08. 2012年3月30日 09:06:09 : esmsVHFkrM
先生は、何か日本が政党政治を行っているかのような錯覚をされているようだ。
先般の選挙、政権交代、小沢の排除、でわかったことは、日本では政党政治は単なる偽装に過ぎず、実態は、政治家による内閣とか政権に一切関係がない官僚利権政府であったということだ。
選挙なんて偽装にすぎないから、その結果が官僚どもに都合が悪いものになると官僚利権政府が全力を上げて検察や裁判所をつかってその走狗であるマスゴミも動員してその結果を潰しに来る。それが小沢の事件だ。
せっかくの戦後憲法にもかかわらずこんな風に日本の民主主義が腐ってしまったのは、自民党のせいだ。自民党は官僚と共犯で、戦前体制への復帰を目指し、憲法を無視し戦後民主諸制度を次官をかけて骨抜きにしてきた。
それが、もう完成していて選挙で政権政党を代えたって政府の実体である官僚利権政府は変わらない。現に増税反対であったはずに民主党はいつの間にか増税推進で自民党と同じだ。今の民主党の政策と自民党の政策に違いなんか何もない。何であれ政党は結局官僚利権政府の政策に従うことになるということだ。
もう、革命しかないんだと思う。
見ていろ、小沢の裁判は小沢の有罪で終わる。
官僚利権政府もさすがに小沢有罪では「見え見え」でまずいと思ってはいるが、かといって今さら小沢を無罪にできない。小沢相手にここまでガチンコ勝負をやってしまったので、小沢を無罪にすれば今度は一気に政治決戦だ。しかも原発事故の対応をめぐって官僚利権政府の存在もその非道性も国民の眼に見えるようになってしまった状況での政治決戦だ。官僚どももびびっている。だから、小沢は絶対に無罪にできないんだ。
小沢は日本の最後の政党政治家だ。あとの連中ははみんな志のない腑抜けで官僚利権政府の走狗だ。小沢がやられたらもう政治決戦はない。もう官僚利権政府を止められる政党政治は日本にはない。
だから、もう革命しかない。
官僚利権政府統治(何でも利権)による当然の帰結として、日本の産業は衰退し、国民所得は低下し、若年層を始めとして失業が拡大し、年金を始めとする社会保障制度は崩壊し、いま日本人は急速に貧窮化している。
その上へ原発事故とそれによる国土の放射能汚染と国民の被曝だ。官僚利権政府がこれに対して正しい対応を行うことは決してない。なぜなら、原子力村という利権の解体なくしてその対応はできないのに、官僚利権政府にそんな自己否定を行うことなど不可能だからだ。
困窮化に加えて放射能汚染と被曝の影響がこれから顕わになっていく。生活は苦しい。税金は高い。老後の保障は一切ない。食べるものはみんな放射能汚染されたものばかりだ。みんな体の調子が悪い。子供が病気ばかりするようになった。年寄りがばたばたと死んでゆく。また大きな地震がありそうだ。再稼動した原発の次の事故が怖い。
もう2、3年すればこんな状況が誰の目にもよく見えてくる。
その時こそ、日本に革命が起こる。