の姿が見えてくると考えている。後者を書かれることは企業側がものすごく嫌うが故に逆にそこに問題の本質の一部があると思う。だから極力織り交ぜて書くようにしている。
たまに友人からも「君はゴシップ記者か?」と言われることがあるが、これは誉め言葉だと自分自身は受け止めている。多くの読者は、業界特有の知識が必要だったりする難しい戦略論のことは分からないし、伝わらない。特にマスを対象にする場合は、分かりやすいエピソードなどを織り交ぜなければならない。
産業に関して一定の知識水準のビジネスマンを相手にした記事でも、業界が違えば、なかなか意味が正確に伝わらないケースも少なくない。だから専門用語を「翻訳」する必要がある。
出版の目的は様々なので、経営コンサル本の存在を否定できないし、社会では必要とされている。繰り返すが、勉強になる面も多い。ただ、ここでも「選ぶ目」を持って本は選びましょう、ということが言いたいのである。感銘を受けた本であればあるほど、著者のコンサルは、かつてどこの企業がクライアントだったかくらいはその背景として知っておくか、調べるくらいの努力をした方がいい。
私が知る限り、第一線で活躍している売れっ子でかつプロ意識の高いコンサルで自ら意欲的に本を書こうという人は少ない。書いたとしても出版社から頼まれてか、近い将来の独立を意識しての自己PR用である。バリバリの現役コンサルで自ら率先して書いている人は「営業本」であり、これから新しい戦略を売り出したいか、業績が悪化しているかのどちらかと思ってほぼ間違いない。
コンサルが本を書くことを否定しているわけではない。ただ、コンサルでも売れっ子は寝る暇もないほど忙しい人が多いし、本を書くことは「コンサルの美学に反する」という人さえいる。その人は「コンサルや仕事の内容がそれに近い企業再生ファンドの責任者はクライアントからお金をいただいて知りえたことを、たとえ普遍化して書いたとしてもそれは職業倫理に触れかねない。コンサルやファンドはあくまで黒衣の仕事であり、決して表に出てはいけない」と語った。筆者はこういう人こそ「プロのコンサル」だと思う。
■色がついていないか疑え
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ジャーナリストにも様々な人がいるので、ジャーナリストが書いた記事だからといって、それが真実であったり、客観性が担保されていたりするとは限らない。
まず、自戒の念から言うと、取材力・表現力不足から、データーが不十分だったり、誤解を招いて真意が伝わらなかったりするケースがある。これについては、「今後さらに腕を磨きますので」ということでご容赦願いたい。
著名なジャーナリストの中にも、日銀からトヨタリコール問題から宗教までオールマイティに詳しい人がいるが、その記事の多くは新聞記事等からの引用が多い。それはそれで、分かりにくい記事をわかりやすく解説するという尊敬に値する凄い能力だが、引用した記事が間違っていれば、その解説にも疑問符が付くと言わざるを得ない。トヨタのリコール問題を評したそのジャーナリストの記事で明らかに事実誤認の記事を見かけた記憶がある。
問題なのは、フリージャーナリスト兼企業顧問という形で、ヨイショ記事を書く対価としてお金をもらっている輩もいるということである。また、大手新聞社などに所属する組織ジャーナリストであっても、間接的に広告主からの圧力がかかったり、圧力がかからなくても慮ったりして、筆を曲げることがある。これは多くの読者が気づき始めていることではあるが、有名新聞の一面トップ記事でも本当に事実かどうかは疑った方がいいのである。
筆者が最も言いたいことは、有名ブロガーや大学教授やコンサルや顧問ジャーナリストらの著作物やその取材手法への批判ではない。著名人や眩しい肩書の人や売れっ子が書いた記事や本であっても、そこで書かれた「事実」は本当に客観性が担保されているのか、あるいはその努力をしているのか、「意見」や「主張」であってもその背景にどのような組織や思想等が潜んでいるのかを考えながら読むことが重要であるということである。
この著者はなぜこのような記事や本を書いたのかを疑いながら読んだ方がいいということである。色がついていないか疑えということでもある。
これが読者や視聴者の「選ぶ力」向上の第一歩になるはずであるし、そのための教育が重要な時代になっていると筆者は感じる。
http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/135.html
地下鉄サリン事件で、特別手配されていたオウム真理教の菊地直子容疑者とみられる女が警察署に出頭しました。
出頭したのは、オウム真理教の信者だった菊地直子容疑者(40)とみられる女です。
菊地容疑者は、平成7年3月に起きた地下鉄サリン事件で別の信者らとともに犯行に使われたサリンの製造に関わったとして、殺人の疑いで全国に特別手配されていました。
◇
オウム真理教の菊地直子容疑者 相模原市内で身柄拘束
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120603/crm12060321020005-n1.htm
2012.6.3 21:02 産経新聞
平成7年の地下鉄サリン事件でサリン製造の疑いがもたれ、殺人と殺人未遂容疑で特別手配されていた菊地直子容疑者(40)が3日、相模原市内の潜伏先で身柄を確保された。警視庁へ身柄を移される方針。
警視庁は事件への関与を追及するとともに、逃亡生活の全容解明を進める。
イラクやアフガニスタンへのアメリカを始めとするNATO諸国への侵略行為に対してどういう態度をとったかと聞いている。それが「サッダーム政権の非人道的な弾圧に抗議しました」「イラク北部の飛行禁止地域が北部での虐殺行為を一定期間やめさせたのに効果はありました。」とは。で、その人権団体とはイラク戦争にいつ反対した?アフガニスタンへの侵攻にいつ反対した? それを聞いている。
なお、「イラク北部の飛行禁止地域」設定はそれを口実としたイラク軍事施設への継続的な攻撃を可能とし、アメリカのイラク攻撃をやりやすくし、イラク戦争の呼び水となった。それを「効果がありました」っていうのは、あまりにも無神経な物言いである。
それと「誤爆」というのは何なんだ(実際は誤爆ではなく意図的なのですが)。誤爆でなければ犠牲者は出てもかまわないのか。それが「人権主義者」の考えなのか?
>最小限の非武装地帯,アジ―ル(聖域)的なものを作ることで事態の悪化を防ぐことができるのではないでしょうか?
アメリカやNATO諸国が「事態の悪化」を防ぎたいと考えているとでも。むしろ彼らは悪化させたい。政権転覆が目的だからね。「非武装地帯」なものつくったらそれこそ反政府武装勢力の根拠地となり戦乱がひどくなる。
自由、民主主義=善 という単細胞的思考も同じだけどな。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/369.html#c25
滋賀県嘉田由紀子知事
それだったらばもうすべてゴーで行ってしまうよりは
「暫定」「限定」という事の意思表示をする方が、府県民の意思を表現できるだろうという判断で、
声明を出すことを、私自身は決めました。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/310.html#c75
県は、4月に実施した県民のホールボディーカウンター(WBC)による内部被曝(ひばく)検査をまとめ、いずれも健康に影響が及ぶ数値ではないとの結果を公表した。
福島市や伊達市、郡山市、西郷村などの中通りと、いわき市や浪江町などの浜通りの18歳以下の子供や妊婦を中心に計6846人を検査。体内に取り込んだ放射性物質により成人は50年間、子供は70歳までに被曝する累積線量を推計した結果、全員1ミリ・シーベルト未満だった。
昨年6月から始まったWBC検査は、これで3万8469人が受診し、99・9%の人が1ミリ・シーベルト未満だった。双葉町の2人が3ミリ・シーベルトと最も高かったが、県地域医療課は「いずれも健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。
(2012年6月3日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20120602-OYT8T00856.htm
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/294.html#c69
まだ解らない知恵遅れが阿修羅にまでいるとは 驚くわ
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/406.html#c15
売国政府が運営しても 民度が高い日本人は余裕 ちょっと知恵遅れが居るがな
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/419.html#c7
だからこそ 勝者になるべきだ
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/389.html#c12
>本分中の「構造」なるものが「ひょこっと」耳の中から出てきたような気分ですね。後に生きた者は、無条件に前に生きた者よりも文明化されていて薫陶を垂れる資格を有するという、時間感覚。直線的に右肩上がりの歴史認識ですね。これこそが構造のように思われます。
昭和16年か、17年に橋田邦彦文部大臣が「国史編修事業」を閣議決定をします。
私たちの義務教育での歴史観はここからです。
岩波も。
共産党も。
『坂の上の雲』も同じ脈絡です。
みんな「明治維新」を国の初めに位置付けています。
それは、みんなで合意をしたからです。
敗戦後は、ここの合意から、自分たちを正当化するモーメントを強調しているだけです。
つくる会の藤岡の動きは、岩波を含めて講座派の分裂です。
つまり文部省の分裂です。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/853.html#c115
橋下に対する見解は同意する。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/361.html#c3
こんな会社は潰せ‼
ちなみに、電気事業法の37条で社債債権者に先取り特権を付けている。
何から何迄理不尽だ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/343.html#c17
というよりアメリカの見立てと亡命イラク人の質に大問題があったということを抜きには語れない。
もうひとつはサダム(実際にはバアス党がやっていたというほうが正しいが)が力で抑えていた民族主義、宗派主義に加えてレバノンで繰り返された内戦の地獄の構図を隣国周辺国のアラブ国家とイスラエルが火をつけて回ったこと。
しかしこんなものは戦前から指摘されていたことだ。またイラクには親イランのシーア派でないイラクナショナリズムを持つシーア派サドルの一派がスンニ派との和合を求めていること、まがりなりにもイラク人としての国家像を目ざす勢力が存在することも忘れるべきではない。
アリーア-wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A4
〃 -アマゾン
http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=Aaliyah&tag=xlis-cpc57593-22&index=blended&linkCode=ure
中古1円からって買おうっと。
私 このところ 最近 パソコン突撃をしています。(笑)
911事件 TPP 日教組 中国本国の南京虐殺プロパガンダサイトが
突撃目標。(笑)
20120603 「がれきで森を再生」84歳学者の闘い 投稿者 PMG5
報道ステーションSUNDAYより。
被災地のがれき受け入れをめぐって国民の意見が二分されているが、この苗木ががれき問題を解決するカギを握っている。
復興の足かせとなっている震災がれきの処分率は5月21日現在で15.5%だが、画期的な打開策が動き出そうとしている。
岩手県大槌町で、4月下旬、全国初のある催しが行われた。
大勢の人達が盛り土に苗木を植えているが、その盛り土の中にはがれきのコンクリートを砕いたものとか津波で流された丸太など、震災がれきが使われている。
その日行われたのは大槌町「千年の杜」植樹会で、町民やボランティアなど約550人が参加して3300本の苗木が植えられた。
このプランを震災直後から提唱しつづけてきたのが、84才の生態学者、宮脇昭さんだ。
宮脇さんは植物生態学の第一人者であり、世界1400カ所で植樹を指導してきた森林再生の世界的権威だ。
東北の食料ダメだからしょうがないね。
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/422.html#c1
お前は人前で経済なんかしゃべれる能力はないノダ!!
国民の皆からバカにされているのに
アホか
2012/6/3 20:17
政府は3日、関西電力大飯原子力発電所(福井県おおい町)3、4号機の再稼働に向けて細野豪志原発事故担当相を4日に福井県に派遣する方針を決めた。西川一誠知事らと会談し、再稼働のための監視体制の強化策などについて説明する。斎藤勁官房副長官、牧野聖修経済産業副大臣が同行する。
原発相の福井訪問は当初は2日を計画していたが、福井県との調整がつかず先送りとなっていた。
原発相らが福井県訪問 大飯再稼働めぐり西川知事と面会 (日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB0300G_T00C12A6000000/
2012/6/3 20:51
福井県は3日、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、細野豪志原発事故担当相らが4日夕に来県し、西川一誠知事と面会すると発表した。西川知事が求めている、再稼働後の特別な安全監視体制や、野田佳彦首相による国民に向けたメッセージなどについて話し合う。斎藤勁内閣官房副長官と牧野聖修経済産業副大臣も同行する。細野氏らは福井県議会の田中敏幸議長とも面会する予定。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/376.html
それでも全国にどうしても拡散させたい輩がいる。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/375.html#c2
日本の原子力行政の事故に対するタコさ加減は
長年の原発推進の努力の賜物なんだから。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/370.html#c5
・現地では2日政府軍等の銃撃・砲撃で33名が死亡した。その大部分がホムスとイドリブであった。
政府軍はダマスカスの近郊、ハマ等で攻勢を強めている。
またダマスカスの多くのところで商店が店を占めており、バース党民兵がこのゼネストを破るために鍵の破壊、店の破壊等をしている。
http://www.aljazeera.net/news/pages/3d0b6914-9e48-412d-8aa4-6f99405d88fc?GoogleStatID=1
・自由シリア軍は、政府軍が停戦を守っていないとして、自由シリア軍も防衛的戦闘を再開すると声明した。シリア軍は先週水曜日にアナン停戦に時間を与えるために48時間の停戦を宣言していた。
http://livedoor.blogcms.jp/blog/abu_mustafa/article/edit
・トルコに新たに400名の難民が到着し、トルコに居るシリア難民は24500になった。
http://www.aljazeera.net/news/pages/3d0b6914-9e48-412d-8aa4-6f99405d88fc?GoogleStatID=1
・アラブ外相会議は2日声明にて
安保理に対してアナンプランの即時全面実施のために時間割付きの有効な措置をとることを求め
その為に憲章第7章の制裁措置(通信、交通、外交関係の断絶等を含む)を適用することを求め
同じく市民保護のため総ての措置をとることを求め
他方反政府組織に対しては改めて統一を呼びかけ
衛星放送アラブサットとナイルサットに対してシリア政府等の(宣伝)放送を流さないことを要求する
との立場を表明した。
なお、この声明には、憲章第7章のところにつき、イラク、アルジェリア、レバノンが留保を表明した。
またカタールはアナンに対して、アナン・プラン実施につき期限を設けるように要請した。
http://www.aljazeera.net/news/pages/52a2c3d6-d6ad-49f5-b409-cc5cb1aa77b2?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-06-02-15-46-01.htm
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-06-02-13-23-10.htm
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/395.html
この記事が示しているのは本来機能するはずの国の機能が動かなかったという事。
もちろんいわゆる多くの人が持っている経験を上回った現象があったからだが、それでも想定されたシステムも法律もあったという事である。
それが動かなかった原因は何だったのか?
それが解明され、対策が施されなければならない。
緊急事態対策本部の責任者は誰だったのであろうか?
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/370.html#c6
2012.5.31 21:35
関西電力大飯原(おおい)子力発電所(福井県おおい町)3、4号機の再稼働問題で、野田佳彦首相は来週にも関係3閣僚との会合を開き、再稼働を決断する。大飯3、4号機で再稼働が実現すれば、他原発の再稼働も現実味を増す。国会では新たな原子力規制組織発足に向けた審議も始まり、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)や北海道電力泊原発(北海道泊村)、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)が有力候補だ。電力不足の解消だけでなく、電気料金の値上げ抑制も見込まれる。
「一カ所でも再稼働できれば、他原発の稼働の心理的なハードルが下がる」。経済産業省幹部は再稼働の進展に期待する。大飯3、4号機が稼働しても、電力の供給力不足は依然深刻だからだ。東京電力福島第1原発事故前、原発は国内の総発電量の約3割を供給していたが、現在はゼロ。大飯3、4号機は年間発電量の1・5%程度しか賄えず、「2基の再稼働では問題解決にはほど遠い」(資源エネルギー庁幹部)。
これまでに、電力会社がストレステスト(耐性検査)の1次評価の結果を提出した原発は大飯3、4号機を除いて20基。政府による安全性の確認は新規制組織発足の遅れで停滞していたが、5月29日に関連法案の審議が始まり、大飯以外にも再稼働の道を開いた。
次の再稼働が最も有力なのは伊方3号機だ。保安院が安全性を確認済みで、「地元との関係が良好」(政府関係者)とされる。保安院では、泊1、2号機や川内1、2号機の審査も進む。経産省幹部は「伊方、泊、川内は大飯と同じ加圧水型の原子炉で安全性を確認しやすい」と話す。
昨年7月のストレステスト導入前、原発事故後初の再稼働として実現直前までいった九電玄海原発(佐賀県玄海町)は、2、3、4号機の1次評価結果を提出済みだが、県民向けの説明番組でのやらせメール問題で地元との関係が悪化した。ただ、全国の原発の再稼働は、需要の大きな首都圏、関西圏への融通も可能にすることから、安全性が確認できた原発の再稼働が急がれる。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/377.html
野田が震災時に首相だったと考えたら身の毛が逆立つ。
東電の福島第一撤退もはいはいと許していたはずだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/373.html#c4
大スクープはこうして生まれた
大阪地検特捜部証拠改ざん事件報道を、朝日・板橋記者と語る (1)
(asiapress2011年6月 3日)
http://www.asiapress.org/apn/archives/2011/06/03100811.php
【はじめに】
昨年9月21日、朝日新聞朝刊に歴史に残る記事が掲載された。
見出しは「検事 押収資料を改ざんか」
大阪地検特捜部の主任検事によって押収証拠のデータが改ざんされたことを報じる大スクープであった。
その後周知のように、検察組織は激震に見舞われその存在が根本から問われることになった。
この記事の取材をしたのは、社会部の検察担当の板橋洋佳(いたばし・ひろよし)さんら朝日新聞大阪本社の検察担当記者たちだった。
検察特捜部という国家権力の中枢で起こった不正事件は、どのような取材を経て世に出るに至ったのか。板橋記者にその経緯と意味を聞き、「権力を取材すること」「ジャーナリストの仕事」について討論する会を、2011年3月5日(土)大阪で開いた。この連載はその会の模様を整理したものである。(石丸次郎)
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第1回 公判の中で変わっていく元係長や厚労省職員の供述
(板橋)
みなさん、はじめまして。板橋洋佳と申します。朝日新聞の大阪本社社会グループ・司法記者クラブ(2011年5月10日付で東京本社社会グループ記者)に属し、検察担当をしております。
東京ではこれまで3回、講演する機会をいただきましたが、大阪では今回が初めてです。大阪のみなさん、今日は率直にお話させていただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
わたしたちの調査報道がきっかけで、改ざんをした特捜検事、その上司である特捜部長、副部長が逮捕され、検事総長も辞任する事態になりました。振り返りますと、一連の報道を通じて何が問われたのかというと、やはり記者の存在意義なのではないかと私は思っています。それは記者の基本姿勢や基本動作が問われているということです。もっといえば、取材力が問われているんだということを、自分に問いかける事件でした。
今日は、そんな記者としての存在意義を含め、一連の取材経緯を通して、実際どのようにわたしたちが考えて行動したのかをお話したいと思います。
取材の端緒は、公判で感じた些細な疑問からでした。
2010年1月から、無罪となった村木さんの公判が始まります。私は捜査段階から検察担当をしていたので、今回の公判が注目を浴びるというのはわかっていましたから、上司の司法記者クラブのキャップと話をして、公判に応援取材にはいることになりました。
少し司法記者クラブのお話をさせていただきますと、現在の朝日新聞の大阪司法記者クラブには公判をメインに取材する裁判担当(平賀拓哉、岡本玄)、大阪地検特捜部などを取材する検察担当(板橋洋佳、野上英文)、それを束ねるキャップ(村上英樹)の計5人で構成されています。この5人で、フロッピーディスクをめぐる証拠改ざんの取材をしました。
話を戻しますと、捜査段階では、元係長の上村さんや厚労省職員などほぼ全員が村木さんの事件への関与を認める「村木さんの指示で偽の証明書が作られた」という供述をしていました。
捜査段階を取材していた当時の私は、村木さんの関与を認める供述は本当ですか、と特捜幹部や検察関係者に聞くと、「村木の関与は間違いない」「10本の矢が刺さっている」と話しました。特捜部は、2009年5月、6月には、いろいろな供述から村木さんの関与は立証できるとしていました。
ところが、公判になると、最も大切だとされていた元係長の上村さんの供述が変わっていくわけです。「村木さんの関与はありません。自分の単独犯行です」と。残りの厚労省の同僚たちも公判の証人尋問の中で、「検察に言ったことは違います。供述を押しつけられました。村木さんの関与はないと思います」と供述が変わります。それは、2010年1月〜3月の頃です。
自分で取材してきた話と公判の供述の話はどっちが本当なのか、「このズレは何なのだろうか」、そういう疑問を傍聴するなかで感じました。これが、取材を始めた出発点でした。同僚の野上と「郵便不正事件の捜査ミス、捜査のズレを探ってみよう」となったのが、2010年3月末でした。
検察担当の記者の主な役割は、これから特捜部が手がける事件を取材するのがメインです。社会性や公共性、公益性のある背景を伝えていくことは何なのかを考え、取材します。ですから、郵便不正事件の捜査ミスを探るというような過去を振り返る検証作業は、これまでとはベクトルが真逆な方向に取材をしていくことになります。
野上記者と一緒に取材を始めるにあたって、無闇に探っても仕方ないので、目の前で起きていることを手がかりにしようと考えました。
つまり、村木さんの弁護団が公判の中で主張していることをきっかけにしました。ただ、主張をそのまま記事にするのでなく、主張を裏付ける内部の証言や証拠を入手して、弁護団の主張の一歩先を探ろうと自分たちのなかでハードルをつくりました。
第2回 検察の捜査を検証するなかでの3つの疑問
(板橋)
取材する際、3つ、テーマを念頭においていました。
1つ目は、フロッピーディスクをめぐっての検察の主張と客観証拠のズレです。
公判で、虚偽公文書作成の証拠として出されたフロッピーディスクの最終更新日時は、2004年6月1日未明となっていました。
ところが、虚偽公文書の作成が6月1日未明だとすると、6月上旬に村木さんから上村さんに虚偽証明書作成の指示があったという検察側の主張と客観的な証拠が矛盾してしまいます。
それを見つけた弁護団から、この矛盾をどう説明するのかという話が公判で出ていたのです。
そこで私は、捜査の見立てと矛盾するフロッピーディスクを、特捜部は当時どのように考えていたのか、矛盾するのをわかっていながら、なぜ事件化に踏み切ったのか、あるいは、フロッピーディスクのデータをどういうふうに特捜部が解釈したのか、を1つ目の取材テーマにしました。
それを解明すれば、先程の一歩先の話になると考えました。
2つ目は、証明書発行の口利きをしたとされる国会議員の口利き当日の行動を確認していなかったということです。
検察のストーリーによると、自称障害者団体が厚労省に虚偽証明書を出して下さいとお願いするときに、国会議員が絡んでいました。
その議員が、自称障害者団体から依頼を受けて、厚労省の村木さんの上司の部長に、「知り合いの団体が証明書を欲しがっているからよろしく」と依頼し、部下の村木さんが指示をしたという構図でした。
しかし、その議員が自称障害者団体から依頼を受けたとされる日、議員は千葉県にゴルフに行っていたということを弁護側が公判で明らかにするわけです。そして、その議員に対する検察の任意聴取が、村木さんの起訴後にされていることも公判で明らかになりました。
つまり、村木さんを逮捕して起訴した後に、事件の入口となる議員の任意の聴取をしているのです。さらに特捜部はこの段階でも、ゴルフに行っていたことを確認していないのです。弁護団は裏付け捜査の甘さではないか、と公判で主張していました。
私は、国会議員の任意聴取を、村木さんを起訴した後に先送りした理由、つまり特捜部の判断を探れば、弁護団の主張の一歩先の話になると考えました。そして、これを2つ目のテーマに掲げました。
3つ目は、取り調べメモです。
検事が対象者を取り調べる際、供述調書を作る前に、メモを書くんですね。調書の下書きのようなものです。弁護側は公判で、そのメモを証拠提出しなさいと検察に求めていました。
ところが、特捜部の検事たちはメモは捨てました、と言って一切出さなかったんです。彼らの論理で言えば、メモはあくまで控えであって調書こそすべてだというのです。
そこで私は、メモを捨てた理由、あるいは取り調べメモをめぐる検察側の本音を3つ目の取材テーマとしました。
テーマを掲げたものの、しかし、最初はまったく取材はうまくいきませんでした。
さきほどもお話した通り、検察担当記者の仕事は特捜部の未来の動きを探ることです。ところが、いきなり過去の話をするわけです。
取材している検察関係者たちに、「当時の取材を振り返って問題はありますか」って質問するわけです。それに対して、実はね、なんてはじめから言う人はなかなかいません。
「なぜそんな過去の話を掘り下げるんだ。しかもいま公判で有罪を立証中なのに」と言われるのです。
非常に苦しい時間が1、2か月ほど続きました。しかし、ここで諦めてしまっては、その先はないですから、しつこく聞いていこうと、そのために検察担当記者は毎朝、毎晩、検察関係者に取材しているわけですから。
ここで取材をやめると、私たちは検察担当の仕事を放棄したことになります。
信頼関係ができているような関係者と話をする中で、すこしずつ引き出していきます。そのような取材を継続する中で、少しずつ捜査ミスの輪郭がみえてきます。
第3回 積み重ねられた捜査ミス
(板橋)
先程述べた国会議員の件ですが、実は村木さんを起訴する前に、任意聴取をしようという話が大阪地検内であがっていることが取材でわかってきました。
では、なぜしなかったのか。その理由は、政治への配慮だったのです。
村木さんの起訴直前の2009年6月末から7月あたりは総選挙をするかしないかが取りざたされている時期でした。その議員は現職の議員ということもあり、大阪地検特捜部は、全国の検察を統括する最高検察庁に聴取していいかとお伺いを立てているのです。
すると、最高検察の幹部から、選挙もあるかもしれないし控えた方がいいんじゃないかという話がでて、大阪地検特捜部は任意聴取を見送っていた、ということがわかりました。
政治、つまり選挙への配慮から聴取が遅れたことは、私はニュースだと思いました。
事件のキーマンとなる議員の任意聴取を政治に配慮して遅らせること自体もそうですが、疑惑があれば、捜査当局として聞くべきだと思うし、それによってゴルフに行っていたことがわかれば、もしかしたら村木さんの起訴自体が見送られたかもしれない、とても重要なターニングポイントと思いました。
こんな話がわかってくるのが、2010年5月、6月あたりです。
取り調べメモに関しても、5、6年前に最高検察庁が、必要なメモは保存しておきなさいという内部通知を全国の検察庁に出していたこともわかりました。さらに取り調べメモをめぐっては、過去の別の裁判で、開示するべきだと裁判官から言われていました。
最高検察庁からの通知文を入手した上で、検察関係者に取材し、この通知に反しているじゃないかと、メモを残していないというのはおかしいんじゃないかというような視点から、取材をすすめました。
最後にフロッピーディスクのデータの件です。
2010年5月末、村木さんの公判をめぐって、裁判長が、検察官が作成した供述調書が証拠として認められないという判断を下しました。それまでは、検察官の調書は信用性が高いという扱いをされていました。
だから、検察が提出する供述調書は、これまでの裁判でほぼすべてが証拠として認められていたのです。
しかし、今回の郵便不正事件に限っては認められませんでした。おそらく公判の中で、「検事に言わされました」と述べている証人が多くいたこともあり、裁判長もそこをふまえて判断したのでしょう。
検察が証拠として公判に提出した大半の供述調書が認められないことは、異例のことでした。そういう中で、取材をすすめると、最高検察庁がこのフロッピーディスクの件をめぐって、内部調査を極秘裏にしていたことがわかりました。
これも極めて異例のことです。村木さんが有罪か無罪かがわかる前に、最高検察庁が、今回の捜査に問題はないのか、大阪地検特捜部に内部調査の指示を出していたのです。
これがどんな調査かというと、そもそも弁護団が主張しているフロッピーディスクの最終更新日時をめぐる矛盾を、当時の特捜部はどう判断していたのか、まさにわたしたちが疑問に思っていることを最高検察庁も問題視していたのです。
取材を深めていくなかで、のちに逮捕されることになる主任検事がフロッピーディスクの最終更新日時の矛盾については把握していたけれど、特捜部長ら幹部に、捜査ストーリーと矛盾する客観証拠があるということを報告していなかったことがわかりました。
つまり、特捜部として判断していたわけではなくて、現場でまとめている主任検事が単純に上に報告しなかった構図がみえてきました。
しかし、わたしたちの取材では、なぜ主任検事が報告しなかったのかという理由はわからないままでした。それが分からないと、記事としてはインパクトに欠ける、と考えました。そこで、主任検事がなぜ上司に報告しなかったのかという動機に焦点を当てます。それが2010年6月、7月の頃です。
そして、その疑問を、ある検察関係者にぶつけたところ、証拠改ざんの話が出てくるわけです。
第4回 証拠のフロッピーディスクを検察が改ざん
(板橋)
情報源の特定につながってしまうので、ある検察関係者としか言えないのですが、その人の話によれば、上司に報告しなかったのは事実だと思うが、理由はわからないというのです。
そして、捜査ミスをめぐるディスカッションをする中で、実は主任検事がフロッピーディスクのデータを6月1日から8日頃に変えたということ、つまり、証拠となるフロッピーディスクのデータを捜査の見立てにあうように改ざんしたという話を聞き出せたわけです。
その話を聞いたときは改ざんした日付は特定できませんでしたが、8日ごろに改ざんしたとすると、6月上旬に村木さんが部下の元係長に指示をしたという検察が主張しているストーリーにぴったり合うんですね。
客観証拠をさわるというのは想像を絶していましたから、それは衝撃でした。たとえば銀行通帳の記載や携帯電話の履歴等は、信じられる情報だと、みなさん受けとめますよね。刑事裁判でも同じです。客観証拠とはそういうものです。
そういう客観証拠があるからこそ、裁判員裁判などで、短い期間で迅速な結論を導きだせるともいえるわけです。
客観証拠を自分の都合の良いように変えたということは、そういう刑事裁判の根幹をも崩すことになると考え、なんとしても記事にして世に出さなければいけないと考えました。
しかし、その段階では、たった一人の内部証言しかなかったし、しかも匿名になるというのはわかりきっていましたから、こんな匿名証言があるとすぐに記事にしても、検察側にそんな証言は知らないと言われてしまえば、それまでです。
証言だけに頼らず、証言を裏付ける確固たる証拠を得なければいけないと考えました。
そして、フロッピーディスクを改ざんしていた、という証言を裏付けるために私が思いついたのがフロッピーディスクのデータの「鑑定」という手段でした。
私は朝日新聞で記者として働く以前は、栃木県の下野新聞という地方紙で記者をしていました。栃木は、冤罪事件として記憶に新しい菅谷さんの足利事件があったまさに地元です。
私は下野を辞める直前に、菅谷さんの弁護団が、最新のDNA鑑定技術での再鑑定を訴える記事を2006年の終わりに書いたのですが、その記憶が「鑑定」という手段を想起させました。
先程話した検察関係者との話の中で、改ざんされたフロッピーディスクは検察にないということがわかりました。
そのフロッピーディスクを入手し、鑑定してデータ改ざんの痕跡をみつけることができれば、非常に強い事実として、つまり調査報道記事として、読者に伝えることができると考えました。
2010年8月、改ざんされたフロッピーディスクの入手を次の目標にして取材をすると、フロッピーディスクは、虚偽証明書を作った元係長に返還されていたことがわかりました。
元係長の主任弁護人の鈴木一郎弁護士(大阪弁護士会所属)は、刑事弁護の専門として知られている弁護士でした。公判上の対策としてマスコミ対応をほとんどしないことでも有名でした。
わたしは鈴木弁護士には率直に話をしました。
「フロッピーディスクのデータを検察側が改ざんしているという情報を取材で得ました。それを証明するために、フロッピーディスクのデータを解析に出したい。協力して欲しい」と。
当時の私は安易に考えていて、簡単に「いいですよ」と言ってくれると思っていたんです。ところが、鈴木弁護士に断られました。そんな話は信じられないし、何も協力できない、と言われました。
実は、鈴木弁護士たちも返還された証拠フロッピーディスクのデータをみて、最終更新日時が6月8日になっていることを確認していたんです。でも、公判で提出されたフロッピーディスクの中身が書いてある捜査報告書には、最終更新日時は6月1日と書かれているわけです。
当初、鈴木弁護士もすごく混乱したそうです。
もしかしたら元係長自身が6月8日と偽造してしまったのではないかと疑念を抱いたり、あるいは検察の罠で、これを表に出させることで弁護団の弁護活動を混乱させようとしているんじゃないかと疑ったり、いろんな悩みを弁護団が抱えていた時期でした。
そのような時期に、弁護団の中で最も秘匿している話を私がいきなり確認しに行ったわけですから、鈴木弁護士も簡単に認めるわけにはいかなかったのです。.
第5回 証拠のフロッピーディスクを鑑定する
(板橋)
鈴木弁護士には、取材のとき、次のように訊かれたことがあります。
「あなたは裁判担当の記者?検察担当の記者?」と。私は検察担当の記者です、と言いました。
すると、鈴木弁護士は、「検察担当の記者が、検察を批判できるんですか」と言いました。非常に重い問いかけだったと思います。
記者クラブに所属する記者、もっと言えば、捜査当局の担当記者は捜査側に立った報道をしていると思われているということを感じました。検察担当記者への不信感を感じました。
わたしたちの気持ちとしては、そんな思いはなく、是々非々でやっています。それは、大阪府警担当の記者などほかの同僚記者も同じだと思います。でも、市民の側、弁護士の側からするとそうは見られてはいないということです。
私は鈴木弁護士に、「検察担当の記者だからこそ今回の改ざんの情報に辿りつけたと思っています。検察担当の記者だから、検察関係者を取材するなかでつかんだ話なんです。検察担当記者が記事にすることに意味があると思います」という話をしました。
また、私が下野新聞にいたときに、知的障害者が強盗容疑で逮捕・起訴されたあとに実は真犯人が見つかっていたという事実を記事にした話も鈴木弁護士にしました。警察や検察はその事実を発表していませんでした。警察担当記者のときに、警察の批判記事を書き続けた経験が私にはありました。
そんな経験から今回も覚悟はありますと伝えました。そうしたら、ようやく「そこまでやる気があるならわかった」と言ってくれたのでした。
鈴木弁護士は、「あなたパクられるかもしれないよ」という話をされました。検察というところは検察自身の不祥事を表に出そうとした人間をかつて逮捕したことがあります。検察の裏金を報道機関などに明らかにしようとした当時の幹部を大阪高検が逮捕した件です。
わたしたちが取材していることが検察にわかってしまえば、証拠改ざんの事実を記事にする前に逮捕されるかもしれない、ということを鈴木弁護士は言っていたのです。
証拠改ざんを取材するにあたって、私の上司の村上や同僚の野上とは、逮捕されるかもしれないということは話をしていました。
逮捕が怖いからと記事を書かなければ、わたしたちがこの問題を隠すことになる。やれるだけのことはやってみようということになっていたので、鈴木弁護士から問われた時は、その覚悟もありますと、即座に答えました。
ようやくその段階になって、フロッピーディスクのデータが「6月8日」になっていることを教えてくれたのです。2010年8月下旬の話です。
ただ、鈴木弁護士には、フロッピーディスク持ち主の元係長の承諾をとって欲しいということを言われました。弁護人としては当然のことです。そういうなかで、元係長に会い、承諾を得ることができました。
次にわたしたちが考えたことは、どこに鑑定をやってもらうのかということでした。
このような電子データ調査は、フォレンジックと呼ばれています。フォレンジックは、データの鑑定、データの鑑識みたいなものです。
インターネットで「フォレンジック」で検索すると、いろんな民間会社が出てきます。その中でどこを選ぶのか。
いろんな会社に電話して確認すると、フロッピーディスクは古い記録媒体なので、ほとんどの会社はやったことがないと言われました。とりあえずやってみて、1か月後にやはり駄目だったっということもあるという会社もありました。
あとで検察から記事に対して突っ込まれないように、丁寧に裏付け取材を重ねるというのが取材班で決めたルールでした。ただ、裁判には1審判決から控訴できる期間が2週間と決まっています。
ですから、村木さんへの判決が言い渡される2010年9月10日から9月24日までになんとか記事にしたい、と考えていました。そうすれば、仮に村木さんが有罪になったとしても、それを逆転するきっかけになるかもしれない。
あるいは無罪判決が出て、検察が控訴しようとしても、証拠改ざんが明らかになれば、控訴を取り下げるか、止めるきっかけになるかもしれないと思っていました。
フロッピーディスクの鑑定は、東京にある大手情報セキュリティー会社にやってもらうことになりました。鈴木弁護士との日程調整の中で、フロッピーディスクの鑑定依頼を出せたのは2010年9月15日のことです。
速報値でかまわないので、わかったらすぐに連絡下さいということで会社とのやりとりをしていきました。あまり時間がかかるようであれば会社を変えますとも伝え、可能なかぎり急いでやってもらうようにしました。
そうしたところ、9月18日、データに改ざんの跡がみられるということがわかりました。決定的だったのが、データを改ざんした2009年7月13日という日付がフロッピーディスクの解析でわかったことでした。
検察がフロッピーディスクを元係長に返還したのが7月16日なので、明らかに検察の手元にフロッピーディスクがある時にデータが改ざんされていることを示していました。
さらに、最終更新日時を変えるには、特殊なソフトが必要で、意図的にやらないと無理だという結果も出ました。これで7月に引き出した内部証言を裏付ける証拠がそろったわけです。
2010年9月19,20,21日は3連休でした。24日が控訴期限でしたから、この3連休中になんとか記事にしようということになりました。
2010年9月19日、わたしたちの取材のことを検察幹部に伝えました。大阪地検は翌日の9月20日に主任検事を内部調査し、データを改ざんしたという事実を認めました。わたしたちはその証言を取材で得たうえで、調査報道記事として9月21日付朝刊に掲載しました。
第6回 新聞社=組織ジャーナリズムの力
(板橋)
社内の話をしますと、キャップの村上は証拠改ざんの話を、フロッピーディスクが入手でき鑑定ができるという確証を得る8月末まで上司には伝えていませんでした。
極大な不祥事だからこそ、どういう形で情報がもれるかわからず秘匿する必要があった、と調査報道の取材経験が長い村上が判断した結果でした。
社内でもわたしたち取材班しか当時知らなかった。
9月になって、上司のデスクや部長に取材結果のプレゼンをして、こういう取材経緯で内部証言を得て、証言を裏付ける客観的証拠もそろっていることを伝え、記事にする承諾を得ていきました。
結果的には記事を掲載した日に、最高検察庁が、改ざんした主任検事を証拠隠滅容疑で逮捕しました。
そんなに早く逮捕するとは思いませんでしたので、寝耳に水でした。ネットなど一部で言われていますが、最高検察庁と朝日新聞はグルで、いろいろ動きを合わせていたということは、まったくありません。
結果的に逮捕にいたったのは、それだけ証言と裏付ける客観証拠をふくめて取材結果の精度が高かったといえると考えています。
今回の証拠改ざんは検察にとって、最高検察庁が逮捕に動くというぐらい、非常に重く受け止められた事件でした。最高検は東京司法クラブの記者が担当していますから、最高検が捜査に動くという段階で大阪司法クラブとすると取材が難しくなってくるわけです。
そこで、東京司法記者クラブの記者たちとの連携がスムーズにいったことは重要なことです。
組織ジャーナリズムの力といっていいのか、新聞社の力といえばいいのか、大阪と東京の連携が非常にうまく進み、東京の司法クラブ記者たちがその後の捜査の動きを詳細に探ってくれ、全国的な取材になっていきました。
また一方で、朝日新聞だけの孤独な闘いになるかもしれないという恐怖もありました。
他のメディアが一切この件を報道しないいようであれば、朝日新聞社だけで続報も書いて、この事件が問題だといわなければいけない。そうなると、非常に孤独です。他の新聞社が書かないということは、ある意味で敵になるということですから。
現実は、一報を書いた段階で他の新聞社、テレビも含めて、たくさんの続報が報じられました。
検察というこれまで批判の対象にならなかった組織に対して、ほかのメディアも含めて取材の矛先が向いたという点で、他社の取材活動はとても心強いと感じました。
いつもはライバルとして取材していますが、他者の記者も取材することによって、ひとつの事実からどんどん広がり全体像がみえるようになる。
ひとつの新聞社だけの取材では、取材力がいたらず、完全な絵として出せないことも可能性としてはあると私は考えています。
もっといえば、フリーランスの記者たちの力もあったと思います。証拠改ざん事件の発覚前になりますが、村木さんの公判状況を本にして詳しく伝えたフリーの記者でいえば、江川紹子さんや魚住昭さん、今西憲之さんたちがいます。
そういったフリーライターのみなさんとは別に、新聞社という組織に属し、日常的に検察関係者を取材する検察担当の記者は、なにができるのかということになります。
検察担当というのは、朝日新聞でいえば、私と野上の二人しかいません。私と野上が記事を出さなければ大阪地検の記事は朝日新聞の紙面に載らない。
そういうふうに自分たちを追い込んで取材をするなかで、わたしたちがやれることは、検察の捜査を検証することではないかと考えたわけです。
それが結果的に、検察の証拠改ざんという埋もれた事実を明らかにすることにつながりました。
第7回 公開議論・質疑応答
(1)なぜ検察関係者から改ざんの話を聞き出せたのか
パネリスト:石丸次郎(アジアプレス・インターナショナル)
板橋洋佳(朝日新聞記者)
司会:合田創(自由ジャーナリストクラブ)
(石丸)
自己紹介をお願いします。
(板橋)
わたし自身の話を少しだけさせていただきます。
なぜ検察関係者から捜査ミスの話を聞き出せたのかということをよくきかれます。
その答えになるかはわかりませんが、私は記者になった理由も含めて自分のことを取材相手になるべく話すようにしています。
私は高校2年の時、17歳の時に、父をがんで亡くしました。このときに気付いたのが当たり前のことなんですが、人は死ぬと話ができない、死んでしまうと会うこともできないということです。
父がなぜ母と結婚したのか、どういう思いで繊維業を経営していたのか、そういったことがなにも聞けなかった。
生きているうちに話を聞き、記録に残さないといけないと思っているときに 中学校時代の恩師から元朝日新聞記者の本多勝一さんが書いた「殺される側の論理」を薦められました。
本を読み、自分の体験とあいまって、わたしもされる側から見た、取り残された側から見た視点で、ものを書く記者になりたいと考えました。
大学に入ると母もがんになり、私が22歳で地方紙の記者になった年に亡くなりました。される側の視点を忘れない記者になりたい気持ちがより一層強まりました。
これが、わたしの原点です。
新聞記者の仕事はなにかというと、そのまま字の通りで、新しいことを聞いて記す者だとわたしは思っています。新しい話というのは、なにも不正だけではなくて、世の中でがんばっている人たちの話もあります。
新しい話ということにこだわり、埋もれている事実や隠された事実を記録していくために取材力を高めたいと考えています。
どうやって検察関係者から話を聞き出すのかということに戻れば、今のような自分の話をするだけでなく、なぜ検事になったのかという話も聞かせてもらい、組織の問題も一緒に話し合える関係を作ろうと心がけてきました。
(合田)
石丸さんから板橋記者の話に対して感想をお願いします。
(石丸)
私も記者で、主に朝鮮半島の取材をしています。同じ記者とはいえ、検察とかお役所とか官邸、そういう所に詰めて、いわば権力機関を担当記者として取材したことはありません。
担当をもって取材することがちょっとぴんとこないんです。
担当記者という環境のなかで、権力に取り込まれてしまうとか、東京で政治部の記者が国会議員の応援団になってしまうといった話はいっぱいあります。
検察組織は権力行使の最前線機関ですから、板橋さんがどうつきあっているのかなあと、いろいろ訊きたいと思っています。
先程のスクープに至るお話でポイントはどこかっていうと、検察関係者が、フロッピーディスクの改ざんを前田さんがしていることを教えてくれた点だと思います。板橋さんのことを信頼して、検察内部の話をしてくれたわけですよね。
なぜ板橋さんに話をしたのか、どういう目的、あるいは意図、裏があったのか、その人とはどういう信頼関係があったのか、どういう経緯で話をしてもらえたのか、そこをお話していただきたいと思います。
(板橋)
取材源の特定につながってしまうので、話せることが限られますが、そこはご了承願いたいと思います。
話をしてもらえた検察関係者は、検察内部の重要な情報を自ら進んで教えてあげるということではありませんでした。
検察を崩壊させてやろうとかではなく、客観証拠に手をつけたということへの嫌悪感というか、その重大さを共有できたことが話を引き出せたことにつながったのかなとは思っています。
(石丸)
その検察関係者は主任検事が客観証拠に手をつけたということに怒っていたんですか。
(板橋)
怒っていたという表現が正しいかというのは難しいですね。
当時、データ改ざんの話は検察内部で隠されていた話です。客観証拠に手をつけたことへの嫌悪感はその人と共有できたとは感じていますが、話した理由は、私を信頼してくれたといえば簡単だし、聞こえはいいのでしょうが、正直いえば、私にも確証がありません。
ただ、不正があったら私は書く、ということは常々言い続けてきました。
(石丸)
その方は朝日新聞に書いてもらい、公にすることで一石を投じたいということはあったのでしょうか?
(板橋)
自らすすんで明らかにするという意味での内部告発者ではなかったと思っています。
(石丸)
なぜ読売でなく、毎日でもNHKでもなく、日経でもなく、朝日新聞だけだったのでしょうか。あるいは板橋さんだったから話が聞けたということでしょうか?
(板橋)
どうでしょう...。情報源の特定につながるのではご容赦願いたいのですが、朝日だから、その人がおつきあいをしてくれたとは思っていません。
もう一ついえるのは、検察の捜査ミスを探す取材を最も深くしていたのは、私と野上記者だったと思っています。その取材が証拠改ざんにつながる出発点であったことは間違いありません。
(石丸)
会場のみなさんも思うかもしれませんが、このような重大事件の特ダネを確保したら、他社が嗅ぎつけてないか気になると思うんです。
他社に負けたくないと当然考え、自分こそが一番に記事を出したいと思いますよね。その検察関係者には、他社の記者には話を漏らしてほしくないとは考えませんでしたか?
(板橋)
その段階では、他社の記者との勝負ではなくて、この取材をやり遂げられるかどうかという意味で、自分自身との闘いになっていましたね。
(合田)
会場にお配りしたQ&Aカードで参加者から質問をいただいています。
事件が記事になるまでの板橋さんの気持ちには、無実の被告を救おうという気持ちがあったのでしょうか。
(板橋)
誤解を恐れずに言いますと、NOですね。
村木さんには、無罪判決前に各社よりいち早く、単独インタビューをさせてもらい、判決前の心情を聞かせてもらいました。その中で、村木さんの気持ちに共感できたとも感じました。
ただ、私が気に入った人だから救いたいとか、人柄がいいから助けたいというのが取材の原点になってしまうのは、私としてはちょっと違うなと思っています。
逆に言えば自分が気に入らない人だったら、救おうと思わないとなってしまいます。感情面というより、ファクトがみつかるか、どうかです。ファクトがあれば、きちんと裏付け取材して記事にする、それを出発点にしたいと、記者として私は考えています。
たとえ担当する検察組織であっても、検察に不正のファクトがあれば、それは表に出そうということです。
(合田)
具体的な質問があります。鈴木弁護士に接触していたのは板橋さんだけですか。
フロッピーディスクの鑑定をセキュリティー会社にだすとき、その正体を明らかにしましたか。そのとき、セキュリティー会社側の反応はいかがでした。
(板橋)
鈴木弁護士に接触していたのは私だけでした。もっといえば、なんらかの内部証言を得て、フロッピーディスクを裏付けに使おうとしていたのも朝日新聞だけでした。
セキュリティー会社には検察ということは伝えていません。鈴木弁護士も解析依頼をするときは立ち会ってもらったので、なんらかの裁判関係の解析であるとはセキュリティー会社側もわかっていたと思います。
データをきちんと解析してほしいとは伝えましたが、すべてを話したわけではありません。
第8回 公開議論・質疑応答 (2)報道機関と権力の関係
(合田)
ジャーナリズムにとって今回の大スクープというか、板橋さんのお仕事はどういう意味を持っていたのか、という話に移っていこうと思います。
それに関わって、検察に不都合な記事を載せて、検察からの報復はありませんか。検察庁への登庁停止とか、会見、カメラ、質問の禁止という話を聞くこともあります。
記者クラブを含めて、唯々諾々としてそれを受け入れるのか。声を押しとどめる社内、社外の勢力はあるのでしょうか。
(板橋)
証拠改ざんの記事を書いたあと、検察庁への出入り禁止はありませんでした。朝日新聞だけ会見に出られないということもなかった。
出入り禁止になることについても、組織として、個人として、それぞれ考えがあると思いますが、個人的にはどちらでもいいと思っています。
逮捕の発表を場に参加できなくなるリスクはあるので、一般的には不利益にはなりますが、他のルートや検察関係者から情報をとれる関係があれば、こだわる必要はないのかなと考えています。
(石丸)
権力との関係ということに集中してお訊きしたいと思います。
大阪高検の三井さんが裏金事件を暴露しようとした直前に逮捕されました。三井さん自身は検察の中の人でした。外部の、たとえばジャーナリストを口封じ的に、報復として逮捕するようなことがあれば、大変な問題です。
検察との関係のなかで、どの程度までの危険を想定しながら取材していたんでしょうか。
(合田)
それは記者の逮捕もありうるということですが、その容疑はなんでしょうか。
(板橋)
考えていたのは守秘義務違反、つまり国家公務員法違反です。それ以外では、警戒しすぎだと思われるかもしれませんが、例えば書店に行った際に、鞄に本を入れられて万引きで逮捕されるとかですね。いろいろ想定はしましたが、尾行されたことも結果的にありませんでした。
つまり、杞憂におわったのが実情です。
検察組織にも、改ざんをした検事とは違って、証拠と法に基づいて真面目にやっている検事たちがいます。組織全部がだめというわけではありません。
当然、きちんと物事を判断できる検察幹部や現場の検事たちもいますから、おそらく逮捕はないだろうと思っていましたが、危機管理としては想定していました。
(会場から)
プラットホームから突き落とされたりとかは考えませんでしたか。
(板橋)
電車に乗らないようにはしていましたが、そんなところまでいくと、ミステリー小説になってきますね。
(石丸)
権力との関係でもう少しお訊きしたいと思います。朝日以外のメディアの大阪の司法のキャップだった方が、自分の社が同様の取材をしていたら、記事として出せなかっただろう、とはっきり僕に言いました。
この事件にふたをするかわりに、後日優先的にネタをあげるとか、おそらく上層部がそのような取引を検察とする可能性が高かっただろう、というわけです。
板橋さん自身は、記事を表に出せるのか、あるいは握りつぶされる、取り引きされる可能性についてどの程度まで考えながら取材していましたか?
(板橋)
だからこそ、きちんと証言だけでなく、裏付け取材もして、読者に対して伝えられる完成形にすることを考えていました。それは社内に対しても、繋がるものだと思っていました。
疑惑を得た程度の取材では、記事にならないと上司に言われるのは当然ですしね。記事の扱いを小さくしようという話もありませんでした。
(石丸)
検察がかぎつけて、逮捕でないけども記事をつぶしにかかるという事態は想定しませんでしたか?慎重を期して行動されていたと思うのですが、どんな対策をとっていましたか?
(板橋)
キャップの村上や野上とは、対策について話し合い、重要な取材メモは社内メールでは流さないようにしていました。捜査資料や取材メモも、取材班以外は知らない社内のあるところに隠していました。わたしたちが証拠改ざんに関する取材をしているということは、検察側にもれてなかったと思っています。
(石丸)
検察は感づいてなかったということですね。
(板橋)
仮に感づいていたとしても、新聞社の記者を逮捕することは相当な事態に発展するということは、検察もわかっていたと思います。担当していたから、彼らがどこまでやるのかというのがなんとなく感じられるのですが、念のために最低限必要な対策はとっていました。
(合田)
関連して会場からのご質問があります。ネタ元に対して検察内部に犯人探しはありませんか?
(板橋)
そういう可能性もあるので、証言だけでなく、鑑定をして客観的に証言の裏付けをとろうと考えていました。証言だけをメインに記事にしていたら、証言をした犯人探しがあったかもしれませんね。
(合田)
多くの記者たちの中でも疑問となっていることですが、フロッピーディスクの改ざんに対して検察はどういうつもりでいたのだろうかということです。書面で6月1日とすでに出ている矛盾を、どう言いくるめるつもりだったのでしょうか。予想の話で結構ですので、お答え願えますでしょうか。
(板橋)
最高検の捜査に対しての主任検事は、手元に置いておきたくなかった、と供述しています。もうひとつは、捜査の見立てと矛盾するフロッピーディスクのデータが記された捜査報告書が、弁護側に証拠開示されるとは主任検事は考えていなかったということでしょう。
本来は主任検事がきちんと全部の証拠をみて、それらを公判部に引き継いでいくものです。引き継ぐということは、それが証拠で弁護側に開示されてもオーケーという判断ですから、検察としては間が抜けていたとしかいいようがありません。
第9回 公開議論・質疑応答 (3)冤罪報道 メディアは誰が監視するのか
(合田)
では、会場からのふたつのご質問を紹介します。
ひとつ目は、権力を監視するのはメディアの役割であるというのはその通りだと思いますが、そのメディアが正しい取材をしているのかということに関しては誰が監視していると思いますか。
村木さんが、メディアも権力をもった特殊な組織であるからしっかりしてほしい、と言っておられますが、その点についてはどう思いますか。
もうひとつは、どうすれば冤罪報道を規制できるでしょうか。
(板橋)
メディアはだれが監視できるのか。ひとつ言えるのは、読者だと思います。読者からすると、私たちの声なんか聞かないんじゃないか、と思われるかもしれませんが、その声が多く集まれば集まるほど、大きな力になると思っています。
これは私からのお願いでもありますが、朝日新聞を読んで思ったことをネットでも電話でもいいので投稿してほしいのです。
大切なのは、もし不満がある場合は、「取材力が足りない」と言ってほしいと思っています。
資料を分析すること、内部証言や内部資料を得ること、わかりやすい記事にすることなどを取材力と定義すれば、記者にとって、取材力がたりないと言われるのが一番効果があるのではないかと思います。
読者からそういう指摘があれば、私なら奮起します。
それと、もしよろしければ、いい記事があれば、その取材力を褒めていただければと思います。「子どもじゃないか」と怒られるかもしれませんが、読者のみなさんから、今回の記事よかったよ、と言われるとやっぱり現場の記者は嬉しいんです。
また、マスメディアの監視ということで、もうひとついえば、フリーランスのジャーナリストの存在も大きいと思います。
冤罪報道に関しては、わたしは朝日新聞を代表して言える立場ではないので難しいんですが、担当の記者が自覚を持たなければいけないと考えています。
結局、取材しているのは、個々の現場の記者です。社長とか編集局長がやれと言っているからではなく、現場の記者たちが自ら勉強して、取材をつづけることに尽きるんです。
結果的に冤罪を生む報道に加担してしまったら、それに対してどういうアクション起こせるのかも問われていると思っています。つまり、捜査ミスをみつける取材をするとかですね。
(合田)
いい記事があれば褒めてほしい、ということについて補足しますと、昨年の12月18日、青山学院大学で、「人権と報道連絡会のシンポジウム、検察とメディア」というのが行われています。
そこで、ジャーナリストの青木理さんがこういうことをおっしゃっています。
「新聞記者個人を見ると優秀な人が多くいる。総体としてみると検察べったりの記事が多い。しかし、いい記事が出たときは褒めることだ。このスクープは素晴らしい、とメールやファックスを送り伝えること。これが結構効く。その前提として署名記事にすることがある」
つまり、批判もあれば、褒めるということもある。メディアに関して、市民が関与していく大きなポイントだといえます。
では、石丸さん。メディア自身の権力の問題、この大きなテーマをフリーランスからみて、深めていってください。
(石丸)
個々の記者の心掛けということでは異論はまったくありません。
一方で、これまでの冤罪報道被害ということを考えると、やはりメディアが組織として犯した過ち、構造としての弱点をみざるを得ません。
村木さんの事件も、各社、検察の情報をうのみにして書いていたわけです。犯人扱いとまでは言わないけれども、非常に厳しい書き方をしていたわけです。
それは村木さんの事件から始まったわけではなく、ずっと昔から、事件取材は検察から情報をもらって、それをたれ流すということをメディアが繰り返してきた。
それが冤罪を生む大きな原因の一つになってきたのです。
言いかえると、冤罪にメディア自身が、あるいはわたしたち記者が、冤罪を作るということに加担してきたことは具体的にあったわけです。
足利事件でも、大変なご苦労された、といった報道一色になりましたけど、振り返って18年前に逮捕された時の菅谷さんについて、マスメディアは無茶苦茶書いていたわけですよ。
朝日新聞のなかでは、どういったことが議論されているのか。
あるいは、現場の記者たちはジャーナリストとして、冤罪報道に対する批判に対して、犯してきた過ちに対して、どう向きあおうとしているのか、それとたれ流し報道批判に対して、板橋さん自身がお考えになっていることを聞かせてください。
(板橋)
わたしの考えをお話しさせていただきます。
捜査情報の場合、新聞社の考えとしては、そこに公共性・公益性があることが記事を載せる前提です。
たとえば、誰かが逮捕されたとします。それが政治家や公務員といった公人である場合、もしくは社会的に影響力のある大企業の幹部などの公人に準じる立場であれば、逮捕の報道も読者に知らせるべき公益性があると考えます。
その人がどういう供述をしているのかも公益性がある情報のひとつといえるかもしれません。
村木さんの件でいえば、厚生労働省の現役の局長が逮捕されるというのはニュースだと捉えている点は否定できないと思います。ただ捜査情報をもとにした記事に偏ってしまっていないかという点が問われているのだと思います。
つまり、スクープとは何なのかということなのです。新聞社をはじめメディアのなかで、特ダネ、スクープとは何なのかという話をしたときに、その定義があいまいなんです。
捜査情報を他社よりも早く書く、これも特ダネ。今回みたいな権力監視の記事も特ダネである。今のメディア業界では、なんでも特ダネになってしまうんですね。
捜査情報の報道とでも、決して捜査当局から頼まれて書いたものではありません。
もちろんすべての朝日新聞の取材経緯を私は把握していませんので、少なくとも私はそういうことはなかったです。なんらかの情報を入手して、読者に伝えるべき社会性、公益性があるかどうかを判断した上で掲載していると思います。
ただ、他の新聞社も同じ話を書きだすと、どこかの誰かが書かせているのではないかと思われてしまうのかもしれません。
求められているのは、昔から言われていることでなにも目新しいことではありませんが、当局発表とは違う視点からの特ダネ、スクープ、記者が自分で調べて書くことです。
以前から指摘されていることを、どうやって現場で愚直に実践していくかが、問われていると僕は考えています。
私の身近でいえば同僚の野上記者は、今回の報道を経験することで、これから記者としてどういう取材をしていくのかをあらためて考えるきっかけになったと言っています。
私を含め、何を書くべきなのかを悩みながら取材している記者はたくさんいます。
ただ組織として求められていることが、いずれ発表される捜査情報も特ダネという話になってくると、人間どうしても求められたものにたいして結果を出していこうとしますから、それはどこの組織でも同じだと思うのですが、そのへんを考え直したほうがいいいのではないかと個人的には思います。
組織として、特ダネをどう定義付けるのかではないでしょうか。
(石丸)
もう少し突っ込ませてもらいます。
村木さんが逮捕されました。これは重大な事実です。それを伝えるのは当然やらなければいけないことだと思います。
僕も含めて胸に手を当てて考えなければならないと思うのは、メディア、ジャーナリストが、リークというか権力機関からの情報提供に乗っかって、冤罪に加担する報道をして来た過ちを犯してきたという事実です。
なぜ警察がこういう容疑で逮捕したのか。もっともらしいことが裁判が始まる前から書かれているわけですよね。こんなことやったらしいとか周辺取材で人格の話まで出てくるわけです。
「昔からケチな人でした」とかおまけを書くわけですよ。世間がその人にたいしてマイナスイメージを持ってしまうことがわかっていてもです。村木さんのときだってそうです。ロス事件のときもひどかった。
つまりメディア、ジャーナリストが冤罪に加担してきたことにたいする自覚をしなければならないということです。
とりわけ警察に一番近いところで接している板橋さんが何か考えていることがあれば教えてください。
(板橋)
まさに石丸さんが仰ったとおりで、逮捕段階から証拠が甘いとか捜査ミスがあるという話がとれればそれはベストですね。それは取材力にも関わってきますが、なかなか難しいのが現実です。
わたし自身がどんなことに気をつけているのかといえば、警察が隠している捜査ミスがあれば、それがあとでわかったとしても、きちんと取材して記事にすることが担当記者として問われていると考えています。
第10回 公開議論・質疑応答 (4)ジャーナリストとしての取材姿勢
(合田)
郵便不正事件というのは、そもそもが朝日新聞のスクープですよね。
厳しい言い方をしますと、同業他社のなかには検察幹部の言葉として「朝日新聞に毒まんじゅうを食わされた」というのがあります。
(板橋)
郵便割引制度が広告会社や障害者団体に悪用されています、と朝日新聞が調査報道として書いた。
それを結果的に大阪地検特捜部が事件にしたわけです。
そして、特捜部が制度悪用の原因を探る独自の捜査で、厚生労働省から偽の証明書が障害者団体に発行されていて、それは制度悪用につながっていることをつかみ、村木さん元係長を逮捕した。朝日が毒を仕込んだわけではありません。
(合田)
会場からの意見のなかにもあったんですが、そもそも朝日が持ち込んだ話で、マッチポンプではないかということが事実としてあると思います。
板橋さんに言うのは酷な話で、失礼を承知の上でお尋ねしたいのですが、これはちゃんと触れておかなければならないので、そのことについてのご意見をお聞かせください。
(板橋)
繰り返してしまいますが、自称障害者団体が郵便割引制度を悪用しているという記事を書いたのは、確かに朝日新聞です。
結果的に、大阪地検特捜部が悪用している団体の捜査に入り、村木さんの事件に関しては朝日新聞の報道に関係なく、大阪地検特捜部が独自の内偵捜査で虚偽証明書が発行されていて、厚労省が絡んでいるという話を掴んだということなんです。
事実の話でいえば、朝日新聞の調査報道として、村木さんが事件に関与しているとは書いていません。
個人的な考えを述べると、なんらかの犯罪行為があって、それを調べられるのは捜査機関しかないのは間違いありません。情報はどこから得るかというと、一般市民や新聞、雑誌の記事、テレビのニュース、あるいは組織の内部告発などとなります。
捜査機関を一切信じないということではなく、法と証拠に基づいてきちんと捜査してくれればいいわけです。やってないのであればちゃんと直してほしいし、その原因を徹底的に検証してほしい、と思っています。
問題なのは、検察組織に記者がおもねてしまって、あるいは捜査の瑕疵を見つける取材が難しいとあきらめてしまって、結果的に当局とは違う見方の記事が多くないという状態だと思います。
この考えも、以前から指摘されていることで当たり前のことですね。この当たり前のことを自分たちの取材力で、どこまで実践できるかだと思います。
私個人のことでいえば、これからどんな記事を読者に届けられるかだと思います。
(合田)
では、会場からの質問を続けます。
「記者としてなぜと疑問を持つことはたいへん重要であると改めて教えられました。この取材姿勢は板橋さん個人の自覚によるものなのか、それとも朝日新聞の記者教育なのか」
というご質問であります。
(板橋)
わたしは1999年に地方紙の記者になり、2007年2月から朝日新聞の記者になりました。率直にいえば、記者としての基本的なことを教えてもらったのは、地方紙のメンバーです。
では、朝日新聞からなにも教わっていないかといえばそうではなくて、下野新聞にいるときから朝日新聞の報道スタイルといったものを、新聞を読む中で学ばせてもらっているといえます。
今回の取材でいうと、見出しをつける人がいたり、デザインをして分かりやすく紙面をレイアウトしてくれる人がいたり、固有名詞など基本的な事実を校閲してくれる人がいたりと、そういう点において新聞社の力をあらためて実感しました。
わかりやすい文章をコンパクトに作るのは苦労の結実だとわたしは思っています。
また、9月21日の初報をきっかけに、連載企画をスタートするなどは組織としての力なのかなとも思います。もちろん、完璧だったと自己満足しているわけでなく、読者が知りたい情報にどこまで合致できたのかという反省もあります。
(合田)
新聞社ごとに、個人的に親しい検事はいるのでしょうか、という質問です。
(板橋)
私が知っている限りでは、「新聞社ごと」にはないと思います。
各々、個人と個人の関係性があってつながっていくものなので、外側からみると社ごとのようにみえるのかもしれませんが、結果的に向き合うのは個人と個人です。
組織として朝日新聞が大好きだから、朝日新聞の記者ならなんでも言うよ、という方はいらっしゃらないと思います。
(合田)
佐賀さんのご家族についての報道がほとんどみられず、娘さんのことがこれからも報道されないことを願っていますが、今後はどうでしょうか。
(板橋)
結論から言えば、ないと思います。
最近の報道では、ひとつの犯罪が起こったときに、事件に関与していない家族のことを伝えるべきでないという判断がありますし、今回のケースでいうと、大坪さんや佐賀さんのご家族がお二人の承諾なしに登場する機会はないと現場の記者として考えています。
この話の流れでお話させていただくと、人間としての悩み、内情についての取材が足りなかったと思っています。特に前田さんの場合がそうです。
改ざんに至った動機、組織からなにか求められていたのかもしれない、そのあたりの息づかい、生きざまが、今回の記事で伝えられなかった点です。
もちろん今回の最初の記事では、前田さんの改ざん行為そのものを証明することが最優先の課題だったので、心情面までは難しかったのかもしれませんが、取材に携わった者としては、結果として、埋まっていないピースだなと思っています。
左・板橋洋佳(朝日新聞記者) 右・石丸次郎(アジアプレス・インターナショナル)
(石丸)
前田さんはなぜあんなことをしてしまったのでしょう。ストーリーを作って、それに当てはめて、起訴に持ち込んでいくということに評価を得ていたと伝えられていますが、なぜ彼は証拠のデータを改ざんするまで追い込まれていったのか。
いまの段階で、なぜこんなことが起こったと思いますか。
(板橋)
特捜部のプレッシャーに耐えられなかった結果だったと思っています。特捜部長に、村木さんを事件にするのは君に与えられたミッションだ、といわれたという話です。
これが本当の動機だったのかといわれるとわかりませんけど。朝日新聞でも、この事件はお前が担当だ、といわれることもありますが、それを言った上司がすべて悪いのかといえば、それには少し違和感を持ちます。
やはり前田さんの気持ちに弱さがあったのかもしれません。
ただ、特捜部という組織の持つ雰囲気が現場の検事たちに与えるプレッシャーは相当なものなんだろうというのは感じます。逮捕して起訴するという自己完結型の組織は特捜部だけですから、独特の雰囲気や空気があるのかもしれません。
それは現場だけではなく、特捜部長や副部長にもあったのかなとも思います。
(合田)
それと関連してですが、紙面化するにあたって、たとえば前田さんへ直接の取材はしなかったのですか。
(板橋)
結論から言うと、記事の掲載前にはしていません。直接取材はしないという判断をしました。
理由はいくつかあります。
私たちが指摘するまで改ざん行為を調査にせず、むしろ検察内で隠そうとしている状況のなかで、記者が突然、当事者の前田さんに、「あなたやりましたよね」と言ったときに、前田さんが重要な証拠物であるパソコンを壊したり、あるいは逃亡したり、そういうことにつながってしまうのではないかというリスクを考えました。
もうひとつは前田さんへの直接の取材がなくても、客観的な証拠としてフロッピーディスクデータの分析結果と内部証言があれば、改ざん行為は十分に証明できると考えました。
もちろん、直接、本人の話を聞く場合もありますので、ケースバイケースです。直接取材をしないかわりに、検察の内部調査での彼の弁明を初報の記事に盛り込みました。
(合田)
今回は不正をスクープすることができたわけですが、紙面化に至らなかった、証拠が不十分で紙面化できずに取材が終わってしまったことは以前にありましたか。
(板橋)
検察担当になってからは、重要なものは記事にできたと思っています。
ただ、報道する自由があると同時に報道しない自由もメディアにはあると思います。裏付けが十分でないのに、記事は書けません。そうなると、求められるのは、個々の記者に求められている取材力なのかなと自分に言い聞かせています。
(合田)
今回、板橋さんはたいへんなスクープで新聞協会賞を受賞されました。新聞協会賞の選考過程で、現在進行形ではないんですかという論議もあったと聞きます。
前田さんの公判もこれからですし、大坪さん、佐賀さんふたりは否認してますよね。皮肉なことですけど、全面可視化を要求されているわけです。
踏み込んで申し上げると、特捜部長・副部長も公判の進展もわからないわけですよね。
特捜部長・副部長はよくご存知なんですよね。
(板橋)
他社と同じように、取材対象ではあったということです。また、賞をとったのが早いということでしょうか。
(合田)
新聞協会はベストなタイミングで出されたものだと思っています。
新聞協会の見識と思います。少なくともまだ取材対象として不安定な要素もあるわけで、特捜部が無罪になることもあります。それは板橋さんのお仕事とは関係ないかもしれないけれど、そのあたりの流れをどのようにお考えでしょうか。
(板橋)
特捜部長・副部長が逮捕されるまでに、検察が何らかの不正をしていてそのファクトがつかめて裏付けがとれれば、書くと思います。賞をとったから書かないということにはなりません。
(合田)
多くの現職の記者に話を聞きましたが、9月21日の衝撃は忘れられないと言っています。このスクープは、圧倒的なファクトであるフロッピーディスクという動かない証拠をもって、しかも最高検に事件の着手をさせました。
現職の特捜部の検事を逮捕して、地検が家宅捜索を受けます。こういうところまで持ち込んだことについて、新聞協会賞をとれなければ、新聞の危機だとも思います。
そういう意味で、歴史的な素晴らしいスクープだと思っています。
最終回 公開議論・質疑応答 (5)取材とは、ジャーナリズムとは...
(石丸)
検察・警察取材を、わたしはやったことがありません。夜討ち朝駆けという手法があります。
朝早くから晩遅くまで検事、刑事の家に張り付いてでコメントをとるというふうに理解しておりますけど、具体的にいつどこに行って、どんなことをするのか教えてもらえますか。
(板橋)
夜討ち朝駆けが必要かというと、結論から言えば、必要ないんです。
話を聞ける環境が作れれば、何時間も待つ必要はないわけで、一対一で話ができる環境を作れるかどうかが問われているんです。
手段は、携帯電話だろうがメールだろうが、どんな手段でもいい。自宅前だと確実に帰ってくるということで、会う確率が高いために、いわゆる朝まわり夜まわりという手段があると僕は理解しています。
ただ、これが常態化してくると、自宅前で待つことが目的に思ってしまう記者も出てきてしまうわけです。
(会場から)
今回の事件で、改ざんの事実を教えてくれた検察関係者とはどういうふうにして関係を築いていったのですか。
(板橋)
その検察関係者の自宅がわかっていたかどうかも含めて言えないですが、知り合ったきっかけは朝まわり夜まわりではあります。それ以外のことは、情報源の特定につながってしまう可能性があるので勘弁していただければと思います。
いずれにしても、私が求めているのは本音で話ができるかどうかです。相手の言い分を聞くだけでなく、こちらからの疑問にも相手が答えてくれる関係を目指したいと思っています。
(石丸)
朝まわり、夜まわりといった現場に多くの記者が投入されていますが、ものすごく無駄だと思うんです。こんなことやっているのは日本のメディアだけじゃないかと。韓国やアメリカもメディアもやってないですよ。なぜ日本は夜回り朝まわりをやらなければならないのでしょうか。
(板橋)
手法が目的になってしまっているのだと思います。待っているという行為が取材していることと思ってしまうのではないでしょうか。
10時間待ちました、すごくがんばったでしょう、というような記者にはなりたくないなと考えています。
(会場から)
板橋さんは、「特オチ」のおそれを感じたことはありますか。
(板橋)
他の記者が何の話を取材しているのだろうと気になるのが記者の心理としてはあります。自分だけ知らない情報があるのかなと不安になるときもありますね。そういう焦りには振り回されないようにやっているつもりですが、なかなか難しいですね。
(石丸)
目的化しているのが問題ですよね。待たれる方にしても、嫌だと思いますが、やめてくれという話にはならないんでしょうか。
(板橋)
当然、なりますが、欠かせない取材相手あれば会うための努力をします。自宅に来るのをやめてくれ、と言われたら、では時間をとってくださいと話をするようにしています、朝も夜も来ませんから週に一回でもいいから時間を作ってくださいと。
記者によって手法は違いますから、朝まわり夜まわりで家の前で待つことが相手に誠意を見せると考えている記者もいるかもしれません。
(石丸)
そういうことが制度化してしまっていることについてはどう思いますか。
(板橋)
何のために、朝回り、夜回りをやるかです。目的がちゃんと明確にあって、それに行き着くための手段として朝回り夜回りがあるはず。
上司から言われたとか、「特オチ」がこわいからとか目的があいまいのまま朝まわり夜まわりをしたくないなとわたしは考えています。
(石丸)
「特オチ」というのはメディアの用語なんですよ。ジャーナリズムの用語ではない。
要するにメディア業界の用語ですよ。「特オチ」はメディアのなかの評価のものさしでしかないわけです。
たとえば、読売、日経、毎日には同じニュースが出ているけど、朝日だけがなかった。朝日だけは遅れて夕刊には書きました、ということがあっても読者にとってはどうでもいい話です。
今回の独自ネタのスクープは別ですけど、発表ものにおいて、遅れたら怒られるわけですよね。
(板橋)
そういった特落ちという「文化」があるのは間違いないですね。ただ、毎回、上司が怒るかといえばそうではないんですよ。
(合田)
「制度」とか「文化」というよりも、ほとんど伝統芸能の所作・様式みたいなものなんですよ。それがいま、かなり崩れかけているのかもしれません。それを崩すために今回のスクープは大きかったのかもしれません。
大阪地検特捜部がいったいなにをやってきたのかといえば、一番すごい事件が、自分たちでやってしまった今回の事件だったともいえます。
そういう意味では、大阪地検特捜部の一番の花形は結局なんだったのかということなります。いまの夜討ち朝駆けの所作もふくめて「王様は裸だった」みたいな感じになってきているのではないかとも思えるのですが、どうでしょうか。
(板橋)
検察の調書が裁判の証拠として認められなかったということを紹介しましたが、これまでほぼすべての検察調書が証拠として認められてきたなかで、検察の供述は信用できないことを裁判長が認めた意義はあるといえます。
(石丸)
これからメディアは変わらなければなりません。今までは競争相手が朝日は読売、NHKだけを考えればよかったわけですが、いまはブログ、ツイッタ―というメディアもあります。
いわゆるジャーナリストではない人たちがどんどん発信していくわけです。マスメディア間の抜いた、抜かれたという競争はナンセンスになってしまう。
マスメディア間の競争を担保してしまう原因のひとつが記者クラブなんですね。そこには他の人が入れない排除の構造があって。そこでしか情報がもらえないという状況が作られて、そこで競争することになってしまう。
夜討ち朝駆けも同じ論理です。そこに行けば捜査情報をもらえるから行く。
こんな「伝統芸能」は一日も早くなくなって、オープンな競争になればいい。「特オチ」のような発想ではなく、なにを大事にやっていくのかは、他社との比較ではなく、メディア、記者自身が主体的にやっていくことですね。
(板橋)
新聞でスクープをすると、紙面が大きくとれるんですよ。紙面が大きくとれるということは記事の量が増えるということなんです。ですから、先に書こうという気持ちの一端もご理解してもらえたらと思います。
伝えるべきことが紙面の都合でたくさん書けないのなら、やっぱり特ダネとして書いて、記事を大きく取り上げてほしいと思うのが記者の心情です。
(会場から)
朝日新聞の大阪府警の捜査一課を担当しております後藤洋平と申します。夜討ち朝駆けの件で、都島の警察幹部の官舎に行くことが多いのですが、どうしても捜査当局は都合のいいことを言ってくることが多い。
イラクと戦争をしているアメリカ軍に従軍記者として付いて、犯人の供述を報道するときに、「アメリカ軍が言うにはイラクの言い分はこうである」という記事を書いている、書かされている。
これはすごく不自然で変えるべきだとおもっているんですが、今後、どうしたら、そのようなことが変わっていくんでしょうか。板橋さんはどうお考えですか。
(板橋)
同じ社で記者をしている者同士なので一緒に変えましょう、という話です。読者の力もいただいて、変えていく努力をしていかなければならないと思っています。
(会場から)
板橋さんが強調されたのが取材力ということですが、取材力はどうやって高めていくのですか。
(板橋)
取材力には、的確に質問する力、資料や証言を分析する力、最後に文章にする力も含まれていると思います。基本は、取材相手から話を聞かせてもらう力でしょうか。
記者は相手から話を伺わせてもらって、はじめて成り立つ職業です。それはいい話でも悪い話でも。誠実に相手と向きあいながらも、自分が聞きたい話は繰り返しきいていかなければならない。
このバランスのなかで相手に認めてもらう。それに加えて、自分が話を聞けないなら、別の記者を取材に来させますぐらいのファクトに対するこだわり、情熱も必要なのではないかと考えています。
(石丸)
今回改めて考えたのは、ジャーナリストは個人だということです。
組織でやることも、もちろんあります。でも記事を書いて、実のあるものにしていくのは、日々の努力だろうし、誠実な態度だろうし、執念だろうし、志だと思うんですね。
それは個人だろうと改めて思いました。
メディアの危機が叫ばれて久しいですね。
テレビも新聞もいわゆるビジネスモデルの袋小路に入りつつあって、これは世界的な傾向ですけれども、日本の場合も新聞社、テレビ局が売り上げを落としているというなかで、人減らしとか支局を閉鎖するとかいろんなことが起こっています。
ただ、だからといって、ジャーナリストであるわたしたちがやるべきことの中身は、核心に近づくためにどうしたらいいのかということであってまったく変わらないわけです。
結局、取材は個人の営みだということを、改めて板橋さんの話を聞いて確認しました。
いま、発信したい、表現したい人間にとってとてもいい時代でもあります。一昔前は、私たちは新聞や雑誌に寄稿するチャンスをもらわなければ影響力のある発信はできなかった。
ところがインターネットはもちろんのこと、携帯、アイパッドのような端末の発達によって伝えたいことを発信することが可能になってきました。でも、その中身は同じですよね。新聞社もフリーランスもやることは同じです。
間違いなく言えるのは変動の時期にきているということ。
メディアの凋落というかたちで表現されることが多いですけれども、そうではなくて、これは新しいジャーナリズムの発展、転換、楽しいことができる、面白いことができる、そういう時代に差し掛かっていると考えていきたいと思います。
(板橋)
記者をしていますと、取材相手に目がいき、読者の存在を忘れてしまうことがあります。でも今回のような講演の機会をいただいて、読者のみなさんとこんなに近くで率直な意見を交わすことに少し興奮しています。
検察の不正だけでなく、まだ読者に伝えられていない、埋もれているファクトが世の中にはいっぱいあります。そういう事実を地道に探り分析して記事にしていくことが記者の仕事と思いながら、日々の取材をがんばります。今日はお時間をいただき、ありがとうござました。
【2011年3月5日(土) エル・大阪2F 文化プラザにて】
★板橋洋佳(いたばし・ひろよし)朝日新聞大阪本社 社会グループ記者(2011年5月10日付で東京本社社会グループ記者)
1976年、栃木県足利市で生まれる。99年4月、栃木県の地方紙・下野新聞に入社。2007年2月に朝日新聞に移り、神戸総局を経て08年4月から大阪本社社会グループ。09年4月から大阪司法記者クラブで検察担当。11年5月より東京社会部に移る。共著に、下野新聞時代に取材した「狙われた自治体−ごみ行政の闇に消えた命」(岩波書店)。
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古川利明の同時代ウォッチング
http://toshiaki.exblog.jp/12480689/
この「FD改竄」のネタを引っ張ってきた「板橋洋佳クン」の経歴なんかも、サラっと触れてあって、いろいろと見えてくる。彼は、やっぱり、地元は栃木ケンなんだな。県立足利高校を出ておるんだが、高校時代にお父さんをガンで亡くし、それもあって、野球を辞めて、大学は学費免除のある法政に入って、99年に下野シンブンに入社しておるんだな。
ところが、ブンヤになってまもなく、今度がお母さんが、もともと、乳がんを患っておったのが、転移して、容態が悪化し、亡くなったということで、20代前半でご両親を亡くして、苦労してるんだ。ただ、そういう「生い立ち」が、彼のブンヤとしての根っこにあるんだろうなあ、というのが、よく分かる。「人間の痛み」ということに寄り添える感受性の深さとでもいうのか、想像力だよなあ。それが根底にあるのだと思う。
下野時代に、その知的障碍者の冤罪ジケンだったかな、それを取り上げておったということと、繋がってると思う。で、あの元北道道警釧路方面ホンブ長の「原田宏二」のオッサンの、宇都宮での講演に来ておったっていうのと、どこかで繋がっておるんだろうなあ。そこで会うたってのも、何かの「縁」だったのかもしれんなあ。ワシの『新聞記者卒業』(第三書館)を読んだって言っておったのを、思い出す。
その下野シンブンには、約7年いて、それで、朝日の「途中採用」を受けて、転職したんだな。初任地が神戸シキョクで、そこに1年チョットおって、それから、大阪の社会ブに上がったということだが、配属されてすぐに、能登半島での地震があって、その応援に行かされたんだが、ぬあんと、朝日では「新人扱い」ってことで、マトモに取材させてもらえず、ホンマ、「ゴミ拾い」みたいなことをヤラされておったってんだよな(笑)。ま、アソコは、コイツも、ギョー怪内では「公知の事実」だが、「ヒエラルキー」っていうか、身分制度っていうよりも、「カースト制度」があるんで、途中入社の転職組、つまり、「外様」は出世のラインが外れておるからなあ。
とはいえ、シンブン社ってのは、ナンダカンダと言ったところで、「ネタを引っ張ってくる人間が、強い」ってことで、結局、落合博実のオッサンも、編集イインで定年までおれたんで、そういう点については、きちんと評価するカイシャではあると思う。
#さらに、「上」の続きで、もう一つ、オモロかったのは、そのキャップである「村上英樹クン」ってのは、実は、今度のアンケンは、「リベンジだった」ってんだよなあ。要は、三井環のオッサンが口封じタイホされたとき、チケン担当で、「ある社に、当日の夕刊で、オッサンがその日の朝、西宮の自宅から、任意同行をかけられ、クルマに乗せられるところの写真を、抜かれた!」と、それがトラウマになっておったってんだが、コレは、ヨミが抜いたんだよな。
ただ、この「三井環のオッサンを、口封じタイホへ」のネタなんてのは、そんな、フツーの夜討ち朝駆けで取れるハナシぢゃねえって。ワシが掴んでおるハナシでは、このヨミのネタを引っ張ってきたのは、社会部チョーもやっておって、例の「有月怪」のメンツとして名前と連ねておる、あの「谷高志」っていうことだからなあ。だから、それは、自分んとこの「村山治」や「房園茂」、大毎社会ブの「吉山利嗣」並みに、当局と「一体化」しておらんことには、抜けねえネタだって。勿論、ジケン担当のブンヤとして、「抜かれて悔しい」っていうキモチは、よくわかるが、アレはどうせ、99・999%、ヨミ以外の他社は、知らんかったハナシだろうから、気にすることはない。アレも、「鳥越俊太郎のオッサンとこの、ザ・スクープに、顔出しで喋る」っていう、「ご注進」のバーターだったっていうからなあ。だから、キャップになって、あのときのリベンジが果たせて、よかったぢゃないか(笑)
#んで、もう少し、「上」の続きで、今回の「FD改竄ジケン」のスッパ抜きが、ぬあんで、「大阪発」だったのか、やっと、わかったあ。っていうのは、アレは、「上村勉」の弁護人だろうなあ、それが、「大阪の弁護士」で、そのFDを、その弁護士が持っておったってことなんだな。コイツは、ジケンの舞台は東京(=霞が関etc)で、ヒギシャも、基本的には「東」の方なんだが、ソーサをしたのが大阪チケンで、コーハンも大阪チサイになるんで、だから、「地元の弁護士」も弁護団に入ったってことなんだな。だから、あの前田恒彦が、ピャーッとFDをいじくり回して、返送したっていうのも、たぶん、その弁護士んとこだったんだろうなあ。
圧巻は、ネタを引っ張ってくる板橋洋佳クンと、その弁護士とのやりとりで、弁護士は「チケン担当のアナタに、記事が書けるのか?」って言ったってことだが、そんなのは、当然だよなあ。それに対する切り返しが、「チケン担当だから、ココまで来ました」だったってことだからなあ。ネタ元だって、バカぢゃねえんだから、「渡す先」は選ぶからなあ。
この板橋クンは、大学を出て、「99年入社」っていうと、まだ、三十路前半か。若いな。いよいよ、コレから脂が乗ってくる時期だな。ワシも、カイシャにおったら、今頃は、本社のデスクだろうから、こういう有能な若いキシャを育てんとなんだよな。コレに続くブンヤが、他社を含めて、ドンドン出てくることを、ワシは望む。そういえば、今、『実話』で、珠玉の実録ノベル『悪逆』を連載中の三井環のオッサンも、よく言ってた。「自分は、ゲンバが好きだった」。ブンヤも捜査官も、「職人」ってのは、須らくそうだと思うが、手取り足取り教え込むっていうよりも、「上司や先輩の動きを盗む」っていうもんだからなあ。オッサンも「そういう上司の後姿を見て、部下も育っていく」と言っておったが、ブンヤも同じだ。
それを考えると、ワシら四十路以上のブンヤが、もっと、しっかりせんとアカンと、つくづく思う。本当に、「我々より、上」の世代のセキニンってのは、あのフクシマ第1原発見ても、分かるように、重大かつ深刻だよなあ。ツケを全部、若い後世の世代に押し付けるなんていう、バカげたことだけは、させてはならん。それだけは、間違いないし、全く申し開きができんよなあ。
京都が放射能汚染の危険性は無いのかと言えば、そんなことは無い。
要するに以前から宮家は京都御所にお帰りなられるのが
一番良いという声が多く、今回の件は口実に使われている気がする。
自分は賛成だ。東京は権力、京都は権威という風に切り離した方が良い。
それが日本の安定に繋がると思うからだ。
野田首相は、何がなんでも増税だと強迫観念のように言う。
これも藤井氏の影響が大だろうが、財務省の力おそるべし。
原発再稼働だって、この夏の電力は直前まで節電で乗り切れるような電力会社や政府の対応だったが、一夜にして再稼働GOになった感がある。
これも、経団連、経産省の圧力なのだろう。。。
経産省の底力おそるべし。
>再会談は物別れ=野田首相、4日に内閣改造―消費増税反対を明言・小沢氏
時事通信 6月3日(日)13時16分配信
>野田佳彦首相は3日、民主党本部で小沢一郎元代表と会談した。
消費増税関連法案の成立に向け、自民党との修正協議に入る方針を示し、小沢氏の協力を改めて要請した。しかし、小沢氏は反対を明言し、物別れに終わった。自民党の軟化を促す狙いから、首相は参院で問責決議を受けた前田武志国土交通相と田中直紀防衛相の交代を含む内閣改造を4日に断行する意向を伝達。
民主党政権なら、政治主導を標榜していたこともあり、各省庁の言いなりにはならないだろうと思って来たが、この野田政権、野田首相の各省庁への恭順の姿勢は、あまりにも露骨だ。
TPPは外務省の言いなり、消費税増税は財務省の言いなり、原発再稼働は経産省の言いなり、高速道路、新幹線拡大は国交省の言いなりで、すべて官僚の描いたストーリー通りだ。
苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
消費税増税は、増税の前にやることがあると王道を歩く小沢氏と二度の会談をしたが、小沢氏が折れるわけもなく、会談はアリバイ作りのためというのがミエミエだった。
案の定、二度目の会談もお互いの主張を譲らず、みそぎは済んだとばかりに、野田首相は自民党へのすり寄り作戦を大っぴらに展開するようだ。
小沢切りの大義名分もできただろうし。
あまりに露骨な野田首相のやり方。
そのためには、自民党から求められていた、“参院で問責決議を受けた前田武志国土交通相と田中直紀防衛相の交代を含む内閣改造を4日に断行する”そうだ。
そこまでして通したい消費税法案って何なんだろう。。。。
原発再稼働もそうだが、消費税増税に向けてなりふり構わず邁進する野田首相だ。
今まで、この二閣僚の更迭を断固として反対していた首相は、この時のために切り札として残していたのだろうか。
更迭と内閣改造、自民党条件に対して言いなりの野田首相だ。
そして消費税増税案も自民党案丸呑みだと言われているが、増税だけが目的化して、法案の中身も自民党案だったら民主党の存在意義が全くなくなってしまうし、自民、民主、政権交代可能な大きな体制がお互いの利益のために、すり寄るようだと、国民の選択肢が無くなってしまう。
本当にこれで良いと思っているのだろうか。
何がこの人物を駆り立てているのか。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/06/4-5887.html
結論が逆
政府側武装勢力の犯行っていう報道が虚偽
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/388.html#c3
慰謝料は東電からいただきましょうね。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/371.html#c8
6月3日、地震・津波や風水害や原子力災害などを想定した「福岡県総合防災訓練」が、糸島市船越漁港を主会場として行われました。
訓練には、県、地元自治体及び消防本部、消防団、警察、自衛隊、医療機関、ボランティア団体、地域住民など約1,400名が参加。
今回は、初めて原子力災害を想定した訓練を取り入れ、福岡県、糸島市、福岡市及び九州電力との間で締結した安全協定に基づく情報収集伝達、県境地区住民(糸島市鹿家地区)の福岡市への広域避難、避難者に対するスクリーニング検査、放射線量のモニタリングなどの訓練が行われました。
また、地震による土砂災害で孤立した離島(姫島)からの住民搬送や、津波被害により沿岸部で発生した火災消火訓練にも新たに取り組み、関係機関相互の連携について確認しました。
さらに、災害時要援護者の避難支援や住民による避難所運営、愛護動物の同行避難といった住民参加型の訓練も実施され、多くの住民が積極的に参加しました。
統括訓練本部長である知事は「災害は日ごろの備えが大事です。本日の訓練の結果を十分に検証し、地域防災計画の強化など将来の防災の備えを高めてまいります」と述べました。
ホバークラフトによる姫島住民の避難訓練
緊急時モニタリング訓練(サーベイメータで空間放射線量を測定) (モニタリング結果の集約)
総括訓練本部長(小川知事)による講評
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/a01/h24bousaikunren.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/320.html#c6
下記投稿記事のタイトルが、記事内容と関係の無い特定の人を貶めようとする意図で書かれています。
この類の記事投稿が認められるようになると、
例えば、タイトルの最後に或ペンネームをあげて○○の阿呆の為のスレッドと書いて、○○に教えるためだと強弁するといった投稿記事で阿修羅はむちゃくちゃになります。
まさか、こんな子供のようなことをすることはないだろうという前提で現在のルールは作られていると思いますが、まさかをする人はいるようなので、お手数ですが、きちんとした対応をお願いしたいと思います。
人類の環・・・教科書編・・・ストーカー茶魔の為のスレッド
http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/836.html
投稿者 天橋立の愚痴人間 日時 2012 年 6 月 03 日 22:02:51: l4kCIkFZHQm9g
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/667.html#c16
我が国の同胞諸君の愛国の心に少しでも届けばと、できる範囲でペンシル爆弾を打ち込んでいます。
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/594.html#c3
爆弾も炸裂しないが、確実に人間が細り死んでいく。
これから人口が加速度的に減っていくがそれが官僚や支配層が殺している下流層の人間たちだ。
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/691.html#c2
菅氏はとうとつに増税を言ったり、自民系議員を内閣に入れたり、多くの
失政があったが、こと原発についてはまっとうなほうだと思う。
去年事故発生時の東電敵前逃亡のときが、野ぶ田が首相だったら今頃は
東京も福島浜通り並みの汚染なっていた。
菅氏の敵前逃亡阻止は今でも感謝している。
福井県は3日、関西電力大飯原発3、4号機(同県おおい町)の再稼働をめぐり、細野豪志原発事故担当相と西川一誠知事が4日午後、県庁で会談すると発表した。細野原発相は、再稼働に反発していた関西地方の自治体に対する政府の対応や、運転再開時の安全監視体制などを説明し、知事の理解を求める方針だ。
野田佳彦首相は大飯原発の再稼働について、福井県とおおい町の同意を前提に「最終的に私の責任で判断する」と語っている。県は、政府の説明を受けて安全性の検証などを進める見通しで、再稼働に向けた調整は最終段階に入る。
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【ルポ】重大事故から25年、チェルノブイリは今〜住民いまだ帰還できず
原発事故対応は「大失敗」=菅直人・前首相インタビュー
増税よりも景気対策を=亀井静香・前国民新代表インタビュー
【特集】福島エクソダス〜原発事故は何をもたらしたのか〜
「輿石氏解任」という政局の分水嶺〜増税めぐり民主党分裂も〜
最終更新:6月3日(日)21時8分
時事通信
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>「最終的に私の責任で判断する」と
大体、どうして野田豚が勝手に一人で決めていいわけ!?? ったく!
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/378.html
菅直人前首相のおかげで、今よりはるかにひどい最悪の事態が避けれた事がわからない者は原子力に無知なのである。
ともかく、菅首相の福島第一原発事故の対応を批判してる奴らの大部分は原発維持の下心を持った奴らだと思う。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/373.html#c5
ウランとか、セシウムなんかじゃない。
キセノンだ。核分裂のエネルギー、吸い取るキセノンの悪魔だ。
チェルノブイリの事故原因も、コイツだよ。甘く見ちゃいかん。
「キセノンの悪魔」だ。絶対。
>原子力機構東海研究開発センター 核燃料サイクル工学研究所リスクコミュニケーション室
お前ら、女を判らなさ過ぎ、放射能より怖いぞ。
少なくとも、1週間しゃべらんぞ。本当に怖いったらないんだから。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/371.html#c9
日本の女子の身長が伸びないのは・・・その性だろうか?
私は、アメリカさん、産が嫌いだ。恐ろしい。
テレビ放送しなければいいのさ。ラジオの生放送と夜のダイジェスト版で十分だろ。というかラジオのほうが迫力があるだろ。変に国民に一体感を強制させるテレビ放送がプロパガンダ的な狂気なのさ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/922.html#c22
【ジュネーブ伊藤智永】ローマ法王庁(バチカン)がカネと権力を巡るスキャンダルで激震している。5月24日、法王庁の財産管理組織「宗教事業協会」(バチカン銀行)のゴティテデスキ総裁が「不適切な業務の遂行」を理由に突然解任された。翌25日には法王ベネディクト16世の執事の一人が、法王宛ての私信や大量の機密文書を、バチカン内の自宅宿舎に隠し持っていた容疑で逮捕された。イタリアのメディアは「バチリークス」(バチカン機密漏えい)事件と呼んで大騒ぎだ。
発端は1月。法王庁のナンバー2だったカルロ・マリア・ビガーノ氏(現駐米大使)が法王宛ての私信でマネーロンダリング(資金洗浄)があった可能性を示唆していたと、バチカン通のジャーナリスト、ジアンルイジ・ヌッツィ氏がテレビで暴露。以来、さまざまな疑惑が報じられるようになった。
ヌッツィ氏は先月、他の汚職や腐敗、陰謀も明かす同様の私信や文書を基に暴露本を出版。激怒した法王庁は出版後の先月19日から本格的に捜査を開始した。
今のところ当局は、総裁解任と資金洗浄疑惑との関連性、執事の文書隠匿事件との関係を否定している。執事は拘束され、容疑の認否や動機などのコメントは明らかでない。それでもメディアは、法王庁がわずか1週間で予想外に大胆な「内部処分」を断行したと受け止め、他の疑惑への関心を強めている。暴露された文書の中には、有力枢機卿が中国を訪れた際、複数の密談相手に年内に法王が暗殺される可能性を伝えたり、85歳と高齢の法王はミラノ大司教への禅譲をもくろんでいるといった際どい権力闘争の内部事情が記されているからだ。
解任されたゴティテデスキ氏は、09年と10年の2度、マネーロンダリング疑惑でイタリア司法当局に捜査され、2300万ユーロ(約22億3000万円)の資産を押収された。地元メディアによると、「法王を困惑させたくないので、何も話さない。法王は私自身の身の潔白より大事だ」とだけ語ったという。
バチカン銀行は1978年から82年にかけて、マフィア絡みの不正や汚職が噴出。改革に乗り出したヨハネ・パウロ1世が在位33日で暗殺を疑われる急死を遂げ、資金洗浄先に使われて破綻した銀行の元頭取ら関係者が次々に暗殺されるなど世界的スキャンダルになったことがある。
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ローマ法王:メキシコとキューバの訪問を開始
最終更新:6月3日(日)11時42分
毎日新聞
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在位33日で殺されたヨハネ・パウロ1世は当然「暗殺された」が、
現法王について、先程こんな話を書いていたところなので、今後の展開に興味アリ!です。
Third Reich は「いいもん」!? 「極悪イルミナティは全滅......」
――「それって本当!??」と思った話
http://insidejobjp.blogspot.com.au/2012/06/third-reich.html
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/755.html
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/635.html
当たり前だ
外国勢から資金・武器・弾薬・燃料・食料の提供を受け軍事訓練まで受けてる連中
それをテロリストと呼ばずに何と呼ぶんだ?
反政府勢力は常に正義の革命家でテロリストの定義から外れるんなら
日本赤軍やオウムが日本国内で武装蜂起してもテロリストじゃないつうのか?
だとすりゃテロリストの定義とは一体何だ?
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/391.html#c14
本投稿は1トン当たり17万5000円とのことだが、40〜60万円という
情報もどこかで見た。
まあ、ガレキ利権で濡れ手に粟とはいえ、役人の悪どさもほどほどにしてほしい。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/359.html#c2
年金の不公平感で、日テレに前回大反響があったそうだから
広い世代に、年金と生活保護と絡めて
在日の優遇を伝えて共感を得られると思う。
おまけ
河本準一の騒動に端を発する生活保護問題について、ネット上の動向を解説した記事が2012年6月2日の東京新聞に掲載された。
編集者の中川淳一郎氏曰く、炎上の背景にあるのは「ネットの伝統である『嫌儲』と『反韓』という二つのキーワード」だという。前者は、「『他人が儲けることを嫌がる』ことである。そこには屈折した心理も見え隠れする。生活保護不正受給問題はまさに『楽して儲ける』を地で行く事象であり、たたく側は正義こそあれ自らがたたかれる側には回らない」。
吉本興業にクレームを入れる動画、河本のTwitterに非難が殺到したこと等を、中川氏は例示する。
後者については、「生活保護受給者の多くが在日韓国人であるという説があること」に関係が深いという。
(略)
精神科医の香山リカ氏は、次のように述べる。「自分はそれなりに頑張っているのに報われない、理不尽という怒りが前提。楽をしてもうけている人をたたくことで、『自分は違う』と思おうとする」。河本を批判する人々は、「たたける自分はまだ転落していないと確認できる。一歩間違えたら、自分も落ちるという不安から目を背けることもできる」。
「反韓も同じ構図で、韓国を悪と決め付けることにより、正義の味方になった快感を得られる」、「大阪市の橋下徹市長が敵をつくって、相手をバカだと指摘する姿勢を支持するのもよく似た行動」という。
景気が悪く余裕のない社会状況とネットという環境の相乗効果により、嫌儲や反韓という傾向が顕著になっているというのが香山氏の結論だ。
(略)
そのほかの画像 http://www.tanteifile1.com/watch/2012/06/03_01/gazou.html
http://www.tanteifile1.com/watch/2012/06/03_01/index.html
中川淳一郎もかなりヤバイぞ
中川淳一郎氏のNHKとのバトルまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133726168094610701
テレビ局のヤツはうんこ食ってろなバカが結構な割合でいるよな。打ち合わせをし、その後連絡がなく、要は出演が消えたわけだが、「連絡なかったら出演はない、って伝えませんでしたっけ?」とかぬかしやがる。バカ野郎!バイトの面接か!プロの時間を使わせたんだからダメだった場合は連絡しやがれ!
中川淳一郎氏の刺激的なツイートまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133711509581418101
「今は時代が変化している」とか「今は変化の激しい時代」いうヤツはバカ。時代はいつも超変化している。上記のことを言うようなヤツは、単に先人を否定したいだけ。昔の人が保守的で頭の固いバカだったと思いたいだけのもっとバカ野郎
坂口綾優さん騒動に対する中川淳一郎氏のコメント
http://matome.naver.jp/odai/2133785774144061201
新井庸志とか、以前も中村某とか色々いたが、ホント、半端な覚悟でネットで実名出しては人をdisるヤツはうんこ食ってろだ。お前ら、どうせなんかあったら逃げるんだろ? オレは実名でフリーだけど、「どうせ中川さんは頭おかしいでしょ」という風に思われてるんで今のままでいいんだけどね
それは外国勢の支援を受けたテロリスト側にもいえるんじゃないのか
まぁ本人達がいくら止めたいと言っても
これまでカネを注ぎ込み面倒見てきた
恣意哀影とか喪詐奴の連中が
簡単に停戦をのむはずがない
ここでやめたら元の木阿弥になるからだ
もし戦闘が完全に停止し冷静な調査が行われれば
外国勢力の積極的関与が暴かれ恥をかくのは必定
ここまできたら最後までやり抜くしか選択肢はない
もしテロリスト勢力が全滅したとしても
恣意哀影とか喪詐奴の連中はほとんど無傷である
自分らの命に関係ないなら最後までやり抜けと命令するのはいとも簡単だ
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/393.html#c5
イマァヨォ ホカノモナァ ドォーニモナァ アンチャン
ワリィネェー !
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「エリザベス女王が悪魔を排除する」とフルフォードが言ってるんですか!?
豪州のまっとうな憲法を完全に無視して、本来の職務を全く果たさず どころか
歴代政権の売国奴政治家たちと一緒に豪州の国民を食い物にしている婆さんですよ。
いつもながら、証拠を提示して欲しいですよね。
HAARPが止まったことをなんたらかんたら言ってたときも
「証拠を見せてくれ」とメールしたけど
いい加減な返事しかよこしませんでしたよ。
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/634.html#c2
根本的に信頼できない党とは、2度目の原発大事故に無頓着な政党だと思う。
づーっと民主党(系)を支持し続け、衆議院某議員の会員になっていたが、もう
やめた。やってられない。
いつ日本が住めない国になるのか心配しながら毎日生活するなどごめんだ。
すなおに、反原発政党を支持する。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/48844016.html
ルーズベルトは「日本の真珠湾攻撃」に先立つこと5ヶ月の昭和16(1941)年7月23日に,対日戦を決定する「日本爆撃計画」に許可の署名をした。2日後に在米の日本資産を凍結。8月1日にアメリカ,対日石油輸出禁止。その年の10月16日に第三次近衛内閣は総辞職。18日に東條内閣の成立。東條英機は日米開戦を回避する努力を続けたが,もはやどうにもならなくなっていた。東條らをA級戦犯とする東京裁判は茶番だ。東京裁判を是認する「東京裁判史観」はまやかしである。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/369.html#c27
まりやさんは、たしか出雲だか松江だかの人よね。
竹内まりや-wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%86%85%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%82%84
ちなみに、私は「インプレッションズ」を持っとります。
て、ENO師匠のとこで言うたような・・・
その中で一番好きな曲は「駅」です、とかも。
こんな経験ございませんが、わかる気もいたします。
竹内まりや-駅-ディリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/x5tf3h_yyyyy-y_music
こういう政治家をあれやこれや悪口雑言を言うと、原子力村住民を喜ばすだけだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/365.html#c7
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