03. 浅見真規 2011年4月12日 07:06:45: AiP1TYI88G3dI : VQCk3rop8A
>>2
まあ、東京電力の計画では、払っても1200億円プラス見舞金程度というあたりでしょう。
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政府・与党や文部科学省は、今回の東北地方太平洋沖地震が「異常に巨大な天災地変」には
該当しないとの見解(注)だそうだ。しかし、これは民主党や原発推進してきた官僚の世論対策の
当面の責任逃れにすぎないだろう。何兆円もの損害賠償を今すぐに国が負担するとなると、
重税必至で世論が許さないからだ。
しかし、このまま行けば、福島第一原発の損害賠償のうち数兆円を国が「当面の肩代わり」
として支払い、しかも、その分を原発損賠と明示せずに復興全般名目の消費税率大幅アップの
大増税して一人平均数万円盗られてしまう危険性もあると思う。
そして、裁判が長引いて確定までに何十年もかかれば被害者が困るとの言い訳で、
ほとぼりの冷めた数年後に「原子力損害賠償紛争審査会」の和解案として、
1200億円プラス見舞金程度というあたりで決着するのではあるまいか。
つまり、「当面の肩代わり」として支払った数兆円が「本当の肩代わり」で確定する
公算大だと思う。そして、現在の与党民主党だけでなく原発推進してきた自民党もそれでOKするだろう。
物忘れの激しい国民性を見越した茶番劇の幕明けだ。
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(注)下記の毎日新聞HP記事参照。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110324ddm008040086000c.html
>。ヨ異常に巨大な天災や社会的動乱」が原因の場合は、例外規定として
>電力会社の代わりに国が賠償するが、政府は「隕石(いんせき)の落下や
>戦争などを想定したもの」(文部科学省幹部)と例外規定は適用しない方針。
>枝野幸男官房長官も21日の会見で「まずは東電が責任を持つ。
>十分に補償できない場合は国が担保する」と説明。
>東電も同日の会見で「国と相談しながら誠実に対応する」(藤本孝副社長)と
>述べた。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/915.html#c3