24. 50のおじん 2012年3月20日 17:28:49 : bo4eR3JZr3tUg : Y5P9lNT7tU
>>21
ひとつの組織が他の干渉を受けず、自由に活動する為には、その独立性を認める必要があります。しかし、完全に独立した組織というものは独善に陥り易く、時に暴走する危険を孕んでいます。その為、民主的コントロールを及ぼす制度が用意されている訳です。例えば、検察官適格審査会や弾劾裁判所などです。
今回の小沢公判の後に、それらの制度が機能するのか否かは不明です。組織であれ、制度であれ、そこに関わる人間によって左右されるからです。どれ程素晴らしい組織も腐敗し、それを監視する制度も機能しないという危険性からは逃れられません。
結局、どのような組織や制度に対しても疑いの目を向け、常に監視の手を緩めないことです。少しでも妙な動きがあれば、不断の努力で対処すべきなのです。この理は、三権分立の礎でもあります。
今、小沢氏等に対する不条理な攻撃に憤慨しています。しかし、それ以前の政治・行政・司法・マスコミの奇妙な動きに対しても同じように声を上げて来たでしょうか。反省することしきりです。
組織や制度を変えてみたところで、腐敗を完全に防ぐことは不可能と言わざるを得ません。常に監視を怠らない。何かあれば、声を上げ、行動に移す。それに尽きると考えます。我々自らが民主主義を体現していくより他に術はないのです。