2011年12月13日10時14分 〜
記事 [経世済民74] 今一番知らせたいこと(船井幸雄) http://www.funaiyukio.com/ねらわれている日本、国債が暴落する可能性が高い
「日本のデッド・エンド予測」資料(森木氏作成)
(クリックすると拡大して見られます。)
最近、私の親しい金融の超プロたちから「いよいよ日本経済は金融面から破綻する。早ければ来年(2012年)、常識では2013年、おそくとも2014年だろう。その最大理由は政府の無策が、世界中のマーケットやヘッジファンドから狙われているからだ」という情報が、ひっきりなしに資料などとともにとびこんできます。
私もそのとおりだと思います。
このまま行くと、日本の国債金利は上り出し、国債の暴落を機に、日本経済はニッチもサッチもいかなくなりそうです。いよいよ日本国家が破綻する可能性が出てきました。
11月23日にIMF(国際通貨基金)は「為替相場の破壊的な調整リスクがある」と日本政府に警告をしました。その報告書によりますと、「財政の持続可能性についての市場の懸念は、日本国債の金利の突然の上昇につながる可能性が高い点だ」とはっきり指摘しています。
財政研究家の森木亮氏は、「2013年に日本は国家経営不能になる」として以下のような資料を送ってくれました(右上資料)。
日本国債を大量に抱えている日本の
金融機関一覧(クリックすると拡大して
見られます。)
彼は次ぎのように言っています。
私の資金繰り予測では、2013年には、新規国債の発行がそれほど増えなくても年度末の国債残高は751兆円、借換債が113兆円で、合計864兆円に膨らみます。
「国民の個人金融資産が約1400兆円あるから大丈夫」と言う人もいますが、個人金融資産には資産と負債が重複してカウントされているため、その分を差し引くと、11年度時点の個人資産は779兆円になります。すでに13年度の国債残高と借換債の合計である864兆円を下回っており、資金繰り上、13年にデッド・エンドを迎えるというのが私の予測です(ここまで)。
また、1997年に財政が破綻し、IMFの管理下に入った韓国の事情も説明してくれています。「暴落したウォンの価値を支えるためにIMFによって高金利策が実施されたのです。そのため住宅ローン金利(変動金利)は一気に30%まで上がり、ローンが払えない人は60%の延滞金利を払わなければならなかった。住宅ローン破綻者が続出、土地や家が投げ売られ、不動産価格は7〜8割くらい値下がりしたのです。
また韓国企業に投資していた外資系マネーが一斉にひきあげたため、韓国企業の約半分が倒産しました。残った企業も約半数の社員をリストラしたため、失業者が溢れ、就職先のない大学生が殺到した大学院は満杯状態になりました。医療費が払えなくなった人も増えて、病院は閑散……。あまりに患者が少ないため、病院は24時間営業していたほどです」(経済ジャーナリストの荻原博子氏)
さらに街にはホームレスが溢れ、自殺率は「破綻前」の2倍に膨れ上がりました。これが「国債破綻」の現実ですと。
経済評論家の朝倉慶さんは、近々に出版する予定(徳間書店刊)の彼の著書の原稿に次ぎのように書いています。
S&Pの信用アナリスト小川隆平氏は11月24日、ブルームバーグのインタビューで<日本の財政健全化の取り組みが何も進まなければ、どんどん状態は悪くなる>と発言して更なる日本国債の格下げを示唆したのです。
折りから11月23日はドイツ市場で何と、ドイツ国債の入札が札割れ、しかも応札額が6割しかないという驚くべき結果が報道されました。これに慌てふためいた関係者は欧州債のみならず日本国債を売却、日本国債の利回りは本年最速のペースで上昇(価格下落)、わずか3日間で金利が0.1%超も上昇するという今年最大の下げを演じ、一気に3ヵ月前の水準に逆戻りしたのです。
いつ破裂するかわからない時限爆弾のような日本国債の相場ですが、まだ日本全体に危機感はありません。しかし着実に暴落という来るべき日は近づいているのです。IMFの報告書、並びに<その時>には必ず日本国債暴落のきっかけを作るであろう、格付け機関も少しずつ蠢(うごめ)いてきています。裏に控えるヘッジファンドと共に何処で日本国債暴落の引き金を引こうか、虎視眈々とタイミングを待っています。一方の日本の財務省、並びに国債を山のように保有している日本の銀行、生損保、簡保、郵貯などは若干の不安感を持ってはいるでしょうが、まさに<赤信号みんなで渡れば怖くない>と運命共同体よろしく、国債をさらに買い続けるのみです。政界でも国債暴落のXデーに備えて<Xデープロジェクト>なる会も作られてはいますが、実際は役にも立たない議論を繰り返しているだけです。晴天の霹靂のようなドイツ国債の札割れ、いったい日本国債の寿命はいつまで持つのでしょうか? 明らかにされない日本国債の必死の管理体制、財務省のなりふり構わぬ市場操作を見てみましょう(ここまで)。
このあとは、近々に出る同氏の著書をお読みいただきたいと思います。
要は日本国債は財務省の指導のもと、特定の銀行、証券会社、郵貯、簡保、年金基金などの運用担当者によって引き受け額などが決められているのです。いわゆる談合です。
しかしいろんな事情からこのシステムはすでに機能不全に陥りはじめているもようです。
消費税の引きあげがむつかしいことが分れば(多分、いまの政治情勢ではむつかしいでしょう)、それで一挙に破綻しそうです。
そして10年物国債の金利が2%になったなら、日本国が破綻するだけでなく、大手金融機関はもとより、国債をかなり抱えている地方銀行なども破綻するでしょう。ちなみに次表を見てください。
これで日本経済はムチャクチャになるでしょう。
ヘッジファンドを含めた国際的なマネーマーケットの担当者にとって、こんなに稼げることはありません。ゴールドマン・サックスはオリンパスだけで、株価のUP DOWNを活用し、あっという間に何十億円も稼いだようですが、日本国という材料なら何兆円の利益も可能でしょう。
彼らは、まず政治家や財務当局の無能な国をねらいます。
ギリシャ、イタリアについで、いまの日本の与党や内閣の閣僚の無能ぶりは海外では有名なようです。
安住淳財務相や前原誠司民主党政調会長が、全く無能だ……というのは世界では折紙つきのようなのです。
いま世界では「JGB=日本国債」の暴落をしかけて、利益を取ろうとするヘッジファンドの動きが目立つようになりました。これは少し調べればすぐに分ります。
日本人は、これらのことを充分に知ってほしいのです。
そして少し勉強して、日本のこれからに注意をしようではありませんか? なんとしても国家破綻は避けねばならないと思います。
=以上=
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/431.html
コメント [戦争b8] なぜ今頃? 映画「山本五十六」とは? 教訓にならんだろう。むしろ「東条英機の生涯」を映画にした方良い。 新世紀人 01. 2011年12月13日 11:49:01:
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山本五十六ほどの無能男はどこを探してもそうはいないだろう。
実物写真を見ればその余りの不細工さに驚く、
無能な不細工であった、
無能な醜さ、つまり
ヒロヒトを始めとする日本軍上層部に共通していた特徴であった。
防衛省沖縄局長田中聡、
おどれのことでもあるんだぞ!
http://esashib.web.infoseek.co.jp/kenpo05.htm例えばミッドウェー海戦、
山本は空母八(三百七十二機)、戦艦十一、重巡十七、軽巡十一、駆逐艦七十四、総計三百五十三隻、世界最強の連合艦隊を率いて出撃した。ニミッツはハワイで指揮してこれを遊撃した。空母三(二百二十一機)、戦艦ゼロ、重巡七、軽巡一、駆逐艦二十一、総計五十七隻の太平洋艦隊である。普通の陣形で戦えば勝つのが当然という圧倒的な勢力差である。ニミッッは「あれほど航空優位を主張していた山本が、自分の指揮する艦隊を最も妥当な形に編成し運用できなかったとは信じられないくらいだ」と馬鹿にしている(「ニミッツの太平洋戦史」恒文社)。
http://kknanking.web.infoseek.co.jp/mondai/gyakusatu.html
http://kknanking.web.infoseek.co.jp/butaibetu/114D.html
真珠湾第一撃の成功後、現地では第二撃を主張する山口多開少将はじめ、渕田美津雄中佐らの意見具申は、南雲艦隊司令部によって斥けられたが、連合艦隊司令部でもその是非で、激論が続けられた。その結果最終的には幕僚のほとんど全員一致で、第二撃の命令書をしたため、山本長官に意見をのべた。しかし山本は「いや待て、むろんそれをやれば満点だが、泥棒だって帰りはこわいんだ。ここは機動部隊指揮官にまかせておこう」「やる者は言われなくったってやるさ、やらない者は遠くから尻を叩いたってやりはしない。南雲はやらないだろう」と言って却下した。まるで他人事のような、傍観的な言辞である。南雲も南雲なら山本も山本だ。この将にしてこの部下あり。「鳴かぬなら鳴かせて見せよう時鳥」ほどの統率力も山本にはなかったのか。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/tuzimoto04g.htm
五十六ジジイたち日本帝国幹部はひとりの例外もなく恥知らずで卑怯者の下司であった、
国のために戦うなどということがいかに甘ったれた犯罪であるかということが以下に語られている。
羅南要塞司令官、帝国陸軍少将、関東軍参謀、陸軍省兵務局長田中隆吉氏である。
田中隆吉
『敗因を衝く 軍閥専横の実相』(中公文庫)引用
ある高級司令部では政治経済の監督の責任を有する特務班の幹部全員が相語らって、巨額の公金を遊興の費に充てた。ある守備隊長は、富裕にして親日家たる華僑を惨殺して巨額の黄白(=金銀)を奪い、これを土中に陰蔽して他日の用に備えた。ある憲兵隊長は、愛する女に収賄せる多額の金額を与えて料亭を経営せしめ、その利益を貯えた。ある特務機関長は、関係せる女の父親に炭鉱採掘の権利を与えた。ある中隊長は戦地における部下の兵の携行する写真により、その妻が美貌の持主であることを知り、陸大受験のために内地に帰還するや、東京の宿にその兵よりの伝言ありと称してこの妻を誘い寄せ、忌わしき病気さえも感染させた。
賄賂は公行した。虐殺と掠奪と暴行は枚挙にいとまがなかった。私の親友遠藤三郎中将は、漢口より兵務局の私宛に私信を送り来て、「高級将校にしてその心懸けを改めざる限り、戦争は絶対に解決の見込なし」と憤慨した。
内地においても、大東亜戦争の中期以後における軍隊の暴状は、あたかも外地に似たものがあった。暴行もあった。収賄もあった。掠奪もあった。拳銃をもって威嚇し、人民の家屋を強奪したものもあった。ある大隊長は民がひと月五合の酒に舌鼓を打ちつつあるとき、常に四斗樽を備えて鯨飲日も足らなかった。国民が乳幼児と病人のため、牛乳の入手に多額の金を工面しつつあるとき、健康なるある連隊長は、配給所に対し1日五合の牛乳の配給を強制した。国軍の将校を養成すべきある学校の高級将校は、生徒に配給せられたる石鹸数百個をその家庭に運び、これを米麦と交換して一家の生活の資とした。
ある兵工廠の経理官は、地方のボスと結托し、軍需品の横流しを行い、巨額の金を私した。熊本では外出した兵が女学生を強姦した事件があった。しかもこれらはわずかにその二、三の例に過ぎぬ。
海軍もまた、概ねこれと同工異曲であった。否、陸軍よりもさらに腐敗していた。呉の工廠では数年にわたって工廠長以下が出入り商人と結托し、多額の収賄を行った事件があった。ある地方では、海軍の兵が婦女子を強姦した。父兄が抗議すると、隊長は昂然として言った。「戦に負けて青目玉の子供を産むよりよいだろう」と。
さらに奇怪千万なるは食糧である。国民が一日二合三勺の主食の配給に、日に日に痩せ衰えつつあるとき、軍隊は戦時給養と称して一日六合の米麦を貪り食った。
http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-40.html
http://blogs.yahoo.co.jp/sayuri_sas_00117/28498286.html
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/444.html#c1
コメント [音楽5] この世の果てまで、アンディ・マッケイ、ブレンダ・リー、カーペンターズ 聴き比べ BRIAN ENO 03. 2011年12月13日 11:49:37:
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アメリカの歌手兼女優だそうです。
2000年に74才で死去(アル中?)なので、ご存命なら85才ですね。
以前テレビで、八代亜紀さんが、歌手を目指した頃か幼少の頃、
お父さんの影響で(?)彼女のレコードを聴き、ジャズヴォーカルに心酔した、
と目を輝かせて言っていたことがあります。
それで、信用してためしにCD買って聴いたら、一発で気に入りました。
「酒と薔薇の日々」は、数あるカバーの中でも最高です。超お勧めですよ。
レモン氏主演の映画の方はあまり大したことないらしいですが、見てみたいです。
「ユドビーソーナイス・・」は、本家へレン・メリルと並ぶ位、
人気があったそうです。
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/456.html#c3
記事 [テスト24] Re: test エリート教育で高い試験成績を取り,一流と言われる大学を卒業しても,人間としてはまだ「半人前」color=#000000>でしょう。
この「半人前」が政界,官界,検察,業界,司法,マスコミ・・・様々のところにのさばり国を堕落させています。
堀江,村上なにがしも「半人前」でしたね。
かの国の将軍様のお世継ぎも「半人前」でしょう。
先が思いやられます。
枝野元官房長官も「半人前」の典型ですね。
司法試験に合格した頭脳は非常に明晰でしょう。
ただし,一人の人間としては,現場を知り,物事の道理を理解し,本質を見極める能力がないと一人前とは言えません。
size=4>官房長官としての言動,国会での答弁からして,この能力が決定的に欠如していると言わざるを得ないでしょう。
この人の言動は人を怒らせることばかりです。
「半人前」は「人の心」を読めません。
人は現場で塗炭の苦労をし,揉まれながらも這い上がらないと「一人前」にはなれないようです。
簡単に「一人前」になる薬はどこにもないようですね。
この国には,高い地位にそぐわない「半人前」がぞろぞろおります。
事故前は殿様,事故後はゴキブリのように隠れる東電社長,まともな仕事をしない保安院,今尚痴態をさらす読売主筆,それを止められない役員達,羊のように飼われ,安全地帯に逃げ込み,事の本質を報道しないクラブ記者,飛散した放射能を無主物と主張する東電弁護士,追随する裁判官,雇用者を無機物のように扱っても平気な経団連,小泉,竹中,チンピラ顔負けの大王製紙前会長・・・・・・・・・face="MS ゴシック" size=4>挙げればきりが有りません。
一方で,夜空に広がるキラ星のように輝く人材も多く見られます。
しかし,植草先生のように誠実故,潰される人材のなんと多いことか。
「一人前」の有権者が「一人前」の候補者を選挙で支持し,「一人前」の政治家が国や有権者の為に奉仕する,これ以外に政治改革の道は有りませんね。
政治改革が出来ないと国は一人前になれないし,多くの市民は不幸を背負ったままになります。
民主主義も政党政治も言葉で言うほど簡単では有りません。この国は,本気で「一人前」を育てる教育をしないと,政治改革は永久に出来ません。