24. 2011年7月23日 19:40:23: zlxsZx2WK6
まあ、大小いろいろありますな。
特に痴漢で捕まったなんていう事件は99%冤罪なんじゃないですか。
本物の痴漢は、うまく逃げますから。
本来、罪刑法定主義というのは「疑わしきは罰せず」です。
つまり、白か黒か怪しい=グレーの場合は完全に無罪扱いです。
また、完璧に黒だ!という状態であっても
手続きにおいて検察側が事務的なミスを犯したら、これも無罪扱いになります。
事実において一分の隙もなく、手続きにおいて一分の隙もなく
被告が犯人であるということが裁判の場で100%完璧に証明されて、初めて有罪になるのです。
それが、近代法の理念=「疑わしきは罰せず」です。
現代日本の刑法が、近代法であるなら
「怪しい」という憶測だけでは有罪にはできないのですよ。
しかし、現実には怪しいと目されるだけで有罪にされる。そういう現実がある。
つまり、現代日本の刑法は、近代刑法ではないということですね。
もともと、大日本帝国憲法に準拠して作成されたのが刑法ですが
根拠法の大日本帝国憲法は破棄され、全く無関係の日本国憲法ができました。
これが刑法と全然合わない。
よって、今の刑法は大日本帝国憲法の下では機能していたが
日本国憲法の下では全然機能しなくなったんですよね。論が合わない。
しかも、GHQがアメリカへ帰ってしまった以上、日本国憲法にも有効性がない。
学校教育(特に私立文系)での数学教育の欠如から
論理的思考・戦略的思考のできる法曹人が極端に少なくなりましたね。
法の番人たる法曹人のレベル低下もまた、無法国家状態に拍車をかけております。
なので、今の日本(戦後日本)は実質的に無法状態なのです。
刑法・民法だけでなく、いろいろと。
国民がみんな法治国家だと思い込み、そのように動いてるため
たまたま機能しているように見えているだけです。
実際、今の裁判って江戸時代の大岡裁きみたいなもんですもん。バカらしい。
あ、それでも大岡裁きは三方一両損とかの判決もあったっけ。
今の裁判は、原告側は必ず無傷だから、大岡裁きの方がまだマシだw
http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/821.html#c24