http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201107290094.html
新潟で記録的大雨=土砂災害に厳戒―気象庁
2011年7月29日16時6分
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活発な前線の影響で、新潟県中越・下越地方では29日、各地で記録的な大雨になった。降り始めからの総降水量が300ミリを超えた地域もあり、気象庁は土砂災害や河川の増水や氾濫、低地の浸水に厳重な警戒を呼び掛けた。
同庁によると、大雨をもたらしている活発な前線は、朝鮮半島から北陸を通って日本の東に延びている。前線には暖かく湿った空気が流れ込み、発達した雨雲が次々と流れ込んだ。
新潟県では29日、宮寄上(加茂市宮寄上)で1時間に93.5ミリの猛烈な雨が降った。村松(五泉市愛宕)などでも同62.0ミリの非常に激しい雨が降り、それぞれの地点で観測史上最大の雨量となった。
中越・下越地方では、30日正午までの24時間で、最大180ミリの雨量が予想されている。
[時事通信社]