新宿、モンマルトル、釜ケ崎、チャイナタウン、……年の場末を常の棲家とし、孤塁より時の空隙を狙い撃ちつづける舞踏手が、6月の高円寺に結集。巧みな闇の隠蔽が、光をも消失してしまった現在に、肢体をよじり放らかし、ほのかに残る光源の在りかをさし示す……。
日本に舞踏が産声をあげて50年。第一世代から直接に薫陶受けた第三世代が、いま、舞踏固有の富の復権に向けて立ち上がる。
元アスベスト館の工藤丈輝、大駱駝艦出身の若林淳、北方舞踏派の流れをくむ大阪の集団で活躍した福岡まな実に、即興音楽の第一人者千野秀一を迎えて描く、舞踏曼荼羅にご期待下さい。
【キャスト】
工藤丈輝
若林淳
福岡まな実
【スタッフ】
演出・振付:工藤丈輝、若林淳
音楽:千野秀一
美術:黒川通利
照明:田中信行
音楽:曽我傑
衣装:牧野純子
舞台監督:高橋和之
【チケット】
全席自由
3,500円(税込)
座・高円寺チケットボックス(月曜定休)
03-3223-7300(TEL10:00〜18:00/窓口10:00〜19:00