53. 2012年1月22日 00:00:06 : uMYGxoQNSQ
福一事故以来、塩も摂取し過ぎると死に至る危険物質ということが、にわかに言われだした。
塩にそんな破壊力があるとは知らなかった。
核兵器よりも塩兵器を保有することを、多摩さんは真剣に考えた方がいい。
塩は核に対抗し得るそうだ。
日本人なら、核に対して塩で戦うくらいのことは平気でやるにちがいない。
日本人の根性と技術があれば、塩爆弾も実現するだろう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/359.html#c53
03. 2012年1月22日 00:02:19 : 6pSKW96O2U
乞食国家ニッポン
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/388.html#c3
07. 2012年1月22日 00:02:31 : EDbzLihP16
日本でも福島に人民を閉じ込めている。銃を使うか使わないだけwだろ。人民を食い物にし、死の危機に直面させている。
神戸大の山内先生が扉の向こうに1マイクロシーベルトの世界があると私は其の扉をあける勇気がないとするのに、福島市の渡利地区では30マイクロシーベルトの世界で幼子を連れ仕事の都合で動けない人を安全と欺き、何の援助も与えず、偽妄の結果陥る、自己責任の淵に、閉じ込める政府、市、県の当局の姿がある。自分の国をきちんとしてから人様の国を哂うべし。
『殺されると判っていても逃げ出せない国』、「人道支援」で自衛隊を派遣してやれよ。
http://www.asyura2.com/09/asia13/msg/849.html#c7
01. 2012年1月22日 00:07:52 : nimmEcBwfs
◎エネルギー関連有識者会議続報 推進派も反対派も主張の真意が問われ始めた(ビデオニュース・ドットコム)
◎http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002258.php
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/392.html#c1
04. 乃依 2012年1月22日 00:08:42 : YTmYN2QYOSlOI : K1PRMzDJF6
>>02
CISは慣れないのでね。リンクはオフにしているが、入れてはあった。
安全基準を超えた「内部被曝」(要精密検査)すでに4766人、異常値を示した人1193人 隠された放射能汚染を暴く
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/109.html
のウクライナについて
「平均寿命が20年縮む」(週刊現代)
はご確認ください。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/391.html#c4
07. 2012年1月22日 00:09:25 : xCKC9rBowQ
結局電気料金を上げて採算をとるわけだ。
また事故が起きたら補償金なんかで間に合わないので税金から補てんするし。
尤も保証額などはスズメの涙だし、被災者にすべて行き渡るわけでもない。
つまりどこをどう考えても貧乏人である一般庶民が負担せざるを得ない仕組みとなっている。
こんな国家和存在価値がない。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/380.html#c7
生活時の被ばく合算せず 原発作業員の健康管理に批判も
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012012101001722.html
2012年1月21日 17時38分 東京新聞
東京電力福島第1原発事故の収束に当たる作業員の放射線被ばく線量管理で、厚生労働省が作業時の被ばくだけを算出し、避難の際や日常生活での被ばく分を合算していないことが21日、分かった。今後本格化する除染作業も同様に合算しない。
原発、除染とも作業員の線量限度は「5年で100ミリシーベルトかつ1年で50ミリシーベルト」。厚労省は「作業と日常生活では被ばく量低減のための対策が異なるため管理上、分けて考える」と説明する。
しかし関係者から「事故後は避難時や生活での被ばくも無視できない量。健康上問題になるのはトータルの線量で作業と生活を分けるのはおかしい」と批判も出ている。
(共同)
05. 乃依 2012年1月22日 00:11:35 : YTmYN2QYOSlOI : K1PRMzDJF6
まあ、確かな統計は一般には公開されていないかもしれません。
調べてみると良いと思います。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/391.html#c5
54. 2012年1月22日 00:11:59 : tWauaT79nQ
塩はお清めだ。
汚い爆弾では無くて、キレイな爆弾が出来るかもな。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/359.html#c54
「複合被曝」垣田達哉氏
http://news.livedoor.com/article/detail/6210502/
2012年01月21日10時00分 提供:ゲンダイネット
<「外部被曝と内部被曝の“複合被曝”が問題です」>
「たばこは、健康のため吸い過ぎに注意しましょう、なるべく摂取しないようにと言うのに、発がん性物質である放射能は、健康に影響ありません、基準値内なら食べなさいと国が言っているんです。矛盾していませんか?」
と問う垣田さんは、長年、食品の問題に取り組んできた人だ。
被曝(ひばく)には、空気中の放射線にさらされる外部被曝と、空気を吸い、水や食物を食べることで放射性物質を体内に取り込む内部被曝がある。外部と内部を合わせた「複合被曝」が問題なのだ。
「日本では、外部被曝の所管は文部科学省、内部被曝は厚生労働省と、行政も縦割りになっていますが、私たちの体は分けられないですよね。ところが、食品安全委員会も、結局は縦割り行政を超えられませんでした」
食品安全委員会の7月の答申案では、外部・内部合わせて100ミリシーベルトだったのが、10月27日の厚生労働省への答申では、内部被曝だけで100ミリシーベルトと基準が緩くなった。
<なぜかタンや内臓は追跡対象外>
「科学が、政治的な思惑に屈してしまいました。だから、自分で自分や家族を守るしかないんです。影響がわからないというのは、安全という証拠もないわけです。ならば避けるのが一番。20年後に、実は影響があったと言われても取り返しがつきません。しかも内部被曝は、この数値までなら大丈夫ではなく、なるべくゼロに近いほうがいいんです」
子どもや若い人は、とくに注意して選んだほうがいい。それなのに、食べ物を選ぶための情報が圧倒的に不足している。その恐るべき実態を、本書は明らかにする。汚染わらを食べた牛の肉からセシウムが検出されたときも、市場に出回ったものを発見できたのは肉牛だけ。タンや内臓は追跡対象外のため迷宮入りだったという。
「このことを8月のテレビのスタジオ収録で話したら、タレントさんたちは驚いてましたが、放映では全部カットされました。野菜や米の検査も、規制値超えの食品を出さないために検査をしてるようなもの。検査が不十分で後から検出されてしまうから、売れなくなるんです。国は、消費者も生産者も、国民のことは守らず、東京電力だけを守っています。検査をもっと細かく実施して、実態を明らかにすることが求められています」
垣田さんが代表を務める消費者問題研究所編「放射能から子どもの『食』を守る方法」も同じ出版社から出た。
(WAVE出版 1400円)
▽かきた・たつや 1953年、岐阜県生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。消費者問題研究所代表。著書に「学校給食のための食品『安全・安心』マニュアル」「新・買ってはいけない4〜7」ほか。テレビ朝日系「そうだったのか!学べるニュース」「ビートたけしのTVタックル」などにも出演。
(日刊ゲンダイ 2012年1月18日掲載)
国家権力の横暴事例動画(ネットアルバイト Iwsu6F4qLUへの返答、笑)
コメントつけた脳なし(←能なしよりこれが相応しい)ネットアルバイトIwsu6F4qLUへの返答(笑)
職務質問 Japanese Police Harass Pedestrians
KeisatsuWatch
http://youtu.be/77tqaz_Vjuk
KeisatsuWatch さんが 2009/04/21 にアップロード
via xkousetsu (thanks!):
You can report police misconduct in Tokyo to the Public Safety Commission (kouaniinkai). It's all in Japanese, but here's the Comission's url that tells how to file a complaint against a police officer:
http://kouaniinkai.metro.tokyo.jp/osirase.html
職質中に交通事故
keisathu
http://youtu.be/pGFY2EXvYoQ
keisathu さんが 2010/11/19 にアップロード
不当な職質を受けてる最中に交通事故がっ!!
交通事故と職質どっちを優先させるか!?
職務質問 - Random police searches in Shibuya
KeisatsuWatch
http://youtu.be/5XFlkApGQ_U
KeisatsuWatch さんが 2010/04/12 にアップロード
via xkousetsu (thanks!):
You can report police misconduct in Tokyo to the Public Safety Commission (kouaniinkai). It's all in Japanese, but here's the Comission's url that tells how to file a complaint against a police officer:
http://kouaniinkai.metro.tokyo.jp/osirase.html
(Captions) French protester arrested in Japan, "Shoot & kill them" - extremist group to police
corruptinjustjapan
http://youtu.be/kid9mEhGKfw
corruptinjustjapan さんが 2011/09/14 にアップロード
A French protester along w/ his Japanese wife were arrested during an anti-nuclear protest, while an extremist group was shouting "shoot & kill them". They were not arrested. (Click to show more, TURN ON CAPTIONS FOR SUBTITLES!)
THINGS THAT WERE BEING SHOUTED W/ MEGAPHONES BY THE JAPANESE EXTREMIST NATIONALIST GROUP "ZAITOKKAI" (including threats):
"Get out of Japan, you criminals!
Arrest the criminals! (Arrest them)
Shoot and kill the criminals! (Shoot and kill them)
Throw the criminals into the nuclear reactor alive! (Throw them into the nuclear reactor!)
Throw out this disgusting worm out of Japan! (Throw him out!)
Hurry up and arrest him already! What the hell are you people being the police for?
(Protestors get arrested)
Hurray! An arrest! Banzai!
Congratulations!
Congratulations!
Shoot and kill him! (Shoot and kill him!)
Shoot and kill the criminal!
Don't just weakly arrest him, shoot and kill him instead!
This guy could be carrying a knife!
Don't just arrest him, shoot and kill him already!"
WHAT IS HAPPENING: This nasty and ugly scene was created by a Japanese ultra-nationalist fascist organization called "ZaiTokkai". They are shouting abusive language with megaphones at a nonviolent French anti-nuclear protestor and his Japanese wife, and encouraging the police to "shoot and kill" them. These two nonviolent protestors actually get arrested by the Japanese police, while this abusive, extremist hate-group shouting abusive and threatening language with megaphones in a threatening manner is not even as much touched by the police. They walk free, while the innocent nonviolent protestors are arrested by the police.
The French protestor and his Japanese wife were reportedly kicked in the stomach by the hate-group while they were being restrained by the police, yet the police did nothing.
CORRUPTION IN JAPAN is very real and the ultranationalist-friendly Japanese police tend to side with such extremists and ultranationalists. Innocent people are arrested for seemingly no reason other than for ideological biases, while the real violent hate-criminals are let go and ignored by the police.
FOREIGNERS THINKING OF VISITING JAPAN should be vigilant, lest they receive violent threats, harrassments and treatments from violent hate-groups such as this group that are not targeted by the police and possibly get arrested for no reason by the corrupt Japanese police.
WE HAVE THE RIGHT to peacefully protest and peacefully co-exist whereever we live without being harrased and violently threatened by extremist hate-groups, especially in democratic, developed nations such as Japan.
HELP SPREAD THE WORD ABOUT CORRUPTION IN JAPAN! SPREAD THIS VIDEO TO EVERYONE YOU KNOW! SPREAD THIS VIDEO TO ANY MEDIA ORGANIZATIONS! JAPAN IS STILL NOT A SAFE, FREE PLACE TO LIVE, NEITHER FOR FOREIGNERS OR FOR THE NATIVES!
Unfortunately, this video will NOT likely be shown in the mainstream Japanese media. Ever. So we do need everybody's support to spread this video.
In Japanese:
犯罪者は日本から出ていけ―!
犯罪者は逮捕しろ―!
犯罪者は射殺しろ―!
生きたまま刑務所にたたきこめ―
このうじ虫を日本からたたき出せ―
さっさと逮捕しろよ、何のために君たちは警察官をやってるんだよ!
(ここで逮捕される)
バンザーイ!
おめでとうございまーす。
おめでとうございまーす。
射殺しろ―!
犯罪者を射殺しろ―!
逮捕なんて生ぬるいことやってないで、射殺しろよ!
こいつナイフもってるかもしれないだろ
逮捕じゃなくて射殺しろよ。
Threats and intimidation are illegal under the Japanese law, Article 222:
第222条
1. 生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。
2. 親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者も、前項と同様とする。
http://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC222%E6%9D%A1
A person announcing or threatening to kill a person could be fined for under 2 years in prison time or under 300,000 yen in fines. Yet there is no news that the people who were threatening to kill the protestors have been arrested by the police.
不愉快な職務質問 問題では
MDNwithnipism さんが 2011/11/27 にアップロード
2011年11月26日 15:49の状況
http://youtu.be/PaHZQkqR-F0
MDNwithnipism さんが 2011/11/27 にアップロード
2011年11月26日 15:49の状況
職務質問 兵庫県警新港交番 検閲対策版
minatotetsudo
http://youtu.be/hm0ZQVVacYE
minatotetsudo さんが 2011/02/05 にアップロード
俺の目を盗みやがったな。
http://minatotetsudo.wordpress.com/
職務質問 兵庫県警新港交番(削除済)
http://www.youtube.com/watch?v=5imHkP7IyGI
動画中の警察官から公開の同意は得ているのですが、警察官から公務のプライバシーを侵害しているとの申し立てがあり削除されたようです。
07. 2012年1月22日 00:16:51 : xCKC9rBowQ
原発の安全向上策は素人である私でも提案できる。
その内容は、即時停止し廃炉にする。
問題は核廃棄物であるがこれは専門家でもわからない。
当然私でもわからない。
金のためとは言え欲の皮のつっぱった連中が困ったものを作ったものだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/381.html#c7
汚染砕石:小中・幼稚園工事にも 母親「低線量だが心配」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120121k0000e040177000c.html
毎日新聞 2012年1月21日 13時23分(最終更新 1月21日 13時36分)
福島県浪江町の砕石を使った二本松市の賃貸マンションなどから高放射線量が検出された問題で、砕石が耐震工事などで使われていた市立小中学校と幼稚園では、安全性を確認する対応に追われている。市は、健康上問題はないとするが、保護者からは「子供を思うと心配だ」と戸惑いの声が上がっている。【宗岡敬介、深津誠、鈴木梢】
二本松市によると、学校での使用が判明したのは、旭小▽小浜小▽岳下(だけした)小▽二本松第三中の市立小中計4校。いずれも線量は周辺(0・41〜1・28マイクロシーベルト)よりも低かった。市は20日、臨時校長会を開き、砕石が使われた学校それぞれの線量を説明。小泉裕明教育長は「線量は低いので問題はなく、学校生活に支障はない」と参加した校長に話した。
このうち旭小は、通学路の補修や校舎の耐震工事で砕石が使われていた。同校の土屋光啓校長は「保護者に経緯を説明し、今後も定期的に線量を測っていく」と話す。
小浜小でも、教室窓枠などの耐震補強工事で生コンが使われていた。学校側は冷静に受け止めているが、保護者からは不安の声が上がる。長男(11)と次女(6)を通わせる主婦(42)は「子供たちには普段からあまり外で遊ばないように言っている。線量には気を使っており学校で使われていたとは驚いた」。5年生の長女(10)の母親(38)は「線量は低いようだが、やはりショック。どこまできめ細かなチェックをしているのか」と入念な調査を求めた。別の母親(39)は「心配はぬぐえない。学校側がどう考えているかを聞きたい。何か説明があってもよいのでは」と話した。
市立戸沢幼稚園でも、敷地内の通園路と職員駐車場の修復工事で砕石が使われた。工事場所の放射線量は最高で毎時0・81マイクロシーベルトで、周辺の0・66マイクロシーベルトに比べて高かった。市は「計測器の誤差の範囲で問題ない」と話すが、園長は「まさか同じ石が使われているとは思いもしなかったし、それが原因で放射線量が少し高いのではないかと考えてしまう」と困惑する。同園は今年4月に移転することが決まっており、保護者の代表と話し合い今後の対応を決めるという。
07. 2012年1月22日 00:20:29 : BIgfJMRMNE
秋元は何がしたいんだ?
ハーレムでも作って王様気取りになりたいのか?
「川の流れのように」を作詞した時は、「良い歌詞書くな」と感心したものだが、どこで狂った?
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/580.html#c7
07. 乃依 2012年1月22日 00:20:41 : YTmYN2QYOSlOI : K1PRMzDJF6
安全基準を超えた「内部被曝」(要精密検査)すでに4766人、異常値を示した人1193人 隠された放射能汚染を暴く
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/109.html
「平均寿命が20年縮む」より、ウクライナでは
>>19年で700万人もの人口減、その減少率は13%にもなる。
とあるから、少なくとも13%といわねばならない。
自然人口増加を考えるとより大きい。
疾病などを考えると、過半数が影響を受けることになる。
その旧CIS でも、汚染物質の焼却は
固く禁じたのだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/389.html#c7
福島原発の放射能,被曝,子供が心停止で突然死!続々報告!政府マスコミは隠蔽!(日本語訳) Arex Jones・米国TV番組 12/28 ←動画リンク
http://junebloke.blog.fc2.com/blog-entry-318.html
< 日本語訳:Jo2Rayden >
Alex Jones:
バズビー博士は、科学物理学者で、BBCやEUの専門部会に忠告をしており、アイルランドのオルスター大学で尊敬されている客員教授であり、本日はこの番組に電話出演していただきます。
バズビー氏のいくつかのウェブサイトで情報が公開されていますので、検索して観ることができます。私は、警鐘を鳴らさなければいけませんが、バズビー氏の当番組への出演により、注目を浴びることになり、大衆が実際に聞くことになるでしょう。
放射線同位元素の測定値があり、それがメルトダウンを明示しています。原子炉用の核燃料棒が、空に爆発飛散していますが、隠蔽されているのです。
これは、チェルノブイリより更に悪い!
そして、バズビー氏がこの番組に出た時は、我々は非難されたのです。人々が言いました。“ほんとに見苦しい。そんなのは、本当じゃない!”と。
1か月後にそれがニュースになると、表に出ていたトップ科学者は辞任し、日本の首相も辞任しました。彼らは隠蔽していたのです。
日本の中央部から南へ人々の大移動がありました。
それなのに政府は安全だと言い、国民は馬鹿だとした。
放射能中毒の関連死が、報告されているのにですよ!
フクシマ50が、そこに残りました。
そして、今は、見えないから、関心がなくなっている。
我々に報告を頂きたい。2011年の災害の記録を残す準備の為、そして、福島原発事故からどれだけ時間が経ったか正確な記録の為、バズビー博士に、何が起きたのかを要約して説明いただきます。新たな災害が起きていることについて、その将来がどうなって行くのかについてです。
博士、ご出演ありがとうございます。
Dr. Busby:
こんにちは。将来、人々はこれを思い返して、日本の原発事故は、おそらく人類史上最も深刻な社会の健康被害事故として認識されるでしょう。
膨大な量の放射能が放出され、そして、いまだに日本北部の広大な地域を汚染しています。最近、日本政府により、原発で何が起きたのかという、その経過報告がされました。
私は、ここで言わなければなりません。
原発事故が起きてすぐに、BBCやITNで、最初に私がした総ての予想が正確だった事が、これで証明されたのです。
それにも関らず、あなたが先に言ったように、誰もが言いました。“この予想は、脅かしていて見苦しい。”“この男は間違っているし、でっち上げだ。”などと。
これも言わせて下さい。誰もこの事について、私に謝罪しませんでした。この非難の影響はひどいものでした。
原発で何が起きているのか誰にもわからないのです。
間違った質問がされ、その答えが戻ってきてないのです。
Alex Jones:
トワイライトゾーンのようなコメントが、ガーディアン新聞の人達により、言われているのが、福島原発の4つの原子炉が、驚くほど、ざわざわしているのです。
Dr. Busby:
はい。ですから、ジョージ・モンビオ氏が、ガーデイアン誌のコラムで、二週に渡って、私を個人的に攻撃し、中傷や戯言や嘘をつきました。
イライラさせられても、私には何もすることができないのです。ガーデイアン誌は、その事についての私への返答を拒否しました。
私にしてみると、この事は全世界的に行われている活動の一部であり、都市の電力供給や現代文明の為の総ての問題解決の方策として、"核"を使用するためです。
私の懸念は、現代文明が、何か悪い指示を出して、この社会に住む人々を殺しているのです。社会の仕組みが、人々を殺しているのです。
それは、あなたがよく話されていることです。私も実際に、あなたに同意します。
システムそのものが、持続可能ではないのです。絶対に間違いなのです。
原子力発電だけでなく、権力構造も含まれる経済構造の仕組みを、なんとかしなければならないのです。
世界中の人々にとって、これでは生存出来なくなる。非常に恐ろしいことなのです。
Alex Jones:
例えばですね、30年前にこの課題について、代表的な経済学者と話しました。米国や英国政府、他の国でも、失業率やインフレのとても正確な経済学的数値を出していました。
いまは、完全に偽の数値を出して、失業率が8.9%とするが、実際は22%以上です。
インフレが3%だと言い、実際は11%以上なのです。
いま、支配階級の人達は、ほとんど狂っているのです。
放射能を吸っている子供たちがいる。
86年のチェルノブイリでは、彼らは本当の努力をしました。
人々が、被曝した食べ物を避けるよう、少なくとも6カ月は牛乳を飲まないようするように伝えようとした。
いま、日本の支配階級は、それをしようともしない!
Dr. Busby:
ええ。ソ連では、努力していました。
福島原発事故の当初は、誰もがチェルノブイリのようにはならないと言っていた。
実際は、ソ連の専門家は、チェルノブイリから人々を、素早く避難させました。
彼らは、本当に最善を尽くしました。
ここで見えるのが、ほとんどまったく皮肉で犯罪的な方針を言い、膨大な数の人々を犠牲にして、"核"の未来を守ることを追求したのです。
私には、どうしてこうなったのか、よくわからないのです。
人々が私になんども聞いてきます。“彼らの子供たちが、この人災にさらされて苦しむ結果になることを、どうして彼らは認めないのか?”
彼らは、認めない様なのです。
これは今、西洋社会がソビエト化(統制化)していく歴史のある種の蘇りなのです。
大新聞社のガーデイアンのジョージ・モンデオ氏が、このことを書きつつ、原発推進論へと変換させている。
彼らが、この隠蔽システムの一部のようで、スターリンの最悪の時代よりさらに悪い。
ですから、何が起きていくのか知るのは、本当に難しい。
Alex Jones:
どうなっているのか非常に良い説明をされましたね。本当の歴史分析をすると知らなかったことが認められる。なぜなら、隠されていたからですね。
なにが起ったのですか? 9カ月、ほぼ10カ月前の2011年3月11日の津波のことに戻して、6つの福島の原子炉に、なにが起ったのですか?
Dr. Busby:
私が言えるのは、こうです。
非常に大きな地震が起り、地震が原子炉に損傷を与えた。津波が来る前です。
この損傷が、原子炉への循環冷却装置を断絶させた為、冷却水が沸騰し始め、炉心溶融が始まり、メルトダウンした。
地震の時、自動的に原子炉を自動停止し、バックアップ発電システムが、循環冷却を続けることになっていましたが、津波の水によりそれが一掃されてしまった。
それは正しい発表ですが、これが問題ではないのです。
なぜなら、次に起った(3号機)核爆発と(1号機)水素爆発が、原子炉を、最初の1週間で破壊してしまった事、が問題だと思います。
そして、とても離れた東京の南側でも、その放射能レベルは、各種放射線観測器で計測してわかったのです。放射能レベルが上昇し、高く一定しているのを見ることが出来ます。
津波後の週の月曜日です。
その当時、我々は原子炉がメルトダウンしているのを判っていたのです。
しかし、その時、国際原子力機関、東電、日本政府は、まだ問題はないと人々に伝え、原子炉圧力容器が保たれていると言ってのけた。
Youtubeのビデオをみれば明らかなのに、この事実は興味深く、憂鬱にさせられますね。今や、ニュースは、新聞からでなく、Youtubeから得なければならないのですよ。
Youtubeのビデオを見ると、3号機原発の爆発はとても大きく、水素爆発では有り得ないのがわかります。
ですから、私は、その時、これは核爆発で、チェルノブイリ原発の爆発と同様だ、と言ったのです。
Alex Jones:
ところで、この番組に招いた物理学者が、“そんなことは有り得ない。”と言っていました。
別の物理学者に聞くと、“有り得ない!有る程度の(臨界)レベルにならないと小さな爆発すら起きない。”と言っていました。
ですが、あなたはそれが起り得るとすると発言されている物理学者ですね。
マスメディアは、有り得ないと長い間、論じていますね。
Dr. Busby:
彼らが、有り得ないと言うのは、有名な英国の物理学者が、1959年のチュクチ海でのチャリオットで起きた有名な爆発について論じているからです。
使用済み燃料の爆発はこれに似ていて、彼は、そんなことは起り得ないとしていたが、実際に起きたのです。私は、その爆発が起きた原因は・・・。
Alex Jones:
バズビーさん、すみませんが、CMですので、ちょっと待って下さい。
フクシマの話に戻り、いま何が起きているのか、そして別の災害についてのお話を頂きます。
バズビー博士は、どの様にその核爆発が起きたのかについてお話しされようとしていました。もちろん、最初に博士が、放射性同位元素が検出報告されたとき、彼らは、この爆発があった時にのみ、その元素の検出がある事を認めざるを得なかった。
Dr. Busby:
はい、その通りです。我々は、すぐに“彼らがこの放射性同位元素が、この種の爆発により発生するのがわからない”のだと判りました。ここが重要な点なのです。
実際に、少なくとも、ひとつの原発で核爆発があり、プルトニウムとウランの混合MOX燃料ですからね。
温度が上昇し過ぎると、何が起きるかと言うと、そのうち一つが違う温度で溶け落ち濃縮し、原子炉格納容器の冷却部分の格納タンクに入ってしまう。
もちろん、臨界質量の数キログラムが必要になり、そして核爆弾になる。ですから、それにはメカニズムがあり、簡単に説明できます。
まるで、アルコールを水で蒸留するようなもので、プルトニウムをウランで蒸留するのです。温度が合わないだけなのです。総てのプルトニウムは、一か所に集まるのです。
Alex Jones:
爆発が周りで起きており、警戒できる爆発だったかもしれなかったですよね。
Dr. Busby:
その状況下では、わからないことが多いのです。実際、科学者ですらわからないのです。
私が指摘したいのはそこなのです。
物理学者が、数学的に世界を縮小して、世界を説明するのに有効だと信じている簡単な方程式で計算する。実際には、よく、時に間違うのです。
なぜなら、思いもよらないことを排除しているからです。
Alex Jones: カオス論ですね。
Dr. Busby:
ええ、そうです。その通りです。思い出してください。
物理学者は、95%の宇宙の中身を知らないのです。
彼らは、それをダークマターと呼び、何だかわかっていないのですよ。
彼らが、原子力発電所やその計算について語るときに、どうやって彼らを信じればいいのでしょうか? とても興味深い疑問なのです。
Alex Jones:
事実ですね! 博士。今では、ブラックホールがあり、クエーサーや恒星の爆発、証明されたものにノーベル賞が渡されていますね。
エネルギーは、それらのためにあることを発見し、それこそがダーク・マターなのだと。
Dr. Busby:
その通りです。ダーク・マターは、まるで、呼び起された“悪魔”のようなものです。
多くのとんでもない方程式を掛け合わせて、これが答えを導き出すと言うのです。 そして、5%の答えだけ判り、残りは“悪魔”だと言うのです。
それを、“ダーク・マター”と呼ぶのです。
私が観た限り、ガリレオ時代の初期の教会と大して変わらないのです。
Alex Jones:
人類は、多くのハイテクを手に入れましたが、ほとんど何が何に関連しているのか判っていないのですね。
Dr. Busby:
それが真実でしょうね。前世紀は、物理学の世紀だと思いますね。そこで気づくべきでした。物理学は、非常に力のある道具ですが、負の道具でもあるのです。
物理学者が話す、魔法の様な考えを、人々が信じるのを止める時なのです。常識的に、そうじゃないからです。
放射能や健康への影響は、私の専門分野で、確かに違うのです。福島原発事故の結果として、多くの人達が亡くなり始めるでしょう。しかし、現在は、彼らは誰も死んでないと言う。
Alex Jones:
私は、原発で働いていたときに亡くなっている、日本の報告を見ました。何かの原因で亡くなったと。
Dr. Busby:
もちろん。彼らはそういうでしょう。チェルノブイリでも同じように言っていました。
我々は、【フクシマと健康−何が起きるのか?】と言う本を、ちょうど出版しました。
チェルノブイリ事故後の調査が基になっており、我々は、フクシマで何が起きるのか判っているのです。もう既に、起っているのです!
私は、Eメールを定期的に受けっとっており、そこには、“人々が、ポックリ亡くなった”とか、“学童がポックリ亡くなった”とか、“1分後に心臓が止まり、そして亡くなった”とかです。
これはまさに、チェルノブイリで我々が見たのとまったく同じなのです。なぜなら、セシウムが心臓の筋肉に蓄積され、心筋を破壊するからです。そして、確実に有る程度の心筋が失われ、心臓が機能しなくなる。
そして、心臓発作で亡くなるのです。
Alex Jones:
驚くべきことですね。最新のフクシマの話に戻って頂けませんか、CMの後で。
博士の本があるのを存じませんでしたので、みなさんにその本を読んでもらって、学校の友達にも貸してあげていただきたいですね。
その本についても必ずお話ししたいですね。
何が最新の状態なのですか?
日本政府は、福島原発を安定させたと主張していて、この9ヶ月間、そればかり聞いていたからです。
Dr. Busby:
それは、ごまかしの演説ですね。安定化とは、これ以上悪くならないという意味の“安定”なのです。誰かが言っているような“安全になった”と言うのは間違いなのです。
我々は、先月も核分裂生成物・キセノンの同位体を計測しています。この放射性同位体は、半減期がとても短くつまり継続して“核分裂”している証明なのです。
核燃料がメルトスルーして、圧力容器と格納容器を抜け、地面にめり込んでいるのは確かでしょう。ロシアTODAYは、“地面の割れ目から水蒸気が上がっている”と報道した。
ですから、深刻な状態を示しているのですが、彼らは、ただただ事故を小さく見せようと試みている。なぜなら、彼らは、世界中の原子力の発展へのダメージを抑えたいからです。
Alex Jones:
私にわかるのは、彼らには隠蔽の歴史があり、そして安全でないと言うことです。
Dr. Busby:
そうですね。正しいですね。そして、その歴史は継続していくのです。
Alex Jones:
物理学者を責めるだけではないのです。博士も物理学者ですが、この話が出来る。
見てください。 彼らは、25年前には、劣化ウランを戦争に絶対に使うなと言い、広範に広がる“緩慢な殺人”兵器で、“遅発殺人”だから、使ってはいけないと言った。
そして、'91年になり、我々はこれを使用すると言いだした。今は、兵隊たちにとり、有利な兵器だと言うのです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/396.html
福島第1原発:最悪シナリオ封印 菅政権、なかったことに
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120122k0000m010073000c.html
毎日新聞 2012年1月21日 21時07分
東京電力福島第1原発事故で作業員全員が退避せざるを得なくなった場合、放射性物質の断続的な大量放出が約1年続くとする「最悪シナリオ」を記した文書が昨年3月下旬、当時の菅直人首相ら一握りの政権幹部に首相執務室で示された後、「なかったこと」として封印され、昨年末まで公文書として扱われていなかったことが21日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。
民間の立場で事故を調べている福島原発事故独立検証委員会(委員長・北沢宏一前科学技術振興機構理事長)も、菅氏や当時の首相補佐官だった細野豪志原発事故担当相らの聞き取りを進め経緯を究明。(共同)
20. 2012年1月22日 00:26:52 : UC8c4iia9M
うまい棒で物納は出来ますか?
もう、ため息すら出ません。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/690.html#c20
4号機とセシウムの基礎知識(5) 危険性
http://takedanet.com/2012/01/4_37ea.html
平成24年1月21日 武田邦彦(中部大学)
福島県を中心として飛散しているセシウムは相変わらず「やや危険」なレベルにあります。1月2日に400ベクレルを超えたセシウムは、その後、少なくなってきましたが、また中旬には200ベクレルを超えるまでになりました。
グラフの縦軸は1平方メートルあたりのベクレル、横軸は1月の日にちです。このブログに書いたように、この状態は10月、11月とセシウムがほとんど観測されなかった時と全く違いますし、1平方メートルに200ベクレルという量は、葉物野菜で言えば、2,3日、この状態が続くと食材の規制値(内部被曝だけで1年1ミリ)を超えるほどの量です。
原因としては、「風向き、風の強さ、雨の状態」などから、もっとも可能性のあるのは焼却炉などからの2次飛散と考えられます。風の強い日は増えず、福島原発からの風向きでは説明できず、雨の日は少ないことから見て、言えます。
その後、読者の方からの情報などを元にすると、放射性物質を含む瓦礫やゴミの焼却は実に杜撰で、「1立方メートルあたり0.002グラムしか灰が飛んでいないから大丈夫」などと自治体はコメントしていますが、それは「放射性物質ではない、一般的な毒物」の場合です。
セシウム137は1グラムで3兆2000億ベクレルですから、0.002グラムというとセシウム137で実に60億ベクレルを超える量です。焼却炉の煙の中の灰がすべてセシウム137ではありませんが、「測定していない」ようなのです。また、焼却灰を見てみるとセシウムで1万ベクレル(1キロあたり)を超えるものが多く、これは法律で「取り扱ってはいけない放射性物質」になります。
完全に焼却炉は「違法状態」にあるのです。福島原発事故が起こってから、自治体は東電に遠慮して、目を覆うばかりです。これほどの違法を繰り返すのが日本の自治体だったかと思うと情けなくなります。
・・・・・・・・・
ところで、4号機ですが、4号機のプールには使用中と使用後の核燃料1500本があります。これが地震などで倒壊して原子炉建屋の中に落ちた場合、1)部分的に小さな核爆発がおこる、2)下に落ちてから放射線の灰が飛び散る、の2つが考えられます。
核爆発の方は起こっても極めて小さく、わずかな中性子がでるだけと考えられます。核爆発が起こると燃料と燃料の間にある水が沸騰して燃料間の距離が離れますので、瞬時に核爆発は収まります。
第二次世界大戦中、ハンフォードなどのアメリカの施設で爆発事故がありましたが、このような爆発では数10人が死ぬことがあっても、原発の外まで影響が及ぶような規模はありませんでした。
つまり、広島の原爆のようなものは、1)金属の固まり、2)ウランの濃縮度が90%ぐらい、と爆弾向きなのであれほどの爆発をしますが、4%程度の濃縮度のウランが燃料棒の中に入っていて、お互いに強くバインドされていない時には、大規模な核爆発は生じないと考えられます。
落下した燃料棒はかなり損傷しますから、そこから放射性物質が飛散しますが、これも3月の飛散量に比べれば、多くても10分の1以下にとどまるでしょう。従って、4号機の崩落は「逃げなければならない状態にはならない」と考えられます。
つまり、4号機の危険性より、現実に住んでいる近くに落ちてきているセシウムの方が今のところずっと危険です。まずは被曝しないようにすることです。一度、日本の大地に降り注いだ放射性物質が、再び舞い散るということは、長い間、内部被曝をすることですから、これは新しい危険と言えるでしょう。
また、東京などでヨウ素とセシウムが発見されています。6月からの様子を見ますと、医療用、他の原発など、かなり杜撰な管理をしている可能性がでてきました。そうなると、ECRR(ヨーロッパ系の専門家)が言っているように、もともと日本で30万人がガンで死ぬ内、かなりの部分が被曝によっているという意見も少し気にしなければならないでしょう。
01. 乃依 2012年1月22日 00:27:30 : YTmYN2QYOSlOI : K1PRMzDJF6
野田政権は、菅政権の隠蔽を継続し、
さらに、がれき焼却で、
日本中に汚染を広めようとしている。
おそらく、福島の被害を埋没させようとしているのだろう。
狂気としか思えないが、そう思い込んでいるのか。
基準以下の廃棄物 処分を要請(NHK NEWS web)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/390.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/397.html#c1
13. 爺さん 2012年1月22日 00:27:40 : pkMRoq8j2xu8g : BnOIBqdFLA
参考
オメガ3フィッシュオイルの子供での副作用。
http://www.livestrong.com/article/67826-side-effects-omega-children/
水銀中毒
水銀について医薬品レベルの高品質オイルを選ぶこと。
便通
推奨量以上の亜麻仁油を与えるときは、軟便、下痢、ガスをもたらすことがある。
厚皮症、全身性硬化症の子供は、便秘になることがある。
子供には亜麻仁油は避けた方がよい。
統合失調症(分裂病)や糖尿病の場合、しばしばアルファリノレン酸をEPAとDHAに体内変換できないので、アルファリノレン酸の亜麻仁油は効果がない。魚油の方が良い。
投薬の相互作用
亜麻仁油は他の薬剤の吸収率に影響する。
オメガ3はコレステロール値と血圧を下げる。これらについて投薬治療を受けている場合は、摂取方法を調整する必要がある。
糖尿病でインシュリンを投与しているときは、必要インシュリン量に影響する。
アレルギー反応
亜麻仁や魚にアレルギーがある場合のアレルギー反応は、
かゆみ、腫れ、発疹、じんましん、喘鳴音、呼吸困難、嚥下。
これらがおきた時は医師に見てもらうこと。
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/906.html#c13
14. 2012年1月22日 00:28:44 : xCKC9rBowQ
武田センセイについて、
かつての御用学者から転向したとみられてもよいと本人は言っていましたが、最近また少し怪しげになってるようです。
ただ去年の活動に対しては評価できるものがかなりあったと思っています。
本人は学者と言っているのですから学者の名に恥ずかしくないまともな発言を続けていただきたいものです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/383.html#c14
21. 2012年1月22日 00:31:11 : OSyFrsa8TM
福島原発の放射能,被曝,子供が心停止で突然死!続々報告!政府マスコミは隠蔽!(日本語訳) Arex Jones・米国TV
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/396.html
86年のチェルノブイリでは、彼らは本当の努力をしました。
人々が、被曝した食べ物を避けるよう、少なくとも6カ月は牛乳を飲まないようするように伝えようとした。
いま、日本の支配階級は、それをしようともしない!
Dr. Busby:
ええ。ソ連では、努力していました。
福島原発事故の当初は、誰もがチェルノブイリのようにはならないと言っていた。
実際は、ソ連の専門家は、チェルノブイリから人々を、素早く避難させました。
彼らは、本当に最善を尽くしました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/843.html#c21
55. 2012年1月22日 00:34:34 : yC4Dh9Bj2w
(測定値が)急上昇?(前後の数値がわからないので上昇かどうか不明ですが)した理由は、39に書いた通り、
・半減期が短いため、降下後すぐに計測すれば高い値が出やすい
・晴れの日が続いた後は浮遊量が多いため、高い値が出やすい
この2点です。
半減期が短いため、降下物測定で正確な値を出すのは困難と思われます。
しかし、日本各地で行われている空間線量のモニタリング結果から、
・雨が降ると空間線量が上昇し、
・数日雨が降り続くと元に戻る、
という傾向が全国どこでも見られるはずです。
これは、
・半減期の短い核種が降ってきて、地上で崩壊する
・地上で崩壊しきった後は放射性物質がなくなり、地上の線量が減る。
・長期間雨が降り続いた場合、上空の放射性物質がなくなるため、
それ以上線量はあがらない
という現象が起こっているためです。
降って来たものの大部分が半減期の長い放射性セシウムであれば、
このような現象は発生しません。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/359.html#c55
02. 2012年1月22日 00:35:51 : WDXVTlrXQw
実は現在の状況、「最悪シナリオ」通りだったりして…。
◎作業員全員が退避せざるを得なくなった→退避を許さず今だ踏み留ませている。
◎放射性物質の断続的な大量放出が約1年続く→盛大に大量放出中。
なんて事になっていないのを祈るばかりです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/397.html#c2
02. 乃依 2012年1月22日 00:38:31 : YTmYN2QYOSlOI : K1PRMzDJF6
原発ならば国からカネが出るということだろう。
この政治を変えなければ、下請けの電力会社には、何も変えられないだろう。
ただし、それは、大国の思惑、核戦略自体に関わってくる。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/392.html#c2
06. 2012年1月22日 00:39:23 : eFrNJLTixg
日本の持っているアメリカ国債を処分出来て良いじゃないか
何を言っているんだ
馬鹿も休み休みに言え
日本大儲けじゃないか
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/706.html#c6
03. 2012年1月22日 00:39:27 : SzSQU0fir2
TPPに参加しなくても、英語公用語化は、いずれ避けて通れないだろう。
主要大学の授業はすべて英語で行われ、センター試験の代わりに、TOEFLやSATが導入されるかも知れない。大手企業の仕事は英語がベースとなり、外国人を積極的に雇うだろう。
高校も英語ベースの学校と、日本語ベースの学校に分かれていくだろう。そのため、中学から英語で授業を行う中高一貫校が有利になる。
トップクラスの生徒は欧米の大学に進学するだろうし、(もはや留学とはいわない)日本国内の優れた大学なら、海外から優秀な生徒を集めることも出来る。
だから、大学改革は一刻の猶予はない。
そうなると、現地語(日本語のこと)しか話せない原住民と、英語中心の生活を送る日本人に分断されるかもしれない。悲しいかな、これは時代の流れであり、必然でもある。むしろ、それを積極的に受け入れ、時代の波を乗り越えよう。
英語はもはや国際語である。地球標準言語になりつつある。
おそらく、大学改革に歩調を合わせるかのように、小中学校も変わる。
教育基本条例は、政治の強い力で日本の教育を変化させるツールとなる。
また、グローバリズムの流れに反するようだが、国家・国旗は日本人の最後の
アイデンティティとなるだろう。言葉を奪われた国民にとって、守るべき砦なのだ。橋下氏は先の先まで読んでいる。10年先の日本の姿を見て、まず大阪から変革しようとかんがえていると思う。
現状維持の政治を選ぶか、未来志向の政治を選ぶのか、問われている。
08. 2012年1月22日 00:41:43 : QIPCQQQAHg
S&Pの立ち入りは良いと思う、根拠が不透明で市場操作し金を儲ける八百長会社。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/695.html#c8
06. 2012年1月22日 00:42:54 : xCKC9rBowQ
>>02&03=GPU7VyxpsU
もう少しまともな書き方はできないものでしょうか。
阿修羅のレベルを貶めると思うし、読んでいて不快に感じます。
他にもっとひどいコメントがたくさんありますがその方たちは話しても分からない方たちだと思い、GPU7VyxpsUさんはまだましなほうだと思えますのであえて書き込みました。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/391.html#c6
07. 2012年1月22日 00:51:11 : rdFABfdk2U
>もう少しまともな書き方はできないものでしょうか。阿修羅のレベルを貶めると思うし、読んでいて不快に感じます。
最近、2ちゃんねるで書き込みしている連中がこっちの移動してきているよね。コメントが短文、ワンフレーズだから分かりやすい。もともと自民党の「ネットサポーター」というジジイがはじめて、それをバイトで請け負うバカでてきて、真似する連中が増殖した。議論にならないから、管理人さんは、この手の連中の書き込みは規制すべきだよ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/391.html#c7
下水処理施設で放射性セシウムが出続けている
http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/01/21/6300964
2012/01/21 17:43 私設原子力情報室
前の記事で、ヨウ素131の検出状況を確認するために、東京都下水道局のデータを確認しました。
「2012/1/2〜5」のデータhttp://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0587.htmを見て、ちょっと愕然としました。
セシウム134とセシウム137の値が、ありかわらず高いのです(汚泥焼却灰のデータ)。過去データhttp://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0520.htmをざっと見ましたが、昨年5月に発表が始まって以来、汚泥焼却灰の放射性セシウムは、変動はありますが、基本的に高いレベルが続いています。
放射性セシウムは、土との親和性が高いので、一旦地面に落ちると、そう簡単に土からは離れないと言われていますが、それでもこの値。アスファルトやコンクリートが多い、東京ならではの現象なのでしょうか…
環境中にある放射性物質が、少しでも下水処理施設に集まって、安全な場所に保管されるなら、それはそれで悪いことはありません。
しかし、下水処理場で汚泥としてつかまえられている放射性物質は、全体の何パーセント?残る大半は、河川へと流れ込み、やがて海へ。そして、一部は蒸発して雨としてふたたび降り注ぎ、一部は魚介類に取り込まれて食卓へと上ります。
川底に残った分は、浚渫されて埋め立てに使われ、ほとんどが行方知れずになるでしょう。また、予想もしなかったところから、放射性物質が出てきます。
こんな恐怖を抱えながら暮らすのは、絶対に、今回限りにしなければいけません。そして、この恐怖を横目に見ながら、原子力発電所の稼働を認め続けるとしたら、それは「愚」としか言いようのないものです。これは、日本政府に対する言葉であるとともに、私たち自身に向けた言葉でもあります。
◇
ヨウ素131検出について 2012/01/21 17:30
http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/01/21/6300957
[ワシントン/イスラマバード 19日 ロイター] 米当局者は、国際武装勢力アルカイダ幹部のアスラム・アワーン容疑者が、10日にパキスタンで行われた米軍の爆撃で死亡したと語った。同軍の無人機による攻撃は8週間ぶり。
米国とパキスタンの関係筋がロイターに語ったところによると、パキスタン出身の同容疑者は、米軍が先週行った2度にわたる無人機攻撃で死亡したという。アフガニスタンとの国境に近い北ワジリスタン州ミランシャー近郊の施設で攻撃を受けたとみられる。
米当局者は「アスラム・アワーン容疑者は欧米諸国に向けた攻撃の作戦計画を担当するアルカイダの幹部だった。彼が死亡したことで、罪のない一般市民を狙ったアルカイダの攻撃は減少することになる」と述べた。
パキスタン当局者らは同容疑者の死亡を確認していない。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE80J03O20120120
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/631.html
56. 2012年1月22日 00:57:34 : zn8HKWrdnI
核の顔面シャワーだよ。
いっぱい降ってきたよぉ。
>>55
私たちも崩壊するの?
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/359.html#c56
53. 2012年1月22日 00:58:10 : 1laTubqZew
137Csを経口摂取し続けると、t日目における体内の137Csの放射能強度は
B(t) = (B0 - b/L)*exp(-L*t) + b/L
B(t): t日目における、体内の137Csの放射能強度(Bq)
B0: 0日目における、体内の137Csの放射能強度(Bq)
b: 1日当たりの137Csの経口摂取量(Bq)
L: ln(2)/T
T: 137Csの実効半減期(日)
になるが、B(t)の形から
B0 b/L ならば、B(t)は徐々に減ってb/Lに近づく。
事がわかる。
137Csを1日1Bq経口摂取した場合、体内の137Csの放射能強度は平衡状態に達し
成人: 143Bq
青年: 117Bq
子供: 53Bq
幼児: 30Bq
となる事から、Lの値は
成人: 1/143
青年: 1/117
子供: 1/53
幼児: 1/30
となるので、体内の137Csの放射能強度が現在X(Bq)の人は、これから、137Csの1日当たりの経口摂取量(Bq)を
成人: X/143
青年: X/117
子供: X/53
幼児: X/30
未満にしないと、体内の137Csの放射能強度を減らす事は出来ない。
検出限界を考えれば、これは非常に難しいだろう。
04. 2012年1月22日 00:58:45 : DlEkSYWDMI
>>03
>世界中が原発をやめればよいが、そうしたらその約束に参加しないで原発を捨てな
>い国は、エネルギー競争で有利になる。
エネルギー競争以前に、地震激動期に入った日本が、原発を稼動しつづけたら、
国家が消滅するでしょう。それに、エネルギー競争を言うなら、ガスコンバインド
発電がもっとも有利でしょう。地熱を本気でやらないのも、国は狂っているとしか言いよう
がない。太陽光も本気で投資するなら、すでに採算点に入っています。
>仮に幸せだったとしても、黒船がやって来た時に開国して近代国家にしなければ、
>西洋諸国の植民地になって、日本に侵略された時の韓国人のように、不幸になって
>いたのではないでしょうか。
近代国家とすこしのエネルギーで満足することは、両立するでしょう。日本スタイル
を築けば、いいだけのこと。
>また、あなたの書いていることは、「原発を止めれば生活は貧しくなる」という
>ことを肯定している点も見逃せない。
原発を止めれば、いくらか安心して暮らせるようになり、つまり、豊かさは増すと
いえるでしょう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/298.html#c4
マスコミは、まったく伝えていないらしいが、
(新聞・テレビをほとんど見ないので、よくわからないw)
阿修羅掲示板の拍手ランキング、アクセス数ランキングでは
最近いつも上位に居る八木啓代さん関連の記事。
八木啓代さんは、検察を虚偽公文書作成罪、偽計業務妨害罪という
驚天動地の罪状で刑事告発した素晴らしいジャンヌダルクである。
健全な法治国家のために声をあげる市民の会を率いる
代表者でもいらっしゃるとのこと。
しかし、こんな重要なニュースを大騒ぎしないって
マスコミって、やっぱりクソだね。
まあ、そんなマスコミは、さておき、なんと八木啓代さんが、
2月1日の午後7時から大阪恵美須町の討論バー・シチズンで
講演会をして下さるとのことですよ。
すごく楽しく熱く盛り上がりそうですね。
阿修羅掲示板に集う方々なら、是非とも参加したくなるイベントなのでは?
わたしも時間があれば行きたいなぁと思っているのだが、
残念ながら、いろいろあって難しそうだ。
シチズンライブかアーカイブで楽しませてもらおうと思ってます。
討論バー・シチズン ブログ
href="http://ameblo.jp/griripon/"
シチズンライブ
href="http://www.ustream.tv/channel/citizen-live"
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/565.html
中国とそして尖閣とどう向き合うか◆日刊ゲンダイ
毎週土曜日22時からBS11で放送の「田中康夫のにっぽんサイコー!」。先週末は畏兄・孫崎享氏に出演頂き、「中国とどう向き合うか」を語って頂きました。
外務省で国際情報局長、イラン大使を、防衛大学校で教授を務めた氏は冒頭、米国の独立系世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが、「中国は米国を追い抜くか?」を各国の国民に調査
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/566.html
01. 管理人さん 2012年1月22日 01:02:23 : Master
消しておきました。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/485.html#c1
01. 座間りあん 2012年1月22日 01:02:27 : ykOgWfLVS/e8c : ncDKVJ5Xa6
しかし、この汚泥をコンクリート製品とかに混ぜている現状も問題と思います。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/399.html#c1
マスコミは、まったく伝えていないらしいが、
(新聞・テレビをほとんど見ないので、よくわからないw)
阿修羅掲示板の拍手ランキング、アクセス数ランキングでは
最近いつも上位に居る八木啓代さん関連の記事。
八木啓代さんは、検察を虚偽公文書作成罪、偽計業務妨害罪という
驚天動地の罪状で刑事告発した素晴らしいジャンヌダルクである。
健全な法治国家のために声をあげる市民の会を率いる
代表者でもいらっしゃるとのこと。
しかし、こんな重要なニュースを大騒ぎしないって
マスコミって、やっぱりクソだね。
まあ、そんなマスコミは、さておき、なんと八木啓代さんが、
2月1日の午後7時から大阪恵美須町の討論バー・シチズンで
講演会をして下さるとのことですよ。
すごく楽しく熱く盛り上がりそうですね。
阿修羅掲示板に集う方々なら、是非とも参加したくなるイベントなのでは?
わたしも時間があれば行きたいなぁと思っているのだが、
残念ながら、いろいろあって難しそうだ。
シチズンライブかアーカイブで楽しませてもらおうと思ってます。
討論バー・シチズン ブログ
href="http://ameblo.jp/griripon/" target="_blank">http://ameblo.jp/griripon/
シチズンライブ
href="http://www.ustream.tv/channel/citizen-live" target="_blank">http://www.ustream.tv/channel/citizen-live
中国とそして尖閣とどう向き合うか◆日刊ゲンダイ
毎週土曜日22時からBS11で放送の「田中康夫のにっぽんサイコー!」。先週末は畏兄・孫崎享氏に出演頂き、「中国とどう向き合うか」を語って頂きました。
外務省で国際情報局長、イラン大使を、防衛大学校で教授を務めた氏は冒頭、米国の独立系世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが、「中国は米国を追い抜くか?」を各国の国民に調査した結果を示しました。
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/568.html
04. 2012年1月22日 01:05:53 : xCKC9rBowQ
都内の住人です。最近皮膚が弱くなりかゆみがで掻くと出血するようになりました。また身体の怠さも強くなり動くに動けない状態の日が時々あります。
60歳を過ぎたので年のせいと言われれば昔だったらすぐ納得できたのでしょうが、今では放射線障害の可能性が否定できず不安が募ります。年寄りなので私自身はあきらめがつきますが、子供たちや若者に同じような症状が出ないか心配です。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/386.html#c4
08. 2012年1月22日 01:07:06 : DlEkSYWDMI
>>04
>まず「政府と東電はズブズブの関係」というのを覚えていてほしい。
人によって、距離があるんですよ。その距離を見積もることも必要です。
そうでないと、野田みたいのばかりになる。それでは、困るでしょう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/369.html#c8
54. 2012年1月22日 01:07:54 : E4bT3Bpr2w
>>53
文字落ちしたので、一部訂正。
―――――――――――――――――――
になるが、B(t)の形から
B0 b/L ならば、B(t)は徐々に減ってb/Lに近づく。
事がわかる。
―――――――――――――――――――
↓↓↓
―――――――――――――――――――
になるが、B(t)の形から
B0 b/L ならば、B(t)は徐々に減ってb/Lに近づく。
事がわかる。
―――――――――――――――――――
マスコミは、まったく伝えていないらしいが、
(新聞・テレビをほとんど見ないので、よくわからないw)
阿修羅掲示板の拍手ランキング、アクセス数ランキングでは
最近いつも上位に居る八木啓代さん関連の記事。
八木啓代さんは、検察を虚偽公文書作成罪、偽計業務妨害罪という
驚天動地の罪状で刑事告発した素晴らしいジャンヌダルクである。
健全な法治国家のために声をあげる市民の会を率いる
代表者でもいらっしゃるとのこと。
しかし、こんな重要なニュースを大騒ぎしないって
マスコミって、やっぱりクソだね。
まあ、そんなマスコミは、さておき、なんと八木啓代さんが、
2月1日の午後7時から大阪恵美須町の討論バー・シチズンで
講演会をして下さるとのことですよ。
すごく楽しく熱く盛り上がりそうですね。
阿修羅掲示板に集う方々なら、是非とも参加したくなるイベントなのでは?
わたしも時間があれば行きたいなぁと思っているのだが、
残念ながら、いろいろあって難しそうだ。
シチズンライブかアーカイブで楽しませてもらおうと思ってます。
討論バー・シチズン ブログ
href="http://ameblo.jp/griripon/" target="_blank">http://ameblo.jp/griripon/
シチズンライブ
55. 2012年1月22日 01:10:31 : d1INYqu1to
>>53
文字落ちしたので、一部訂正。
―――――――――――――――――――
になるが、B(t)の形から
B0 b/L ならば、B(t)は徐々に減ってb/Lに近づく。
事がわかる。
―――――――――――――――――――
↓
―――――――――――――――――――
になるが、B(t)の形から
B0 < b/L ならば、B(t)は徐々に増えてb/Lに近づく。
B0 = b/L ならば、B(t)はb/Lで変化しない。
B0 > b/L ならば、B(t)は徐々に減ってb/Lに近づく。
事がわかる。
―――――――――――――――――――
マスコミは、まったく伝えていないらしいが、
(新聞・テレビをほとんど見ないので、よくわからないw)
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最近いつも上位に居る八木啓代さん関連の記事。
八木啓代さんは、検察を虚偽公文書作成罪、偽計業務妨害罪という
驚天動地の罪状で刑事告発した素晴らしいジャンヌダルクである。
健全な法治国家のために声をあげる市民の会を率いる
代表者でもいらっしゃるとのこと。
しかし、こんな重要なニュースを大騒ぎしないって
マスコミって、やっぱりクソだね。
まあ、そんなマスコミは、さておき、なんと八木啓代さんが、
2月1日の午後7時から大阪恵美須町の討論バー・シチズンで
講演会をして下さるとのことですよ。
すごく楽しく熱く盛り上がりそうですね。
阿修羅掲示板に集う方々なら、是非とも参加したくなるイベントなのでは?
わたしも時間があれば行きたいなぁと思っているのだが、
残念ながら、いろいろあって難しそうだ。
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シチズンライブ
04. 2012年1月22日 01:13:49 : SzSQU0fir2
左翼・右翼という軸で判断するのはそろそろ違うと思う。
今の対立軸は、グローバリズムと反グローバリズムであり、右翼も左翼も後者に属すると考えている。(どうでしょうか?)
少子高齢化の対策は、年間100万人以上の移民を受け入れることであり、彼らと共存するためには、アメリカ型の国家体制が必要となる。
しかし、日本人としてのアイデンティティを形成するためには、国家・国旗が重要なアイテムになる。移民たちを完全な日本人にするために。
TPPは自由貿易のためではなく、日本の国のかたちを変えるための方便に過ぎない。大統領制(首相公選制),道州制も叫ばれている。司法制度も、外国人弁護士を積極的に受け入れ、六法すらも米国と共有できるシステムも考える必要がある。まぁ、その前に憲法改正だな。これらの改革に異を唱える住民を出さないように、政府が完全に支配できる教育制度が必要となる。
おそらく、大学も日米自由に選べる日が来るだろう。そのためには徹底した英語教育が必要になる。鉄は熱いうちに打て。小学校からの英語教育が重要になる。
日本はやがて英語圏に属するだろうし、原住民と国際エリートと2分されるかもしれない。フィリピンのように。
でも、TPPに参加するしないとは関係なく、10年後の日本のかたちだと思う。
もちろん、私のような年寄りは、原住民として生きていくしかないだろう。
年金もなし、健康保険も無し、まともな医療も受けられない。悔しいが、そんな老後を送る羽目になる。
それなら、若い人たちにチャンスをあげたい。TPPをバネにして、若い人たちの道を造ってやるべきだろう。
大阪の橋下氏も、既存政党に利用して、あたらしい国造りを始めようとしている。
橋下氏がキーパーソンとなって日本は大きな変化を始めるだろう。
だが、壊し屋の橋下氏に続いて、国のかたちを私たち市民が納得できるよう示すことの出来る人物が登場することになる。橋下氏のバトンを誰が引き継ぐのだろうか?(小泉進次カでないことを祈っているが)
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/686.html#c4
前回の投稿"日本の市民の皆様へ"に引き続き([1]参照の事)第2回目の投稿となります。取り敢えず目次をどうぞ。題名としては、眼の前の出来事へのアプローチ法とでも言いましょうか。眼の前の撒き散らかされた放射能の事を議題とします。ちょっと長い文なのでまず水を沸かしてお茶かコーヒーを入れてこれをすすりながら読み進める事をお勧めします。もし時間が無い場合は8章から読んで下さい。
1.東京電力の不思議
2.磯の香り獣の匂い
3.最大多数の最大幸福
4.教科書の中の危機管理
5.統計中の1サンプルと言う運命、そして忘却され
6.より根源的な事へ
7.恣意的な誘導、意図的な解釈
8.眼の前の事と向き合う(言葉或は知識、そして現象の認識とのギャップ)
9.心の中をマッサラにして(努力して)
10.今 - まず出来る事、その2
11.今回の投稿の最後に
1.東京電力の不思議
判らない、どうしても判らないのだ。北海道から九州まで東京電力以外すべての電力会社にはその地方の名前が付いている。どうして東京電力だけが違うのか?判らない、これも又判らないのだ。何故東京電力はこれほどまでも強欲で、ケチなのか?そんな訳で以上の不思議を調べるため色々とGoogleしてみた。まず分かった事は:日本に於ける電力産業の黎明期に各電力会社が此れ程、悪どい事をやって生き抜いて来たとは知らなかった。この様な記述をウェブで見つける。
『(中略)
この結果、大正時代になると、日本には5大電力会社が誕生しました。東京電灯、東邦電力、大同電力、日本電力、宇治川電気ですな。で、この5社でさらに「電力戦争」と呼ばれる苛烈な戦いが勃発します。たとえば九州北部、近畿、中部に及ぶ事業エリアを誇っていた東邦電力(「電力王」と呼ばれた松永安左エ門が社長)は、本社を東京に設置。昭和2年、子会社の東京電力(投稿者注:ウィキペディアでの日本最大の喧嘩"鶴見騒擾事件"の記述に"現在の東京電力とは別、通称「東力」"と有る)を使って、東京電灯の事業エリアに乱入します。わずか1年ほどで、90万の電灯と12万6000kWの電力を奪取。これで東京電灯とのダンピング競争が始まるは、鉄道省や東京市への政治工作、郊外列車や発電所の奪い合いなど、めちゃくちゃな戦いが起こりました。東京電灯が名古屋進出をもくろむと、今度は関西の日本電力が京浜工業地帯に侵入(昭和4年)。東京電灯は紳士同盟を結んでいた中部・関西の大同電力(福澤諭吉の養子である福澤桃介が社長。こちらも「電気王」)とより強固な同盟を結ぶものの、すぐに顧客の奪い合いで泥沼裁判闘争が始まる……といった感じです。
こうした大戦争は、単純な民間企業同士のシェア争いという側面もありましたが、その影には、もちろん当時の政治状況が絡んでいます。上記の日本電力の東京進出は、昭和4年に田中義一内閣(立憲政友会)が倒れ、浜口雄幸内閣(民政党)が成立したことで起きました。日本電力は民政党と仲が良く、わざわざ大同電力との合併話を蹴って東京進出したのでした。』ちょっと長くなりましたが[2]より引用させて頂きました。又"鶴見騒擾事件"に関しては[3]参照の事。何か6大電力会社に刷り込まれている社風と言うか文化の遺伝子がこの頃から培われていたと確信する。政党と仲良しだし生き残りの為には手段を選ばずと言う事に関しては他企業とは比較にならない程抜きん出ていますね。特に[3]は政治と利権の(親分子分と言う社会の関係も)歴史が学べる読み物です。更に東京電力の歴史を紐解いて行くと"電力の鬼"こと松永安左エ門の存在を抜きにして語れないのが判る。武骨な男である。こんな男が日本に居た事に驚く。次の引用は[4]参照の事。この中の記述に
『(中略)
安左エ門は東京に進出し、それを足掛かりとして、電気事業の全国制覇を目指していたのである。その行動の第一歩として、静岡県、山梨県に発電所を持つ早川電力を傘下に収め、続いて、群馬水力を手に入れて、大正14年3月、両社を合併して東京電力を設立し、安左エ門は、その副社長に就任した。この東京電力を拠点にして、周辺の電力会社を合併しながら、だんだん勢力を拡大していった。当時、東京電燈は「東電」、東京電力は「東力」と呼ばれていた。東力は、東京の南部から北部にわたる外輪線を建設して東電包囲態勢を築き、昭和2年1月1日を期して、本格的な供給攻勢を東電にかけて、ついに両社は需要家争奪戦で激突した。
当時は、東京電燈は政友会派であり、東邦電力は憲政会派であった。憲政会内閣のときに、東力が東京の南部の供給権を手に入れれば、政友会内閣のときには、東電が名古屋市内のど真ん中に名古屋営業所を開設するなど、政治も絡んだ大抗争に発展していった。
(中略)
銀行は多くの資金を両社に出している。抗争が長引き、どちらかが大きく傷付くと、銀行にとっても責任問題になる。ついに三井銀行の池田成彬が提案者になり、金融界の主だった人たちの申出によって、昭和2年12月に東力は東電に合併した。それによって、東邦電力は、東京電燈の大株主になり、安左エ門は、東京電燈の取締役に就任して、実質的に東京進出を果たした。続いて昭和3年5月には、安左エ門は東邦電力社長に就任した。』とある。この引用[4]及び文献[5]は電力の国家管理の問題が議論されていて、非常に示唆の多い読み物である。以上色々調べてみた処、「東電」と「東力」が合併し東電と言う名前が残った事が分る。東京電力の社名の歴史とその社風の遺伝子は少しは紐解けた様な気がする。
しかし、此処まで調べて来て大局的に物事を見始め出したら私の中でどうしても判らない疑問が生じてきたのだ。どうして原子力発電所の事故は予見されていたのに、我々市民はこの事に気が付かなかったのか?それとも3.11以前、原子力に反対する人々の声は何ゆえ、圧倒的多数の私達市民に届かなかったのか?双方の力が足りなかったのだろうか?今振り返って見ると3.11以前は0.01%の原子力の正体を覚醒していた、しかしながら過激な反対派とラベル張りされた人達と99.99%の原子力の本質の事を不覚醒であったと言う事を知らなかった我々市民がいたのである。なぜこう言う事態が長らく続いていしまったのだろうかを3章の"最大多数の最大幸福"にて少し触れてみたいと思う。
皆様に御願い。この投稿を読むに当って放射能は安全か危険かと言う見方を採らないで下さい。まず自分の頭の中からは放射能と言う言葉と知識も捨て去って、この眼の前のこの現象にマッサラな状態で向き合って見て下さい。核分裂や原子と言う言葉も忘れ去り、その放射能と言う物事と特性を、単に物が時間と共にバラバラに壊れて行くのだと心で理解して下さい。自分の中のその認識から、まず最初の一歩が始まると心して下さい。
2.磯の香り獣の匂い
ところでもし貴方が年配の方であったとしたら、日本が古里の集合体であった時の思い出が、皆さんの心の中に刻まれているかと思います。NHKの新日本紀行と言う水曜夜10時から始まるTV番組が有ったのを御存知だと思います。富田勳の勇ましくも(まるで1日の始まりの徴、日の出の様な)しかしその後に続く切なくもある曲で始まる番組でした。こういう時代が有ったんですよね、このちっちゃな日本で。[6],[7],[8]参照の事。新日本紀行の時代に生きていた日本人は生活者であり、懸命に子供を育て、家族を守り、地域に生きて来た人達と思う。この時代を生きてきた人にとってこのテレビ番組を通して自分達の姿を、多かれ少なかれ漁業農業林業を生業にし、高度経済成長期の工業化の波に翻弄されながら懸命に生きて来た共同体の中一員として見い出していたのだと思う。
その一方、大都市に住んでいると判らないでしょうけれども原子力発電所が在る所の近くには十中八九磯の香りに包まれ、海の幸に恵まれた魚の匂いのする漁業の街が在るんですよね。福島第一第二原子力発電所の近辺には小さな漁港しかない。大きな漁港としては相馬市に有る漁港か。福島より少し遠い所では例えば宮城県牡鹿郡の牡蠣は有名だが、宮城県牡鹿郡女川町には東北電力女川原子力発電所が建っている。そこの地元で漁業を生業とする方々は、綺麗な海とホタテ、牡蠣、サンマ等の漁業、つまり自分達の生活基盤と、そして愛おしい、最も大切な家族と子供を守る為に原子力発電所の立地に対する反対を1969年から続けて来たと言う。[9]参照。自分達の住む場所、古里と再生可能な資源としての漁業を守る為に勇気を持って原子力発電に反対の声を挙げたので或る。母なる海からの賜物が汚れてしまってからでは遅いのだ。その中で自分たちの慎ましいながらも幸せな生活が犠牲になる様な原子力の事故を予見し、もし放射能汚染事故が起きたら汚れた物を食べなきゃならないんだよと、それこそ不転退の覚悟を決め、反対の声を発していただろうと思う。しかしながら多勢に無勢と言うか、歯を食い縛りながら時代の流れにあがなって行こうにも、彼らの反対の声は圧倒的多数の沈黙の中に飲み込まれてしまった。原子力エネルギーの本質に無関心であった沈黙の主我々市民の責任だろう。狭き地域の中の漁村の中で大きなスケールでヨコに繋がる力が弱かったが故力足りず敗北してしまったと彼らを非難する訳には行くまい。その一方原子力に反対する漁師の人々を過激な人々と言って地域の中で村八分して行く。又同時に原子力エネルギーの賛成派、反対派と地域が色分けされてしまい兄弟ながらも仲が悪くなってしまったと言う話も在る位だそうだ。しかし眼の前を大きく見れば、この豊かな自然に恵まれた日本の農業漁業林業は"まだ"再生可能な資源で在ると言う事は何事にも替えられぬ事実だ。それを守る事が、過激な運動と非難されるのであったのなら、日本の食料自給率が限りなく0に近ずいてしまうだろう。ずっと以前に私達市民は彼らの言葉に真剣に耳を傾けるべきであった。例えば"安全だったら東京に原発を建てろ"と言う言葉を言われたのは宮城県女川町漁民の方々だと言う。少し調べたら、多賀井公平さんと言う漁師の方が仰られたと言う。『だいたい電気を使うのは東京なんだよ。おれたちは電気なんて大していらないんだ。夜は早く寝るし、クーラーも入れないしよ。東京の電気は東京で作ってくれよ。女川や柏崎や下北を犠牲にするのは、それはよくないぜ。そういうのを差別とか搾取っていうんだろう。原子力はクリーンで安全なんだろう。霞ヶ関とか皇居で10年20年とか発電してみてよ。それで具合いいようだったらおれたちも考へてみるからよ』[10]参照の事。断っておくが女川原子力発電所は東北電力の発電所であり、今回の福島県を中心とした放射能汚染の事故を引き起こした東京電力の所管ではない。だが今回の海への放射能汚染を見れば汚染源が何処に在ろうとも漁業に多大影響を及ぼす事には変わりないのが判るであろう。
日々無限の海の幸を相手に額に汗し、体から発する己の獣の匂いを隠そうともせず、海からの幸の収穫を悦び、酒を仲間と交し又家族を養い子供を育てながら魚の匂いと磯の香りの中で暮らして来ている人々。人間として直感的に原子力の全体像を看過できていたのである。この前例をまるで再確認するかの様な社説が最近あった。12月13日付けの中日新聞の地球の温暖化の問題を論じた社説"全員参加、次はスピード ポスト京都は2020年"にこの様に記載されている。[11]参照の事。残念ながら以下の指摘は既存の事実なのである。
『(中略)
温暖化はもはや、見えない敵ではなくなった。
‘目の前に危機はある’
生き物には、自らの危機を察知し、それを回避する能力が備わっているはずだ。人間だけがその本能を失いつつあるのだろうか。』
日常生活の中で携帯電話などの機械を操作する単なるオペレータとして生きる、又危険を察する本能を忘れ去ってしまった、或は己が獣の匂いのする人間である事を忘れてしまった、都会に住む"差別とか搾取"に無関心な人間の方が圧倒的多数居る事実がこの社説への答えである。
女川町の漁師さん達の予見が、最大多数の最大幸福の声にかき消されて現実となってしまった事に対して貴方は一体何を思うのか。しかし確かな事は私達市民が過去行って来た原子力に対し無関心であると言う行為の積み重ねによる帰結と言う事態に今我々は直面しているのである。つまり覆水盆に帰らず、放射能原子炉に帰らずという帰結を生じてしまったのである。彼ら女川の漁師は女川町の東北電力の原子力発電所の建設を反対する一方で、大きな気持ちで今回の様な放射能汚染事故を覚悟していたのだと思う。事故が起きた時には放射能汚染した地元の海で採れた海産物を涙を流しながら食べるしか選択の余地はなかろうと。何故ここに?原発を建てる?東京ではなくて?不条理?そして自分たちの力が及ばずに原子力を許してしまった敗北の歴史と、今福島の同胞市民が直面する放射能汚染の実態に涙していると思う。経済の成長期における"国策としての原子力"に反対と言う声を挙げるのがどれだけ勇気のいる事であったろうか。遅きに失しているが、彼ら女川の人々をとても勇気ある方々と言いたい。しかし放射能汚染で生業を破壊されてしまった漁業や農業を営む市民の悔しさ、怨念の気持ちが社会の表面に出てこないのは何故なのか?非常に不思議である。この期においても差別されているのか?
この多賀井氏の言葉の行間を見ると、原子力発電と人間との関係を改めて考えさせる。放射能は小さすぎて見えない、匂わない。だからクリーンと言い放つ、この人間の五感の限界に付け込んで来た組織達。今回の放射能汚染事故でもこの五感の限界に乗じて多かれ少なかれ人々自らの遺伝子を傷付ける事を強要している。改めて放射能の前に人間は裸である、と知るべし。放射能は見えない事(認識できない)故、その危険性を予見すると言う人間の能力を行使する事が出来ないのである。又眼の前におこりつつある放射能汚染の拡散と生態系の中の生物による濃縮を見ようとしない人間が圧倒的多数この世にいると言う事。多数の市民は原子力の事など3.11以前、無関心で過ごしながら生を享受してきたが、3.11以降喉元過ぎれば熱さも忘れるのだろうか、健康被害を恐れる事が日常になってしまった事にもまるで無関心であるかの様である。このままの状態即ち現状(目に見えない放射能汚染が日常生活の中に確実に増加してしまった状態)維持でOKと思っているのであろう。
おいオッチャン達、美しくも古き良き日本の古里が東京電力の傲慢さの結果によって不条理にも、けがされてしまったのだよ!どうして彼らに対し怒りの声を上げないのか?ガッツあるのか?それとも魂抜かれて、怒る本能をなくしたのか?
3.最大多数の最大幸福
先日11月20日付け東京新聞にこんな記事があった。[12]参照の事。
『(中略)
原発反対を訴え徒歩で旅をする男性を取り上げた同年四月十四日の佐賀新聞の記事には「目立ちたがりの行動をなぜ写真入り、三段抜きで報道するのか。勝手な反対派を勇気づけるだけで、社会の大多数のための政策の推進を阻害する」と報告した。...』
原子力を国策として推進する人々がどの様に日本の国民を捉えているのかハッキリと判る言葉である。多賀井氏の言葉ではないが、"差別とか搾取"のエネルギー政策の上に都会の市民は自分たちの幸福を築いてきた訳であるが - 別の言い方をすれば、他人の痛みが分らずに - 一転今回の過酷事故の様になれば、いかなる日本の市民も尺度の幅はあるにせよ、自分たちの築き上げてきた幸福がものの見事に打ち砕かれてしまうと言う事実を否定できる人はこの日本には居るまい。原子力教とでも言うべきか。無限できれいなエネルギーと言うスローガンを下界に住む市民の頭の中へ刷り込み学習させ、又市民の為に最大多数の最大幸福を実行していますよ!と。その裏腹に自分達の特権(例えば天下り先)を確保して行く(まるで何処かの宗教団体と変らない)原子力霊山に有る原子力神殿の傲慢不遜な面々。生まれながらにして、他人の痛みが分らずとでも言おうか。そして我々は彼らを無関心という行為を通して支持して来た市民であった事を自覚すべき時でないだろうか。原子力とエネルギーに関しての無関心と言う行為の結果、即ち放射能汚染と言う帰結、の代償を我々市民は将来に渡って払わなければならないのである。そして同時に我々市民はTEPCOと言う会社の傲慢さによって(昔から何か腹黒い会社と言うイメージはありましたけど)生じてしまった帰結に対しても2重に代償を払い続けなければならないのである。私たちも国とTEPCO同様少なからずこの放射能汚染事故の責任がある事を自覚せねばなるまい。
それにしてもどうして貴方と貴方の家族なのか?或は私と私の家族なのか?耐えられない不条理が此処には在る。この不条理に対する怒りを何処に持って行けばよいのか。一方で人間の犯した罪で、放射能汚染されてしまったこの世界に住まわなければならない、全ての生きとし生けるものを考えると市民の無関心と言う代償が途轍もなく巨大に見える。私達人間が犯した生態系に対する罪は途轍もなく深い。今、ここで冷静になって社会の中の異分子として扱われ、地域の中で村八分されながらも国の原子力政策に抵抗していた良心的な市民を最大多数の最大幸福を壊す様な"勝手な反対派"として社会的に葬って行った歴史を改めて考えて見るべき時なのだろうと思う。
3.11以前今まで原子力エネルギーを推進する事により受益を受けて来た側、原子力の本質に無関心であったが故に最大多数の最大幸福を楽しんで来られた側、そして原子力の痛みを押し付けられて来た側。3つの社会の構成層があった訳であるが、悲しいかな3.11以降最大多数の最大不幸となってそれぞれ圧等的な不平等を伴い3つの構成グループの人々自身の上に降り掛かって来た事になったのである。もう最大多数の最大幸福と言う言葉は存在しようがない幻となってしまった事に原子力政策を推進して来た人々も我々市民も気が付くべきだ。
第2章と上記で述べたが、3.11以前には原子力発電の本質を訴えて来た人々は異端視され彼らの声は無視されて来た。そして今3.11以降放射能の本質を訴えている市民の声が、何故圧倒的多数の人々に(敢て大衆と呼ぼう)に届かないのか。これは私の中に有る苛立である。自分達の姿を3.11以前の原子力を推進する、国家の意志に抵抗していた人々の姿と比較して、重ね合わせて見て下さい。どうして貴方の声が、今人々に届かないのか自問してみて下さい?理由は何でしょうか?この議論について少し時間がかかりますが次回の"日本の市民の皆様へ-その3"にて私見を述べたいと思います。くどい様だが改めて言わねばならぬ。原子力の将来と自分たちの将来が明るい未来とはならないであろうと言う予見が、最大多数の最大幸福の御旗の下にかき消されて現実となってしまった事実を自分と自分の家族の問題として直視すべき時だと思う。
4.教科書の中の危機管理
米国にIEEEと呼ばれるエンジニアの組織がある。IEEEは今回の福島原子力発電所の放射能汚染事故で非常に有意義な記事を発信しているのを発見。[13]参照の事。先日Googleしていた所"IEEE SPECTRUM”と言う月刊誌、11月11日号に福島原子力発電所の事故の記事が載っているのに眼が留まった。[14]参照の事。まずこの"24 Hours at Fukushima"の記事の中に一番最初に載っている写真がある。かわいい女の子がマスクを半掛けして、体全体に付着している放射能の測定をされている写真である。胸が痛む。思わず涙が出て来た。そして最後の4枚つずりの写真の最初の1枚をズームボタンを押して見て頂きたい。全体的に緑がかった水が5m x 25m程と思われるポンプ室を冠水させている写真である。2つポンプに"中温'冷水?'ポンプ"と文字が読める、さらに奥に3つのポンプが有りその5台のポンプが殆ど海水(真水とは思えない)で水没している。ポンプの高さは人間の背丈前後の大きさと思われる(推測です)。これらのポンプが水に浸かって使えないのである。色々ウェブで調べたが、何処のポンプでどれだけ重要な役割を果たしているのかは判らなかった。しかしこの写真を見たときにゾッとしてしまった。理系の方であったら絶対に起ってはならない事であるのが直感できるはずだ。更に3月24日に新潟県妙高市の(株)エアフォートサービスが撮った高解度の福島第一原子力発電所の写真がウェブ上に在った。[15]参照の事。ほんの2~3日だけ公開されていた写真である。既に御覧になった方々が多いと思うが、これらの写真を見ると同じ様にたとえ単独でも絶対に起こってはならない原子炉の溶融事故が3つの炉でほぼ同時に、又核燃料プールの爆発破損1カ所が平行しておこっていた多重事故。と心で理解できるのだが、国や東京電力は心の眼を開いて事態を直視する能力ゼロで、又自分が主張していた安全神話が神話で無かったと言う事実を認める勇気が無いらしく、日本国内ではすぐさま検閲されてしまった。何やら既に起きてしまった核汚染と言う事が、"通常"の状態になってしまう恐ろしいまでの市民に対するマインドコントロールである。全くもって不思議な国だ。何処かの独裁国家よりもスマートに市民を洗脳している。尚、日本国内での検閲後4月2日より米国にある"Cryptome"のウェブでこれらのエアフォートサービス撮影の高解像写真が閲覧できる様になっている。ついでながらもしこれらの写真を御覧になっていないのでしたら、11枚(5MBの大きさ)の写真もダウンロードして観て下さい。[16]参照の事。Cryptomeは他に色々な福島原子力発電所の現場の写真を彼らのウェブに載せている。[17]参照の事。
更にこのSpectrumの11月11日号の記事中の4枚つずりの写真の中で、"高線量注意 高線量(1000mSv/h)の瓦礫につき、この近辺にみだりに近づかないこと"の掲示が出されている写真が有る。この文句を見て思わず、東京電力の面々は本当は危機管理能力の全く無い人達だけでなく、且つ放射能汚染の現状を現場の人達に意図的に過小評価させている人々と思ってしまった。このやり方は現場の人々だけでなく、一般市民への説明にも現れている。全く緊張感の無い掲示版である。瑣末な事だが'みだり'とは東京電力にとって、或は我々にとってどういう意味なのだろうか?1Sv/h?みだり?さっぱり意味判らん。現場は被爆により数時間そこにとどまれば死んでしまう人が出て来る様な所が在った訳だ。ここも其の中の一部であろう。そしてこの記事"24 Hours at Fukushima"の中のレッスンが又優れ物である。その中のレッスン3は"非常用電源車を限りなく発電所に近い所に配置すべし。"と有る。これが対策されていれば多分3号炉と4号炉は救えたのではないかと思える。僅か数千万円をケチりたいが為非常用電源車を発電施設のすぐ傍に配置しなかった事により、長時間の電源喪失を防げず3号炉溶融と4号機核燃料プールの爆発をおこしてしまった事は明らかにTEPCOの怠慢による過失事故である。己の会社を絶対と思い込み、聞く耳を持たなかった故、今回の破局的な放射能汚染が引き起こされたと言っても過言ではない。東京電力は溜息が出るほど一般常識が通用しない会社だ。会社組織を解体して染み付いた企業文化を払拭し、出直せと言うしかなさそうだ。駄目押しでこの記事の全てのレッスンを記載しておく。特にレッスン6の対策が成されていたならベントを周辺住民の避難が終わるまで待つ事無く行えた可能性があり事態が好転できたかもしれない。ちなみに記事"24 Hours at Fukushima"の著者Eliza Stricklandは米国の雑誌"Discover"([18]参照の事)のエネルギーと環境問題を担当していたウェブ編集者からIEEEの"Spectrum"に移って2番目の記事と言う。彼女は原子力に関する記事を書くのは今回が初めてだそうだ。モシモシ?"The Best and the Brightest"を自称する日本の原子力に関わって来た科学者さん(敢て科学屋と呼ぶ。詳しくは8章参照)原子力官僚屋さん?何故貴方には彼女のこの様な客観的な、Analysis Reportが作成できないのか自問した事が在りますか?彼女に自分たちが能無しであると言う事を間接的に証明されてしまった訳ですね。恥ずかしくないのでしょうか。とても視野の狭い、教科書の中でしか危機管理が出来ない、つまり前例が無いと何も出来ない秀才タイプの人達ですね。− そりゃそうだ。書類を作るのが自分たちの仕事で、今までに人命を助けると言う事を一度も仕事としてやって来た経験がないので、日本の市民を守るなんて出来ません...と言う声が聞こえそうだ。でもそれって危機管理そのものじゃあないのか? - 言い訳する事取り繕う事=自分の責任逃れに懸命な様で、大勢の子供達を守ってやれなかった事を一人の親として恥じていないのだろうか。自分の失策を省みる事も出来ない器の小さい連中は失業して然るべきである。
Lesson 1: Emergency generators should be installed at high elevations or in watertight chambers.
Lesson 2: If a cooling system is intended to operate without power, make sure all of its parts can be manipulated without power.
Lessen 3: Keep power trucks on or very close to the power plant site.
Lesson 4: Install independent and secure battery systems to power crucial instruments during emergencies.
Lesson 5: Ensure that catalytic hydrogen recombiners (power-free devices that turn dangerous hydrogen gas back into steam) are positioned at the tops of reactor buildings where gas would be likely collect.
Lesson 6: Install power-free filters on vent lines to remove radioactive materials and allow for venting that won't harm nearby residents.
CryptomeといいIEEEといい海外のメディアからの情報と比較して何故日本の社会の中からは物事を客観的に見れないのか?貴方はそれを自問された事が有りますか?色々理由は複雑だろうが、その根っこに或るのは、私達市民が物事或は現象へアプローチが巧く出来ないからだと思う。その背景を8章で考えてみたい。
5.統計中の1サンプルと言う運命、そして忘却され
先日出張した時に載った飛行機の隣の席の方が、自分は医者でこれから癌学会へ出席する途中だと言っていました。目的地に近ずいた時に今回の原子力発電の放射能汚染事故はどの様に見ているのかの意見を聞いてみました。少し遠慮してこんな事を言いました。将来に起こるであろう、個人個人の癌の発生を全体で眺めて見、そしてそれら個人の発病の点と点を結んで線にして過去に遡って行くと、3.11.2011の福島と言う1点に辿り着くかも知れない。こんな事はおこらないで欲しいのだがと。
現状では福島第一原子力発電所の放射能汚染事故の人間の体に対する影響の統計的データは存在しない。今在るのは3.11.2011と言う点だけである。何年後何十年後かに集計した統計データを基に癌発生の因果関係を突き詰めると、長時間の調査後に曖昧ながらしかし統計的に有為な因果関係を説明するに足りると言う科学的なデータが揃う事が予想される。しかも昨今遺伝子のどの部分が破損しているのか判る様になったので因果関係が補強される様になるだろう。東京大学の児玉教授の資料[19]参照の事。しかし皆さん御存知だと思います。不特定多数の死なんて無いんです。想像してみて下さい。貴方の、私の或いは私達の子供達の死なのです。病気になった個人の苦しみは統計と言う数字からは決して表立って出て来ないのです。親族だけが苦しむのです。特に言っておかなければならない事は3.11の放射能汚染事故の被害者であるかどうか判別が非常に難しいのです。同じ様な被害者が揃わないと統計的に3.11放射能汚染と他の要因での健康被害との因果関係を峻別できないのです。何とも遣る瀬無いと思いませんか?個の生死;私でなく貴方の遺伝子が、また貴方でなく私の遺伝子が傷ついて、又共に貴方と私の子供達の遺伝子が傷つき、そして双方の家系が癌に成り易い家系となって、それぞれ捨て石の様に統計データの中に置かれ3.11の過酷な放射能汚染事故を将来無言で指し示す事になるかもしれないとは3.11以前誰が予想したでしょうか?
皆さんどうして判らないのですか?個人に病気と言う結果が確率的に降り懸かるのです。間接的な状況証拠が在るだけで(例えば髪の毛や爪、乳歯を取って置いたとしても)、これだけでは十分とは言えない。既に言及しましたが健康の被害を生じた人の数が多くなって初めて統計的に3.11の放射能汚染と健康被害の因果関係がぼんやりと見えて来ると言う事です。そしてソビエト連邦での25年前の事故の前例が在るにも関わらずこれらの統計データを用いようとしない政府。今日本で放射能は危険か安全かと言う議論をしているのはタイタニック号の船の上でこの船は沈まない安全だと議論している様な物。子供と母親、妊婦さんを一刻も早く救命ボートに載せる様な、予防的な手法を採るという事=安全&安心へのアプローチを採るべきだ。だが、関連省庁の官僚は20ミリシーベルトの居住地域なら安全と、数字を振りかざして予防的な事を一切取らない。此処でも国と政府は思いっ切り、人間の認識の限界に付け込んでいます。極悪と言わずして何と言うか。政府や厚生労働省、文部科学省は個人の死など時間が経てば忘却されると思っているのだろう。貴方の子供達の人生が国、官僚、東京電力、地方行政に弄ばれるであろう事を忘れてはならない。しかし我々市民は統計の中の1サンプルになる様な事態を己の生存を賭けて拒否する。こんな事を人間が人間に対して行ってよいのか?まるで日本人が日本人に対してホロコーストを行っているとしか思えないのだが。今からでも己の自己防衛としての予防的手法は間に合う。官僚屋の御信託に構わず、放射能の影響を最小限に出来る様、市民皆の知恵を絞り何とか生き残ろうではないか。さもなくば私や貴方の子供達は統計の中の数字としてしか扱われず、人間として生きて来た証が忘却されるであろう事を心にしっかり留めておけ。
一方、30年後に過去を遡ってみてデータを集める、のは科学である。しかし今後の30年を見据えて、危険を予見し回避する事の出来、不出来の如何は科学と言う道具を用いた政治の力の行使である事を忘れないで欲しい。この僅かながらの市民の意志を今現在原子力官僚屋の巨大な宣伝マシン、"マス"メディアを用いて圧倒的多数の人間を原子力の本質に無関心で居させ続けて置く事で骨抜きにしつつあると思える。何とか出来ないか?
6.より根源的な事へ
この章では、私が勝手に遡り法と呼んでいる方法を紹介します。まず1歩下がって全体を見る事から始めます。そして2つの事柄でどちらの事柄が先立つかと自ら問います。それでは:ある事柄-Aと事柄-Bが眼の前に在るとします。その時にまず事柄-Aの存在を消去してみます。その時には事柄-Bが存在するか?という事を検証する方法です。逆の事もやって見ます。事柄-Bの存在を消去してみます。その時には事柄-Aが存在するか?事柄-Bが事柄-Aに先立って存在するかどうか、もしそうなら、事柄-Bは事柄-Aより根源的な存在であると理解できます。即ち二つの事柄を遡ってみてどちらが根本的、根源的な存在であるかを問うアプローチです。貴方もこのアプローチを実践して見て下さい。但し"ニワトリが先か卵が先か"と言う問いの罠に捕われないで下さい。蛇足ですがこのアプローチを用いるとニワトリと卵とではどちらが根源的なのかハッキリします。つまり答えが出ないと言う事が判ります。議論は堂々巡りだと大局的に見えてきますし、そうしたら、答えは"ニワトリが先か卵が先か"の問いの外に在ると気付く筈です。はい、答えは:"始めにメスとオスありき"です。
さてこの方法を東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故に当てはめてみましょう。以下網羅した2つの項目を心の中で比較してみて下さい。又"行為とその帰結"と言う見方(一番最初の投稿4章参照)も参考に。
*地震 vs. 津波、*地震 vs. 原子力発電、*津波 vs. 原子力発電所、*福島第一原子力発電所 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*東京電力 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*政府 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*通商産業省 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*旧科学技術庁、現文部科学省 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*原子力と言う国策 vs. 3.11.11放射能汚染事故
*電力会社 vs. 原子力発電、*ゼネコン vs. 原子力発電、*政治家 vs. 原子力発電、*官僚 vs. 原子力発電、*地方自治体 vs. 原子力発電、*金 vs. 原子力発電、*農業、漁業、林業 vs. 原子力発電、*製造業等の工業 vs. 原子力発電、*電気 vs. 原子力発電、*自然放射能 vs. 人間が作り出した放射能、*人間 vs. 電気、*生命 vs.原子力発電、*国益 vs. 東京電力の社益、*国益 vs.省庁益、*省庁益 vs. 東京電力の社益、*日本国民 vs. 国会、*日本国民 vs. 官僚、*国会 vs. 官僚
遡り法では峻別できないけど敢て比較します。
*安全&安心 vs. 不安、*放射能汚染 vs. 放射能汚染の測定値、*民主主義 vs. 原子力発電、*原子力村(原子力神殿) vs. 原子力発電、*核燃料サイクル vs. 原子力発電、*幸せ vs. 原子力発電、*欲望 vs. 原子力発電、*愛 vs. 原子力発電、*自然放射能 vs. 癌、*人間が作り出した放射能 vs. 癌、 *原子力発電 vs. 癌、*原子爆弾 vs. 癌、*原子爆弾 vs. 原子力発電、*地方 vs. 都市、現実 vs. 言葉、*私 vs. あなた、*私達 vs. 私達の子供達、今 vs. 未来。
そしてこの手法にもとづけば何が何に先立つかの優先順位がハッキリ判る訳だ。より根源的な事を軽視し、後からどうとでもなる根源的でない事を重視する事はより根本的、根源的な事を殺めるに等しい。でもこんな事って常識で判るのですけれども、日本と言う国を動かしている人々はどうも我々市民とは違った思考回路をお持ちの様で、3.11以降日本の幼い子供達、乳幼児、妊婦さんの保護対策を中心とした東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故の危機管理よりも自分達の責任逃れの方が根本的、根源的だったのでしょう。さて、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが"無知の知"即ち自分は或る事を知らないと言う事を知っているのが大事と言う有名な言葉を残している。[20]参照の事。そこで、次章で違った角度から見た自分達の野心の為の最大多数の最大幸福と言う名前の神をガムシャラに布教する人々、そして我々市民のそれに対する無知の無知を論じてみよう。しかし小生この頃、彼ら原子力エネルギーを生業にする人は自分達が原子力の本質に対し無知の無知状態であったと言う素振りを見せながら、確信犯的に日本の市民の、特に子供の被曝の被害を予防的に回避しようとしなかったと考える様になって来た。
7.恣意的な誘導、意図的な解釈。日本人の弱さから派生する事
まず最初に意図的な解釈について言いたい事が或る。よく原子力発電所を運転しての事故のリスクは車を運転しての事故に遭う事と比較して小さいと主張する人がいる。論理的に決定的に違う。車は自らの責任で自分でハンドルを握り運転する、或は同乗するのである。死にたくないから注意深く運転するものじゃないのか?原子炉は安全の文化が皆無な企業が運転しているのではないか?そして過酷事故が起こってもその責任は取りたくないから、今回の4つの原子炉館屋の完全破壊の経過に対して嘘も平気で言うし、のらりくらりと逃れている、言い訳しているではないか?そんなまるで当て逃げ事故をおこして逃げる様な無責任な連中と、一生懸命真面目に生を生きている我々市民を一緒にしないで欲しい。其処を理解してからリスクの比較を行って欲しかったのだが。
さて此処で今回の放射能汚染事故に対する恣意的な誘導、意図的な解釈をする側とされる側に共通する、幾つかの陥り易い人間の認識の特性を思い付いたまま、列挙してみよう。
[誘導、解釈をする側]
1 未来を真剣に予見しようとしない:何とかなるだろうでは国家は運営できない。"Prepare for the worst, hope for the best."即ち"最悪の事態に備えよ、そして最善の結果になる事を(祈って)期待する"と言う事は、危機管理の初歩の初歩。これが何故国を中心にして出来なかったのでしょうか?最悪に備えておけば安心ではないですか?例えば海から4kmも離れているので押し寄せて来る海水の事は大丈夫と過小評価していたが故におこったと思われる宮城県石巻市立大川小学校の惨事。胸が痛みます。亡くなられた生徒さん皆さんに心から合掌致します。一言で上に立つ人間の力量、最悪の事態に備えよと決断出来るかどうかが問われたのです。本来上から下まで如何なる社会の組織のレベルでも危機管理が出来なければいけない筈。同じ事は次の事にも適用されます。放射能汚染の影響を過小評価、或は安全、安心と宣伝する行為により発生するかもしれない健康への影響がかなり悪い方向になってしまった場合には将来誰が責任を負うのでしょうか?危機管理の精神は一般市民にも備わってなければいけない。よって国が20ミリシーベルトまでの放射能汚染された所に住む事や500ベクレル/Kg以下の放射能汚染された食べ物を食べる事は安全と言う宣伝(あたかも国の命令の様に聞こえてそれに服従してしまう)が自分の本能の声と違っていたなら、躊躇なく自分の本能に従うべき。断言します。私は上に立つ人誰も責任をとらないと思います。**日本人の弱さ**
2 どこの国でも、如何なる時代にも政治家は国民の不満が鬱積した時に必ず行う事が有る:それは国民の目と不満を外、即ち国外にそらす事である。しかし日本の政治を司る人達が、逆に科学屋と官僚屋にこの手法によって手玉に採られているのが判らないとは、情け無い。私はこの記事を読んだ時に思わずアホ!と叫んでしまいました。"低線量被曝のリスク管理の政府作業部会"11月15日。まずこの記事を読んで下さい。[21]参照の事。チェルノブィリの放射線被災者の統計データを参照する事も大切だが、この日本の足下に於いて既に貴重なそれもしっかりした個人の被曝放射線線量が蓄積された形で在るではないか?" 実は存在していた「低線量被曝データ」"[22]参照の事。自民党参議院議員の古川俊治氏が8月1日の復興特別委員会で質問。**日本人の弱さ**
3 視野の中で素早く動く物はすぐに認識できる:逆にとてもゆっくり動く物体は視界の全体の中で区別が難しい。例えばこの人間の認識の弱点を利用すると何が出来るか?100%の変化を1日で市民に伝えるのと1%の変化を100日かかって伝える事。つまり少しずつ情報を人間の眼と耳を通して流し込む事によって、皆が気が付かないまま既成事実を積み上げる事。これが原子力体制保持の為の危機管理なのでしょう。だから小出しに遅れて情報を政府は出すのです。**これはTEPCOと政府の恣意的な情報誘導です。**
4 始めに結論ありき:まず安全ですと言う。何処かの国の検察官も似たりよったり。**これは官僚の意図的な解釈**
5 偏見:自分と違った考え方を許容できない。多様な意見に対する寛容性がない。次の聞く耳持たぬと双子の兄弟。**人間の弱さ**
6 聞く耳持たぬ:自分が正しいと思い込む事で相手を見下す事。自分たちと違った意見を持つ方々を排斥するのが得意。そして大王様のTEPCO:良心的な科学者が幾度となく、放射能を大量に放出する過酷事故の危険性を忠告していた筈ですが、聞く耳持たなかった故に不幸が全世界中に振り蒔かれました。一方叱責すべき事は我々市民が原子力エネルギーに対する多様な意見に耳を傾ける能力が無かったと言う事。勿論我々の心の中にも原子力エネルギーに反対していた人々に対する偏見は有ったと思う。**日本人の弱さ**
7 集まる事。集まった側の外は自分と違った人間と思い排除する:タテ社会の派閥やラベル張りの典型。ヨコ社会では市民は利害関係無しに集まれる。**日本人の弱さ**
8 嘘に嘘を重ねると本当らしくなる:嘘でも何十回も言われると人間信じちゃうね、感覚が鈍感になって。又大きな嘘ほど本当の様に聞こえる。**恣意的な誘導**
9 間違えを認めない:間違ったら素直に訂正&修正すると言う事が眼の前の事と向き合う時に必要なんですけど。人間傲慢になると謙虚さが無くなるね。**日本人の弱さ**
10 失敗は成功の母:国家を滅ぼす様な事態になって何事でしょうかね。物には程度ってのがあるんだけどね。私達市民はTEPCOの失敗の生け贄か?そして責任は知らんぷり。**これは官僚の意図的な解釈**
11 木を見て森を見ず:は"木を見させて森を見させず"と言うやり方にも通用する。細かい数字や内容を出して来て大きな所は極力見させない。市民の皆さんに、今進行している事を大局的に見させない目くらまし戦法である。何が起きたか、何が起っているのか、これから何が起るのかを予見させない。実に姑息。**これはTEPCOと原子力官僚による恣意的に我々市民の視点をある処に集中させる誘導法です。**
12 不安を煽るな:そう言われても、まず不安とは何かと定義してから言って欲しい。
[誘導される、解釈を与えられる側]
13 喉下過ぎれば暑さを忘れる:時間が経ったら忘れちゃう。持続する事の難しさも言い表してます。**人間の弱さ**
14 無関心:俺の事ではない。私の事ではない。と思い込む。だが結果は判らないのでそう思い込まない方が良い。そう言う事態が長い間続いて来ているので生存本能が麻痺していますよ。皆さん!**これは人が最も陥り易い罠**
15 動物園の動物の様に一点をグルグル廻わる:ルーチンワークってんですか。携帯電話を操作しながら徘徊する人と同じ。そんな生活していると感受性無くなってしまいますね。おまけに想像力も無くしちゃって。先ず自分で自分の殻を壊してみて下さい。**日本人の弱さ**
16 無知の知:自分は或る事を知らないと言う事を知っている時、自分でその事を探求します。謙虚だし。無知の無知だと人間無関心にもなるし。**人間の弱さ**
17 類推が重なりいつの間にか思い込みになる:自分では分ったつもりになり確認を怠る。**日本人の弱さ**
18 現実を直視し果敢に問題解決:東京大学の児玉氏が国会で怒ったのはこの事。現実からの逃避。上が上だからね〜。と無関心風に言っていたら火の粉が降り掛かって来た時後悔しますよ!**日本人の弱さ**
19 知識と言葉、数字と言う色眼鏡を通して眼の前の事を見る:詳しくは次章。**日本人の弱さ**
20 誰も声を挙げなければ怒っている自分が異常に思える:大衆に埋没する個人の意見。個人のユニークさを大事にしない世の中の証。皆と違った声は皆が無視。敵意の或る時も。**日本人の弱さ**
21 平等と言う名前の、多様性(個人のユニークさ)の否定:横並びでないと御近所の皆様に悪いと変な義理が或る。だから自分の子供を放射能から守る様な事をすると、そうしない近所の人々から変わり者として扱われる。和を乱すと、近所から浮び上がってしまう。集団心理とは正にこの事。**日本人の弱さ**
22 隣の芝生:自分の家と隣家を比較の対象とすべきではない。これをやるから妬みが出て来るのじゃないのか?行ってよいのは過去の自分と今の自分の比較。**日本人の弱さ**
23 情に訴える事:論理がないし議論が無い。特に選挙等人を囲い込む時、金が物を言う世界。情と金で人を囲い込む(悪い奴程良く眠る) vs. 論理と倫理に支えられた人間の良心に基づくヨコ社会。**日本人の弱さ**
24 タテ社会とヨコ社会:タテ社会の弊害を投稿その1にて指摘しましたがトップダウンの命令が理に適わない時、それをヨコに市民同士で繋がる事で彼らの誤りを認めさせ、修正させる事をして行かなければ社会は良くなりません。- 昔から正しくない決断をしてその帰結が不幸に終わった時そのトップの面々は100%責任逃れしますけど - その結果日本の市民は大変な目を見るって事って、日本でどうして頻繁に起こるのでしょうか?その様な結末になる前に市民がヨコに繋がって声を挙げなければ何も良くならないのです。**日本人の弱さ**
[番外]
25 何でニュースを批判的に見ないのか?:単に情報として聞くだけ、読むだけの話のネタ。**日本人の弱さ**
26 そして何故大局的に物事を見ないのか?:上記25に関連して。東京電力女性社員の殺人事件の被疑者であるネパール出身のゴビンダ マイナリ氏のDNAが被害者の女性より見つかった犯人の精液のDNAと不一致と言うニュースがこの7月の時点で流れた。何故この時批判的に又大きく観れないのか?精液のDNA鑑定で更に犯人の民族的特徴も解読できる筈。しっかり心の眼を開け。日本の市民!**日本人の弱さ**
27 何も変えようとしない:官僚と長期政権であった自由民主党。官僚と権力を持った政権との関係が癒着し、中立性を失って久しい。そして彼らは政治を操る組織となった。そして官僚の中立性のチェック機構が無い。だから何時迄経っても私達市民は官僚の奴隷。**日本の弱さ**
これらの市民の弱さを把握していてそれに則り大衆操作する奴らが居る事に気が付いて欲しい。
8.眼の前の事と向き合う(言葉或は知識、そして現象の認識とのギャップ)
この章では高度な認識、そしてそれを恒久的に見過ごしてしまう頭の特性を題材とします。
学生時代に良く遊びに行った研究室の教官がふと漏らした言葉が今でも忘れられない。もし貴方が、或る夜に月を眺めていたとしよう。その時に貴方の頭の中がまっさらな状態で居て(情報も何も前もって知らずに、即ち言葉や知識と言う色眼鏡を通さず)、尚かつその時に月の格好が何か奇妙に変化して来たと感じたとしよう。そして刻一刻と月が暗くなって来た事が判る。暫くの間、頭の中で何が起っているのか判らない状態に置かれていた。不思議である。よくよく月を見ると少し欠けているではないか。そして非常に大きな電気的ショックが頭の中を横切る。何がおこったのか?
心がまっさらな時に見ている眼の前の出来事と、"月食"と言う言葉と知識が頭の中の神経回路の発火により、繋がっのだ。だが其れだけではない。より高度なレベルの認識が存在すると言う事実を自分の頭の中で覚醒する。言葉なしでも起こる事は眼の前で起こるのである。
そう、貴方が今観ている事とは"現象としての月が欠ける事"である。つい先日12月10日の月食時もし頭の中には情報が前もって刷り込まれていたのなら、それは単に"月食と言う現象"を見ていたのだ。例えば今朝の新聞に本日夜何時何分に何処の地方から何処までの範囲で部分月食或は皆既月食があります。凡そ何分間続きます。と頭の中に情報が既に刷り込まれている訳だ。依ってその人の採る行動は、月食が始まる5分前になって外に出て月を眺め始めると言う筋書き通りの行動である。時計を見ながらあと何分この月食が楽しめるかなどと、思うに違いない。眼の前の出来事を、既知でない時に目撃する場合(人間にとって神秘な出来事)と比較して、予め予期された既に頭の中に出来上がってしまったイメージで眼の前の現象を観てしまう場合。この二者間の違いは天と地程の差がある。この事態は眼からの経路から生ずるだけでは無い。五感から入って来る"生"の情報全てに当てはまる。現象が前からやって来る。それを心をまっさらにして受け止める。特に自然を相手にする漁業や農業を生業とされる方々は心の眼が開いている故、これに近い経験が出来るのではと思う。その一方頭の中の言葉と知識を通して眼の前の出来事を見ると言う事は色眼鏡を通して"月が欠ける事"を見てしまうと言える。目から鱗とはこの事。
此処で"放射能"と"月食"を置き換えて下さい。"放射能と呼ばれる現象"と言う見方のアプローチを捨てて"現象としての原子が壊れる事"、更に噛み砕いて"現象としての物が壊れる事"と言う見方のアプローチを取って下さい。簡単に言うと頭の中に有る、"安全だ"と言う評論、"危険だ"と言う評論と、頭の中でグルグルと廻っているベクレル、ミリシーベルトなどの数字の事を捨て去って下さい。色眼鏡を通して物事を観る事は思い込みが判断の中に入り込む隙を与えたり、自分がこうなって欲しいと思っている方に傾いて物事を見てしまいがちになってしまい、物事の本質に迫る事が非常に難しくなります。目から鱗を取払い眼の前の出来事にアプローチをして下さい。そこがスタート地点なのです。この立場は英単語で言うと"perceive"日本語で"知覚"と言う言葉で表せます。ですから知覚と言うアプローチで見れば、"人の手によって核分裂で作られた原子核が壊れる事"から始めてそれは生命にとって安全だとか危ないとか言う問いができるのです。分りますか?心をまっさらにして眼の前の事にアプローチする事の大切さが。
次に"月食"を"現象としての放射能汚染"と置き換えてみて下さい。どうですか?心の中に何か響きますか?もっと極端な話にしましょう。"月食"と"津波"と置き換えてみて下さい。特に3.11.2011に直接"押し寄せて来る海水"を目の当たりにした方はもう心の中で理解していると思います。貴方の眼の前の出来事は"津波と言う現象"と言う言葉で言い表すよりも更に心に深く刻まれた"現象としての押し寄せて来る海水"を目撃体験したそのものです。あの空恐ろしいまでの海水の量を直接観た人々は、言葉を用いて物事にアプローチするより眼の前の出来事をそのまま、言葉と知識と言う色眼鏡抜きで受け入れているのがお判りいただけましたでしょうか?また"地震"をマグニチュード幾つの地震と思わず、"現象としての大地が揺れる事"と知覚で捉る様に試みて下さい。同じ解釈を採りますと、3.11以降の放射能汚染事故を"現象としての原子炉の爆発"の結果と言うもっと簡単な表現で知覚する事が出来るでしょうか。これを押し寄せる濁流や大地が大揺れする事と重ね合わせて見て下さい。人間の小ささが判るでしょうし、原子炉即ち機械なんて押し寄せる濁流や大地が大揺れする事で壊れるものだと納得します。
さて現実に戻ろう。この思考習慣は日本社会を覆う最も巨大な弱点である。司法、立法、行政を司る人々が長らく陥っている事態なのである。学者や官僚達の頭の中には既に刷り込まれた判断回路が出来上がっているので、柔軟な思考、物事を違ったアプローチから捉える事が出来ない。おまけに自分が言っている事が間違っているかと検証する意志も無い状態だ。私自身、物事や人々にラベル張りをするつもりは無い。しかし言葉と知識と言う色眼鏡を通して物事を観ている事が自分自身判らない科学者、官僚、政治家の面々を科学屋、官僚屋そして政治屋と呼ばせて頂きます。国中がこの様な状態なので外国からの今回の福島第一の放射能汚染事故の捉え方と日本政府の放射能汚染の捉え方とのギャップが或るのは不思議ではない。例えば"http://ex-skf-jp.blogspot.com"と言うウェブにThe New York Timesの12月6日の記事が紹介されていた。[23]参照の事。日本の政府が放射能汚染を如何に色眼鏡を通して解釈しているかが良く判る。その中にこんな記述があった"... Supporters see rehabilitating the area as a chance to showcase the country's formidable determination and superior technical skills - proof that Japan is still a great power...." 日本語訳は"地域の除染をサポートする人々はこれが国の並々ならぬ決心と、優れた技術を持つ-日本はまだ大国である、と言う事を証する機会であると考えている。"兎に角物、技術中心の思考で日本の市民の事が思考の中に無い。自国市民を保護すると言う点で5流国であると言う事を3.11以降自ら証明してしまって何を今更大国か、と思う。国力と言う対象を総合的に見ないで技術の面のみから見ている馬鹿者達。同情心も何もない、不信心な道徳に欠ける連中。
まず貴方は"知らない"と言う自覚を持って心をまっさらにして、眼の前の事に対峙する事。次に"現象としての物が壊れて行く事"と言うアプローチ方法によって眼の前の出来事を次章で検証して行く事にする。
9.心の中をマッサラにして(努力して)
まず簡単に:ウラン235を炭に例えましょう。炭を燃やす時酸素を大量に供給して、一瞬に燃やす事と例えられるのが原子爆弾。よって炭は白く燃えつきてしまって燃えカスは余り残りません。一方炭をちょろちょろと燃やすのが原子力発電。この時燃え残りの炭と燃えカスは残っていますよね。そして原子炉の中って主に2つの動的な物理現象が同時進行する格好で発電しています。(1)中性子に依るウラン235の核分裂。(2)ウランの核分裂で生じた核分裂生成物、簡単に言うと燃えカスが更にアルファ線、ベータ線やガンマ線(即ちエネルギー)を出しながらより小さな原子へと壊れて行く物理現象です。もし原子炉に制御棒を挿入すると中性子が発生しなくなり、ウラン235は核分裂を止めます。そうすると1つの物理現象が止まって(1)もう1つの物理現象(2)のみが原子炉内で進行します。つまりこれ以上ウランの核分裂で出来る燃えカスが増えなくなる状態。又(2)のエネルギー、これが崩壊熱。[24],[25],[26],[27],[28]参照の事。
余り算数は得意でないのだが、以下の計算一生懸命やってみた。色々下調べしましたが、小生学者ではないのでもし間違えていたら御指摘下さい。そしてその時は御免なさい。又所謂反原発の本を持っていないので其処からの話の内容とかち合う事も予想されます。その所、御理解下さい。では核分裂生成物=燃えカス=放射能が原子炉の中から表へ出てしまうと言う事はどう言う事か食べ物を通して、そしてその放射能汚染に対する安全宣言に向き合ってみたい。国の暫定基準値では500ベクレル/Kgと言う値になっていて、それ以下なら安全で、それ以上なら安全でないと言う線引きの意味を知覚を通じて考察してみよう。お断り:文献の引用でBqと言う記号が出てきますがベクレルと同じです。以下セシウム137を主な例にとって話を進めて行きます。
Q1)放射性同位元素のセシウム137が1gあるとすると(セシウム137は壊れる時にベータ線即ち電子を放出する)一体何ベクレルなのか?
ベクレルとは皆さんご存知の通り"1 s(秒)間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1 Bqである。"[29]より引用。500ベクレルとは毎秒500個の原子核が壊れてアルフア線、ベータ線やガンマ線等の放射線を出す能力。
A1)セシウム137の半減期は30.1年。これを秒に変換=30.1年x365.24日x24時間x60分x60秒=9.5x10^8秒。
1gのセシウム137にはセシウム原子がアボガドロ定数/原子量だけ含まれている=6.02241x10^23/137=4.4x10^21個。
依って、1gのセシウム137のベクレル量はlog-e(2)x4.4x10^21/9.5x10^8=3.2x10^12=3.2テラベクレル=3.2兆ベクレル。計算式は[29]参照の事。計算する必要も無かった。3.215 TBq (10^12)である。ウィキペディア[30]参照の事。
Q2)1gのセシウム137て大変なベクレル量だけど、重さからすると大した量だとは思えないけど。比較できる具体例は無いか?
A2)ウィキペディアにこんな記述が或る。"チェルノブイリ事故以後のドイツ全土について平均してみると、セシウム137による汚染は、平均で2000-4000 Bq/m2となっている。これは1 mg/km2に相当し、500 gのセシウム137がドイツ全土にばらまかれたことになる。"[30]参照の事。因にドイツは日本より2万平方キロメートル狭い。セシウム137が500gで1607.5テラベクレル。もし1gのセシウム137が体内に取り込まれたのなら500gで500人分。そしてセシウム137、1gが壊れる時に放出されるベータ線、即ち電子が一秒間に3215000000000個放出されるのです。又ベータ線が機関銃の実弾と考えると、判るでしょ、めちゃくちゃ細胞を被弾させていると言う事が。そうすると、細胞がダメージを受けない程度はどの位の重さのセシウム137だったら安心なのかと考えて見るのが自然な流れ。最初から500ベクレル/Kgが安全と決めつけるのは、非常に作為に満ちた手法ではないかと言える。
又[30]のウィキペディアの記述。"現在環境中に存在しているセシウム137などの多くは、1940年代〜1960年代の核実験や核事故で放出された。ただしセシウム134は、半減期の関係で数十年前に放出されたものは殆ど残っていない。1960年代前半に日本人は1日に1 Bq以上を摂取していたと推定されている。"1950~60年代の大気圏核実験は壮絶を極めたが、それでも1Bqと言う単位で収まる汚染食品を日本人は1日に"摂取"であったと読み取れる。単純に考えてビキニ環礁の水爆実験の500発分が地球上に撒かれた時の値が500ベクレル/Kgの汚染食料の摂取と考えるのが妥当ではないか。以上の思考検証は500Bq/Kgとは核戦争後に放射能で人が死ぬよりも人が飢え死にしない事を優先した基準と言う記事、東北文教大松田浩平教授のコメント"国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争時の食物の汚染上限"が正しいかどうかの為に行った。[31]参照の事。1ベクレルと500ベクレル。この違いを私達市民はどの様に解釈するのか?これで安全だと言う論拠は何処からくるのか?
さて次に食べ物の汚染が500ベクレル/Kgとはどういうレベルなのか考えてみよう。おっと、そうは行かないよ!もっとシビアに、自分の体の肉に500ベクレル/Kgの放射能が入っていると仮定しよう。だって優に2000ベクレル/Kgを超える野生のイノシシの肉も出て来てるんでしょ?[32]参照の事。可哀想に。自分達が食べている野の食料が放射能で汚れているか汚れていないかなんて峻別できないし。人間も同じ様に食べ物を区別しないで野生の人として500ベクレル/Kg*70Kgの体重*0.3(体の中の肉質の部分が体重の30%とした。投稿者の解釈)=10500ベクレル/1人当たりの放射能を抱えてみれば良い。つまり体の中で毎秒10500個の原子核が壊れているって事。もっと書きたいのですがこれ以上色々調べると頭がパンクしてしまいそうなので、ここで止めておきます。
ここでのポイントは人間の五感 vs. 小さすぎる物;原子、そしてそれが耳かき一杯の重さでも信じられない位大量に原子が在ると言う事。核エネルギーを使うという事はこう言う非常に軽いながら大量な人工の放射性物質を電気エネルギーと引き換えに毎秒毎秒生産していると言う事です。さてもう一度おさらい。中性子が飛び廻らなくなった後の原子炉の燃料棒内のウランペレット(瀬戸物)内での物理現象が、体の中でおこっている事=即ち内部被曝なのです。放射能汚染の強い牛乳を学校で子供達に無理矢理呑ませるのは原子炉での物理現象を体の中に植え付ける様な事をやっているのに等しいのです。更に高放射能汚染地に住むのはまるで原子炉建屋の中に暮らしているよりもひどい状態と聞く。半ば強制的に住まわさせられている子供達が不憫。大人が馬鹿だから子供達は健康に大変なリスクを抱え込まざるを得ない何とも不条理な世の中。これは誰のせいなのでしょうか?自分達の危機管理が出来ない私達市民のせいなのでしょうか?それとも問題を危機と認識しない為ですか?事態を楽観視しているからでしょうか?私にはこの事が群れの中に在る盲目的な精神論の行き着く果ての、遺伝子プールの自己破壊に見えてしまう。
文部科学省(旧科学技術庁を含む)が全国の国立大学主導の放射能汚染の調査の禁止を行っているとしても、いずれ国外から反論しようのない健康被害を予想するデータが提供されるだろう。今この放射能汚染の現実から目を背けて、真実を隠そうとする科学屋達。まだ判らないのか?自分達が信用されなくなって来ている事を。良心的な科学者は自分たちが無能な税金泥棒で無いと、色々社会に対し発言し手持ちの情報を公開して市民の為に仕事をしているとアピールして欲しい。そして横方向に学者同士で連帯して、日本の市民が自らの手で放射能から生き残ろうともがいているのを是非助けて欲しい。そうしない学者は失業させます。そしてTEPCOと言う野獣を野放しにして来た監督官庁は其の責任を取るべき。何故なら今回の様な原子炉の過酷事故対策を全て東京電力に丸投げしていたのじゃないのか?
10. 今 - まず出来る事、その2
(1)海洋のこれ以上の汚染をなんとしてでも食い止める事。除染に金を使うのなら、福島原子力第一発電所から海洋に漏れ出る汚染水を一刻も早く海へ漏れ出ない様遮蔽すべきである。静岡から引き舟で運んで来た1万トン級の長方形のタンカーはどうしたのでしようか?やっぱり汚染水を10万トンクラスのタンカーに移して作業現場の空間線量を減らしてこの地下ダムを作った方が最善なのではないか。まだ人間が現場で作業できる状態なので、今すぐ汚染水の遮蔽工事を実行に移せば、2年後位に工事を終了できるのではないか。それにしても日本は海洋国家ではなかったのですか?海を放射能で過酷に汚して何が海洋国家と言えるのだろうか。
(2)駆け込み出産寺
比較的高い汚染地域にお住まいの御夫婦で、もし奥様が新たに妊娠した事が判った場合に、国が旅費を含めて責任を持って放射能汚染されていない所に設けた保養施設に住まわせて、出産まで面倒見るべきである。
(3)何もしない、除染もしない。瓦礫も移動させない。今出来る事は放射能汚染地区の人々を出来るだけ放射能汚染の少ない地区に永住させる事。
エントロピー増大と言う物理の法則が有る。一言で言えば除染しても又汚い所から汚れがそこにやって来ると言う事。例えば1種類の物質は放っておくと他の物質と混じり合い拡散すると言う法則。拡散に係る時間とそのスピードが遅い早いは別にして、原子力発電所に閉じ込められていた放射性物質もこの法則のご多分に漏れなかったと言う事だ(更に言うと原子炉からの放射能漏れを最小にする、即ちエントロピーの増大を抑えるには大変金が懸かると言う事をTEPCOは理解していなかったのである)。チェルノブィリの放射能汚染地帯に比べて放射能汚染が拡散、そして集積する条件が格段に多様な形態で存在する。梅雨、豪雪、台風、季節風、更に真近の山間部、すぐ隣の海岸と太平洋へと。福島、宮城、山形、新潟、栃木、群馬、千葉、埼玉そして東京の地上の形状が全く東ヨーロッパと違っている。前投稿でも指摘して於いた様に、放射能汚染された地域から追われた汚染事故の被害を受けた方々を放射能除染により元の居住場所に戻す様努力する理由は、国と東京電力が被害を受けた方々を他地域に永住させ、不動産に対する補償を行うよりも、遥かに安上がりだからである。例えば1家族の農地と宅地の評価額が2千万円だとすると、百家族で20億円。何十万の家族の農地と漁業権、宅地の評価額だとしたら何10兆円もの出費。これが嫌で除染と言う格好で利権に群がる連中に金をバラまく一方、避難していた広範囲の地域の市民を居住区に帰して彼らの遺伝子を将来に渡り傷つけさせる事を強要する。現状の放射能レベルは安全ですと洗脳された上に遺伝子を傷つけられて居住していた家に戻って元の生活をする事により、帰還者の方々が又将来に渡り差別の悪循環に陥って行ってしまう事が予見される。
(4)徹底的な放射能汚染の除染を行うよりも、放射線管理区域から外に市民を移住させ尚かつ食品への徹底的な放射能汚染の選別(或はランク付け)をやった方が日本国の遺伝子プールを守ると言う観点からすると遥かに効果的。何故これが出来ないのか?後悔しますよ今やらないと。
(5)国政レベルで国難の優先順位を付けて問題解決。国会でTPPと言う議論を行って国民の関心を外へ向けていたのを目の当たりにして、国会は優先順位を付けて物事を処理実行する考え方が全く備わっていないと判明できる。遡り法なんて手法知らんだろうしな。何が今優先度が最も高く、一番大事な事か判ってるのか?失業させます。
(6)食の製造現場の声が聞きたい。どれ位食べ物がキレイなのか、其れとも汚染しているのかが知りたい。市民にとって何か手伝える事がないか?放射能汚染の少ない食品を生産する方々を応援したい。
(7)漁業を生業とする、1970年代より原子力発電所の反対を訴えて来た人々の声が聞きたい。でもこちらから出向かないといけないですね。
(8)無理かもしれないが、原子力を推進する人々と原子力に反対する人々と建設的な対話を始める時ではないか?又都会に住む市民と原子力エネルギーと言う物で差別され、又放射能で更に差別されている放射能汚染地域に住む農業や漁業を営む市民とコミュニケーションを始めるべきである。
(9)8章で述べたが、何か物事を言葉でラベル化すると其の時点で頭の中で思考の回路が停まってしまい建設的、創造的な思考ができなくなる。例えば、"反原発"と言う言葉を用いた時点で、話が進まなくなってしまう。同じ事が"安全神話"を使用した場合にも言えるのだ。この様に言葉を用いず、現実が言葉よりも先に在る事に気がつけば、例えば原子力エネルギーのリスクとかコストとかを原子力を推進する科学者と原子力に反対する科学者の間で真剣に未来の子供達の為に議論ができるのではと思う。この辺は原発先進国のドイツを見習いたい。彼らは頭が柔らかいですね。私には彼らが言葉で説明出来き得ない過酷な事でも起こる事は起こると1986年の経験から心の中では判っているのではと勝手に解釈している。
(10)他国には原子力に対する安全神話があるのだろうか?調べて見る価値はある。
(11)現実を心をマッサラにして見る事ができない人々とどの様に連帯して行くかの方策を考えるべき時。
私達は日本の歴史の中で最も大きな曲がり角に立っている。そしてこれから生ずる困難を1つ1つ解決しなければならないと言う覚悟が必要だと思う。それこそ死に物狂いで今の日本の世の中を改善しなければ。我々の子供達の為に彼らに少しでもましな日本が引き継げる様になって欲しいが故。
11.今回の投稿の最後に
私は顔の無い人間ではありません。"kc.planaria@gmail.com"が小生のemailアドレスです。色々と思う事が有りこの9月よりそれをメモに書き留めてながら整理した事を"日本の市民の皆様へ"と表題し11月4日、阿修羅様に投稿させて頂きました。何しろ一介の会社員の為、自分のウェブもありませんので最初の投稿レポートを何処かのウェブに載せる方法が何かないだろうかと困って居りました所、或るとても親切なウェブの管理人様より、阿修羅に投稿してはと勧められまして前回と今回の2回の投稿に至った訳です。と言う事で、阿修羅様と前出の管理人様にここに感謝致します。
今回の3.11放射能汚染事故を通して日本の中の出来事を眺めてみ、大きく眼を開いて物事を見ようとしない人々が多すぎるのに驚かされました。何回でも言います。頭の中に既に刷り込まれている思考パターンを用い、又頭の中の数字や測定値を判断材料とし、眼の前の出来事を知覚する前に条件反射的に答えを出してしまう習慣を捨て去って下さい。心をまっさらにして、眼の前の出来事を観て下さい。そうすれば世の中で何が本当に起こっているのが判ると思います。そしてためらわず人間の中に有る生存本能の覚醒させて下さい。
そろそろこの長文の筆を置く時ですね。今回の放射能汚染の大局図を眺めて見たいと思う原動力が私を突き動かしています。過去から現在に到るまでの点と点をつなげて線できれば面を描いて行こうと言う気持ちでしょうか。小生の視野が足らない所も有り色々な考え方が統合出来ていないかも知れません。別の見方も有るかもしれません。言い足らなかった処は御容赦下さい。又本文で言及した方々に対する配慮が至りませんでしたら、此処でお詫び申し上げます。
最後に。今の日本の市民の置かれている、見えない、匂わない、感じない放射能汚染した街に住む立場を大局から見ると、グリム童話に載っている"ハーメルンの笛吹男"の事を想像させてしまうのだ。[33]参照の事。1284年ドイツのハーメルンと言う村は異常に繁殖するネズミに悩まされていた。1人の男がネズミを駆除すると住人に申し込んで来た。勿論報酬を約束した住人は彼にネズミの駆除を御願いした。彼は笛を吹きながらネズミを暗示にかけ川まで誘き出し、1匹残らず集団入水自殺させてしまった。この話に例えると今のこの日本で、笛を吹く者は誰だろうか?日本と言う国の原子力神殿に棲む特権階級である。ではネズミは一体誰なのか?皆さんお判りですよね?笛を吹きながら、安心安全と人々の心に取り入り無差別的に人々の遺伝子を傷つけさせている勢力。彼らの暗示から脱して川へ向かう群れから – 少し変わっていると呼ばれようとも - 飛び出し、皆を正気に戻さなければ我々市民は集団自殺させられる様な、国によって棄民化される(殺されると言っても過言ではない)運命に陥る。この降りかかって来る人災を市民の力を合わせて振りのけなければ。
ご存知ですよね?"ハーメルンの笛吹男"にはオチが有るんです。ハーメルンの住民が笛吹男に報酬を出さなかった為に今度は住民の宝である子供達を笛で誘い出して村から永遠にさらって行ってしまったんです。放射能の高汚染地区から避難する金は誰も出し惜しんではいけません。
[追記]
本稿は2011年の末に投稿予定でしたが、最終チェックの時間が割けずに今頃の投稿となりました。この間色々と思う事在り、以下2点追記させて頂きます。
*どうして所謂知識人は今回の放射能汚染事故に対して萎縮しているのでしょうか?原子力エネルギーの賛成反対問わずもっと社会に対し発言すべき義務があると思います。そして市民の皆さんもこの問題に対して思考停止に陥らずに、心の眼を開けば科学者よりも物事を大局的に見る事が出来るのに気が付くべきです。
*誰か私の意見が間違っている事を証明して頂けますか?そうすればこの気持ちが穏やかになるのですが。
参考文献等
[1] "日本の市民の皆様へ",阿修羅のウェブより
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/185.html
[2] "電力会社の誕生"、東京電燈
探検コムのウェブサイトより。
http://www.tanken.com/tokyodento.html
[3] "鶴見騒擾事件" ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E8%A6%8B%E9%A8%92%E6%93%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6
[4] "電力に生涯を捧げた男 松永安左エ門 - その生涯と業績 -"より。藤村哲夫
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/yasuzaemon.html
"電力に生涯を捧げた男 松永安左エ門 (2)"
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/yasuzaemon2.html
[5] "第1回 「松永安左エ門――官に抗し9電力体制を築いた男(1)」",杉田望
及び(2),(3),(4)
J-Net 21 中小企業ビジネス支援サイトより
http://j-net21.smrj.go.jp/establish/column/20050111.html
[6] "新日本紀行" ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B4%80%E8%A1%8C
[7] Youtubeより、NHK新日本紀行〜主題歌オリジナル バージョン
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=2LePkGZ4hvM
[8] Youtubeより、新日本紀行 BGM用
http://www.youtube.com/watch?v=8laXG4wt-3Y
個人的にはこちらのノイズが入っている方が気に入っています。
[9] "「原発反対」の立看板が立つ女川原発ー東日本大震災の歴史的位置"
"東京の「現在」から「歴史」=「過去」を読み解くーPast and Present"より
http://tokyopastpresent.wordpress.com/2011/06/09/%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%AB%8B%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E3%81%8C%E7%AB%8B%E3%81%A4%E5%A5%B3%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%83%BC%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7/
及び"‘女川原発’ カテゴリーのアーカイブ"http://tokyopastpresent.wordpress.com/category/%E9%9C%87%E7%81%BD/%E5%8E%9F%E7%99%BA/%E5%A5%B3%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E7%99%BA/
[10] 東京に原発をと言った三人 4月15日 "原発日記" 老人はゆくより
資料が手元に無い為、孫引きさせて頂きました。
http://haikairou.blog22.fc2.com/blog-entry-141.html
[11] 中日新聞12月13日社説。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011121302000015.html
[12] "反原発の記事 中傷 エネ庁への報告 詳細判明"、東京新聞より
時間が経ち、元のリンクが削除されてたので以下参照。
http://sekaitabi.com/tokyonp.html
[13] IEEE Spectrumのウェブサイトより
http://spectrum.ieee.org/static/fukushima-and-the-future-of-nuclear-power
[14] "24 Hours at Fukushima" by Eliza Strickland, IEEE Spectrumより
http://spectrum.ieee.org/energy/nuclear/24-hours-at-fukushima/0
[15] (株)エアフォートサービス ウェブページ
www.yamazaki-k.co.jp/airphoto/
[16] 高解像写真の在るCryptomeウェブサイトより
http://cryptome.org/eyeball/daiichi-npp/daiichi-photos.htm
彼らのホームページには日本国内でお目にかかれない写真が満載している。
[17] Cryptomeのその他の写真
http://cryptome.org/eyeball/
[18] 雑誌"Discover"のウェブサイト
http://discovermagazine.com/
[19] "国土を守り国民とともに生きる5項目提案”、東京大学児玉教授
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/dai4/siryou1.pdf
[20] "ソクラテス"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9
[21] "「科学的」めぐり、議論白熱=チェルノブイリ事故の影響で−低線量被ばくの作業部会"、時事通信社のウェブサイトより。
www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011111501047
時事通信社のウェブサイトより削除された場合はこちらを参照。
"低線量被曝のリスク管理の政府の作業部会で、チェルノブイリ事故の科学的影響をめぐり、議論が白熱"
http://ameblo.jp/atom-tokyo/entry-11080825573.html
[22] "【注目記事】 実は存在していた「低線量被曝データ」(週刊SPA!)"
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/dab868abc7592d8b89f2cc974ee47a18
[23] "Japan Split on Hope for Vast Radiation Cleanup," The New York Timesよりhttp://www.nytimes.com/2011/12/07/world/asia/japans-huge-nuclear-cleanup-makes-returning-home-a-goal.html?pagewanted=all
[24] “核分裂生成物“ weblio辞書より
http://www.weblio.jp/content/%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82%E7%94%9F%E6%88%90%E7%89%A9
[25] "放射線"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A
[26] "アルファ粒子"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E7%B2%92%E5%AD%90
[27] "ベータ粒子"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E7%B2%92%E5%AD%90
[28] "ガンマ線"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%9E%E7%B7%9A
[29] "ベクレル"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/ベクレル
[30] "セシウム137"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0137
[31] "国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争時の食物の汚染上限"、東北文教大学松田浩平教授
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/09/500bqkg.html
[32] "【汚染】宮城県 イノシシからセシウム2200ベクレル検出"、セーブチャイルドのウェブサイトより。
http://savechild.net/archives/7405.html
[33]"ハーメルンの笛吹き男"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%AC%9B%E5%90%B9%E3%81%8D%E7%94%B7
==
訂正と追記
前投稿で間違えが有りました。お詫びして訂正します。
* JOC => JCO
それから投稿その1で良心的な官僚の方々に横に繋がって市民を助けて欲しいと申し上げましたが、嬉しい限りです。でも元官僚の方々なのでちょっと話が違いますが。主権在官僚を変えない限り日本は良くならないと思います。
* "橋下市長支える元官僚5人組 「大阪から国を変革」" 編集委員 堀田昇吾、1月3日、日本経済新聞ウェブより
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819A91E0EAE2E09C8DE1E2E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/571.html
マスコミは、まったく伝えていないらしいが、
(新聞・テレビをほとんど見ないので、よくわからないw)
阿修羅掲示板の拍手ランキング、アクセス数ランキングでは
最近いつも上位に居る八木啓代さん関連の記事。
八木啓代さんは、検察を虚偽公文書作成罪、偽計業務妨害罪という
驚天動地の罪状で刑事告発した素晴らしいジャンヌダルクである。
健全な法治国家のために声をあげる市民の会を率いる
代表者でもいらっしゃるとのこと。
しかし、こんな重要なニュースを大騒ぎしないって
マスコミって、やっぱりクソだね。
まあ、そんなマスコミは、さておき、なんと八木啓代さんが、
2月1日の午後7時から大阪恵美須町の討論バー・シチズンで
講演会をして下さるとのことですよ。
すごく楽しく熱く盛り上がりそうですね。
阿修羅掲示板に集う方々なら、是非とも参加したくなるイベントなのでは?
わたしも時間があれば行きたいなぁと思っているのだが、
残念ながら、いろいろあって難しそうだ。
シチズンライブかアーカイブで楽しませてもらおうと思ってます。
討論バー・シチズン ブログhref="http://ameblo.jp/griripon/" target="_blank">http://ameblo.jp/griripon/
15. 2012年1月22日 01:20:45 : DlEkSYWDMI
>>10
>4号機を疑う人達は空間放射線量に変化がない事実をどのように考えてるの?
もし空間放射線量に明らかな変化がでるほどの、放射性物質の降下があるなら、
311の福一事故直後の大放出が再開されたことになり、重大問題となるでしょう。
正月以来のセシウム飛散も、健康上相当注意しなくてはならない事態であることは、
武田教授のご指摘のとおりですが。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/358.html#c15
11. 2012年1月22日 01:20:49 : SzSQU0fir2
いつもそうだ。アメリカは無茶苦茶なことを主張する。だが、アメリカの国益を考えれば当然のことである。政府は自国の国益を最大限に守るためにある。
さて、日本政府のお偉方はどうだろう。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/691.html#c11
ユーチューブ創業者、韓国人女性と結婚していた
世界最大の動画サイト、ユーチューブの共同創業者スティーブ・チェン(34)氏が2009年に韓国人女性と結婚していたことが分かった。
スティーブ・チェン氏は08年3月、ユーチューブ・コリアのプロモーションのために韓国を訪問した際、当時グーグル・コリアの商品マーケティングマネージャーを務めていたパク・チヒョンさん(36)と知り合い、翌年1月に結婚した。チェン氏は韓国滞在中、グーグル・コリアが主催したパーティーでパクさんに一目ぼれ。3回デートをした後にプロポーズしたという。
パクさんは1995年、延世大学国語国文学科に入学し、卒業後の2000年から広告代理店「第一企画」でコピーライターとして働いた。その後、07年9月にはコピーライターとして第4回大韓民国広告倫理大賞印刷部門で優秀賞を受賞し、同年にグーグル・コリアに転職、商品マーケティングマネージャーとして活動した。パクさんは現在、米国サンフランシスコで暮らしており、10年7月には男の子を出産した。現在はジェイミー・チェンという米国名を使用している。
スティーブ・チェン氏は台湾系米国人で、8歳のときに両親と共に米国に移住した。英才教育機関として有名なイリノイ数学科学アカデミーの出身で、イリノイ大学コンピューター工学科4年生の時に大学を中退し、オンライン決済会社ペイパルの初期メンバーとして入社した。2005年5月に職場の同僚だったチャド・ハーリー氏と共にユーチューブを創業し、世界最大の動画サイトに育て上げた。
2006年には米国の経済誌『ビジネス2.0』で「注目すべき世界の50人」に選ばれ、同年11月には16億5000万ドル(現在のレートで約1270億円、以下同じ)でユーチューブをグーグルに売却した。これにより、当時2900億ウォン(約197億円)相当だったグーグルの株式7万株を取得したとされる。スティーブ・チェン氏とチャド・ハーリー氏は新たなインターネット企業AVOSを共同で立ち上げ、昨年4月にはヤフーからブックマークサービス会社のデリシャスを買収した
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/21/2012012100356.html
youtubeってインド人と中国人が創業したと思ってたけど中国人でなく台湾人だったのか
これでまた再生回数操作などやりたい放題
↓
また韓国からのアクセス遮断される
↓
韓国人火病る
↓
本件←今ここ
今後の懸念
・韓国人に不都合な真実投稿が正当理由なく削除される
・竹島否定工作
・動画通じタカリを世界へ要求する
などが出てくるかもしれないので注視していく必要があるでしょう♪
国際政治色をモロに出してくる人種とは関わりたくないのに・・・
世界一の嫌われ民族・チョンのステマ詐欺。
記者も、日本のガン・在日チョン。
フジのステルスマーケティングと一緒
2012年1月17日に放映した『 カスペ!なかよしテレビ』で、
在日韓国人3世を、韓国に嫁いだ日本人嫁として紹介。
前回の投稿"日本の市民の皆様へ"に引き続き([1]参照の事)第2回目の投稿となります。取り敢えず目次をどうぞ。題名としては、眼の前の出来事へのアプローチ法とでも言いましょうか。眼の前の撒き散らかされた放射能の事を議題とします。ちょっと長い文なのでまず水を沸かしてお茶かコーヒーを入れてこれをすすりながら読み進める事をお勧めします。もし時間が無い場合は8章から読んで下さい。
1.東京電力の不思議
2.磯の香り獣の匂い
3.最大多数の最大幸福
4.教科書の中の危機管理
5.統計中の1サンプルと言う運命、そして忘却され
6.より根源的な事へ
7.恣意的な誘導、意図的な解釈
8.眼の前の事と向き合う(言葉或は知識、そして現象の認識とのギャップ)
9.心の中をマッサラにして(努力して)
10.今 - まず出来る事、その2
11.今回の投稿の最後に
1.東京電力の不思議
判らない、どうしても判らないのだ。北海道から九州まで東京電力以外すべての電力会社にはその地方の名前が付いている。どうして東京電力だけが違うのか?判らない、これも又判らないのだ。何故東京電力はこれほどまでも強欲で、ケチなのか?そんな訳で以上の不思議を調べるため色々とGoogleしてみた。まず分かった事は:日本に於ける電力産業の黎明期に各電力会社が此れ程、悪どい事をやって生き抜いて来たとは知らなかった。この様な記述をウェブで見つける。
『(中略)
この結果、大正時代になると、日本には5大電力会社が誕生しました。東京電灯、東邦電力、大同電力、日本電力、宇治川電気ですな。で、この5社でさらに「電力戦争」と呼ばれる苛烈な戦いが勃発します。たとえば九州北部、近畿、中部に及ぶ事業エリアを誇っていた東邦電力(「電力王」と呼ばれた松永安左エ門が社長)は、本社を東京に設置。昭和2年、子会社の東京電力(投稿者注:ウィキペディアでの日本最大の喧嘩"鶴見騒擾事件"の記述に"現在の東京電力とは別、通称「東力」"と有る)を使って、東京電灯の事業エリアに乱入します。わずか1年ほどで、90万の電灯と12万6000kWの電力を奪取。これで東京電灯とのダンピング競争が始まるは、鉄道省や東京市への政治工作、郊外列車や発電所の奪い合いなど、めちゃくちゃな戦いが起こりました。東京電灯が名古屋進出をもくろむと、今度は関西の日本電力が京浜工業地帯に侵入(昭和4年)。東京電灯は紳士同盟を結んでいた中部・関西の大同電力(福澤諭吉の養子である福澤桃介が社長。こちらも「電気王」)とより強固な同盟を結ぶものの、すぐに顧客の奪い合いで泥沼裁判闘争が始まる……といった感じです。
こうした大戦争は、単純な民間企業同士のシェア争いという側面もありましたが、その影には、もちろん当時の政治状況が絡んでいます。上記の日本電力の東京進出は、昭和4年に田中義一内閣(立憲政友会)が倒れ、浜口雄幸内閣(民政党)が成立したことで起きました。日本電力は民政党と仲が良く、わざわざ大同電力との合併話を蹴って東京進出したのでした。』ちょっと長くなりましたが[2]より引用させて頂きました。又"鶴見騒擾事件"に関しては[3]参照の事。何か6大電力会社に刷り込まれている社風と言うか文化の遺伝子がこの頃から培われていたと確信する。政党と仲良しだし生き残りの為には手段を選ばずと言う事に関しては他企業とは比較にならない程抜きん出ていますね。特に[3]は政治と利権の(親分子分と言う社会の関係も)歴史が学べる読み物です。更に東京電力の歴史を紐解いて行くと"電力の鬼"こと松永安左エ門の存在を抜きにして語れないのが判る。武骨な男である。こんな男が日本に居た事に驚く。次の引用は[4]参照の事。この中の記述に
『(中略)
安左エ門は東京に進出し、それを足掛かりとして、電気事業の全国制覇を目指していたのである。その行動の第一歩として、静岡県、山梨県に発電所を持つ早川電力を傘下に収め、続いて、群馬水力を手に入れて、大正14年3月、両社を合併して東京電力を設立し、安左エ門は、その副社長に就任した。この東京電力を拠点にして、周辺の電力会社を合併しながら、だんだん勢力を拡大していった。当時、東京電燈は「東電」、東京電力は「東力」と呼ばれていた。東力は、東京の南部から北部にわたる外輪線を建設して東電包囲態勢を築き、昭和2年1月1日を期して、本格的な供給攻勢を東電にかけて、ついに両社は需要家争奪戦で激突した。
当時は、東京電燈は政友会派であり、東邦電力は憲政会派であった。憲政会内閣のときに、東力が東京の南部の供給権を手に入れれば、政友会内閣のときには、東電が名古屋市内のど真ん中に名古屋営業所を開設するなど、政治も絡んだ大抗争に発展していった。
(中略)
銀行は多くの資金を両社に出している。抗争が長引き、どちらかが大きく傷付くと、銀行にとっても責任問題になる。ついに三井銀行の池田成彬が提案者になり、金融界の主だった人たちの申出によって、昭和2年12月に東力は東電に合併した。それによって、東邦電力は、東京電燈の大株主になり、安左エ門は、東京電燈の取締役に就任して、実質的に東京進出を果たした。続いて昭和3年5月には、安左エ門は東邦電力社長に就任した。』とある。この引用[4]及び文献[5]は電力の国家管理の問題が議論されていて、非常に示唆の多い読み物である。以上色々調べてみた処、「東電」と「東力」が合併し東電と言う名前が残った事が分る。東京電力の社名の歴史とその社風の遺伝子は少しは紐解けた様な気がする。
しかし、此処まで調べて来て大局的に物事を見始め出したら私の中でどうしても判らない疑問が生じてきたのだ。どうして原子力発電所の事故は予見されていたのに、我々市民はこの事に気が付かなかったのか?それとも3.11以前、原子力に反対する人々の声は何ゆえ、圧倒的多数の私達市民に届かなかったのか?双方の力が足りなかったのだろうか?今振り返って見ると3.11以前は0.01%の原子力の正体を覚醒していた、しかしながら過激な反対派とラベル張りされた人達と99.99%の原子力の本質の事を不覚醒であったと言う事を知らなかった我々市民がいたのである。なぜこう言う事態が長らく続いていしまったのだろうかを3章の"最大多数の最大幸福"にて少し触れてみたいと思う。
皆様に御願い。この投稿を読むに当って放射能は安全か危険かと言う見方を採らないで下さい。まず自分の頭の中からは放射能と言う言葉と知識も捨て去って、この眼の前のこの現象にマッサラな状態で向き合って見て下さい。核分裂や原子と言う言葉も忘れ去り、その放射能と言う物事と特性を、単に物が時間と共にバラバラに壊れて行くのだと心で理解して下さい。自分の中のその認識から、まず最初の一歩が始まると心して下さい。
2.磯の香り獣の匂い
ところでもし貴方が年配の方であったとしたら、日本が古里の集合体であった時の思い出が、皆さんの心の中に刻まれているかと思います。NHKの新日本紀行と言う水曜夜10時から始まるTV番組が有ったのを御存知だと思います。富田勳の勇ましくも(まるで1日の始まりの徴、日の出の様な)しかしその後に続く切なくもある曲で始まる番組でした。こういう時代が有ったんですよね、このちっちゃな日本で。[6],[7],[8]参照の事。新日本紀行の時代に生きていた日本人は生活者であり、懸命に子供を育て、家族を守り、地域に生きて来た人達と思う。この時代を生きてきた人にとってこのテレビ番組を通して自分達の姿を、多かれ少なかれ漁業農業林業を生業にし、高度経済成長期の工業化の波に翻弄されながら懸命に生きて来た共同体の中一員として見い出していたのだと思う。
その一方、大都市に住んでいると判らないでしょうけれども原子力発電所が在る所の近くには十中八九磯の香りに包まれ、海の幸に恵まれた魚の匂いのする漁業の街が在るんですよね。福島第一第二原子力発電所の近辺には小さな漁港しかない。大きな漁港としては相馬市に有る漁港か。福島より少し遠い所では例えば宮城県牡鹿郡の牡蠣は有名だが、宮城県牡鹿郡女川町には東北電力女川原子力発電所が建っている。そこの地元で漁業を生業とする方々は、綺麗な海とホタテ、牡蠣、サンマ等の漁業、つまり自分達の生活基盤と、そして愛おしい、最も大切な家族と子供を守る為に原子力発電所の立地に対する反対を1969年から続けて来たと言う。[9]参照。自分達の住む場所、古里と再生可能な資源としての漁業を守る為に勇気を持って原子力発電に反対の声を挙げたので或る。母なる海からの賜物が汚れてしまってからでは遅いのだ。その中で自分たちの慎ましいながらも幸せな生活が犠牲になる様な原子力の事故を予見し、もし放射能汚染事故が起きたら汚れた物を食べなきゃならないんだよと、それこそ不転退の覚悟を決め、反対の声を発していただろうと思う。しかしながら多勢に無勢と言うか、歯を食い縛りながら時代の流れにあがなって行こうにも、彼らの反対の声は圧倒的多数の沈黙の中に飲み込まれてしまった。原子力エネルギーの本質に無関心であった沈黙の主我々市民の責任だろう。狭き地域の中の漁村の中で大きなスケールでヨコに繋がる力が弱かったが故力足りず敗北してしまったと彼らを非難する訳には行くまい。その一方原子力に反対する漁師の人々を過激な人々と言って地域の中で村八分して行く。又同時に原子力エネルギーの賛成派、反対派と地域が色分けされてしまい兄弟ながらも仲が悪くなってしまったと言う話も在る位だそうだ。しかし眼の前を大きく見れば、この豊かな自然に恵まれた日本の農業漁業林業は"まだ"再生可能な資源で在ると言う事は何事にも替えられぬ事実だ。それを守る事が、過激な運動と非難されるのであったのなら、日本の食料自給率が限りなく0に近ずいてしまうだろう。ずっと以前に私達市民は彼らの言葉に真剣に耳を傾けるべきであった。例えば"安全だったら東京に原発を建てろ"と言う言葉を言われたのは宮城県女川町漁民の方々だと言う。少し調べたら、多賀井公平さんと言う漁師の方が仰られたと言う。『だいたい電気を使うのは東京なんだよ。おれたちは電気なんて大していらないんだ。夜は早く寝るし、クーラーも入れないしよ。東京の電気は東京で作ってくれよ。女川や柏崎や下北を犠牲にするのは、それはよくないぜ。そういうのを差別とか搾取っていうんだろう。原子力はクリーンで安全なんだろう。霞ヶ関とか皇居で10年20年とか発電してみてよ。それで具合いいようだったらおれたちも考へてみるからよ』[10]参照の事。断っておくが女川原子力発電所は東北電力の発電所であり、今回の福島県を中心とした放射能汚染の事故を引き起こした東京電力の所管ではない。だが今回の海への放射能汚染を見れば汚染源が何処に在ろうとも漁業に多大影響を及ぼす事には変わりないのが判るであろう。
日々無限の海の幸を相手に額に汗し、体から発する己の獣の匂いを隠そうともせず、海からの幸の収穫を悦び、酒を仲間と交し又家族を養い子供を育てながら魚の匂いと磯の香りの中で暮らして来ている人々。人間として直感的に原子力の全体像を看過できていたのである。この前例をまるで再確認するかの様な社説が最近あった。12月13日付けの中日新聞の地球の温暖化の問題を論じた社説"全員参加、次はスピード ポスト京都は2020年"にこの様に記載されている。[11]参照の事。残念ながら以下の指摘は既存の事実なのである。
『(中略)
温暖化はもはや、見えない敵ではなくなった。
‘目の前に危機はある’
生き物には、自らの危機を察知し、それを回避する能力が備わっているはずだ。人間だけがその本能を失いつつあるのだろうか。』
日常生活の中で携帯電話などの機械を操作する単なるオペレータとして生きる、又危険を察する本能を忘れ去ってしまった、或は己が獣の匂いのする人間である事を忘れてしまった、都会に住む"差別とか搾取"に無関心な人間の方が圧倒的多数居る事実がこの社説への答えである。
女川町の漁師さん達の予見が、最大多数の最大幸福の声にかき消されて現実となってしまった事に対して貴方は一体何を思うのか。しかし確かな事は私達市民が過去行って来た原子力に対し無関心であると言う行為の積み重ねによる帰結と言う事態に今我々は直面しているのである。つまり覆水盆に帰らず、放射能原子炉に帰らずという帰結を生じてしまったのである。彼ら女川の漁師は女川町の東北電力の原子力発電所の建設を反対する一方で、大きな気持ちで今回の様な放射能汚染事故を覚悟していたのだと思う。事故が起きた時には放射能汚染した地元の海で採れた海産物を涙を流しながら食べるしか選択の余地はなかろうと。何故ここに?原発を建てる?東京ではなくて?不条理?そして自分たちの力が及ばずに原子力を許してしまった敗北の歴史と、今福島の同胞市民が直面する放射能汚染の実態に涙していると思う。経済の成長期における"国策としての原子力"に反対と言う声を挙げるのがどれだけ勇気のいる事であったろうか。遅きに失しているが、彼ら女川の人々をとても勇気ある方々と言いたい。しかし放射能汚染で生業を破壊されてしまった漁業や農業を営む市民の悔しさ、怨念の気持ちが社会の表面に出てこないのは何故なのか?非常に不思議である。この期においても差別されているのか?
この多賀井氏の言葉の行間を見ると、原子力発電と人間との関係を改めて考えさせる。放射能は小さすぎて見えない、匂わない。だからクリーンと言い放つ、この人間の五感の限界に付け込んで来た組織達。今回の放射能汚染事故でもこの五感の限界に乗じて多かれ少なかれ人々自らの遺伝子を傷付ける事を強要している。改めて放射能の前に人間は裸である、と知るべし。放射能は見えない事(認識できない)故、その危険性を予見すると言う人間の能力を行使する事が出来ないのである。又眼の前におこりつつある放射能汚染の拡散と生態系の中の生物による濃縮を見ようとしない人間が圧倒的多数この世にいると言う事。多数の市民は原子力の事など3.11以前、無関心で過ごしながら生を享受してきたが、3.11以降喉元過ぎれば熱さも忘れるのだろうか、健康被害を恐れる事が日常になってしまった事にもまるで無関心であるかの様である。このままの状態即ち現状(目に見えない放射能汚染が日常生活の中に確実に増加してしまった状態)維持でOKと思っているのであろう。
おいオッチャン達、美しくも古き良き日本の古里が東京電力の傲慢さの結果によって不条理にも、けがされてしまったのだよ!どうして彼らに対し怒りの声を上げないのか?ガッツあるのか?それとも魂抜かれて、怒る本能をなくしたのか?
3.最大多数の最大幸福
先日11月20日付け東京新聞にこんな記事があった。[12]参照の事。
『(中略)
原発反対を訴え徒歩で旅をする男性を取り上げた同年四月十四日の佐賀新聞の記事には「目立ちたがりの行動をなぜ写真入り、三段抜きで報道するのか。勝手な反対派を勇気づけるだけで、社会の大多数のための政策の推進を阻害する」と報告した。...』
原子力を国策として推進する人々がどの様に日本の国民を捉えているのかハッキリと判る言葉である。多賀井氏の言葉ではないが、"差別とか搾取"のエネルギー政策の上に都会の市民は自分たちの幸福を築いてきた訳であるが - 別の言い方をすれば、他人の痛みが分らずに - 一転今回の過酷事故の様になれば、いかなる日本の市民も尺度の幅はあるにせよ、自分たちの築き上げてきた幸福がものの見事に打ち砕かれてしまうと言う事実を否定できる人はこの日本には居るまい。原子力教とでも言うべきか。無限できれいなエネルギーと言うスローガンを下界に住む市民の頭の中へ刷り込み学習させ、又市民の為に最大多数の最大幸福を実行していますよ!と。その裏腹に自分達の特権(例えば天下り先)を確保して行く(まるで何処かの宗教団体と変らない)原子力霊山に有る原子力神殿の傲慢不遜な面々。生まれながらにして、他人の痛みが分らずとでも言おうか。そして我々は彼らを無関心という行為を通して支持して来た市民であった事を自覚すべき時でないだろうか。原子力とエネルギーに関しての無関心と言う行為の結果、即ち放射能汚染と言う帰結、の代償を我々市民は将来に渡って払わなければならないのである。そして同時に我々市民はTEPCOと言う会社の傲慢さによって(昔から何か腹黒い会社と言うイメージはありましたけど)生じてしまった帰結に対しても2重に代償を払い続けなければならないのである。私たちも国とTEPCO同様少なからずこの放射能汚染事故の責任がある事を自覚せねばなるまい。
それにしてもどうして貴方と貴方の家族なのか?或は私と私の家族なのか?耐えられない不条理が此処には在る。この不条理に対する怒りを何処に持って行けばよいのか。一方で人間の犯した罪で、放射能汚染されてしまったこの世界に住まわなければならない、全ての生きとし生けるものを考えると市民の無関心と言う代償が途轍もなく巨大に見える。私達人間が犯した生態系に対する罪は途轍もなく深い。今、ここで冷静になって社会の中の異分子として扱われ、地域の中で村八分されながらも国の原子力政策に抵抗していた良心的な市民を最大多数の最大幸福を壊す様な"勝手な反対派"として社会的に葬って行った歴史を改めて考えて見るべき時なのだろうと思う。
3.11以前今まで原子力エネルギーを推進する事により受益を受けて来た側、原子力の本質に無関心であったが故に最大多数の最大幸福を楽しんで来られた側、そして原子力の痛みを押し付けられて来た側。3つの社会の構成層があった訳であるが、悲しいかな3.11以降最大多数の最大不幸となってそれぞれ圧等的な不平等を伴い3つの構成グループの人々自身の上に降り掛かって来た事になったのである。もう最大多数の最大幸福と言う言葉は存在しようがない幻となってしまった事に原子力政策を推進して来た人々も我々市民も気が付くべきだ。
第2章と上記で述べたが、3.11以前には原子力発電の本質を訴えて来た人々は異端視され彼らの声は無視されて来た。そして今3.11以降放射能の本質を訴えている市民の声が、何故圧倒的多数の人々に(敢て大衆と呼ぼう)に届かないのか。これは私の中に有る苛立である。自分達の姿を3.11以前の原子力を推進する、国家の意志に抵抗していた人々の姿と比較して、重ね合わせて見て下さい。どうして貴方の声が、今人々に届かないのか自問してみて下さい?理由は何でしょうか?この議論について少し時間がかかりますが次回の"日本の市民の皆様へ-その3"にて私見を述べたいと思います。くどい様だが改めて言わねばならぬ。原子力の将来と自分たちの将来が明るい未来とはならないであろうと言う予見が、最大多数の最大幸福の御旗の下にかき消されて現実となってしまった事実を自分と自分の家族の問題として直視すべき時だと思う。
4.教科書の中の危機管理
米国にIEEEと呼ばれるエンジニアの組織がある。IEEEは今回の福島原子力発電所の放射能汚染事故で非常に有意義な記事を発信しているのを発見。[13]参照の事。先日Googleしていた所"IEEE SPECTRUM”と言う月刊誌、11月11日号に福島原子力発電所の事故の記事が載っているのに眼が留まった。[14]参照の事。まずこの"24 Hours at Fukushima"の記事の中に一番最初に載っている写真がある。かわいい女の子がマスクを半掛けして、体全体に付着している放射能の測定をされている写真である。胸が痛む。思わず涙が出て来た。そして最後の4枚つずりの写真の最初の1枚をズームボタンを押して見て頂きたい。全体的に緑がかった水が5m x 25m程と思われるポンプ室を冠水させている写真である。2つポンプに"中温'冷水?'ポンプ"と文字が読める、さらに奥に3つのポンプが有りその5台のポンプが殆ど海水(真水とは思えない)で水没している。ポンプの高さは人間の背丈前後の大きさと思われる(推測です)。これらのポンプが水に浸かって使えないのである。色々ウェブで調べたが、何処のポンプでどれだけ重要な役割を果たしているのかは判らなかった。しかしこの写真を見たときにゾッとしてしまった。理系の方であったら絶対に起ってはならない事であるのが直感できるはずだ。更に3月24日に新潟県妙高市の(株)エアフォートサービスが撮った高解度の福島第一原子力発電所の写真がウェブ上に在った。[15]参照の事。ほんの2~3日だけ公開されていた写真である。既に御覧になった方々が多いと思うが、これらの写真を見ると同じ様にたとえ単独でも絶対に起こってはならない原子炉の溶融事故が3つの炉でほぼ同時に、又核燃料プールの爆発破損1カ所が平行しておこっていた多重事故。と心で理解できるのだが、国や東京電力は心の眼を開いて事態を直視する能力ゼロで、又自分が主張していた安全神話が神話で無かったと言う事実を認める勇気が無いらしく、日本国内ではすぐさま検閲されてしまった。何やら既に起きてしまった核汚染と言う事が、"通常"の状態になってしまう恐ろしいまでの市民に対するマインドコントロールである。全くもって不思議な国だ。何処かの独裁国家よりもスマートに市民を洗脳している。尚、日本国内での検閲後4月2日より米国にある"Cryptome"のウェブでこれらのエアフォートサービス撮影の高解像写真が閲覧できる様になっている。ついでながらもしこれらの写真を御覧になっていないのでしたら、11枚(5MBの大きさ)の写真もダウンロードして観て下さい。[16]参照の事。Cryptomeは他に色々な福島原子力発電所の現場の写真を彼らのウェブに載せている。[17]参照の事。
更にこのSpectrumの11月11日号の記事中の4枚つずりの写真の中で、"高線量注意 高線量(1000mSv/h)の瓦礫につき、この近辺にみだりに近づかないこと"の掲示が出されている写真が有る。この文句を見て思わず、東京電力の面々は本当は危機管理能力の全く無い人達だけでなく、且つ放射能汚染の現状を現場の人達に意図的に過小評価させている人々と思ってしまった。このやり方は現場の人々だけでなく、一般市民への説明にも現れている。全く緊張感の無い掲示版である。瑣末な事だが'みだり'とは東京電力にとって、或は我々にとってどういう意味なのだろうか?1Sv/h?みだり?さっぱり意味判らん。現場は被爆により数時間そこにとどまれば死んでしまう人が出て来る様な所が在った訳だ。ここも其の中の一部であろう。そしてこの記事"24 Hours at Fukushima"の中のレッスンが又優れ物である。その中のレッスン3は"非常用電源車を限りなく発電所に近い所に配置すべし。"と有る。これが対策されていれば多分3号炉と4号炉は救えたのではないかと思える。僅か数千万円をケチりたいが為非常用電源車を発電施設のすぐ傍に配置しなかった事により、長時間の電源喪失を防げず3号炉溶融と4号機核燃料プールの爆発をおこしてしまった事は明らかにTEPCOの怠慢による過失事故である。己の会社を絶対と思い込み、聞く耳を持たなかった故、今回の破局的な放射能汚染が引き起こされたと言っても過言ではない。東京電力は溜息が出るほど一般常識が通用しない会社だ。会社組織を解体して染み付いた企業文化を払拭し、出直せと言うしかなさそうだ。駄目押しでこの記事の全てのレッスンを記載しておく。特にレッスン6の対策が成されていたならベントを周辺住民の避難が終わるまで待つ事無く行えた可能性があり事態が好転できたかもしれない。ちなみに記事"24 Hours at Fukushima"の著者Eliza Stricklandは米国の雑誌"Discover"([18]参照の事)のエネルギーと環境問題を担当していたウェブ編集者からIEEEの"Spectrum"に移って2番目の記事と言う。彼女は原子力に関する記事を書くのは今回が初めてだそうだ。モシモシ?"The Best and the Brightest"を自称する日本の原子力に関わって来た科学者さん(敢て科学屋と呼ぶ。詳しくは8章参照)原子力官僚屋さん?何故貴方には彼女のこの様な客観的な、Analysis Reportが作成できないのか自問した事が在りますか?彼女に自分たちが能無しであると言う事を間接的に証明されてしまった訳ですね。恥ずかしくないのでしょうか。とても視野の狭い、教科書の中でしか危機管理が出来ない、つまり前例が無いと何も出来ない秀才タイプの人達ですね。− そりゃそうだ。書類を作るのが自分たちの仕事で、今までに人命を助けると言う事を一度も仕事としてやって来た経験がないので、日本の市民を守るなんて出来ません...と言う声が聞こえそうだ。でもそれって危機管理そのものじゃあないのか? - 言い訳する事取り繕う事=自分の責任逃れに懸命な様で、大勢の子供達を守ってやれなかった事を一人の親として恥じていないのだろうか。自分の失策を省みる事も出来ない器の小さい連中は失業して然るべきである。
Lesson 1: Emergency generators should be installed at high elevations or in watertight chambers.
Lesson 2: If a cooling system is intended to operate without power, make sure all of its parts can be manipulated without power.
Lessen 3: Keep power trucks on or very close to the power plant site.
Lesson 4: Install independent and secure battery systems to power crucial instruments during emergencies.
Lesson 5: Ensure that catalytic hydrogen recombiners (power-free devices that turn dangerous hydrogen gas back into steam) are positioned at the tops of reactor buildings where gas would be likely collect.
Lesson 6: Install power-free filters on vent lines to remove radioactive materials and allow for venting that won't harm nearby residents.
CryptomeといいIEEEといい海外のメディアからの情報と比較して何故日本の社会の中からは物事を客観的に見れないのか?貴方はそれを自問された事が有りますか?色々理由は複雑だろうが、その根っこに或るのは、私達市民が物事或は現象へアプローチが巧く出来ないからだと思う。その背景を8章で考えてみたい。
5.統計中の1サンプルと言う運命、そして忘却され
先日出張した時に載った飛行機の隣の席の方が、自分は医者でこれから癌学会へ出席する途中だと言っていました。目的地に近ずいた時に今回の原子力発電の放射能汚染事故はどの様に見ているのかの意見を聞いてみました。少し遠慮してこんな事を言いました。将来に起こるであろう、個人個人の癌の発生を全体で眺めて見、そしてそれら個人の発病の点と点を結んで線にして過去に遡って行くと、3.11.2011の福島と言う1点に辿り着くかも知れない。こんな事はおこらないで欲しいのだがと。
現状では福島第一原子力発電所の放射能汚染事故の人間の体に対する影響の統計的データは存在しない。今在るのは3.11.2011と言う点だけである。何年後何十年後かに集計した統計データを基に癌発生の因果関係を突き詰めると、長時間の調査後に曖昧ながらしかし統計的に有為な因果関係を説明するに足りると言う科学的なデータが揃う事が予想される。しかも昨今遺伝子のどの部分が破損しているのか判る様になったので因果関係が補強される様になるだろう。東京大学の児玉教授の資料[19]参照の事。しかし皆さん御存知だと思います。不特定多数の死なんて無いんです。想像してみて下さい。貴方の、私の或いは私達の子供達の死なのです。病気になった個人の苦しみは統計と言う数字からは決して表立って出て来ないのです。親族だけが苦しむのです。特に言っておかなければならない事は3.11の放射能汚染事故の被害者であるかどうか判別が非常に難しいのです。同じ様な被害者が揃わないと統計的に3.11放射能汚染と他の要因での健康被害との因果関係を峻別できないのです。何とも遣る瀬無いと思いませんか?個の生死;私でなく貴方の遺伝子が、また貴方でなく私の遺伝子が傷ついて、又共に貴方と私の子供達の遺伝子が傷つき、そして双方の家系が癌に成り易い家系となって、それぞれ捨て石の様に統計データの中に置かれ3.11の過酷な放射能汚染事故を将来無言で指し示す事になるかもしれないとは3.11以前誰が予想したでしょうか?
皆さんどうして判らないのですか?個人に病気と言う結果が確率的に降り懸かるのです。間接的な状況証拠が在るだけで(例えば髪の毛や爪、乳歯を取って置いたとしても)、これだけでは十分とは言えない。既に言及しましたが健康の被害を生じた人の数が多くなって初めて統計的に3.11の放射能汚染と健康被害の因果関係がぼんやりと見えて来ると言う事です。そしてソビエト連邦での25年前の事故の前例が在るにも関わらずこれらの統計データを用いようとしない政府。今日本で放射能は危険か安全かと言う議論をしているのはタイタニック号の船の上でこの船は沈まない安全だと議論している様な物。子供と母親、妊婦さんを一刻も早く救命ボートに載せる様な、予防的な手法を採るという事=安全&安心へのアプローチを採るべきだ。だが、関連省庁の官僚は20ミリシーベルトの居住地域なら安全と、数字を振りかざして予防的な事を一切取らない。此処でも国と政府は思いっ切り、人間の認識の限界に付け込んでいます。極悪と言わずして何と言うか。政府や厚生労働省、文部科学省は個人の死など時間が経てば忘却されると思っているのだろう。貴方の子供達の人生が国、官僚、東京電力、地方行政に弄ばれるであろう事を忘れてはならない。しかし我々市民は統計の中の1サンプルになる様な事態を己の生存を賭けて拒否する。こんな事を人間が人間に対して行ってよいのか?まるで日本人が日本人に対してホロコーストを行っているとしか思えないのだが。今からでも己の自己防衛としての予防的手法は間に合う。官僚屋の御信託に構わず、放射能の影響を最小限に出来る様、市民皆の知恵を絞り何とか生き残ろうではないか。さもなくば私や貴方の子供達は統計の中の数字としてしか扱われず、人間として生きて来た証が忘却されるであろう事を心にしっかり留めておけ。
一方、30年後に過去を遡ってみてデータを集める、のは科学である。しかし今後の30年を見据えて、危険を予見し回避する事の出来、不出来の如何は科学と言う道具を用いた政治の力の行使である事を忘れないで欲しい。この僅かながらの市民の意志を今現在原子力官僚屋の巨大な宣伝マシン、"マス"メディアを用いて圧倒的多数の人間を原子力の本質に無関心で居させ続けて置く事で骨抜きにしつつあると思える。何とか出来ないか?
6.より根源的な事へ
この章では、私が勝手に遡り法と呼んでいる方法を紹介します。まず1歩下がって全体を見る事から始めます。そして2つの事柄でどちらの事柄が先立つかと自ら問います。それでは:ある事柄-Aと事柄-Bが眼の前に在るとします。その時にまず事柄-Aの存在を消去してみます。その時には事柄-Bが存在するか?という事を検証する方法です。逆の事もやって見ます。事柄-Bの存在を消去してみます。その時には事柄-Aが存在するか?事柄-Bが事柄-Aに先立って存在するかどうか、もしそうなら、事柄-Bは事柄-Aより根源的な存在であると理解できます。即ち二つの事柄を遡ってみてどちらが根本的、根源的な存在であるかを問うアプローチです。貴方もこのアプローチを実践して見て下さい。但し"ニワトリが先か卵が先か"と言う問いの罠に捕われないで下さい。蛇足ですがこのアプローチを用いるとニワトリと卵とではどちらが根源的なのかハッキリします。つまり答えが出ないと言う事が判ります。議論は堂々巡りだと大局的に見えてきますし、そうしたら、答えは"ニワトリが先か卵が先か"の問いの外に在ると気付く筈です。はい、答えは:"始めにメスとオスありき"です。
さてこの方法を東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故に当てはめてみましょう。以下網羅した2つの項目を心の中で比較してみて下さい。又"行為とその帰結"と言う見方(一番最初の投稿4章参照)も参考に。
*地震 vs. 津波、*地震 vs. 原子力発電、*津波 vs. 原子力発電所、*福島第一原子力発電所 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*東京電力 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*政府 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*通商産業省 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*旧科学技術庁、現文部科学省 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*原子力と言う国策 vs. 3.11.11放射能汚染事故
*電力会社 vs. 原子力発電、*ゼネコン vs. 原子力発電、*政治家 vs. 原子力発電、*官僚 vs. 原子力発電、*地方自治体 vs. 原子力発電、*金 vs. 原子力発電、*農業、漁業、林業 vs. 原子力発電、*製造業等の工業 vs. 原子力発電、*電気 vs. 原子力発電、*自然放射能 vs. 人間が作り出した放射能、*人間 vs. 電気、*生命 vs.原子力発電、*国益 vs. 東京電力の社益、*国益 vs.省庁益、*省庁益 vs. 東京電力の社益、*日本国民 vs. 国会、*日本国民 vs. 官僚、*国会 vs. 官僚
遡り法では峻別できないけど敢て比較します。
*安全&安心 vs. 不安、*放射能汚染 vs. 放射能汚染の測定値、*民主主義 vs. 原子力発電、*原子力村(原子力神殿) vs. 原子力発電、*核燃料サイクル vs. 原子力発電、*幸せ vs. 原子力発電、*欲望 vs. 原子力発電、*愛 vs. 原子力発電、*自然放射能 vs. 癌、*人間が作り出した放射能 vs. 癌、 *原子力発電 vs. 癌、*原子爆弾 vs. 癌、*原子爆弾 vs. 原子力発電、*地方 vs. 都市、現実 vs. 言葉、*私 vs. あなた、*私達 vs. 私達の子供達、今 vs. 未来。
そしてこの手法にもとづけば何が何に先立つかの優先順位がハッキリ判る訳だ。より根源的な事を軽視し、後からどうとでもなる根源的でない事を重視する事はより根本的、根源的な事を殺めるに等しい。でもこんな事って常識で判るのですけれども、日本と言う国を動かしている人々はどうも我々市民とは違った思考回路をお持ちの様で、3.11以降日本の幼い子供達、乳幼児、妊婦さんの保護対策を中心とした東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故の危機管理よりも自分達の責任逃れの方が根本的、根源的だったのでしょう。さて、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが"無知の知"即ち自分は或る事を知らないと言う事を知っているのが大事と言う有名な言葉を残している。[20]参照の事。そこで、次章で違った角度から見た自分達の野心の為の最大多数の最大幸福と言う名前の神をガムシャラに布教する人々、そして我々市民のそれに対する無知の無知を論じてみよう。しかし小生この頃、彼ら原子力エネルギーを生業にする人は自分達が原子力の本質に対し無知の無知状態であったと言う素振りを見せながら、確信犯的に日本の市民の、特に子供の被曝の被害を予防的に回避しようとしなかったと考える様になって来た。
7.恣意的な誘導、意図的な解釈。日本人の弱さから派生する事
まず最初に意図的な解釈について言いたい事が或る。よく原子力発電所を運転しての事故のリスクは車を運転しての事故に遭う事と比較して小さいと主張する人がいる。論理的に決定的に違う。車は自らの責任で自分でハンドルを握り運転する、或は同乗するのである。死にたくないから注意深く運転するものじゃないのか?原子炉は安全の文化が皆無な企業が運転しているのではないか?そして過酷事故が起こってもその責任は取りたくないから、今回の4つの原子炉館屋の完全破壊の経過に対して嘘も平気で言うし、のらりくらりと逃れている、言い訳しているではないか?そんなまるで当て逃げ事故をおこして逃げる様な無責任な連中と、一生懸命真面目に生を生きている我々市民を一緒にしないで欲しい。其処を理解してからリスクの比較を行って欲しかったのだが。
さて此処で今回の放射能汚染事故に対する恣意的な誘導、意図的な解釈をする側とされる側に共通する、幾つかの陥り易い人間の認識の特性を思い付いたまま、列挙してみよう。
[誘導、解釈をする側]
1 未来を真剣に予見しようとしない:何とかなるだろうでは国家は運営できない。"Prepare for the worst, hope for the best."即ち"最悪の事態に備えよ、そして最善の結果になる事を(祈って)期待する"と言う事は、危機管理の初歩の初歩。これが何故国を中心にして出来なかったのでしょうか?最悪に備えておけば安心ではないですか?例えば海から4kmも離れているので押し寄せて来る海水の事は大丈夫と過小評価していたが故におこったと思われる宮城県石巻市立大川小学校の惨事。胸が痛みます。亡くなられた生徒さん皆さんに心から合掌致します。一言で上に立つ人間の力量、最悪の事態に備えよと決断出来るかどうかが問われたのです。本来上から下まで如何なる社会の組織のレベルでも危機管理が出来なければいけない筈。同じ事は次の事にも適用されます。放射能汚染の影響を過小評価、或は安全、安心と宣伝する行為により発生するかもしれない健康への影響がかなり悪い方向になってしまった場合には将来誰が責任を負うのでしょうか?危機管理の精神は一般市民にも備わってなければいけない。よって国が20ミリシーベルトまでの放射能汚染された所に住む事や500ベクレル/Kg以下の放射能汚染された食べ物を食べる事は安全と言う宣伝(あたかも国の命令の様に聞こえてそれに服従してしまう)が自分の本能の声と違っていたなら、躊躇なく自分の本能に従うべき。断言します。私は上に立つ人誰も責任をとらないと思います。**日本人の弱さ**
2 どこの国でも、如何なる時代にも政治家は国民の不満が鬱積した時に必ず行う事が有る:それは国民の目と不満を外、即ち国外にそらす事である。しかし日本の政治を司る人達が、逆に科学屋と官僚屋にこの手法によって手玉に採られているのが判らないとは、情け無い。私はこの記事を読んだ時に思わずアホ!と叫んでしまいました。"低線量被曝のリスク管理の政府作業部会"11月15日。まずこの記事を読んで下さい。[21]参照の事。チェルノブィリの放射線被災者の統計データを参照する事も大切だが、この日本の足下に於いて既に貴重なそれもしっかりした個人の被曝放射線線量が蓄積された形で在るではないか?" 実は存在していた「低線量被曝データ」"[22]参照の事。自民党参議院議員の古川俊治氏が8月1日の復興特別委員会で質問。**日本人の弱さ**
3 視野の中で素早く動く物はすぐに認識できる:逆にとてもゆっくり動く物体は視界の全体の中で区別が難しい。例えばこの人間の認識の弱点を利用すると何が出来るか?100%の変化を1日で市民に伝えるのと1%の変化を100日かかって伝える事。つまり少しずつ情報を人間の眼と耳を通して流し込む事によって、皆が気が付かないまま既成事実を積み上げる事。これが原子力体制保持の為の危機管理なのでしょう。だから小出しに遅れて情報を政府は出すのです。**これはTEPCOと政府の恣意的な情報誘導です。**
4 始めに結論ありき:まず安全ですと言う。何処かの国の検察官も似たりよったり。**これは官僚の意図的な解釈**
5 偏見:自分と違った考え方を許容できない。多様な意見に対する寛容性がない。次の聞く耳持たぬと双子の兄弟。**人間の弱さ**
6 聞く耳持たぬ:自分が正しいと思い込む事で相手を見下す事。自分たちと違った意見を持つ方々を排斥するのが得意。そして大王様のTEPCO:良心的な科学者が幾度となく、放射能を大量に放出する過酷事故の危険性を忠告していた筈ですが、聞く耳持たなかった故に不幸が全世界中に振り蒔かれました。一方叱責すべき事は我々市民が原子力エネルギーに対する多様な意見に耳を傾ける能力が無かったと言う事。勿論我々の心の中にも原子力エネルギーに反対していた人々に対する偏見は有ったと思う。**日本人の弱さ**
7 集まる事。集まった側の外は自分と違った人間と思い排除する:タテ社会の派閥やラベル張りの典型。ヨコ社会では市民は利害関係無しに集まれる。**日本人の弱さ**
8 嘘に嘘を重ねると本当らしくなる:嘘でも何十回も言われると人間信じちゃうね、感覚が鈍感になって。又大きな嘘ほど本当の様に聞こえる。**恣意的な誘導**
9 間違えを認めない:間違ったら素直に訂正&修正すると言う事が眼の前の事と向き合う時に必要なんですけど。人間傲慢になると謙虚さが無くなるね。**日本人の弱さ**
10 失敗は成功の母:国家を滅ぼす様な事態になって何事でしょうかね。物には程度ってのがあるんだけどね。私達市民はTEPCOの失敗の生け贄か?そして責任は知らんぷり。**これは官僚の意図的な解釈**
11 木を見て森を見ず:は"木を見させて森を見させず"と言うやり方にも通用する。細かい数字や内容を出して来て大きな所は極力見させない。市民の皆さんに、今進行している事を大局的に見させない目くらまし戦法である。何が起きたか、何が起っているのか、これから何が起るのかを予見させない。実に姑息。**これはTEPCOと原子力官僚による恣意的に我々市民の視点をある処に集中させる誘導法です。**
12 不安を煽るな:そう言われても、まず不安とは何かと定義してから言って欲しい。
[誘導される、解釈を与えられる側]
13 喉下過ぎれば暑さを忘れる:時間が経ったら忘れちゃう。持続する事の難しさも言い表してます。**人間の弱さ**
14 無関心:俺の事ではない。私の事ではない。と思い込む。だが結果は判らないのでそう思い込まない方が良い。そう言う事態が長い間続いて来ているので生存本能が麻痺していますよ。皆さん!**これは人が最も陥り易い罠**
15 動物園の動物の様に一点をグルグル廻わる:ルーチンワークってんですか。携帯電話を操作しながら徘徊する人と同じ。そんな生活していると感受性無くなってしまいますね。おまけに想像力も無くしちゃって。先ず自分で自分の殻を壊してみて下さい。**日本人の弱さ**
16 無知の知:自分は或る事を知らないと言う事を知っている時、自分でその事を探求します。謙虚だし。無知の無知だと人間無関心にもなるし。**人間の弱さ**
17 類推が重なりいつの間にか思い込みになる:自分では分ったつもりになり確認を怠る。**日本人の弱さ**
18 現実を直視し果敢に問題解決:東京大学の児玉氏が国会で怒ったのはこの事。現実からの逃避。上が上だからね〜。と無関心風に言っていたら火の粉が降り掛かって来た時後悔しますよ!**日本人の弱さ**
19 知識と言葉、数字と言う色眼鏡を通して眼の前の事を見る:詳しくは次章。**日本人の弱さ**
20 誰も声を挙げなければ怒っている自分が異常に思える:大衆に埋没する個人の意見。個人のユニークさを大事にしない世の中の証。皆と違った声は皆が無視。敵意の或る時も。**日本人の弱さ**
21 平等と言う名前の、多様性(個人のユニークさ)の否定:横並びでないと御近所の皆様に悪いと変な義理が或る。だから自分の子供を放射能から守る様な事をすると、そうしない近所の人々から変わり者として扱われる。和を乱すと、近所から浮び上がってしまう。集団心理とは正にこの事。**日本人の弱さ**
22 隣の芝生:自分の家と隣家を比較の対象とすべきではない。これをやるから妬みが出て来るのじゃないのか?行ってよいのは過去の自分と今の自分の比較。**日本人の弱さ**
23 情に訴える事:論理がないし議論が無い。特に選挙等人を囲い込む時、金が物を言う世界。情と金で人を囲い込む(悪い奴程良く眠る) vs. 論理と倫理に支えられた人間の良心に基づくヨコ社会。**日本人の弱さ**
24 タテ社会とヨコ社会:タテ社会の弊害を投稿その1にて指摘しましたがトップダウンの命令が理に適わない時、それをヨコに市民同士で繋がる事で彼らの誤りを認めさせ、修正させる事をして行かなければ社会は良くなりません。- 昔から正しくない決断をしてその帰結が不幸に終わった時そのトップの面々は100%責任逃れしますけど - その結果日本の市民は大変な目を見るって事って、日本でどうして頻繁に起こるのでしょうか?その様な結末になる前に市民がヨコに繋がって声を挙げなければ何も良くならないのです。**日本人の弱さ**
[番外]
25 何でニュースを批判的に見ないのか?:単に情報として聞くだけ、読むだけの話のネタ。**日本人の弱さ**
26 そして何故大局的に物事を見ないのか?:上記25に関連して。東京電力女性社員の殺人事件の被疑者であるネパール出身のゴビンダ マイナリ氏のDNAが被害者の女性より見つかった犯人の精液のDNAと不一致と言うニュースがこの7月の時点で流れた。何故この時批判的に又大きく観れないのか?精液のDNA鑑定で更に犯人の民族的特徴も解読できる筈。しっかり心の眼を開け。日本の市民!**日本人の弱さ**
27 何も変えようとしない:官僚と長期政権であった自由民主党。官僚と権力を持った政権との関係が癒着し、中立性を失って久しい。そして彼らは政治を操る組織となった。そして官僚の中立性のチェック機構が無い。だから何時迄経っても私達市民は官僚の奴隷。**日本の弱さ**
これらの市民の弱さを把握していてそれに則り大衆操作する奴らが居る事に気が付いて欲しい。
8.眼の前の事と向き合う(言葉或は知識、そして現象の認識とのギャップ)
この章では高度な認識、そしてそれを恒久的に見過ごしてしまう頭の特性を題材とします。
学生時代に良く遊びに行った研究室の教官がふと漏らした言葉が今でも忘れられない。もし貴方が、或る夜に月を眺めていたとしよう。その時に貴方の頭の中がまっさらな状態で居て(情報も何も前もって知らずに、即ち言葉や知識と言う色眼鏡を通さず)、尚かつその時に月の格好が何か奇妙に変化して来たと感じたとしよう。そして刻一刻と月が暗くなって来た事が判る。暫くの間、頭の中で何が起っているのか判らない状態に置かれていた。不思議である。よくよく月を見ると少し欠けているではないか。そして非常に大きな電気的ショックが頭の中を横切る。何がおこったのか?
心がまっさらな時に見ている眼の前の出来事と、"月食"と言う言葉と知識が頭の中の神経回路の発火により、繋がっのだ。だが其れだけではない。より高度なレベルの認識が存在すると言う事実を自分の頭の中で覚醒する。言葉なしでも起こる事は眼の前で起こるのである。
そう、貴方が今観ている事とは"現象としての月が欠ける事"である。つい先日12月10日の月食時もし頭の中には情報が前もって刷り込まれていたのなら、それは単に"月食と言う現象"を見ていたのだ。例えば今朝の新聞に本日夜何時何分に何処の地方から何処までの範囲で部分月食或は皆既月食があります。凡そ何分間続きます。と頭の中に情報が既に刷り込まれている訳だ。依ってその人の採る行動は、月食が始まる5分前になって外に出て月を眺め始めると言う筋書き通りの行動である。時計を見ながらあと何分この月食が楽しめるかなどと、思うに違いない。眼の前の出来事を、既知でない時に目撃する場合(人間にとって神秘な出来事)と比較して、予め予期された既に頭の中に出来上がってしまったイメージで眼の前の現象を観てしまう場合。この二者間の違いは天と地程の差がある。この事態は眼からの経路から生ずるだけでは無い。五感から入って来る"生"の情報全てに当てはまる。現象が前からやって来る。それを心をまっさらにして受け止める。特に自然を相手にする漁業や農業を生業とされる方々は心の眼が開いている故、これに近い経験が出来るのではと思う。その一方頭の中の言葉と知識を通して眼の前の出来事を見ると言う事は色眼鏡を通して"月が欠ける事"を見てしまうと言える。目から鱗とはこの事。
此処で"放射能"と"月食"を置き換えて下さい。"放射能と呼ばれる現象"と言う見方のアプローチを捨てて"現象としての原子が壊れる事"、更に噛み砕いて"現象としての物が壊れる事"と言う見方のアプローチを取って下さい。簡単に言うと頭の中に有る、"安全だ"と言う評論、"危険だ"と言う評論と、頭の中でグルグルと廻っているベクレル、ミリシーベルトなどの数字の事を捨て去って下さい。色眼鏡を通して物事を観る事は思い込みが判断の中に入り込む隙を与えたり、自分がこうなって欲しいと思っている方に傾いて物事を見てしまいがちになってしまい、物事の本質に迫る事が非常に難しくなります。目から鱗を取払い眼の前の出来事にアプローチをして下さい。そこがスタート地点なのです。この立場は英単語で言うと"perceive"日本語で"知覚"と言う言葉で表せます。ですから知覚と言うアプローチで見れば、"人の手によって核分裂で作られた原子核が壊れる事"から始めてそれは生命にとって安全だとか危ないとか言う問いができるのです。分りますか?心をまっさらにして眼の前の事にアプローチする事の大切さが。
次に"月食"を"現象としての放射能汚染"と置き換えてみて下さい。どうですか?心の中に何か響きますか?もっと極端な話にしましょう。"月食"と"津波"と置き換えてみて下さい。特に3.11.2011に直接"押し寄せて来る海水"を目の当たりにした方はもう心の中で理解していると思います。貴方の眼の前の出来事は"津波と言う現象"と言う言葉で言い表すよりも更に心に深く刻まれた"現象としての押し寄せて来る海水"を目撃体験したそのものです。あの空恐ろしいまでの海水の量を直接観た人々は、言葉を用いて物事にアプローチするより眼の前の出来事をそのまま、言葉と知識と言う色眼鏡抜きで受け入れているのがお判りいただけましたでしょうか?また"地震"をマグニチュード幾つの地震と思わず、"現象としての大地が揺れる事"と知覚で捉る様に試みて下さい。同じ解釈を採りますと、3.11以降の放射能汚染事故を"現象としての原子炉の爆発"の結果と言うもっと簡単な表現で知覚する事が出来るでしょうか。これを押し寄せる濁流や大地が大揺れする事と重ね合わせて見て下さい。人間の小ささが判るでしょうし、原子炉即ち機械なんて押し寄せる濁流や大地が大揺れする事で壊れるものだと納得します。
さて現実に戻ろう。この思考習慣は日本社会を覆う最も巨大な弱点である。司法、立法、行政を司る人々が長らく陥っている事態なのである。学者や官僚達の頭の中には既に刷り込まれた判断回路が出来上がっているので、柔軟な思考、物事を違ったアプローチから捉える事が出来ない。おまけに自分が言っている事が間違っているかと検証する意志も無い状態だ。私自身、物事や人々にラベル張りをするつもりは無い。しかし言葉と知識と言う色眼鏡を通して物事を観ている事が自分自身判らない科学者、官僚、政治家の面々を科学屋、官僚屋そして政治屋と呼ばせて頂きます。国中がこの様な状態なので外国からの今回の福島第一の放射能汚染事故の捉え方と日本政府の放射能汚染の捉え方とのギャップが或るのは不思議ではない。例えば"http://ex-skf-jp.blogspot.com"と言うウェブにThe New York Timesの12月6日の記事が紹介されていた。[23]参照の事。日本の政府が放射能汚染を如何に色眼鏡を通して解釈しているかが良く判る。その中にこんな記述があった"... Supporters see rehabilitating the area as a chance to showcase the country's formidable determination and superior technical skills - proof that Japan is still a great power...." 日本語訳は"地域の除染をサポートする人々はこれが国の並々ならぬ決心と、優れた技術を持つ-日本はまだ大国である、と言う事を証する機会であると考えている。"兎に角物、技術中心の思考で日本の市民の事が思考の中に無い。自国市民を保護すると言う点で5流国であると言う事を3.11以降自ら証明してしまって何を今更大国か、と思う。国力と言う対象を総合的に見ないで技術の面のみから見ている馬鹿者達。同情心も何もない、不信心な道徳に欠ける連中。
まず貴方は"知らない"と言う自覚を持って心をまっさらにして、眼の前の事に対峙する事。次に"現象としての物が壊れて行く事"と言うアプローチ方法によって眼の前の出来事を次章で検証して行く事にする。
9.心の中をマッサラにして(努力して)
まず簡単に:ウラン235を炭に例えましょう。炭を燃やす時酸素を大量に供給して、一瞬に燃やす事と例えられるのが原子爆弾。よって炭は白く燃えつきてしまって燃えカスは余り残りません。一方炭をちょろちょろと燃やすのが原子力発電。この時燃え残りの炭と燃えカスは残っていますよね。そして原子炉の中って主に2つの動的な物理現象が同時進行する格好で発電しています。(1)中性子に依るウラン235の核分裂。(2)ウランの核分裂で生じた核分裂生成物、簡単に言うと燃えカスが更にアルファ線、ベータ線やガンマ線(即ちエネルギー)を出しながらより小さな原子へと壊れて行く物理現象です。もし原子炉に制御棒を挿入すると中性子が発生しなくなり、ウラン235は核分裂を止めます。そうすると1つの物理現象が止まって(1)もう1つの物理現象(2)のみが原子炉内で進行します。つまりこれ以上ウランの核分裂で出来る燃えカスが増えなくなる状態。又(2)のエネルギー、これが崩壊熱。[24],[25],[26],[27],[28]参照の事。
余り算数は得意でないのだが、以下の計算一生懸命やってみた。色々下調べしましたが、小生学者ではないのでもし間違えていたら御指摘下さい。そしてその時は御免なさい。又所謂反原発の本を持っていないので其処からの話の内容とかち合う事も予想されます。その所、御理解下さい。では核分裂生成物=燃えカス=放射能が原子炉の中から表へ出てしまうと言う事はどう言う事か食べ物を通して、そしてその放射能汚染に対する安全宣言に向き合ってみたい。国の暫定基準値では500ベクレル/Kgと言う値になっていて、それ以下なら安全で、それ以上なら安全でないと言う線引きの意味を知覚を通じて考察してみよう。お断り:文献の引用でBqと言う記号が出てきますがベクレルと同じです。以下セシウム137を主な例にとって話を進めて行きます。
Q1)放射性同位元素のセシウム137が1gあるとすると(セシウム137は壊れる時にベータ線即ち電子を放出する)一体何ベクレルなのか?
ベクレルとは皆さんご存知の通り"1 s(秒)間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1 Bqである。"[29]より引用。500ベクレルとは毎秒500個の原子核が壊れてアルフア線、ベータ線やガンマ線等の放射線を出す能力。
A1)セシウム137の半減期は30.1年。これを秒に変換=30.1年x365.24日x24時間x60分x60秒=9.5x10^8秒。
1gのセシウム137にはセシウム原子がアボガドロ定数/原子量だけ含まれている=6.02241x10^23/137=4.4x10^21個。
依って、1gのセシウム137のベクレル量はlog-e(2)x4.4x10^21/9.5x10^8=3.2x10^12=3.2テラベクレル=3.2兆ベクレル。計算式は[29]参照の事。計算する必要も無かった。3.215 TBq (10^12)である。ウィキペディア[30]参照の事。
Q2)1gのセシウム137て大変なベクレル量だけど、重さからすると大した量だとは思えないけど。比較できる具体例は無いか?
A2)ウィキペディアにこんな記述が或る。"チェルノブイリ事故以後のドイツ全土について平均してみると、セシウム137による汚染は、平均で2000-4000 Bq/m2となっている。これは1 mg/km2に相当し、500 gのセシウム137がドイツ全土にばらまかれたことになる。"[30]参照の事。因にドイツは日本より2万平方キロメートル狭い。セシウム137が500gで1607.5テラベクレル。もし1gのセシウム137が体内に取り込まれたのなら500gで500人分。そしてセシウム137、1gが壊れる時に放出されるベータ線、即ち電子が一秒間に3215000000000個放出されるのです。又ベータ線が機関銃の実弾と考えると、判るでしょ、めちゃくちゃ細胞を被弾させていると言う事が。そうすると、細胞がダメージを受けない程度はどの位の重さのセシウム137だったら安心なのかと考えて見るのが自然な流れ。最初から500ベクレル/Kgが安全と決めつけるのは、非常に作為に満ちた手法ではないかと言える。
又[30]のウィキペディアの記述。"現在環境中に存在しているセシウム137などの多くは、1940年代〜1960年代の核実験や核事故で放出された。ただしセシウム134は、半減期の関係で数十年前に放出されたものは殆ど残っていない。1960年代前半に日本人は1日に1 Bq以上を摂取していたと推定されている。"1950~60年代の大気圏核実験は壮絶を極めたが、それでも1Bqと言う単位で収まる汚染食品を日本人は1日に"摂取"であったと読み取れる。単純に考えてビキニ環礁の水爆実験の500発分が地球上に撒かれた時の値が500ベクレル/Kgの汚染食料の摂取と考えるのが妥当ではないか。以上の思考検証は500Bq/Kgとは核戦争後に放射能で人が死ぬよりも人が飢え死にしない事を優先した基準と言う記事、東北文教大松田浩平教授のコメント"国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争時の食物の汚染上限"が正しいかどうかの為に行った。[31]参照の事。1ベクレルと500ベクレル。この違いを私達市民はどの様に解釈するのか?これで安全だと言う論拠は何処からくるのか?
さて次に食べ物の汚染が500ベクレル/Kgとはどういうレベルなのか考えてみよう。おっと、そうは行かないよ!もっとシビアに、自分の体の肉に500ベクレル/Kgの放射能が入っていると仮定しよう。だって優に2000ベクレル/Kgを超える野生のイノシシの肉も出て来てるんでしょ?[32]参照の事。可哀想に。自分達が食べている野の食料が放射能で汚れているか汚れていないかなんて峻別できないし。人間も同じ様に食べ物を区別しないで野生の人として500ベクレル/Kg*70Kgの体重*0.3(体の中の肉質の部分が体重の30%とした。投稿者の解釈)=10500ベクレル/1人当たりの放射能を抱えてみれば良い。つまり体の中で毎秒10500個の原子核が壊れているって事。もっと書きたいのですがこれ以上色々調べると頭がパンクしてしまいそうなので、ここで止めておきます。
ここでのポイントは人間の五感 vs. 小さすぎる物;原子、そしてそれが耳かき一杯の重さでも信じられない位大量に原子が在ると言う事。核エネルギーを使うという事はこう言う非常に軽いながら大量な人工の放射性物質を電気エネルギーと引き換えに毎秒毎秒生産していると言う事です。さてもう一度おさらい。中性子が飛び廻らなくなった後の原子炉の燃料棒内のウランペレット(瀬戸物)内での物理現象が、体の中でおこっている事=即ち内部被曝なのです。放射能汚染の強い牛乳を学校で子供達に無理矢理呑ませるのは原子炉での物理現象を体の中に植え付ける様な事をやっているのに等しいのです。更に高放射能汚染地に住むのはまるで原子炉建屋の中に暮らしているよりもひどい状態と聞く。半ば強制的に住まわさせられている子供達が不憫。大人が馬鹿だから子供達は健康に大変なリスクを抱え込まざるを得ない何とも不条理な世の中。これは誰のせいなのでしょうか?自分達の危機管理が出来ない私達市民のせいなのでしょうか?それとも問題を危機と認識しない為ですか?事態を楽観視しているからでしょうか?私にはこの事が群れの中に在る盲目的な精神論の行き着く果ての、遺伝子プールの自己破壊に見えてしまう。
文部科学省(旧科学技術庁を含む)が全国の国立大学主導の放射能汚染の調査の禁止を行っているとしても、いずれ国外から反論しようのない健康被害を予想するデータが提供されるだろう。今この放射能汚染の現実から目を背けて、真実を隠そうとする科学屋達。まだ判らないのか?自分達が信用されなくなって来ている事を。良心的な科学者は自分たちが無能な税金泥棒で無いと、色々社会に対し発言し手持ちの情報を公開して市民の為に仕事をしているとアピールして欲しい。そして横方向に学者同士で連帯して、日本の市民が自らの手で放射能から生き残ろうともがいているのを是非助けて欲しい。そうしない学者は失業させます。そしてTEPCOと言う野獣を野放しにして来た監督官庁は其の責任を取るべき。何故なら今回の様な原子炉の過酷事故対策を全て東京電力に丸投げしていたのじゃないのか?
10. 今 - まず出来る事、その2
(1)海洋のこれ以上の汚染をなんとしてでも食い止める事。除染に金を使うのなら、福島原子力第一発電所から海洋に漏れ出る汚染水を一刻も早く海へ漏れ出ない様遮蔽すべきである。静岡から引き舟で運んで来た1万トン級の長方形のタンカーはどうしたのでしようか?やっぱり汚染水を10万トンクラスのタンカーに移して作業現場の空間線量を減らしてこの地下ダムを作った方が最善なのではないか。まだ人間が現場で作業できる状態なので、今すぐ汚染水の遮蔽工事を実行に移せば、2年後位に工事を終了できるのではないか。それにしても日本は海洋国家ではなかったのですか?海を放射能で過酷に汚して何が海洋国家と言えるのだろうか。
(2)駆け込み出産寺
比較的高い汚染地域にお住まいの御夫婦で、もし奥様が新たに妊娠した事が判った場合に、国が旅費を含めて責任を持って放射能汚染されていない所に設けた保養施設に住まわせて、出産まで面倒見るべきである。
(3)何もしない、除染もしない。瓦礫も移動させない。今出来る事は放射能汚染地区の人々を出来るだけ放射能汚染の少ない地区に永住させる事。
エントロピー増大と言う物理の法則が有る。一言で言えば除染しても又汚い所から汚れがそこにやって来ると言う事。例えば1種類の物質は放っておくと他の物質と混じり合い拡散すると言う法則。拡散に係る時間とそのスピードが遅い早いは別にして、原子力発電所に閉じ込められていた放射性物質もこの法則のご多分に漏れなかったと言う事だ(更に言うと原子炉からの放射能漏れを最小にする、即ちエントロピーの増大を抑えるには大変金が懸かると言う事をTEPCOは理解していなかったのである)。チェルノブィリの放射能汚染地帯に比べて放射能汚染が拡散、そして集積する条件が格段に多様な形態で存在する。梅雨、豪雪、台風、季節風、更に真近の山間部、すぐ隣の海岸と太平洋へと。福島、宮城、山形、新潟、栃木、群馬、千葉、埼玉そして東京の地上の形状が全く東ヨーロッパと違っている。前投稿でも指摘して於いた様に、放射能汚染された地域から追われた汚染事故の被害を受けた方々を放射能除染により元の居住場所に戻す様努力する理由は、国と東京電力が被害を受けた方々を他地域に永住させ、不動産に対する補償を行うよりも、遥かに安上がりだからである。例えば1家族の農地と宅地の評価額が2千万円だとすると、百家族で20億円。何十万の家族の農地と漁業権、宅地の評価額だとしたら何10兆円もの出費。これが嫌で除染と言う格好で利権に群がる連中に金をバラまく一方、避難していた広範囲の地域の市民を居住区に帰して彼らの遺伝子を将来に渡り傷つけさせる事を強要する。現状の放射能レベルは安全ですと洗脳された上に遺伝子を傷つけられて居住していた家に戻って元の生活をする事により、帰還者の方々が又将来に渡り差別の悪循環に陥って行ってしまう事が予見される。
(4)徹底的な放射能汚染の除染を行うよりも、放射線管理区域から外に市民を移住させ尚かつ食品への徹底的な放射能汚染の選別(或はランク付け)をやった方が日本国の遺伝子プールを守ると言う観点からすると遥かに効果的。何故これが出来ないのか?後悔しますよ今やらないと。
(5)国政レベルで国難の優先順位を付けて問題解決。国会でTPPと言う議論を行って国民の関心を外へ向けていたのを目の当たりにして、国会は優先順位を付けて物事を処理実行する考え方が全く備わっていないと判明できる。遡り法なんて手法知らんだろうしな。何が今優先度が最も高く、一番大事な事か判ってるのか?失業させます。
(6)食の製造現場の声が聞きたい。どれ位食べ物がキレイなのか、其れとも汚染しているのかが知りたい。市民にとって何か手伝える事がないか?放射能汚染の少ない食品を生産する方々を応援したい。
(7)漁業を生業とする、1970年代より原子力発電所の反対を訴えて来た人々の声が聞きたい。でもこちらから出向かないといけないですね。
(8)無理かもしれないが、原子力を推進する人々と原子力に反対する人々と建設的な対話を始める時ではないか?又都会に住む市民と原子力エネルギーと言う物で差別され、又放射能で更に差別されている放射能汚染地域に住む農業や漁業を営む市民とコミュニケーションを始めるべきである。
(9)8章で述べたが、何か物事を言葉でラベル化すると其の時点で頭の中で思考の回路が停まってしまい建設的、創造的な思考ができなくなる。例えば、"反原発"と言う言葉を用いた時点で、話が進まなくなってしまう。同じ事が"安全神話"を使用した場合にも言えるのだ。この様に言葉を用いず、現実が言葉よりも先に在る事に気がつけば、例えば原子力エネルギーのリスクとかコストとかを原子力を推進する科学者と原子力に反対する科学者の間で真剣に未来の子供達の為に議論ができるのではと思う。この辺は原発先進国のドイツを見習いたい。彼らは頭が柔らかいですね。私には彼らが言葉で説明出来き得ない過酷な事でも起こる事は起こると1986年の経験から心の中では判っているのではと勝手に解釈している。
(10)他国には原子力に対する安全神話があるのだろうか?調べて見る価値はある。
(11)現実を心をマッサラにして見る事ができない人々とどの様に連帯して行くかの方策を考えるべき時。
私達は日本の歴史の中で最も大きな曲がり角に立っている。そしてこれから生ずる困難を1つ1つ解決しなければならないと言う覚悟が必要だと思う。それこそ死に物狂いで今の日本の世の中を改善しなければ。我々の子供達の為に彼らに少しでもましな日本が引き継げる様になって欲しいが故。
11.今回の投稿の最後に
私は顔の無い人間ではありません。"kc.planaria@gmail.com"が小生のemailアドレスです。色々と思う事が有りこの9月よりそれをメモに書き留めてながら整理した事を"日本の市民の皆様へ"と表題し11月4日、阿修羅様に投稿させて頂きました。何しろ一介の会社員の為、自分のウェブもありませんので最初の投稿レポートを何処かのウェブに載せる方法が何かないだろうかと困って居りました所、或るとても親切なウェブの管理人様より、阿修羅に投稿してはと勧められまして前回と今回の2回の投稿に至った訳です。と言う事で、阿修羅様と前出の管理人様にここに感謝致します。
今回の3.11放射能汚染事故を通して日本の中の出来事を眺めてみ、大きく眼を開いて物事を見ようとしない人々が多すぎるのに驚かされました。何回でも言います。頭の中に既に刷り込まれている思考パターンを用い、又頭の中の数字や測定値を判断材料とし、眼の前の出来事を知覚する前に条件反射的に答えを出してしまう習慣を捨て去って下さい。心をまっさらにして、眼の前の出来事を観て下さい。そうすれば世の中で何が本当に起こっているのが判ると思います。そしてためらわず人間の中に有る生存本能の覚醒させて下さい。
そろそろこの長文の筆を置く時ですね。今回の放射能汚染の大局図を眺めて見たいと思う原動力が私を突き動かしています。過去から現在に到るまでの点と点をつなげて線できれば面を描いて行こうと言う気持ちでしょうか。小生の視野が足らない所も有り色々な考え方が統合出来ていないかも知れません。別の見方も有るかもしれません。言い足らなかった処は御容赦下さい。又本文で言及した方々に対する配慮が至りませんでしたら、此処でお詫び申し上げます。
最後に。今の日本の市民の置かれている、見えない、匂わない、感じない放射能汚染した街に住む立場を大局から見ると、グリム童話に載っている"ハーメルンの笛吹男"の事を想像させてしまうのだ。[33]参照の事。1284年ドイツのハーメルンと言う村は異常に繁殖するネズミに悩まされていた。1人の男がネズミを駆除すると住人に申し込んで来た。勿論報酬を約束した住人は彼にネズミの駆除を御願いした。彼は笛を吹きながらネズミを暗示にかけ川まで誘き出し、1匹残らず集団入水自殺させてしまった。この話に例えると今のこの日本で、笛を吹く者は誰だろうか?日本と言う国の原子力神殿に棲む特権階級である。ではネズミは一体誰なのか?皆さんお判りですよね?笛を吹きながら、安心安全と人々の心に取り入り無差別的に人々の遺伝子を傷つけさせている勢力。彼らの暗示から脱して川へ向かう群れから – 少し変わっていると呼ばれようとも - 飛び出し、皆を正気に戻さなければ我々市民は集団自殺させられる様な、国によって棄民化される(殺されると言っても過言ではない)運命に陥る。この降りかかって来る人災を市民の力を合わせて振りのけなければ。
ご存知ですよね?"ハーメルンの笛吹男"にはオチが有るんです。ハーメルンの住民が笛吹男に報酬を出さなかった為に今度は住民の宝である子供達を笛で誘い出して村から永遠にさらって行ってしまったんです。放射能の高汚染地区から避難する金は誰も出し惜しんではいけません。
[追記]
本稿は2011年の末に投稿予定でしたが、最終チェックの時間が割けずに今頃の投稿となりました。この間色々と思う事在り、以下2点追記させて頂きます。
*どうして所謂知識人は今回の放射能汚染事故に対して萎縮しているのでしょうか?原子力エネルギーの賛成反対問わずもっと社会に対し発言すべき義務があると思います。そして市民の皆さんもこの問題に対して思考停止に陥らずに、心の眼を開けば科学者よりも物事を大局的に見る事が出来るのに気が付くべきです。
*誰か私の意見が間違っている事を証明して頂けますか?そうすればこの気持ちが穏やかになるのですが。
参考文献等
[1] "日本の市民の皆様へ",阿修羅のウェブより
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/185.html
[2] "電力会社の誕生"、東京電燈
探検コムのウェブサイトより。
http://www.tanken.com/tokyodento.html
[3] "鶴見騒擾事件" ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E8%A6%8B%E9%A8%92%E6%93%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6
[4] "電力に生涯を捧げた男 松永安左エ門 - その生涯と業績 -"より。藤村哲夫
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/yasuzaemon.html
"電力に生涯を捧げた男 松永安左エ門 (2)"
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/yasuzaemon2.html
[5] "第1回 「松永安左エ門――官に抗し9電力体制を築いた男(1)」",杉田望
及び(2),(3),(4)
J-Net 21 中小企業ビジネス支援サイトより
http://j-net21.smrj.go.jp/establish/column/20050111.html
[6] "新日本紀行" ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B4%80%E8%A1%8C
[7] Youtubeより、NHK新日本紀行〜主題歌オリジナル バージョン
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=2LePkGZ4hvM
[8] Youtubeより、新日本紀行 BGM用
http://www.youtube.com/watch?v=8laXG4wt-3Y
個人的にはこちらのノイズが入っている方が気に入っています。
[9] "「原発反対」の立看板が立つ女川原発ー東日本大震災の歴史的位置"
"東京の「現在」から「歴史」=「過去」を読み解くーPast and Present"より
http://tokyopastpresent.wordpress.com/2011/06/09/%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%AB%8B%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E3%81%8C%E7%AB%8B%E3%81%A4%E5%A5%B3%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%83%BC%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7/
及び"‘女川原発’ カテゴリーのアーカイブ"http://tokyopastpresent.wordpress.com/category/%E9%9C%87%E7%81%BD/%E5%8E%9F%E7%99%BA/%E5%A5%B3%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E7%99%BA/
[10] 東京に原発をと言った三人 4月15日 "原発日記" 老人はゆくより
資料が手元に無い為、孫引きさせて頂きました。
http://haikairou.blog22.fc2.com/blog-entry-141.html
[11] 中日新聞12月13日社説。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011121302000015.html
[12] "反原発の記事 中傷 エネ庁への報告 詳細判明"、東京新聞より
時間が経ち、元のリンクが削除されてたので以下参照。
http://sekaitabi.com/tokyonp.html
[13] IEEE Spectrumのウェブサイトより
http://spectrum.ieee.org/static/fukushima-and-the-future-of-nuclear-power
[14] "24 Hours at Fukushima" by Eliza Strickland, IEEE Spectrumより
http://spectrum.ieee.org/energy/nuclear/24-hours-at-fukushima/0
[15] (株)エアフォートサービス ウェブページ
www.yamazaki-k.co.jp/airphoto/
[16] 高解像写真の在るCryptomeウェブサイトより
http://cryptome.org/eyeball/daiichi-npp/daiichi-photos.htm
彼らのホームページには日本国内でお目にかかれない写真が満載している。
[17] Cryptomeのその他の写真
http://cryptome.org/eyeball/
[18] 雑誌"Discover"のウェブサイト
http://discovermagazine.com/
[19] "国土を守り国民とともに生きる5項目提案”、東京大学児玉教授
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/dai4/siryou1.pdf
[20] "ソクラテス"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9
[21] "「科学的」めぐり、議論白熱=チェルノブイリ事故の影響で−低線量被ばくの作業部会"、時事通信社のウェブサイトより。
www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011111501047
時事通信社のウェブサイトより削除された場合はこちらを参照。
"低線量被曝のリスク管理の政府の作業部会で、チェルノブイリ事故の科学的影響をめぐり、議論が白熱"
http://ameblo.jp/atom-tokyo/entry-11080825573.html
[22] "【注目記事】 実は存在していた「低線量被曝データ」(週刊SPA!)"
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/dab868abc7592d8b89f2cc974ee47a18
[23] "Japan Split on Hope for Vast Radiation Cleanup," The New York Timesよりhttp://www.nytimes.com/2011/12/07/world/asia/japans-huge-nuclear-cleanup-makes-returning-home-a-goal.html?pagewanted=all
[24] “核分裂生成物“ weblio辞書より
http://www.weblio.jp/content/%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82%E7%94%9F%E6%88%90%E7%89%A9
[25] "放射線"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A
[26] "アルファ粒子"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E7%B2%92%E5%AD%90
[27] "ベータ粒子"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E7%B2%92%E5%AD%90
[28] "ガンマ線"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%9E%E7%B7%9A
[29] "ベクレル"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/ベクレル
[30] "セシウム137"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0137
[31] "国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争時の食物の汚染上限"、東北文教大学松田浩平教授
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/09/500bqkg.html
[32] "【汚染】宮城県 イノシシからセシウム2200ベクレル検出"、セーブチャイルドのウェブサイトより。
http://savechild.net/archives/7405.html
[33]"ハーメルンの笛吹き男"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%AC%9B%E5%90%B9%E3%81%8D%E7%94%B7
==
訂正と追記
前投稿で間違えが有りました。お詫びして訂正します。
* JOC => JCO
それから投稿その1で良心的な官僚の方々に横に繋がって市民を助けて欲しいと申し上げましたが、嬉しい限りです。でも元官僚の方々なのでちょっと話が違いますが。主権在官僚を変えない限り日本は良くならないと思います。
* "橋下市長支える元官僚5人組 「大阪から国を変革」" 編集委員 堀田昇吾、1月3日、日本経済新聞ウェブより
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819A91E0EAE2E09C8DE1E2E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/573.html
04. 2012年1月22日 01:26:47 : msaJyupoKE
>>02
市民の一部?教職員が全員日本国籍所有していないのに何言い出すの?
この無知で無能そうなコメントしている奴は笑
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/515.html#c4
442. 2012年1月22日 01:29:01 : 90lrrYO6Og
低線量なら「安心安全」だそうですが、
汚染は深刻なようなのです。
データや論文でなくちゃんと現実を見てください。
汚染車で被曝した双子の子供たち
http://2011kazu.web.fc2.com/kawauchi-contamination-car001.html
「なんとかして、汚染状況をしっかり把握してください。
空間線量だけでは、絶対にいけません!
なぜなら、0,2〜0,3μSv/hくらいであっても、
その付近には、数千、数万ベクレルの汚染が存在する可能性があるからです。
だから、国は汚染度合いも、除染のことも、避難の区分けも、
空間線量でしか言わないのです。
ですから、しっかりと汚染を調べて、数値を記録して、証拠を残してください。
でないと、全てをウヤムヤにされます。」
http://2011kazu.web.fc2.com/kawauchi-contamination-car.html
「ふくいち原発の近海だけでなく、原発から200キロ
離れた沼も原発20キロ圏内の海と同等に
汚染されているところがある。」
「東京湾の汚染がひどい。セシウム汚染が
最高になるのは2年後」NHKスペシャル
福島第一で作業員として潜入取材した
鈴木智彦さんの海外向け記者会見
「自分の知っている限りすべての技術者が原発から80キロ圏内は
人が住んではいけないくらいの汚染と言っている」
「福島第一は工事がずさんで汚染水の処理も含め今後も心配な状態」
http://www.youtube.com/watch?v=lx6gnj-kzEs&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=zmFSD3DDbo4&feature=related
3号機のみならず4号機も核爆発していた可能性もあります。
http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4.htm
自殺者や一家離散になったのは原発事故があったからです。
非難されるべきは安全派でも危険派でもなく40年もたった古くて
構造的に欠陥がるマーク1でプルサーマルを運転し、今でも
情報をかくしている東電だと思います。
07. 2012年1月22日 01:29:05 : sUpHQ8Q75g
>>06
> 日本の持っているアメリカ国債を処分出来て良いじゃないか
そりゃ処分できればの話しだ罠w
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/706.html#c7
47. 2012年1月22日 01:35:26 : 545SbpbMvo
何かにつけて話題を朝鮮に持っていこうとする「韓流」荒しは
韓国においてさえ、自己批判的に叩かれてますよ。(笑)
阿修羅にも「なりすまし専門家」ぶりっこして
批判されるとファビョる朝身巻きみたいな奴がいるけど、
みっともないよ。(笑)
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NHN会長「韓国のBBSは板違いのウヨサヨ対立したり芸能人叩きする奴ばかり。日本人のマナー見習って欲しい」
1 : エリートアフィ速民(福島県):2012/01/21(土) 15:28:25.91 ID:DpK8UqzI0 ?PLT(12525) ポイント特典
ゲーム韓流の主役「日本人が眉をひそめる韓国ネットユーザーの行動は…」(1)
日本でゲーム韓流を起こした主役の一人、ココネの千良鉉(チョン・ヤンヒョン)会長(46)が韓国モバイルゲーム業界に挑戦状を出した。09年にNHNジャパン会長
から退く際、「ゲーム業界を卒業する」と述べたが、この発言を覆したのだ。
千会長はオンラインゲームが増えた00年、NHNと提携してハンゲームジャパンを設立した。8年間で職員800人、年間売上高100億円の会社に育てた。04年には
ネイバージャパンまで吸収・統合し、NHNジャパンの最高経営責任者(CEO)になった。09年の加入者2300万人、同時接続者14万人という記録は、日本インターネット
ゲーム業界で「伝説」として残っている。会社の成長とともに千会長も300億ウォン(約20億円)台の資産家になった。
12日、ソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)にあるココネの事務室で会った千会長は、韓日インターネット文化の違いについて語った。
「日本のネットユーザーは『この掲示板は何々をテーマに扱う場』という案内があれば、テーマを外れる内容をほとんど書き込まない。幼い頃から
『人に迷惑をかけてはいけない』という教育を受けたのが書き込みにも影響を及ぼしているようだ。韓国ではどのサイトの掲示板でも左派・右派うんぬんする政治スローガンや舌戦が飛び交う」
千良鉉会長は韓国で日本インターネット業界を最もよく知る専門家だ。慶応大留学時代を含めて20年間を日本で暮らし、現地の文化に精通している。
こうした韓日ネットユーザー文化の違いについて、千会長は自分なりの分析を出した。
「韓国オンラインには多様性という長所があるが、規律を守らない人に過度に寛大だという誤った文化もある」ということだ。このため日本人はインターネットで
特定芸能人を攻撃する韓国ネットユーザーの行動に眉をひそめるという。
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=147530&servcode=400§code=400
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/228.html#c47
前回の投稿"日本の市民の皆様へ"に引き続き([1]参照の事)第2回目の投稿となります。取り敢えず目次をどうぞ。題名としては、眼の前の出来事へのアプローチ法とでも言いましょうか。眼の前の撒き散らかされた放射能の事を議題とします。ちょっと長い文なのでまず水を沸かしてお茶かコーヒーを入れてこれをすすりながら読み進める事をお勧めします。もし時間が無い場合は8章から読んで下さい。
1.東京電力の不思議
2.磯の香り獣の匂い
3.最大多数の最大幸福
4.教科書の中の危機管理
5.統計中の1サンプルと言う運命、そして忘却され
6.より根源的な事へ
7.恣意的な誘導、意図的な解釈
8.眼の前の事と向き合う(言葉或は知識、そして現象の認識とのギャップ)
9.心の中をマッサラにして(努力して)
10.今 - まず出来る事、その2
11.今回の投稿の最後に
1.東京電力の不思議
判らない、どうしても判らないのだ。北海道から九州まで東京電力以外すべての電力会社にはその地方の名前が付いている。どうして東京電力だけが違うのか?判らない、これも又判らないのだ。何故東京電力はこれほどまでも強欲で、ケチなのか?そんな訳で以上の不思議を調べるため色々とGoogleしてみた。まず分かった事は:日本に於ける電力産業の黎明期に各電力会社が此れ程、悪どい事をやって生き抜いて来たとは知らなかった。この様な記述をウェブで見つける。
『(中略)
この結果、大正時代になると、日本には5大電力会社が誕生しました。東京電灯、東邦電力、大同電力、日本電力、宇治川電気ですな。で、この5社でさらに「電力戦争」と呼ばれる苛烈な戦いが勃発します。たとえば九州北部、近畿、中部に及ぶ事業エリアを誇っていた東邦電力(「電力王」と呼ばれた松永安左エ門が社長)は、本社を東京に設置。昭和2年、子会社の東京電力(投稿者注:ウィキペディアでの日本最大の喧嘩"鶴見騒擾事件"の記述に"現在の東京電力とは別、通称「東力」"と有る)を使って、東京電灯の事業エリアに乱入します。わずか1年ほどで、90万の電灯と12万6000kWの電力を奪取。これで東京電灯とのダンピング競争が始まるは、鉄道省や東京市への政治工作、郊外列車や発電所の奪い合いなど、めちゃくちゃな戦いが起こりました。東京電灯が名古屋進出をもくろむと、今度は関西の日本電力が京浜工業地帯に侵入(昭和4年)。東京電灯は紳士同盟を結んでいた中部・関西の大同電力(福澤諭吉の養子である福澤桃介が社長。こちらも「電気王」)とより強固な同盟を結ぶものの、すぐに顧客の奪い合いで泥沼裁判闘争が始まる……といった感じです。
こうした大戦争は、単純な民間企業同士のシェア争いという側面もありましたが、その影には、もちろん当時の政治状況が絡んでいます。上記の日本電力の東京進出は、昭和4年に田中義一内閣(立憲政友会)が倒れ、浜口雄幸内閣(民政党)が成立したことで起きました。日本電力は民政党と仲が良く、わざわざ大同電力との合併話を蹴って東京進出したのでした。』ちょっと長くなりましたが[2]より引用させて頂きました。又"鶴見騒擾事件"に関しては[3]参照の事。何か6大電力会社に刷り込まれている社風と言うか文化の遺伝子がこの頃から培われていたと確信する。政党と仲良しだし生き残りの為には手段を選ばずと言う事に関しては他企業とは比較にならない程抜きん出ていますね。特に[3]は政治と利権の(親分子分と言う社会の関係も)歴史が学べる読み物です。更に東京電力の歴史を紐解いて行くと"電力の鬼"こと松永安左エ門の存在を抜きにして語れないのが判る。武骨な男である。こんな男が日本に居た事に驚く。次の引用は[4]参照の事。この中の記述に
『(中略)
安左エ門は東京に進出し、それを足掛かりとして、電気事業の全国制覇を目指していたのである。その行動の第一歩として、静岡県、山梨県に発電所を持つ早川電力を傘下に収め、続いて、群馬水力を手に入れて、大正14年3月、両社を合併して東京電力を設立し、安左エ門は、その副社長に就任した。この東京電力を拠点にして、周辺の電力会社を合併しながら、だんだん勢力を拡大していった。当時、東京電燈は「東電」、東京電力は「東力」と呼ばれていた。東力は、東京の南部から北部にわたる外輪線を建設して東電包囲態勢を築き、昭和2年1月1日を期して、本格的な供給攻勢を東電にかけて、ついに両社は需要家争奪戦で激突した。
当時は、東京電燈は政友会派であり、東邦電力は憲政会派であった。憲政会内閣のときに、東力が東京の南部の供給権を手に入れれば、政友会内閣のときには、東電が名古屋市内のど真ん中に名古屋営業所を開設するなど、政治も絡んだ大抗争に発展していった。
(中略)
銀行は多くの資金を両社に出している。抗争が長引き、どちらかが大きく傷付くと、銀行にとっても責任問題になる。ついに三井銀行の池田成彬が提案者になり、金融界の主だった人たちの申出によって、昭和2年12月に東力は東電に合併した。それによって、東邦電力は、東京電燈の大株主になり、安左エ門は、東京電燈の取締役に就任して、実質的に東京進出を果たした。続いて昭和3年5月には、安左エ門は東邦電力社長に就任した。』とある。この引用[4]及び文献[5]は電力の国家管理の問題が議論されていて、非常に示唆の多い読み物である。以上色々調べてみた処、「東電」と「東力」が合併し東電と言う名前が残った事が分る。東京電力の社名の歴史とその社風の遺伝子は少しは紐解けた様な気がする。
しかし、此処まで調べて来て大局的に物事を見始め出したら私の中でどうしても判らない疑問が生じてきたのだ。どうして原子力発電所の事故は予見されていたのに、我々市民はこの事に気が付かなかったのか?それとも3.11以前、原子力に反対する人々の声は何ゆえ、圧倒的多数の私達市民に届かなかったのか?双方の力が足りなかったのだろうか?今振り返って見ると3.11以前は0.01%の原子力の正体を覚醒していた、しかしながら過激な反対派とラベル張りされた人達と99.99%の原子力の本質の事を不覚醒であったと言う事を知らなかった我々市民がいたのである。なぜこう言う事態が長らく続いていしまったのだろうかを3章の"最大多数の最大幸福"にて少し触れてみたいと思う。
皆様に御願い。この投稿を読むに当って放射能は安全か危険かと言う見方を採らないで下さい。まず自分の頭の中からは放射能と言う言葉と知識も捨て去って、この眼の前のこの現象にマッサラな状態で向き合って見て下さい。核分裂や原子と言う言葉も忘れ去り、その放射能と言う物事と特性を、単に物が時間と共にバラバラに壊れて行くのだと心で理解して下さい。自分の中のその認識から、まず最初の一歩が始まると心して下さい。
2.磯の香り獣の匂い
ところでもし貴方が年配の方であったとしたら、日本が古里の集合体であった時の思い出が、皆さんの心の中に刻まれているかと思います。NHKの新日本紀行と言う水曜夜10時から始まるTV番組が有ったのを御存知だと思います。富田勳の勇ましくも(まるで1日の始まりの徴、日の出の様な)しかしその後に続く切なくもある曲で始まる番組でした。こういう時代が有ったんですよね、このちっちゃな日本で。[6],[7],[8]参照の事。新日本紀行の時代に生きていた日本人は生活者であり、懸命に子供を育て、家族を守り、地域に生きて来た人達と思う。この時代を生きてきた人にとってこのテレビ番組を通して自分達の姿を、多かれ少なかれ漁業農業林業を生業にし、高度経済成長期の工業化の波に翻弄されながら懸命に生きて来た共同体の中一員として見い出していたのだと思う。
その一方、大都市に住んでいると判らないでしょうけれども原子力発電所が在る所の近くには十中八九磯の香りに包まれ、海の幸に恵まれた魚の匂いのする漁業の街が在るんですよね。福島第一第二原子力発電所の近辺には小さな漁港しかない。大きな漁港としては相馬市に有る漁港か。福島より少し遠い所では例えば宮城県牡鹿郡の牡蠣は有名だが、宮城県牡鹿郡女川町には東北電力女川原子力発電所が建っている。そこの地元で漁業を生業とする方々は、綺麗な海とホタテ、牡蠣、サンマ等の漁業、つまり自分達の生活基盤と、そして愛おしい、最も大切な家族と子供を守る為に原子力発電所の立地に対する反対を1969年から続けて来たと言う。[9]参照。自分達の住む場所、古里と再生可能な資源としての漁業を守る為に勇気を持って原子力発電に反対の声を挙げたので或る。母なる海からの賜物が汚れてしまってからでは遅いのだ。その中で自分たちの慎ましいながらも幸せな生活が犠牲になる様な原子力の事故を予見し、もし放射能汚染事故が起きたら汚れた物を食べなきゃならないんだよと、それこそ不転退の覚悟を決め、反対の声を発していただろうと思う。しかしながら多勢に無勢と言うか、歯を食い縛りながら時代の流れにあがなって行こうにも、彼らの反対の声は圧倒的多数の沈黙の中に飲み込まれてしまった。原子力エネルギーの本質に無関心であった沈黙の主我々市民の責任だろう。狭き地域の中の漁村の中で大きなスケールでヨコに繋がる力が弱かったが故力足りず敗北してしまったと彼らを非難する訳には行くまい。その一方原子力に反対する漁師の人々を過激な人々と言って地域の中で村八分して行く。又同時に原子力エネルギーの賛成派、反対派と地域が色分けされてしまい兄弟ながらも仲が悪くなってしまったと言う話も在る位だそうだ。しかし眼の前を大きく見れば、この豊かな自然に恵まれた日本の農業漁業林業は"まだ"再生可能な資源で在ると言う事は何事にも替えられぬ事実だ。それを守る事が、過激な運動と非難されるのであったのなら、日本の食料自給率が限りなく0に近ずいてしまうだろう。ずっと以前に私達市民は彼らの言葉に真剣に耳を傾けるべきであった。例えば"安全だったら東京に原発を建てろ"と言う言葉を言われたのは宮城県女川町漁民の方々だと言う。少し調べたら、多賀井公平さんと言う漁師の方が仰られたと言う。『だいたい電気を使うのは東京なんだよ。おれたちは電気なんて大していらないんだ。夜は早く寝るし、クーラーも入れないしよ。東京の電気は東京で作ってくれよ。女川や柏崎や下北を犠牲にするのは、それはよくないぜ。そういうのを差別とか搾取っていうんだろう。原子力はクリーンで安全なんだろう。霞ヶ関とか皇居で10年20年とか発電してみてよ。それで具合いいようだったらおれたちも考へてみるからよ』[10]参照の事。断っておくが女川原子力発電所は東北電力の発電所であり、今回の福島県を中心とした放射能汚染の事故を引き起こした東京電力の所管ではない。だが今回の海への放射能汚染を見れば汚染源が何処に在ろうとも漁業に多大影響を及ぼす事には変わりないのが判るであろう。
日々無限の海の幸を相手に額に汗し、体から発する己の獣の匂いを隠そうともせず、海からの幸の収穫を悦び、酒を仲間と交し又家族を養い子供を育てながら魚の匂いと磯の香りの中で暮らして来ている人々。人間として直感的に原子力の全体像を看過できていたのである。この前例をまるで再確認するかの様な社説が最近あった。12月13日付けの中日新聞の地球の温暖化の問題を論じた社説"全員参加、次はスピード ポスト京都は2020年"にこの様に記載されている。[11]参照の事。残念ながら以下の指摘は既存の事実なのである。
『(中略)
温暖化はもはや、見えない敵ではなくなった。
‘目の前に危機はある’
生き物には、自らの危機を察知し、それを回避する能力が備わっているはずだ。人間だけがその本能を失いつつあるのだろうか。』
日常生活の中で携帯電話などの機械を操作する単なるオペレータとして生きる、又危険を察する本能を忘れ去ってしまった、或は己が獣の匂いのする人間である事を忘れてしまった、都会に住む"差別とか搾取"に無関心な人間の方が圧倒的多数居る事実がこの社説への答えである。
女川町の漁師さん達の予見が、最大多数の最大幸福の声にかき消されて現実となってしまった事に対して貴方は一体何を思うのか。しかし確かな事は私達市民が過去行って来た原子力に対し無関心であると言う行為の積み重ねによる帰結と言う事態に今我々は直面しているのである。つまり覆水盆に帰らず、放射能原子炉に帰らずという帰結を生じてしまったのである。彼ら女川の漁師は女川町の東北電力の原子力発電所の建設を反対する一方で、大きな気持ちで今回の様な放射能汚染事故を覚悟していたのだと思う。事故が起きた時には放射能汚染した地元の海で採れた海産物を涙を流しながら食べるしか選択の余地はなかろうと。何故ここに?原発を建てる?東京ではなくて?不条理?そして自分たちの力が及ばずに原子力を許してしまった敗北の歴史と、今福島の同胞市民が直面する放射能汚染の実態に涙していると思う。経済の成長期における"国策としての原子力"に反対と言う声を挙げるのがどれだけ勇気のいる事であったろうか。遅きに失しているが、彼ら女川の人々をとても勇気ある方々と言いたい。しかし放射能汚染で生業を破壊されてしまった漁業や農業を営む市民の悔しさ、怨念の気持ちが社会の表面に出てこないのは何故なのか?非常に不思議である。この期においても差別されているのか?
この多賀井氏の言葉の行間を見ると、原子力発電と人間との関係を改めて考えさせる。放射能は小さすぎて見えない、匂わない。だからクリーンと言い放つ、この人間の五感の限界に付け込んで来た組織達。今回の放射能汚染事故でもこの五感の限界に乗じて多かれ少なかれ人々自らの遺伝子を傷付ける事を強要している。改めて放射能の前に人間は裸である、と知るべし。放射能は見えない事(認識できない)故、その危険性を予見すると言う人間の能力を行使する事が出来ないのである。又眼の前におこりつつある放射能汚染の拡散と生態系の中の生物による濃縮を見ようとしない人間が圧倒的多数この世にいると言う事。多数の市民は原子力の事など3.11以前、無関心で過ごしながら生を享受してきたが、3.11以降喉元過ぎれば熱さも忘れるのだろうか、健康被害を恐れる事が日常になってしまった事にもまるで無関心であるかの様である。このままの状態即ち現状(目に見えない放射能汚染が日常生活の中に確実に増加してしまった状態)維持でOKと思っているのであろう。
おいオッチャン達、美しくも古き良き日本の古里が東京電力の傲慢さの結果によって不条理にも、けがされてしまったのだよ!どうして彼らに対し怒りの声を上げないのか?ガッツあるのか?それとも魂抜かれて、怒る本能をなくしたのか?
3.最大多数の最大幸福
先日11月20日付け東京新聞にこんな記事があった。[12]参照の事。
『(中略)
原発反対を訴え徒歩で旅をする男性を取り上げた同年四月十四日の佐賀新聞の記事には「目立ちたがりの行動をなぜ写真入り、三段抜きで報道するのか。勝手な反対派を勇気づけるだけで、社会の大多数のための政策の推進を阻害する」と報告した。...』
原子力を国策として推進する人々がどの様に日本の国民を捉えているのかハッキリと判る言葉である。多賀井氏の言葉ではないが、"差別とか搾取"のエネルギー政策の上に都会の市民は自分たちの幸福を築いてきた訳であるが - 別の言い方をすれば、他人の痛みが分らずに - 一転今回の過酷事故の様になれば、いかなる日本の市民も尺度の幅はあるにせよ、自分たちの築き上げてきた幸福がものの見事に打ち砕かれてしまうと言う事実を否定できる人はこの日本には居るまい。原子力教とでも言うべきか。無限できれいなエネルギーと言うスローガンを下界に住む市民の頭の中へ刷り込み学習させ、又市民の為に最大多数の最大幸福を実行していますよ!と。その裏腹に自分達の特権(例えば天下り先)を確保して行く(まるで何処かの宗教団体と変らない)原子力霊山に有る原子力神殿の傲慢不遜な面々。生まれながらにして、他人の痛みが分らずとでも言おうか。そして我々は彼らを無関心という行為を通して支持して来た市民であった事を自覚すべき時でないだろうか。原子力とエネルギーに関しての無関心と言う行為の結果、即ち放射能汚染と言う帰結、の代償を我々市民は将来に渡って払わなければならないのである。そして同時に我々市民はTEPCOと言う会社の傲慢さによって(昔から何か腹黒い会社と言うイメージはありましたけど)生じてしまった帰結に対しても2重に代償を払い続けなければならないのである。私たちも国とTEPCO同様少なからずこの放射能汚染事故の責任がある事を自覚せねばなるまい。
それにしてもどうして貴方と貴方の家族なのか?或は私と私の家族なのか?耐えられない不条理が此処には在る。この不条理に対する怒りを何処に持って行けばよいのか。一方で人間の犯した罪で、放射能汚染されてしまったこの世界に住まわなければならない、全ての生きとし生けるものを考えると市民の無関心と言う代償が途轍もなく巨大に見える。私達人間が犯した生態系に対する罪は途轍もなく深い。今、ここで冷静になって社会の中の異分子として扱われ、地域の中で村八分されながらも国の原子力政策に抵抗していた良心的な市民を最大多数の最大幸福を壊す様な"勝手な反対派"として社会的に葬って行った歴史を改めて考えて見るべき時なのだろうと思う。
3.11以前今まで原子力エネルギーを推進する事により受益を受けて来た側、原子力の本質に無関心であったが故に最大多数の最大幸福を楽しんで来られた側、そして原子力の痛みを押し付けられて来た側。3つの社会の構成層があった訳であるが、悲しいかな3.11以降最大多数の最大不幸となってそれぞれ圧等的な不平等を伴い3つの構成グループの人々自身の上に降り掛かって来た事になったのである。もう最大多数の最大幸福と言う言葉は存在しようがない幻となってしまった事に原子力政策を推進して来た人々も我々市民も気が付くべきだ。
第2章と上記で述べたが、3.11以前には原子力発電の本質を訴えて来た人々は異端視され彼らの声は無視されて来た。そして今3.11以降放射能の本質を訴えている市民の声が、何故圧倒的多数の人々に(敢て大衆と呼ぼう)に届かないのか。これは私の中に有る苛立である。自分達の姿を3.11以前の原子力を推進する、国家の意志に抵抗していた人々の姿と比較して、重ね合わせて見て下さい。どうして貴方の声が、今人々に届かないのか自問してみて下さい?理由は何でしょうか?この議論について少し時間がかかりますが次回の"日本の市民の皆様へ-その3"にて私見を述べたいと思います。くどい様だが改めて言わねばならぬ。原子力の将来と自分たちの将来が明るい未来とはならないであろうと言う予見が、最大多数の最大幸福の御旗の下にかき消されて現実となってしまった事実を自分と自分の家族の問題として直視すべき時だと思う。
4.教科書の中の危機管理
米国にIEEEと呼ばれるエンジニアの組織がある。IEEEは今回の福島原子力発電所の放射能汚染事故で非常に有意義な記事を発信しているのを発見。[13]参照の事。先日Googleしていた所"IEEE SPECTRUM”と言う月刊誌、11月11日号に福島原子力発電所の事故の記事が載っているのに眼が留まった。[14]参照の事。まずこの"24 Hours at Fukushima"の記事の中に一番最初に載っている写真がある。かわいい女の子がマスクを半掛けして、体全体に付着している放射能の測定をされている写真である。胸が痛む。思わず涙が出て来た。そして最後の4枚つずりの写真の最初の1枚をズームボタンを押して見て頂きたい。全体的に緑がかった水が5m x 25m程と思われるポンプ室を冠水させている写真である。2つポンプに"中温'冷水?'ポンプ"と文字が読める、さらに奥に3つのポンプが有りその5台のポンプが殆ど海水(真水とは思えない)で水没している。ポンプの高さは人間の背丈前後の大きさと思われる(推測です)。これらのポンプが水に浸かって使えないのである。色々ウェブで調べたが、何処のポンプでどれだけ重要な役割を果たしているのかは判らなかった。しかしこの写真を見たときにゾッとしてしまった。理系の方であったら絶対に起ってはならない事であるのが直感できるはずだ。更に3月24日に新潟県妙高市の(株)エアフォートサービスが撮った高解度の福島第一原子力発電所の写真がウェブ上に在った。[15]参照の事。ほんの2~3日だけ公開されていた写真である。既に御覧になった方々が多いと思うが、これらの写真を見ると同じ様にたとえ単独でも絶対に起こってはならない原子炉の溶融事故が3つの炉でほぼ同時に、又核燃料プールの爆発破損1カ所が平行しておこっていた多重事故。と心で理解できるのだが、国や東京電力は心の眼を開いて事態を直視する能力ゼロで、又自分が主張していた安全神話が神話で無かったと言う事実を認める勇気が無いらしく、日本国内ではすぐさま検閲されてしまった。何やら既に起きてしまった核汚染と言う事が、"通常"の状態になってしまう恐ろしいまでの市民に対するマインドコントロールである。全くもって不思議な国だ。何処かの独裁国家よりもスマートに市民を洗脳している。尚、日本国内での検閲後4月2日より米国にある"Cryptome"のウェブでこれらのエアフォートサービス撮影の高解像写真が閲覧できる様になっている。ついでながらもしこれらの写真を御覧になっていないのでしたら、11枚(5MBの大きさ)の写真もダウンロードして観て下さい。[16]参照の事。Cryptomeは他に色々な福島原子力発電所の現場の写真を彼らのウェブに載せている。[17]参照の事。
更にこのSpectrumの11月11日号の記事中の4枚つずりの写真の中で、"高線量注意 高線量(1000mSv/h)の瓦礫につき、この近辺にみだりに近づかないこと"の掲示が出されている写真が有る。この文句を見て思わず、東京電力の面々は本当は危機管理能力の全く無い人達だけでなく、且つ放射能汚染の現状を現場の人達に意図的に過小評価させている人々と思ってしまった。このやり方は現場の人々だけでなく、一般市民への説明にも現れている。全く緊張感の無い掲示版である。瑣末な事だが'みだり'とは東京電力にとって、或は我々にとってどういう意味なのだろうか?1Sv/h?みだり?さっぱり意味判らん。現場は被爆により数時間そこにとどまれば死んでしまう人が出て来る様な所が在った訳だ。ここも其の中の一部であろう。そしてこの記事"24 Hours at Fukushima"の中のレッスンが又優れ物である。その中のレッスン3は"非常用電源車を限りなく発電所に近い所に配置すべし。"と有る。これが対策されていれば多分3号炉と4号炉は救えたのではないかと思える。僅か数千万円をケチりたいが為非常用電源車を発電施設のすぐ傍に配置しなかった事により、長時間の電源喪失を防げず3号炉溶融と4号機核燃料プールの爆発をおこしてしまった事は明らかにTEPCOの怠慢による過失事故である。己の会社を絶対と思い込み、聞く耳を持たなかった故、今回の破局的な放射能汚染が引き起こされたと言っても過言ではない。東京電力は溜息が出るほど一般常識が通用しない会社だ。会社組織を解体して染み付いた企業文化を払拭し、出直せと言うしかなさそうだ。駄目押しでこの記事の全てのレッスンを記載しておく。特にレッスン6の対策が成されていたならベントを周辺住民の避難が終わるまで待つ事無く行えた可能性があり事態が好転できたかもしれない。ちなみに記事"24 Hours at Fukushima"の著者Eliza Stricklandは米国の雑誌"Discover"([18]参照の事)のエネルギーと環境問題を担当していたウェブ編集者からIEEEの"Spectrum"に移って2番目の記事と言う。彼女は原子力に関する記事を書くのは今回が初めてだそうだ。モシモシ?"The Best and the Brightest"を自称する日本の原子力に関わって来た科学者さん(敢て科学屋と呼ぶ。詳しくは8章参照)原子力官僚屋さん?何故貴方には彼女のこの様な客観的な、Analysis Reportが作成できないのか自問した事が在りますか?彼女に自分たちが能無しであると言う事を間接的に証明されてしまった訳ですね。恥ずかしくないのでしょうか。とても視野の狭い、教科書の中でしか危機管理が出来ない、つまり前例が無いと何も出来ない秀才タイプの人達ですね。− そりゃそうだ。書類を作るのが自分たちの仕事で、今までに人命を助けると言う事を一度も仕事としてやって来た経験がないので、日本の市民を守るなんて出来ません...と言う声が聞こえそうだ。でもそれって危機管理そのものじゃあないのか? - 言い訳する事取り繕う事=自分の責任逃れに懸命な様で、大勢の子供達を守ってやれなかった事を一人の親として恥じていないのだろうか。自分の失策を省みる事も出来ない器の小さい連中は失業して然るべきである。
Lesson 1: Emergency generators should be installed at high elevations or in watertight chambers.
Lesson 2: If a cooling system is intended to operate without power, make sure all of its parts can be manipulated without power.
Lessen 3: Keep power trucks on or very close to the power plant site.
Lesson 4: Install independent and secure battery systems to power crucial instruments during emergencies.
Lesson 5: Ensure that catalytic hydrogen recombiners (power-free devices that turn dangerous hydrogen gas back into steam) are positioned at the tops of reactor buildings where gas would be likely collect.
Lesson 6: Install power-free filters on vent lines to remove radioactive materials and allow for venting that won't harm nearby residents.
CryptomeといいIEEEといい海外のメディアからの情報と比較して何故日本の社会の中からは物事を客観的に見れないのか?貴方はそれを自問された事が有りますか?色々理由は複雑だろうが、その根っこに或るのは、私達市民が物事或は現象へアプローチが巧く出来ないからだと思う。その背景を8章で考えてみたい。
5.統計中の1サンプルと言う運命、そして忘却され
先日出張した時に載った飛行機の隣の席の方が、自分は医者でこれから癌学会へ出席する途中だと言っていました。目的地に近ずいた時に今回の原子力発電の放射能汚染事故はどの様に見ているのかの意見を聞いてみました。少し遠慮してこんな事を言いました。将来に起こるであろう、個人個人の癌の発生を全体で眺めて見、そしてそれら個人の発病の点と点を結んで線にして過去に遡って行くと、3.11.2011の福島と言う1点に辿り着くかも知れない。こんな事はおこらないで欲しいのだがと。
現状では福島第一原子力発電所の放射能汚染事故の人間の体に対する影響の統計的データは存在しない。今在るのは3.11.2011と言う点だけである。何年後何十年後かに集計した統計データを基に癌発生の因果関係を突き詰めると、長時間の調査後に曖昧ながらしかし統計的に有為な因果関係を説明するに足りると言う科学的なデータが揃う事が予想される。しかも昨今遺伝子のどの部分が破損しているのか判る様になったので因果関係が補強される様になるだろう。東京大学の児玉教授の資料[19]参照の事。しかし皆さん御存知だと思います。不特定多数の死なんて無いんです。想像してみて下さい。貴方の、私の或いは私達の子供達の死なのです。病気になった個人の苦しみは統計と言う数字からは決して表立って出て来ないのです。親族だけが苦しむのです。特に言っておかなければならない事は3.11の放射能汚染事故の被害者であるかどうか判別が非常に難しいのです。同じ様な被害者が揃わないと統計的に3.11放射能汚染と他の要因での健康被害との因果関係を峻別できないのです。何とも遣る瀬無いと思いませんか?個の生死;私でなく貴方の遺伝子が、また貴方でなく私の遺伝子が傷ついて、又共に貴方と私の子供達の遺伝子が傷つき、そして双方の家系が癌に成り易い家系となって、それぞれ捨て石の様に統計データの中に置かれ3.11の過酷な放射能汚染事故を将来無言で指し示す事になるかもしれないとは3.11以前誰が予想したでしょうか?
皆さんどうして判らないのですか?個人に病気と言う結果が確率的に降り懸かるのです。間接的な状況証拠が在るだけで(例えば髪の毛や爪、乳歯を取って置いたとしても)、これだけでは十分とは言えない。既に言及しましたが健康の被害を生じた人の数が多くなって初めて統計的に3.11の放射能汚染と健康被害の因果関係がぼんやりと見えて来ると言う事です。そしてソビエト連邦での25年前の事故の前例が在るにも関わらずこれらの統計データを用いようとしない政府。今日本で放射能は危険か安全かと言う議論をしているのはタイタニック号の船の上でこの船は沈まない安全だと議論している様な物。子供と母親、妊婦さんを一刻も早く救命ボートに載せる様な、予防的な手法を採るという事=安全&安心へのアプローチを採るべきだ。だが、関連省庁の官僚は20ミリシーベルトの居住地域なら安全と、数字を振りかざして予防的な事を一切取らない。此処でも国と政府は思いっ切り、人間の認識の限界に付け込んでいます。極悪と言わずして何と言うか。政府や厚生労働省、文部科学省は個人の死など時間が経てば忘却されると思っているのだろう。貴方の子供達の人生が国、官僚、東京電力、地方行政に弄ばれるであろう事を忘れてはならない。しかし我々市民は統計の中の1サンプルになる様な事態を己の生存を賭けて拒否する。こんな事を人間が人間に対して行ってよいのか?まるで日本人が日本人に対してホロコーストを行っているとしか思えないのだが。今からでも己の自己防衛としての予防的手法は間に合う。官僚屋の御信託に構わず、放射能の影響を最小限に出来る様、市民皆の知恵を絞り何とか生き残ろうではないか。さもなくば私や貴方の子供達は統計の中の数字としてしか扱われず、人間として生きて来た証が忘却されるであろう事を心にしっかり留めておけ。
一方、30年後に過去を遡ってみてデータを集める、のは科学である。しかし今後の30年を見据えて、危険を予見し回避する事の出来、不出来の如何は科学と言う道具を用いた政治の力の行使である事を忘れないで欲しい。この僅かながらの市民の意志を今現在原子力官僚屋の巨大な宣伝マシン、"マス"メディアを用いて圧倒的多数の人間を原子力の本質に無関心で居させ続けて置く事で骨抜きにしつつあると思える。何とか出来ないか?
6.より根源的な事へ
この章では、私が勝手に遡り法と呼んでいる方法を紹介します。まず1歩下がって全体を見る事から始めます。そして2つの事柄でどちらの事柄が先立つかと自ら問います。それでは:ある事柄-Aと事柄-Bが眼の前に在るとします。その時にまず事柄-Aの存在を消去してみます。その時には事柄-Bが存在するか?という事を検証する方法です。逆の事もやって見ます。事柄-Bの存在を消去してみます。その時には事柄-Aが存在するか?事柄-Bが事柄-Aに先立って存在するかどうか、もしそうなら、事柄-Bは事柄-Aより根源的な存在であると理解できます。即ち二つの事柄を遡ってみてどちらが根本的、根源的な存在であるかを問うアプローチです。貴方もこのアプローチを実践して見て下さい。但し"ニワトリが先か卵が先か"と言う問いの罠に捕われないで下さい。蛇足ですがこのアプローチを用いるとニワトリと卵とではどちらが根源的なのかハッキリします。つまり答えが出ないと言う事が判ります。議論は堂々巡りだと大局的に見えてきますし、そうしたら、答えは"ニワトリが先か卵が先か"の問いの外に在ると気付く筈です。はい、答えは:"始めにメスとオスありき"です。
さてこの方法を東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故に当てはめてみましょう。以下網羅した2つの項目を心の中で比較してみて下さい。又"行為とその帰結"と言う見方(一番最初の投稿4章参照)も参考に。
*地震 vs. 津波、*地震 vs. 原子力発電、*津波 vs. 原子力発電所、*福島第一原子力発電所 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*東京電力 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*政府 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*通商産業省 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*旧科学技術庁、現文部科学省 vs. 3.11.11放射能汚染事故、*原子力と言う国策 vs. 3.11.11放射能汚染事故
*電力会社 vs. 原子力発電、*ゼネコン vs. 原子力発電、*政治家 vs. 原子力発電、*官僚 vs. 原子力発電、*地方自治体 vs. 原子力発電、*金 vs. 原子力発電、*農業、漁業、林業 vs. 原子力発電、*製造業等の工業 vs. 原子力発電、*電気 vs. 原子力発電、*自然放射能 vs. 人間が作り出した放射能、*人間 vs. 電気、*生命 vs.原子力発電、*国益 vs. 東京電力の社益、*国益 vs.省庁益、*省庁益 vs. 東京電力の社益、*日本国民 vs. 国会、*日本国民 vs. 官僚、*国会 vs. 官僚
遡り法では峻別できないけど敢て比較します。
*安全&安心 vs. 不安、*放射能汚染 vs. 放射能汚染の測定値、*民主主義 vs. 原子力発電、*原子力村(原子力神殿) vs. 原子力発電、*核燃料サイクル vs. 原子力発電、*幸せ vs. 原子力発電、*欲望 vs. 原子力発電、*愛 vs. 原子力発電、*自然放射能 vs. 癌、*人間が作り出した放射能 vs. 癌、 *原子力発電 vs. 癌、*原子爆弾 vs. 癌、*原子爆弾 vs. 原子力発電、*地方 vs. 都市、現実 vs. 言葉、*私 vs. あなた、*私達 vs. 私達の子供達、今 vs. 未来。
そしてこの手法にもとづけば何が何に先立つかの優先順位がハッキリ判る訳だ。より根源的な事を軽視し、後からどうとでもなる根源的でない事を重視する事はより根本的、根源的な事を殺めるに等しい。でもこんな事って常識で判るのですけれども、日本と言う国を動かしている人々はどうも我々市民とは違った思考回路をお持ちの様で、3.11以降日本の幼い子供達、乳幼児、妊婦さんの保護対策を中心とした東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故の危機管理よりも自分達の責任逃れの方が根本的、根源的だったのでしょう。さて、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが"無知の知"即ち自分は或る事を知らないと言う事を知っているのが大事と言う有名な言葉を残している。[20]参照の事。そこで、次章で違った角度から見た自分達の野心の為の最大多数の最大幸福と言う名前の神をガムシャラに布教する人々、そして我々市民のそれに対する無知の無知を論じてみよう。しかし小生この頃、彼ら原子力エネルギーを生業にする人は自分達が原子力の本質に対し無知の無知状態であったと言う素振りを見せながら、確信犯的に日本の市民の、特に子供の被曝の被害を予防的に回避しようとしなかったと考える様になって来た。
7.恣意的な誘導、意図的な解釈。日本人の弱さから派生する事
まず最初に意図的な解釈について言いたい事が或る。よく原子力発電所を運転しての事故のリスクは車を運転しての事故に遭う事と比較して小さいと主張する人がいる。論理的に決定的に違う。車は自らの責任で自分でハンドルを握り運転する、或は同乗するのである。死にたくないから注意深く運転するものじゃないのか?原子炉は安全の文化が皆無な企業が運転しているのではないか?そして過酷事故が起こってもその責任は取りたくないから、今回の4つの原子炉館屋の完全破壊の経過に対して嘘も平気で言うし、のらりくらりと逃れている、言い訳しているではないか?そんなまるで当て逃げ事故をおこして逃げる様な無責任な連中と、一生懸命真面目に生を生きている我々市民を一緒にしないで欲しい。其処を理解してからリスクの比較を行って欲しかったのだが。
さて此処で今回の放射能汚染事故に対する恣意的な誘導、意図的な解釈をする側とされる側に共通する、幾つかの陥り易い人間の認識の特性を思い付いたまま、列挙してみよう。
[誘導、解釈をする側]
1 未来を真剣に予見しようとしない:何とかなるだろうでは国家は運営できない。"Prepare for the worst, hope for the best."即ち"最悪の事態に備えよ、そして最善の結果になる事を(祈って)期待する"と言う事は、危機管理の初歩の初歩。これが何故国を中心にして出来なかったのでしょうか?最悪に備えておけば安心ではないですか?例えば海から4kmも離れているので押し寄せて来る海水の事は大丈夫と過小評価していたが故におこったと思われる宮城県石巻市立大川小学校の惨事。胸が痛みます。亡くなられた生徒さん皆さんに心から合掌致します。一言で上に立つ人間の力量、最悪の事態に備えよと決断出来るかどうかが問われたのです。本来上から下まで如何なる社会の組織のレベルでも危機管理が出来なければいけない筈。同じ事は次の事にも適用されます。放射能汚染の影響を過小評価、或は安全、安心と宣伝する行為により発生するかもしれない健康への影響がかなり悪い方向になってしまった場合には将来誰が責任を負うのでしょうか?危機管理の精神は一般市民にも備わってなければいけない。よって国が20ミリシーベルトまでの放射能汚染された所に住む事や500ベクレル/Kg以下の放射能汚染された食べ物を食べる事は安全と言う宣伝(あたかも国の命令の様に聞こえてそれに服従してしまう)が自分の本能の声と違っていたなら、躊躇なく自分の本能に従うべき。断言します。私は上に立つ人誰も責任をとらないと思います。**日本人の弱さ**
2 どこの国でも、如何なる時代にも政治家は国民の不満が鬱積した時に必ず行う事が有る:それは国民の目と不満を外、即ち国外にそらす事である。しかし日本の政治を司る人達が、逆に科学屋と官僚屋にこの手法によって手玉に採られているのが判らないとは、情け無い。私はこの記事を読んだ時に思わずアホ!と叫んでしまいました。"低線量被曝のリスク管理の政府作業部会"11月15日。まずこの記事を読んで下さい。[21]参照の事。チェルノブィリの放射線被災者の統計データを参照する事も大切だが、この日本の足下に於いて既に貴重なそれもしっかりした個人の被曝放射線線量が蓄積された形で在るではないか?" 実は存在していた「低線量被曝データ」"[22]参照の事。自民党参議院議員の古川俊治氏が8月1日の復興特別委員会で質問。**日本人の弱さ**
3 視野の中で素早く動く物はすぐに認識できる:逆にとてもゆっくり動く物体は視界の全体の中で区別が難しい。例えばこの人間の認識の弱点を利用すると何が出来るか?100%の変化を1日で市民に伝えるのと1%の変化を100日かかって伝える事。つまり少しずつ情報を人間の眼と耳を通して流し込む事によって、皆が気が付かないまま既成事実を積み上げる事。これが原子力体制保持の為の危機管理なのでしょう。だから小出しに遅れて情報を政府は出すのです。**これはTEPCOと政府の恣意的な情報誘導です。**
4 始めに結論ありき:まず安全ですと言う。何処かの国の検察官も似たりよったり。**これは官僚の意図的な解釈**
5 偏見:自分と違った考え方を許容できない。多様な意見に対する寛容性がない。次の聞く耳持たぬと双子の兄弟。**人間の弱さ**
6 聞く耳持たぬ:自分が正しいと思い込む事で相手を見下す事。自分たちと違った意見を持つ方々を排斥するのが得意。そして大王様のTEPCO:良心的な科学者が幾度となく、放射能を大量に放出する過酷事故の危険性を忠告していた筈ですが、聞く耳持たなかった故に不幸が全世界中に振り蒔かれました。一方叱責すべき事は我々市民が原子力エネルギーに対する多様な意見に耳を傾ける能力が無かったと言う事。勿論我々の心の中にも原子力エネルギーに反対していた人々に対する偏見は有ったと思う。**日本人の弱さ**
7 集まる事。集まった側の外は自分と違った人間と思い排除する:タテ社会の派閥やラベル張りの典型。ヨコ社会では市民は利害関係無しに集まれる。**日本人の弱さ**
8 嘘に嘘を重ねると本当らしくなる:嘘でも何十回も言われると人間信じちゃうね、感覚が鈍感になって。又大きな嘘ほど本当の様に聞こえる。**恣意的な誘導**
9 間違えを認めない:間違ったら素直に訂正&修正すると言う事が眼の前の事と向き合う時に必要なんですけど。人間傲慢になると謙虚さが無くなるね。**日本人の弱さ**
10 失敗は成功の母:国家を滅ぼす様な事態になって何事でしょうかね。物には程度ってのがあるんだけどね。私達市民はTEPCOの失敗の生け贄か?そして責任は知らんぷり。**これは官僚の意図的な解釈**
11 木を見て森を見ず:は"木を見させて森を見させず"と言うやり方にも通用する。細かい数字や内容を出して来て大きな所は極力見させない。市民の皆さんに、今進行している事を大局的に見させない目くらまし戦法である。何が起きたか、何が起っているのか、これから何が起るのかを予見させない。実に姑息。**これはTEPCOと原子力官僚による恣意的に我々市民の視点をある処に集中させる誘導法です。**
12 不安を煽るな:そう言われても、まず不安とは何かと定義してから言って欲しい。
[誘導される、解釈を与えられる側]
13 喉下過ぎれば暑さを忘れる:時間が経ったら忘れちゃう。持続する事の難しさも言い表してます。**人間の弱さ**
14 無関心:俺の事ではない。私の事ではない。と思い込む。だが結果は判らないのでそう思い込まない方が良い。そう言う事態が長い間続いて来ているので生存本能が麻痺していますよ。皆さん!**これは人が最も陥り易い罠**
15 動物園の動物の様に一点をグルグル廻わる:ルーチンワークってんですか。携帯電話を操作しながら徘徊する人と同じ。そんな生活していると感受性無くなってしまいますね。おまけに想像力も無くしちゃって。先ず自分で自分の殻を壊してみて下さい。**日本人の弱さ**
16 無知の知:自分は或る事を知らないと言う事を知っている時、自分でその事を探求します。謙虚だし。無知の無知だと人間無関心にもなるし。**人間の弱さ**
17 類推が重なりいつの間にか思い込みになる:自分では分ったつもりになり確認を怠る。**日本人の弱さ**
18 現実を直視し果敢に問題解決:東京大学の児玉氏が国会で怒ったのはこの事。現実からの逃避。上が上だからね〜。と無関心風に言っていたら火の粉が降り掛かって来た時後悔しますよ!**日本人の弱さ**
19 知識と言葉、数字と言う色眼鏡を通して眼の前の事を見る:詳しくは次章。**日本人の弱さ**
20 誰も声を挙げなければ怒っている自分が異常に思える:大衆に埋没する個人の意見。個人のユニークさを大事にしない世の中の証。皆と違った声は皆が無視。敵意の或る時も。**日本人の弱さ**
21 平等と言う名前の、多様性(個人のユニークさ)の否定:横並びでないと御近所の皆様に悪いと変な義理が或る。だから自分の子供を放射能から守る様な事をすると、そうしない近所の人々から変わり者として扱われる。和を乱すと、近所から浮び上がってしまう。集団心理とは正にこの事。**日本人の弱さ**
22 隣の芝生:自分の家と隣家を比較の対象とすべきではない。これをやるから妬みが出て来るのじゃないのか?行ってよいのは過去の自分と今の自分の比較。**日本人の弱さ**
23 情に訴える事:論理がないし議論が無い。特に選挙等人を囲い込む時、金が物を言う世界。情と金で人を囲い込む(悪い奴程良く眠る) vs. 論理と倫理に支えられた人間の良心に基づくヨコ社会。**日本人の弱さ**
24 タテ社会とヨコ社会:タテ社会の弊害を投稿その1にて指摘しましたがトップダウンの命令が理に適わない時、それをヨコに市民同士で繋がる事で彼らの誤りを認めさせ、修正させる事をして行かなければ社会は良くなりません。- 昔から正しくない決断をしてその帰結が不幸に終わった時そのトップの面々は100%責任逃れしますけど - その結果日本の市民は大変な目を見るって事って、日本でどうして頻繁に起こるのでしょうか?その様な結末になる前に市民がヨコに繋がって声を挙げなければ何も良くならないのです。**日本人の弱さ**
[番外]
25 何でニュースを批判的に見ないのか?:単に情報として聞くだけ、読むだけの話のネタ。**日本人の弱さ**
26 そして何故大局的に物事を見ないのか?:上記25に関連して。東京電力女性社員の殺人事件の被疑者であるネパール出身のゴビンダ マイナリ氏のDNAが被害者の女性より見つかった犯人の精液のDNAと不一致と言うニュースがこの7月の時点で流れた。何故この時批判的に又大きく観れないのか?精液のDNA鑑定で更に犯人の民族的特徴も解読できる筈。しっかり心の眼を開け。日本の市民!**日本人の弱さ**
27 何も変えようとしない:官僚と長期政権であった自由民主党。官僚と権力を持った政権との関係が癒着し、中立性を失って久しい。そして彼らは政治を操る組織となった。そして官僚の中立性のチェック機構が無い。だから何時迄経っても私達市民は官僚の奴隷。**日本の弱さ**
これらの市民の弱さを把握していてそれに則り大衆操作する奴らが居る事に気が付いて欲しい。
8.眼の前の事と向き合う(言葉或は知識、そして現象の認識とのギャップ)
この章では高度な認識、そしてそれを恒久的に見過ごしてしまう頭の特性を題材とします。
学生時代に良く遊びに行った研究室の教官がふと漏らした言葉が今でも忘れられない。もし貴方が、或る夜に月を眺めていたとしよう。その時に貴方の頭の中がまっさらな状態で居て(情報も何も前もって知らずに、即ち言葉や知識と言う色眼鏡を通さず)、尚かつその時に月の格好が何か奇妙に変化して来たと感じたとしよう。そして刻一刻と月が暗くなって来た事が判る。暫くの間、頭の中で何が起っているのか判らない状態に置かれていた。不思議である。よくよく月を見ると少し欠けているではないか。そして非常に大きな電気的ショックが頭の中を横切る。何がおこったのか?
心がまっさらな時に見ている眼の前の出来事と、"月食"と言う言葉と知識が頭の中の神経回路の発火により、繋がっのだ。だが其れだけではない。より高度なレベルの認識が存在すると言う事実を自分の頭の中で覚醒する。言葉なしでも起こる事は眼の前で起こるのである。
そう、貴方が今観ている事とは"現象としての月が欠ける事"である。つい先日12月10日の月食時もし頭の中には情報が前もって刷り込まれていたのなら、それは単に"月食と言う現象"を見ていたのだ。例えば今朝の新聞に本日夜何時何分に何処の地方から何処までの範囲で部分月食或は皆既月食があります。凡そ何分間続きます。と頭の中に情報が既に刷り込まれている訳だ。依ってその人の採る行動は、月食が始まる5分前になって外に出て月を眺め始めると言う筋書き通りの行動である。時計を見ながらあと何分この月食が楽しめるかなどと、思うに違いない。眼の前の出来事を、既知でない時に目撃する場合(人間にとって神秘な出来事)と比較して、予め予期された既に頭の中に出来上がってしまったイメージで眼の前の現象を観てしまう場合。この二者間の違いは天と地程の差がある。この事態は眼からの経路から生ずるだけでは無い。五感から入って来る"生"の情報全てに当てはまる。現象が前からやって来る。それを心をまっさらにして受け止める。特に自然を相手にする漁業や農業を生業とされる方々は心の眼が開いている故、これに近い経験が出来るのではと思う。その一方頭の中の言葉と知識を通して眼の前の出来事を見ると言う事は色眼鏡を通して"月が欠ける事"を見てしまうと言える。目から鱗とはこの事。
此処で"放射能"と"月食"を置き換えて下さい。"放射能と呼ばれる現象"と言う見方のアプローチを捨てて"現象としての原子が壊れる事"、更に噛み砕いて"現象としての物が壊れる事"と言う見方のアプローチを取って下さい。簡単に言うと頭の中に有る、"安全だ"と言う評論、"危険だ"と言う評論と、頭の中でグルグルと廻っているベクレル、ミリシーベルトなどの数字の事を捨て去って下さい。色眼鏡を通して物事を観る事は思い込みが判断の中に入り込む隙を与えたり、自分がこうなって欲しいと思っている方に傾いて物事を見てしまいがちになってしまい、物事の本質に迫る事が非常に難しくなります。目から鱗を取払い眼の前の出来事にアプローチをして下さい。そこがスタート地点なのです。この立場は英単語で言うと"perceive"日本語で"知覚"と言う言葉で表せます。ですから知覚と言うアプローチで見れば、"人の手によって核分裂で作られた原子核が壊れる事"から始めてそれは生命にとって安全だとか危ないとか言う問いができるのです。分りますか?心をまっさらにして眼の前の事にアプローチする事の大切さが。
次に"月食"を"現象としての放射能汚染"と置き換えてみて下さい。どうですか?心の中に何か響きますか?もっと極端な話にしましょう。"月食"と"津波"と置き換えてみて下さい。特に3.11.2011に直接"押し寄せて来る海水"を目の当たりにした方はもう心の中で理解していると思います。貴方の眼の前の出来事は"津波と言う現象"と言う言葉で言い表すよりも更に心に深く刻まれた"現象としての押し寄せて来る海水"を目撃体験したそのものです。あの空恐ろしいまでの海水の量を直接観た人々は、言葉を用いて物事にアプローチするより眼の前の出来事をそのまま、言葉と知識と言う色眼鏡抜きで受け入れているのがお判りいただけましたでしょうか?また"地震"をマグニチュード幾つの地震と思わず、"現象としての大地が揺れる事"と知覚で捉る様に試みて下さい。同じ解釈を採りますと、3.11以降の放射能汚染事故を"現象としての原子炉の爆発"の結果と言うもっと簡単な表現で知覚する事が出来るでしょうか。これを押し寄せる濁流や大地が大揺れする事と重ね合わせて見て下さい。人間の小ささが判るでしょうし、原子炉即ち機械なんて押し寄せる濁流や大地が大揺れする事で壊れるものだと納得します。
さて現実に戻ろう。この思考習慣は日本社会を覆う最も巨大な弱点である。司法、立法、行政を司る人々が長らく陥っている事態なのである。学者や官僚達の頭の中には既に刷り込まれた判断回路が出来上がっているので、柔軟な思考、物事を違ったアプローチから捉える事が出来ない。おまけに自分が言っている事が間違っているかと検証する意志も無い状態だ。私自身、物事や人々にラベル張りをするつもりは無い。しかし言葉と知識と言う色眼鏡を通して物事を観ている事が自分自身判らない科学者、官僚、政治家の面々を科学屋、官僚屋そして政治屋と呼ばせて頂きます。国中がこの様な状態なので外国からの今回の福島第一の放射能汚染事故の捉え方と日本政府の放射能汚染の捉え方とのギャップが或るのは不思議ではない。例えば"http://ex-skf-jp.blogspot.com"と言うウェブにThe New York Timesの12月6日の記事が紹介されていた。[23]参照の事。日本の政府が放射能汚染を如何に色眼鏡を通して解釈しているかが良く判る。その中にこんな記述があった"... Supporters see rehabilitating the area as a chance to showcase the country's formidable determination and superior technical skills - proof that Japan is still a great power...." 日本語訳は"地域の除染をサポートする人々はこれが国の並々ならぬ決心と、優れた技術を持つ-日本はまだ大国である、と言う事を証する機会であると考えている。"兎に角物、技術中心の思考で日本の市民の事が思考の中に無い。自国市民を保護すると言う点で5流国であると言う事を3.11以降自ら証明してしまって何を今更大国か、と思う。国力と言う対象を総合的に見ないで技術の面のみから見ている馬鹿者達。同情心も何もない、不信心な道徳に欠ける連中。
まず貴方は"知らない"と言う自覚を持って心をまっさらにして、眼の前の事に対峙する事。次に"現象としての物が壊れて行く事"と言うアプローチ方法によって眼の前の出来事を次章で検証して行く事にする。
9.心の中をマッサラにして(努力して)
まず簡単に:ウラン235を炭に例えましょう。炭を燃やす時酸素を大量に供給して、一瞬に燃やす事と例えられるのが原子爆弾。よって炭は白く燃えつきてしまって燃えカスは余り残りません。一方炭をちょろちょろと燃やすのが原子力発電。この時燃え残りの炭と燃えカスは残っていますよね。そして原子炉の中って主に2つの動的な物理現象が同時進行する格好で発電しています。(1)中性子に依るウラン235の核分裂。(2)ウランの核分裂で生じた核分裂生成物、簡単に言うと燃えカスが更にアルファ線、ベータ線やガンマ線(即ちエネルギー)を出しながらより小さな原子へと壊れて行く物理現象です。もし原子炉に制御棒を挿入すると中性子が発生しなくなり、ウラン235は核分裂を止めます。そうすると1つの物理現象が止まって(1)もう1つの物理現象(2)のみが原子炉内で進行します。つまりこれ以上ウランの核分裂で出来る燃えカスが増えなくなる状態。又(2)のエネルギー、これが崩壊熱。[24],[25],[26],[27],[28]参照の事。
余り算数は得意でないのだが、以下の計算一生懸命やってみた。色々下調べしましたが、小生学者ではないのでもし間違えていたら御指摘下さい。そしてその時は御免なさい。又所謂反原発の本を持っていないので其処からの話の内容とかち合う事も予想されます。その所、御理解下さい。では核分裂生成物=燃えカス=放射能が原子炉の中から表へ出てしまうと言う事はどう言う事か食べ物を通して、そしてその放射能汚染に対する安全宣言に向き合ってみたい。国の暫定基準値では500ベクレル/Kgと言う値になっていて、それ以下なら安全で、それ以上なら安全でないと言う線引きの意味を知覚を通じて考察してみよう。お断り:文献の引用でBqと言う記号が出てきますがベクレルと同じです。以下セシウム137を主な例にとって話を進めて行きます。
Q1)放射性同位元素のセシウム137が1gあるとすると(セシウム137は壊れる時にベータ線即ち電子を放出する)一体何ベクレルなのか?
ベクレルとは皆さんご存知の通り"1 s(秒)間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1 Bqである。"[29]より引用。500ベクレルとは毎秒500個の原子核が壊れてアルフア線、ベータ線やガンマ線等の放射線を出す能力。
A1)セシウム137の半減期は30.1年。これを秒に変換=30.1年x365.24日x24時間x60分x60秒=9.5x10^8秒。
1gのセシウム137にはセシウム原子がアボガドロ定数/原子量だけ含まれている=6.02241x10^23/137=4.4x10^21個。
依って、1gのセシウム137のベクレル量はlog-e(2)x4.4x10^21/9.5x10^8=3.2x10^12=3.2テラベクレル=3.2兆ベクレル。計算式は[29]参照の事。計算する必要も無かった。3.215 TBq (10^12)である。ウィキペディア[30]参照の事。
Q2)1gのセシウム137て大変なベクレル量だけど、重さからすると大した量だとは思えないけど。比較できる具体例は無いか?
A2)ウィキペディアにこんな記述が或る。"チェルノブイリ事故以後のドイツ全土について平均してみると、セシウム137による汚染は、平均で2000-4000 Bq/m2となっている。これは1 mg/km2に相当し、500 gのセシウム137がドイツ全土にばらまかれたことになる。"[30]参照の事。因にドイツは日本より2万平方キロメートル狭い。セシウム137が500gで1607.5テラベクレル。もし1gのセシウム137が体内に取り込まれたのなら500gで500人分。そしてセシウム137、1gが壊れる時に放出されるベータ線、即ち電子が一秒間に3215000000000個放出されるのです。又ベータ線が機関銃の実弾と考えると、判るでしょ、めちゃくちゃ細胞を被弾させていると言う事が。そうすると、細胞がダメージを受けない程度はどの位の重さのセシウム137だったら安心なのかと考えて見るのが自然な流れ。最初から500ベクレル/Kgが安全と決めつけるのは、非常に作為に満ちた手法ではないかと言える。
又[30]のウィキペディアの記述。"現在環境中に存在しているセシウム137などの多くは、1940年代〜1960年代の核実験や核事故で放出された。ただしセシウム134は、半減期の関係で数十年前に放出されたものは殆ど残っていない。1960年代前半に日本人は1日に1 Bq以上を摂取していたと推定されている。"1950~60年代の大気圏核実験は壮絶を極めたが、それでも1Bqと言う単位で収まる汚染食品を日本人は1日に"摂取"であったと読み取れる。単純に考えてビキニ環礁の水爆実験の500発分が地球上に撒かれた時の値が500ベクレル/Kgの汚染食料の摂取と考えるのが妥当ではないか。以上の思考検証は500Bq/Kgとは核戦争後に放射能で人が死ぬよりも人が飢え死にしない事を優先した基準と言う記事、東北文教大松田浩平教授のコメント"国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争時の食物の汚染上限"が正しいかどうかの為に行った。[31]参照の事。1ベクレルと500ベクレル。この違いを私達市民はどの様に解釈するのか?これで安全だと言う論拠は何処からくるのか?
さて次に食べ物の汚染が500ベクレル/Kgとはどういうレベルなのか考えてみよう。おっと、そうは行かないよ!もっとシビアに、自分の体の肉に500ベクレル/Kgの放射能が入っていると仮定しよう。だって優に2000ベクレル/Kgを超える野生のイノシシの肉も出て来てるんでしょ?[32]参照の事。可哀想に。自分達が食べている野の食料が放射能で汚れているか汚れていないかなんて峻別できないし。人間も同じ様に食べ物を区別しないで野生の人として500ベクレル/Kg*70Kgの体重*0.3(体の中の肉質の部分が体重の30%とした。投稿者の解釈)=10500ベクレル/1人当たりの放射能を抱えてみれば良い。つまり体の中で毎秒10500個の原子核が壊れているって事。もっと書きたいのですがこれ以上色々調べると頭がパンクしてしまいそうなので、ここで止めておきます。
ここでのポイントは人間の五感 vs. 小さすぎる物;原子、そしてそれが耳かき一杯の重さでも信じられない位大量に原子が在ると言う事。核エネルギーを使うという事はこう言う非常に軽いながら大量な人工の放射性物質を電気エネルギーと引き換えに毎秒毎秒生産していると言う事です。さてもう一度おさらい。中性子が飛び廻らなくなった後の原子炉の燃料棒内のウランペレット(瀬戸物)内での物理現象が、体の中でおこっている事=即ち内部被曝なのです。放射能汚染の強い牛乳を学校で子供達に無理矢理呑ませるのは原子炉での物理現象を体の中に植え付ける様な事をやっているのに等しいのです。更に高放射能汚染地に住むのはまるで原子炉建屋の中に暮らしているよりもひどい状態と聞く。半ば強制的に住まわさせられている子供達が不憫。大人が馬鹿だから子供達は健康に大変なリスクを抱え込まざるを得ない何とも不条理な世の中。これは誰のせいなのでしょうか?自分達の危機管理が出来ない私達市民のせいなのでしょうか?それとも問題を危機と認識しない為ですか?事態を楽観視しているからでしょうか?私にはこの事が群れの中に在る盲目的な精神論の行き着く果ての、遺伝子プールの自己破壊に見えてしまう。
文部科学省(旧科学技術庁を含む)が全国の国立大学主導の放射能汚染の調査の禁止を行っているとしても、いずれ国外から反論しようのない健康被害を予想するデータが提供されるだろう。今この放射能汚染の現実から目を背けて、真実を隠そうとする科学屋達。まだ判らないのか?自分達が信用されなくなって来ている事を。良心的な科学者は自分たちが無能な税金泥棒で無いと、色々社会に対し発言し手持ちの情報を公開して市民の為に仕事をしているとアピールして欲しい。そして横方向に学者同士で連帯して、日本の市民が自らの手で放射能から生き残ろうともがいているのを是非助けて欲しい。そうしない学者は失業させます。そしてTEPCOと言う野獣を野放しにして来た監督官庁は其の責任を取るべき。何故なら今回の様な原子炉の過酷事故対策を全て東京電力に丸投げしていたのじゃないのか?
10. 今 - まず出来る事、その2
(1)海洋のこれ以上の汚染をなんとしてでも食い止める事。除染に金を使うのなら、福島原子力第一発電所から海洋に漏れ出る汚染水を一刻も早く海へ漏れ出ない様遮蔽すべきである。静岡から引き舟で運んで来た1万トン級の長方形のタンカーはどうしたのでしようか?やっぱり汚染水を10万トンクラスのタンカーに移して作業現場の空間線量を減らしてこの地下ダムを作った方が最善なのではないか。まだ人間が現場で作業できる状態なので、今すぐ汚染水の遮蔽工事を実行に移せば、2年後位に工事を終了できるのではないか。それにしても日本は海洋国家ではなかったのですか?海を放射能で過酷に汚して何が海洋国家と言えるのだろうか。
(2)駆け込み出産寺
比較的高い汚染地域にお住まいの御夫婦で、もし奥様が新たに妊娠した事が判った場合に、国が旅費を含めて責任を持って放射能汚染されていない所に設けた保養施設に住まわせて、出産まで面倒見るべきである。
(3)何もしない、除染もしない。瓦礫も移動させない。今出来る事は放射能汚染地区の人々を出来るだけ放射能汚染の少ない地区に永住させる事。
エントロピー増大と言う物理の法則が有る。一言で言えば除染しても又汚い所から汚れがそこにやって来ると言う事。例えば1種類の物質は放っておくと他の物質と混じり合い拡散すると言う法則。拡散に係る時間とそのスピードが遅い早いは別にして、原子力発電所に閉じ込められていた放射性物質もこの法則のご多分に漏れなかったと言う事だ(更に言うと原子炉からの放射能漏れを最小にする、即ちエントロピーの増大を抑えるには大変金が懸かると言う事をTEPCOは理解していなかったのである)。チェルノブィリの放射能汚染地帯に比べて放射能汚染が拡散、そして集積する条件が格段に多様な形態で存在する。梅雨、豪雪、台風、季節風、更に真近の山間部、すぐ隣の海岸と太平洋へと。福島、宮城、山形、新潟、栃木、群馬、千葉、埼玉そして東京の地上の形状が全く東ヨーロッパと違っている。前投稿でも指摘して於いた様に、放射能汚染された地域から追われた汚染事故の被害を受けた方々を放射能除染により元の居住場所に戻す様努力する理由は、国と東京電力が被害を受けた方々を他地域に永住させ、不動産に対する補償を行うよりも、遥かに安上がりだからである。例えば1家族の農地と宅地の評価額が2千万円だとすると、百家族で20億円。何十万の家族の農地と漁業権、宅地の評価額だとしたら何10兆円もの出費。これが嫌で除染と言う格好で利権に群がる連中に金をバラまく一方、避難していた広範囲の地域の市民を居住区に帰して彼らの遺伝子を将来に渡り傷つけさせる事を強要する。現状の放射能レベルは安全ですと洗脳された上に遺伝子を傷つけられて居住していた家に戻って元の生活をする事により、帰還者の方々が又将来に渡り差別の悪循環に陥って行ってしまう事が予見される。
(4)徹底的な放射能汚染の除染を行うよりも、放射線管理区域から外に市民を移住させ尚かつ食品への徹底的な放射能汚染の選別(或はランク付け)をやった方が日本国の遺伝子プールを守ると言う観点からすると遥かに効果的。何故これが出来ないのか?後悔しますよ今やらないと。
(5)国政レベルで国難の優先順位を付けて問題解決。国会でTPPと言う議論を行って国民の関心を外へ向けていたのを目の当たりにして、国会は優先順位を付けて物事を処理実行する考え方が全く備わっていないと判明できる。遡り法なんて手法知らんだろうしな。何が今優先度が最も高く、一番大事な事か判ってるのか?失業させます。
(6)食の製造現場の声が聞きたい。どれ位食べ物がキレイなのか、其れとも汚染しているのかが知りたい。市民にとって何か手伝える事がないか?放射能汚染の少ない食品を生産する方々を応援したい。
(7)漁業を生業とする、1970年代より原子力発電所の反対を訴えて来た人々の声が聞きたい。でもこちらから出向かないといけないですね。
(8)無理かもしれないが、原子力を推進する人々と原子力に反対する人々と建設的な対話を始める時ではないか?又都会に住む市民と原子力エネルギーと言う物で差別され、又放射能で更に差別されている放射能汚染地域に住む農業や漁業を営む市民とコミュニケーションを始めるべきである。
(9)8章で述べたが、何か物事を言葉でラベル化すると其の時点で頭の中で思考の回路が停まってしまい建設的、創造的な思考ができなくなる。例えば、"反原発"と言う言葉を用いた時点で、話が進まなくなってしまう。同じ事が"安全神話"を使用した場合にも言えるのだ。この様に言葉を用いず、現実が言葉よりも先に在る事に気がつけば、例えば原子力エネルギーのリスクとかコストとかを原子力を推進する科学者と原子力に反対する科学者の間で真剣に未来の子供達の為に議論ができるのではと思う。この辺は原発先進国のドイツを見習いたい。彼らは頭が柔らかいですね。私には彼らが言葉で説明出来き得ない過酷な事でも起こる事は起こると1986年の経験から心の中では判っているのではと勝手に解釈している。
(10)他国には原子力に対する安全神話があるのだろうか?調べて見る価値はある。
(11)現実を心をマッサラにして見る事ができない人々とどの様に連帯して行くかの方策を考えるべき時。
私達は日本の歴史の中で最も大きな曲がり角に立っている。そしてこれから生ずる困難を1つ1つ解決しなければならないと言う覚悟が必要だと思う。それこそ死に物狂いで今の日本の世の中を改善しなければ。我々の子供達の為に彼らに少しでもましな日本が引き継げる様になって欲しいが故。
11.今回の投稿の最後に
私は顔の無い人間ではありません。"kc.planaria@gmail.com"が小生のemailアドレスです。色々と思う事が有りこの9月よりそれをメモに書き留めてながら整理した事を"日本の市民の皆様へ"と表題し11月4日、阿修羅様に投稿させて頂きました。何しろ一介の会社員の為、自分のウェブもありませんので最初の投稿レポートを何処かのウェブに載せる方法が何かないだろうかと困って居りました所、或るとても親切なウェブの管理人様より、阿修羅に投稿してはと勧められまして前回と今回の2回の投稿に至った訳です。と言う事で、阿修羅様と前出の管理人様にここに感謝致します。
今回の3.11放射能汚染事故を通して日本の中の出来事を眺めてみ、大きく眼を開いて物事を見ようとしない人々が多すぎるのに驚かされました。何回でも言います。頭の中に既に刷り込まれている思考パターンを用い、又頭の中の数字や測定値を判断材料とし、眼の前の出来事を知覚する前に条件反射的に答えを出してしまう習慣を捨て去って下さい。心をまっさらにして、眼の前の出来事を観て下さい。そうすれば世の中で何が本当に起こっているのが判ると思います。そしてためらわず人間の中に有る生存本能の覚醒させて下さい。
そろそろこの長文の筆を置く時ですね。今回の放射能汚染の大局図を眺めて見たいと思う原動力が私を突き動かしています。過去から現在に到るまでの点と点をつなげて線できれば面を描いて行こうと言う気持ちでしょうか。小生の視野が足らない所も有り色々な考え方が統合出来ていないかも知れません。別の見方も有るかもしれません。言い足らなかった処は御容赦下さい。又本文で言及した方々に対する配慮が至りませんでしたら、此処でお詫び申し上げます。
最後に。今の日本の市民の置かれている、見えない、匂わない、感じない放射能汚染した街に住む立場を大局から見ると、グリム童話に載っている"ハーメルンの笛吹男"の事を想像させてしまうのだ。[33]参照の事。1284年ドイツのハーメルンと言う村は異常に繁殖するネズミに悩まされていた。1人の男がネズミを駆除すると住人に申し込んで来た。勿論報酬を約束した住人は彼にネズミの駆除を御願いした。彼は笛を吹きながらネズミを暗示にかけ川まで誘き出し、1匹残らず集団入水自殺させてしまった。この話に例えると今のこの日本で、笛を吹く者は誰だろうか?日本と言う国の原子力神殿に棲む特権階級である。ではネズミは一体誰なのか?皆さんお判りですよね?笛を吹きながら、安心安全と人々の心に取り入り無差別的に人々の遺伝子を傷つけさせている勢力。彼らの暗示から脱して川へ向かう群れから – 少し変わっていると呼ばれようとも - 飛び出し、皆を正気に戻さなければ我々市民は集団自殺させられる様な、国によって棄民化される(殺されると言っても過言ではない)運命に陥る。この降りかかって来る人災を市民の力を合わせて振りのけなければ。
ご存知ですよね?"ハーメルンの笛吹男"にはオチが有るんです。ハーメルンの住民が笛吹男に報酬を出さなかった為に今度は住民の宝である子供達を笛で誘い出して村から永遠にさらって行ってしまったんです。放射能の高汚染地区から避難する金は誰も出し惜しんではいけません。
[追記]
本稿は2011年の末に投稿予定でしたが、最終チェックの時間が割けずに今頃の投稿となりました。この間色々と思う事在り、以下2点追記させて頂きます。
*どうして所謂知識人は今回の放射能汚染事故に対して萎縮しているのでしょうか?原子力エネルギーの賛成反対問わずもっと社会に対し発言すべき義務があると思います。そして市民の皆さんもこの問題に対して思考停止に陥らずに、心の眼を開けば科学者よりも物事を大局的に見る事が出来るのに気が付くべきです。
*誰か私の意見が間違っている事を証明して頂けますか?そうすればこの気持ちが穏やかになるのですが。
参考文献等
[1] "日本の市民の皆様へ",阿修羅のウェブより
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/185.html
[2] "電力会社の誕生"、東京電燈
探検コムのウェブサイトより。
http://www.tanken.com/tokyodento.html
[3] "鶴見騒擾事件" ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E8%A6%8B%E9%A8%92%E6%93%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6
[4] "電力に生涯を捧げた男 松永安左エ門 - その生涯と業績 -"より。藤村哲夫
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/yasuzaemon.html
"電力に生涯を捧げた男 松永安左エ門 (2)"
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/yasuzaemon2.html
[5] "第1回 「松永安左エ門――官に抗し9電力体制を築いた男(1)」",杉田望
及び(2),(3),(4)
J-Net 21 中小企業ビジネス支援サイトより
http://j-net21.smrj.go.jp/establish/column/20050111.html
[6] "新日本紀行" ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B4%80%E8%A1%8C
[7] Youtubeより、NHK新日本紀行〜主題歌オリジナル バージョン
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=2LePkGZ4hvM
[8] Youtubeより、新日本紀行 BGM用
http://www.youtube.com/watch?v=8laXG4wt-3Y
個人的にはこちらのノイズが入っている方が気に入っています。
[9] "「原発反対」の立看板が立つ女川原発ー東日本大震災の歴史的位置"
"東京の「現在」から「歴史」=「過去」を読み解くーPast and Present"より
http://tokyopastpresent.wordpress.com/2011/06/09/%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%AB%8B%E7%9C%8B%E6%9D%BF%E3%81%8C%E7%AB%8B%E3%81%A4%E5%A5%B3%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%83%BC%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7/
及び"‘女川原発’ カテゴリーのアーカイブ"http://tokyopastpresent.wordpress.com/category/%E9%9C%87%E7%81%BD/%E5%8E%9F%E7%99%BA/%E5%A5%B3%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E7%99%BA/
[10] 東京に原発をと言った三人 4月15日 "原発日記" 老人はゆくより
資料が手元に無い為、孫引きさせて頂きました。
http://haikairou.blog22.fc2.com/blog-entry-141.html
[11] 中日新聞12月13日社説。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011121302000015.html
[12] "反原発の記事 中傷 エネ庁への報告 詳細判明"、東京新聞より
時間が経ち、元のリンクが削除されてたので以下参照。
http://sekaitabi.com/tokyonp.html
[13] IEEE Spectrumのウェブサイトより
http://spectrum.ieee.org/static/fukushima-and-the-future-of-nuclear-power
[14] "24 Hours at Fukushima" by Eliza Strickland, IEEE Spectrumより
http://spectrum.ieee.org/energy/nuclear/24-hours-at-fukushima/0
[15] (株)エアフォートサービス ウェブページ
www.yamazaki-k.co.jp/airphoto/
[16] 高解像写真の在るCryptomeウェブサイトより
http://cryptome.org/eyeball/daiichi-npp/daiichi-photos.htm
彼らのホームページには日本国内でお目にかかれない写真が満載している。
[17] Cryptomeのその他の写真
http://cryptome.org/eyeball/
[18] 雑誌"Discover"のウェブサイト
http://discovermagazine.com/
[19] "国土を守り国民とともに生きる5項目提案”、東京大学児玉教授
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/dai4/siryou1.pdf
[20] "ソクラテス"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9
[21] "「科学的」めぐり、議論白熱=チェルノブイリ事故の影響で−低線量被ばくの作業部会"、時事通信社のウェブサイトより。
www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011111501047
時事通信社のウェブサイトより削除された場合はこちらを参照。
"低線量被曝のリスク管理の政府の作業部会で、チェルノブイリ事故の科学的影響をめぐり、議論が白熱"
http://ameblo.jp/atom-tokyo/entry-11080825573.html
[22] "【注目記事】 実は存在していた「低線量被曝データ」(週刊SPA!)"
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/dab868abc7592d8b89f2cc974ee47a18
[23] "Japan Split on Hope for Vast Radiation Cleanup," The New York Timesよりhttp://www.nytimes.com/2011/12/07/world/asia/japans-huge-nuclear-cleanup-makes-returning-home-a-goal.html?pagewanted=all
[24] “核分裂生成物“ weblio辞書より
http://www.weblio.jp/content/%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82%E7%94%9F%E6%88%90%E7%89%A9
[25] "放射線"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A
[26] "アルファ粒子"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E7%B2%92%E5%AD%90
[27] "ベータ粒子"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E7%B2%92%E5%AD%90
[28] "ガンマ線"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%9E%E7%B7%9A
[29] "ベクレル"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/ベクレル
[30] "セシウム137"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0137
[31] "国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争時の食物の汚染上限"、東北文教大学松田浩平教授
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/09/500bqkg.html
[32] "【汚染】宮城県 イノシシからセシウム2200ベクレル検出"、セーブチャイルドのウェブサイトより。
http://savechild.net/archives/7405.html
[33]"ハーメルンの笛吹き男"、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%AC%9B%E5%90%B9%E3%81%8D%E7%94%B7
==
訂正と追記
前投稿で間違えが有りました。お詫びして訂正します。
* JOC => JCO
それから投稿その1で良心的な官僚の方々に横に繋がって市民を助けて欲しいと申し上げましたが、嬉しい限りです。でも元官僚の方々なのでちょっと話が違いますが。主権在官僚を変えない限り日本は良くならないと思います。
* "橋下市長支える元官僚5人組 「大阪から国を変革」" 編集委員 堀田昇吾、1月3日、日本経済新聞ウェブより
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819A91E0EAE2E09C8DE1E2E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2348.html
57. 2012年1月22日 01:48:49 : dTHt55kTkE
52にいいたいことを言われてしまった。
まったく、都内の3つのサイトのリンクすら貼ってないヨタ話にのせられるなよ。
まじでデーター出してから偉そうに言えってかんじ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/359.html#c57
01. 2012年1月22日 01:51:43 : bQwKJlscJc
ヘンテコでかわいい歌でした。
知る人ぞ知る、の世界ですね。
タイトルも奇妙だし、気になるので調べました。
ウィキに載っていました(すご)
「CMランカ」は、ランカ・リー=中島愛のシングル。
2009年12月16日にFlyng Dogから発売。
ランカ・リー=中島愛名義での3枚目のシングル。
劇場版アニメ『劇場版マクロスF虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』
のエンディング・テーマや、劇中使用曲が収録されている。
曲の解説が『マクロス』の作品世界内におけるものとして書かれている。
作曲・編曲はすべて菅野よう子。(あの人?すご!)
E曲目の「ニンジーンLoves you yeah![1:03]」は作詞:一倉宏。
TV版での使用曲・劇場版では未使用。
中島愛 1989年6月5日生まれ22歳 茨城県出身 声優で歌手(アニソン・J-pop)
愛称はめぐたん、まめぐ A型 157cm
スターダスト・プロモーション所属
デビュー作 ランカ・リー(『マクロスF』)
ちんぷんかんぷんですが、他のも聴きます。
desi
06. 2012年1月22日 01:57:49 : bQwKJlscJc
Riseえかったえかった!
でも、あっちにもありましたよ。さすが。
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/835.html#c6
02. 2012年1月22日 02:00:17 : DwMn2Ux3a7
前に太平洋のアry-シャンに隕石を落として100メートルの津波を起こすとかいってたが、バンカーバスターや水爆での火山噴火もやるみたいだしハープで大陽フレアの誘引も考えてるそうだから映画にあることはみなやるんじゃない。インフルやmp爆弾もつかったら世界中の原発も爆発だろうから地下か火星に逃げてる馬鹿だけが残るよね所詮生延びることなんてのは無意味なことだよ。何度でも生まれ変わるんだから。次は違う星でうまれるんだよ。
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/569.html#c2
09. クロイツブルガー 2012年1月22日 02:02:14 : 1nA7klhqkLJtg : 2l74oV5Slk
橋下維新の塾クーポン券は、表向き格差是正といっていますが、
実質は民間、塾産業への融資です。
教師陣を怠けと貶すなら、放課後の補修を義務付けるなど、
学内でとれる方策は色々あるのに、なぜ税金で受験産業が潤うような方角へ向かうのかはなはだ疑問です。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/536.html#c9
02. 2012年1月22日 02:04:56 : hUvlv7yCug
日本の託送料は5円?でしたかっけ。
欧米だと比較してもボッタクリ
無料もあるのに
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/379.html#c2
15. 2012年1月22日 02:13:39 : dTHt55kTkE
13さんへ
関係ない人間がコメントすると、それは良い官僚と悪い官僚が居るからだと思います。
ただ、この基準が難しい。政治家でも国民生活を第一と唱えても原発推進派の政治家とか、アメポチでも脱原発のみんなNO等とか居ますんで、判断しずらいと思います。
ただ、マスコミの単純レッテル張りの攻撃に関しては、攻撃されている官僚は結構善人が多いのでマスコミに騙されないことです。財務省や外務省なんかマスコミは攻撃しません。原発関係の官僚もマスコミは攻撃しません。けど年金に関しては攻撃する。地方公務員や教師は攻撃する。そこらへんを注意して判断しないとコロッと騙されますよ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/383.html#c15
17. 2012年1月22日 02:18:06 : DwMn2Ux3a7
日本のエライサンは当事者ではない。米国が全て決めて命令してる。
政府は成り済まし外国人が運営する傀儡でしょう。
すでに日本の実態はない。自分のことを自分で決められない。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/378.html#c17
29. 2012年1月22日 02:20:24 : m4DeACTjsY
国民に一番知ってほしいことを深夜に放送するNHK
悪徳企業が国民を騙す事を意図した番組をゴールデンの時間帯で流すNHK
金を取って視聴者を洗脳するNHK
国を売ってでも、自分の利益優先のNHK
アメリカ帰りの銭欲洗脳族に占領されたNHK
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/586.html#c29
11. クロイツブルガー 2012年1月22日 02:22:01 : 1nA7klhqkLJtg : 2l74oV5Slk
>>10
そういうような投稿が議論板にすらありますね。
過去のネットがまだまともだったもう一つの要因に
動画サイトなどがなかったこと。
つまり字を解読する手間、あるいは思考の習慣を省いて
○○論に飛びつくことが増えた気もしています。
動画で知らない語彙は検索して<超表面的な知>に触れ、わかったつもりになり
優越感を得る。
こんな行程で速習できるなら学問など不要ですね。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/531.html#c11
08. 2012年1月22日 02:31:04 : qYCpLhFcPY
ただ単にゲンダイの記者って経済オンチなだけじゃない?
01. 2012年1月22日 02:33:51 : qYCpLhFcPY
納得の投稿です。どっかで拡散します。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/707.html#c1
39. 2012年1月22日 02:42:03 : YRyE4hspJA
幼児に危険な玩具を与えてしまった、後のまつり、さー如何する。
野田の冷温停止の続きが聞きたい。
全く何も解決の糸口が見えない状況で、運転再開もないもんだ。
東電は潰すべきだな、保安院は解体か全員取り換えのうえ、現メンバーは財産没収のうえ獄門でよい。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/355.html#c39
02. 2012年1月22日 02:42:46 : qYCpLhFcPY
そうそう、さっさと法人税と高額所得者の税率を上げればよい。そしたら内部保留も無くなる。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/701.html#c2
02. 2012年1月22日 02:43:44 : maxkpWHZCo
道路や建物のきそになる
ひょっとしたら堤防のコンクリの材料なんて漫画でしょ?
福島県から放射能汚染物質を拡散させてはだめです
40代位までの人の発がん率は高くなるんだろうね
マクロ的にはたいしたことなくても発症したヒトにとっては
国と似関係は一対一だよな
消して国や東電はゆるせないってことさ
野田や菅は枕を高くしてねれんだろうし
第三者の怒れる市民によって寿命が決められることになるだろう
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/399.html#c2
44. 2012年1月22日 02:44:43 : VmrM5pfMOQ
まだまだ元気な核燃料が1000本以上もあって…
その建家が壁が剥がれ落ちる位日に日にボロボロになって行って…
今なお地震が収まってない状態で
心配無いとか言ってる人はキチガイ以外のなにものでもないだろう。
そういう輩は例え倒壊しても大丈夫と言い続けるのだろう…
原発=大丈夫でないといけない!という輩か、現実を受け入れられない輩なのだろう。
日本がチェルノブイリになったという現実をいつまでも考えたくないのだろう。
福島がチェルノブイリなんか比じゃない位、大惨事になるという事などはもはやキャパオーバーで考えられない、考えたくもないのだろう。
というか…もし倒壊したら関東・東北が終わるって周りの人ほとんど知らないという事実…。
これってどうなの…。一体何がキチガイなんだ?
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/338.html#c44
30. 2012年1月22日 02:46:43 : E7vHVaYeTM
戦いから逃れていても、やがて追いつかれる。
やはり大衆洗脳装置のNHKの害悪をまっ先に対処すべきです。
それは、NHKの解放よりも解体こそ、先ずやらなければならない。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/586.html#c30
05. 2012年1月22日 02:49:55 : JrPYjVYQO2
炉の老若に関係なく地震大国プラス安全を優先できない利権国に原発は
キチガイに刃物。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/384.html#c5
43. 2012年1月22日 02:56:30 : qYCpLhFcPY
36と37のコメントのやりとりが面白い。
目指してることは同じなのに、文章に若い情熱と熟練の経験が出てて噛み合わないのが面白かった。
当方も37さんと同じ考え。おっさんなので36さんの若さが羨ましいです。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/663.html#c43
18. 2012年1月22日 03:25:19 : Gob7XlAkpo
政治家、東電幹部、官僚達は想像力が欠落していて
この先どんなことが起きるかってことを自分の頭の中でシュミレーションできない
我が家の夫、友人知人の夫、見ているとほとんど想像力ナシ危機感無し
なんとかなるさ、どうにか誰かがしてくれる
政治家も東電幹部、官僚も家に帰ればただのおじさん
み〜んな似たり寄ったりなのです
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/378.html#c18
伊方原発を考える集会
http://www.youtube.com/watch?v=rmteQ3ltHt8
http://www.veoh.com/watch/v27016432SCnfCFYx
伊方原発を考える集会
http://news.rcc.ne.jp/?i=MTY5Nzc=a
http://megalodon.jp/2012-0122-0203-26/news.rcc.ne.jp/?i=MTY5Nzc
mms://stream.rcc.ne.jp/news/16977_L.wmv
伊方原発の安全性について考える集会が広島市で開かれました。
集会には、脱原発を目指す市民グループらが参加。
竹原市出身で40年にわたり伊方原発の反対運動をしてきた近藤誠さんが講演しました。
四国電力・伊方原発は、広島市から南西に100キロの場所にあります。
近くの海底には、日本最大級の活断層があり、
マグニチュード8クラスの巨大地震が起きると考えられています。
近藤さんは「老朽化が進み、地震対策も不十分なので、
重大な事故につながる危険性がある」と指摘。
事故が起きれば、広島も含めた瀬戸内一帯で放射能汚染が広がると話し、
廃炉にすべきと訴えました。
「再稼動を許さない。最終的には廃炉にもっていくと、
そういう動きの中に、皆さんが一緒に行動していただければと」
(伊方原発反対八西連絡協議会 近藤誠さん)
<参照>
伊方原発運転差し止め求め住民ら提訴
http://www.youtube.com/watch?v=oRX0UzwPMrs
伊方原発の新安全対策なるものの虚妄性
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/162.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/400.html
03. 2012年1月22日 03:35:00 : F9mGG8Rc3U
下水処理場はもはや除染不可能だろう。解体すればまた放射性廃棄物が出ますな。
焼却場もセメント工場も同じ道をたどるだろう。
仮置場も解体すれば放射性廃棄物である。
処分場も埋立地も取り返しがつかない。ばかだな。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/399.html#c3
玄海原発:再稼働は違法 国を提訴へ
http://www.youtube.com/watch?v=CfXRcaNyKCs
http://www.veoh.com/watch/v27016244ys74dRQd
再稼働は違法国を提訴へ
http://www.sagatv.co.jp/news/text/news3ch.php#0151069
http://megalodon.jp/2012-0122-0213-39/www.sagatv.co.jp/news/text/news3ch.php
mms://isdsv1.merep.com/autovod/01/2012/01/20/0120Y03.wmv
九州電力を相手に玄海原発の運転差し止めなどを求め
訴えを起こしている住民グループなどが、
原発の定期検査に対し「国が交付する終了証は安全の保障にはならず違法」
として今度は国を相手に来月にも佐賀地裁に新たな訴えを起こす方針です。
(冠木克彦弁護士)
「やはり私の考えでは国を引っ張り出すべきだと、いう風に思っている」
玄海原発の再稼働をめぐり、住民グループが違法と主張するのは、
原発の定期検査に対し国が交付する「定期検査終了証」。
これが、再稼働を実質的に許可しているとして、
国を相手に終了証を交付しないよう求める訴えを起こす方針です。
福島第一原発の事故では、地震によって重要な配管が損傷したという
考えでなければ説明がつかない現象があるなどと主張し、
終了証は安全の保障にはならないと訴えています。
(冠木克彦弁護士)
「これまでの審査指針が間違っている、あるいは欠陥がある、
そのうえでやっているのが定期検査なんだと。
だから今の定期検査で終了したからと言っても、安全の保障にはならない。
安全の保障のないような原発を動かしてはならないと、動かそうとする
お墨付きを国が与えること、それは違法でないかと、いうのが理由」
住民らは国を相手取り玄海原発4基に対し、終了証を交付しないよう求め、
来月にも佐賀地裁に提訴する方針です。
玄海原発 "再稼働には県などの了解を"
http://www.youtube.com/watch?v=CJcRSwyL4DU
http://www.veoh.com/watch/v26932572J2dH4BMZ
“再稼働には県などの了解を”
http://megalodon.jp/2012-0119-1859-12/www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5015369441.html
玄海原子力発電所をめぐる原子力安全協定について、福岡市などの市民団体が、
福岡県に対し、玄海原発の再稼働には県などの事前の了解を必要とする内容を
盛り込むよう申し入れました。
申し入れをしたのは、玄海原発の再稼働に反対している福岡市や佐賀市などの
市民団体で、19日、福岡県庁を訪れ、担当者に要請書を手渡しました。
要請書では、県と福岡市、それに糸島市が、九州電力と協議している、
玄海原発をめぐる原子力安全協定について、原発の再稼働には県など
3つの自治体の事前の了解を必要とする内容を盛り込むよう求めています。
また、原子力施設の事故の際に放射性物質の拡散を予測するシステム、
SPEEDIの予測データについて、国から提供されたあと速やかに、
公共施設などで誰もが見られるようにすべきだとしています。
市民団体の原豊典事務局長は、「福岡県は、県民の立場に立って、命と暮らしを
守るため、要請書の内容を九州電力や国に求めてほしい」と話しています。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/401.html
18. 2012年1月22日 03:44:53 : Vum91LrvlU
以下は「ある人物」の証言である。
私のもとに情報をもたらしてくれたのは、世界の「闇の支配者」の頂点にいるとされるブッシュ家の下請けをしていた麻薬密売グループだった。
彼らは沖縄のある島から入国して外国から大麻を持ち込み、漁船を使って九州まで運び、中曽根康弘元総理がかつて所有していた東京都日の出町にある「日の出山荘」という別荘に持っていったということであった。実は、彼らの荷物には大麻の他に原子力爆弾が積んであったという。原爆はその後、朝鮮総連のビルの地下に持ち込まれ、その後、「ちきゅう」という船に搬入された。
「ちきゅう」は、地震・津波の発生メカニズムの解明や地下に広がる生命圏の解明、地球環境変動の解明、人類未踏のマントルへの到達という壮大な科学目標を掲げる、日米が主導するIODP(統合国際深海掘削計画)で中心的な活躍をしている科学掘削船だ。
報道によれば、「ちきゅう」は20011年3月11日の段階で青森県八戸港に停泊していたとされているが、その直前まで三陸沖で海底深く掘削し、原子爆弾を埋めていたという。マグニチュード9.0という人類史上最大規模の地震は、この原子爆弾が引き起こした人工地震だったのだ。
「地震・津波の発生メカニズムの解明」を目標に掲げながら、自ら大地震を引き起こすための活動を行っていたとしたら、マッチポンプにもほどがあるが、現実に「ちきゅう」は人工地震を起こす能力を備えている。
「ちきゅう」の乗組員のインタビュー動画がネット上に出回っているが、その乗組員は、船内に配備されている装置について、次のような失言をしでかしているのだ。
「人工地震を発生させまして、その地震波を測定するための装置です」
ペンタゴン(アメリカ国防総省)関係者によれば、東日本大震災で使われた原子爆弾は、2000年に事故によって北極海に沈んだ「クルスク」というロシアの潜水艦に積まれていたうちの1発だったという。つまりアメリカ軍やロシア軍が持っている正規の原爆ではなく、事故のドサクサに紛れて横流しされたものだったのだ。
では、誰がこの狂気の計画を立てたのか。当初、ペンタゴンやCIA(アメリカ中央情報局)筋からペンタゴンが保有する地震兵器がアメリカ本土の2つの基地に格納されていることを知らされていたために、「命令を下したのは軍産複合体の三大派閥(ロックフェラー派、ブッシュ派、ソロス・オバマ派)の中のいずれかであろう」と考えていた。
だが、私の友人であり、ペンタゴンに太いパイプを持つジャーナリストのジェフ・レンス(ニュースサイト「rense.com」主宰者)から、「ペンタゴンに確認した結果、アメリカ本土から攻撃された形跡はなかった」という知らせが届いた。この情報を得てからは、南米をはじめ、世界各地に基地を持つ、パパ・ブッシュ(第41代アメリカ大統領ジョージ・H・ブッシュ)を首謀者とする「闇の支配者」のナチス派閥が攻撃を仕掛けた可能性が濃厚だと考えている。
日本との位置関係から考えて、オーストラリアの北にあるインドネシア領ニューギニア島の地下にあるナチスの潜水艦基地から派遣された潜水艦により、日本周辺に原子力爆弾が仕掛けられた可能性もある。
「21世紀の今になって、なぜナチスが?」といぶかる人もいるだろう。だが、ナチスの残党組織は「オデッサ」という秘密結社として生き残っており、今でも隠然たる影響力を世界に及ぼしている。
「オデッサ」は1946年にナチス親衛隊を中心とする旧ナチス党員たちがつくった団体で、彼らにとって第二次世界大戦は終わっておらず、半世紀以上もナチスの復活を願ってきた。ナチスなんていつの時代の話だなんて思われるかもしれないが、彼らは現在の世界政治にも大きな影響力を持ち続けている。
「オデッサ」は世界の麻薬組織や米イエール大学出身者で構成され、アメリカ大統領を何人も輩出している秘密結社スカル&ボーンズ、またCIAの一部の人間たちなど、さまざまな団体に姿を変え、今も生き残っているのだ。
そのナチスの生き残りが、なぜ現代の日本に照準を合わせたのか。彼らの目的はお金である。金融危機によって彼らも大きな打撃を受けている。それを挽回しようと、世界中で巨額の恐喝事件を立て続けに起こしているのだ。そのひとつの表れが東日本大震災だったのである。彼らは地震を引き起こしたうえで、日本政府に対して「兆単位」の天文学的な金額を要求したというのが真相なのだ。
こうした話は、もちろん大新聞やテレビなどの大手マスコミには出てこないものであり、拒絶反応を示す向きもあるかもしれない。とはいえ、私の情報ソースにはアンダーグランド関係も含まれており、詳しくは明らかにできないが、広域暴力団のトップ周辺も明言している。
「地震は自然災害」と一般の日本国民は諦めているが、「災害に見せかけたテロ」という真のメッセージを受け取っている政府や財界のトップは、この脅しに震え上がっていたのだ。
さらには、大地震だけでなく、福島第一原発の「事故」も仕組まれたものだったことが、私の取材で明らかになっている。
大地震を引き起こすために原子爆弾を爆発させる。すると当然、爆弾から放射能が漏れてしまう。ところが、地震が起きただけだと、放射能が海から検出されるのは、あまりにも不自然だ。そこで、原子爆弾の放射能をカムフラージュするために、原子力発電所の「事故」が演出されたのだ。
直接それを証明するのはなかなか難しいことだが、状況証拠なら提示できる。福島第一原発に直接関わる県のある権力者は、私に「事故が起きる今から4カ月前に、アメリカの意向により、日本側の専門家の強い反対を押し切って、否応なしに福島第一原発の3号機にプルトニウムが入れられた」という証言をしている。つまり、この時から事故によってより危険な事態に発展しうる状況が外圧によって出来上がっていたことになる。また、そうしなければ、海底にある原爆から漏れるプルトニウムについて説明できないのである。
さらに日本の民主党関係者など複数の情報源によると、2011年3月9日にアメリカのカート・キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が来日している。表向きの目的は「懸案の日米外務・防衛担当閣僚協議会(2+2)を、5月の日本の大型連休期間中にワシントンで開催するための最終調整」とされていたが、裏ではとんでもない交渉が行われていた。
実は、キャンベルはJ・ロックフェラーの代理人として民主党の小沢一郎と会談を行っていた。そして、その中でキャンベルは小沢に対して、「民主党を分裂させることを諦めるのであれば、あなたへの検察の追及を止めさせましょう」と語ったという。さらには、「あなたに福島県にあるゼオライトの利権を差し上げましょう」という発言もあったという。
ゼオライトとは放射性物質の除去にも使われる鉱物であり、キャンベルを派遣したJ・ロックフェラーは、今回の原発「事故」を起こした福島第一原発の原子炉をつくったGE(ゼネラルモータース)の実権を握る人物である。このようなやりとりが、地震によって原発「事故」が発生する2日前に交わされていたとは、にわかには信じ難いと思われるかもしれない。だが、この会談の様子は、すべて秘密裏に録音されて残されている。
一方で、反小沢の旗印を揚げていた菅直人前総理についても残念な情報がもたらされている。日本郵政グループ関係者や警察関係者によると、2011年3月11日の大地震によって原発「事故」が発生した直後に、菅はこの一連の脅しに屈して、犯罪組織ワシントンD.C.に「60兆円」もの日本国民のお金を渡してしまったという。
これに関して、民主党関係者は、この弱腰な臆病総理が「闇の支配者」たちの脅迫に屈したのは、大地震や原発事故だけでなく、新たに「富士山を噴火させる」という脅しがあったからなのだと話している。また、そうなった背景として、東日本大震災が発生する前から地震直後まで特殊な電磁波が専門家によって測定されていた事実を、一部の民主党関係者が把握していたことを挙げている。このような電磁波が通常の地震発生時に確認される例はなく、また地震の直後に一時止まったという。
そして、「60兆円」という途方もない金額が支払われた後も、地震で使われたのと同様の電磁波が富士山に向けられていたそうだ。実際に富士山の地下水の温度が上昇していることが確認されている。ある情報源によると、J・ロックフェラーは、「日本人にもう少し恐怖を与えて、完全に降伏させる」と周囲に話していたという。
「闇の支配者」たちは、地震と津波と放射能で日本列島を荒廃させたうえに、パニックを引き起こし、社会を崩壊させようと煽り立てていた。
特に目立ったのはメディア操作だった。原発「事故」を起こした彼らは、報道を震災関連から放射能問題一色に切り替えさせ、この世の終わりを巧みに演出した。特にひどいのは、欧米マスコミに流させた無責任な報道だ。
「東日本が海に沈んでしまう」と思わせるような、パニックを煽るだけの非科学的な報道が連日のように流されていた。あるメディアでは、アメリカ全土にまで放射能汚染が拡大すると騒ぎ立て、デタラメな地図を公表したりしていた。
ロックフェラーやロスチャイルドのエージェントからも、日本の社会混乱を狙った虚偽情報が複数発信されている。例えば、「自分はチェルノブイリから来た」と自称するエージェントが、インチキな放射能測定器を手に「日本は、すでに大量の放射能による被害に遭っている」と影響力のある人々に吹聴して回っていたのだ。しかし、そのエージェント以外が持つ他の測定器では、同じ時期、同じ場所で正常な数値が確認されている。
さらに、日本にいる外国人は、みな被災地から遠くに逃げるよう各国政府から通達されている。これもパニックを助長するような演出に他ならない。
だが、「闇の支配者」の手による世論操作が大々的になされても、良識ある日本人たちは冷静だった。菅前総理は退陣させられたが、政府が転覆したわけではない。この一連の流れを観察していると、私は「闇の支配者」が、以前のようには世論操作を自由自在に操る力を失ってきているのではないかと感じている。
彼らの時代が完全に終わるまでは、まだまだ天災や事故に見せかけた大規模な犯罪行為は続くだろう。それでも、「何が真実なのか」を見極める目を持てば、決してパニックに陥らず、どう行動すればいいかが自然と見えてくるはずだ。現代において最も強い武器は情報だ。ただし、情報には正しい情報と間違った情報の2種類があることを肝に銘じてほしい。いくら「闇の支配者」たちが暴れようとも、いずれその支配には終わりが訪れると私は確信している。
13. 2012年1月22日 03:49:36 : KQNz61Gc66
>>09
>もんじゅがナトルュム爆発を起こし、福井原発群10基以上コントロールを失うと、
>>11
>今から英語勉強してまにあうかな?
まず、緊急車両を優先するという名目で、個人の自動車の運転は禁止
される。警察によりバリケードも築かれ、違反者の射殺も許可される。
鉄道、船、飛行機も運行停止となり、外国どころか、国内の移動もまま
ならなくなる。
経済活動はストップし、輸出品は農林水産物は当然として、工業製品の
輸出も放射性物質のため停止となる。全国で食料の買占めがおこる。
が、食品を扱う店のおおくは、経営者が食料を確保するため販売を行わない
か、とんでもない高額を要求する。そのため、暴動・略奪がおこるが、
治安維持のため警察が容赦なく射殺する。
急性症状がでるほどの被曝をしても、一切医療は受けられない。一部の
医療関係者、自衛隊、警察、公務員のみ医療の恩恵に預かる。苦しみ
ぬいて、目もみえず、肌は火傷状態でべとべとといったひとが、うめき
声をあげて病院の前にうずくまっている。
食料不足で飢餓が広がり、人を殺しても、食料を奪おうとする。子供が
飢えで、苦しむのを見かねた母親が、包丁で年寄りを殺して食料を奪おう
とする。
国内に残った、汚染の少ない地域は、警察、自衛隊にガードされた高級
官僚等の支配階層が陣取り、一般国民の入域を武力で阻む。
さらに、ガダルカナル戦の、食料不足におちいった日本兵の間に起こった
という、他の兵隊を殺して食う、という人肉食(カニバリズム)の恐怖
が待っている。一瞬の気のゆるみで殺されてしまうという緊張を強いら
れる時がくる。自分の食料を守るためには(備蓄があったとして)、
それを奪おうとする人間は、考慮することなく殺さなくてはならない。
ツチ族とフツ族の争いでは、いままでふつうにつきあってきた隣のひとが、
突然、鉈をもって家の子供の腕を切り落としたりしたそうです。ヨーロッパでも
似たようなことは、昔にもどるといくらもありました。人間の底には
生きていくための、闘争本能があって、たちどころに残酷きわまりない
世の中になってしまうのです。
おそらく、もっとおそろしいことが、おこるでしょう。この世の地獄が
来るのです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/377.html#c13
26. 2012年1月22日 03:50:26 : Gob7XlAkpo
来年生きているか死んでいるかわからい
80歳とという高齢になって
何十年先の子供たちの未来について
本気で考える、考えられるはずがない
あの性格の悪さから=石原慎太郎
皆道づれだ〜・・・思っていそう3852
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/347.html#c26
04. 2012年1月22日 04:04:33 : oluzYkHpaQ
いいかげんにしろ!戦争やめろ!!
もう、沢山だ
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/620.html#c4
16. 2012年1月22日 04:11:20 : KQNz61Gc66
官僚がどれくらい旨い汁をすっているか、知ったら誰でも怒り心頭に発しますよ。
インドネシアで大統領の息子が、観光地(バリ)のビールに、シールを貼らないと
販売できない、とした。そのシールを製造しているのが、その息子の会社なんだ。
これを、マスコミを笑った。しかし、日本の官僚は、もっとわるいし、腹黒い。
官僚とおなかまの利権が、おおきくなりすぎて、日本の経済の急降下が始まった、
と私は、見ています。東電にも、経済産業省の役人が天下りしていましたが、
朝会社に行って、新聞読んで、コーヒー飲んで、昼は若い秘書とそばを食いに
行けば、それで1日おわり。仕事なんかされたら、かえって迷惑なんだから、それで
いいのかもしれないが、年収何千万なのだろう。退職金は何千万なのだろう。
みんな国民の電気代からでているのだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/383.html#c16
07. 2012年1月22日 04:43:44 : D99OrXptzk
もし、大地震時に都市部に居たらそれだけでOUT
液状化でグズグズ地盤の現状
道路は無くなりビルは瓦礫の障害物、レスキューも困難
続く巨大津波で生き埋め+土左衛門、インフラも消滅
少数は難を逃れ疎開。
サバイバルなら田舎の方が生存率は上。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/722.html#c7
03. mei 2012年1月22日 04:47:49 : NXmHNZ/QqaRFE : 5qvyKJlc3c
コメントありがとうございます。
マスコミもインターネットの普及などに、年配の経営者がついていけず発行部数の低下や視聴率の低下などに対応できずに今にいたっているような気がします。
HPのネットニュースを充実させて、消さずに残しておけば阿修羅のように利便性も上がると思うのですが。
視聴率がとれなくても取り上げるべき問題もありますし。
しかし、地獄の沙汰も金次第、悲しいことですがそれがまぎれもない現実です。
企業、公務員については重ねて言いますが無関係だと思われます。
自宅近くでミニパトを二度ほどみかけましたが、それ以降は全く見ていないからです。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/757.html#c3
46. 2012年1月22日 04:56:01 : RuAIKM3hEs
>あと福島だって行きますよ。ただ東電の関係者と政府や保安員の責任者を裁判にかけたらね。今の状態ではとても行けませんが。。
な〜〜んだ、
何かもっともらしい事を言うのかと思ったら、単に逃げてるだけじゃないですか?
国は彼らを裁判なんかに絶対かけるわけないと知っているからね!
犯罪人が犯罪人を裁判にかけるわけないでしょ。
万一かけることがあったとしても、それって何十年後の話?
皆もう死んでるかもじゃないですか。
グダグダ言わずに今すぐ福一に行って、あなたの言う「お国のため」に命を投げ出
して働いてください。
必要とされているのは今で、何十年後ではありません。
>たった一つの事実(米軍を守っても国民は守らなかった)だけ取り上げて、誇りが持てないという、そんな底の浅いものであるはずがないのです。
たった一つの事実ですか、、、
あなたにとってはそれだけでしかないんですね!
SPEEDIの情報を伝えず、大量被爆した福島の人々に向かってそれを言ってください。
子供が大量被爆をし、将来それにおびえて暮らすしかない人々に、それを言ってく
ださい。
国は重大な情報を隠して、あなた方を大量被爆させましたが、民族の誇り、国の誇
りを持とう!こんな事はたった一つの事実でしかないんですからね、たいした事
ではないです。
と福島のかたがたに言ってください。
>彼等は国をけなすことはあっても、国を思う気持ちはない。
また権利を主張することはしても、義務を主張することはない。
そんな国を粗末にする人々ばかりの国になってしまった。
これも福島の人々に言ってください。
国の隠蔽のため、あなたがたは被爆をしたが国を思う気持ちを持て。
被爆をしても権利を主張せず、義務を持て。
被爆の結果、例え病気になろうが死のうが、国を粗末にするな。
これがあなたのおっしゃる底の浅くない「民族の誇り」とやらですか?
ご珍説、ご立派なレクチャーうけたまわり、、はぁ〜 おそれいりました。
暇人
01. 2012年1月22日 05:04:22 : FL3HBMFVVs
考えさせられました・・・
取締りが強化され自然由来の麻薬類が手に入らなくなり、クロコダイルのような危険な合成麻薬が上陸するのではないかと心配ですね。
いっその事国を挙げて 依存性の極めて低い天然、自然由来の麻薬でも作って合法的に国営で開発、販売したらいいのに・・と考えます。
飲酒・喫煙・麻薬・なくす事は不可能なのだから 安全に使える方向で根本改善したほうが賢い気がする、すぐに酔いがさめる薬とか、中毒性のない煙草、麻薬等その気になれば出来そうに思う。更に暴力団を廃業させてその事業を任せれば暴力団根絶、税収も見込め開発が成功すれば世界のマーケットで外貨も稼げ増税に頼らなくても済む国になるのに・・・などと妄想が膨らみますね。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/758.html#c1
放射性ガレキの焼却に野放しの汚染建材と、政府の放射能汚染の
積極的な全国拡散策もますます拍車がかかってきた。
もちろんこれは、政治家・役人の無知、無策、怠慢によるものではなく、
意図的に行っているものだ。彼らは放射能の危険性は十分知っている。
我々が考えるよりも彼らははるかに悪賢いのだ。
なぜわざと全国に汚染を広げようとしているのか。
一つは、福一からの放射能流出をごまかすためである。
収束したはずの福一からの大量放出が検出されては困る。
御用学者や工作員が、最近のセシウム降下量の増加は、ガレキ焼却によるものだと
言い始めている。
汚染物を日本中にバラ撒けば、福一から新たに放出されたものかどうか判断が難しくなる。
別の原発からの放射能流出もごまかせるだろう。
もう一つは、TPP促進のため国内の農水産業を壊滅させることにある。
国産食材がセシウムまみれになれば、いやでも輸入物に頼らざるを得ない。
農業関係者はTPPに猛烈に反対しているが、収穫物が汚染されて
消費者に敬遠されれば終わりである。
すでに輸入食材に切り替えている家庭も多いはずだ。
悪魔のような邪悪な策略だが、まだ驚くのは早い。
さらに大きな目的があるのだ。それは日本を世界の核のゴミ捨て場にする計画である。
原子力マフィアは世界中で核ゴミの最終処分地を探している。
カネに困っている貧しい国を見つけ、札束を目の前でぶらつかせて
受け入れさせようと目論んでいる。
昨年は、モンゴルを最終処分地にしようとして猛烈な反対にあって頓挫した。
日本のように東側が大洋に面している島国は珍しい。
万一放射能漏出があっても西風に乗って他国に影響が及ぶことは少ない。
大半は太平洋に降下する。極東の最果ての国はゴミ捨て場として最適なのである。
日本は地下水が豊富、地震が多く、使用済み核燃料の永久処分に適した
堅い岩盤がないと言われる。しかし、そんなことは彼らにはどうでもよいのだ。
どうせ数万年、数十万年にも及ぶ管理などできはしない。
世界中で溢れる核ゴミを引き受けてさえくれればいい。
あとは野となれ山となれの原子力業界だ。
もちろん核のゴミ捨て場は国民の猛烈な反対にあうだろうが、
経済状況によりそれは一変するだろう。
いつまでも日本が金持ちだ、債権国だ、円高だと思っていたら大間違いである。
GDPの2倍の赤字に加え、福島の処理、補償、医療費に莫大な費用がかかる。
だが高齢化、企業の海外移転で税収は減る一方である。
失われた20年どころか景気はさらに悪化しつつある。
日本経済は猛烈な勢いで収縮しているのである。
お金がなければ、紙幣をどんどん刷るしかない。
数年後にはひどいインフレになって、最後はデノミ・円切り下げになるだろう。
ソ連はチェルノブイリ事故の一撃で経済が疲弊し国家が崩壊、その後も混乱が続き、
1998年にロシアはデノミを実施し、ルーブルの価値は何と1千分の1になった。
1千万円の財産がたったの1万円の価値になってしまったのだ。
原発が1基爆発すると、国家財政は間違いなく破綻する。
日本も同じ道を歩む。いずれ円は暴落し大半の国民は貧窮するだろう。
国産食材は汚染がひどくて食べられない、しかし輸入品を買うお金もない。
そこへ待ってましたとばかりに、彼らは札束を抱えてやってくる。
どうせ汚染がひどいのだから、汚れついでに外国のゴミも引き取って下さいよ。
このお金で汚染のない輸入食材が買えますよ、と。
札束で頬をひっぱたいて原発や核処理場を無理やり誘致させる。
今まで散々見てきた構図だ。
主要企業の大半は海外移転、農水産業も壊滅、産業らしい産業もなくなった日本は、
核ゴミの受け入れで生計を立てるしかなくなるのだ。
かくして日本は世界の核のゴミ捨て場となる。
すでに福島がそうなりつつあるが、それが国家レベルで起きるのだ。
もちろん、政治家や高級官僚は海外の高級リゾート地に建設した日本人町に脱出だ。
彼らの銀行口座には、核ゴミ受け入れのリベートがたんまり振り込まれる。
国民の苦悩・貧窮をよそに毎日ゴルフ三昧だ。
政治家や役人がこんな悪魔のようなことを考えているはずはない、妄想だ、陰謀論だ、
と言うのは勝手である。
しかし今まで彼らは何をやってきたか。
金儲けのために、活断層だらけの大地震国に50基以上の原発を建設運転し、
4基も大爆発を起こしてすでに国土の数分の1がひどく汚染されてしまったのに、
まだ続けようとしている。
金のためには何でもやる。国も国民も平気で汚染させる、見殺しにする。
こういう連中がトップに居座って政治を続けているのだ。
原発が行き詰った今、今度は最終処分場で一儲けしようとしていると指摘するのは、
的外れではあるまい。
対策は一つ。
国民が一致団結して、汚染ガレキの受け入れ拒否を始め、汚染拡大を防止することである。
汚染で食を断たれたら終わりである。
汚染のない食糧の自給ができれば、たとえ貧しくとも生きてゆけるのだ。
汚染のない豊かな自然があれば、たとえ貧しくとも生きてゆけるのだ。
甘言にだまされてはならない。
このまま放っておけば日本は間違いなく核のゴミ捨て場になるだろう。
18. 2012年1月22日 05:13:48 : qYCpLhFcPY
06へ
戦前の日本のほうが酷いと思うぞ。
08へ
おいおい無茶苦茶やな。支配してるのはユダヤ人だぜ。そりゃイスラエルに多数居るのは迫害されているイスラム教徒だけど、金土曜が休日、ユダヤ教徒であれば誰でも移住させるなんて言ってる国がユダヤ教国家いがいななわけないだろう?
ちなみにユダヤ人なんて存在しません。混血が進み人種なんて存在しません。なのでユダヤ教徒=ユダヤ人です。ですが白人しか認めません。イスラエルが侵攻した際にアラブ系ユダヤ人もイスラム教徒と一緒に迫害されております。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/830.html#c18
01. 2012年1月22日 05:15:06 : KQNz61Gc66
>いわば原子力ムラのすぐ脇に住んで、ムラの中に入りたい住民だ。
分かりやすいご説明、感謝です。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/387.html#c1
03. 2012年1月22日 05:17:59 : e6SdEWw9lQ
福島事故直後に「最悪シナリオ」 半径170キロ強制移住
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012011202000041.html
2012年1月12日 東京新聞
福島第一原発の事故当初、新たな水素爆発が起きるなど事故が次々に拡大すれば、原発から半径百七十キロ圏は強制移住を迫られる可能性があるとの「最悪シナリオ」を、政府がまとめていたことが分かった。首都圏では、茨城、栃木、群馬各県が含まれる。
菅直人首相(当時)の指示を受け、近藤駿介・原子力委員長が個人的に作成した。昨年三月二十五日に政府は提出を受けたが、公表していなかった。
シナリオでは、1号機で二回目の水素爆発が起きて放射線量が上昇し、作業員が全面撤退せざるを得なくなると仮定。注水作業が止まると2、3号機の炉心の温度が上がって格納容器が壊れ、二週間後には4号機の使用済み核燃料プールの核燃料が溶け、大量の放射性物質が放出されると推定した。
放射性物質で汚染される範囲は、旧ソ連チェルノブイリ原発事故の際に適用された移住基準をあてはめると、原発から半径百七十キロ圏では強制移住、二百五十キロ圏でも避難が必要になる可能性があると試算した。
事故の拡大を防ぐ最終手段にも言及、「スラリー」と呼ばれる砂と水を混ぜた泥で炉心を冷却する方法が有効とした。スラリーの製造装置と配管は、工程表にも取り入れられ、実際に福島第一に配備されている。
政府関係者は「起こる可能性が低いことをあえて仮定して作ったもので、過度な心配をさせる恐れがあり公表を控えた」と説明。近藤委員長は「当時、4号機のプールは耐震性に不安があり、そこにある大量の核燃料が溶けたらどうなるか把握しておきたかった」と話している。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/397.html#c3
05. 2012年1月22日 05:18:49 : FL3HBMFVVs
『日本人』による『日本人の為の』日本の政治が存在しない国、日本。
『目前の自国民』を救わないで『外国人を必死に助ける国』、日本。
『使い込んだ国費』を『増税で穴埋めする政府』の国、日本。
悪魔だらけの国、日本。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/842.html#c5
05. 2012年1月22日 05:19:35 : KQNz61Gc66
>身体の怠さも強くなり動くに動けない状態の日が時々あります。
これに要注意。原爆ぶらぶら病と類似。以前から、原発周辺でもおおかったようです。
放射能の影響疑ったほうがよいです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/386.html#c5
45. 2012年1月22日 05:30:33 : JrPYjVYQO2
43.
大田区です。都営浅草線の終点、西馬込駅から徒歩2分、3階建てで完成しているのに販売中止ということは住友に思い当たるフシがあるのでは。
ホトボリ冷めた頃、再発売するのでしょうか。
まともな不動産業者なら線量チェックすると思います。
つれづればな http://turezurebana2009.blog62.fc2.com/blog-entry-71.htmlより転載
- 2012/01/21(Sat) -
カネとはあくまで物や事に対して支払われる対価である。
と、考えるのであれば、先ず実態としての「物事」があり、これに日が当たっているとする。
日の高さが変われば影の長さも変わり、濃淡は日の強さに左右される。日がなければ影も消える。
そう、「カネ」とは影のようなものである。
前号の「金の巻」で江戸時代の人々の金への執着のなさとその背景を述べた。
今回「技の巻」はその逆、身分や職に関わらずこの時代の人々がとことん拘ったものについて書くとする。
江戸時代は「奇跡の時代」とも言える。筆者のつたない筆などではとても書きつくすことのできない世界、ただしそれが長い日本史の中に彗星の如く現れたのではなく、戦国の世を、鎌倉を遡り、平安を越え、飛鳥を辿り、そしてそれよりも遥かに遠い神代から続く営みがその後ろに控えていることを今号の冒頭に記しておきたい。
日本人と「技」との出会いは研究が進むにつれて遠い昔へと遡っていくようだ。さらに古い時代のものが次々と発見され続けている。
柄の先に石器をくくりつけた石槍はマンモスなどの大型動物を捕らえ、やがて気候の変化から動物が小型化し俊足になると弓矢で追うようになった。また、小さく鋭い石刃を刃こぼれするたびに付け替えるという高度な細石器も登場した。気候の温暖化を受けて植生が変わると椎や栗を採取して食するようになる。それを煮沸、アク抜きするための土器が発達した。また魚や動物の骨で銛や釣り針をつくった。獣の皮や木を加工した道具も当然あったがこれらは土に還ってしまったであろう。
細石器刃は黒曜石を砕き薄く剥離させて作る。日本の各地で産出される黒曜石だが、道具として発掘された場所と材料である黒曜石の産地が遠く離れていることが多く、このことは大昔の人々がより良い材料を捜し歩いたことを語っている。
銅器、稲作、鉄器、機織り、新しい「技」が次々ともたらされた。
「稲作伝来」と一言で片付けるのは簡単だが、稲作には土地選び、灌漑、耕作、農具、施肥、貯蔵、暦術、祭祀など多くの事柄が含まれており、それら全部を大陸から丸ごと輸入することを「伝来」とは言わないのである。長い試行錯誤を以って日本の地に根付かせた先祖たちがあったからこそ日本史を通じてのコメ文化がある。
戦乱のない江戸時代、農民の生活は飢饉などにに見舞われながらも押しなべて安定しており農業に集中できた。元禄時代に著された「農業全書」が木版で何度も刊行され広く農民たちに読まれた事を見ると農村の識字率も低くはなかったことが伺われる。こうして知識が深まってゆくとともに農具の発達や開墾がおこなわれ生産量が上がっていった。
コメ作りとともに定住生活に入った日本人は機織りや養蚕も習得した。七世紀以降の律令時代、絹織物は税として朝廷に納められた。が、奈良時代から戦国時代までは農村に養蚕をするまでの余裕がなく、織物工業は発達したものの原料の生糸は中国からの輸入に頼りきっていた。これは日本で産出した貴金属の流出の原因にもなった。江戸時代に入ると寒冷地を除けばコメのほかは年貢をかけられず野菜や織物は農家の収入源となった。綿の栽培が各地で本格的に始められ綿織物が盛んに織られる傍ら、幕府は養蚕を軌道に乗せ天領の専売品として保護、その後専売を解いて各地に奨励し、生糸の自給から絹織物生産までを確立、こうして地域ごとにそれぞれ違う豊かな織物の文化が生まれた。
鉄器とともに製鉄法が伝わり、程無く鉄の鉱山も国内に見出された。伝来時の原始的な製鉄法によって農具や武具が作られるようになり、その後材料を吟味しさまざまな工夫が我が国において加えられ、そして末に出来上がったのは悪霊をも切り伏せるであろう「日本刀」である。刀工たちは硬度が低いが粘り気が強い鋼と、硬く切れ味が良いが脆い鋼の二種類を抱き合わせる法を編み出した。前者が刀身の峰側、後者が刃側となる。炎にくべては槌でうち鍛え何度も折り返し、姿が整うと焼(やき)を入れて研(とぎ)をかける。焼き入れの際、金属分子の構造変化による膨張がおこるが、刀の反(そり)は二種の鋼の膨張率の違いにもたらされる。
平安時代、都は讒言、呪詛、流刑、幽閉がまかり通り世の中が酷く荒んだ。度重なる天災と東国の反乱は政争に敗れた者の悪霊の為せる業と懼れ、貴族であろうと僧であろうと雅な暮らしとは裏腹に心は病み、その悪霊から逃れんと寺院建立、加持祈祷に勤しんだ。仏の加護を頼りに国を治める鎮護国家の思想がおこる。これは仏教美術と寺院建築の興隆の契機となり、折りしもこのころ遣唐使廃止を受けて唐に対し鎖国状態にあった我が国は美術・工芸・建築においても独自の様式を模索する道を歩み始めた。
しかし、この文化の土台は寺社や貴族に寄進される地方の土地財産であったため農作物を守護や地頭に吸い上げられたうえ重い労役が課された農民の疲弊は甚だしく、土地を棄て餓えて彷徨うことを選ぶものが絶えなかった。
地から産まれた鋼を身を清めた刀工たちが炎に投じ鍛えた刀には霊力が宿り、それを使い得たのは武士と呼ばれるつわものたちであった。身を鍛え武芸を磨き命を賭して戦うことを本道とする武士が振る刀には魔を破る力があるとされた。御仏は、衆生を生き地獄にさらした貴族たちに光明を与えなかった。悪霊どもは平安の世もろとも斬って棄てられ時代は武士の手にと移っていった。
戦乱から遠ざかった江戸時代、強固な行政と安定した食料の供給に支えられ、それまでに蓄えられた「技」が一気に花開いた。江戸・大阪・京の三都をはじめ各地の地方都市にはあらゆる「職」がひしめきそれを担ったのが士農工商でいう「工」に属する日本人たちであった。
「工」を代表するのが先ず「普請業」。大工、建具屋、左官などをさす。
そして何かを作って売るのが「製造業」、刀屋、桶屋、鍛冶屋、畳屋、指物屋、豆腐屋、下駄屋、漬物屋、筆屋、ものの種類だけ職種があったと言ってよい。
さらに道具の手入れをする「修繕業」、大工が使う鋸の手入れをするだけの目立て屋、刃物を研ぐだけ研ぎ屋、ゆるんだ桶の箍(たが)を交換するだけの箍屋、割れた鍋や釜の修理だけをする鋳掛屋など多くの超専門職が独立して成立していた。成立とは、それなりに需要があって食べていかれるだけの対価が得られ、次世代を同業者として育てるに値したという意味である。
彼らが手にする賃金は微々たるものであった、が、おのれの「技」を極めるという人生の目的に比べれば大きな問題ではなかった。その結果として人に喜ばれ、信頼を得ることを「冥利」とは言ったが本道には非ず、それを得るために世に媚びることはしなかった。
農民や職人たちが作り出したものを流通させて富を築いたのが商人、そして豪商たちの溢れる富はまた世界の違う「技」を育てた。書画工芸、歌舞音曲、そして遊郭である。
我が国の陶器、漆器、染物、織物などの工芸品は遠い昔からすでに調度品の枠を超え書画同様に見る者の魂を奪うまでに昇華していた。その主導者が貴族や僧から武士へと代わり、この時代はとうとう商人のものとなったのだ。商人は競って金を出し職工を育てた。
室町までに大成した「能楽」の鑑賞は庶民にはご法度であった。江戸当初に出雲の阿国がはじめた「かぶきおどり」が大当たりし大衆芸能の走りとなった。安泰な世の中が訪れると娯楽も盛んになるもので、商人たちは芸能の世界においても競い合った。芝居小屋の金元(かねもと)となり戯作者に脚本を書かせ、贔屓の役者の支度一切を引き受けて祝儀までふるまった。作者も役者も資金に心を悩ますことなく「技」の道に没頭することができた。こうして「歌舞伎」が確立していった。
歌舞伎と切り離せないのが「浮世絵」、紙漉きが発達し質のよい和紙の普及も手伝い、一点物の肉筆画が版画へと発展し刷り物となったことで庶民の手に届くようになった。絵師と彫師と刷師のそれぞれ領域の異なる技がその絵ごとに生きていた。
歌舞伎や役者絵を眺めてみれば、その題材となった江戸の庶民や侍、遊女が、鎌倉武士や平安貴族が、悪党が、悪霊が、その原点である古事記や日本書紀に書かれた神々が、役者に扮してこちらを睨んで見得を切る。
「技」が時を越えて運んだものは、こういうものではなかろうか。
日本人たちは何かと対峙したときにそれを見つめ、読み、呼吸を合わせて対話する。相手が一握の種籾であろうと、謡曲であろうと、刀剣であろうと変わらない。先人に習い、それに達したとき「技」として身に纏う。その手をそこで止めることなく磨き続ける。これは日本人が日本人たる所以である。
この「技」と、我々が「技術」と呼んでいるものは、似てるようだがたいそう違う。
技術は引力や熱、つまり自然の成り行きと戦う術であり、鉄のかたまりを飛ばしたり水平方向に加速させたり物の温度を異常に変えたりすることを指す。膨大な生産力を持ち膨大な利益をもたらすが、膨大な資源が必要であり、膨大な資金も費やす。それは膨大な消費者の欲求を煽ることでいくらでも補うことができる。が、後に残った膨大な「穢れ」を土に還す術は無く、今、膨大なツケを子孫に残そうとしている。それが技術である。それに政治の思惑がかぶさり、膨大な情報が操作され戦争が起こされ膨大な殺戮、破壊、征服がなされ、勝者は膨大な利益を得る。その道具も技術である。
かつて「技」の後をついて来るのが「金」であった。しかし今。「技術」は「利益」を生み出すちゃちな道具に成り下がった。よく「技術の恩恵」などという都合のいい言葉を耳にするが、一体どこまでを恩恵と考えるべきか今ここで吟味するべきだ。便利な生活にはそれこそ膨大な対価を支払い続け、知らぬ間に他国の人々の生活をも脅かし、たりないところは次世代に補わせようとしている。江戸の人々は我々にこんな禍根を少しでも微塵たりとも残したであろうか。
わざ(技、事、態、業)は自然のことわりを越えるものではない。越えれば即ち、わざわい(災、禍、厄)に転じる。その線引きができないのであれば技など身に着けるものではない。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/759.html
46. 2012年1月22日 06:09:32 : pPJ5gJb78A
1ヶ月以上も遅れて、やっと東電は4号機屋上のガレキ撤去の写真を公表。
http://www.asahi.com/national/update/0120/TKY201201200491.html
倒壊の不安が高まっているので、いつまでも黙っているわけには
行かなくなったのでしょう。
強度の面から本来は残すべき梁も、燃料プールに落下すると
爆発が起きる可能性があるので、やむなく撤去したのだろう。
松本曰く、
「崩れかかった柱などはないと考えて耐震性を調べた結果、
4号機の建屋は今でも十分に耐震性能があると評価している」
誰が見たって崩れかかった柱ばかりではないか。何を言っているのか。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/338.html#c46
58. 2012年1月22日 06:19:08 : 5tXE7KyCZ6
47
事象にはすべてつじつまがあいます。
まづレントゲンの話は茨城の病院情報だが御用学者も枝野も何回も公式の場で言ってるじゃない。このぐらいの被曝線量ではレントゲン月に10回浴びた程度ですとね。この情報を噛み砕くとすべてに放射線が当たるわけでレントゲンフイルムも例外ではない。さらに量によっては速やかに感光するでしょう。たとえば原発そばとか。ついでに震災直後にすぐに放射能は漏れてた。再現テレビでやってたでしょう。分厚い鉛のボックスはこれはピンと来るはずなんだが測定オペレーターではダメかな?福島の米、野菜は出てません=砂利は安全=鉛ボックスも大丈夫てか。鉛ボックスは本来数日間をかけて高感度0.0000001ベクレルとか計る場合に主に宇宙線の妨害を防ぐためにあります。(放射能製造工場サイクロトロンだけ別)このノイズのためだけに鉛があるわけで通常の福島10000ベクレルが平気であるようなところでは必要はありません。まさか環境放射能との差を計るために測定室よりこの野菜は何ベクレル高いのかを計ってるようであればナンセンス。放射能はこのバックグランドすべてが重要なデーターです。またこの環境下でキャリブレーションするとホトマルとかの荷電電圧がオプチマイズされ感度を鈍くします。ところでよく福島の測定風景がテレビでるが管理区域内なのかな?法律違反だけどね。現在の異常事態で50年位続くのか。管理区域も外に出さないがメインの建物だから外が汚れてたらいずれジョセンが必要かな。戦争経験がない分いい経験させてくれるよ><
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/359.html#c58
01. 2012年1月22日 06:19:23 : F9mGG8Rc3U
一例をあげれば、鉄骨もたいへんな勢いで輸入に切り替わってますな。
質的に飛びぬけてるわけでもなく値段が高いものなど誰もほしがらない。
二次産業も結構な危機的な状況ではある。
東京湾岸は放射性廃棄物そのものと化しつつあるが、核の埋立地はやがては放射性廃棄物処理地帯以外に使い道はなくなる。
しかし東京都は従来どおり埋立地を高値で民間に売りつけるということは、しっかりやるだろう。
核廃棄物処理を寡占するのは、東電・東芝・日立・IHI・鹿島・清水などおなじみのところだ。
バカを見るのは小さな会社・一般庶民。いちばん苦労するのはバカな大人の子孫だ。
バカと核とは共存できない。バカは使いようなどと言っていた平和な時代は終わった。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/402.html#c1
09. 2012年1月22日 06:22:40 : wuiFKNWm5k
あらへん。
これからも円高です。
もしそんな円安になれば対外資産を世界一持っている日本国内
からみるとさらに価値が上がるという素晴らしい状況が来るということです。
そんないいこと起きません。
これからも円高が進み対外資産が目減りして含み損が膨らみます。
ゲンダイの記者っておばかですね。うふふ
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/706.html#c9
10. 2012年1月22日 06:40:47 : 9i7BEoQrHg
放射能を放出し続けている国に未来はない。
日本で作られる物すべては、放射能汚染物です。
日本国民が放射能汚染物を食べ、汚染された道具や物を使うことは、強制的にありえます。実際にそうされています。
日本で作られたものは、これから海外へ輸出されることはなくなるでしょう。
だから、企業は海外移転しているのです、放射能汚染物は売れませんから。
USAを中心とした白人社会は、日本の沈む日をカウントしています。
世界が、放射能汚染物基準を作ったとき、日本の輸出産業は終わりなのです。
円安はそこから始まります。
そして、需給率の低い国はである日本は、食糧危機となるのです。
円安で輸入品は高くて手に入りません。
今すべきことは、田舎に帰り農業を始めることです。
そして、新たな共同体を作ることです。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/706.html#c10
15. 2012年1月22日 06:54:46 : ZbEkMfgIXY
14さんのコメント、非常に残酷なことを述べていると思いますが、
実質、そのとおりですね。
ぼくなりに正確に書き直させてもらうと、
まず、経済は現状、東西冷戦終了後、特に自由主義台頭のもとにある以上
「神の見えざる手(アダム・スミス)」に従うよりないはずで、ようするに
手も足も出ないのです。処方箋としてのケインズ主義や○○主義の通用しない
時代状況にある。
他方、原子力技術について、技術者は現場で、原子炉および配管の脆弱性を予見し
補強策を上司に訴えるも、コスト意識から棄却され、技術者は現場から逃げ去るか
放逐され、脆弱性は見て見ぬ振りされてきた。事実上の放置プレイ。
逆に言うと、コスト度外視が許されたら、原子力に関する科学技術で、
巨大事故なしに稼働できる可能性もある、
ただし、施設の老朽化の問題、核燃料再処理技術の
課題等、乗り越えがたい課題がいくつもある中、最終的な可能性は疑問の余地が
ある。
コスト意識により限界づけられる原子力の科学技術では原子力の事故を
防げない。
経済界産業界の行方、とりわけ、国家資本主義、総資本の行方は
神の見えざる手に委ねられている。
そんなおり、経済界は、原子力事故の経済的損失が、原子力の経済的利益より少ないと判断すれば、原子力の利用は継続を主張する。という時、じゃあ経済界は
原子力事故時の市民の受ける健康被害や避難費用、土壌及び大気と水の分析調査、
ならびに食品の分析調査といった犠牲の強制と百年単位の計り知れぬ継続性含めて
その「原子力事故の経済的損失」を計算しているかというと、してない。
費用も莫大なら、犠牲者の苦しみも甚大であるのに。経済界産業界という括りでは
法的責任の生じる法人格がないから、好き放題主張する。庶民はホント、いい迷惑なだけだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/322.html#c15
麗しき癒しの里 Umeko Andoの世界/ウタリ オブンパレワ〜Pekambe Uk〜Iyomante Upopo〜Ihunke〜Battaki 他
安東ウメ子(Umeko Ando) ウタリ オブンパレワ
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アルバム 『ウポポ サンケ』よりウタリ オブンパレワ リムセレヤンとはアイヌ語で、さあ みんな立ち上がって踊りましょうという意味
Umeko Ando - Pekambe Uk
UMEKO ANDO - Ihunke (excerpts)
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UMEKO ANDO (1932-2004)3 excerpts from album "Ihunke" (2001)1-Iyomante Upopo2-Ihunke3-Battaki
付録:Planet Earth - Water (stereo sound)
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imagesPlanet Earth [BBC-DVD]music1. Bekanbe Uku [Ainu/ tonkori] Umeko Ando "IHUNKE"2. Warabi Gami [Okinawa/ sanshin] Takashi Hirayasu "UTOASHIBI"
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/576.html
05. 2012年1月22日 07:02:03 : rjpmaLs936
実際にキチガイだったのだから正しいだろ。
キチガイじゃなきゃ核兵器なんて持とうとしないし、保有を支持もしない。
なお、知障の人たちをキチガイだなんて思ったことは、私はありません。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/581.html#c5
麗しき癒し Umeko Andoの世界/ウタリ オブンパレワ〜Pekambe Uk〜Iyomante Upopo〜Ihunke〜Battaki 他
安東ウメ子(Umeko Ando) ウタリ オブンパレワ
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アルバム 『ウポポ サンケ』より
ウタリ オブンパレワ リムセレヤンとはアイヌ語で、
さあ みんな立ち上がって踊りましょうという意味
Umeko Ando - Pekambe Uk
UMEKO ANDO - Ihunke (excerpts)
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UMEKO ANDO (1932-2004)3 excerpts from album "Ihunke" (2001)
1-Iyomante Upopo
2-Ihunke
3-Battaki
付録:Planet Earth - Water (stereo sound)
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imagesPlanet Earth [BBC-DVD]music
1. Bekanbe Uku [Ainu/ tonkori] Umeko Ando "IHUNKE"
2. Warabi Gami [Okinawa/ sanshin] Takashi Hirayasu
"UTOASHIBI"44100Hz joint-stereo 128kb/s sound quality
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/577.html
安東ウメ子(Umeko Ando) ウタリ オブンパレワ
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アルバム 『ウポポ サンケ』より
ウタリ オブンパレワ リムセレヤンとはアイヌ語で、
さあ みんな立ち上がって踊りましょうという意味
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UMEKO ANDO (1932-2004)3 excerpts from album "Ihunke" (2001)
1-Iyomante Upopo
2-Ihunke
3-Battaki
付録
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imagesPlanet Earth [BBC-DVD]music
1. Bekanbe Uku [Ainu/ tonkori] Umeko Ando "IHUNKE"
2. Warabi Gami [Okinawa/ sanshin] Takashi Hirayasu "UTOASHIBI"
44100Hz joint-stereo 128kb/s sound quality
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/864.html
02. 2012年1月22日 07:20:41 : ktO0DyC0rg
>>01さん
うまい!!
座布団30枚!!!
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/704.html#c2
07. 2012年1月22日 07:24:26 : Rk5PE8Unzg
[アテネ 18日 ロイター] フィッチ・レーティングス幹部は18日、ギリシャ政府が民間部門と協議を進めている債務交換について、民間債権者の負担の規模にかかわらず、債務交換が行われること自体でギリシャは一時的なデフォルト(債務不履行)に陥ったとみなされるとの立場を示した。
13日に中断された同協議は18日に再開されるが、債務交換を通して新たに発行される国債の表面利率が低水準であることが協議難航の要因の1つとなっていた。表面利率が低い場合、民間債権者が負担する実質的な損失として知られる正味現在価値(NPV)は、当初想定された50%の債務元本の削減より大きくなる可能性がある。
フィッチのシニアアナリスト、ポール・ローキンス氏はギリシャの債務交換について、ロイターに対し「NPVベースでの損失の規模にかかわらず、デフォルトとみなされる」と述べた。
そのうえで「こうした事態に対しフィッチはデフォルト格付けをもって適切に対応する。フィッチはデフォルト格付けを短期的に維持し、その後は置き換えられる国債に対し新たな格付けを付与する。新たな格付けについてはまだ決定していない」と述べた。
フィッチの現在のギリシャ格付けは「CCC」と、デフォルト水準より1段階上となっている。
ローキンス氏は「ギリシャ国債は一部債務不履行(restricted default)として扱われる」と述べた。
01. 陣中見舞い 2012年1月22日 07:26:33 : 3pEdi1PI5rkGQ : K0TW4fKoGs
件名の末尾が落ちてました。
Iyomante Upopo〜の後に
〜Ihunke〜Battaki 他
14. たつまき 2012年1月22日 07:27:01 : qh5xavL6cfAiY : 8kGaCCv5Fc
ここで原子核物理学者の森永教授が暴露したように、福島原発-1も、「もんじゅ」も、素人らが従事しており、知的・精神的障害者らが管理・運転している。
米国でAMA(米医学協会)が、米人口(3億5410万人=2010.7国連人口基金調べ)の25%(4人に1人)=8852万人が精神病患者である、と2011.8に発表した。
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/86.html
日本でもこの割りだと、3175万人が精神病患者だということになる。
政府、民、自公その他の野党でも知的・精神的障害者が多いということだ。
東電その他の電力会社でも、同じだろう。
何故か?宇宙情報によれば、それは、太古にETら=トカゲ座レプティリアン(4次元の全身ウロコに覆われた爬虫類型ヒューマノイド)とプレアデス・ヒューマノイドが、「将来の脅威排除」(後者)とか地球支配(前者)のために、12条の地球人のDNAを切断して、残した2条の95%の配線を切断した上に、邪悪な遺伝子設定をやったからだ。
地球でDNAと遺伝子が発見されたのは、やっと1960年代で、地球人はまだ野蛮レベルに留まっているが、地球の万事の苦難の活路は、この12条の切断されたDNAの繋ぎ直しに懸かっている。
細胞の核にあるDNAの間近に切断されたDNAの小山があることが、電子顕微鏡で90年代に確認されている。それはJunk(屑) DNAと呼ばれている。
しかし現代遺伝子工学が無能で、そういう課題さえ提起していない。プレアデスの子孫らは、先祖の惑星間犯罪を反省して、償いの用意ありと表明しているが。
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/40.html
だが、地球は古代からレプティリアンと彼等のボス龍座ドラコニアン(5次元の爬虫類型有翼2足歩行動物。英国首都ロンドン市の公式紋章。偽装形態がメーソン紋章、ロシア国章)に占領・支配されている。ロンドン市公式紋章が決定的な証拠を表している。
彼等の地球支配本部は、チベットの首都ラサの地下深いシャンバラにある。地上との連絡・調整には歴代ダライ・ラマが当ってきた。今はダライ・ラマ14世だ。彼は目の瞳が時々爬虫類の縦長瞳に変るので、茶色の色眼鏡をかけている。タレントのタモリと同じだ。
G20のリーダー等は、レプティリアンの変身体で、地球は乗っ取られている。
彼等は各界の指導部と幹部要員、末端までの要員を変身して占めており、大衆の中にも広く浸透・拡大している。
彼等は人間の外観を維持するため、人間を拉致し、意識を奪って円盤内で殺して、生き血を飲んで、死体を分解し、被害者そっくりに変身している。
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/48.html
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/50.html
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/64.html
金星もレプティリアンの支配で長年苦しんできたが、闘って独立・自主・社会進歩を実現したと言っている。
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/89.html
17. 2012年1月22日 07:27:08 : k19AkXWtw6
>15さん
>マスコミに騙されないことです。
ありがとうございます。
肝に銘じます。
01. 2012年1月22日 07:30:23 : k19AkXWtw6
いい加減な対応が、事態をさらに悪化させるということだと思います。
住民を避難させずに、除染だなどといっていることのツケが今後、同じパターンで、さらに拡大された形で出現することを恐れます。
08. 2012年1月22日 07:35:54 : k19AkXWtw6
強い悲しみをもって06さんに同意します。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/354.html#c8
ユーチューブ動画より
20120109 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=wvgs2R4Raio
このラジオ放送の9分40あたりから、小出教授が福島4号機の危険性
について語っています。そのなかで相手の女性が語るには、事故後の
2週間で政府が想定していた最悪のシナリオが今になって明らかになって
きたと言う。これは4号機の使用済みの核燃料のプールの中にある燃料が
溶けると想定していたという。最悪の場合どういうことが起こるかという
と、住民で移転を希望する人がいたら移転を認めるべきという地域はどこ
までかというのが、半径250kmの外側まで発生する可能性があるという。
250kあたりはどこかというと、横浜あたりという。つまり東京も含めて
首都圏の多くの地域から非難が必要であるという事態を政府が想定していた
という話がでてきた。ここから小出教授が4号機の危険性について語って
いきます。
音声録音は13分12秒です。
///////////////・・・///////////////
福島第1原発:最悪シナリオ封印 菅政権、なかったことに (毎日新聞)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/397.html
4号機建屋の見たくない画像 (カレイドスコープ )
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/338.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 1 月 19 日 13:53:36: igsppGRN/E9PQ
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/403.html
「アウターライズ地震」が列島を襲う 「3・11」まで2ヵ月を切った 官邸と文科省が隠蔽しつつ密かに恐れる「次」の悪夢
2012年01月22日(日) フライデー :現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31609
取材・文 森 省歩(ジャーナリスト)
年が改まった元日の午後2時28分、正月気分を打ち破るかのように、M7.0、最大震度4の地震が東北から関東にかけての広いエリアを襲った。大地がゆったりと波打つような不気味な揺れは2分以上続いたが、多くの政府関係者や地震学者らの胸には不安がよぎったという。
「ついに恐れていた地震が起きたか」
地震学者がその発生を懸念、指摘しな がら、政府が情報の公開を躊躇してきた地震とは、専門家の間で「アウターライズ地震」と呼ばれている地震だった。幸いにも元日の地震は鳥島近海を震源とする別のタイプの地震だったが、関係者は密かに肝を冷やしていたというのである。
アウターライズ地震は、昨年3月11日の東日本大震災の直後から、在野の地震学者を中心に、本震とのペア≠ナ発生が懸念されてきた巨大地震である。広い意味では本震に対する余震と言うこともできるが、専門家の間では本震に誘発されて起きる別の地震と見る向きが多い。その発生メカニズムはこうだ。
3月11日の本震は、太平洋プレート(海側のプレート)が日本列島の乗る北米プレート(陸側のプレート)を押し込みながら日本海溝で沈み込み、そのプレート境界域で起きた。本震の発生で北米プレート側のひずみは解消されたが、抵抗する力が少なくなった分、太平洋プレート側はより沈み込みやすい状態になった。そして、太平洋プレート側のこれまでのひずみに、本震後のより沈み込みやすくなった状態が加わることで、引っ張りの力に耐え切れなくなった太平洋プレートが引きちぎれ、プレート内のごく浅い場所で正断層破壊が起こる---。
目下、想定されている震源域は、本震の震源域から日本海溝をまたいだ南北約500qにわたる地域で、地震の規模も本震(M9.0)に近いM8~9となる可能性が指摘されている(図参照)。また、十勝沖、千葉県東方沖地震の震源域に3・11の割れ残り≠ェあり、この震源域での地震発生も危惧されている。官邸に近い民主党の中堅代議士が明かす。
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/d/f/300/img_df6c777da9ef99d404ac763ba48a9e4b87554.jpg
「3・11由来のアウターライズ地震については、本震から1ヵ月以内にも起こる可能性があるとして、官邸は密かに恐れ警戒していた。本震発生当日に宮城県沖の日本海溝の外側で発生した地震はアウターライズ地震だったとされているが、地震の規模がM7.5と小さく、官邸はこれを、想定される巨大アウターライズ地震の前震と捉えていた。
地震のエネルギーは発生が延びれば延びるほど蓄積されていくため、本震から3ヵ月、6ヵ月、9ヵ月などの節目の時期を経て、官邸は一段と危機感を募らせています」
この中堅代議士によれば、その一方で官邸が情報の公開を「ひた隠し」にしてきたのは、予想される被害があまりにも甚大であり、かつ、現状では打つ手がないからだという。要は、情報を公開すれば国民から必要な対策の実施を迫られ、必然的に「打つ手なし」の現状が白日の下に晒されて、大批判と大パニックに見舞われることを、官邸が警戒し思考停止に陥った結果だと言うのである。
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/9/2/300/img_92a749a0abff3c5dcdadfde425e0df8f68505.jpg
アウターライズ地震では正断層破壊が一気に起こるため、巨大津波を引き起こすと言われている。事実、'04年12月のスマトラ島沖地震(M9.1)の約3ヵ月後に発生したアウターライズ地震(M8.7)では、揺れと津波で1700人以上の死者が出た。
同様に、明治三陸地震(M8.2)の37年後にあたる1933(昭和8)年に起きた昭和三陸地震(M8.1)も津波を伴うアウターライズ地震だった。このように発生時期は本震の3ヵ月~37年後と幅があるが、「アウターライズ地震は本震の発生からそう遠くない時期に発生する」というのが専門家らの共通認識になっている。
「瓦礫処理など復興のスピードがまったく上がらなかった一因もアウターライズ地震にある。事実、当時の菅直人首相には『本格復興は、もう一度、津波が来てから』と考えていたフシすらある。食道がんで退任した福島第一原発の吉田昌郎所長(当時)は、本震の直後、一刻も早く防波堤の建設を進めるよう官邸に進言したが、菅首相は原発の周囲に土嚢を積むという代替案でお茶を濁した。真実も伝えず、対策も打てない。現在の野田佳彦首相を含め、民主党政権の危機管理能力を根底から疑わせる」(自民党幹部)
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/5/8/600/img_58202bbcf1a69e1bb42f439c2dca91d5228418.jpg
(上)森谷氏は、地震が起こる前、FM電波が基地局から離れた場所で観測される事象に着目し、地震を予知する
(下)森谷武男氏のホームページのうち、肝心の研究成果が発表された部分は、ご覧のとおり「閉鎖」の憂き目に〔PHOTO〕小笠原 淳
そんな中、昨年11月下旬、北海道大学大学院理学研究院附属地震火山研究観測センター(札幌市)で、研究支援推進員を務める森谷武男氏(69)がアウターライズ地震に関して発した警告が削除されるという事件≠ェ発生した。
森谷氏が自身のホームページに警告を掲載したのは昨年10月下旬のこと。森谷氏は北大理学部助教授を務めていた'02年からFM電波を使った地震予知研究を開始し、東日本大震災をはじめいくつかの地震を的中させた人物として知られる。森谷氏が着目しているのは「地震エコー」と呼ばれる異常現象である。普段は届くはずのないFM電波が基地局から遠く離れた場所で観測されるようになる現象で、異常現象の継続期間が長ければ長いほど地震の規模は大きくなり、異常現象が消失する静穏期に入って間もなく地震が発生するとされている。
東日本大震災の場合、北海道えりも町にある北大の観測施設が約8ヵ月間に及ぶ異常現象を観測し、静穏期に入った昨年2月下旬から間もない3月9日にM7.3の前震が起こり、2日後の3月11日に本震が発生した。えりも町で観測されたFM電波の発信元は岩手県内の基地局と見られているが、本震後の昨年4月10日頃から再び本震前と同じ異常現象が観測され、かつ、その異常現象がほぼ同じパターンで継続したことから、森谷氏は自身のホームページでこう警告したのだ。
〈地震エコーの総継続時間は16万分に到達しました。もしもこのまま3月11日の地震の前と同じ経過をたどるとすれば、再びM9クラスの地震が発生すると推定されます。震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近であろうと考えられます。震源メカニズムが正断層である場合には(中略)巨大津波になる可能性が考えられます。発生時期は12月から2012年1月にかけて〉
■「何のための地震予知なのか」
ところが、同センターは一連の警告を「いたずらに不安を煽る」として問題視し、森谷氏に強く迫ってホームページから削除させてしまった。そして、11月18日付の同センターのホームページに、森谷氏の主張を〈現時点で科学的な根拠の薄い地震予測情報〉と断じる「お詫び」まで掲載したのである。この問題を当初から追及してきた札幌在住のジャーナリスト・小笠原淳氏が指摘する。
「そもそも、森谷さんは『あくまでも個人的な見解』と断った上で件の警告を発している。にもかかわらず、センターは森谷さんの自由な言論活動に待ったをかけたばかりか、マスコミ取材の窓口をセンターに一本化して、森谷さんへの直接取材にまで制限をかけたのです」
そして、同センターによる包囲網が敷かれる中、ようやく接触することのできた当の森谷氏は、控えめながら次のように本誌に秘めたる怒りを爆発させた。
「警告で震央を『日本海溝南部付近』と書いてしまったため、千葉県東方沖地震がクローズアップされているようだが、最も懸念されるのはアウターライズ地震です。今年に入って地震エコーが微弱になり始めており、いよいよ地震発生の危険が高まってきたと確信しています。
地震予知には多額の予算が投入されており、情報発信に否定的であることは国民への背信行為です。私自身は、予測が外れたことで恥をかいても、一向にかまわないと思っています。大切なのは人命を守ること。備えを呼びかけず、注意も喚起せずでは、何のための地震予知なのか。物理学者で地震学者でもあった寺田寅彦は、『正しく報道し、正しく備える』ことの重要性を説きました。自己規制なのか誰かの命令なのか、原発事故報道でも大本営発表≠ェ目につく。学者もメディアも猛省が必要だと思います」
一方、一連の騒動について、同センターでFM電波による地震予知研究の責任者を務める茂木透教授は、
「森谷先生の警告直後からマスコミ取材の他、被災者からの悲痛な問い合わせなどが殺到し、センターは大混乱に陥った。削除は多数決で決めたもので、妥当な措置だったと思っています」
と答え、同センター長でマスコミ取材の窓口を務める谷岡勇市郎教授も、
「アウターライズ地震が起きやすくなっているのは事実だが、それがどれくらいの規模になるかは地震学的にハッキリしていない。警告削除の理由はホームページのお詫びにある通りで、センターに言論を封殺する意図などありません」
と正当性を主張する。
しかし、森谷氏に対する同センターの措置を巡っては、背後に国立大学を所管する文部科学省による圧力があったとの指摘もある。同センターの初代センター長を務めた地震学者の島村英紀氏も、「私自身は森谷氏の研究に懐疑的だが、発言の機会が封じられるのはやはりおかしい」とした上で、こう耳打ちした。
「北大の場合、文科省の役人が理事職に名前を連ねるなど、もともとお上に弱いという基本的性質がある。現センター長の谷岡氏も気象庁の出身で、どちらかといえば役人的に立ち回るタイプの人間。さらに、センター自体も理学部附属というよりは北大直属で、文科省の影響を受けやすい組織と言っていい。初代センター長だった私の実感から見ても、森谷氏の一件の背後で文科省の意向が働いていたことは容易に想像がつきます」
実は、東日本大震災の直後、現センター長の谷岡氏は、M8.5のアウターライズ地震が日本海溝の外側で発生した場合の津波予測に関する研究に着手している。しかも、複数の同センター関係者によれば、「谷岡氏の研究は地震調査研究推進本部を所管する文科省から内々に依頼された」という。だが、森谷氏の警告が削除された直後の昨年11月25日、文科省の地震調査研究推進本部は「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価(第二版)について」と題する報告書をプレス発表しているが、報告書に「アウターライズ地震」の文字は見当たらず、内容的にも同タイプの地震に関する記述はきわめて貧弱なものになっているのだ。
谷岡氏は「津波研究のいきさつは公にできないが、(森谷氏の一件で)文科省から圧力をかけられた事実はない」と語り、文科省地震・防災研究課も「ホームページから削除するよう求める指導はしていない」と否定した。
断言するが、文科省はアウターライズ地震を脅威に感じているのにもかかわらず、その脅威を積極的に伝えようとしていない。アウターライズ地震が起こりうるという研究成果を国民の目から引き離し、多くの人命を危険に晒してまで情報を隠蔽しようというのだろうか。
もり・せいほ 1961年、北海道生まれ。慶應義塾大卒。政界の暗部を抉るルポ多数。著書に『鳩山由紀夫と鳩山家四代』(中公新書ラクレ)、『政権漂流―交代劇は日本の何を変えたのか』(同)
「フライデー」2012年1月27日号より
11. 2012年1月22日 07:58:21 : DB8RlxNG7Y
阿修羅掲示板に出入りしていて「皇族の闇資産」の存在を知らない人が居る。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/724.html#c11
USOっぽい 発送電分離
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31582
2012年01月22日(日) ドクターZ 週刊現代 :現代ビジネス
民主党政権のやることはいつもちぐはぐだ。経産省が送電部門を電力会社から独立した機関に委ねる「機能分離案」を軸に発送電分離の検討に入ったそうだが、手順が前後している。
原発事故の賠償を考えた場合、東京電力の解体・法的処理こそが国民負担最小化の最善策だという識者の声を、民主党政権はこれまで完全に無視してきた。電力業界に天下りなどで便宜を受けてきた経産省に言われるまま、昨年夏に東電救済法(正式名称は「原子力損害賠償支援機構法」)を成立させた。
東電を温存の一方で、株主責任や債権者責任は不問に付された。本来なされるべき株式の減資や債権カットはどこかに霧消し、そのツケは国民に回ることになった。額は5兆円をくだらないはずだ。
株主や債権者が責任をとらないのだから、東電の経営者や従業員にも厳しいことが言えない。経営者は退陣を迫られてもいないし、まして個人財産を没収されることはなさそうだ。従業員の負担も、企業年金の一部カット程度のお茶濁しで済むだろう。冬のボーナス(一般職の組合員平均)は、前年の84万円から37万円に減額されたが、はっきり言ってもらいすぎだ。
東電関係者には大甘なのに比べ、国民には厳しい。早速、電気料金値上げが俎上に上っている。国民にツケ回しされるのが仮に総額5兆円としても、東電の年間電気料収入に匹敵する額。ツケ回しが10年間続くなら、電気料金はその間、平均して1割程度値上げされた状態が続くことになる。
識者が東電解体を主張してきたのは、解体すれば、東電の送電網を分離して売却できて、発送電分離による効率化も同時に実現でき、国民負担の最小化と一石二鳥になるからだ。
発送電分離は'90年代以降の電力自由化の流れの中で米国やEUでも進められており、一定の効果が出ている。制度設計の不備で狙い通りの効果に達していない地域もあるが、北欧などでは高い実績を残している。
日本の電気料金は国際的にも高く、効率化の余地は大きい。日本は積極的に取り入れるべきなのだ。安全面などに不安があるというのなら、制度設計の上手な国を参照すればよい。大きな問題が生じていない国はいくつもある。
ところが、民主党政権は東電を温存したばかりに、送電会社を別会社にするような本格的な発送電分離はできない。そのため、完全な所有分離ではなく、「機能分離」という形で発送電分離を進めようとしている。形の上では電力会社から独立した機関にするというが、そのモデルは米の独立系統運用機関(ISO:Independent System Operator)という公的機関だ。
「USOでしょ」と叫びたくなるような話だ。公的機関というのが、なんとも民主党らしいが、これでは経産官僚が新たな天下り先をまんまと手に入れることになる。それに、米国の一部地域での電力自由化は、あまりいいお手本とは言えない。'00年初めのカリフォルニアの電力危機は、新規のISOを設置したことが一因とされているほどだ。
「独立した公的機関」は聞こえがいいが、そもそも東電を解体して送電網を別会社にすればいいだけのことだ。手の込んだ天下り策を弄して、素人の役人がISOを取り仕切ることになれば、効率化どころか大きな間違いが起きかねない。かといって、天下りするだけで役立たずなら、カネ食い虫の誕生だ。政権幹部たちに、そんなことはまるで見えていないだろうが。
「週刊現代」2012年1月28日号より
08. たつまき 2012年1月22日 08:06:28 : qh5xavL6cfAiY : 8kGaCCv5Fc
切迫した世界主要諸国での大地殻変動
創造主らの宇宙ブロックス管理界からの教え:
先ず米国では、シカゴ〜フロリダ半島西岸の線以東の米国東部全体が、2012年年3月中旬に海中へ沈没する。
欧州では、英国・仏・独・和・ベネルクス3国・伊・西・葡等々も本年4〜5月に海中へ沈没する。
豪州では、北部のノーマントンの西から南へ下ってポートオーガスタまでの線の東部が全部本年5月に海中へ沈没する。
中国では、朝鮮半島と共に、北京〜香港の線以東が全部本年4〜5月に海中へ沈没する。
日本では、名古屋以西の沖縄までの西日本が2012年5月中〜下旬に海中へ沈没する。東日本と北海道は6月中旬に海中へ沈没する。
ロシアでは、ペテルブルグ〜モスクワ〜ロストーフの線と、カリーニングラード〜オデッサの線の間の露欧州部が、本年6月に海中へ沈没する。従ってウクライナ・ベラルーシヤ、バルト3国等々も海中へ沈没する。
[注] 但し、上記の地球大掃除の地殻変動には、宇宙ブロックス管理界の上級のサタン類似の自由放任主義者が介入する可能性がある。その場合は、地殻変動過程に一部阻止、変化や曲折がありうる。
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/89.html
22. 2012年1月22日 08:12:21 : OSyFrsa8TM
「役に立つ研究」で崩壊した日本の学問・・・苦しむ国民 武田邦彦
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/383.html
その基本的な理由は「お金だけの社会」にあるのですが、より直接的な原因は「役に立つ研究」、「国立研究所重視」の政策にありますが、それは1990年ごろ、日本社会が支持したものだったのです。
国民は口八丁手八丁の世間的に受けの良い「御用学者」や「ごますり学者」の研究のために税金を払うことになり、審査の機関などの天下り組織の人の人件費も負担することになります。
さらに、今までは「均等」に分配していたのをいちいち審査するのですから、その事務量は膨大で、「役に立つ研究」というのをマスコミが騒ぎ始めた頃、役人は「これはよい、大幅に天下り先が増える」とほくそ笑んだでしょう。
そして、今回のような原発事故が起こると、御用学者は「国民を被曝させる」、「データを出さない」という政府の方針に従いますから、またここで国民が損害を受けることになります。
一つ一つの原発に反対することも大切ですが、それより、その根源にある「役に立つ研究」を撲滅しないと、セシウムの変化も解説されないことでわかるように、日本の将来はきわめて危ないのです。
01. 2012年1月22日 08:13:09 : pPJ5gJb78A
政府でさえ、4号機の使用済み燃料プールで燃料溶融が起きる可能性があり、
半径250キロ圏内が避難対象になる、と想定していた。
http://www.asahi.com/politics/update/0106/TKY201201060501.html
なぜ米軍の力を借りてまで必死に注水していたのか。
冷却水が止まって燃料が露出する極めて危険な状態だったからだ。
循環冷却が回復したから何とかなっているものの、再度大量の漏水があれば、
またまた危険な状態に逆戻りする。
冷却しても使用済み燃料の発熱量は非常にゆっくりとしか下がっていかない。
1年ぐらいでは大した変化はない。
プール内の燃料を抜き取って、崩壊の心配のない別のプールに移し変えるまで、
極めて危険な状態が続くのである。
爆発が起きなくても、溶融すれば極めて高濃度の煙が出て危険だ。
もう一つの懸念は、付近の線量が激増して作業ができなくなってしまうことだ。
こうなると福一からは完全撤退、6基全部放置せざるを得なくなり、燃料溶融、
大爆発が起きるということだ。
そもそも使用済み燃料がむき出しでバラ撒かれるなど、前代未聞、想定外であって、
恐ろしくて想像したくないほどの出来事である。
この人の言うことはデタラメだらけなので注意したほうがいい。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/398.html#c1
01. 2012年1月22日 08:19:31 : QSjX3bTpzg
コメントできません。テスト
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/403.html#c1
【震災】帰れコールに脅迫も…がれき受け入れ紛糾
01/21 17:40 テレ朝ニュース
動画http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220121030.html
「震災がれき」の受け入れをめぐって各地で騒動です。静岡県島田市の市長はインターネット上で脅迫され、神奈川県の黒岩知事は住民説明会で「帰れコール」をあびました。
黒岩神奈川県知事:「ご理解得られるまで誠意を尽くして」
参加者:「帰れ!帰れ!帰れ!」「私は国の言う『何ベクレル』なんて何も信じちゃいません」「死の町をあちこちにつくるんですか?」
黒岩神奈川県知事は住民に対し、国の安全基準を満たす「震災がれき」だけを受け入れる方針を重ねて強調しました。今回の説明会には、放射能の専門家や被災した岩手県宮古市の職員も同席しました。受け入れ予定地周辺の住民らからは、「国の基準自体が不安」「受け入れ以外の協力を検討してほしい」と反対意見が相次ぎました。
一方、「震災がれき」の受け入れ方針を示した静岡県の島田市長をインターネット上で脅迫したとして、東京・渋谷区の42歳の団体職員男が書類送検されました。男は先月19日、自宅のパソコンで、インターネット掲示板「2ちゃんねる掲示板」に「暗殺や脅しくらいしか手段がない」「市長のガキが誘拐されたりすれば」などと書き込み、脅迫した疑いが持たれています。男はこの3日後に渋谷警察署に出頭し、「一般論として書き込んだ」と容疑を認めています。
04. 短足鰐 2012年1月22日 08:23:35 : 1dEIvwQCPSw5M : zqw7Lv8Ckk
>>03
ご忠告は考慮しますが、この問題は小生の人間性うんぬんというようなチッポケな話ではないと思います。
正当な議論のは仕方や真相究明はどう行われていくべきかという大義に関することだと思います。
ともかく、この中間整理を一つのくぎりにしたい気持ちではいます。(腹の虫が騒ぎださなければ…)
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/538.html#c4
08. 2012年1月22日 08:24:15 : A4cr8yOAHc
市場ではすでに終わっている・・ギリシャ産マグロの競りですか?
[JPpress]マスコミ御用の帽子をかぶった仲買人の・・ts?
元[Sci]のハンドルネームで投稿禁止処分のお方とか?
あなたの営業拠点はデパ地下がお似合いのようだ?
築地には蝶ネクタイは似合いません。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/694.html#c8
03. 2012年1月22日 08:28:22 : RhO1Du9w0k
新規投稿しています。
核ゴミは全部日本へ送れ - 日本が放射性廃棄物最終処分場になる日
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/402.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2012 年 1 月 22 日 05:06:15: FpBksTgsjX9Gw
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/481.html#c3
02. kristenpart99 2012年1月22日 08:37:59 : 6lghLweqHvN/I : pj0KXIvxBk
汚れた場所には汚れたモノが集まるのは道理。
放射性物質のように一旦汚してしまって元に戻らない場所なら
尚更である。
放射性物質の管理はできるだけ遠く/深くが原則。
国土が狭い国、隣国と紛争のある国など、自国の敷地に埋めるに
問題のある国が、汚れ役を買ってでてくれる国を探しまわる。
日本はおめでたいことに、福島県内で留め置きしておけばよかった
放射性瓦礫を全国に撒き散らして自ら汚れ役を買って出てくれている。
さらに国民にはそれでも「安全/安心」を政府が吹聴してくれている。
温暖化ガス規制の為なら、IAEAとWHOの下に原発がやはり必要ですと、
主張し、その為なら自ら身を切って、その結果としての核のゴミを
引き受けようとする我が国なのか?
日本という国はジジババと、無思考無関心の庶民を
核のゴミの墓守をさせる、国際社会でのうば捨て山の役を買って出るつもり
なのか?
汚れモノなら、核のゴミだけでなく、その他のありとあらゆる危険な
産業廃棄物が日本に集積されることであろう。
このままでは日本は国としては終わる。我々国民は日本の国土にそろそろ
見切りをつけて、自分とその周囲のコミュニティーの為に船出をすべき
なのだろう。山紫水明に優れ、水と空気の清浄な日本国は記憶の中に
押しとどめ、新たな天地で生きることを求められていると思えば、
今の政府のやり方に付き合う必要もなくなる。でも、そういう棄民も
今の政府の目的なのだろう。
以上
01. kristenpart99 2012年1月22日 08:48:45 : 6lghLweqHvN/I : pj0KXIvxBk
8000ベクレル/Kg以下の放射性瓦礫なら焼却可能などと
世界の他のどの国ですら行っていない処理の仕方は
おそらく、環境意識の強い欧米の国々であれば、
暴動どころか、政府が転覆する程の革命につながる
重大な事案である。
警察沙汰程度で「大騒ぎ」と報道するマスコミは
国民の民度をその程度で収まるとタカをくくっているのだろう。
我々国民はもっと賢くなくてはならない。
明確に意思表示をすべきだ。黙っていたらダメだ。
11. 頭痛肩こり 2012年1月22日 08:56:26 : ijA4Bi/M2v2R6 : SWnUfBPmrg
日刊現代の言うこと書くこと何一つ当たった事もないから〜…たわごとです。
で宜しいのです♪
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/706.html#c11
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4808.html
冷静さを失い異様に高揚しコーフンしている権力者の下で国と国民は酷い目に遭わされる
完全にアタマがイカれてしまったようだ。消費税引き上げにズンズン、のめり込んでいる野田首相の姿は異様である。
まだ国会も始まっていないのに、「消費税法案を潰したらどうなるか、野党に考えていただく」と解散カードを振りかざす狂気。野党を恫喝する一方で、シャーシャーと与野党協議を持ちかける神経。もはや冷静さを失って、まともな判断すらできなくなっている。
野田は年頭会見で震災復興、原発収束、経済立て直しを「内閣の大きな課題」に掲げたばかりなのに、あっさりと放棄。すべてをかなぐり捨て、大不況下の大増税にひた走っている。今なぜ消費税なのか、狂気だ。
一度、野田のアタマの中をのぞいてみる必要がありそうだが、こうしてひとりで異様に高揚しコーフンしているサマは、もうひとりの狂人首相とダブって見える。
妄想に取りつかれたように、ひたすら郵政民営化に固執した小泉純一郎元首相である。
「野田さんが最近、小泉元首相の政治手法を意識しているのは間違いありません。郵政選挙のように、消費税増税の一点突破で解散・総選挙になだれ込めば、国民はオレに付いてくる。直近の言動は、そう本気で信じ込んでいるとしか思えない」
民主党関係者はこう言うのだが、それこそ野田が正気じゃない証拠だ。狂人に権力を持たせると、国はメチャクチャにされてしまう。まさに小泉が、いい例だ。
小泉政権は「成長には国際競争力が必要だ」と、新自由主義、効率化最優先、規制緩和バンザイ、市場原理主義こそ一番、自己責任型社会が理想と、米国型の弱肉強食社会を国民に押し付けた。当時は愚かなメディアが“抜群のリーダーシップ”と、小泉を褒めそやし、国民も熱狂したが、現状はどうなったか。
◆狂気の小泉がもたらした総貧民化
筑波大名誉教授の小林弥六氏(経済学)がこう言う。
「小泉改革がもたらしたのは、国民の総貧民化です。かつて世界2位を誇った日本の国民1人当たりGDPは、小泉時代に18位まで転落しました。行きすぎた規制緩和によって、非正規雇用が増加し、若年層は就職難にあえぎ、ワーキングプアが社会問題化した。一握りの“勝ち組”だけが富を独占し、中間層は没落。地方はシャッター通りだらけとなり、格差は広がるばかり。今も国民は年金・医療費を削られ、デフレに苦しみ、将来の希望を失っています。本当にヒドイ目に遭わされたものです」
京大大学院准教授の中野剛志氏は新著「グローバル恐慌の真相」で、資本主義の原理は「将来の果実を得るために、今、出資をすること」と書いた。「将来は今より暗い」と不安に包まれた日本では、「将来の果実」は得られない。要するに、資本主義は成り立たない。小泉は日本の資本主義まで、ズタズタにしたのだ。
◆ブッシュの愚かな戦争が世界恐慌の元凶
もっと言うと、小泉が打ち出した政策は米国からの押し付けだった。その米国は今やサブプライム破綻とリーマン・ショックで、目も当てられないありさまである。
99%対1%という格差の拡大、それに伴う社会の不安定化で、米国民は青息吐息。ハゲタカ資本主義は完全に崩れ去り、残ったのは欧州全体を巻き添えにした世界恐慌の恐怖である。
この惨状を生み出した張本人こそ、ブッシュ前大統領だ。あの9・11テロを国威発揚の奇貨とし、世界中が反対する中、イラク戦争に突き進んだ。米国史上“最狂”の大統領が新自由主義を推し進め、世界に「これぞ、グローバルスタンダード」と迫ったのだ。
「イラク戦費捻出のため、金融バブルを扇動。日本にはグローバル化の名を借りて、年次改革要望書という形で金融の規制緩和と市場開放の圧力をかけた。そんなブッシュの言いなりとなって、結託したのが小泉元首相。郵政民営化だって、米国の要望に従ったまで。日本の富を米国に差し出したのです」(小林弥六氏=前出)
欧米の金融危機は本をたどれば、ブッシュの愚かな戦争に突き当たる。欧州はサブプライムローンで破綻したのだ。そして、危機の本番はこれからなのだ。
「90年代後半に日本を襲った金融危機は、10年早くリーマン・ショックが起きたようなものです。長銀や日債銀などの破綻後、日本では10年以上もデフレが続いていますが、同じように欧米もこれから長いデフレに沈んでいく。国の信用が揺らぐ中、誰もが消費する意欲は湧きませんよ」(神奈川大名誉教授・清水嘉治氏=経済学)
そんな長期デフレが確実視される国になって、消費税引き上げに狂奔している野田の狂気。始末に負えない首相である。
◆英雄気取りで増税邁進の錯乱首相
野田は、こうした狂気の先人たちの手法を見習っている。口を開けば、「欧州の債務危機は対岸の火事ではない」と言い、消費税を上げなければ、日本も債務危機に陥るような理屈をこねているが、デタラメだ。
「現在、欧州の債務危機国は、いずれも社会民主主義的傾向が強く、間接税がギリシャ23%、イタリア20%、ポルトガル19%と、軒並み日本より高い。その分、財政規律が緩んで、放漫財政を招き、債務危機に陥ったのです。日本が欧州から学ぶべきは消費税引き上げより、無駄な歳出を削減すること。また、やみくもに消費税を上げると、外国の富裕層も日本を訪れなくなります。欧州では宝石やブランド品など高級品にかかる消費税率は高く、日本の税率の低さは魅力的。消費税アップは、みすみす“上客”を失うことになるのです」(清水嘉治氏=前出)
ブランド天国ニッポンも消費税増税で一巻の終わりになる。やはり、消費税増税は百害あって一利なしだ。
それでも前のめりの野田は、歴史に名を残そうと消費税増税に邁(まい)進(しん)する気だ。恐らく財務官僚あたりに「あの小泉政権だって出来なかった」とオルグされ、「消費税増税を成し遂げるのが、私の役目」と、英雄気取りになっている。これぞ、財務官僚のマインドコントロールみたいなものだ。
政治評論家の森田実氏もこう言う。
「最近の野田首相は、権力を振りかざせば何とかなると、完全に開き直っています。正常さを失っていて、極めて危うい。このデフレ不況下に消費税増税の暴挙に出れば、さらに不況が悪化して、さらなる税収減を招くのは誰の目にも明らかです。国民が疲弊し、生活が苦しくなるのが、分からないのか。野田首相が消費税解散に踏み切るなら、大いに結構。国民が増税反対の鉄槌を下して、異常な権力者を引きずり降ろすしかありません」
狂人首相をこのまま権力に居座らせていたら、国が危ない。日本は、ますます奈落の底から抜け出せなくなってしまう。歴史が示しているように、狂人に権力を持たせてはいけないのだ。
******************************************************
■貧困層増大に拍車・・非正規労働者から多くの保険料を徴収
厚生労働省のまとめた社会保障と税の一体改革の大綱素案によりますと、
パートなど非正規労働者の厚生年金と健康保険への加入拡大のため、対象者の当初の収入基準を「年収約80万円以上」とする案を検討していることが明らかになりました。
その他の基準は、勤務先の企業規模「従業員300人以上」労働時間「週20時間以上」
これらを満たす新規加入者は100万人程度になる見通しでのようです。
企業の負担を考慮して、当初想定した400万人からは縮小するもようですが、段階的に対象者を増やしたい
意向のようです。
これにより、それでなくとも、低所得者層が占める非正規労働者から多くの保険料を徴収することになり、ますます貧困層増大に拍車がかかることになります。
明らかに増税路線を走る政府官僚の背後で、国民からの血税や資産を奪おうとする海外勢力の圧力がかかっているようです…。
02. 2012年1月22日 09:03:31 : FL3HBMFVVs
役人の言う事は信用出来ない⇒正解。
省庁はじめ各都道府県、市町村役場において『上からの指示命令』は絶対です。
たとえ狂っていたとしても・・・私も教育庁関係者を知っていますが実際の所そのとおりで 意見を出したり否定的な反応を見せると”即”出世出来なくなり盥回しに飛ばされます。
退職ОBでさえも関連会社に天下りしてからもその威光は続きます。
福岡の恥ずかしい政治家『松本○』などご存知の方が多いと思いますが彼は特に特別という訳ではなく あれがごく普通です。
おそらく もしもがあれば自分も犠牲者みたいな事を平気で言える方達です。
◎エコ推進といいながらも『都市再開発』(反エコ)を後押ししている福岡市の馬鹿市長といい お先真っ暗な福岡市民の意見でした。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/404.html#c2
03. 2012年1月22日 09:04:39 : pPJ5gJb78A
神奈川県知事黒岩祐治は、原発推進で悪名高いフジサンケイグループ、
フジテレビの元キャスターだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%B2%A9%E7%A5%90%E6%B2%BB
こんなのを当選させるから、とんでもないことになるのだ。(東京都も同じである)
即、リコールすべし。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/404.html#c3
02. 2012年1月22日 09:05:52 : xpqRhr8Lm2
>>> 完全に焼却炉は「違法状態」
法治国家なのに、放置国家なのは何故なのでしょうか?
法務大臣は、違法の状態を知らないのでしょうか?
どうすれば、警察が取り締まってくれるのでしょうね????????????
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/398.html#c2
12. 頭痛肩こり 2012年1月22日 09:06:18 : ijA4Bi/M2v2R6 : SWnUfBPmrg
汚染された土地で食料作っても食べられなく無いですか!
↑の人矛盾してない?自分の言っている事には責任を持ちましょ
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/706.html#c12
わが子を思う母の愛情は、何も変わりゃしない。
個が突出し始め、系が失われ、己の外に自然を置く人と人とが角衝きあわせる、
この社会だけが異様でデンジャラス。
ありゃら、いつの間にやら、物差し、すり替えられちまったぜ〜いって。(笑)
こんな感じ。
スタコイ東京/ちあきなおみ
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/865.html
02. 2012年1月22日 09:11:32 : sgrPE4M4Lg
鉢呂前経産大臣が、なぜ記者クラブメディアの言葉狩りの対象になり、枝野幸男大臣が登場したのか、良く理解できるようになりました。
→http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002887
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/387.html#c2
03. 2012年1月22日 09:17:17 : FpVPO6YryM
投稿 有難うございます。
ずっと危惧していた事が 書かれてあり…
今後の 子ども・孫の事を考えると どう行動すれば?と 悩んでいます。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/402.html#c3
03. 2012年1月22日 09:21:37 : CxLIbWEJgA
原発の技術向上ってのは隠蔽術のことか?
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/392.html#c3
04. 2012年1月22日 09:22:43 : JlhOElFGlE
サマーズがぼろっともらしてしまった「日本は貧しい国になる」のシナリオどおりだ。
鳩山のCO2削減公約も日本人削減25%で達成できるだろう。
対策は民主党を排除するしかないだろう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/402.html#c4
22. 2012年1月22日 09:25:07 : v2BFvyjR2c
200文字未満の投稿です。
群馬県警証拠改ざん確定!?
http://www.asyura2.com/12/senkyo125/msg/203.html
投稿者 doradora1968 日時 2012 年 1 月 22 日 09:20:25: edFTVy/8IiUNU
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/472.html#c22
10. 2012年1月22日 09:40:12 : D8sfmlzq1R
不良品を作る日本国教育制度の元締め。”やくざも”1つの日本ブランドです。
文部省
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/536.html#c10
01. 2012年1月22日 09:41:17 : XT1ARq5ubE
コレは正に世界中で
Main Street ( 名も無き99%側の一般市民 ) VS Wall Street ( 世界の金融と富・食料・資源・エネルギーを独占する1%のフザケタ野郎共 )
との戦争状態に突入したコトを意味し、日本は真に今 その最前線に在るノダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/396.html#c1
国民を「幼稚園レベルのトリック」で騙そうとする政府
http://takedanet.com/2012/01/post_0142.html
平成24年1月21日 武田邦彦(中部大学)
前の総選挙の時、「高速道路の無料化」をはじめとした「実現の見込みのない政策」を掲げて政権を取り、前言を翻してばかりいる首相や大臣のもと、日本の社会は深く傷つきました。そして、今、また同じような手法を用いて、原発の安全、消費税増税という問題で、国民をトリックにかけようとしています。
消費税増税も大きな問題ですが、それはせいぜい、お金にとどまりますが、原発が再び爆発したら、子供の健康、日本の土地を失い、さらに経済に決定的な破綻をもたらします。今度こそ、私たちは冷静になって良く事態を見つめなければならないでしょう。
・・・・・・・・・
「福島原発は津波で爆発したから、防潮堤を高くすると安全になる」という保安院の理屈は、言葉は悪いのですが、「幼稚園レベル」で国民を騙そうとしていると思います。
簡単なことですが、福島原発の爆発後の写真を見ると、海から襲ってきた15メートルの津波は、たしかに5.7メートルの防潮堤は乗り越え、原発の前の海岸線にある小さな建築物を破壊しました。
しかし、40メートルもある原子炉建屋の前の建物で完全に止まっています。(写真の奥の壊れている建物が原子炉建屋、中程の無傷の建物は防潮堤として働いた建物で、高さ40メートル!!)
つまり、福島原発が爆発したのは、正面から来た津波ではなく、防潮堤の無いところから回ってきた「海水の浸水」だからです。福島原発の南側の海岸は無防備で、まったく防潮堤はありません。津波は陸に進入すると、真っ直ぐ奥に進むのではなく、横にも行きますから、原子炉は浸水して爆発したのです。
防潮堤を迂回して入ってきた海水によって爆発したのに、防潮堤を高くして何の意味があるのでしょうか? 大飯原発3号機、4号機でも、浜岡原発の再開でも「防潮堤を高くしたから大丈夫」と説明されていますが、もし国民がこのような簡単なトリックにダマされるなら、私たちは本当に子供を守ることができないでしょう。
事実を見ないで観念では安全を守ることはできません。事実を注視する勇気を持ちたいものです。
・・・・・・・・・
これを普通の家に泥棒が入ったとして「たとえ」てみます。ある家に泥棒が入ったのですが、玄関に鍵がかかっていたので、勝手口に回ったら空いていたので、そこから進入しました。
ところが、勝手口が開いていたと言うのはまずいので、「玄関の鍵が一つだったので、鍵を開けて入られた」と警察にウソの報告し、「鍵を2つに増やす」からこれからは泥棒には安全だ、皆さんにご迷惑したと言い訳をしました。そして相変わらず勝手口は開けっ放しでした。
その家は2回、泥棒に入られました。玄関には2つの鍵がかけてありましたが、勝手口から進入されたのです。
・・・・・・・・・
あまりにバカらしくて話にもなりませんが、これが今、日本で最重要の「原発の安全性」で起ころうとしていることなのです。「玄関の鍵=防潮堤」、「勝手口=防潮堤のない海岸線」・・・こんな単純なトリックも「どうせ、自治体の偉い人や御用学者は知らないフリをするだろう。国民は気がつかないだろう」というのが作戦のように思います。
原発の運転を200年ぐらい中断して、十分に研究を行い、次に建設するときには
東京なら多摩川、名古屋なら木曽川の上流、そして京都と大阪なら琵琶湖のほとりに原発を作らなければなりません。フランスのパリを流れているセーヌ川の上流に原発を2基作ったように。
47. 2012年1月22日 09:46:53 : SlbSWwGaQE
野次馬が出てくるようになったら、もうおしまいだな。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/313.html#c47
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