12. 2012年6月02日 07:27:44 : nSWH5tWpEY
-----福島は何度も余震に見舞われたが、原発の施設が倒壊するほどのものでなく、格納容器内の再臨界は起きていない。
原発の施設が倒壊していたら、のんびりPCで記事を書いていられなかったでしょう。余震がそれほど大きくなかっただけ。しかし、その余震で痛みはましている。
-----プールの強度を20%高めたと発表したが、もはや大半の人が東電を信用していない中、人々の納得は得られなかった。
これは常識があればわかることです。あんな廃墟のような建物の強度など誰にも測れない。構造の専門家もそう言っている。
-----4号機のプールを大損傷させる余震が起こらないとは言い切れないが、起こる可能性が高いとも言えない。
大地震のあとにはそれなりの規模の余震が必ずと言っていいくらいあるそうだ。小さな余震なら頻繁におこる。その小さな余震でもあれだけ痛んだ建物(廃墟)は持たないかもしれない。
-----水が抜けても、空気の対流によって冷却が行われ、プール内の使用済み燃料棒の温度は170度ほどで止まると、テレビ朝日が東北大学に依頼した概算で判明している
アメリカの研究では、もっとはるかに高い温度になるとみていますよ。その温度では、燃料棒の被覆管が壊れて放射能が噴出すようです。それに170度までの温度上昇ですむなら、もう使用済み燃料の冷却は必要ないということになります。世界のどこであれ、使用後数年で冷却をしないなどということはありません。
解析した人が原子力の専門家でないからかもしれません。しかし、いずれにせよ水が抜ければ、もろに放射線がでてきて、誰も4号機には近づけなくなります。たぶん燃料棒が痛んでいるでしょうから放射能が噴出すでしょう。それで、福島第一全体が放棄されます。それで東日本の終了。
-----「4号機プールはたぶん倒壊する」といった言い方をする人は、事態を客観的に見ず、人心をかき乱す扇動をしている。
事態を客観的に見れば、倒壊の確率はなんともいえません。しかし、その事態が起きたときの破滅的事態は予想できます。注意を喚起するのはよいことでしょう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/313.html#c12