17. 2012年1月03日 00:01:01 : n9da0wyyzU
>>12
橋本行革がまず最悪だった。デフレ下で行革、財政再建をやろうとしたのは大間違い。
結果デフレを更に進行させた。橋本元総理は経済のA級戦犯と言っていいだろう。
今また同じことを、財務省は繰り返そうとしているが正に気違い沙汰だ。
小渕財政はデフレ下だという事実を冷静に認識して
赤字国債出して大幅な財政出動をし、日銀にもゼロ金利をやらせた。
結果、景気回復はしたものの、デフレ脱却までできなかった。
だが、これは小渕の責任ではない。日銀総裁の速水が突然、ゼロ金利を解除し、
とんでもない利上げに転じた為だ。この致命的な判断ミスは世界的にも非難され
ノーベル経済学賞受賞者のJ・E・スティグリッツ、P・クルーグマンらは
ことごとく速水を狂人扱いしている。スティグリッツ教授に至っては
著書「マクロ経済学」において、この日銀の致命的判断ミスを取り上げ
中央銀行が金融政策を誤るとどうなるか詳細に分析しているぐらいだ。
財政政策と真逆の政策を日銀がやれば足を引っ張るのは当然。
確かに小渕財政のGDP押し上げ部分のほとんどが公共投資だったから
ぶら下がりも多く、政治的にも問題もあったが
橋本政権の『消費税増税によるデフレ加速』を考えれば
財政出動の選択をするしかなかったし、その効果については
財務省ですら一定の評価はしているよ。
※いますぐ財務省の資料論文を出せないのが残念だが。
ま、個人的には、財政赤字を問題にするなら、
無利子永久国債か政府紙幣を数十兆ぐらい発行して
財源を確保。金融ではなく財政チャネルでマネーを流通させれば
良いだけだ。インフレ圧力などデフレ下では相殺される。
財政と金融のポリシーミックスをやればOK。
http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/359.html#c17