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2012年3月20日23時52分 〜
記事 [政治・選挙・NHK127] 小沢さんの覚悟をみた!:最終弁論における「意見陳述」の凄み - 「いかりや爆氏の毒独日記」

http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/d598a04271f19c51e969788d3598a10a


「小沢さんの覚悟をみた!:最終弁論における「意見陳述」の凄み」


 本日は、「おととしの春、大学や専門学校などを卒業して就職した人は、56万9000人、このうち19万9000人はすでにその仕事を辞めていた・・・」などという若者のより深刻化している雇用状況(内閣府の報告)について書く積りだったが、予定を変更して昨日の最終弁論における小沢氏の意見陳述について書くことにした。

小沢元代表来月26日に判決 3月19日18時56分 NHK NewsWeb http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120319/k10013824111000.html

より、下記小沢氏の意見陳述の冒頭部分をそのまま掲載します。

(1)東京地検特捜部による本件強制捜査は、政権交代を目前に、野党第一党の代表である私を政治的・社会的に抹殺することが目的であり、それによって政権交代を阻止するためのものだったと考えられる。
それは、主権者である国民から何の負託も受けていない検察・法務官僚による議会制民主主義の破壊行為であり、国民主権への冒とくである。

(2)指定弁護士の主張は、そのような検察の不当・違法な捜査で得られた供述調書を唯一の証拠にした東京第5検察審査会の誤った判断(起訴議決)に基づいたものにすぎない。

(3)したがって、本裁判は直ちに打ち切るべきであり、百歩譲って裁判を続けるとしても、私が罪に問われる理由はない。政治資金規正法の言う「虚偽記載」に当たる事実はなく、ましてや私が虚偽記載について共謀したことは断じてない。

(4)今、日本が直面する危機を乗り切るためには、このような国家権力の濫用を止め、政党政治への国民の信頼を取り戻し、真の民主主義を確立する以外に方法がない。
以上の見解は、これまで15回の公判を経て、ますます鮮明になったと思います。

以下、その事実を具体的に申し上げます。

その具体的事実のなかの、触りの部分を抜粋します。

・・・形式的には「証拠裁判主義」にのっとって、私を2度不起訴にしておきながら、その実、違法・不当な捜査で得た供述調書と「小沢有罪ありき」の捜査報告書を東京第5検察審査会に提供することで、同審査会の議決を「起訴議決」へと強力に誘導しました。その動かない証拠が、石川元秘書が虚偽記載を私に報告、了承を得たとの供述を維持したという平成22年5月17日の田代検事作成の調書と捜査報告書であります。

とりわけ重大な問題だと思うのは、田代検事自身が法廷証言で、「捜査報告書は上司に言われて作った。検察審査会に提供される可能性はあると思っていた」と認めたように、石川元秘書が供述していない虚偽の事実を意図的に報告書に記載し、東京地検が、それを検察審査会に提供したことであります。

東京地検特捜部による強力な検察審査会誘導はそれだけにとどまりません。
先に、裁判長が田代検事による石川元秘書の違法不当な取り調べについて、「個人的なものではなく、組織的なものであったとも疑われる」と指摘され、花崎検事による池田元秘書の取り調べについても、「利益誘導があった」、「取り調べメモを廃棄した」と認定されたとおり、当時の佐久間部長、齋藤副部長、吉田副部長、木村主任検事ら特捜部あげての審査への誘導工作だったと考えられます。

検察は、2年間もの長きにわたって、不当・違法な捜査を行い、あまつさえ検察審査会の審査・議決を誘導して、強力に政治への介入を続けました。それは正に、議会制民主主義を破壊し、国民の主権を冒とく、侵害した暴挙と言うしかありません。その実態が15回の公判を通じて、具体的事実によって、いよいよ鮮明になったことが、本裁判の一番の意義である、と私は思います。

以上のように、検察審査会の起訴議決は、私を強制起訴させるために東京地検がねつ造した違法不当な供述調書と捜査報告書に基づく誤った判断であり、その正当性が失われたことが明白である以上、私にはいかなる点でも罪に問われる理由はありません。
私は無罪であります。

小沢裁判で暴露された田代検事による捏造捜査報告書に基づく検察審査会の2度にわたる起訴議決そのものが根拠を失っている。さらに問題は田代検事の個人的な虚偽報告ではなく、当時の上司が関与した組織ぐるみであることを示唆している。「組織犯罪」の疑いがますます強まっている。「組織犯罪」は暴力団だけではかった、法の番人たちが「組織ぐるみ」の犯罪をおかすとは絶句するしかない。

NHKが、NewsWeb上であるとは言え、小沢氏の主張をそのまま掲載したところをみると、さすがのNHKも観念したのではあるまいか。

 昨夜(3/19)報ステ、小沢氏の最終弁論について古館がどんなコメントを言うのかについて興味があった。

 古舘氏は3月11日の原発事故特別番組で、「圧力がかかって番組を切られても本望」などと熱く反原発を語り、話題になった。だが、筆者はそれはあくまでもTV局側の方針に従ったまでのこと、見えすいたパフォーマンスに過ぎないと意地悪い見方をしていた。
それでもひょっとして、今回はさすがに検察及び検察審査会批判をするかもしれないと秘かに期待したが甘かった(苦笑)。

今回の小沢氏の意見陳述は、日本の将来を左右する極めて重要な問題点を指摘するものであった、彼の断固たる主張は小沢氏の並々ならぬ決意を示すものであった。しかし、今回の報道ステーションの本件の扱いは極めてアッサリしたものだった。

 そしてその最後に放った古館のコメント(捨て台詞?いたちの最後っ屁?)は、「小沢さんは何の罪もないと言うのなら国会に出て正々堂々と説明すればいい」であった。これにはいささか頭にきた。小沢氏の主張に具体的に正々堂々と反論する勇気もなく、反論する論理も根拠も持たない古館に「国会に出て堂々と説明しろ」と言われたくない。室井佑月女史(作家、コメンテーター)のゴミ売り記者に対して吐いた正論を見習ったらどうだ。男のくせに女の足元にも及ばない。

 本来なら、不明を恥じて謝罪し、責任を取って報ステのキャスターを降りるべきだ。そんな度胸もないだろう。小沢氏はどうみたって無罪じゃないか。

 無罪判決の暁には、「僕は局の方針に従っただけです、局の方針に反すれば、おまんまの食い上げになります。すみませんでした」、一方、TV局側は「古館君が勝手に言ってきただけです、局としては彼の発言を抑制したり規制するようなことは致しておりません。彼はそのうち辞めてもらいます」とお払い箱になればいいなあ(笑)。



http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/819.html

記事 [政治・選挙・NHK127] 小沢裁判の国民の怒りと、相変わらず性根が腐りカビが生えているマスコミ (かっちの言い分)
小沢裁判の国民の怒りと、相変わらず性根が腐りカビが生えているマスコミ
 作成日時 : 2012/03/20 21:38 :(かっちの言い分)


今日は、まだ昨日の小沢裁判の最終陳述の余韻が残っている。著名な人のブログを見ると、今回の弁護団の反論によって無罪となるようなニュアンスで書かれているものを散見する。しかし民主党が政権を取って以来、マスコミを含めて、事ある毎に小沢氏を攻撃する経緯を見てきているので、とても楽観的な気持ちにはなれない。

昨日は、小沢氏の弁護団の弁論と小沢氏の最終陳述を、唯一詳しく報道している産経新聞のWEB版で大よその内容を把握したが、小沢氏の最終陳述の全文は掲載されていなかった。その中で、小沢氏が手を振るわせて怒りを込めて述べたという記事の中の、「自分が検察審査員でも強制起訴の議決に賛成していただろう」という部分は、今ひとつ良くわからなかった。
小沢氏の陳述の全文はNHKのニュース記事の中で読める。これを読むと、産経新聞は、最も大切な小沢氏の話をカットしていることがわかった。そして、これを読むことにより、小沢氏の怒りの理由がわかった。産経新聞は、やはり検察が最も困る記述はカットしている。以下にその部分を示す。これを読むと小沢氏が検察審査員だったら云々の話が、手に取るようにわかる。これは悪を裁く検察の明確な犯罪である。数字を変えたフロッピーの改竄どころではない。これは正に真実と「真反対の嘘」を検察が組織的に共謀して作った犯罪である。直ぐにでも関係者を逮捕しないと、前田元検事との法の下の平等性が無くなる。

先に裁判長が田代検事による石川元秘書の違法不当な取り調べについて「個人的なものではなく、組織的なものであったとも疑われる」と指摘され、花崎検事による池田元秘書の取り調べについても、「利益誘導があった」「取り調べメモを廃棄した」と認定されたとおり、当時の佐久間部長、齋藤副部長、吉田副部長、木村主任検事ら特捜部あげての審査への誘導工作だったと考えられます。

 実際、東京地検が検察審査会の再審査に提供した、ほかの捜査報告書を見ると「小沢は3回にわたる取り調べでも合理的な説明ができず、不自然な弁解に終始した」「政治資金収支報告書に関する小沢の供述は虚偽である」「小沢の共謀を推認する積極的証拠となり得る」「小沢には本件不記載・虚偽記載の動機があった」等々「小沢有罪ありき」の推認の記述ばかりで、明らかに起訴議決をしないほうがおかしい、強制起訴すれば裁判でも勝てる、と誘導しています。

 仮に、それら捜査報告書と供述調書が、ほかの政治家に関するものであり、かつ私がそれを審査する検察審査会の一員だったとしたら、私も「起訴議決」と誤った判断をしていただろうと思うほど、強烈で執拗な工作であります。
加えて、前田元検事が「東京地検では証拠隠しが行われた。検察審査会では全ての証拠を見ていない」と証言したように、検察の「小沢有罪ありき」の見立てに合わない取り調べ結果は供述調書にせず、そのメモさえ審査会に提供しませんでした。
 そのような検察の手法には、司法の支配者然とした傲慢ささえうかがわれます。

今日はもう一つ言いたいことがある。今回の最終弁論を受けて、これだけの検察の犯罪が明らかになったのだからマスコミは何か言うのではないかと注目していたら、いつも小沢批判の先頭に立っていた朝日新聞、読売新聞は音無しであったが、毎日新聞だけは、以下のタイトルで社説を書いていた。

『社説:小沢元代表公判 意味あった法廷の審理』


興味ある方は読んで頂きたいが、社説の3分2までは、小沢裁判の検察の不当性などについて述べてある。ここまで読んで、毎日新聞もやっと小沢氏を批判して懺悔でもしたのかなと思っていたが、期待は裏切られたというか、やはりマスコミは何も変わっていないと思った。以下が社説の最後の部分である。

『ただし、検察の失態と今回の公判の意義は区別して考えたい。
 強制起訴を決めた際、検察審査会は「公正な刑事裁判の法廷で黒白をつける制度だ」と、刑事訴追に市民の意思を反映させる意味を強調した。確かに法廷で明らかになったことは少なくない。
 たとえば、元代表は「政治資金収支報告書は一度も見たことがない」と被告人質問で言い切った。「政治資金の収支を全部オープンにしているのは私だけ」と折に触れ繰り返していた発言は何だったのか。
 また、必要性に疑問符がつく4億円の銀行融資の書類に署名した点について「何の疑問も感じなかった」と述べた。一般人とはほど遠い金銭感覚は他にも随所でみられた。
 元代表は最終意見陳述で「いかなる点でも罪に問われる理由はありません」と述べた。もちろん、刑事責任と政治家としての道義的責任は、切り分けるべきだ。だが、法廷での元代表の発言などを通じ、改めて国会の場での説明責任の必要性が示されたことは指摘しておきたい。』

小沢氏は検察でも調べられ、半年も掛けて公開の裁判所での逃げも隠れも出来ない場で、指定弁護士から執拗に長時間質問され、裁判官からも質問され、それに全て答えてきた。毎日新聞は、最終意見陳述で「いかなる点でも罪に問われる理由はありません」と言ったことが余程気に食わなかったようだ。

毎日新聞は、「自分がやりました」と言わない限り「良し」としない。また、未だにオウムのように、国会の場の説明責任の必要性とほざいている。国会などよりはるかに厳しい裁判の場で、半年近く不当な尋問を受けていたのに何というバカどもであろうか。怒りを覚える。

ブログを書き出して2年程になるが、本当に言いたい決めの文は最後に書く。

毎日新聞の上記の社説で検察の不当性を述べているが、毎日新聞の一番言いたいことは「国会での証人喚問をせよ」と言いたいようだ。バカかと言いたい。いつまでもこんなカビの生えたようなことを言っている新聞社は消えた方がいい。


元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201203/article_20.html


http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/820.html

コメント [政治・選挙・NHK127] 弁護団の最終弁論はGood Jobだった。小沢氏の渾身の叫びが天に通じなければ日本はお終いである。(かっちの言い分)  赤かぶ
47. 2012年3月20日 23:57:09 : JtaMN012L6
とりあえず、あの滅茶苦茶な検察審査会法を通したのは、
自民党ですから。知ってますよね?

http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/785.html#c47
コメント [政治・選挙・NHK127] 弁護団の最終弁論はGood Jobだった。小沢氏の渾身の叫びが天に通じなければ日本はお終いである。(かっちの言い分)  赤かぶ
48. 2012年3月20日 23:58:23 : Ve13nsdMbg
どなたか小沢さんの最終弁論の全部が記載されている場所を紹介していただけませんか?
いつもの通りマスコミは検察にとって(ひいてはマスコミ自身にとって)当たり障りのないような部分しか伝えてないようです。
尊敬する阿修羅の諸兄諸姉、宜しくお願いいたします。

http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/785.html#c48

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