東電がこの時期に中間報告を出してくるとは思っていなかった。まずそこが不信である。畑村委員会が年内に中間報告を出すという触れ込みだったので今月中下旬には出てくるものと踏んでいた。
この委員会も作業員や東電マンから事情聴取をしているということだから、畑中氏が歴史に残るものを出す、という意気込みなのでかなりのものを出してくるのではないか。それが、東電報告に輪をかけたような代物では世間は納得しないだろう。
原発マフィアの骨を断つまでは期待できないが、彼らの息の根を止めないあたりで、肉を深く断つぐらいまではいくのではないか。
東電のこのトボケた報告は、畑中報告を高いものにする劇的な演出効果(リーチ効果)を狙ったものではないかと愚考されるのである。誰か知恵者がいるだろう。細野をあたりではない黒子である。
ついでに言えば、浅原彰晃が自分の罪を認め、事件の真相を一切語らないのと同様、犯人である東電が、仮に法廷に立ったとしても「私共の罪に間違いありません」などと率直に認めるはずはない。保障問題もからんでくる。(保障問題では、東電を幾つか潰しても、手に負に余ることは小出氏が指摘している)。
・国家財政が破綻するほどの賠償額になる!/小出裕章
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/501.html
投稿者 仁王像 日時 2011 年 10 月 01 日 13:03:10: jdZgmZ21Prm8E
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/844.html