36. tsuki 2011年3月24日 00:02:01: wTYARBttWRxv2 : FojwjLILzY
松本先生の言っていることは私としては理解できます。しかし、人によっては納得しないかもしれません。理解を得るのは大変かもしれません。
私が考えているのは、廃棄される野菜などがもったいないということです。たとえば、冷凍保存や加工処理によって放射能のレベルが安全になってから流通させるという方法は考えられないのでしょうか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c36
07. 2011年3月24日 00:05:10: IuIIV4sivE
01.番さん私が見たMrサンデーに映っていた映像です
同じことを考えて見ていた人がいてビックリしました
但し録画して何度も見ましたがUFOではありませんね
大きさが対象物放水車と見比べて低空で飛んでいるので
UFOにしては小さすぎます
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/692.html#c7
03. 2011年3月24日 00:05:18: HKXkv2g7fs
二重投稿です。
東京都が乳児1人3本分、24万本のペットボトル配布へ
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/641.html
投稿者 下戸彩 日時 2011 年 3 月 23 日 23:52:19: yZ.kO/yAkn3xw
先行投稿
[放射能漏れ]東京都が乳児1人3本分、24万本のペットボトルを配布へ(MSN産経)乳児の基準値を超える放射性ヨウ素検出で
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/638.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 3 月 23 日 21:51:16: igsppGRN/E9PQ
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/654.html#c3
37. 2011年3月24日 00:05:32: Q4kcuMrMSE
池上彰の学べるニュースでの、松本先生の熱い講義を聴いて、とてもすっきりしました。わからないまま、恐ろしい単語や数値に振り回されていることは、ナンセンスです。政府の発表は、回避するように言いながら、今すぐ心配する必要はないと言う。かえって不安をあおる。でも、松本先生の独自の説明は、とてもわかりやすく説得力があり、すっきりしました。東工大で先生の講義を受けている学生が羨ましいです。もっと、いろいろお聞きしたいです。ペットボトルの水を、買い占めた人に一言、その水は、乳幼児と妊婦さんに譲ってあげましょうよ!
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c37
38. 2011年3月24日 00:09:24: ItqQi1orgQ
ラストの締め、すごい違和感がした・・
台本を読まされてた感じでしたな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c38
10. 2011年3月24日 00:10:10: qedXTZKYbM
オール電化は、そりゃ電力会社の電気需要拡大の戦略だろうが、
一方でエネファームなどの家庭用燃料電池発電もガス会社の戦略なんだろう。
現在の停電は既存の火力水力発電所も被災し停止しているからであり、
EDMC/エネルギー・経済統計要覧によれば、2008年では2005年に比べて
総電力需要は減っている。
ところで家庭用太陽光発電は、電力会社の電気需要拡大・売り上げ増加という点ではマイナスである。
原油やガスといった一次エネルギーに頼らないエネルギーであり、エネルギー自給率の低い日本にとっては風力発電とともに有望なエネルギー源だ。
何故、オール電化という電力会社の販促だけを捕らえ、石油ガスを推奨したいのかは怪しい。
奇しくも世界では、原子力発電と太陽光発電の総量が拮抗するまでに成長した。
脱原子力 大いに結構。しかし同時に脱石油から脱線するのは論外なのである。
まぁ石油元売としては、原子力クライシスに乗じて石油の需要拡大に結び付けたいという気持ちがあっても不思議ではない。
11. 2011年3月24日 00:10:22: eprYXuiWgY
経済原則に従うなら、大電力を必要とする大型企業が自家発電している理由がある。
自己保有設備に有利な発電方式を使っているよね?
で、大工業地帯の近場で大型企業群は自家発電に何を使っているか?
発電能力の可変運転できるのは、当然原子力発電意外である。
石炭やガス発電で首都圏の電力実需の可変負荷には最適である。
大型企業の自家発電の売電は規制されています。
重油を使った発電方式は火発の20〜30%ですよ。
25年以上前に、大学で習ったのは原発は不要であるデータ
水戸巌教授からである。
水戸先生は核原子物理学のスペシャリストで、東大では助教授になった方だが
反原発を貫き、教授になれなくて私立の大学に弾き飛ばされたか方だ。
原発は昔も今も実電力需要から経済合理性から必要性はゼロである。
何故原発の必要性が宣伝されているか?
それは、原発を建設すると一部の方が儲かるからである。
カラクリは電気料金を決める法律を調査すれば理解できる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/631.html#c11
08. 2011年3月24日 00:13:36: HZF3J1Z511
ヘリコプターでしょ。
ばかばかしい。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/692.html#c8
04. 2011年3月24日 00:15:19: 7IUwSZEkaA
小人はガソリンを盗み、
偽者の大人は、官位をむさぼり攘む。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/693.html#c4
14. 2011年3月24日 00:15:52: qAo4fqzvYQ
11さん
いろいろ教えて頂いておりますが、まとめると
「放射線量は距離の自乗に反比例する、ということはミクロン単位まで近づけば、1メーター先にある場合より一兆倍の線量になる、距離の自乗に反比例するとはそういうことですからね!」
の、どの部分を、どう修正すれば、正しい文章になるのですか?
教えてください。なるべく文章を崩さずに、間違った表現のみを正してください。
お願い致します。
151. 2011年3月24日 00:16:36: kMrxMH1Jk2
>>146
爆発は無かったと云う事ですね
ところで、よろしかったら水道水の汚染について教えて下さい
ヨウ素が検出されたと云う事は、ヨウ素放射性物質が塵となって浄水場に降り注いだということですよね
その塵をとてつもなく運の悪い人は飲む訳ですが
その場合、それは体内被爆というのですか
塵を飲み込む可能性が少ないから安全とか言ってるのでしょうか
風呂が安全とは本当ですか
目を洗っても大丈夫でしょうか
不安でたまりません 教えて下さい お願いします
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/536.html#c151
02. 2011年3月24日 00:16:58: mHY843J0vA
あまりSpeedyではないですが
SPEEDIの結果を、やっと公表しましたね
直接の被曝による健康被害はともかく、水・食料汚染などによる
内部被曝やインフラ・経済破綻の効果を、見積もるシステムも必要でしょう
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011032301083&j4
退避圏外も100ミリシーベルト超=「範囲拡大必要なし」−原子力安全委が試算公表
東京電力福島第1原発の事故で、国の原子力安全委員会は23日、放射性物質の拡散を予測するシステムの試算結果を公表した。「事故発生後の12日以降、屋外に居続ける」という条件を仮定した場合、同原発から半径30キロの屋内退避対象地域の外でも、健康に影響があるとされる100ミリシーベルトを超える内部被ばくの可能性があった。
記者会見した班目春樹委員長は、屋内退避範囲の拡大について「非常に厳しい条件で計算しており、現段階でその必要はない。ただ念のため、この範囲の人は福島原発方向から風が来る時は外出を控えてほしい」と述べた。試算は、原発事故などの際、気象条件や地形データなどから放射性物質の拡散を予測する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」を使用。福島第1原発から放出された放射性物質がどのように広がり、人体に影響を及ぼすかをシミュレーションした。
放射性ヨウ素が予想される最大量放出され、地震翌日の12日午前6時から24日午前0時まで連続して屋外で過ごしたという最悪の条件を仮定。放射性ヨウ素による甲状腺への内部被ばく量について地域ごとの被ばく量を求めたところ、原発の北西と南側を中心に、30キロを超える範囲でも、100ミリシーベルト以上となる地域があることが分かった。屋内の場合、被ばく量は4分の1〜10分の1に減る。班目委員長は「試算で示した範囲は非常に厳しい条件を基に出したもので、この範囲内だからといって、甲状腺疾患など健康への影響はない。安定ヨウ素剤の服用などは政府の指示に従ってほしい」とした。
「拡散予測の公表が遅いのでは」との質問に班目委員長は「放出量の把握が非常に困難で、実際には予測でなはく、観測結果から放出量を逆算した」とした上で「正確な予測には、観測地点をさらに増やすしかない」と強調した。(2011/03/23-23:58)
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/639.html#c2
39. 2011年3月24日 00:17:27: HZF3J1Z511
こいつほんとにアホやね。
東工大ってどうにもならんね。
いつからこうなったん?
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c39
408. 2011年3月24日 00:18:24: EzIhHQFpdS
私は朝日新聞を読むのを止めて10年以上になります。日本のメディアの偏向ぶりはあまりに酷過ぎるのですが、特にに朝日新聞の傲慢さと過剰な自信ぶりには辟易していて、朝日を読まないものはバカと言わんばかりの記事にはうんざりしていました。学生時代より疑問に思っていたのが、北朝鮮を地上の楽園と讃え、在日の帰還事業を推進し、毛沢東の文化大革命を称賛する記事を書き続けたその罪状は犯罪そのものです。また、捏造記事を乱造しているのも朝日が最も目立つのではないですか。朝日を筆頭に、日本のメディアはあまりにも程度が低すぎる。良心に恥じない仕事をするよりも、高圧的に(メディア事態は、啓蒙的に)読者を見下ろした時点で記事を作っているとしか思えない。
NHKの受信料も払いたくはないのだが、わが愚妻は、完全にNHKや朝日新聞などに洗脳されているので、そのおかしさがわからない。したがって私が不払いしたくてもできない状態である。
2011年3月11日の東日本地震と福島原発事故に関しても、NHKはじめ、民放各社新聞は東電と政府の嘘の発表を垂れ流し続けているとしか思えない現状だ。被災地の人びとに同情を禁じえないと同時に。菅内閣とメディアに対して怒りの毎日だ。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak36/msg/171.html#c408
08. 2011年3月24日 00:19:02: 1e8f8KY039
地震が復興のきっかけになりえるということは、
当面戦争が引き起こされる可能性は低下したのか。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/295.html#c8
143. 2011年3月24日 00:19:54: AV7Y4TrA62
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI )の試算結果公表
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/280.html#c143
12. 2011年3月24日 00:20:12: eEUIuxvjtA
うちはエネルギー多様化型の未来派だ! 電気、ガス、灯油、練炭、薪 ボロ屑。
(こんなのがある)
http://www5.plala.or.jp/kobaken/maki_html/tokei.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/631.html#c12
09. 2011年3月24日 00:21:00: g1bj7ern9U
これは別の空撮機です。
自衛隊機が撮影しているビデオでわかります。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/692.html#c9
届かぬ食材、閉まる店…福島・南相馬、深刻な食料不足
http://www.asahi.com/national/update/0323/TKY201103230384.html
2011年3月23日20時1分 朝日新聞
福島第一原発の北にある福島県南相馬市。放射能を恐れる人が次々と街を離れた。人口7万人の市に、残るのは2万人。物資の輸送が滞り、各世帯の食料は尽きかけている。市の関係者は漏らす。
「このままでは餓死する人が出かねない」
「避難した人も不安、残った人も不安だよ」。同市鹿島地区の農家鈴木浩さん(65)は語る。原発の半径20〜30キロ圏に一部がかかる1万1千人の同地区。残っているのは1300人ほどという。
近隣の店も閉まり、食材は隣の相馬市まで車で20〜30分かけて買いに行く。走行距離は平均40〜50キロ。食事は自分の家で作った米と缶詰、ソーセージなどが多い。
もうすぐ種まきの時期だ。「でも、誰も買わないなら作っても意味がない。どうやって暮らしていけばいいか」
人口7万人の同市は、避難指示の半径20キロ圏▽屋内退避の20〜30キロ圏▽何も指示のない30キロ超の区域――の三つに分断された。市は、避難指示の地区以外も含め、希望する住民を新潟県、群馬県、長野県などにバスで送り出した。
「国には30キロ圏まで避難を指示してほしかった」。桜井勝延市長は残念がる。「屋内退避」という政府の判断が市民の放射線への不安を助長した。「言葉が独り歩きして『南相馬市は危ないのではないか』と思われてしまった」
ガソリンのタンクローリーの運転手が南相馬市のはるか手前で乗り入れを拒んだため、市は大型免許を持つ職員や市民に取りに行かせた。食料品などの生活用品が届かず、スーパーやコンビニが次々と営業をやめ、市全体が深刻な物資不足に陥った。市の関係者は「各家庭の食べ物は底をつきはじめていると思う」と話す。相馬市の相馬総合卸売市場を貸し切って、運送業者が24時間常駐し南相馬市内への食料供給に対応している。ここが命綱だが、届く食料は先細りだ。
南相馬市立総合病院の金澤幸夫院長は、急患に対応するため、今も病院に残っている。「ここには救急車すら入ってこない。30キロ圏内に入る手前で救急車から自衛隊の車に患者を乗せかえている」と憤る。
暮らしたくても暮らせない。街は風前のともしびだ。
◇
一部地域が屋内退避の対象となった福島県いわき市では、市民の流出が止まらない。市は人口34万人のうち、すでに5万人超が市外へ避難したとみている。
23日午前、市内の常磐道いわき中央インターチェンジでは、関東方面へ向かう乗用車が目立った。近くに住む橋本将夫さん(63)は「21日から、ずいぶん車が増えた。みんな逃げてるんだ」。
橋本さんの家の前には飲み物の自動販売機などがある。高速に入る前に立ち寄るドライバーたちと話してみると、みな「放射能が怖いから避難する」と言う。「特に赤ちゃんがいる人は心配しているよ」
11日の地震で通行止めになっていた常磐道は、21日からいわき中央インターから関東方面の通行を再開。ガソリンも届き始め、20日から営業を始めたスタンドもある。待望の燃料だが、マイカーの給油を終えると、そのまま県外へ出る人も。東京行きの高速バスでも満席が続く。
そもそも市域の大半は原発から30〜50キロ圏におさまる。市内の大気中の放射線量も一時高まったが、17日以降は比較的低い水準で推移している。それでも、市は15日、国が20〜30キロ圏に屋内退避を指示した際、広報車や地元FM局を通じて市全域に「外出自粛」を呼びかけた。
鈴木英司副市長(59)は「15日は雨。放射線がどう影響するか分からないなか、原発から30キロ圏の内と外で対応を変えれば、市民が混乱すると考えた」と説明する。
しかし、市民の受け止め方は違った。「国の指示なら『安全圏』なのに、市は危険だと言わんばかり。一体どっちなんだ」。原発から40キロ付近に住む会社役員の男性(64)は怒る。「市の全体が危ないという話が広まった。市民が逃げるような街に物資を届ける人なんかいない」
関東方面から燃料や食料を運ぶ運送会社の中には、途中の福島県郡山市までしか運ばない業者も増えた。市職員や消防隊員が郡山まで荷物を取りに行ったが、ガソリン不足で回数は限られた。
市内はまだ6割の世帯で断水中。「20キロ圏内の住民が私たちの目の前を通って逃げていった。市内には食べ物も水もない。市が『大丈夫です』と言っても説得力がない」。市職員はため息をついた。
ここ数日、徐々に物資が届き始めた。時間限定で営業を再開したスーパーでは、パンや弁当を確保しようと長い列ができた。鈴木副市長は「市全域に外出自粛を呼びかけたのは大げさすぎたかもしれない。だが、国の指示がそもそも中途半端だった」と言う。
◇
一部が屋内退避圏にかかる福島県飯舘村。人口6100人の村には今、ほぼ半数の3200人しか残っていない。
村内では原発事故以降、大気中や栽培するブロッコリーから高めの放射線量や高濃度の放射性物質を検出。23日には、文部科学省が村内の土壌からも高濃度の放射性物質・セシウムを検出したと発表した。
菅野典雄村長は訴える。「なぜこうなったのか、村はどうすればいいのか。国から全く示されず困っている」
村内で不安が高まったのは18日。大気中の放射線量がテレビなどで放送され、時には原発により近い地域よりも高い数値を示した。住民から不安を訴える声が相次いだ。
「どうして今まで隠していたのか」「早く村の外に逃げたい」……。村の幹部会はこの日、「大規模な避難もやむを得ない」として希望者が離村する際の支援策を決めた。
希望する村民と避難指示地域などから村内に退避していた人ら計314人が19日、バスで栃木県鹿沼市に到着。20日にも195人が同市へ逃れた。マイカーで避難する住民にも、20リットル分のガソリンを優先的に給油できるチケットを配布。村に4カ所あった避難所はすべて閉鎖した。
村から鹿沼市に避難した高橋薫さん(40)の一家は、家族8人のうち夫ら3人が村に残る。「家は井戸水だから震災後も苦労はしなかった。でも、夫に『子どもにこれからどんな症状が出るか分からないから』と言われて出た。いつ帰れるんだろう。残してきた家族が心配です」
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/642.html
07. 2011年3月24日 00:22:35: m6bvhJvRQM
原発はテロがあろうと爆発しようと影響の無い位はなれていて、
人も官庁も会社も多い皇居と御所から500キロ以上遠い所で、
かつ食料供給地などに風が吹いてこない場所に建てるべき。
09. 2011年3月24日 00:23:43: EQVHDiixHc
> 大人の規制値300ベクレルは下回っている。
ところがどっこい、210ベクレルは1週間前なら大人の基準値の21倍という大インチキ、大ペテン!
水道水の許容「放射能」上限を一気に「30倍」も緩和した模様
http://alcyone.seesaa.net/article/191999311.html
より↓
飲料水の放射能限度について。
日本には放射能に関する飲料水基準は無く世界保健機関(WHO)基準相当を守っていた。
それだと水1キログラムあたり許容されるヨウ素-131 は10ベクレル。
それが震災後に、「厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知 平成23年3月17日付「食安発0317第3号」 放射能汚染さ
れた食品の取り扱いについて」の「飲食物摂取制限に関する指標」によって
300ベクレルに引き上げられた。
さすが菅インチキ・ペテンごまかし隠蔽内閣の本領発揮。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/618.html#c9
09. 2011年3月24日 00:25:44: mHY843J0vA
大体、皆、似たような見積もり
http://diamond.jp/articles/-/11576
経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層
震災のマクロ経済へのインパクトは多極化 経済的コストは12〜17兆円 森田京平・バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト
【第15回】 2011年3月23日
島本幸治 [BNPパリバ証券東京支店投資調査本部長/チーフストラテジスト],高田 創 [みずほ証券グローバル・リサーチ本部金融市場調査部長/チーフストラテジスト],森田京平 [バークレイズ・キャピタル証券 ディレクター/チーフエコノミスト],熊野英生 [第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト]
建物被害
――5〜10兆円の復興費用
まず(1)「地震と津波」の影響に注目しよう。具体的には、i)建物被害の復興費用、ii)消費行動の慎重化、iii)税関機能の停止の3点に注目する。
人的被害と建物被害のうち、復興費用という意味での被害総額に直接影響するのは建物被害だ。阪神淡路大震災の被害総額は9.9兆円(GDP比 2%)に及んだ。今回の地震については、現時点で公表されている建物被害が仮に最終的な被害だとすれば、10兆円を超えることはなさそうだ。
しかし、今後、被害状況の把握が進むにつれて、建物被害が一層大きくなる可能性がある。この点を踏まえると、建物の復興費用は5〜10兆円程度と見込まれる。
物消費行動の慎重化
――個人消費を2兆円程度抑制
建物被害が直接的に復興費用を左右するのに対し、人的被害は個人消費を抑制する。今回は地震に津波の影響が加わったことで、特にこの人的被害が甚大になりそうだ。
阪神淡路大震災が起きた1995年1月の個人消費(内閣府『消費総合指数』)は、前月比−4.9%と急減した(図表3参照)。翌2月には 同+2.3%と増加に転じたが、震災直前の1994年12月の水準に戻るには、ちょうど1年後の1995年12月まで待たなければならなかった。
細かい動きを排除するため四半期ベースで振り返っても、個人消費は1995年1-3月期に前期比−2.3%と、やはり大きく落ち込み、その後4-6月期+1.7%、7-9月期+1.0%、10-12月期+0.7%と持ち直した。
今回は、すでに公表されている分だけでも、死亡と行方不明を合わせた人的被害が阪神淡路大震災の3倍を超えている。これは、個人の消費行動を一層慎重化させる可能性がある。
次のページ>> 税関機能停止の影響で、輸出は1496億円、輸入は2172億円減少
建物被害
――5〜10兆円の復興費用
まず(1)「地震と津波」の影響に注目しよう。具体的には、i)建物被害の復興費用、ii)消費行動の慎重化、iii)税関機能の停止の3点に注目する。
人的被害と建物被害のうち、復興費用という意味での被害総額に直接影響するのは建物被害だ。阪神淡路大震災の被害総額は9.9兆円(GDP比 2%)に及んだ。今回の地震については、現時点で公表されている建物被害が仮に最終的な被害だとすれば、10兆円を超えることはなさそうだ。
しかし、今後、被害状況の把握が進むにつれて、建物被害が一層大きくなる可能性がある。この点を踏まえると、建物の復興費用は5〜10兆円程度と見込まれる。
物消費行動の慎重化
――個人消費を2兆円程度抑制
建物被害が直接的に復興費用を左右するのに対し、人的被害は個人消費を抑制する。今回は地震に津波の影響が加わったことで、特にこの人的被害が甚大になりそうだ。
阪神淡路大震災が起きた1995年1月の個人消費(内閣府『消費総合指数』)は、前月比−4.9%と急減した(図表3参照)。翌2月には 同+2.3%と増加に転じたが、震災直前の1994年12月の水準に戻るには、ちょうど1年後の1995年12月まで待たなければならなかった。
細かい動きを排除するため四半期ベースで振り返っても、個人消費は1995年1-3月期に前期比−2.3%と、やはり大きく落ち込み、その後4-6月期+1.7%、7-9月期+1.0%、10-12月期+0.7%と持ち直した。
今回は、すでに公表されている分だけでも、死亡と行方不明を合わせた人的被害が阪神淡路大震災の3倍を超えている。これは、個人の消費行動を一層慎重化させる可能性がある。
次のページ>> 税関機能停止の影響で、輸出は1496億円、輸入は2172億円減少
なお足元では、トイレットペーパーなどの日用品や食品で買いだめが見られる。政府はそのような消費行動を控えるよう訴えているが、当分、止まりそうにない。これも反動減を通じて、4月以降の消費のマイナス要因となろう。
人的被害の大きさを考慮すれば、今回は阪神淡路大震災を上回る年率2兆円程度の押し下げ圧力を持とう。
なお、個人消費への影響を考える上で株価の急落も無視できない。阪神淡路大震災のときも、株価は震災直前の水準から8%下がった。たとえば、日経225種平均は1995年1月13日の1万9331円から同月23日には1万7785円まで落ちた。
しかし、今回の下げ足はもっと速い。足元で日経225種平均は9000円前後と、震災前の3月10日の1万0434円から14%落ちている。した がって、阪神淡路大震災の経験を参考として得た上記の「2兆円程度抑制」という結果は、足元での株価下落の影響を十分考慮したとは言えないかもしれない。 これについては、章を変えて後述することにしよう。
税関機能停止の影響
――輸出は1496億円、輸入は2172億円減少
地震・津波によりいくつかの税関(港、空港)は機能停止に追い込まれている。同様のことは阪神淡路大震災でも生じた。
たとえば、年間輸出額が5兆円、輸入額が2兆円を超える神戸港が機能停止に追い込まれたことで、震災の起きた1995年1月は輸出が前月比 −5.3%、輸入が同−1.9%と落ちた(図表4参照)。神戸港は輸出額の方が多かったことから、輸入よりも輸出の方が大きく落ち込んだ。
横浜税関、函館税関の報告によると、3月16日時点では以下の港、空港の税関が機能停止となっていた。
・NACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)、窓口ともに停止:小名浜港、相馬港、仙台塩釜港、石巻港、気仙沼港、宮古港、釜石港、大船渡港、仙台空港(但し3月17日復旧)
次のページ>> 計画停電や自主節電の影響は、製造業のGDPを5兆円抑制
・NACCSは停止、窓口は正常稼動:日立港、八戸港
したがって、これらの税関(ただし復旧した仙台空港を除く)を通過する貿易も停止を余儀なくされる可能性がある。2010年のデータによると、こ れらの税関を通じた貿易額は輸出が8976億円(2010年輸出額の1.3%)、輸入が1兆3031億円(同2.1%)であった(図表5参照)。
神戸港が輸出超の税関であったのに対し、今回、機能停止に追い込まれた税関は全体としては輸入超となっている。したがって、輸出よりも輸入の方が落ち込みやすいであろう。
仮にこれらの税関が2ヵ月機能停止になり、かつ、他の税関への迂回を想定しないと、輸出は1496億円、輸入は2172億円減る計算となる。これは貿易収支の黒字幅を676億円膨らませる。
もちろん、税関の機能停止期間がどの程度になるか、他の税関への迂回がどの程度進むか、などは現時点ではわからない。ただし、物流網自体の機能が停止していることを考慮すると、他の税関の代替は簡単には進まないであろう。
計画停電や自主節電の影響
――製造業のGDPを5兆円抑制
次に、(2)「計画停電や自主節電」の影響を見ておこう。東京電力は3月14日、計画停電を始めた。これは、電力需要が供給を上回ると予想される 際などに、送電の停止を予告した上で停電を行なうことを指す。今回は、対象地区を複数のグループに分けた上で順次停電を行なうことから「輪番停電」と呼ば れることもある。
電力販売の中でも、大口販売電力量は製造業の生産活動との相関が高い(図表6参照)。ただし、大口販売電力量に対する生産の弾性値(大口販売電力量が1%変化したときの生産の変化率)は、各地域の産業構造によって異なる。
次のページ>> 電力に対する生産の弾性値がかなり高い関東の影響に、注目
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そこで、製造業が生み出したGDP(付加価値)の地域分布を見ると、関東が32.7%と突出して高いことがわかる(図表7参照)。これは、日本の製造業が関東に偏って分布していることを意味する。
同時に、製造業が関東に偏在するという特徴は、関東にもう1つの経済的特徴を与える。関東では、電力に対する生産の弾性値が1.85とかなり高くなる(図表8参照)。
弾性値の高さを考慮すると、今回の計画停電が関東で行なわれているという点は、震災の経済的影響を考える上で1つのポイントとなる。
まず、日本の大口販売電力量が電力会社10社の間でどのように分布しているかを見ると、東京電力は29.6%(製造業向けでは27.0%)を占め ることがわかる(図表9参照)。また、「計画停電」に加えて各経済主体の自主的な節電によって、大口販売電力量は通常時より30%減ると想定する。
これは、東京電力が公表した資料によると、i) 3月14日(計画停電の初日)の電力需要の実績(8300万kW)が、地震を考慮しない場合の想定需要(1億3200万kW)より37%小さかったこと、 ii) 3月15日も同様に31%小さかったこと、iii) 3月14日、15日いずれも平日であるため週末の節電効果は30%よりも小さくなるはず、という3点を考慮した結果だ。
一方、わからないのは計画停電や自主的な節電がいつまで続くかだ。決定的な材料はないが、ここでは3ヵ月続くと想定した。
以上から、今回の計画停電や自主的な節電により、東京電力の大口販売電力量は年当たり7.5%(=30%×1/4年)減る。このとき、関東の製造業の付加価値は13.9%(=7.5%×弾性値1.85)減る。
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直近2007年度の内閣府『県民経済計算』によると、関東の製造業の付加価値は36.1兆円であったことから、13.9%の付加価値減はおおむね5兆円(=36.1兆円×13.9%)に相当する。
関東の製造業の生産活動が減れば、当然、他地域にも負の波及効果が生じる。しかし、ここではその効果は考慮しなかった。関東が「域内交易型」の経済構造を有しているからである。これは関東が相対的に「自己完結型」の経済圏を形成していることを意味する。
なお東京電力に加えて、東北電力も計画停電をする方向にある。東北地方の製造業も巻き込む形で、ここでの試算結果以上に製造業の付加価値が減る可能性もある。
原子力発電に関わる問題の影響
――電力業のGDPを0.3兆円抑制
(3)「原子力発電に関わる問題」の影響も重要だ。電力会社10社の発電量を電源別に見ると、2009年の発電量9565億kWhのうち原子力は29%(2770億kWh)を占めた(図表10参照)。
日本には、現在稼動中の原子力発電所が17ヵ所(炉数54基)ある。このうち、今回の震災の影響で稼動停止に追い込まれたのが福島第一原子力発電所(炉数6基)と福島第二原子力発電所(炉数4基)。
仮に、同発電所の発電が今後完全に停止されると想定すると、513億kWh(=2770億kWh×10/54)程度の発電量の減少となる。これは全体としての発電量の5.4%減に相当する。
内閣府『国民経済計算』によると、直近2009年の電気業のGDPは5.7兆円。発電量に比例してGDPも減るとすると、電力業のGDPは0.3兆円(=5.7兆円×5.4%)減る計算。
中長期的にはより深刻な問題がある。もう一度、図表10を見ると、2014年度、2019年度に向けて、日本が原子力発電に対する依存度を高める 姿が見て取れる。しかし、今回の福島第一原子力発電所の問題を受けて、このシナリオ自体が危機に晒されている。日本の経験を受けて、ドイツでは同国内の原 発計7基を3ヵ月間、一時停止すると発表した。こうした動きは他国にも広がりかねない。
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原子力に代わる代替電源の調達に時間がかかるとすれば、日本経済が中長期的に「電力制約」に直面するリスクがある。同時に、これはインフレ圧力にもつながりかねない。次回以降の課題として今後も検討していくつもりである。
株価の急落の影響
――影響は限定的
最後に、(4)「株価の急落」の影響を見ておこう。前述したとおり、阪神淡路大震災の経験を参考として得た「個人消費2兆円程度抑制」という結果 は、足元での株価の下落を十分反映していない可能性がある。阪神淡路大震災のときは、震災直前の水準から日経225種平均が8%下がったのに対し、今回は 14%も落ちているからだ。
今回の追加の下げ幅である6%(=14%−8%)は、おおむね日経225種平均の500〜600円程度に当たる。これが日本のGDPに与える影響 は、1年目で−0.01%、2年目で−0.04%と小さい(図表11参照)。日本の家計が株式保有比率を低くしているためである。
もちろん、今後の株価次第ではあるが、現在の水準で下げ止まるとすれば、先の「個人消費2兆円程度抑制」からさらに下げ余地を見る必要はなさそうだ。
今回の震災の経済的コスト(推計値)は12〜17兆円
以上から、(1)地震と津波、(2)計画停電や自主節電、(3)原子力発電に関わる問題、(4)株価の急落の4点を考慮すると、今回の震災の経済的コストは以下のように試算される。
・建物被害=復興費用=5〜10兆円(GDP比1.0〜2.0%)
・その他のGDP抑制効果=個人消費2兆円抑制+輸出1496億円減−輸入2172億円減+製造業のGDP5兆円減+電力業のGDP0.3兆円減=7兆円(GDP比1.4%)
・合算した経済的コスト=12〜17兆円(GDP比2.4〜3.4%)
次のページ>> 実質GDP前期比伸び率は4-6月期を下方修正、それ以降は上方修正
現状把握さえままならないほど不透明な中での推計であるため、相当程度幅を持って見ていただく必要がある。また、決済機能の低下、家賃収入の減少、 生産マヒに伴う意図せざる在庫減(=マイナスの在庫投資)なども考慮される必要があるが、現時点では数量化が難しく、上記の推計には明示的には反映できて いない。こうした中、今後の状況変化に応じて、試算結果を大きく見直す可能性があることもご留意いただきたい。
経済的コストの時間軸への配分
実質GDP前期比伸び率は4-6月期を下方修正、
7-9月期と10-12月期を上方修正
仮に経済的コストが12〜17兆円であるとして、これをどう時間軸上に配分するかが難しい。GDPで大きなイメージを描くと図表12のようにな る。当初は建物被害や物流の寸断などで企業の生産活動は落ち込む。その後、復興需要や消費者マインドの戻りなどを受けて需要拡大効果が現れる。
生産減少局面から総需要拡大局面への移行の鍵を握るのが、「呼び水」としての財政政策。しかし、たとえば2010年度第二次補正予算がいつ、どの 程度の規模で組まれるかは現時点では定かでない。財政が出動する前に民間主導で復興需要が伸びることはないとは言えないが、インフラなど港湾や道路など公 共財の復興はやはり財政にかかっている。
不透明要素は多々あるものの、阪神淡路大震災の影響が出現したパターンなどを考慮すると、本稿での試算結果を踏まえた実質GDP成長率(前期比年 率)は、従来の当社の見通しと比べて4-6月期が下方修正(+3.2%→+0.8%)、7-9月期と10-12月期が上方修正(それぞ れ+2.4%→+3.2%、+1.9%→+3.0%)となる(図表13参照)。
なお、年間ベースの実質GDP成長率は2011年度+2.0%から+1.7%に下方修正、2012年度は+1.8%で変わらない。ちなみに、暦年では2011年は+1.9%から+1.6%に下方修正、2012年は+1.9%で据え置きとした。
質問1 東日本大震災を経て、日本の2011年度の経済成長率はどうなると思う?
42.3%
深刻なダメージで落ち込む
25.9%
復興需要でむしろ上向く
23.8%
ネガティブ要因とポジティブ要因で相殺されて変わらず
7.9%
何とも言えない
61. 2011年3月24日 00:26:29: m6bvhJvRQM
この人はデイブスペクターのアメリカ偏向発言に対するプロレス相手なのだろうか。
裏に操る人がいるのか。
デイブスペクターと古歩道で笑っている間に日本人はさらにアメリカにバカにされているのかもしれない。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/469.html#c61
08. 2011年3月24日 00:26:52: 6UV4Pq9oJc
ウヨクだろうとサヨクだろうと、放射能は平等に降り注ぐ。
反原発=サヨク=悪、とレッテル貼って封じ込めたところで
事態は何一つ変わらない。
原発政策転換を本気で考えようとしない政党、政治家は
次の選挙で絶対に落とすべき。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/544.html#c8
14. 2011年3月24日 00:28:41: 3g4Twz5NHQ
>>13 さん
辻褄の合わない文ですね〜理解に苦しみますよ。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/658.html#c14
再度、板違い投稿です。雑談板か、なんでもOKの昼休み板などに投稿してください。
Re: 重苦しい心を癒す映像に感謝します。
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/505.html
投稿者 Ryukyuan.isao-pw 日時 2011 年 3 月 23 日 22:07:54: YrP2vZDuHZBQs
板選定ルールをご理解いただいた後、投稿可能数を復活しますが、
3ヶ月間政治板への投稿をご遠慮くださいませ。
どうぞよろしくお願いします。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/666.html
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032301001221.html
【ウィーン共同】オーストリア気象当局は23日、福島第1原発の事故後、3〜4日の間に放出された放射性物質セシウム137の量は、旧ソ連チェルノブイリの原発事故後10日間の放出量の20〜50%に相当するとの試算を明らかにした。
同当局は双方の事故現場から1日当たりに放出されたセシウム137の量は「大差がない」とする一方、放射性物質の影響を総合的に判断した訳ではなく、福島の事故規模がチェルノブイリよりも大きいとは「決して言えない」としている。
同当局は、包括的核実験禁止条約(CTBT)機構の暫定技術事務局が日本や米国、ロシアなどで集めたデータを基に試算したとしている。
2011/03/24 00:17 【共同通信】
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/643.html
04. 2011年3月24日 00:32:16: DfOuRX3Wbw
極論すると原子力発電は全く無くすべきということになります。日本人は「まあ仕方がないよ」精神が旺盛なので、「そうは言っても電気が点かなきゃどうしようもないしね」ということで多少の不具合もあるし危険だけれども仕方がない、と思ってきたのだと思う。
しかし今、明日にもチェルノブイリ級の最悪の事態になりかねないという恐怖、そしてジワジワ首都圏にまで迫ってきた放射性物質、どこをどう捉えても原子力存続、発展は有り得ないということがはっきりした。今後例えば2年以内に全ての原子炉を停止し、廃炉手続きに入る。廃炉と言っても簡単ではない原子炉、、こんなものを本気で推進してきたお前ら、全員死刑である。まず廃炉があり、首都圏は散々苦労して節電をし、企業も大打撃を受けどん底まで突き落とされる。ある部分では地方分散化が起こり、日本はそのどん底から少しずつ這い上がるしかない。
まだ終息していないので身体を張って福島原発に体当たりされている方には甚だ失礼ではあるが、もう二度とこんな思いはしたくない。こんな惨めな我々日本人の、どこが豊かな生活なのか。どこが文明国なのか。ある意味、地獄のまっただ中ではないか。そう、敗戦直後の日本そのものではないか。
私も、自然と共に生きたい!
のり
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/460.html#c4
お手数をおかけしております。
投稿可能になりましたので、
本番投稿をお願いします。
これから★阿修羅♪掲示板にどんどん投稿をお願いします。
09. 2011年3月24日 00:32:51: 6UV4Pq9oJc
>>07
そんな場所が日本の何処にある?
仮にあったとして、そんな僻地の原発を管理しきれるのか?
地球規模の汚染になったらどうする?
広瀬隆じゃないけれど、逆に「人も官庁も会社も多い皇居と御所から」すぐ近く、
つまり東京に建てた方がよっぽどいいだろう。
そうすれば杜撰な管理も甘い災害想定も情報のゴマカシも絶対許されないんだから。
東電も政府も死にもの狂いで安全守るだろうさ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/544.html#c9
01. 2011年3月24日 00:34:21: QXVaulDOhs
屋内退避なんて、数時間か精々1日で解決する場合には考えられるが、いつまで続か分からない屋内退避なんて不可能である。30qの範囲内も圏外退避に切り替えるか、それが不可能なら20kmの外は安全ですと宣言して、中途半端な屋内退避など解除すればよかった。どうせ30kmの外が安全だって根拠ないんだから20qでも同じである。
しかし、今から20km〜30kmは安全ですと言っても誰も信用しないから、お金かかっても直ちにその範囲は圏外に避難するように指示し、避難の手段を提供すべきである。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/642.html#c1
40. 2011年3月24日 00:35:59: 7ZB1CIu7cQ
無菌だ抗菌だって異常に清潔至上主義で育てられた人達を責めるのは可哀想かなぁ。
俺は3秒ルールで育ったから気にしない。この人の言ってる事が間違いなら、今まで食ってきたモノで体内被曝してとっくに癌か何かで死んでるわ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c40
41. 2011年3月24日 00:37:16: CrSPO7aj1k
原発推進者たちが、どんどん推進のために、自分らで決めた、暫定規制値だろ。
それをかるがる越えてしまったので、あわあわ、あわてて、自分の子やらダシにして、工作員入れまくりですか?
意図的に基準値越え食品を食わせると、児童虐待になるんでは?
放射線管理区域では、何マイクロSv/hでした?ガッコでは、教えてる?
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c41
152. 2011年3月24日 00:38:34: m6bvhJvRQM
成長期の子供は飲まない方がよいでしょう。
将来的に統計をとると、がんや白血病になる人が増えているでしょう。
しかし原因が何かはわかりません。ですから政府は直ちには問題ないといっているのです。
眼を洗うのはミネラルウォーターにした方がいいですね。
風呂は仕方ないです。
内部被爆を心配するのは釜が吹っ飛んで放射性物質が降り注いでからでよいのではないでしょうか。
東大の放射線チームが活躍していますが、公式発言はツイッターどおりです。
しかし、この人達の中の、損得に敏感で注意深い人達が自分の家族や子供に対しては原発に反対している人以上に気をつけているでしょうから、それを基準にすればいかがですか。
しかし直接聞いても教えてくれないでしょうねえ。
表向きの発言と本音は違うし、公害、薬害、原発、オカルトなどの類は他人以上に反対派の本を読んで知っていますからね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/536.html#c152
13. 2011年3月24日 00:38:49: 3UbsnckrEQ
政治の世界もビジネスの世界も「クリーン」などと言っているのは、実体が真逆であることが多い。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/631.html#c13
153. 2011年3月24日 00:40:04: mHY843J0vA
>その塵をとてつもなく運の悪い人は飲む訳ですが
その場合、それは体内被爆というのですか
塵を飲み込む可能性が少ないから安全とか言ってるのでしょうか
東京の水道水を飲んで、降下物で癌になる確率は、
明日、外を出歩いてこう交通事故で怪我する確率よりも、遥かに低いです
>風呂が安全とは本当ですか
目を洗っただけで癌になる確率は、上より、さらに低く
タバコの副流煙を間違って吸って癌になる確率よりも遥かに低いです
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/536.html#c153
42. 2011年3月24日 00:40:18: mIBMxPxTxc
緊急放射能汚染情報東京23区水道水
http://www.youtube.com/watch?v=Lbf8RrY5gz0
原発から40キロの土壌、高濃度セシウム 半減期30年
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/630.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/508.html#c42
03. 2011年3月24日 00:41:51: hj5sogWyEs
原発に無知ですか。
だったらフランスチームに任せましょう。
つうかアメリカは原発大国じゃありませんよ。
スリーマイルの事故の後、40年間原発政策を停止していましたから。
核兵器のノウハウや原潜、原子力空母に使う小型原子炉のノウハウはあるんでしょうけど。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/423.html#c3
今時、カセットテープに録音してから、それを聞きながら書き起こしました。
多少の抜け落ち、聞き間違いはご容赦ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水野晶子アナ、毎日新聞(大阪)平野さん解説
アメリカのCBSテレビの世論調査の結果
「日本の政府は全ての情報を公開していると思いますか?」
いいやそうは思わない「No」の答えが79%
日本人も5割はそう思っているののではないでしょうか?
ーーーーーーーー
京都市の入荷した茨城県産水菜から360ベクレルのヨウソ、560ベクレルのセシウム検出。
いずれも基準値上回る。京都市は集荷停止を指示。いよいよ関西にも。
ーーーーーーーーー
原発関連のニュースのあと、小出さん登場
水)京都大学原子炉実験所助教小出裕章さんです。こんばんわ。今夜もよろしく。
まず、東京の水道水で乳児の基準値を超える値が出てきたと言う話なんですが、福島第一原発から200qもはなれてるというところで、基準値の倍を超える値が出てるのに驚いています。
小)原子力発電所が爆発した場合、風に乗って放射性物質が流れるんです。風向きが悪ければ、風下に入ったら町まちを襲っていく訳で、例えば今月3月15日に福島原発から放出された放射能が東京をずーと汚染していったデータがすでに得られています。もしそういう事実があるのであれば、もう水道水などと何だろうと汚れてしまうのは仕方のない事です。
水)何百キロ離れていたから来ない、というわけでなく、風向き次第なんですか?
小)ヨウソは揮発性の高い物質で、近くで落ちてくれなくて、大変遠くへ運ばれてしまう。セシウムという元素もそうですけど、200q離れてるから安心だとかとは思わない方がよい。
水)小出さんご自身が、東京の大気がどのようになってるか、放射性物質が飛んで来てるかのどうかのデータをお持ちなんですよね。これによると、今の大気ていうのはどのような状況なんでしょうか?
小)ごめんなさい、私が測定したのは東京で放射能の濃い雲が届いた15日の1日だけなんです。私が計れたのは。それ以後は実は私は計れてなくて、他は東京都がずっと計っています。そのデータは東京都が公表していますけれど、一番ひどかったのはやはり3月15日だったようです。それが今、水道の中に入って来ている
んだなと思います。
水)わたしなんか、水だけだと思ってるんですけど、それは空気中もあってのことなんですね。
平)これ土壌とか海とか範囲も想像以上に広がっているように思うんですけど、これは現在進行形で放射性物質が飛散していると考えてなくていいんですか。
小)現在進行中で飛散しています。
平)そうですよね。そうであれば、現在工事をしている各号機のたとえば2号機とか3号機の一番危険の度合いが強いと思われるんですけど、どの炉から出ているという見方でしょうかね。
小)ええと、よくわかりません。2号機というのは、すでに格納容器が破損していると東京電力も認めている訳で、そうなりますと格納容器は放射能を閉じ込める最後の防壁なんですが、それがもうすでに破れているとするとそこから恒常的に出ていると思います。
あと、3号機は今日火災がありましたけど、火災によってあんまり周辺の放射線量が変わらないと言ってますけど、ほんとにそいうなのかな?とちょっと、眉に唾をつけています。
水)今日、3号機で夕方また黒い煙が出たんですね。このことは確か月曜日にも同じような状況がありましたよね。
小)わたし、お話したと思うんですけど、火災になるには着火源が必要ですよね、
水)着火源があるはずと、推測してくださっていたんですよね。
そんとき、私は水素しかありえないと思っていたんで、格納容器が破れて水素がでていると、私は推察していたのです。そうすると他の放射能も出てしまうので、火災と同時に放射性物質がまき散らかされたと私は危惧します。
水)これが水素なのかどうなのか、その後わたしもずっと報道の発表を気にしてたんですけど、ないようなんですけど、ないですよね。
小)ないです。
水)わからないままですよね。そのわからないまま今日繰り返されましたよね。小出さんはどのような推察ですか?
小)えーと、今日の場合は月曜日と違って、電源が復活してるんですよね、3号機は。それは電源回復によってどこまで電気を流したのかわからないのですが、不用意に電気を流すとショートすることがあるんです。そうすると、発火ということがあるんです。電気系とからの発火というのは可能性はあると思うんですけど、あいかわらず水素の可能性だって残っていると。
水)ある意味この可能性をつぶしていって原因は何かというのを調べないと、格納容器が破損しているのかどうかわからないと思うんですけど、調べられないんですか?わからないんですか?
小)さきほど、ニュースの中でもタービン建屋5分間いるだけで、50mシーベルトを超えてしまったというのがありました。今回の事故にあたっては、一人の労働者は250ミリシーベルトを浴びてはいけないことになっているのです。もともとは100だったんですけど。100なんかでは到底間に合わないので250まで引き上げてしまった。それにしても25分もいたらそれが超過してしまう。
水)は〜。
小)もう大変な被曝環境で作業してるんですね。そうしたらどっかで火事があった、トラブルがあったといってもそれを調べることすらが、決死隊のような感じでいかなくてはならない。そういう状況になっているのです。
水)ふーん。
小)普通の現場ではない。大変なところで仕事していなきゃいけないという状況。
水)もうひとつ、うかがいたいのは土の汚染なんですけども、原発から40キロ離れた福島県の飯館村の土、土壌からですね。
濃度の高いセシウムが検出されという発表がありました。これ通常の1600倍という数字なんだそうですが、セシウムが土から検出されるというのはどういう意味なんですか?
放射性のセシウムを含んだ雲がですね、流れていって土にくっついたとうことです。
水)はー、これ土にくっついたというのを除去するというのは?
小)土を捨てる以外にありません。
水)土をすてるというのは、どこにすてる?
小)捨てれないですよね
水)捨ててもなくならないですよね。どっかの土がまた汚れますよね。
小)そうです。同じ事です。
水)土という事は、そこで育てた作物を食べると、口に入れたときに内部被曝になりますよね。
小)もちろん、内部被曝することになります。
小)土の上に暮らしていたらどうなるんですか?今日報道された1キログラム当たり16万ベクレルという値のセシウムですね、これがあるとすると、その土地は
放射線管理区域にしないといけない。それは、「放射線管理区域」は、一般人が立ち入ってはいけない区域。日本の法律の基準をはるかに超えている。
平)小出先生、今日枝野官房長官が、きのう私がお聞きした「スピーデイ」による試算結果の報告を受けたと記者会見しまして、原発から30q圏外の一部で、
100ミリシーベルトになりうる地域もみられるな、と。直ちに避難や国内退避をしなければならない状況とは判断していないと。これは、私は非常に矛盾しているなと。
小)私も矛盾しているともいます。
平)これ〜、どうなんですかね?30q圏外の人たちもやはり深刻になんらかの措置をとらなければならない事態になってるんじゃないかと。
小)もとろんそう思います。日本の法律も、世界の法律もそうですけれど、放射線を被爆するということは、あらゆることで危険なことであるということを大前提にしているわけですね。だから労働者の場合は1年間にこれ以上浴びては行けないという基準を決めて老いる訳で、一般人も基準を決めていおる訳で。
一般人が浴びてはいけないというのは、1年間に1ミリシーベルトという値なんです。それがすでに100ミリシーベルトを超えてしまっているというのは、とてつもないことが起きていると考えないといけない。「直ちに、なんとか」と言っている場合ではない。と私は思います。
平)諸外国、例えばアメリカが80キロ圏外というのは、まっとうな判断ですよね。
小)そうです。
水)ただ今すぐ退避を広げるというと、まあパニックににになる人もいるんじゃないかと心配しますが。
小)私もそう思います。それはもう苦しい事です。
水)納得のいく説明があってできることですね。これは。
小)でももう説明のしようがないんですよね。許容限度を超えた被曝というのが、ものすごく広範囲で広がってる訳ですし、40キロも離れた飯立町では、放射線量の管理区域(一般人立ち入り禁止区域)にしなければならないほどの土地の汚染が起きている、ということになると並大抵なことでは避難とか、そういう対策をとりようがなくなってきている。
水)福島の飯立村のセシウム、半減期30年なると教えていただきましたね。ことの深刻さが日ごとに少しずつかんじられているのですが、原発には外部電力が通じたり
中央制御室では照明がついたりと、希望的にうけとりたいですが。
小)私もそう受け取りたい。だからといってポンプは未だに動かない訳ですし、3号機の火事というのも、ひょっとして電気を通したから故に起きたかもしれないと伺っているのです。これからどう乗り切っていかれるのかという不安もぬぐい去れずにいるのです。
2011年3月23日毎日放送ラジオ「たねまきジャーナル」21:30〜22:30
を起こしました。あーしんどかった。
02. 2011年3月24日 00:44:28: cqHGQgG1nM
政府が嘘をいって、マスコミも役人も学者も嘘をいって、10日も逃げるのが遅れたから、だいぶ放射性物質を吸い込んだろう。死ぬまで体内で放射能を出しつずける。かなしいな。
放射性物質は、1回でも飲んだらだめですよ。テレビは嘘ばかし。本当を言って、大衆が早くにげれば少しは被爆を防げた。
マスコミ、役人、学者、政治家をやっつけろ
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/642.html#c2
43. 2011年3月24日 00:44:39: mIBMxPxTxc
100本、10分足らずで完売=「粉ミルク飲ませられない」−次々水買い込む主婦ら(時事)東京都の水道水から放射性物質検出で
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/633.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/508.html#c43
182. 2011年3月24日 00:44:50: ER8b2qCetk
>>178
おやおや、そんな理解ですか。
一言も政府に言及していないのにその反応は
「余程ガイガーカウンター販売店が疑われるのが嫌みたいだ」ですね。
ここの皆さんの大多数もそうだと思いますが、
「本当のことを知るべき」だと思っているのですよ。
1つ仮説を立てて検証してみようかなと思った矢先、
「それが本当のことなら白黒簡単に決着のつく」大変興味深いことを
171さんが書かれたのでね。
私達は本当のことを知るべきなんですよ。
高潔で勇敢な消防隊・自衛隊の皆さんや、
希望を忘れず忍耐強さを持ち続ける東北の皆さんの為にも、
稚拙なデマや悪質な隠蔽に惑わされることなく、
真摯にこの災害の真実と向き合うことが未来に繋がると思っているのでね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/309.html#c182
02. 2011年3月24日 00:45:00: qedXTZKYbM
既に一部の企業では既存の電力料金と同等になる目安とされる1Wpあたり1ドルを達成していて、今後一層の普及拡大による費用低減が進むと見込まれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3
風量発電も同様ですが、自然エネルギーは発電量が日照時間や風量に左右され安定しない事がネックです。
この問題を解決/緩和する為に、蓄電池を採用した発電所が核燃料リサイクル施設で有名な青森の六ヶ所村で運用開始しています。
http://www.rokkasho.jp/6energypark/visit/ffk.html
また、アメリカではスマートグリッドが動き出しています。
アメリカでは停電対策も含まれていますが、日本では発電所〜変電所では送電網に通信機能もあってコントロールされているので日本では不要だという意見もありますが、
今後、家庭用燃料電池や家庭用太陽電池の普及で電力需要の制御は変電所〜住宅でも必要になるでしょう。
大量の蓄電池は高いので電気自動車(EV)の蓄電池を借りて、供給の多いときは住宅オフィス→EV、需要が多きときはEV→住宅オフィスのように使って電力の平準化をするのです。
また、EVとして使用が終わった電池を住宅用に再利用するなど、様々な取り組みが始まっていますし、
これらを新たな産業としていこうという動きも加速しています。
世界で唯一の被爆国日本原子力発電は不要でしょう。(即時廃止とは言いませんが)かといって、エネルギー自給率の少ない日本は脱石油の流れは止めてはいけないと思います。
どんどん太陽光発電、風力発電が普及発展する事を望みます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/640.html#c2
頑張れ・頑張れで十日余り もう話題にしてもいいと 思いましたので
これは良寛の書簡、文政年間の新潟三条の地震で(仮名真名は適宜に)
『地震は まことに大変に候 野僧草庵なにごと無く候
親類中 死人もなくめでたく存じ候
打チ付ケニ 死ナバ死ナズテ ナガラエテ
カカル憂キ目ヲ 見ルガ ワビシサ
しかし災難は逢う時節には災難に逢うが良く候 死ぬ時節には死ぬが良く候
これはこれ 災難をのがるる妙法にて候 かしこ 』
爺様 いいこと言うじゃんよ と 思いますよ。
悲惨事の通例、妻夫父母兄弟親類近隣部下上司国民同胞と「悲哀の同心円」は徐々に薄れていってはるか遠方の話ともなれば「そんなことあったっけ?」なのでしょうか
大体が、自分が死んでいたら自分は自分の死を悲しまない・・・
神仏は助けず罰せず のたれ死にせぬひとはいない
「ひとつの例外もなく 『救いはない』」ということが救いであります
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/698.html
読売新聞 3月24日(木)0時7分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000989-yom-sci
原子力安全・保安院は23日、東京電力の復旧チームが福島第一原子力発電所2号機付近の作業中に、推定放射線量が1時間あたり500〜720ミリ・シーベルトに達するおそれが生じたとして、作業を一部中断していたことを明らかにした。
原因については不明。
この場所は、原子炉内の蒸気を送るための配管があり、そこから放射性物質がもれている可能性もある。
保安院によると、線量の異変が認められたのは18日。同日午前10時半、配管系修理のために、原子炉建屋に隣接するタービン建屋に作業員2人が入ったところ、それぞれ5分間で50〜60ミリ・シーベルトを記録したという。このため、作業員を建物から退避させ、予定されていた配管ポンプなどの修理は、現在も中断しているという。
2号機のほかの部分では作業が行われているが、放射線量が高いことに加え、津波で水をかぶった機器が多いために排水作業も必要で、作業は難航している。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/645.html
07. 悩みつつコメントする者 2011年3月24日 00:47:29: dAeytjaNnemPs : fd28LlamZk
柿沢様,他人に説明する立場の人が,そのための説明を受けることができないのは切ないことと思います。この時期に,コデックス委員会の値を紹介してくれた投稿者に感謝し,私なりに説明を試みてみます。
値自体は,CODEX委員会が被ばくする人の安全と規制することによる社会の負担を考慮して,十分に議論して定めたと言うことで,理解してください。
ただ,背景となる考え方を,値を定めた前提条件を理解していただきたいと願います。つまり,年間1ミリシーベルトという線量を与える一年間の摂取量を計算しています。この年間1ミリシーベルトという線量は,原子力や照射線源を利用するときに,その周りに住んでいてもっぱら被ばくするけれども社会的便益しか受けない人たち(言い方が難しいですが,直近に住んでいる人も遠くに住んでいる人も同じ程度の利益を社会から受ける。でも,直近に住んでいる人は遠くに住んでいる人より被ばくする)を対象にして,そのような比較上大きな被ばくを受ける人でも,被ばく線量が年間1ミリシーベルトを超えないように対策を講じる。このため,規制値を定める,というような考え方を取ったものです。被ばくする人が言われなき害を受けないように。
食品であれば,汚染されたモノを食べる人になります。都会で,いろんな産地からのモノを食べる人は汚染されたモノの割合は小さくなります。生産農家とその近所に暮らす対象物の消費率の高い人を対象にしています。モノは,大別していますので,ほうれん草とかかき菜といった区別はありません。葉菜と一括されています。大気から埃として放射性物質が沈着する種類です。
また,体内に摂取された放射性物質による被ばく線量は,体外に排出される効果を考慮して,摂取後70年間にわたって受ける被ばく線量として計算されています。年齢50歳の大人より,子供を重視する必要があることは確かです。でも,代謝機能は大人と異なるので正確ではありませんが,子供のときに被ばくしても老人になるような期間まで,体内の放射英物質からの影響を考慮している,とご理解ください。
ただし,小さいほどに,食生活は大人と異なりますので,その影響も検討されたものです。乳児の場合は,母乳や粉ミルクが主食になります。粉ミルクは離れた工場で作られますが。離乳期になれば,離乳食が増え,母乳が減りますよね。関係が複雑なので,規制値とするときには割り切った判断を下しています。実際面では,子供にヨウ素剤を与え,I-131から甲状腺を守る措置を取ります。これは,呼吸で摂取してしまうあるいは飲料水や水分として摂取してしまうI-131を念頭においていますが。
もう一度,年間1ミリシーベルトに戻ります。世界のバックグラウンド線量の平均値は年間2.4ミリシーベルトですが,大きなところの値は年間10ミリシーベルトくらいあります。年間2.4ミリシーベルトに年間1ミリシーベルトを足しても,仮に年間10ミリシーベルトに1ミリシーベルトを足しても,年間10ミリシーベルトくらいを超えません。年間1ミリシーベルトという線量値は,このような程度のレベルです。一方,放射線作業従事者の年間被ばく線量限度20ミリシーベルトです。年間1ミリシーベルトは,その1/20になります。従事者は,線量計を着けて外部被ばくを計測し,防護マスクを付けて吸入被ばくを防止し,飲食や喫煙を禁止するといった,放射線防護管理の下で作業しますから。周りに住んでいる人々をそのように管理することはできませんから。それに年齢構成も様々ですし。
従事者の年間被ばく線量限度20ミリシーベルトも,一度に照射されたときに細胞レベルで変化が見られた200ミリシーベルトの1/10の値です。緊急時の作業に対しては,短期に被ばくしたときの人間の快復力を考慮して,国際放射線防護委員会は500ミリシーベルトを勧告しています。個々の作業に対する被ばく線量の指標は,この勧告値を超えないように,定めることになります。ご苦労なことですが,熟練者は,作業を成功させることはもちろん,他の人みんなの被ばくを抑えるためにも,何回か現場に出ていただける余地を残す必要がありますので。覚悟して作業に当たってくれた方々に頭が下がる思いです。
放射線防護の世界では,「人間という生物としての被ばくの影響を安全な範囲に保つ指標値」とか,「定常的な被ばくの状況を改善するときに適用する指標」とか,「航空機乗務員の安全の指標」とか,「予防の措置として利用する指標●」とか,「人によかれと思った活動をするときでも,その活動を不合理に制限することなく,かつ,人々の安全を確保することを活動に求めるときの指標値●」などが混在しています。どのようなレベルを求めるかは,被ばくする状況に応じた倫理的なものになります。医療では,患者さんが受ける被ばくは治療効果との取引で考えられ,一義的に定められた線量は存在しません。宇宙飛行士も生殖機能が一時的に麻痺するほどの高い線量で被ばくすることが考慮されています。●が年間1ミリシーベルトという値です。
実は私,「相当な専門家」どころか,職業上の必要から耳学問で学んだだけの者です。「相当な専門家」ほど,この説明が難しい問題を説明するのが困難になると思います。マスコミさんなどは,1分で説明して,わかりやすく説明して,とお求めになるのですが,私のようなものでも,書くほどに説明不足を感じてしまうのです。参考になれば幸いですが,間違っていたら(極端に言い過ぎていたら),どなたか修正願います。
ご理解の一助になれば,幸いです。
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/335.html#c7
15. 2011年3月24日 00:47:45: 3Dyo0wheJg
>>14 はー、イチャモンつけたいだけか? 「逆二乗の法則」と「放射線の危険性」は何の関係もないと言ってるんだよ。これを念頭において、自分でビデオ見て、「この発言はおかしいね」と自分で納得してください。
べつにストークスの定理なんか大して難しい数学じゃないんだから、いちいち突っかからないでもらいたい。こっちは広瀬氏が勘違いしたか大げさに煽ってる部分を指摘してるだけなので。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/588.html#c15
16. 2011年3月24日 00:49:01: 3Dyo0wheJg
>>15 放射線の危険性、じゃなくて、内部被曝の危険性、ね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/588.html#c16
44. 2011年3月24日 00:50:10: mIBMxPxTxc
やはり,プルトニウム汚染… | 突拍子もない発想で放射能と闘う! | 人体実験開始! (飯山一郎HP)
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/637.html
◆2011/03/23(水) 人体実験開始!
政府は3月17日,『放射能汚染された食品の取り扱いについて』なる政令をだして,
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
水道水の許容「放射能」上限を30倍も緩和していた!
この基準にのっとって言えば…,
本日,放射性ヨウ素が検出された東京水道水は…,
「(大人は)飲んでも構わない!」
となる.
これは,政府が東京都民を使って“人体実験”を開始した! ということと同義です.
◆2011/03/22(火) やはり,プルトニウム汚染…
「福島第一原発3号機のプールには,MOX燃料(プルトニウム)が入ってない!」
…てなウソを堂々とついていたのは,誰だっけ?
誰でもEけど…,
東電のサーバの中に,MOX燃料がタップリ保管されていた!という証拠がある.
この証拠,削除しても無駄だよ.↓皆がDLしちゃったから.>東電
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2010/pdfdata/bi0503-j.pdf
このプルトニウムたっぷりの3号機が大爆発したのは14日.
関東平野の放射能汚染は,プルトニウム汚染でもある!
…という現実は,冷静に認識すべきであろう.
24. 陽はまた昇る 2011年3月24日 00:50:45: 1pZQ1bqPqpgwo : P4GBojw1yw
新燃岳の噴火、中東デモ、ニュージーランドと東海の地震、津波、原発。
最近話題になった京大にあるというハープと、学生の死亡のニュース。
計画停電と比例して頻発している地震。
メッセージ性の高いCM。
全てが繋がって見えるのは考えすぎか?
TPP強制施行が目的なら、14日に国民から反対要望が出されたオーストラリアも危ないのではないか?
無理やり開催して人を集めようとしている野球。
近日中(特に25日と29日)に開催予定のサッカー、コンサートも含め、開催場所の建設に関わっている企業や持ち主を注視する必要があるのでは?
911やニュージーランドで木っ端微塵に崩壊した建物同様、前日に工事・停電が行われた場所、地震の発生地を国と警察は調べるべき。
しつこい程に流されているCMは、テロリストへのサインか?
映像、ナレーションの中に、奇妙なサブリミナルが多数?
「ときわ」「こだま(新幹線)」「baseball」時間、絵文字、ハンドサイン等。
阪神大震災後にも連続して流されたというCMも含めて検証・解析もすべき。
震源地のサーモグラフィーを撮影して欲しいと気象庁にお願いし、テロを想定しての捜査を警察にお願いした。
日本に正義が残っていること信じたい。
これらの事が起こって、誰の懐が潤っているのか?
金の流れを見れば、自ずと答えは見えるはず。
人間は、金の奴隷ではない。
これ以上何事も起こらないよう、一日も早く真実が晒される日がくる事を、切に祈る。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/635.html#c24
03. 2011年3月24日 00:51:55: eprYXuiWgY
南相馬市の出身者として記載する。
23日のNHKのニュース映像を見れば理解できる。
屋内退避の住民の調査を自衛隊が実施しているが、放射線防護服を着ていない。
だが、郡山市や福島市に駐屯している、または郡山市や福島市に向かっている
自衛隊員は放射性防護服+毒ガスマスクを着用しているのが目立つのは何故だ?
この原因は外部被曝放射線量が、違うからである。
チェルノブイリでのデータでも明らかであるが、原発事故地点とそこからの
距離の被曝放射線量は逆比例イコールではない。
ホットスポットのように、風向きや気候・地形で左右される。
南相馬は福島原発から20〜30kmの範囲に入り相当危険であると考えられるが。
50km以上の福島市は南相馬市の放射線量の2〜3倍である。
郡山市は南相馬市の2倍の距離があるが同じ程度の放射線量だ。
放射線量だけなら福島市はもっと危険である。
民間業者は、自衛隊の装備と福島原発からの距離で判断する。
福島までは50km以上なのに、南相馬市は20km程度だし、自衛隊の装備は防護服。
だから民間の運送業者は郡山や福島でとまってしまう。
不必要なパニック発生を抑制するためにデータ開示をためらう国策は
地元住民は重々理解している。
だが、それを理由に南相馬市を廃棄する国策は絶対に認められない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/642.html#c3
01. みやした 2011年3月24日 00:54:36: FfJ9tJ8f6Odts : FXlsIA4Hrg
管理人さんに 投稿許可のお礼を書きもらしました。
しばらくの間、居させていただきます。
ご承認 ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/698.html#c1
01. 2011年3月24日 00:56:18: RTDEy9N6Mg
MR・JACK。ご苦労さん! ありがとう。 いい内容だね!
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/644.html#c1
10. 2011年3月24日 01:00:05: iw6xLlJD4U
今回は1000年に一度の大地震+津波による被害なのだから
これを活かして設計すれば1000年は大丈夫であろう。
問題は、既存の原発ではないだろうか。
さらに、原発は寿命が法的に何年と規定されていないことである。
これは各国同じであり、寿命は30年から40年くらいらしい。
ただロシアの場合は設計寿命が30年、運用寿命が40年となっている。
どこの国も、適切に保守をして、性能が保たれていれば国が延長を許可する。
保安院がちらっと言っていたが福島の場合10年延長を考えていたらしい。
今回の災害で法的な見直しが必要になるのではないだろうか。
資源のない日本にとって原発は絶対に必要であるので、十分な
アセスメントをおこなってほしい。
42. 2011年3月24日 01:00:47: 7RHOj5Tmkw
原発反対派は、今の20倍の光熱費払うおつもりですかね?
反対派が新設反対したから古い福島第一原発が大変なことになったのでは?
実際新しい女川原発は異常ないですけど。そこはどう説明しますかね?え?
反対派は誰もが偉そうな口聞いてる割に、原発の代替案も出さないまま泣きわめいてるだけか
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c42
09. 2011年3月24日 01:01:09: Gn4hp0NK0k
>>08さん
どうも30気圧ぐらいだったようです。ということは、全くドライだったということ。
良く底抜けしなかったもんです。それともこれからか?
http://www.hattori-ryoichi.gr.jp/blog/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E7%99%BA%E6%A6%82%E6%B3%81_21.pdf
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/607.html#c9
01. 2011年3月24日 01:01:32: R0CX945mHs
う〜ん、そんな状況ならどうしようもないのか・・・
作業しろというのは作業員に死ねというようなもんだもんね。
そんな放射能では、副島ムーンホークス隆彦以外には危険極まりない。
二号機は格納容器の底の機器の一部が破損しているらしいし。
放射能ダダ漏れってことだよね。そのせいかな。
工事不能・・・由々しき事態すぎる・・・
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/645.html#c1
02. 2011年3月24日 01:02:27: mHY843J0vA
福島原発の放射能を理解する
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
翻訳された講演スライドのダウンロード
http://ribf.riken.jp/~koji/monreal.pdf
野尻美保子(高エネルギー加速器研究機構/東京大学IPMU)
久世正弘(東京工業大学理工学研究科)
前野昌弘(琉球大学理学部)
衛藤稔・石井貴昭・橋本幸士(理化学研究所仁科加速器研究センター)
翻訳の許可をオリジナル作成者よりいただいています。
資料の部分抜き出しによる流布はご遠慮ください.
翻訳者:
メッセージ: 素粒子原子核分野の研究者/院生の皆さん
今回の震災に起因した福島原発の事故について国民の不安が高まっています。チェルノブイリのようになってしまうと思っている人も多いです。
放射線を学び、利用し、国民の税金で物理を研究させてもらっている我々が、持っている知識を周りの人々に伝えるべき時です。
アメリカのBen Monreal教授が非常に良い解説を作ってくれました。もちろん個人的な見解ですが、我々ツイッター物理クラスタの有志はこれに賛同し、このスライドの日本語訳を作りました。能力不足から至らない点もありますが、皆さん、これを参考にして自分の周り(家族、近所、学校など)で国民の不安を少しでも取り除くための「街角紙芝居」に出て頂けませんでしょうか。
よろしくお願いします。
オリジナルの英語バージョンへのリンク
http://online.itp.ucsb.edu/online/plecture/bmonreal11/
注記(2011年3月20日23:00)
PDF修正:
まとめ(p.32)で訳語を以下のように修正しました.
・「コントロール可能」を「軽減可能」としました.
・「抑圧」は「ストレス」に修正しました.
・「放射能災害」は「放射能の危険」に修正しました.
注記(2010年3月20日14:40)
既に数十万件もダウンロードされておりますので、PDF自体の誤植修正は最低限にいたします.
誤植修正済みの新ファイルは、今までと同じ名前(monreal.pdf)です.
修正前のファイルはmonreal_0319.pdfとして下にリンクされています.
また、モンリオール氏の講演は3月16日のものであり、スライドにはその時点までの情報しか
記載されておりません.
インターネットによる配布時は、このファイルそのものやファイルのアドレスでなく、
本ホームページのアドレス(http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/)を転送してください。
新PDFにおいて修正された誤植リスト:
・「Gr」(p.12)は「Gy」の誤植でした.
・「ガン発生の増加」(p.14)は一年あたりの量ですので、赤字で注記しました.(著者にも確認済み)
・「低量被曝にの」(p.18)は「低量被曝の」の誤植でした.
・「核反応生成物」(p.25,26)は「核分裂生成物」の誤植でした.
・「使用燃料」(p.26)は「使用済み燃料」の誤植でした.
その他注釈: 3月20日23:00PDF本体で修正しました.
・まとめ(p.32)において、「コントロール可能であり」とありますが、
原文では「mitigatable」が使われており、一般に「軽減可能」の意味です.
・「運転中の携帯メール(p.14,16)」は、携帯電話の電磁波の影響という意味ではなく、
わき見運転で交通事故を起こすというリスクの例えとして原文に書かれていると考えられます.
放射能に関する基礎知識(2011.03.23 寺内氏による)
01.特定の物質が放射線(電離放射線)を発する性質のことを放射能といいます
02.放射線には、α線(質量数4のヘリウムHeの原子核)、β線(電子あるいは陽電子)、
γ線(高エネルギーの電磁波)、中性子線、重粒子線などがあります
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=08-01-01-01
03.医療目的あるいは高エネルギー物理学実験目的で加速器によって発生させた放射線以外は、
その放射線を発する物質によって、それぞれの放射線の種類とその放射線がが有する
エネルギーの大きさが決まっています
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-01-01-06
04.より詳細に述べれば、放射性同位体(原子核中の陽子の数が同じで中性子の数が異なるもの;
化学的には同じ性質を示すので、基本的には互いに混ざり合っています)のそれぞれが
発する放射線は異なります−報道で、ヨウ素131とかセシウム134とか数字をつけて
いますが、この数字(=質量数)の違いが原子核中の中性子数の違いに対応しています−
各同位体毎の放射能の違いを明確に表現したものは以下のURLにあります(核図表):
http://www-nds.iaea.org/relnsd/vcharthtml/VChartHTML.html
http://www-nds.iaea.org/relnsd/vchart/index.html − Java Runtime Environment(JRE)必要
11.放射線の生体への影響は、放射線の種類とそのエネルギーによって異なります
12.電気を帯びた放射線(=α線、β線、荷電重粒子線)は、正の電荷を有する原子核と衝突を起こすために
透過力が小さく、γ線や中性子線のように電気を有さない放射線は大きな透過力を持ちます;
例えば、放射性同位元素から発せられるα線の空気中の飛程は最大で12cm弱、β線の
空気中での飛程は数m程度で、それぞれ0.1mm厚の紙や数mm厚のアルミニウムで遮蔽できます
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=08-01-02-06
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=03-06-03-06
13.同じ種類の放射線であっても、持っているエネルギーの大きさによって透過力は異なります
−基本的に、エネルギーが大きな放射線は、外部から照射された場合に、より生体内部にまで
入っていきます−
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=08-01-02-01
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=08-01-02-03
14.生体への影響を考慮すると、一般的には、1) 発する放射線の持つエネルギーが大きく、
2) 放射線を発している時間(≒半減期)の長い放射性物質が、最も注意すべきものと言えます
15.報道などで目にする「シーベルト」という単位は、生体による実効吸収線量を表わしており、
放射線から生体が受けるエネルギーの大きさ、すなわち、放射線によって生体が受ける
ダメージの程度、を示す指標として用いられます;
一方、「ベクレル」という単位は、1秒間に起こる放射性壊変の回数を表わしており、
これは、その場所で観測される放射性物質の量に対応しています
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=18-04-02-01
16.上記14.の観点からは、放射能の測定データに求められるものは、単なる時間当たりの
実効線量(○×Sv/hour)ではなく、1) どのような放射性物質が、2) どの位の密度で
観測されるか?、ということになります
21.原子炉内でウラン235が熱中性子で核分裂した場合(=原子炉を営業運転した場合)、
どのような原子核が新たに生成されるかは
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/03/03060103/08.gif
に示されているように、一通りではありません
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=03-06-01-03
22.沸騰水型原子炉を運転することによって生成されるものは、UNSCEAR報告書1988(Annex B)に依れば、
希ガス(Kr及びXe)
活性ガス(14C, 16N, 35S, 41Ar)
トリチウム(三重水素)
ヨウ素(質量数129/131/132/133/134/135)
空中に飛散しうる微粒子(7Be, 22Na, 51Cr, 54Mn, 59Fe, 57Co, 58Co, 60Co, 63Ni, 65Zn, 76As,
88Rb, 89Sr, 90Sr, 91Sr, 95Zr, 97Zr, 95Nb, 99Mo, 99Tc, 103Ru, 105Ru, 106Ru, 108Ag, 110Ag,
113Sn, 115Cd, 122Sb, 124Sb, 125Sb, 123Sn, 123Te, 134Cs, 137Cs, 139Ce, 140Ba, 140La, 141Ce,
144Ce, 182Ta)及びこれらが水中に分散したもの
など、となっています
http://www.unscear.org/unscear/en/publications/1988.html
23.上記のうち、気体あるいは放出されるとすぐに反応して気体になるものは速やかに拡散します
24.上記22.のように、原子炉からはヨウ素(I)やセシウム(Cs)の複数の同位体が放出されますが、
そのうち、ヨウ素131やセシウム137がよく報道される理由は、1) それらが他の同位体に比べて
比較的長い半減期を有すること(131Iは8.0日/137Csは30年)、2) それらがウラン235の熱中性子による
核分裂(上記21.)によって生成されやすいこと、と考えられます
31.放射性物質の生体内への取り込みは、呼吸/食物との同時摂取/体表面からの浸透のいずれかに
よってなされます
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-01-05-01
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-03-03-04
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-01-03-01
32.体表面や食品に付着した放射性物質の微粒子は、基本的には流水洗浄によって洗い流すことが可能です
33.上記微粒子を肺に吸い込んだ場合、肺胞内壁に引っかかって出てこなくなる可能性があります
→ このような状態になると、内部被曝をしてしまいます
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-01-05-02
41.ヨウ素は、通常、体内に取り込むと甲状腺に集まる、という性質があります;
これは、ヨウ素を含むホルモン(甲状腺ホルモン)を作るために、甲状腺がヨウ素を取り込むからです
→ このため、放射性ヨウ素を体内に取り込んでしまう可能性がある場合には、予めヨウ素剤を飲み、
甲状腺への放射性ヨウ素の集中を回避するようにします(過剰ヨウ素は体外に排泄されます)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-03-03-05
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/644.html#c2
11. 2011年3月24日 01:03:00: 5fBmRmkpQM
「人類の数が増えすぎ、6分の1まで減らさなければいけない」
と考える方々が、いるようです。
で、その方々の「力」は、我々庶民のいかなる「叫び」をもって
しても、とうてい「対抗」できないものです。
我々人類は、「そのような世界」に存在していることを、まず、
認識すべきでしょう。
「自由」や「平等」や「民主主義」など、実際には存在しません。
官僚、政治家、財界のトップは、常にそのような「上」からの
指示の下に、「苦悩」しつつも、「英断」に近い「決断」を
しているのでしょう。
我々がこの地上に存在できる期間は、せいぜい、100年以内で
その期間だけ「地上のシステム」に従えば、済むことです。
私は常に、この世は、胡桃沢耕史氏の『黒パン俘虜記』の世界
だろうと、思っています。
ですから、時期の問題だけで、いずれ、そうなるのだろうと
思います。
その上で、自民だ、民主だ、と、論じればいいと思います。
いずれにしても、しょせん「空論」にすぎないのですから。
104. 2011年3月24日 01:03:58: MIrfEEY9Wg
思うに、これまでずうっとだが、政府、東電、原子力保安院等の会見を見ていると、緊張感や切実感が感じられない。鋭い質問も出ないし、「どうせメディアは自分たちの身方」とたかをくくっているのでは。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/506.html#c104
退避圏外も100ミリシーベルト超=「範囲拡大必要なし」−原子力安全委が試算公表
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011032301083
東京電力福島第1原発の事故で、国の原子力安全委員会は23日、放射性物質の拡散を予測するシステムの試算結果を公表した。「事故発生後の12日以降、屋外に居続ける」という条件を仮定した場合、同原発から半径30キロの屋内退避対象地域の外でも、健康に影響があるとされる100ミリシーベルトを超える内部被ばくの可能性があった。
記者会見した班目春樹委員長は、屋内退避範囲の拡大について「非常に厳しい条件で計算しており、現段階でその必要はない。ただ念のため、この範囲の人は福島原発方向から風が来る時は外出を控えてほしい」と述べた。試算は、原発事故などの際、気象条件や地形データなどから放射性物質の拡散を予測する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」を使用。福島第1原発から放出された放射性物質がどのように広がり、人体に影響を及ぼすかをシミュレーションした。
放射性ヨウ素が予想される最大量放出され、地震翌日の12日午前6時から24日午前0時まで連続して屋外で過ごしたという最悪の条件を仮定。放射性ヨウ素による甲状腺への内部被ばく量について地域ごとの被ばく量を求めたところ、原発の北西と南側を中心に、30キロを超える範囲でも、100ミリシーベルト以上となる地域があることが分かった。屋内の場合、被ばく量は4分の1〜10分の1に減る。班目委員長は「試算で示した範囲は非常に厳しい条件を基に出したもので、この範囲内だからといって、甲状腺疾患など健康への影響はない。安定ヨウ素剤の服用などは政府の指示に従ってほしい」とした。
「拡散予測の公表が遅いのでは」との質問に班目委員長は「放出量の把握が非常に困難で、実際には予測でなはく、観測結果から放出量を逆算した」とした上で「正確な予測には、観測地点をさらに増やすしかない」と強調した。(2011/03/23-23:58)
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/646.html
12. 2011年3月24日 01:04:13: 1P5cGh4O2M
木馬が不吉だとのカサンドラの予言は人々を動かすことはなく、トロイアは滅びた。受け入れられなかった予言ほど虚しいものはない。
一番怒っているのは原発は安全だと信じた福島の人たちだろう。
偉い先生達が、東北電力が、国が絶対安全だと断言している。原発反対派や共産党のいうことなんか嘘だと信じ切っていたに違いない。手弁当で地域振興のためにと、誘致で頑張った人もいるだろう。利権むさぼって、とっとと逃げた奴もいるかもしれない。でも大半の人たちは地元にいたに違いない。
今避難先で何を思っているだろう。彼らは故郷を永遠に失ったかもしれない。怒るだろうか諦めるだろうか。
間もなく皆、他人ごとでなくなるだろう。日本は狭い、その時の風向き次第。
海にも川にも放射能が。
日本人にとって戦後最大の出来事になった。
04. 2011年3月24日 01:07:00: RTDEy9N6Mg
火事で山(原子炉)が、燃えている。
風向きが、今は福島方向なだけ。
風向きが、変化したら、火事の煙は、即、南相馬市に向かう。
今は南相馬市では、自衛隊が防護服を着ていないだけ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/642.html#c4
10. 2011年3月24日 01:07:08: 3toON8WSP2
輸出入が減るのは税関の機能停止だけが原因じゃない。
放射能物質が付着した日本の農作物なんか輸入してくれる国なんか無い。
コンテナに放射能物質が付くのさえ拒否されれば、工業品の輸出もままならない。
エコノミストが経済を予測しても当たらない。
当たったら、儲ける者が多すぎて胴元が困ってしまう。
53. 2011年3月24日 01:07:42: kDIaCbOI7o
>36
最初の7行はいいとこついてる。
43. 2011年3月24日 01:08:23: fQ4QL4Ibs9
東工大が日本の理系3位の大学っていうんだから
62. 2011年3月24日 01:08:29: 57xMSRstVs
ベンジャミンさんは過去非常に親日家なことは伝わってくるものがあったと
私は感じている
HAARPについて今回使用があったか否か・・結論づける確たる証拠はないが
一番多く集中している地域で地震が多い点怪しくもあるかと
いつものように儲けた連中はいろいろ考えられはしないか?
以下は非常にいやらしい憶測だが、悪魔のような拝金亡者が思うように世界を操れるなら・・・
原発自体は石油メジャーにはメリットは少ない原発の発電ををなんとか国民の反対運動を利用で防ぎたいとすれば・・さらにリビア情勢の件で原油高騰
先物と原油で利益が同時に狙える
そしてFX為替投資で普通であれば先行き大きな損失を抱えると円安を見越した
個人投資家が予想を裏切られ地獄に落とされた
思いきり80円以下で底根で買い、国際介入反発の上げで誰にも怪しまれず儲けたのはさて誰?
福島原発がポシャったら以前の火力発電を見直す計画があるとか聞く
日本はこの事件以前まで海外にこの技術提供ができれば大きな国家財源が確保できたかもしれないが・・消されたようなものかも
さらに中国あたりは農産物の日本への輸出は口蹄疫以後韓国も同様畜産業は大打撃さらに生鮮野菜も同じく必需品だけに輸入に頼るしかない
計画的に日本の農業自給が破壊されたとも取れはしないだろうか?
また、将来的に相当な市場が見込まれる水ビジネス・・・
当分放射能汚染の危険からいよいよ日本の水も無料でなくなる?
考えてみれば今回の原発事件で癌患者が増えるのは間違いない
世界人口5億人計画の一環か?大量のモルモット
ベンジャミンさんは次はアメリカで起こるだろうと予想しているらしいけれど
仮に的中すれば情報源としてはすばらしいことになる
今回の原発事件でいかに原発の危険性をナメてたか大衆でも解かるほどそのいいかげんさが暴露された
核融合炉などなぜ3重、4重と念をいれた構造にしなかったか・・
大津波が来ない前提で原子力委員会が規制しなかったなどと
聞いてあきれる話だと思いませんか?
ここ数何そこそこの地震があの近辺で発生してたのにもかかわらずですから
暴露
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/469.html#c62
54. 2011年3月24日 01:10:38: GwZH9PqIwo
「東電OL事件」も、原発絡みか!?
http://blogs.yahoo.co.jp/kaiserspecial/53388308.html
45. 2011年3月24日 01:11:08: EuiDlP6C0s
子供の集団疎開を(em5467-2こと恵美)
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/507.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/634.html#c2
マスコミは原発の状況が改善しているように報道しています。
しかし、次のゼロヘッジの記事が本当であるなら、状況は悪い方向に近づきつつあります。脅かそうとは思いません。各自が自分で判断してください。
東電が発表した1号機の温度380〜390度は通常の温度(302度)よりもかなり高い。臨界状態以外考えられない。
更に3号機は500度あり、これは臨界を越えた状態にあることを暗示している。
http://www.zerohedge.com/article/fukushima-update-reactor-1-core-now-380-celsius-80-more-normal-running-temporature
以下の記事も読んでください。
>Thermal Images From Fukushima Indicate Blistering 128 Degrees Celsius Zone In Reactor #3
http://www.zerohedge.com/article/thermal-images-fukushima-indicate-blistering-128-degrees-celsius-zone-reactor-3
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/508.html#c45
読売新聞 3月24日(木)0時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000044-yom-soci
厚生労働省は23日、茨城県常陸太田市内の浄水場で22日採取分から放射性ヨウ素が1キロ・グラム当たり245ベクレル検出されたことを明らかにした。
同省によると、茨城県東海村の水道水(23日採取)からも同188・7ベクレル、福島県いわき市の水道(21日採取)からも同103ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。いずれも乳児の飲用を控えるよう住民への広報を要請した。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/647.html
44. 2011年3月24日 01:15:34: CrSPO7aj1k
>原発反対派は、今の20倍の光熱費払うおつもりですかね?
根拠提示して、どうぞ! 「原発、安い」の大ウソが、おおバレになってる、真っ最中に、よくいえるもんだ。
今度の事故の補償費は、いくら?
安全対策が何重にもは、かけられては、いなかった。ケチッタンダロ?
補償も限度額以上払わんでいいように、手をまわしてる?
なにより、被災者の上にさらに被曝させて!ニッポン沈没させた責任が、わかってるのか! まだこんなこと言ってるとは、あきれ果てた連中だ!!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c44
05. 2011年3月24日 01:18:27: uKFoqoJusE
>>04
今の体制でやるしかないと言ったのだね。
谷垣が入閣すると災害対策にマイナスになり国民に迷惑をかけことになる、と言うことですね
そんな理由で高みの見物なのですか。
指導者として疑問ですね。
読売新聞 3月24日(木)1時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000086-yom-sci
国の原子力政策の安全規制を担う、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は23日夜、東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所の事故後初めて記者会見を開いた。
会見後、原子炉の被害について尋ねられた同委員長は「(水素爆発した)1号機は核燃料の3分の2以上が溶融している可能性もある。2、3号機に比べて、最も危険な状態が続いている」と指摘した。原子炉内の温度、圧力の異常上昇が続き、危険な状況にさしかかっているとして、「(炉心が入っている)圧力容器の蒸気を放出する弁開放を行い、炉の破壊を防ぐ検討をしている」ことを明らかにした。
同原発1〜3号機の原子炉の燃料棒は露出し、海水の注水作業が続けられている。23日、1号機の炉内の温度は一時、400度と設計温度(302度)を上回ったが、注水によって温度が下がっている。
しかし、圧力の上昇が続き不安定な状態になっているため、班目委員長は「24日にも、圧力容器内の蒸気を放出するかの判断をする」と述べた。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/648.html
55. 2011年3月24日 01:26:34: PzVrDWr7xE
46さん
そんな気がしてきた
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/477.html#c55
13. 2011年3月24日 01:27:44: 1P5cGh4O2M
>>09
あなたのおっしゃる通りです。
今後、原発作るのは電力を大量に必要とするところに近くがいい。鉄塔、電線も少なくて済むし送電ロスも少ない。地球にやさしいエコな原発。土地がどうのこうのときたら、土地収用法を適切に使えばいい。
今回のようなことは1000年に一度らしいから当分大丈夫だし、何よりも・かしこきあたり・のほか、政府・官公庁、国会、裁判所、マスコミの4権が集中しているから目が行き届きます。
新原発は東京に。日本は背水の陣、日本人の大英断と世界は褒めたたえるだろう。
04. 2011年3月24日 01:27:51: 3g4Twz5NHQ
03さん
板違いとおっしゃいますが、
使用済み燃料棒の問題発生からは、
明らかに菅権力の責任が絡んだ事態となっている(政治姿勢による人災な)ので
菅さん大失態の政治責任は避けて通れない歴史に残る重大問題となりつつあります。
菅さん政治家として相当にいい加減だったんです。今回の人災的な大地震と原発事故は、
その原因が、これまでの政権のいい加減な政治姿勢に大きくかかわっているので
政治姿勢の問題と切り離せないのです。
今の菅カラ政権はその責任を償う為に存在しているようなものですよ。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/662.html#c4
04. 2011年3月24日 01:28:04: CrSPO7aj1k
モニターのポストは、風上の時の数値は低いから、なんだかんだとごまかせたろう。風とホコリでは、捕まえるのに、むつかしかった。が、
野菜、牛、土・・・と、動かしようのない、ゲンブツとして、測定されると恐ろしい。
ゴマカシがしづらいだろう。今度は、その所有者もいるし。ものすごい汚染が、すでに、やられてしまっているのか?!
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/630.html#c4
06. チベットよわー 2011年3月24日 01:29:14: Xy93FIMaJupUQ : dg2gkGAqFs
>02
人前で独立党員だとかいうのやめなさい。
独立党とは、戦前からあるイギリスの政党「Independence Party」を指すので
せこい日本のネットカルトがなんで同名を平気で名乗んのか?はああ?という感じです。
まるで「早稲田大学スーパーフリーピープル」をWASPといってるようなものだ。
知的さを疑われるようなズレがあることに気づきなさい。
14. 2011年3月24日 01:29:39: WBpywHtE5w
政府はのんきにTPPの推進を考えているが、枝野ときたら危険だから飲むな食べるなといいながら大丈夫体に害は無いと言う。
国民をおちょくってるのか。
この危機感の無さがアジア各国で日本産食品の輸入禁止になって来ている。
ここまできたら最小限に放射能を食い止めるしかないのに、なぜ廃炉にしない。
このまま垂れ流し続けて日本を衰退させるのか。
いいかげんにしてほしい。
無能にも限度がある!
45. 2011年3月24日 01:29:58: 2ZIKyT2hLw
工作員がいるところを見るとこの教授もしかすると管さんの御用学者かな
同じ大学だね
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c45
15. 2011年3月24日 01:33:45: 1e8f8KY039
>>12が醜いのは、管理人にごまをする姿勢じゃないのかな。
ここの管理人はそんなのに動じる人ではないと信じるが。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/658.html#c15
46. 2011年3月24日 01:34:08: EuiDlP6C0s
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/280.html#c124
福島第1原発:2号機で放射線量が最高値…タービン建屋内
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/508.html#c46
05. 2011年3月24日 01:34:38: 1e8f8KY039
スリーマイルの時の大統領は誰だったの?
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/662.html#c5
01. 2011年3月24日 01:37:32: stMOEQyaMw
日本の規制当局、原子炉のぜい弱性を軽視
2011年 3月 23日 21:35 JST
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電気が点灯したあとに撮影された福島第1原発第3号機の中央制御室の様子(22日)
http://jp.wsj.com/var/plain_site/storage/images/media/0322jcool2/4354526-1-eng-US/0322jcool2.jpg
第4号機での放水活動の様子(22日)
http://jp.wsj.com/var/plain_site/storage/images/media/0322jcool3/4354532-1-eng-US/0322jcool3.jpg
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【東京】日本の規制当局は数カ月前から、「非常用復水器」と呼ばれる原子炉冷却設備の採用について協議していた。それは福島第1原子力発電所を襲った事故を軽減または阻止し得た技術であったが、規制当局は既存の原子炉のぜい弱性を無視することを選択し、将来的な問題の是正を重視した。政府と関係企業の文書で明らかになった。
日本の危機の中心となっている福島第1原発では、原子炉の非常用冷却設備の稼働を主に電力システムに頼っている。だが、3月11日に発生した地震と津波ではそれがきちんと作動しなかった。
主電源が停止し、さらに予備の発電機も故障したため、燃料棒への冷却水の供給がストップした。地震直後の数日に相次いで発生した水素爆発や火事、放射性物質の大量放出は燃料棒の過熱が原因だ。
これに対して、非常用復水器は電力を必要としない。
元東芝の原子炉設計者で、東京大学公共政策大学院特任教授の諸葛宗男氏は、既存の原子炉を改修し、追加的な安全設備を設置する必要性については、ほとんど協議されていなかったとし、ほとんどの人がそこまでする必要はないと考えていたと述べた。
日本の当局は、古い原発の改修を検討しなかった理由についてコメントを控えたが、東京電力はその件については調査するとした。専門家は、全面的な停電のリスクはごくわずかであるとみており、それに対して改修の費用や手間がかかり過ぎると判断したためではないかとしている。たとえ改修が数カ月前に指示されていたとしても、地震発生までには間に合わなかったはずだ。
東電は22日、福島第1原発の復旧に向けて一歩前進した。原子炉6基すべてで外部電源ケーブルを接続するとともに、一連の爆発事故による被害が見た目に最も大きかった3号機で中央制御室の照明を点灯した。だが、冷却装置への通電作業がまだ残されている。使用済み燃料棒の過熱防止に向けた保管プールへの放水作業も再開された。
原子力安全委員会(NSC)は昨年10月、長期的課題の設定について協議するため会合を開いた。会議の議事録に添付された文書によると、原発用機器の安全性技術を開発する財団法人原子力発電技術機構が作成した、「地震と津波にかかわる残存危険性」を軽減する代替技術について説明したパワーポイントの資料が提示された。
資料は将来的な原子炉運用に向けた非常用装置の改良に重点を置いたもので、規制当局に対して、より安全性の高い次世代発電所の建設を提言することを狙いとしていた。
同機構によると、将来的に原子炉により多様な冷却システムを設置する必要性について、NSCは基本的な協議を開始したばかりだったという。
この件に関し、NSCの広報担当者はコメントを控えるとした。
日立製作所も1月に電力に依存しない非常用冷却装置の利点について触れている。同社技術論文誌の1月号には、国や電気事業者の協力を得ながら「長期的電源喪失対策を可能にする」次世代原子炉の開発を推進していると記述されている。
日立の広報担当者は22日、現在使用中の原子炉の安全性に問題があるとは考えていないとしたが、さらに優れた原子炉の開発に取り組んでいると述べた。
日立は論文で具体的に「非常用復水器」について言及している。非常用復水器は、ローテクだが堅実な既存技術で、その有用性が近年新たに見直されている。
非常用復水器では、炉心が過熱した場合、たまった蒸気は復水器に送られ、冷却水で冷やされたあと再び戻される仕組みになっており、電力を必要としない。炉心の圧力を開放する機能を有しているが、復水プールが過熱してしまうため、2、3日しか使用できない。
諸葛氏は、復水器は、地震など何らかの理由で外部電源の供給が止まった場合に、1つの緊急手段となるものだと述べた。
福島第1原発の6基の原子炉のうち、非常用復水器が設置されていたのは1971年に最初に建設された1号機のみだ。東電によると、同復水器は地震後は機能したものの、やがて停止した。東電の広報担当者は、停止した理由については情報がないと述べた。
一部の専門家は、1号機は近代的な原子炉よりもやや小さめで、復水器では対処しきれないほどの蒸気が発生したためではないかとしている。この問題は、復水器を設置した新型原子炉に設計変更を加えることで対処できる可能性がある。
エンジニアによると、この分野の技術に対する考え方は長年を経て大きく変化している。1号機などの初期に建設された原子炉には非常用復水器が使用されている。復水器は「静的」システムと呼ばれ、外部電源を必要としない、自己完結型の装置だ。
一方、後期に建設された原子炉には電力ポンプなどに依存した「動的」システムが採用されている。それらシステムには往々にして過熱や故障対策が何重にも施されており、エンジニアの間ではより安全性が高いとされていた。
だが近年、静的システムが再び注目を集めている。原子炉開発で提携しているゼネラル・エレクトリック(GE)と日立は、最新の原子炉設計で非常用復水器を採用している。GEが米原子力規制委員会(NRC)からの認証取得を目指している、高経済性・単純化沸騰水型原子炉(ESBWR)にも使用されている。
数カ月前から日本で協議されている新型原子炉の設計プランでは、動的と静的の両システムを兼ね備えたものではなく、むしろ静的システムだけを使用した非常用冷却装置が検討されている。日立の論文では、復水器は動的な非常用装置の代替となり得るとし、動的システムをなくすことで、経済性と保守性も向上するとしている。
地震発生翌日の12日、危機は一段と悪化をみせる。1号機の格納容器内の圧力が上昇したため、弁の開放によって放射性物質を含む蒸気を外部に放出せざるを得なくなった。その日の午後、1号機で爆発事故が発生する。
他の5基の原子炉は、1970年代に1号機よりもあとに建設されたもので、電気発電機を使用した非常用冷却システムが採用されている。だが、それらはすべて津波で機能停止に陥った。
6基はすべてGEが設計し、GE、日立、東芝が建設した。
GEの広報担当者は、2号機〜6号機をはじめ、その他の原子炉に動的な非常用冷却システムを採用したのは、初期の復水器よりも安全で、より大型の原子炉には適していると考えたためだと述べた。また、現在の復水器を使用した新型原子炉の一部は、設計が改良された復水器が使用されているとした。
この件に関し、東芝はコメント控えた。
福島第1原発の事故対応を支援している内閣府原子力委員会の尾本彰氏は18日、地震によって緊急冷却機構の多様性の欠如があらわになったと述べた。尾本氏によると、各原子炉には発電機が2〜3台設置されているが、津波によってどれも使用不能になった。
尾本氏は、福島第1原発の原子炉の問題点は、燃料容器を冷却する緊急手段が、電気発電機か復水器(1号機の場合)のいずれか1つしかなかったことだ、と述べた。
記者: Norihiko Shirouzu and Peter Landers
10. 2011年3月24日 01:39:03: EuiDlP6C0s
水道水の放射能濃度 東京の数値はまだ増加傾向です。
http://atmc.jp/water/
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/618.html#c10
前稿で、電力需要の20%を占める業務用電力が原子力発電(発電電力の25%)のために使われているのではないか、そうだとしたら何のための原発か、という趣旨を述べた。
これに対し読者の方から「業務用電力は一般にも使われており、発電のためのものではない」との指摘をいただいた。
改めて調べるとその通り、「業務用電力」とはビルや学校など電灯と動力の両方を使う場合のもので、発電に使用するものでないことが判明した。
ここにお詫びして訂正させていただく。また、投稿を撤回する旨の書き込みを行った。
しかし、その後、放射性汚染による原乳・野菜の摂取制限・出荷制限を政府が指示したとの報道、東京都水道局による乳幼児の水道水飲用自粛、ミネラルウォーター配布などの報道を見るにつけ、改めて原発の危険性と廃止の必要性を痛感したので、矢も盾も堪らず、新たなデータを添えて、この続編を書き、わが思いを訴えることとする。
経産省は毎年、電力会社から提出された供給計画を纏めて公表している。
今年度供給計画のなかで示された平成21年度推定実績は次の通りである。
・電力需要 8587kWh
・供給量 9551kWh ー (電力需要は供給量の90%弱)
8月の供給量は19540万KW、最大需要量が15517万KW、予備力4028kw、予備率26%
http://www.meti.go.press/20100331011/20100331011-1.pdf
以上の推定実績は(景気低迷による電力需要の落ち込みがあるとはいえ)年間を通じて
ほぼ10%の電力が余ったことになる。
又、需要ピークの8月は実に26%の電力が実際に使われない予備電力として残ったことを示している。この26%はほぼ原子力発電比率とイコールである。
因みに、22年度計画においてはこの予備率は14%と見込まれている(供給電力は微減)
が、それは閑散期の発電を抑制乃至調整しての供給量であろうし、21年度の8月供給量をみる限り「供給能力」は十分すぎるほどあることは明白である。
我々は騙されてはならない。現在、東電で行われている計画停電も「原発が必要」というキャンペーンの一端であろう。
古来、経済学で「バターか大砲か」と問われるが、今まさに「野菜・魚介か原発か」の選択を迫られている。
15. 2011年3月24日 01:44:05: 6UV4Pq9oJc
>>10
>今回は1000年に一度の大地震+津波による被害なのだから
>これを活かして設計すれば1000年は大丈夫であろう
経団連会長みたいな手垢の付いたゴマカシの受け売りやってるんじゃない。
地震本体のマグニチュードの問題じゃないんだよ。
明治三陸津波は1000年前の話か?
昭和三陸津波や東南海地震、奥尻島の災害を忘れたわけでもあるまい?
今回の地震で、震源から離れた福島第一が受けた津波は、これらより低かったか?
福島第一現地の震度は、神戸の地震もモノともしない強烈なものだったとでも?
だいたい、プルトニウム汚染は1000年ぽっちじゃ消えてくれないほどの大問題だ。
それが今日明日にも拡大しかねない時勢に、ぬけぬけと原発擁護とはお前さん何者だ?
そんなに原発が安全なら、あんた今すぐ福一の現場行って水掛けでも手伝ってきたらどうだ?
>資源のない日本にとって原発は絶対に必要であるので、十分なアセスメントをおこなってほしい
いかな素人でも、この期に及んでそんな業界利権を守るための美辞麗句に騙されると思うてか!
馬鹿にするのもいい加減にしろ。
そんな与太話の前に、福島浜通りはいつ安全になるのか。そこからはっきりしてほしいね。
日本全国が福島のようになっても「原発は絶対必要」と強弁しつづけるつもりかね?
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/544.html#c15
47. 2011年3月24日 01:46:49: EuiDlP6C0s
東日本大震災で福島第1原発が被災した影響で、海外の航空会社が首都圏空港への着陸を減らしたり、回避したりする動きが拡大している。米デルタ航空は22日、震災で旅客需要が減少したとして、日本発着路線の輸送能力を5月まで15〜20%削減すると発表した。23日からロサンゼルス、デトロイト発羽田行きを当面運休する。
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110324k0000m020085000c.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/508.html#c47
毎日新聞 3月23日(水)19時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000076-mai-soci
経済産業省原子力安全・保安院は23日、東京電力福島第1原発2号機で18日午前10時半ごろ、1時間当たり約500ミリシーベルトの放射線量を計測したと発表した。同原発で観測された最高値で、厚生労働省が定めた作業にあたる人の被ばく線量の上限を大きく上回り、2号機復旧作業の一部は中断。2号機では15日に原子炉格納容器につながる圧力抑制プールで爆発があり、東電は関連を調べている。
計測したのは2号機の原子炉建屋に隣接するタービン建屋地下1階。東電社員ら2人が点検で近づいたところ、約5分間で50〜60ミリシーベルトを計測した。通常運転時でも1時間当たり1ミリシーベルト程度という。
これまでの最高値は15日に3号機付近の屋外で1時間当たり約400ミリシーベルトだった。年間の累積被ばく線量の上限は、厚労省が100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げている。
一方、東電は、同原発敷地正門で11日以降、中性子線が13回検出されていたと発表した。中性子線はウランやプルトニウムが核分裂する際に発生し、他の放射線に比べ透過力が強い。線量は毎時0.01〜0.02マイクロシーベルトで人体に影響はないが、核燃料の一部が損傷している可能性が高まった。東電はこれまで検出回数を2回と発表していたが、計測器の数値の読み取りを誤ったのが理由と説明した。
【足立旬子、日野行介、酒造唯】
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/650.html
何万人もの生命を奪い、さらに日本の行く先を脅かす天災を
独立党最大のお祭りイベントだと大喜びで迎え入れる心情シナ人、リチャード・輿水。
今度は、江戸時代より活火山として有名な鹿児島の新燃岳の噴火を
ユダヤによる核兵器の使用が原因だと発表。どこまでボケれば気が済むのか
それが気になってブログを訪問する人間のせいでヒット数もあがるのだろう。
その根拠たるや、これまたシナ人が一方的にでっちあげたガセネタのみである。
台湾に輸出された日本産の豆のなかから放射性物質が検出されたというのである。
無論、それをでっちあげたのは台湾人ではなく、中華人民共和国のもくろみである。
日本産ということで鹿児島も東北も区別することなく大声で被害だとわめけば聞いてもらえる
と思ってなんとかなるだろうと必死な馬鹿共。
おそらく今ごろ、産地が九州の南端だということを知って青い顔をしているところだろう。
嘘をついたのがばれたのだから。放射性物質が混入したのであれば、当然それは
東北東部産の農作物であったはずなのだ。そんなことも調べないままシナ人がでっちあげを
行い日本の信用をたたきおとそうとしている醜い戦略にのっかりシナ人の味方をするコシミズ。
コシミズはもう一線を越えたな。完全な日本破壊工作の現行犯だ。
つくづく昨年の民主党代表選において、菅直人の当選を許してしまったことが、悔やまれて悔やまれてならない。パフォーマンス最優先の菅の対応の度外れた拙劣さが、どれほど人災化に貢献しているか、すでに無数の投稿によって指摘されているので、ここでは繰り返すまい。雑多な論評をあれこれ漁っても、情報洪水に飲み込まれるのが落ちである。震災オタクになっても意味が無い。
幸い★阿修羅♪のホームページに、広瀬隆氏のYouTube映像が掲載された。ありがたい。あれこれ読み漁るより、この映像を見て、可能な限り拡散されることをお願いするのみである。ただしそれでも、次の読売の報道だけは、やりすごすわけにはいかないので引用し、言及をしておきたい。
「東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡り、米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていたことを民主党幹部が17日明らかにした。
この幹部によると、米政府の支援の打診は、11日に東日本巨大地震が発生し、福島第一原発の被害が判明した直後に行われた。米側の支援申し入れは、原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府や東京電力は冷却機能の回復は可能で、『米側の提案は時期尚早』などとして、提案を受け入れなかったとみられる。
政府・与党内では、この段階で菅首相が米側の提案採用に踏み切っていれば、原発で爆発が発生し、高濃度の放射性物質が周辺に漏れるといった、現在の深刻な事態を回避できたとの指摘も出ている。
福島第一原発の事故については、クリントン米国務長官が11日(米国時間)にホワイトハウスで開かれた会合で『日本の技術水準は高いが、冷却材が不足している。在日米空軍を使って冷却材を空輸した』と発言し、その後、国務省が否定した経緯がある。」(2011年3月18日 読売新聞)
冷却材というのは、中性子を効率よく吸収するホウ素材のことである。菅がこのアメリカの提案を受け入れてさえいれば、福島第一原発の惨事は、惨事とならなくてすんだのである。東工大出の菅には、俺には原発のことが分かるという、鼻持ちならない自負がある。そしてその自負に固執する性格のために、収拾の付かない大惨事を招いてしまったのだ。私たちは歴代の首相の中に、このような大罪を犯した人物がいたことを、孫子の代まで伝え、一国のリーダーを選びそこなうことの悲劇を、民族の記憶の中にとどめておかなければならない。
菅直人が、この災難を、政権延命の千載一遇の貴貨であると思っているとしたら、これ以上の国辱的犯罪はない。東京電力のスポークスマンと化したおしゃべり枝野は、蓮舫とのタッグによって、災害対策予算をずたずたに仕分けした戦犯ですらある。「100年に一度の災害への対策は無駄」と言った舌の根は、まだまだ乾いてはいないはずである。
ここではマスコミ各社による許せない犯罪について指摘しておきたい。マスコミのごまかしのポイントはこうだ。彼らは、例えばレントゲン撮影の場合の被爆は50マイクロシーベルトなので、これと比べて生命に危険な数字ではないという論法を使っている。少し考えれば分かることだが、人体へのリスクの放射線量は、累積値、すなわち時間の積分値なのである。つまりどれだけ長時間被爆したかが問題なのだ。レントゲンの撮影なら1秒で済む。居住地での被爆では、そうはいかない。1日は24時間だから、被爆値は1時間当たりの発表値を24倍にしなければならない。10日で240倍、100日で2400倍である。マスコミはあえてこのことに触れない。「直ちには生命に危険なレベルではない」の、「直ちには」が曲者なのである。これこそまさに、情報操作以外の何ものでもない。
上の表は、福島第一原子力発電所の設備の概要である。下から2行目は燃料の種類である。3号炉に「MOX」とある。MOXとはミクスド・オキサイド、すなわち二酸化ウランと二酸化プルトニウムの混合物という意味である。今回の事故で、東京電力が秘密裏にこのMOX燃料を使用していたことがばれてしまったのである。ウィキペディアの記述を見てみよう。
「MOX燃料とは混合酸化物燃料の略称であり、使用済み燃料中に含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、二酸化プルトニウムと二酸化ウランとを混ぜたものである。主として高速増殖炉の燃料に用いられるが、既存の軽水炉用燃料ペレットと同一の形状に加工し、核設計を行ったうえで適正な位置に配置することにより、軽水炉のウラン燃料の代替として用いることができる。これをプルサーマル利用と呼ぶ。」
MOX燃料を軽水炉の燃料として使うことの危険性について、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、論文「プルサーマル導入─その狙いと危険性」の中で、次のように指摘している。
「プルトニウムが猛毒物質であることはすでに述べた。それとは別にプルトニウムを軽水炉で燃やす場合には、別の危険が付きまとう。軽水炉はウランを燃やすために設計された原子炉であり、プルトニウムは、@ウランより燃えやすい(核分裂断面積が大きい)、Aウランより制御しにくい(遅発中性子割合が少ない)という性質を持っているため、それを原子炉の燃料に使うと危険が増える。さらに、燃料の融点が低下したり、プルトニウムを燃料の中に均一に含ませることが難しいため局所的な燃焼が進むなど、技術的な多数の困難を抱えている。従来の軽水炉さえ厖大な危険を抱えていたのに、その軽水炉でプルトニウムを燃やせば、危険はさらに増大する。」
ただでさえ危険なMOX燃料であるが、一旦メルトダウン事故が起きると、二酸化ウランとは比較にならない被害をもたらす。このようなMOX燃料の使用について、今回の事故が起きるまで、国民はおろか、福島県民ですら全くの蚊帳の外におかれていたのである。しかも事故が起きてからの報道でも、このMOX燃料についてはタブー扱いになっている。
今回の福島原発事故の主たる原因は、地震ではない。津波である。津波によって、原子炉を冷却するための電源装置が全滅してしまった電源事故なのである。電源関連の回復以外に対処は無い。今回の地震についてはマグニチュード9.0で、観測史上最大規模であるとか、世界第4位とか言われているが、これらはきわめて意図的な捏造である。実際の規模は、阪神・淡路大震災より小さかったと言われている。津波が被害を拡大したわけであるが、これとて過去を遡れば、より大型の津波の記録がある。
1896年(明治29年)6月15日午後7時32分30秒に発生した明治三陸地震に伴う津波は、本州観測史上最高の波高38.2mを記録した。波高は北海道の襟裳岬で4m、現青森県八戸市で3m、現宮城県女川町で3.1mであったが、現岩手県宮古市の三陸海岸で14.6m、現山田町で10.5m、現宮古市で18.9m、現釜石市で8.2m、現大船渡市で22.4m、綾里村で21.9mと軒並み10mを超える高さを記録した。とくに綾里湾の奥では入り組んだ谷状の部分を遡上して、日本の本州で観測された津波では最も高い波高38.2mを記録している。
今回の災害が千年に一度であるとか、想定外のものであるというのは、まったくの作り事である。とくに福島原発の津波に対する想定値は何と5mであった。津波による被害などは、設計時から全く想定すらされていなかったに等しい。5mの想定に対して9mの津波が押し寄せたところに、今回の大惨事のほとんどすべての原因があったのだ。まさに人災そのものである。この人災の責任を回避するために捏造されたのが、千年に一度というストーリーであり、その根拠が、マグニチュード9.0という嵩上げされた捏造数字なのである。
それはそれとして、今回の惨事が巨大なスケールの大惨事であることに変わりはない。その大惨事に、これまた前代未聞の菅らによる人災が加担して、それこそ千年に一度の大惨事に発展しつつあるのである。
ここで自己紹介をするべきではないかと思うが、私の顔の一つは原発設計者であり、人類の代替エネルギーとしてトリウム熔融塩炉による、安全で安心で安価な新しい原子力エネルギーを普及していくプロジェクトのプランナーでもある。詳しくは拙著「東ティモール非電化人口を一掃するトリウムエネルギー」をご覧いただきたい。安全な原発などありえないと固く信じている方にとっては、目から鱗を落としていただくチャンスになるかもしれない。ご希望の方には、別途ダウンロードURLを送る。お申し込みはこちらから。
わが国のトリウム研究の大御所といえば、古川和男博士であるということを否定する人はいまい。その古川博士が、3月17日の朝日新聞「私の視点」に「福島緊急事態への対処体制へ疑念」と題する投稿を寄せている。下記に引用しておこう。
引用開始
一昨日辺りには、福島原発の事態もピークを越したのではないかと思いつつあった。しかし今は違う。私より何十倍も情報を持ち、あの原発の設計に関わった友人から「少なくも4号は、注水に失敗すればチャイナシンドロームである。しかも、注水困難な場所で500トンの水必要。今後の数日が運命の分かれ目。」と聞かされたからである。
今頃になって、「5,6号も危いので電源工事に掛るが、放射能が高いので今夜は見合わせる。」と報道している。真相は知るべくもないが、今まで何をしていたのであろう? また、今朝の報道で、「内閣官房参与に、放射線安全専門の小佐野氏任命」とあった。良い人事とは認めるが、今頃寝言ではないかと思う。
これは最高度水準の「国難対処プロジェクト」なのである。しかし、その自覚が菅首相にも東電社長にもあるとはとても思えない。否ある、と強弁するであろうが、「本質を知らない空威張りか、格好付け宣伝」に見える。だから、官房長官などが無責任にもTVに出ずっぱりで、「お疲れ様」と言われ今寝ていると。考えられない醜態である。あれは、広報部長の仕事である。時に顔出すのは良いにしても。
「プロジェクト」とは、「プロジェクト・リーダーを任命する事」なのである。チェルノブイリ時の様に、「レガソフ」を任命することである。日本人は、遂にその原則を学習できていないのである。最近の、全ゆる種類の国内外問題は責任者不在で失敗しているではないか。これがまた露見したに過ぎないが、今度はこれでは済まされない。「国家転覆」の危機である。まだ遅くない。否遅くても「今日から目覚めて、実行を」。 菅首相は「原子力に強いのだ」と胸をはったそうだが、知識の問題では無い。知恵、理念、思想の奥底の問題である。
どう言えば本当に判って貰えるのであろうか? レガソフは、事件の翌日からの超人的な苦闘の末、2年後の事件記念日前夜にピストル自殺した。あの強大硬直したソ連体制と真っ向から対決した(そして滅ぼした)からである。今の日本の、政府、業界、学界の低俗体質の全てに挑戦せねば、この問題は解決できない。それは、全国民が一瞬一瞬に見せつけられている現実の真相なのである。それを乗り越えて、この大国難に挑戦してくれるのが「プロジェクト・リーダー」であり、したがって『個人』以外には有りようが無いのである。
「そんな事出来る訳が無い」とあっさり逃避し続けてきたのが、少なくも私が生きて知っている「この3,40年の日本」であった。しかし、繰り返すが「これは未曽有の大国難」なのである。菅首相は「理解賛同して実行」する「重大な責務」を正に「自覚」願いたい。一刻を争う「非常時」が今である。
聞いて頂きたかったのは以上であるが、レガソフに付き補足すると、彼は大学を出てすぐに原発現場を知るべく修行し、現炉型は危険、恐らく「熔融塩炉型」が最良必須と決断し、上述の任命1ヶ月前には熔融塩炉建設許可をえていたのである。彼らは、私にその3年前に共同開発を提案していた。今は、漸く世界的にその炉の評価は定まりつつある。原理的に重大事故は起こさないのである。
引用終り
「プロジェクトとは、プロジェクト・リーダーを任命する事」。まことに当を得た指摘である。このことを国政のレベルで言い換えれば、「国政とは、宰相を任命する事」なのである。現下における最大の不幸、最大の国難は、たしかに地震・津波・原発事故の3点セットなのかもしれない。しかしそれ以上に日本国民にとっての大きな不幸、大きな国難は、この不幸、国難のときにあたって、選りにも選って菅を宰相に任命していることではないだろうか。
今全ての日本人が取り組むべき課題は、「禍をもって福となす」ことに尽きるであろう。復興の一語である。3・11以降、実は何人もの人から小沢一郎氏の安否消息を訪ねられた。無事地元におられるから安心してください、と返信していた。そこに受け取ったのが、政治評論家、板垣英憲氏からの有料メルマガである。引用したいのはやまやまであるが、残念ながら有料メルマガであるため、禁無断引用・転載とある。リードの部分は次のとおり。
「小沢一郎元代表はいま、郷里・岩手県奥州市の大先輩・後藤新平が、関東大震災で壊滅した東京を復興させた偉業に習い、『東日本復興事業』の先頭に立とうと意欲を燃やしている。」
関東大震災からの復興時にリーダーシップを発揮した後藤新平については、ウィキペディアはこう書かれている。
引用開始
関東大震災の直後に組閣された第2次山本内閣では、内務大臣兼帝都復興院総裁として震災復興計画を立案した。それは大規模な区画整理と公園・幹線道路の整備を伴うもので13億円という当時としては巨額の予算(国家予算の約1年分)のため財界等からの猛反対に遭い、当初計画を縮小せざるを得なくなった(議会に承認された予算は5億7500万円)。それでも現在の東京の都市骨格を形作り、公園や公共施設の整備に力を尽くした後藤の治績は概ね評価されている。この復興事業は、既成市街地における都市改造事業としては世界最大規模であり、世界の都市計画史に残る快挙と言ってよい。
特に道路建設に当たっては、東京から放射状に伸びる道路と環状道路の双方の必要性を強く主張し、計画縮小されながらも実際に建設された。当初の案ではその幅員は広い歩道を含め70mから90m、中央または車・歩間に緑地帯を持つと言う遠大なもので、自動車が普及する以前の時代では受け入れられづらかった。
現在、それに近い形で建設された姿を和田倉門、馬場先門など皇居外苑付近に見ることができる。『現在の東京の幹線道路網の大きな部分は新平に負っていると言ってよく、特に下町地区では帝都復興事業以降に新たに街路の新設が行われておらず、帝都復興の遺産が現在でも首都を支えるインフラとしてそのまま利用されている。』また、昭和通りの地下部増線に際し、拡幅や立ち退きを伴わず工事を実施でき、その先見性が改めて評価された事例もあり、『もし彼が靖国通りや明治通り・山手通りの建設を行っていなければ、現在の東京で頻繁に起こる大渋滞がどうなっていたか想像もつかない。』
引用終り
後藤新平と小沢一郎氏が同郷であることに、私は偶然以上の引き合わせを感じざるをえない。いっぽう菅はといえば、亀井静香氏や田中康夫氏が連立与党の立場から挙国体制を要求しても知らん振り。そうかと思えば唐突に、谷垣自民党総裁に入閣を迫ったりする。政権延命のためのパフォーマンス以外は全て不作為、不作為、不作為。今に国民生活のほうがメルトダウンしてしまう。いっぽう森永卓郎氏は、震災復興についてこう語る。「しっかりとインフラ回復をしないと、被害が長期に及ぶ」と。
「阪神大震災直後、95年度の近畿圏の名目成長率は2.44%と、全国の1.5%を上回っている。翌96年度も近畿圏が2.9%と、全国の2.8%を上回った。ところが、97年度に近畿経済の成長率は▲1.3%と大きなマイナスを示し、全国の▲0.00%を大きく下回った。その後2002年度まで、近畿経済の成長率が全国を上回ることはなかった。
大きな復興予算の投じられる最初の2年間程度は、復興予算のために経済活動が下支えされる。しかし、そのカンフル剤の効果が消えると、経済は長期低迷に陥るのだ。例えば、典型は神戸港だ。かつてはコンテナ取扱量世界3位を誇る国際ハブ港だったが、阪神大震災で使用ができなくなって、その後韓国の釜山港などに、ハブ機能を奪われてしまった。最大の原因は、船舶の大型化が要求する水深に神戸港が対応できていなかったからだ。阪神大震災で被災したのをきっかけに、国際ハブ港の条件を満たすように抜本的な改善をすればよかったのに、当面の復旧が優先されてしまったのだ。」
森永氏は復興資金に無記名の無利子国債を充てよと言う。それもよい。しかし、森永氏の正鵠を得た指摘のとおり、なすべきは決して復旧ではない。復旧なら誰でも考える。もっとも菅には、その復旧すらできまいが。必要なのは復興である。それこそこれを機会に、禍をもって福となすには、千年に一度の震災や津波に襲われてもびくともしない、新しい日本の国土を建設することである。これを構想できるのは、まさに後藤新平級の不世出のリーダーなのである。
3・11の大惨事の前、小沢一郎氏は『続・日本改造計画』をすでに脱稿していたはずである。今小沢氏は、おそらくこの『続・日本改造計画』の延長線上に、さらに大きく構想を発展させて、千年に一度の天災にも耐えられる大東北の建設を構想しているに違いない。板垣氏によればそれは、大堤防、港湾、都市改造、住宅建設等の、とてつもない気宇壮大なスケールだという。
ここでもう一度財源について語ろう。以下は3月18日の産経の報道である。
引用開始
東日本大震災を受け、政府は、復旧・復興のための補正予算編成に向け、主要財源として日銀が全額を直接引き受ける「震災復興国債」を緊急発行する方針を固めた。複数の政府筋が明らかにした。発行額は10兆円を超す見通し。日銀や与党と早急に調整に入り、野党も含めた合意を目指す。
政府は、震災復興対策の新たな財源確保を目指し、平成23年度予算案で計上した子ども手当や高速道路無料化などの財源を全額充当することを検討したが、3兆3千億円程度にしかならず、有効な対策は打てないと判断。新規国債発行も検討されたが、国債を市場に大量流通させれば財政事情が悪化する上、国債の格付けが下がり長期金利の上昇をもたらす危険性がある。
このため、震災復興国債を日銀に引き受けさせる案が急浮上。日銀による国債引き受けは財政法5条で禁止されているが、同条のただし書きに「特別の事由がある場合において国会の議決を経た金額の範囲内ではこの限りでない」と規定されており、今回の震災は「特別な事由」にあたると判断した。
日銀は日銀法で独立性を担保されており、難色を示す可能性もあるが、与野党に政府の関与を強める日銀法改正の動きがあることから最終的に引き受けに応じるとみられている。
平成7年の阪神大震災の復興対策では3度の補正予算で計3兆3800億円が計上された。今回の震災ははるかに規模が大きいことから「10兆円や20兆円では足りない」(亀井静香国民新党代表)との声もある。
一方、自民党の谷垣禎一総裁は時限増税を提案したが、菅直人首相は『日本経済をさらに悪化させかねない』として否定的な考えを示しているという。政府・与党が目指す復興対策の平成23年度補正予算編成では、23年度予算案に計上された子ども手当(2・2兆円)や高速道路無料化(1千億円)、高校授業料無料化(4千億円)、農業戸別所得保障制度(6千億円)などに充てる予定だった財源を振り分け、残りを震災復興国債で賄う方針。道路や橋梁(きょうりょう)などについて建設国債発行も検討されている。
引用終り
国債の日銀引受け。悪い話ではない。それにしても亀井氏の指摘は全くそのとおりである。10兆円や20兆円では全く足りない。しかも菅は、このどさくさに紛れて、政権交代時、「国民の生活が第一」というマニフェストの子ども手当て等を、一切合切無いものにしようとしている。新自由主義なんてものではない。小泉や竹中の面目すら潰れてしまう史上最悪の政権に成り果てた。森永氏が言うように、復旧ではだめなのだ。復興でなければならない。それも後藤新平のようなスケールの大きい大復興である。釜山港にハブ港を奪われてしまった神戸港の轍は、絶対に踏んではならないのだ。
千年に一度の禍を、歴史的大復興という空前のスケールの福に転じ、日本国を再出発させるには、そしてそれを託することのできる小沢一郎氏を日本国民の貴貨として活かすには、この際にこそ政府のもつシニョリッジ特権(通貨発行特権)の行使による造幣益をもって財政とする大英断を下すべきときである。
かなり大上段に振りかざした物言いをしているが、もともとそれほどの大事であるとは思っていない。ところがシニョリッジ特権の話題になると、これまでもそうであったように、意味もなく騒ぎ立てるおしゃべり雀がしゃしゃり出てくるのが常なので、ついついもって回った物言いになってしまうのである。シニョリッジ特権、あるいは政府貨幣を持ち出すと、にわかに怖いものでも見るかのような、あるいはまるで国家規模のM資金話でもあるかのように騒ぎたててくる俄か「金融通」や似非「エコノミスト」が登場しかねないので、ここではまず歴史の事実に学ぶことによって、これらの空理空論を遮断しておこう。
時と所は明治維新の日本である。維新は実現したものの、明治新政府にはとんとお金が無かった。それまでの日本経済は米本位制であり、税制は年貢米で、徴税者は各藩であった。明治政府には徴税システムすら無かったのである。明治政府の開闢は、実に戦争から始まった。戊辰戦争である。その莫大な戦費を賄おうにも、国の米櫃は空っぽであった。明治の国家財政を賄ったもの、それこそ太政官札という政府紙幣であったのである。
この太政官札の発行を考え出したのが、他ならぬ坂本竜馬と越前藩の三岡八郎(後の由利公正)であった。大政奉還後の国家財政について思いを巡らせていた龍馬は、越前藩に幽閉されていた三岡八郎の財政能力を高く買っていた。初対面の龍馬と三岡は、囲炉裏を囲んで飲み、かつ歌い、かつ語ったという。文久3(1863)年5月のことであった。
龍馬は、この若き日の知己に、その最期のときに近い慶応3(1867)年11月1日、再び会いに福井に行くのである。たばこ屋という旅籠の二階に宿をとった二人は、辰の刻(朝8時)から、子の刻(夜12時)まで、「我を忘れて咄(はな)し」「金札(太政官札)を発行せざれば、今日天下の計画はできぬ」ということで、大いに意見一致を見るのである。三岡は後にこう語っている。三岡が龍馬に教えたという調子になっているが、多分、互いに議論しあったのであろう。
「龍馬曰く、金もなく人もなくて至極(しごく)難儀である。私の言ふのに……天下の民は皆天子の民である。……何ぞ財無く人無きを憂へんやだ。……夫(それ)から名分財源経綸(経綸)の順序まで、予て貯へた満腹の意見を語り、夜半九ツ過るまで我を忘れて咄(はな)した。即ち金札を発行せざれば、今日天下の計画は出来ぬといふ事も委(くわ)しく語り……」(『由利公正伝』)
坂本龍馬と三岡八郎(由利公正)とは、夜を徹して協議し、基本方針を確認しあった。さらに龍馬は、越前藩に幽閉されていた三岡を、八方手を尽くして中央政界に押し出した。同年12月、龍馬の根回しによって金穀出納所取締役、すなわち大蔵大臣に任じられた三岡は、明治維新を成功させる上で決定打となった「太政官札」を、慶応4年(明治元年)2月から発行させることに成功したのである。龍馬と三岡は、幕末から明治維新というときに現れた、典型的なケインジアンであった。なんとケインズ理論が体系化される70年も前のことである。
当初明治政府の官制は、祭政一致を原則とした復古的な官制であった。まず神祇官が復活して太政官よりも上位に置かれ、太政官の下に民部省、大蔵省、兵部省、刑部省、宮内省、外務省の六省を置く二官六省制が採られた。太政官札というのは、この太政官によって明治元年閏4月から、明治2年5月までの1年間にわたって発行された政府紙幣であったのだ。発行総額は4,800万両で、通用期限は13年間とされた。戊辰戦争の戦費も含めた5,129万両の政府支出のうち、なんと94%を太政官札で賄なったのである。
当時戊辰戦争によって多額の費用を必要とした明治政府は、殖産興業のための資金が不足していた。欧米諸国に対抗するため、経済発展と軍事力強化による近代国家の形成を急いだ明治政府にとって、繊維産業や軍事産業などを柱とした産業育成政策である殖産興業の推進は必要不可欠であった。
日本初の紙幣の登場に、国民の間には戸惑いも生まれた。国民が紙幣そのものに不慣れであり、また新政府への信用も強固というわけではなかったので、太政官札100両を金貨40両と交換するケースもあったという。その対策に、政府は額面以下での本位貨幣との交換を禁じたり、租税などに太政官札の使用を義務付けるなどの政策をとったりしたという。とはいえ、もしも太政官札が発行されていなかったら、殖産興業のためのインフラ財源も確保できず、日本の近代化は大幅に遅れを取っていたに違いない。
また、財源確保の手段を他国からの借り入れに依存していたら、当然他国からの干渉を受けざるをえないことになる。欧米の先進国に肩を並べる近代国家に成長を遂げていくには、国の財政基盤を固める政府紙幣の発行は、無くてはならない必須のものであった。流通期間は短かかったが、現在の日本の礎を築いた明治維新の日本経済の基礎を築く上で、太政官札の果たした役割にはきわめて大きいものがあった。
それにしても元をただせば、二人のうら若き青年の「朝まで生ダンギ」が、やがてGDP世界第二位となる国家の財政基盤をつくったというのだから、実に痛快というしかないではないか。その日本を再出発させるべき今、竜馬と三岡に倣って大復興の財源をつくろうというときに、ああでもないこうでもないという小田原評定は無用である。虚心坦懐に歴史に学ぶ心さえあるならば、今こそまさに実践のときではないか。
政府貨幣の発行について、実は難しいことは何もない。実際私たちが日常使っている1円、5円、10円、50円、100円、500円玉は、大蔵省造幣局が発行している政府貨幣であって、日銀が発行しているお金ではない。記念硬貨もすべて大蔵省造幣局が発行する政府貨幣である。別に硬貨に限定されているわけではない。かつて私が子どもの頃には、政府紙幣もあった。靖国50銭札と板垣50銭札である。日銀とは別に、政府がシニョリッジ特権(通貨発行特権)を行使して通貨を発行することは、今現実に実行されている目の前の事実であって、法的にも実務的にも何らの問題もありえない。
ところが既述のように、話題が政府貨幣のこととなると、魑魅魍魎のやからがあれこれと口を出すのである。平成15年4月、日経新聞の招待によって来日したノーベル経済学賞のコロンビア大学教授、ジョセフ・E・スティグリッツ博士が、基調講演の中で、日本政府が財政財源を調達するために、政府紙幣の発行に踏み切るべきだと提言したことがある。
このとき当時日銀の理事で、現在わが日銀の総裁である白川方明氏は、政府紙幣も日銀券も、お札であることに違いはないのだから、政府紙幣の発行などはナンセンスであるとの批判をシンポジュームの席上で投げ返したのである。おそらくスティグリッツ博士も、あまりにも幼稚な日本のエコノミストの実態を知って、あきれ果ててしまったに違いない。
現日銀総裁の白川氏にして、政府紙幣と日銀券の間にある決定的な違い、すなわち造幣益の有無について全くの無知であるということである。日銀券は、どれだけそれを発行しても、それによっていわゆる造幣益という政府の財政収入は1円も生まれない。菅内閣が決めたように、かりに新規に発行された国債を、震災振興国債と呼ぼうが何と呼ぼうが、これを日銀が購入し、その国債の対価を新規に発行した日銀券で政府に支払ったとしても、結局それは政府の日銀からの借金であって、政府の債務がそれだけ増えるだけのこと。政府にとっていささかも造幣益のような利益が得られるわけではない。
また日銀券の発行は、その額がそっくり日銀の負債勘定に計上されるのであって、日銀自身にとっても、日銀券の発行によって造幣益が生まれるわけではない。ところが日銀券の発行と違って、政府貨幣を発行した場合、その発行額は、いっさい政府の負債にならないのである。
造幣局の統計データによると、昭和23年から平成22年までの政府貨幣(硬貨)の発行額は、5兆7738億8367万9000円、記念硬貨の発行額は2兆0167億5050万円、合計すると7兆7906億3417万9000円、ざっと8兆円にもなる。これは政府貨幣であるから、この金額は政府の負債勘定には計上されていない。この発行額(額面価額)8兆円から、原料費や加工費を差し引いた差額としての正味の造幣益は、政府の財政収入として、一般会計に繰り入れられてきたのである。
政府紙幣と日銀券のこの決定的な違いを、何と現日銀総裁の白川氏はご存じなかったのである。そして既述のように、政府紙幣も日銀券も、お札であることに違いはないのだから、政府紙幣の発行などはナンセンスであるとのたまわったのである。スティグリッツ氏が基調講演の中で、政府紙幣の発行は、債務としては扱われないと断言しているにもかかわらずである。
幸いわが国には、シニョリッジ特権の実践的活用について、理論と実践論の両輪を極めた天才がいる。大阪学院大学名誉教授の丹羽春喜博士である。丹羽博士の政策論に賛同する有志20名が、小渕恵三首相に政策要求書を提起したのが平成13年7月1日であった。それから10年、測りようのないほどの知的価値をもつ博士の提言は、残念ながらおしゃべり雀の話の種にされるか、さもなければ反ケインズ主義者の悪罵の標的にされてきた。10年が経過しようとしている今こそ、何としても博士の理論と実践論に日の目を見せなくては、それこそ日本人の恥というものであろう。
丹羽博士の実践論は決して難しい話ではない。それどころか実にスマートである。博士の実践論をよく知りもしない自称「エコノミスト」が、日銀券とは別に政府紙幣を発行すると、ATMや自販機などが混乱するとか、ハイパーインフレが避けられないなどと訳知り顔で論じている。まずは謙虚に耳を傾けるべきである。以下、博士の実践論の要諦を述べてみよう。見事にプロのエコノミストの発想の盲点をついていて、実に面白い。
はっきりさせておくべきことは、政府の財政収入を得る手段は三つしかないということである。(1)租税徴収、(2)国債発行、(3)通貨発行である。(1)にも(2)にも限界がある。ならば今日の深刻な財政・経済の危機を打開する財源調達は、(3)の通貨発行という手段しかない。そして通貨には、日銀券と政府貨幣しかない。??そしてすでに検討してきたように、政府貨幣を発行すれば財政収入を得られるが、日銀券の発行ではそれを得られない。平成10年3月末まで施行されていた旧日銀法においては、日銀券の発行には担保を必要とした。平成10年4月より、この担保の規定はなくなっている。だからといって日銀が無制限に日銀券を発行して債務超過に陥ってしまうことは、決して望ましいことではあるまい。
ところが政府貨幣では、この点が全く異なる。すなわち、通貨に関する基本法である「通貨の単位および貨幣の発行に関する法律」(昭和62年、法律第42号)では、貨幣すなわち政府貨幣の製造および発行の権能が政府に属するということが明記されている。この政府の貨幣発行特権(シニョリッジ特権)は、無制限かつ無担保である。しかも発行された政府貨幣の額が、政府の負債として計上されることもなく、その発行額は政府の正真正銘の財政収入になる。??こうした政府貨幣の発行による造幣益に対して、政府は利息を支払う必要も無ければ、償還をする必要もない。生産能力の余裕が十分にある現在のわが国のような状況下では、これは現世代および将来世代の国民の負担にもならない。??問題はここからである。政府紙幣というと、ほとんどの人は、今の日銀券の1万円札のほかに、別の政府紙幣の1万円札が印刷され、発行されるイメージをもつ。そこからATMがどうのこうのとか、自販機がどうのこうのとかいう議論が出てくる。
ついでに言っておくと、香港で使用されている紙幣の額面は10、20、50、100、500、1000HK$で、香港上海銀行(香港上海匯豐銀行=HSBC)、スタンダード・チャータード銀行(香港渣打銀行=Standerd Chartered Bank)、中國銀行(中國銀行香港分行=Bank of China)の3行からそれぞれ発行されている。額面によって紙幣(印刷)の色は統一されているが、デザインが違うので少し戸惑ってしまうかも知れない。しかし慣れるとどうということはない。ATMや自販機における混乱も全く無い。
丹羽博士の提案のスマートなところは、現実的に政府貨幣ないし政府紙幣を発行する必要がまるで無いところにある。つまり、国のシニョリッジ特権を、例えば500兆円分といった一定額分を日銀法第38条によって日銀に売ればいいのだ。その際政府がある程度の値引きをして売れば、日銀は日銀自身の資産内容を大幅に改善することができる。
日銀からの政府に対するその代金は、何も日銀券の現金で支払う必要は無い。500兆円であれば500兆円の金額が記された日銀の保証小切手を政府に渡せばそれでいい。政府はその保証小切手を財源として、震災復興なり、いかようにも財政出動に使えばいいのである。これこそが丹羽博士の「救国の秘策」である。実にスマートで、すっきりしていてすばらしいではないか。
丹羽博士の救国の秘策は、非常に容易かつ安全である。しかも効果は絶大かつ即効的である。問題があるといえば、こうした理に適った政策を禁じ手としてタブーにしたい、理屈の分からぬ妨害勢力の存在(多分日銀も)であり、あるいは日本がこうした超積極的な財政政策を採ることを、快く思わない海の向こうの金融勢力らである。
彼らの一部はまちがいなくこう言ってくる。そんなことをしたら、必ずハイパー・インフレになる、と。とんでもない。彼らには、わが国の経済が、どれほど長期にわたってデフレギャップ(需要不足による生産余力)を拡大してきたかが分からないのであろう。インフレギャップの発生など、今の日本には蜃気楼ですらありえない。虚心坦懐に考えれば、この丹羽博士の救国の秘策以外に、今のわが国の財政・経済の深刻きわまる危機的状況を克服する選択肢は何もないはずである。
中にはこういう屁理屈を、上から目線で言うやからがいる。そんなことで味を占めれば、財政規律が緩む、と。こういうやからがいる限り、政府主導、すなわち国民主導の民主主義などは、永遠に実現しない蜃気楼でしかない。だから政(まつりごと)は官僚にお願いしてやってもらわなければならないと言っているのである。
とはいえ、丹羽博士のこの窮極の秘策は、たとえば菅などには、まかり間違ってもできっこない。この秘策を実現するには、まちがいなく抵抗するであろう日銀等の抵抗勢力を、有無を言わせず従わせることのできる「辣腕」が必要であるし、海の向こうの金融資本の圧力と、一歩も引かず渡り合える外交能力も必要である。これらを二つながら備え、これを託せるのは、わが小沢一郎氏をおいては他にいない。ありえない。
元総務相の原口氏が掲げた「日本維新」は、今回の大惨事によって、ますますその意義に現実的な重みを増した。冒頭2011年が、日本現代史の特移点になると言ったのは、そういう意味での日本維新の年になるという意味である。そしてその特移点を突破するのに、わが日本国民は、小沢一郎氏という不世出のリーダーを、まさに貴貨として使うことができるのである。
小沢一郎氏を使うことができると書いた。この表現には重大な意味がある。どんなに小沢一郎氏が不世出のリーダーであったとしても、その小沢氏に百万力の力を与えるのは、国民である私たち一人一人である。主権在民なのである。小沢氏に何かを期待するのであれば、小沢氏が私たちのために何かをできるように、私たち主権者は何かをしなくてはならない。私たち主権者が立ち上がって行動を起こさない限り、2011年が日本現代史の特移点などになるわけもなく、「日本維新」がなるわけもない。
私事で恐縮であるが、3・11の2週間前、すなわち2・25、私、檀公善は、ついに70歳、古希を迎えた。70歳という節目に当たって、私は私の心の中で、高らかに「日本維新」のための宣戦布告を宣言した。「日本維新応援団」=「日本維新サポーターズ・アソシエーツ」(Nihon-Ishin Supporters Associates=NISA)と称する勝手連の旗を、高々と掲げようと決意した。鬨(とき)の声を天に届けよう。そして厳かに、文字通り命を賭けて戦うことを宣言しよう、と。
誕生日に私がまず考えたこと、それはそのとき目前に迫っていた「3・19東京一万人集会」に全力集中することであった。この集会の趣旨は、「2009政権交代の原点にかえれ!」、「こんな民主党なんて、いらない!」とあった。この二つが冠スローガンであるということは、例えば名古屋での「減税日本」の闘いや、政権交代の原点回帰を目指す原口一博氏の言う「民主党A」の勢力を広く結集する「日本維新の会」の理念とは、当然統合できるものであると考えた。
言うまでもなく今年2011年という年は、選挙の年である。統一地方選挙の前半、後半を合わせれば、全国で1,069件もの選挙がある。候補者だけでも総勢で万の単位になるであろう。衆議院議員の選挙も、4月24日に決まっている愛知6区の補選はもちろんのこと、衆議院の解散は、いつあってもおかしくない情勢である。
一時は4月24日の統一地方選後半との同時選挙も濃厚とされていたが、そこにまさに降って沸いた東北地方太平洋沖地震によって、被災地域の統一地方選挙の延期が決まった。そして衆議院議員選挙の日程は、とりあえず見えにくくなってしまった。まさに政治の世界は、一瞬先は闇である。
いずれにしても今年の前半が、未曾有の選挙集中の年であることに違いはない。しかも政権党である民主党のメルトダウンによって、選挙の拠って立つ政党基盤はきわめて流動的になってしまい、泥舟と化した民主党の、いわゆる民主党Aの候補者たちを救出する救命ボートには、まだまだ確たるものがない。減税日本や日本維新の会といえども、全国レベルで見れば、揺籃期にすら至っていない。
小沢氏に確固たる政治的基盤を約束することのできる勢力、これを、減税日本や藤島利久氏の「新党市民」を含めて、「日本維新」というキーワードでくくっていいものと仮定するなら、その日本維新の勢力にとって、衆議院議員を含めて、各レベルの選挙に取り組む準備は、まだまだほとんど整っていない。へたをすれば離党難民にすらなりかねない候補者もありうるというのが、今の混沌とした情勢である。
それでもどんなことがあっても、私たちは各レベルの選挙において、日本維新の勢力を勝たせなければならない。だから私は、日本維新応援団=日本維新サポーターズ・アソシエーツ(NISA)という勝手連を立ち上げたのである。
難民といえば、政党や候補者だけの問題だけではない。泥舟化している民主党の党員・サポーターにしても、難民化の危機は目前に迫っている。昨年の民主党代表選で、小沢氏に投票した党員・サポーターが、消えた11万票を除いたとしても、9万人もいる。この人たちのほとんどは、今でも形式上、泥船民主党の党員であり、サポーターなのであろう。
こうした党員・サポーターにも、それなりの大きさの救命ボートを用意しなければならない。いや用意するのではない。自前の救命ボートを自分たちでつくれるように、サポートしていく必要があるのだ。それが日本維新応援団=日本維新サポーターズ・アソシエーツ(NISA)なのである。
再度の確認であるが、3・19に掲げられた、「2009政権交代の原点にかえれ!」、「こんな民主党なんて、いらない!」という冠スローガンと、目の前の各レベルの選挙戦で日本維新の勢力がかかげる冠スローガンとは、必然的に軌を一にするべきものであるはずだ。
ちなみに日本維新応援団=日本維新サポーターズ・アソシエーツ(NISA)の第一の冠スローガンは、「原点回帰! 国民の生活が第一」であり、第二の冠スローガンは「○○減税日本VS増税日本●●」である。○○と●●は、勝ち負けを象徴したデザイン的要素に過ぎない。そして以上二つの冠スローガンに加えて、3・11の直後に、第三の冠スローガンとして、「超大型財政出動で震災復興を!」を追加することにした。
上の画像は、NISAの行進旗である。幅が2,456mm、長さが3,473mm、8.63u≒5.2畳の布製の旗である。デモ行進のときに、6人で手に持って行進するためのもの。3・19でお披露目するために作った。3・19のデモでは、ヘリコプターが空からカメラを回して放映するということを聞いていた。ならば空から見える超大型のポスターというか、旗を作ればいいというのが、この行進旗を作った動機である。デザインは、NISAのB2版大型ポスターを、そっくりそのまま拡大したものである。
デザインのモチーフは、イラストレーター川野隆司氏の作品「浪裏朝日」である。政治団体、日本維新の会のサポート活動全般に、自由に使えるという契約を交わした上で使用している。テーマはもちろん葛飾北斎の「浪裏」を現代化した構図と、燃えるような真紅の空をバックにした朝日の大胆な組み合わせである。このデザインは、ポスターをはじめ、名刺やのぼりなど、さまざまなメディアに統一された日本維新のシンボルとして使われていく。
選挙のような大衆動員を必須とする営みにおいては、シンボルやカラーを統一することの意義はきわめて大きい。シンボルおよびカラーに関しては、キーワード連想法による加点法によって評価をするが、このモチーフの場合、連想するキーワードは、日本語だけでも下記のように多岐にわたり、結果、圧倒的なポイントを獲得した。
太陽、朝日、朝、始、開始、スタート、旭日、日新(日々新た)、上る、昇る、上昇、天、天空、陽、陽気、熱、暖、温、温暖、プラス、ポジティブ、真紅、赤、紅、血潮、燃える、萌える、滾る、増、明、夜明け、暁、円、円満、満、丸、日の丸、日の出、日出る国、日の元、日本、日向、東、東方、東洋、和、球、玉、珠、祥、吉祥、福、祝福、福運、開運、勝、勝利、先勝、必勝、大、太、エネルギー、力、パワー、漲る、起。起床。七転八起、達磨、縁起、浪、波、濤、潮、黒潮、動、躍、躍動、興、復興、振興、生、生命、産、産土、生産、興産、富、富裕、豊、豊富、豊穣、豊饒、太平洋、洋、海、富士、不二、鴎、飛翔、希望、大願成就、……。
さらに興味のない人には蛇足かもしれないが、風水師、王健秋氏に気のパワーを測定してもらった。まさに針が振り切れるほどのパワーが放出されているという。自画自賛に聞こえるかもしれないが、まさに日本維新の夜明け、そして日の出の勢いを象徴する、最高のイメージであるということができよう。とくに東の空から昇ってくる太陽であることから、「東日本復興」のシンボルとして、これ以上のモチーフはないのではないかと自負している。
中心にNISAの3本の冠スローガンを入れた。「原点回帰! 国民の生活が第一」、「○○減税日本VS増税日本●●」、「超大型財政出動で震災復興!」。上部に「日本維新サポーターズ・アソシエーツ」の大きなロゴ、下部に大きくインパクトの強い太陽を配置しながらも、視線はごく自然にこれらの3本の、少し小さめに入れたスローガンに惹きつけられるよう、意図してデザインされている。アートディレクションとコピーは私、檀が担当、デザインはNISA代表でグラフィックデザイナーの松森伸仁氏が担当した。イラストはくり返すが川野隆司氏の名作、浪裏朝日である。
同じデザインのB2サイズのポスターは、3・19のデモが実行されていれば、全参加者に無償配布ができるよう、印刷を済ませていた。当日は軽トラックで明治公園の会場に運び、そこで参加者全員に1枚ずつ手渡しする予定であった。残念ながらデモが中止され、このことは実現できなかったが、せっかくのことなので、この★阿修羅♪の拙稿をお読みいただいているみなさんに、2種2枚一組を、先着5,000名様に無償でお送りしたいと思う。ただし、手渡しであれば送料がかからないが、メールであれば宅配便でお届けしなくてはならないので、送料として全国一律1,000円(以上)をカンパで負担していただけると幸いである。
「NISAポスター希望」
日本維新応援団=NISAの活動の一つは、このNISAのポスターを、日本維新、日本復興のシンボルとして、日本中の街角に張り出し、日本中の町や村の屋外、屋内を満艦飾にすることである。既に書いたように、今年は各レベルの選挙が総集中する未曾有の選挙年であるが、民主党のメルトダウンが始まっていることから、いわゆる民主党A、日本維新の勢力となる候補者にとっては、周到な選挙準備もできないままに選挙戦に突入していかなくてはならない特殊な事情、悩みを抱えている。とくに拠って立つ政党基盤がインフラとして十分に確立されていない現状では、政党ポスター等の準備も整わないままの選挙戦になることが十分に予測される。これは民主党Aないし日本維新の勢力にとって、きわめて不利なことである。
上掲のポスターは、最近民主党が制作した政党ポスターである。正気の沙汰とは思えない。崖っぷちに立つ民主党の候補者が、こんな恥知らずのポスターを使って一歩「前へ」進んだら、まっ逆様に谷底に落下すること必定である。まともな民主党Aないし日本維新勢力の候補者に、こんな縁起の悪いポスターが使えるはずがない。だからこそ私たち日本維新応援団が、日本全国の町や村を、浪裏朝日のポスターで満艦飾にしなければならないのである。
ところでこのNISAの浪裏朝日のポスターの、公職選挙法上の位置付けはどうなるのであろうか? このことはNISAの公職選挙法上の位置付け如何に依存している。要するにNISAという勝手連が、公職選挙法199条の5項に規定する「後援団体」に該当するかどうかである。同条同項によれば、「後援団体」とは、「政党その他の団体又はその支部で、特定の公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)を推薦し、若しくは支持することがその政治活動のうち主たるものであるもの」と定義されている。
NISAには、後半の「特定の公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)を推薦し、若しくは支持することがその政治活動のうち主たるものであるもの」は該当するが、前半の「政党その他の団体又はその支部」には該当しない。したがってNISAは、公職選挙法上の「後援団体」ではない。
こうしてNISAは公職選挙法上の「後援団体」ではなく、NISAのポスターは、公職選挙法の規制を受けることはない。いっぽう、「後援団体」のポスターや、いわゆる「政党ポスター」に該当する場合は、そのポスターは公職選挙法上のきわめて厳しい制限を受ける。NISAのポスターがいかに有利な宣伝媒体であるかは言うまでもない。
各レベルの選挙の公示日は目前に迫っている。本日、3月24日は都道府県知事、同27日は指定都市の市長、4月1日道府県議員および指定都市の議員、同12日は衆議院愛知6区補選、同17日は指定都市以外の市長・議員、特別区の議員、同19日は町村長、町村議会議員と、文字通り目白押しである。政党ポスターであれば、掲示可能期間は余りにも短く、衆議院議員選挙までの日程を考えると、途中統一選挙前半の期間、後半の期間には、いったん撤去しなければならないのである。
NISAのポスターであれば、無制限に貼り出すことができるし、一時撤去の必要も無い。今から2〜6カ月延期されることが決まった被災地域の統一地方選挙や、いつ公示されるかわからない衆議院選挙にかけて、同一のポスターを、いくらでも、いつまでも、貼り出して構わないのである。とくに被災地であり、小沢氏の出身地でもある岩手県および宮城県、福島県の少なくとも3県で、ずばり東日本復興のイメージであるともいえる浪裏朝日のポスターが、長期間にわたって貼り出されることは、被災者の皆さんをエンパワーする上で、この上ない力の源泉であると自負している。
NISAポスターの頒布は、原則としてデータ渡しで行う。データは無償で提供する。皆さんがパソコンで受け取ったデータを、最寄の印刷屋さんに転送するか、あるいはUSBメモリに落とし込んで持参すれば、全国の大半の印刷屋さんで印刷してもらえるはずである。またフェデックス・キンコーズのような大型出力のサービス業者に持ち込めば、1枚からのプリントにも応じてくれる。
印刷は、もちろんNISAでも実費で受け付ける。いずれにしても、これらは全てノンプロフィットのボランティア・ベースであって、いかなる卑劣な風評が流布されようとも、金儲けの事業などでは断じてない。いろいろなケースに応じた実費については、現在鋭意製作中のNISAウェブサイトにおいて公開される。
このB2サイズのポスターとは別に、A3弱サイズのミニポスターを、全国各地の最寄のセブン−イレブンの店頭でサービスしているネットプリント経由で受け取ることもできる。プリント料金は、1枚100円である。8桁のプリント予約番号を入力する必要がある。現在この番号は「65321696」であるが、有効期間は3月30日までである。その後のプリント予約番号は、NISAのウェブサイトで公開される。
私たちは、日本全国で、有権者総数約1億人の100人に1枚、すなわち少なくとも100万枚のNISAポスターを掲示したいと考えている。一人平均10枚貼ってくれるとして、10万人の応援団、つまりサポ−ターが必要になる。10万人! 決して小さい数字ではないが、大きすぎる数字であるとも思わない。だって昨年の民主党代表選で、小沢一郎候補に投票した党員・サポーターが少なくとも9万人はいるはずである。この数字には、不正に遺棄されたと噂される11万票は含まれていない。小沢支持の民主党党員・サポーターを結集するだけでも、10万人の応援団は実現するはずである。
民主党がメルトダウンしている過程の中で、これらの党員・サポーターの多くは、このまま放置されれば幽霊党員・幽霊サポーターになるしかない。繰り返しになるが、NISAはこれらの同志たちの救援ボートでもある。民主党の旧党員・サポーターとNISAとの違いは明らかである。どちらかといえば政党の付属物であり、カンパと票を貢ぐパッシブ(受動的)な立場でしかなかった旧党員・サポーターと違って、NISAは、「自立と共生」を地で行く、自主的な勝手連である。パッシブではなくアクティブ(能動的)に活動する文字通りの応援団なのである。
その趣旨は、私たちが共通に使っているメッセージ付き特製名刺のメッセージに表現されている。この名刺はサイズがふつうの名刺の倍。裏表2ページではなく、4ページからなる二つ折りの名刺である。もちろんデザインには浪裏朝日が採用されている。
名刺の内面にビッシリと書かれているメッセージを転載しよう。
転載開始
ごあいさつ
国が君の為に何ができるかより君は国の為に何ができるのか? J・Fケネディ
2年前私たちは、国民の生活が第一の理念に共鳴し、政権交代という偉業を成し遂げました。しかし私たちが目にしたのは、目を覆いたくなる菅政権による政権後退でした。そしてついに政権崩壊へ。
でも私たちは国民の生活を第一とする政治を諦められません。菅政権がマニフェストを放棄し、憑かれたように逆走する中、原口一博元総務相始め、心ある志士たちが、日本維新の旗の下日本の政治を一新する動きを始めました。
日本維新サポーターズ・アソシエーツ(NISA)は、この新しい政治の波を積極的に支持し、とことん応援するために、全国ネットの勝手連として産声を挙げました。
統一地方選、衆院選と、日本列島が選挙一色の季節を迎えています。これらに完勝することこそ、国民の生活が第一の原点に回帰する真の日本維新となるものです。
減税日本、新党市民等、日本維新の会に結集する大小の政党政派の候補を、全員必勝に導くことこそ、日本維新サポーターズ・アソシエーツに課せられた任務です。
この勝手連の運動を、あなたの貴重な1分、1円で支えてください。
私たちが全国で取り組んでいるさまざまの活動については、ぜひ下記のウェブサイトをご覧ください。
この名刺はご希望によりどなたでも無料で使用することができます。ご希望の方は下記ウェブサイトか電話からお申し込みください。
転載終り
このメッセージ付き特製名刺は、お申し込みにより、NISAの応援団員=サポーター志望者全員に、無料で制作してお届けする
(メッセージ付き特製名刺[無料]希望)。戦略的観点から、この名刺が「無料」であることは、きわめて大事なことであると考えている。戦争に譬えるのは適切でないが、この名刺はまさに、戦闘に欠かせない機関銃の銃弾そのものだからである。
したがって、どうしたら1円でもコストを下げることができるか、徹底的に工程等を工夫した。いろいろ調べてみたが、通常の名刺印刷の料金体系では、この特製名刺が100枚で5千円を切ることはない。私たちはまずA3のサイズに10面付けの台紙を印刷することで、カラー印刷のコストを大幅に下げ、これを2分割してA4に断裁し、ここに1人〜5人分の個人別原稿をモノクロのレーザープリンターで刷り込無む。そのあと、5面に断裁するという工程を実現した。目標原価は、100枚を印刷し、メール便で送る送料を含めて@300円であり、何とかこれを実現することができそうである。
ここまで単価を抑えることができれば、このための資金繰りは、カンパだけでも十分回るというシミュレーションをしている。そしてありとあらゆる手段を尽くして、この無料のメッセージ付き特製名刺を拡散し、サポーターの数の急拡大を図っていく。
今や沈み行く泥舟と化した民主党から、日本維新、日本復興を目指す勢力の新船、すなわち救援ボートに乗り移ろうとする民主党Aの候補者たちのラッシュは、止まるところを知らない怒涛の勢いになるであろう。彼らは自ら乗り移る救命ボートに、当然のことながら後援者・支持者をも乗り移るように、働きかけをせざるをえない。それこそ喫緊の至上命題である。NISAはこの民族大移動の勢いを的確に把握し、サポーターを救命ボートであるNISAに、破竹の勢いで組織していかなければならない。そのときに武器として役に立つのが、この応援団員=サポーター専用のメッセージ付き特製名刺であると位置づけている。
名刺を受け取ったサポーターは、リアルワールドにおいてはいろいろな人と名刺交換をしつつ、応援団員=サポーターを拡散していくことができる。またネットワールドにおいては、自分のブログを使ったり、BBSへの投稿やツイッターなどのソシアルメディアを使って、NISAおよびメッセージ付き特製名刺について広く拡散することができる。こうしてリアル、ネットの双方の世界で、NISAの存在を一気に拡散し、10万人の応援団員=サポーター、100万枚のNISAポスターの掲示目標を早期に達成していきたい。
有権者数175万人の名古屋市で、40万人以上のリコール署名を集めたあの名古屋市民のパワーを全国ネットで結集するならば、目標を達成し、来たるべき各レベルの選挙選で連戦連勝し、日本維新を実現することは決して不可能ではない。そのとき間違いなく私たちは、小沢一郎総理総裁に、日本復興の最高のリーダーとして働いてもらうことができるようになるのである。
今NISAでは、突貫工事で本格的なウェブサイトを開発中である。テンプレートには、ブログの簡便さで本格的サイトを作れるWordPress Themeを用いる。WordPress Themeを使ったことのある方、ホームページやブログのスキルを提供していただける方は、ぜひそのスキルと時間を提供していただきたい。ウェブサイトにも、NISAのイメージデザインである浪裏朝日は使用される。NISAのサイトでまず実現したいのはBBSである。
次に応援団つまりサポーター登録を合理的に受付け、メッセージ付き特製名刺の制作と連動させ、一日でも早く送付できる体制をサイト上に構築したい。さらにサポーター相互の各レベルの選挙区別のコラボレーションのための情報交換ができるインフラを提供し、またポスターをはじめとする応援グッズの発注、物流手配などを、最も合理的に実行できるEC機能を装備する計画である。
私たちは、3・19の東京デモを、小沢一郎総理総裁実現への最も重要な一里塚であると位置づけていた。残念ながら3・11の大震災によって中止となったが、私的には、3・19は、中止をせざるをえない事情であったというより、むしろ3・19の政治的意義をより拡大し、より鮮明にするべき必要性のほうが優先していたのではないかと考えている。3・11が発生したことによって、「2009政権交代の原点にかえれ!」、「こんな民主党なんて、いらない!」という思いは、スローダウンするどころか、いっそう募るものになったはずである。
未曾有の数の犠牲者や被災者は、自分たちの生命をかけた悲痛な叫びを、誰かに代弁してほしいはずである。また私たちは、その叫びを代弁するべき責務を背負っていたのではあるまいか。その上で、二度とこのような「人災」をくり返さないためにこそ、「2009政権交代の原点にかえれ!」をより強く叫ぶべきであったし、「こんな民主党なんて、いらない!」と強く強く叫ぶことによって、真の日本維新、日本復興を実現する政治勢力の結集と勝利を誓うべきではなかったか。犠牲者や被災者のことを思うと、デモなんかやってる場合ではないだろう、ではなくて、犠牲者や被害者のことを思えば思うほど、彼らの叫びをも糾合して、より力強くデモをしなければならなかったのではないかというのが、個人的ではあるが、私の見解である。
そういう意味で、私は3・19が中止になったことについては、残念でならない。ただしこれは、私の一つの個人的見解であり、感想である。主催者たちのご苦労やご努力に、無責任に水を掛ける意図は微塵も無い。私は一協賛団体の代表者に過ぎないし、もちろん主催者ではないのだから、主催者の決定については当然敬意を払って尊重するものである。主催者が苦渋の選択として中止を決定した背景には、おそらく私などの知りえないご苦労やご配慮があったものと推測する。
中止決定の文章を読むと、「4月下旬以降または政局の動向が見えるようになるまで延期やむなし、との判断に至りました」とある。4月下旬と言えば、まさに統一地方選挙が終り、「政局の動向が見えるようにな」っている時点である。それまで手を拱くのではなくて、むしろ政局の動向をリードすることこそ、デモの趣旨であるべきではなかったか。私としては、地団太を踏む思いである。中止を決定された主催者の思いも、地団太を踏む思いであろうと思う。またぜひとも参加したいと手ぐすねを引いておられた参加予定者の皆さんも、みんな同じように地団太を踏む思いでいるに違いないと思うがいかがであろう。
ここは延期の期間を最小限にして、可能な限り早期に、あらためて開催に踏み切ってはいただけないだろうか。ぜひともご検討をお願いしたいものである。
日本維新の会β版の最新の情報によれば、「日本維新の会」の設立総会も、地震対応のために延期になったようである(http://www.facebook.com/event.php?eid=139258199473121)。。あらためて開催される設立総会には、全力投球で参加者を募りたいと思っている。参加は、g10320@shugiin.go.jp で受け付けてい る。申し込んでおくと、正式の開催通知などを受け取れることになっている。設立総会に、メッセージ付き特製名刺を持参したい人は、今すぐこちらから申し込んでいただければ、最優先で作成し、発送させていただく。
3月19日の『メルマガ・日本一新』に、「菅首相は原子力を本当に知っているのか?」と題する平野貞夫氏の次の一文があった。
引用はじめ
菅首相は16日(火)夕刻、官邸を訪ねた内閣府特別顧問の笹森清元連合会長に「ボクはものすごく原子力に強いんだ」と、東工大応用物理学卒の経歴を誇るように言ったという報道があった。私はこれを聞いて、よくも言えたものだと驚き、平成19年7月の参議院通常選挙のことを思い出した。
当時、私は民主党高知県連代表を務めていた。東電のプルトニュウム汚染物を高知県東洋町に埋める話があり、反対運動をやっていた。民主党高知県連は、エネルギー対策の中長期構想として、「プルトニュウムという核兵器になり、有害物質を発生させる現在のウラニュウム原発政策を順次変更すべきだ。そのため、プルトニュウムを焼却でき、かつより安全性が高い“トリウム溶融塩原子炉”(ja.wikipedia参照)の研究開発を復活すべきである」ということをまとめた。
この趣旨を参議院選挙のマニフェストに入れてはどうかと、私は当時の小沢代表に進言した。小沢代表は「それは良い考えだ。私から菅代表代行や鳩山幹事長にいうと上から命令する感じになるので、君から二人によく説明して、是非マニフェストにいれるようにして欲しい」と応じてくれた。
早速、菅代表代行に会って、小沢代表の意向を踏まえて説明したところ、実に素っ気なく、「文科系の君から原子力の話を聞いても仕方がない」という不遜な態度であった。驚いたのは「トリウム溶融塩炉による原子力発電なんか知らない」という言葉であった。この人は政治家として、ウラニュウムによる原子力発電の危険性について認識していない。これ以上、民主党内でこの説明をしても無駄だと思い、鳩山幹事長には説明することをやめた。
東電出身の笹森氏は記者団に「(首相は)原子力について政府の中で一番知っていると思っているんじゃないか」と、皮肉交じりに語ったという。この菅首相の驕りが、12日(土)早朝の自衛隊ヘリによる福島第一原発事故現場に行くという暴挙につながり、爆発防止の現場で結果的に初動作業の邪魔をすることになる。
同日の与野党党首会談で、「危機的状況にならない」と、菅首相が断言するのを待つかのように1号機で水素爆発が発生し、原子炉建屋が崩壊した。15日(火)早朝の東電本社での恫喝行動といい、官邸での「東電の馬鹿野郎」との怒鳴り散らし発言といい、福島第一原発をめぐる菅首相の判断ミスには際限がないのでこの程度にしておくが、この初動の遅れが、禍根となったことだけは明記しておきたい。
引用終り
私は平野氏のこの文章の中で、「小沢代表は『それは良い考えだ。私から菅代表代行や鳩山幹事長にいうと上から命令する感じになるので、君から二人によく説明して、是非マニフェストにいれるようにして欲しい』と応じてくれた」という文章と、「菅代表代行に会って、小沢代表の意向を踏まえて説明したところ、実に素っ気なく、『文科系の君から原子力の話を聞いても仕方がない』という不遜な態度であった」という文章とのコントラストに接して、実に複雑な感慨を抱かざるをえなかった。
既述のとおり、私はここに出てくる「プルトニュウムを焼却でき、かつより安全性が高い“トリウム溶融塩原子炉”」の開発設計者である。このことについては、拙著
「東ティモール非電化人口を一掃するトリウム・エネルギー」をお読みいただきたい。以下、内容の一部を引用させていただく。
引用開始
ところが、反原発運動の中にも少しずつ認識が広まってきていますが、原発の中には、ウラン−プルトニウム・サイクルがもたらす「3K」(核兵器、核拡散、核廃棄物)とは無縁の、安全かつ安価に建設できるトリウム熔融塩原子炉によるトリウム原発という選択肢があるのです。
トリウム熔融塩原子炉の特徴は、まず原理的に苛酷事故を起こすことがありえず、ウラン軽水炉に比べて3,667分の1しか放射性廃棄物を生みません。最も厄介な核廃棄物であるとされるプルトニウムを生み出さないばかりか、このプルトニウムをも燃料として焼却し、エネルギーに変えてしまうことのできる唯一の原子炉でもあるのです。
反原発運動の中では、核兵器や核拡散の原因物質であるプルトニウムを指弾するわりには、現実に溜まりに溜まりゆくプルトニウムについて、これをどうやって処分すればいいのかについては、全くのノーアイデアのようです。本気で地球上からプルトニウムを葬り去ろうと考えるのであれば、これをトリウム炉で燃やし、核エネルギーに変えてしまうしかないのですが……。
日本はすでに原爆を5千発もつくれるだけのプルトニウムを備蓄しています。つまり日本は、たったの2週間もあれば、いかようにも核兵器を作れる潜在的な核保有国なのです。その日本が、世界唯一の被爆国であることや、憲法第9条を根拠に、いかに声高に核兵器の全廃を訴えたとしても、世界が日本を信用してくれるわけがありません。こうした日本を見る疑いの目にきちんと対応していくためにも、日本は増え続けるプルトニウムの備蓄に対して、明確な方針を打ち出す必要があります。プルサーマル計画をもって「核保有国」への疑惑を払拭することはできないでしょう。
トリウム熔融塩原子炉の基礎実験は、今から40年以上も前の1969年に、米国のローレンス・リバモア研究所で成功していましたが、「核兵器を作れないトリウム原発は冷戦の役に立たない」として、当時のアイゼンハワー大統領によって却下され、以来トリウムは封印されたまま現在に至っています。
このボタンの掛け違い以後、世界の核技術者たちの手で、研究開発の命脈が細々と保たれてきましたが、2009年1月、北欧3国のトリウム原発の開発企業3社のコンソーシアムによって、ついにフィンランドの次期の6番目の原発として、3,000MWeのトリウム原発を採用するよう、提案がなされていることが発表されました。
またトリウム熔融塩の研究で世界の最先端を行っていたチェコ原子力研究所は、2011年に実験用トリウム熔融塩原子炉を完成させることを公表しています。
一方アメリカでは、40数年前にトリウム炉の実証実験を成功させた上記のローレンス・リバモア研究所が、アルゴンヌ研究所、ロス・アラモス研究所とのコラボレーションによって、連邦エネルギー局の管轄の下、SSTAR(小型・密封型・移動式・自動式の炉)というコンセプトのトリウム炉の開発研究に取り組んでいます。
そしてこのプロジェクトには、実は日本の財団法人電力中央研究所(CRIEPI)からも、ローレンス・リバモア研究所に研究員のチームが派遣され、コラボレーションに参加しているのです。
また米国議会は、米海軍においてトリウム原子炉の研究を進めるための開発費を、国防予算の中に織り込むことを議決しました。ついでながらいくつかの情報を分析すると、オバマ大統領が近々、トリウム・エネルギーの積極的展開策を打ち出すであろうことは、ほぼまちがいのない規定路線であるようです。
私は、古川博士(この投稿の中で、既に氏の朝日新聞への投稿を転載済み)のいう1兆kWeの電力(人類全体が21世紀に必要とすると思われる電力の総量)を生み出すトリウム原発網を、21世紀中に建設するための総合計画の策定に取り組んできました。シミュレーションの結果、出力80MWe、50%稼動、寿命30年の分散型小型トリウム熔融塩原子炉を、総計で84万基生産する必要があることが導き出されました。また立ち上げには10年で倍増というスピードが要求され、ピーク時と想定される2065年での発電量は、100億kWe/年となる必要があることが推定されます。
この天文学的スケールの大量生産を実現するために私が到達した開発構想は、原発の構成要素である「原子炉+蒸気発生器」および「タービン+発電機」を、それぞれ45フィートのコンテナーサイズに凝縮、つまり原発全体を2本のコンテナーに集約してしまい、プレファブリングによって大量生産するというものです。ちなみに、45フィートのコンテナーは、13,716ミリ×2,438ミリ×2,896ミリというサイズです。
これで地球上のどんな場所であれ、2本のコンテナーをコンテナー船、鉄道、トレラー等で現地に運びさえすれば、一夜城ならぬ一夜原発ができ上がるということになるわけです。言い換えれば地球上の任意の場所が、直ちに油田の油井になるようなもので、電力は、個々の需要地において必要なだけ幾らでも得られるということになります。たとえそれが、銀座4丁目であっても、あるいは南極の昭和基地であっても、そしてもちろん東ティモールの「電気の通じない村落地域」であってもということです。
わが国初の原発は、茨城県東海村の広大な敷地に建設された東海発電所で、その出力は166MWeでした。わずかコンテナー2本に凝縮されるトリウム原発が、東海発電所の約2分の1の出力を実現することを思えば、実に隔世の感を禁じえないものがあります。
80MWeのトリウム原子炉を45フィートのコンテナーサイズに凝縮することは、もちろん至難の業です。構成要素は炉本体、燃料タンク、熱交換器(蒸気発生器)、ポンプ等となるわけですが、当然ながら、炉本体は可能な限り大きくしたいわけです。そうすると、燃料タンクは炉本体に比例するとして、熱交換器+ポンプの大きさと炉本体の大きさとは、絶対的なトレードオフの関係になってしまいます。
どのように工夫してみても、熱交換器とポンプのサイズを小さくすることは容易なことではなく、私は一時、80MWeを下方修正するか、あるいはコンテナーサイズ化を諦めるか、というところまで追い詰められていました。とにかくコンパクトな熱交換器の技術を見つけ出すしかないと、グーグルで、「heat exchanger」、「熱交換器」をキーワードに検索をかけ、世界中のありとあらゆる熱交換器を虱潰しにチェックしていきました。
そうして私の目に止まったのが、フィンランドのバーテルス社が製造しているプレート・アンド・シェル(P&S)熱交換器でした。早速来日したバーテルス社の社長と技術部長に、基本設計を試みたトリウム熔融塩炉の仕様を説明し、そこに組み込む熱交換器として、同社のプレート・アンド・シェル熱交換器の技術が応用できるかどうかのディスカッションを行ないました。
問題はいくつかありました。最大の難点はプレートのサイズでした。設計では、直径2,408ミリの円形のプレートが多数必要になるのですが、素材である耐熱・耐放射線のニッケル合金、1%ニオブ添加ハステロイNの鋼材の板幅は、1,500ミリしかないのです。
結局バーテルス社では、1,500ミリ幅の鋼板2枚を溶接で並列に接ぎ、3,000ミリの幅にすることにチャレンジすることを決断してくれました。こうした紆余曲折を経て、80MWeのトリウム原子炉は、1ミリと違うことなく、ぴったり45フィートのコンテナーサイズに納めることが可能ということになったのです。
それにしても、一口に84万基といいますが、その生産自体、とてつもなく大変なことです。うまく生産計画を調整しても、ピーク時で年産8,400基程度になります。年間280日の稼動として、日産30基のペースです。しかもタービンや発電機など、この炉の生産数に見合った発電設備や送電設備(グリッド)等のインフラも、原子炉に付帯して生産されなければなりません。
それだけではありません。実はトリウムという核燃料は、それ自体では燃えません。つまり核分裂を起こさないのです。国際高等研究所の亀井敬史博士の表現を借りるならば、トリウムはいわばマッチの軸木みたいなもので、燃えるためにはマッチの頭の火薬部分に相当する「火種」が必要になります。幸いトリウム原子炉の普及の初期には、現行のウラン−プルトニウム・サイクルの厄介な廃棄物であるプルトニウムをこの「火種」に使い、焼却という目的と併せて一挙両得とすることができるのです。
私は単純にウラン−プルトニウム・サイクルの現行の原子力発電を否定し、トリウム原子炉を絶対視する立場を採るものではありません。ウラン−プルトニウム・サイクルの原子炉は、多くの先進国のみならず一部の途上国を含めて、無視することのできない規模ですでに稼動しており、よしあしはともかく、現実に大量のプルトニウムを廃棄物として排出しています。
とりあえずトリウム原子炉に点火する「火種」として、このプルトニウムを全量活用することは、二重に重要な意味をもっています。そういう意味では、現行稼動中ないしは建設中、あるいは建設予定のウラン−プルトニウム・サイクルの原子炉とトリウム原子炉は、互いに共存しつつ、遷移・移行していく関係にあるのです。そしてそうすることこそ、ウランVSトリウムを絶対的で不毛な対立とするのではなく、両者の間の現実的な共存関係を築くことになるのです。
ところでこのウラン−プルトニウム・サイクルの廃棄物であるプルトニウムは、決して無尽蔵に存在するものではありませんし、また無限に排出を続けていいものでもありません。したがっていずれトリウムというマッチの軸木を燃やす「火種」としてのプルトニウムが不足することになるのは確実ですし、またそうなってくれなければ困るということでもあります。
そこで古川和男博士の核スポレーション反応という原理を応用した大電流陽子加速器と熔融塩増殖反応装置とからなる加速器熔融塩増殖炉を使って、トリウムから「火種」となるウラン233を増殖することが必要となってきます。
マッチの軸木であるトリウムを大量に燃やそうとすればするほど、「火種」としてのマッチの頭の火薬が相応な量必要になります。トリウム炉の生産は、マッチの頭の火薬の確保に支配されます。廃棄物プルトニウムに限度がある以上、加速器熔融塩増殖炉の開発について、悠長に構えているわけにはいきません。
引用終り
トリウム・エネルギーと私の立場、仕事について、拙文を長々と引用させていただいたが、こうした執筆は、わが日本では、今回の福島原発の惨事のような機会でもなければ日の目を見ないものなので、あえて紹介させていただくことにした。お許しいただきたい。
実を言えば、今回の日本の惨事によって、早速いくつかの国では、ウラン−プルトニウム・サイクルの原発開発計画を見直し、トリウム・エネルギーの開発をテンポアップする計画を表明している。中国、インドはその典型である。北欧3国、ドイツ、アメリカなども、トリウム・エネルギーに全力投球をしてくるに違いない。
こうした国際的な状況の中で、日本の実態は最悪である。意図的にトリウム・エネルギーを無視するだけでなく、強引に高速増殖炉もんじゅの計画を推進し、また諸外国に東芝などのウラン−プルトニウム・サイクルの原発を売りつけることを、国策とすらしている。平野氏の文章にあるように、一国の首相である菅は、「驚いたのは『トリウム溶融塩炉による原子力発電なんか知らない』という言葉であった」のであり、「この人は政治家として、ウラニュウムによる原子力発電の危険性について認識していない」のである。
私は半ば本気で、日本でトリウム原発が実現するのは、世界の国の中でもラストに近い国になるのではないかと考え、諦めの境地に至っていた。そしてそれと同時に、むしろ世界でも最も貧しく、最も電化率の低い東ティモールであるとか、バングラデシュやルワンダにおいて、最優先でトリウム原発を実現するプロジェクトに取り組んできた。
そういう私であったから、平野氏の、「小沢代表は『それは良い考えだ。私から菅代表代行や鳩山幹事長にいうと上から命令する感じになるので、君から二人によく説明して、是非マニフェストにいれるようにして欲しい』と応じてくれた」という文章に初めて接し、感涙を流している次第である。小沢一郎氏が政権のトップリーダーに就けば、トリウム・エネルギーがこの日本の国で日の目を見るのだということに、確信がもてたからである。
しかしこれが実現するとすれば、そのプロセスは想像を絶するほどに凄いことになる。何せ独立行政法人日本原子力機構といえば、権力構造から言って、これは国の権力が全く及ばない国家権力の中の独立した国家権力なのである。日本の国家が手も足も出せないほどの絶対権力をもっている。日本国の原子力政策は、イコール日本原子力機構が決める原子力政策なのである。民主党の原子力政策を起草している電力労組出身の党員も、実にこの日本原子力機構の意を忠実に体しているのであるから、小沢一郎氏の「トリウム・エネルギーをマニフェストに」などという発言は、まさしく驚天動地のとてつもない出来事なのである。
私はあらためて確信した。小沢一郎氏こそは、日本維新と日本復興を本当に実現できる、日本で唯一無二の政治家である。NISAはあらためて小沢一郎政権の実現を目指す自立と共生の勝手連として、日本維新、日本復興の先頭に立って闘う。再びジョン・F・ケネディの名言を引用して稿を終えよう。
・・・And so my fellow Americans, Ask not what your country can do for you. Ask what you can do for your country.
「ポスター」「名刺」をご希望の方、NISAにご協力をいただける方は、こちらからお申し込みください。
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/726.html
03. 偏執人 2011年3月24日 02:04:37: VkBiiTW8Bixqk : VNfy77AyP6
サイト「ちきゅう座」で紹介させて、いただきました。
ジャック・ドンドンさん、ありがとうございます。
共同通信24日0時17分のオーストリア気象当局とこの記事、さらに今中哲二氏のチェルノブイリ事故の分析
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/20110318imanaka.pdf
を読むと、日本の今の状況がどのようなものか、ほぼわかるのではないでしょうか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/644.html#c3
04. 2011年3月24日 02:05:12: stMOEQyaMw
日本を見限る日本人、大量のパスポート申請
地震と津波のせいなのか、福島第一の原発事故
2011.03.19(Sat) 川嶋 諭
経済産業省の原子力安全・保安院は東京電力福島第一原子力発電所の1〜3号機の事故に対して、事故の評価を1979年に米国のスリーマイル島の原発で発生した事故と同じ「レベル5」に引き上げた。
「自然の脅威によるものとはいえ」に、強い疑問
これに対し、東電の清水正孝社長は3月19日未明、次のようなコメントを発表して福島県民および日本国民に謝罪した。
「極めて重く受け止めています。発電所の周辺地域の皆様や県民、社会の皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけして、心より深くおわびします」
「大規模な地震に伴う津波という自然の脅威によるものとはいえ、このような事態に至ったことは痛恨の極みで、今後も政府や各省庁、自治体の支援と協力を仰ぎながら、事態の収束に向けて全力を挙げて取り組んでいきます」
ちょっと、おかしくないだろうか。ちょっとではない。信じられないほどおかしい。そもそもテレビや新聞のニュースでは「予測を超える自然災害だから仕方がない」というようなコメントが様々な専門家やキャスターから発せられている。
予測を超えるとは何なのか。どれだけの震度や津波を予測していたのか。過去の震災事例を徹底的に調べ上げている作家の広瀬隆氏によると、この程度の揺れや津波は予測されていなければおかしいという。
福島を襲った津波はこれまでに例がないことではない
「揺れに関しては直下型の地震ではないので、阪神・淡路大地震の時に比べて揺れは深刻な影響を与えなかったと考えられます。また、津波に関しては2004年に発生したスマトラ沖地震と同じような規模だと考えられます」
安心・安全が絶対の生命線である原子力発電所である。世界で過去に事例があるような地震に対して十分な対策が施されていなかったというのは、どういうことなのか。
これが火力発電所ならば、発電所が流され発電不能に陥るだけで済む。しかし原発はいったん大規模な事故を起こせば、何百年にもわたって深刻な影響を及ぼす。
1基の大事故が日本列島全体を少なからず放射能汚染し、国民の生活を困難にする。だからこそ安全には絶対をもって対処しなければならないはずだ。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5640
東電の社長コメントには、そうした危機感と緊張感が感じられない。もちろん、政府にも全く危機感と緊張感が見えない。ただ慌てているだけである。
東海沖でも地震発生、東海地方の原発は安全か?
先日、茨城県から青森県沖ではなく、東海地域でもけっこう大きな地震が発生した。地震学者は「東日本大震災は東海地震には影響しない」と言うが、影響しなくても地震はいつ発生してもおかしくない。
なぜ、菅直人首相は、日本で稼働している原発の全部をいったん止めて、安全対策の再検討を指示しないのか。全部止めてしまっては国民生活に影響が大きすぎるというなら、最も地震の可能性が低く設計上も安全度が高い原発をピックアップする作業くらいは指示すべきだ。
万が一、新たな大地震が日本列島のどこかで発生して同じような原発事故が発生したら日本は終わる。なぜか、政府もそしてマスコミも原発事故に対して甘すぎる。
事故が発生したあとも、日本のマスコミは政府の発表をただ垂れ流すだけ。それでは権力をチェックするマスコミの意味はない。
またいわゆる御用学者と言われるような原子力学者に政府の発表を追認させるようなコメントを述べさせるに至っては、日本のマスコミは政府の広報部門だとしか思えなくなる。
右往左往するだけの日本のマスメディア
そうした日本の体質を厳しく批判しているのが元朝日新聞の記者、烏賀陽弘道(うがや・ひろみち)氏のこの記事である「頼れるどころか、もはや有害な日本の震災報道」http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5640?page=2。
「これだけ毎日、新聞を綿密に読み、ニュース(テレビ、インターネット両方)にかじりついているのは、1995年(1月に阪神・淡路大震災。3月からオウム真理教事件)以来16年ぶりだ。その間、日本の報道は成長がないどころか劣化が隠しようもない」
この記事の趣旨は、日本の報道は、安全だという政府の発表を垂れ流すだけだと思ったら、3月15日付の朝日新聞の夕刊1面で竹内敬二編集委員が「事故はチェルノブイリ並み」だと突然、国民の不安を煽る記事に豹変したというもの。
政府が繰り返すように安全なのか、豹変した朝日新聞が言うように日本はチェルノブイリ原発事故並みに危険なのか、烏賀陽さんは「日本の読者を混乱させるだけだ」と言う。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5640?page=2
そして、米国政府の見解やオーストラリア政府の見解をネットで調べ、万が一チェルノブイリ原発事故並みになっても放射能汚染物質が降るのはせいぜい半径30キロ以内ということを知り安心する。
戦時並みのクライシスに有害なだけの報道
そして、こう結論づける。
「ここに、日本の記者クラブ系メディアが抱える宿痾の腐臭がまた漂ってくる。彼らはあまりに『日本政府発の情報偏重』であり『国内情報偏重』である。外国の政府公式情報ですらチェルノブイリはありえないと断定しているのに、視界から落ちてしまう」
「日本政府や東電の発表を押しのけて、外国政府の見解が1面トップでもいいではないか。自分で判断できず、公式情報に頼る手法でも、それくらいはできる。なぜそれほど日本政府情報を世界の公式情報の中でも偏重するのか」
「この生死がかかったクライシスに、何という劣悪な報道だろう。平時ならミスリードでしたね、とへらへら笑って許しているかもしれないが、これは戦争並みのクライシスなのだ。生死がかかっているのだ。この愚劣な報道は有害ですらある」
「もう一度言う。クライシスに市民のために役立たない報道など、何の存在価値があるのだ」
冷却と電力回復に必死の東電
烏賀陽さんのこの記事は、3月18日の1日だけでJBpressが始まって以来、最も読まれた記事になった。それも圧倒的だ。恐らく第2次世界大戦後最大の危機に直面して、国民の多くが大メディアに対して不信感を抱いていることの証左だろう。
正確を期するために、15日の朝日新聞夕刊に載った竹内敬二編集委員が書いた記事の出だしの一節を転載しておこう。
「信じられないが、最悪事態に備えなければならない。放射性物質の大量放出事故は1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故しかない。大量放出はまだ起きていないが、この事故と比べられることになる」
さて、現在、政府は自衛隊や消防を動員して放水活動に取り組み、原子炉や使用済み核燃料の冷却に務めている。一方で東電は東北電力の高圧線から電力を取り込み、福島第一原発の電源回復に全力を挙げている。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5640?page=3
しかし1つ確かなことは、これらが成功したとしても、既に大量の放射能を放出している福島第一原発は元の姿には戻らないということだ。
東京のパスポートセンターは申請に6時間待ち
爆発で吹き飛び強い放射能に汚染された瓦礫や原子炉などを取り除かない限り、これからほぼ永遠に原子炉の近くからは強烈な放射線が放出され続ける。一過性でない原子力の怖さがここにある。
3月18日、東京・有楽町の交通会館にあるパスポートセンターには申請者が殺到、6時間待ちになったという。日本から退去しようとしているのは外国人だけではなく、日本人までが海外に避難しようとしているようだ。
パニックを起こすのはいかがなものかとは思うが、情報を正しく伝えない政府や東電の責任は重い。そして、安全性に対する認識の甘さには怒りを覚える。そもそも海外では、今回事故を起こした福島第一原発の原子炉に構造的な問題があったことが指摘されている。
福島第一原発の原子炉は米ゼネラル・エレクトリック(GE)製で、それらには設計上の欠陥があるにもかかわらず製品化したとして、GEの元技術者が35年前に辞めていたというのである。
その技術者たちは米国のテレビや新聞のインタビューに答えて、次のように語っている。
福島のGE製原発は欠陥商品だった?
「福島第一原発で使われているGE製のマークI型原子炉は、大規模事故による負担に耐えうるよう設計されていなかった。その分析が終了するまで一部の原子力発電所は閉鎖されるべきだと思っていたが、GEや公共事業各社はそれに応じる気がなく、そのため私はGEを退職した」
GEのジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)は、このことについて直接コメントはしていないようだが、福島第一原発の事故には非常な関心を示しているという。
日本のGE関係者によると、「イメルトは今回の事故を大変悼み、日本には最大限の援助をしたいと言っている。メールその他から伝わってくる関心の高さは尋常ではない」という。
今回の事故がGEの設計ミスによるものではないにしろ、35年前の事実がいま明らかになってきたというのは、極めて重要な点だろう。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5640?page=4
東電はその事実を当然知っていたはずだし、やはり問題は、この3月で福島第一原発の1号機は建設されてから40年が経ち、米国の基準では廃炉されなければならなかったことだ。
40年前の技術に危険なプルトニウムを使う
それにもかかわらず2010年に東電は、福島第一原発を20年延長して60年運転すると決め、さらに技術的課題の多いプルサーマル(使用済み核燃料から出るプルトニウムをウランに混ぜた混合燃料のMOXを使った運転)まで実施し始めた。
プルトニウムはテロリストが手に入れれば簡単に原子爆弾を作れてしまうと言われるほど危険性の高い放射性物質である。津波以前に東電の安全基準を疑いたくなる。まあ、冒頭に記した社長のコメントがそれを如実に表しているのだろう。
さて、福島第一原発の現場では、必死の作業が繰り広げられている。本当にそれこそ死と隣り合わせの作業である。
失敗すれば、福島はチェルノブイリと同じか、あるいは原子炉の数が多いためにそれ以上の放射能汚染を招く危険性も指摘されている。
そうなるとすぐ近くの福島第二原発にも人が近づけなくなり、こちらの事故を誘発する恐れも出てくる。現場で作業されている自衛官や消防隊員の努力には、最大限の敬意をお送りしたい。あなたたちに日本はかかっている。
死を覚悟して放水に取り組む自衛官
3月18日昼。福島第一原発への放水活動を担う自衛官の代表として、ある自衛官から特別寄稿が届いた。「福島第一原発:報道をはるかに超える放射能」である。
本名を明かせば処罰は免れないので偽名にしてあるが、その叫びは悲痛だ。
「放射線量は明言されていませんが、先ほど述べたように相当高い放射線量の中で、原子炉建屋から10メートルという至近距離から放水しました。この大型消防車も通常車両ですので、放射線対策は講じられていません。まさに、自衛官は命がけで前線に出たのです」
この自衛官によると、現地の放射線量は東電や政府が発表しているものよりも相当高いレベルにあるという。その中を10メートルの至近距離まで近づかなければならないのは、まさに死を賭した活動と言わなければならない。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5640?page=5
自衛隊には放射能汚染された地域で活動する任務を負ったチームが存在するが、その人数はわずかで、交代要員を確保するのも難しいという。さらに、その装備も十分ではない。
危険な放射能にほぼ丸腰で挑む放水隊
「本年度から後継車両であるNBC偵察車の部隊配備が始まります。放射性物質の除染を行う場合、真水による外部の洗い流しが有効なので、本車両では、装甲車両や街路から放射性物質となっている塵や埃を、除染剤や温水等によって除去(洗浄)します」
「しかし、本車両は部隊で使用している73式大型トラックをベースとしているため、β線以上の放射性物質から乗員を守ることはできません。このことは、73式中型トラックに搭載する94式除染装置についても同様に言えます」
「いわば、丸腰で汚染地域での除染活動を行うことになってしまいます」
また、隊員が身につける防護服についても人体に極めて影響の大きな放射線はほとんど防止できないという。
「個人装備では、α線やβ線を防ぐことはできても、γ線やX線、中性子線などの放射線を防ぐことはできません」
「現在、恐らく放射性同位体である137セシウムなどからγ線や中性子線が出ているでしょうから、防ぐことは無理でしょう」
菅首相は陣頭指揮に立つべきでは?
自衛隊員や消防隊員はまさに生命を懸けて放水に当たっている。彼らの双肩には日本の命がかかっていると言っても過言ではない。寄稿してくれた自衛官は次のように締めくくっている。
「隊員を喜んで死地に向かわせるのは、自衛隊最高指揮官である内閣総理大臣をはじめとする、防衛大臣などの各級指揮官の堅確な意志と熱誠を込めた言葉です。そして兵を死地に向かわせるなら、指揮官陣頭であるべきです」
「本原発事象は長期化するでしょうから、是非、菅政権にあっては原子力災害派遣に従事する自衛官に対して、熱誠を込めた言葉で語りかけて頂きたいです」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5640?page=6
この言葉を読んで、恐らく多くの読者は日露戦争の旅順攻略を思い浮かべたのではなかろうか。司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』におけるクライマックスの1つ、大日本帝国陸軍大将、乃木希典が指揮を執った戦いである。
なぜ日露戦争で旅順の要塞攻略が成功できたか
難攻不落と言われたロシア軍の旅順要塞の前に、日本軍はただただ屍の山を築くだけ。司馬遼太郎の小説では、乃木の無策に業を煮やした陸軍大将の児玉源太郎が、乃木のいる指令所を大砲の弾が飛んでこない後方から前線に移したことになっている。
その緊張感と陣頭指揮が、旅順にぽっかりあいていた203高地を見つけ、そこを占領することで旅順要塞を攻略することに成功する。
もし、福島第一原発の冷却が一刻の猶予もなく、それが成功しなければ日本の未来がないとすれば、指揮官が何をしなければならないのか。東京のど真ん中、首相官邸や市ヶ谷の防衛省にいる場合ではない。
原発の記事については海外から寄稿された記事も読者の関心が高かった。「福島に注がれるロシアの熱い眼差し」「フランスから見た原発事故、日本の無知に唖然」などだ。
これらを読むと、欧州人の原子力に対する警戒心の高さがよく伝わってくる。とりわけチェルノブイリを経験しているロシアはとりわけ強いようだ。それは逆に日本人の警戒心の薄さを浮き彫りにしている。
世界のエネルギー供給に暗い影
それだけ日本の技術が高く安全だということなのだろうが、今回の事故でその信頼は一気に揺らいだ。福島第一原発がどのような収束を示すかまだ全く分からないが、世界中の原子力発電に対する関心は急速に高まった。
そのことを伝える記事が英フィナンシャル・タイムズ紙のこれ「長期凍結に直面する原子力産業」である。欧米から中国、インドに至るまで高い関心を示しているという。
そして、こう締めくくる。「化石燃料に対する世界の依存を抑えることは、かねて難しかった。福島原発の苦闘は、それをさらに難しくするだろう」
化石燃料の高騰が世界経済に与える影響が深刻になり始めた矢先に起きた福島での原発事故。これで世界のエネルギー需給関係は極めてタイトになりそうだ。その意味でも、東電の甘い安全管理は大きな問題を投げかけた。
さて、今週前半では、震災後の日本人の行儀の良さが世界の人を驚かせた。それらに関する記事が大変に読まれているが、それは明日、ご紹介したい。
02. 2011年3月24日 02:06:12: 1e8f8KY039
We've been@@@不明 cannot borrow any more for your killing purposes. You need to transform military industrial complex from a @@@@@‘‘‘‘不明 things.
は、
We've been telling them you cannot borrow any more for your killing purposes. You need to transform military industrial complex from a swords-to-plowshares things.
と私の悪い耳には聞こえるのだが、特に後者は聖書の表現ではないかと思われます。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/843.html#c2
01. 2011年3月24日 02:06:37: R0CX945mHs
チェルノブイリの2〜5割 福島原発放射性物質で試算
【ウィーン共同】オーストリア気象当局は23日、福島第1原発の事故後、3〜4日の間に放出された放射性物質セシウム137の量は、旧ソ連チェルノブイリの原発事故後10日間の放出量の20〜50%に相当するとの試算を明らかにした。
同当局は双方の事故現場から1日当たりに放出されたセシウム137の量は「大差がない」とする一方、放射性物質の影響を総合的に判断した訳ではなく、福島の事故規模がチェルノブイリよりも大きいとは「決して言えない」としている。
同当局は、包括的核実験禁止条約(CTBT)機構の暫定技術事務局が日本や米国、ロシアなどで集めたデータを基に試算したとしている。
2011/03/24 00:17 【共同通信】
------------------------------------------------------------------
事故後3〜4日後の試算って、もう10日以上経ってるのに、事態は一向に改善しないまま放射能放出が続いてる。今後も同様にだらだら進行するのがせいぜい最善のシナリオで、悪くすると、4基の燃料臨界崩壊なんてこともある。
石棺処理さえできそうもない。
今後のチェルノブイリとの比較はどうなるんだろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/646.html#c1
01. 2011年3月24日 02:08:31: stMOEQyaMw
【放射能漏れ】
福島原発の放射性物質、チェルノブイリの2〜5割
2011.3.24 00:37
オーストリア気象当局は23日、福島第1原発の事故後、3〜4日の間に放出された放射性物質セシウム137の量は、旧ソ連チェルノブイリの原発事故後10日間の放出量の20〜50%に相当するとの試算を明らかにした。
同当局は双方の事故現場から1日当たりに放出されたセシウム137の量は「大差がない」とする一方、放射性物質の影響を総合的に判断した訳ではなく、福島の事故規模がチェルノブイリよりも大きいとは「決して言えない」としている。
同当局は、包括的核実験禁止条約(CTBT)機構の暫定技術事務局が日本や米国、ロシアなどで集めたデータを基に試算したとしている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110324/erp11032400380000-n1.htm
04. 2011年3月24日 02:09:14: EGaQ73B5yp
Rabbi: Japan’s Disasters Due to Prosecution of Hasidic Drug Smugglers
Posted: March 23, 2011
From Behadrei Haredim (this is a loose translation):
“God is landing blow after blow on the Japanese. But they’re like Egypt and Pharaoh. Japan does not understand that it is holding the detainees [Satmar yeshiva students arrested for drug smuggling] for no reason. They think the yeshiva students know what this drug is, but from where would hasidic yeshiva students know what this is? Only goyyim [non-Jews] know what drugs are. Rather than [Japan] admitting its mistake, it continues to hold them, and for that [Japan] is punished.”
Translated (sort of) article at this link
Japan sentences Hasidic Israeli to 8 years in jail after Ecstasy bust
The Israeli, who was a minor at the time of the crime, was arrested along with three other Satmar Hasidim in 2008.
5-3-09 A Japanese court sentenced an Israeli to eight years in prison on Friday after convicting him of attempting to smuggle Ecstasy into the country, according to friends of his family.
The Israeli, who was a minor at the time of the crime, is the youngest of three yeshiva students arrested a year ago while attempting to enter Japan with suitcases containing large quantities of Ecstasy pills.
The other two Israelis, Yoel Goldstein and Yaakov Yosef Grinwald, are still waiting to face trial.
Goldstein, Grinwald and the minor were arrested in April 2008 at Tokyo’s Narita International airport after arriving on a flight from Amsterdam. Customs officials found that they were carrying 90,000 Ecstasy pills after suspicions were raised over their large suitcases.
The affair has caused shockwaves in the Satmar Hasidic ultra-orthodox community to which the three men belong.
Two more Satmar Hasidim are suspected of being behind the operation: Haim Roter is believed to have fled to Europe and Ben Zion Miller was arrested in Israel in February.
Police believe Miller worked for an Israeli criminal organization that they suspect is connected to the Abergil family.
http://wakeupfromyourslumber.com/blog/andie531/rabbi-japans-disasters-due-prosecution-hasidic-drug-smugglers
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/426.html#c4
12. 2011年3月24日 02:10:06: HhWYs8QB8U
必見! Twitterで流行ってる画像らしいです。
思わず笑み AC〜
http://blog.livedoor.jp/toosheekey/archives/2740603.html
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/642.html#c12
毎日新聞 3月24日(木)2時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000007-mai-soci
東京電力福島第1原発から放出される放射性物質について、内閣府原子力安全委員会は23日、想定される拡散状況と被ばく線量を初めて公表した。地震発生の翌日の12日から12日間に、屋内退避を指示されている同原発から20〜30キロ圏で累積500ミリシーベルト、30キロ圏外でも同100ミリシーベルトになる地点があるという。
分析は、放射性ヨウ素による被ばくの影響を最も受けやすい1歳児が一日中屋外にいると仮定している。100ミリシーベルトは、甲状腺疾患予防で安定ヨウ素剤の服用を求める指標とされている。枝野幸男官房長官は23日「直ちに避難や屋内退避をする状況ではない。発電所の風下に当たる場合はできるだけ窓を閉め、密閉した屋内にとどまることを勧めたい」と語った。
試算は、国が開発した「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」を使用した。
それによると、同原発から12日間に放出された放射能の強さ(毎時400兆ベクレル)から、約50キロ離れた福島県伊達市やいわき市でも12日間で100ミリシーベルトに達する地域があった。同委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は「屋内の被ばく量は4分の1から10分の1に抑えられる」と説明した。
16. 2011年3月24日 02:12:26: 3g4Twz5NHQ
15よ。
>>真理を究明する実力者が多く集まる阿修羅♪板なので、管理人さんによる
>>妨害者を跳ね除ける実力にも、更に磨きが掛かりますよう期待いたしております。
これは真理を追究する立場にとっては、当たり前の願いというものでしょう。
思うことを自由に発言できるのは、気を使わないで済むので楽でいいですよ。
うらやましいでしょう。でも最終的には一人でも乗り切るぞという気力が大切で
その上で、管理人さんにも、事実を把握していただき、誤爆なきよう
説明にも最善を尽くしておく。それが場を大切にし、自分も大切にするということでもあり
それでも排除されたらその時はそのときでしょう。(^^;
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/658.html#c16
154. 2011年3月24日 02:15:19: 1XKOT08NkY
QC9t1kOpjw様、
ありがとうございます。
89. 2011年3月23日 07:21:02: QC9t1kOpjw
>>86 原子炉見取り図
http://housyanou.com/picture/image/19203287.jpg
ここの >>80 番です。
>>86. 2011年3月23日 03:05:58: 1XKOT08NkY
>>阿修羅管理人さん、
>>写真と比較すると大変恐ろしいです。
>>ホームに新しく掲載された原子炉の見取り図はどこにあるものでしょうか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/536.html#c154
03. 2011年3月24日 02:19:51: x26fGKMBn6
同意いたします。
やはり、公共事業としてやる事が重要ですね。
私の案は、以下のようなものですが、技術的な問題が生じて来るのも事実かと思います。
住民の希望を募り、設置条件を満たす物件について、国がその屋根を借り受け公共事業として設置します。設置業者はその近隣地区の業者とします。
契約年数は12年位(後は1年ごとの契約)。
そこから発生した電力は、全て電線に流します(蓄電池のような余分な設備は要りません)。
設置した家庭は、通常の電気料を支払うこととなります。
また、国は設置した家庭に対して、屋根の賃借料から違約保険料を引いた金額を支払います。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/640.html#c3
46. 2011年3月24日 02:21:28: PzVrDWr7xE
35こそ、マジうぜぇ工作員
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/599.html#c46
04. 2011年3月24日 02:22:38: OG1k4lZbfw
明らかに原子力発電は使ってはいけない技術だ。その時の発電効率だけを考えて 廃棄後の核燃料の始末という技術も解決も出来ていない。自分が原発に積極的に反対しなかったことを心から後悔している。原爆を落とされ、今度は原発でこのような苦しみをあじわっている。これからは核技術に頼らない日本を明確に創っていくべきだ。
まずは自分たちの生活様式を根底から見直し電力依存度をまずは減らすこと。
以下は思案をいくつかあげる。
LED電球の普及、家庭ではエアコンの冷暖房の廃止または大節約、夏は扇風機程度、冬は発熱*保熱繊維衣料の活用で国全体の電力総使用量を低減。
電力の簡単な蓄電は出来ないので社会全体で最大電力時の時間をシフトさせるため 地域ごとの時差出勤・時差休暇(例えば 朝・昼・夜中・月違いの時差)を行う。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/640.html#c4
02. 2011年3月24日 02:23:22: stMOEQyaMw
放射性物質、アイスランドで微量観測 原発絡みか 欧州で初
2011.3.23 09:13
アイスランド当局は22日、首都レイキャビクの観測施設で、福島第1原発から放出されたとみられる微量の放射性物質を観測したと発表した。欧米メディアによると、同原発のものとみられる放射性物質が欧州で検出されたのは初めて。人体への影響はないという。
大気中の放射性物質を観測する包括的核実験禁止条約(CTBT)機構準備委員会(本部ウィーン)がレイキャビクで運営している施設で検出された。
米当局は18日、西部カリフォルニア州にある同委員会の施設で微量の放射性物質を観測したと発表、欧州の他の地域でも近く観測されるとみられる。
同委員会は18日、福島から放射性物質が拡散した場合に備え、核実験の探知目的で世界各地に設けた観測施設のデータを国際原子力機関(IAEA、ウィーン)に提供し始めたと発表。放射性物質の観測地点は世界に約60カ所ある。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110323/erp11032309150006-n1.htm
---------------------------
福島原発大事故は日本だけではなく、最初から最後まで、地球規模の問題である。
わたしたち日本国民は第2次世界大戦敗戦後、「ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ」を国是として出発したはずだった。それを裏切ってきたのが、原発をこの日本列島に54基もつくってきた、<東電などの電力会社・国家官僚・政権政治家・マスメディア>などの原発既得権益同盟だったのである。
これから日本国民の国是は<ノーモア・フクシマ」となるだろう。
菅政権は、今すぐ、日本にある全ての原発を停止し廃止しろ!
41. 2011年3月24日 02:28:41: rsTTMPq73I
なんというか幼稚すぎて読む気にもなれない
いつにも増して無関係な話ばかりだったので、殆ど読んでないが
悪いね、発狂君。
もはや作家も発狂君も悪質を通り越して、クズとしか言い様がないだろう。
ここまで書いても、こちらの意図する意味が判らないようなのだから。
被災地の人々は家屋も流れ、密室で生活すら出来ない。
脱出すらできない。
もう既にネット利用できる程になっている。
まだ判らないか?私がクズだと言った理由が。
◆発狂君と作家が、世界でも予測できない現状の未来を
予測しきって、言い切っている事。
要するに、現段階において、クズの予測が世界的にも認められる
緻密な予測であったとしても、それを聞いて「何とかできる人は
被害が酷い地域の人ほど殆どいない。というか一般的にいないのだが?」
という、誰でも簡単に判る事すら理解できず、恐怖と不安を煽るだけの
言動だという事に未だ気づかぬクズである点。
◆被害を必死に抑えようと、国民を守ろうと、身体を張って戦って
くれている東京消防庁の方々や自衛隊の方々への許しがたい言動になる点。
だから、発狂クズどもの素晴らしい「完全なる予測(失笑)」が
当たってようがいまいが、それで騒いで何になるんだ?
それが確実に100%当たっていたとしても(科学的根拠と物証があれば
世界が既に認めているだろう、クズの発言を取り上げるはずだろうが)
それによって・・・それを知って、最も被害が大きい地域の
被災した人々は、どう思うのか
それすら考えられないお前らは日本人でも人間でもねーよって話なんだが。
以上だ。
あとは勝手にほざいとけクズ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/353.html#c41
13. 2011年3月24日 02:33:19: kO2iQrVTA2
電通か・・。やっぱり。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/642.html#c13
01. 2011年3月24日 02:38:28: stMOEQyaMw
米NRG、大型原子炉2基増設計画が延期か中止へ
2011年 3月 23日 16:13 JST
米電力大手NRGエネジーのデビッド・クレーン最高経営責任者(CEO)は、地震で被災した日本の福島第1原発事故を受け、テキサス州の原子力発電所施設での大型原子炉2基増設計画を延期か中止する可能性があると述べた。
同計画の後退はいかなる形であれ、日本の原発事故が米国の原子力業界にも波及した最も顕著な事例となる。
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Bloomberg News
NRGのサウステキサスプラント(2007年)
http://jp.wsj.com/var/plain_site/storage/images/media/nrg/4355996-1-eng-US/NRG_image_Col3wide.jpg
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同CEOは、東京電力からの出資など幾つかのハードルをクリアする必要があるため、この「サウステキサス・プロジェクト」がとん挫する可能性があると述べた。東電の福島第1原発は3月11日に起きた東日本大震災で深刻なダメージを受けた。NRGはまた、同原発で一部の原子炉建設を担当した東芝に対しても、資本・技術両面での支援を要請している。
同州サンアントニオに本社を置くCPSエナジーは21日遅く、サウステキサス・プロジェクトの新原子炉2基からの電力買い入れ取り決めに関し、「NRGとの交渉を無期限停止する」と発表していた。
NRGのクレーンCEOは先週末のインタビューで、どこかがこのプロジェクトによる電力を買う確約をしなければ、数十億ドル規模の資金調達の確保が難しくなる、と述べていた。現在、別のパートナーを探すのは困難という。
米原子力規制委員会(NRC)からの認可のほか、70億ドルとされる同プロジェクトのコスト削減のため、連邦当局による債務保証が得られるかどうかも課題。
クレーンCEOはこれらの障害が夏までにクリアされなければ、プロジェクトは棚上げする必要があると述べていた。NRGは同プロジェクトに3億5000万ドルを投じている。
NRGは原子炉2基建設ため、改良型沸騰水型原子炉(ABWR)を提供する東芝との間で合弁事業開発会社を立ち上げた。出資比率はNRGが88%、東芝が12%。その後、2社は東電をパートナーに迎え入れることで合意。東電は合弁会社の10%の権益を取得するため、1億2500万ドルを投じる契約を締結した。さらに3000万ドルを投じ出資比率を20%に引き上げるオプションも設定した。
東芝の広報担当者は、NRGとの協議を継続したいとした上で、サウステキサス・プロジェクは「注意深く進めたい」と述べた。
クレーンCEOは、東電がこのプロジェクトから撤退するか否かは断定できないが、撤退となれば「出資比率の20%分穴があく」としている。
同CEOは、東電が現在厳しい状況下でそれどころではないため、この問題について切り出してはいないとした上で、「わが社がどうすれば助けらるかが議論の中心になっている」と述べた。
東電はコメント要請には応えていない。
記者: Rebecca Smith
02. 2011年3月24日 02:43:08: stMOEQyaMw
【第23回】 2007年11月16日
東電筆頭株主に外資ファンドが!安全保障に不安も 東京電力の筆頭株主に突如、耳慣れない外資系ファンドが躍り出た。
その名はアライアンス・バーンスタイン。
富士通などにも投資する米国系ファンドで、村上ファンドのように積極的に増配などを要求する「アクティビスト」ではないと見られる。
だが、電力業界の盟主である東京電力の筆頭株主に、外資系ファンドが登場したことで憂慮する声も上がっている。
「とうとう来るものが来たか」。
東京電力のある関係者は率直な感想を漏らした。
今年に入り、外資系の投資ファンドや外国政府が運営する国家ファンドによる日本のエネルギー銘柄への投資が進んでいる。
電力卸最大手のJ-POWERに対しては英国系ファンドのTCIが9.9%を投資する筆頭株主となり、配当を2倍以上に引き上げる増配要求を行なった。石油元売り大手のコスモ石油はアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビの政府系投資機関が20%を出資する筆頭株主となった。
相次いで外資系ファンドが日本のエネルギー銘柄に投資するのは、世界的な資源高を背景としたエネルギー関連銘柄への期待が高く、同時に規制に守られた業種であり投資対象としてのうまみが大きいからだ。特に電力会社は自由化が進んだとはいえ、いまだに地域独占体制が根強く残っており、それだけ収益改善の余地は大きい。
また、原油やガスなど資源国の国家ファンドにとっては、安定的な市場の確保という側面もある。エネルギーの消費大国としての日本市場を押さえておきたいと考えるのは不思議ではない。
過去、アライアンスが極端な要求を行なった事例はなく、まだ安心といえるが、国家ファンドや国家の関与が濃いファンドとなれば話は違うかもしれない。
中津孝司・大阪商業大学教授は「今後、国家ファンドが電力会社に食指を動かしてくる可能性が高い。今回の事態はその素地をつくってしまった。国家のエネルギー安全保障を外国に握られることになれば一大事だ」と警告を発する。ちなみに、中津氏はその最有力候補として世界最大のガス会社・ロシアのガスプロムを想定する。
外国為替法では、国家の安全や秩序維持を妨げる場合、外資による電力会社株の10%以上の保有を中止させることができる。そのため東京電力幹部の危機感はまだ低いが、資源を楯に国家ファンドが乗り込もうとしたとき、本当に抑止力を持つのか。
こうした事態を想定し真剣に議論を始める時期がきている。
(『週刊ダイヤモンド』編集部 野口達也)
42. 2011年3月24日 02:43:32: EGaQ73B5yp
日本政府が信用できないので米軍が無人偵察機で集めたデータを公表
【ワシントン=山田哲朗】米エネルギー省は22日、米軍機による放射線観測や地上での測定データに基づいて算出した、福島第一原発周辺の放射線量の推定値を公表した。
放射性物質の濃度が比較的高い地域は、原発から北西方向に向かい、浪江町を通って福島市の手前まで約40キロ・メートルにわたって帯状に広がっている。
エネルギー省は、「観測値はすべて1時間あたり300マイクロ・シーベルト以下と低レベルである」としつつ、当局や作業員にこの分布をにらんだ安全対策を促している。
エネルギー省は、米軍機による17〜19日にかけての40時間以上の飛行や地上測定地点からのデータを踏まえ、地上で受けると予想される放射線量を分析した。同省は、「こうした情報は日本政府と共有している」としている。
(2011年3月23日22時40分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110323-OYT1T00884.htm
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エネルギー省の発表のパワポ、4枚目に観測値が載ってる
http://blog.energy.gov/content/situation-japan/
01. 仏陀 2011年3月24日 02:44:00: aUqHmvDQQfnz6 : nbMfR3Vsg2
阿修羅に初めてコメントします。この数ヶ月間、色々たくさん読んだ中で、初めて平穏な気持ちになれたので。。。これまでは、恐怖という刺激を求めて、ただ、むさぼっていただけかも知れません。
さて、世界中の戦争、天災、今回の原発事故など天災の(というか、ある人間らの我欲がもたらした)二次災害までもが、陰謀など人が引き起こしているのか?
この様な出来事を<無くそう減らそう「悪」!>と捉え立ち向かって行くのか、はたまた悪には到底勝てぬと沸々と悶々として生きて行くのか、それとも、こういった事も人類の精神・意識を向上させるべく<必要悪>と捉え、赦し、考えながら生きていくのか、私は迷っています。
避難するべく今いる場所から離れ、本当の自立をするべきときが来たのかも知れないなと、私も他人の事は言えず我欲が出て来ています。堂々巡りで答えがなかなか出ません。考え過ぎですかね。。。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/632.html#c1
03. 2011年3月24日 02:48:55: OG1k4lZbfw
今の政治のトップからして自分のためにトップにいる。
国民を信頼していない。国民の一人一人の気持ちを考えていない。
特に管は今だけの点数稼ぎしかしてないので点数にならないことは云わないで隠す。
だから、管を信頼していない。けれど、いまは政府をある程度動かせるの管しかいない。管さん、国民を信頼しなかった総理という名で歴史に残したくなければ、いまからでも、遅くない、あなたに反対している近くの人の意見を聞いて実行して下さい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/639.html#c3
つくづく昨年の民主党代表選において、菅直人の当選を許してしまったことが、悔やまれて悔やまれてならない。パフォーマンス最優先の菅の対応の度外れた拙劣さが、どれほど人災化に貢献しているか、すでに無数の投稿によって指摘されているので、ここでは繰り返すまい。邪悪なマスコミが垂れ流す雑多な論評をあれこれ漁っても、情報洪水に飲み込まれるのが落ちである。震災オタクになっても意味が無い。
幸い★阿修羅♪のホームページに、広瀬隆氏のYouTube映像が掲載された。ありがたい。あれこれ読み漁るより、この映像を見て、可能な限り拡散されることをお願いするのみである。ただしそれでも、次の読売の報道だけは、やりすごすわけにはいかないので引用し、言及をしておきたい。
「東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡り、米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていたことを民主党幹部が17日明らかにした。
この幹部によると、米政府の支援の打診は、11日に東日本巨大地震が発生し、福島第一原発の被害が判明した直後に行われた。米側の支援申し入れは、原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府や東京電力は冷却機能の回復は可能で、『米側の提案は時期尚早』などとして、提案を受け入れなかったとみられる。
政府・与党内では、この段階で菅首相が米側の提案採用に踏み切っていれば、原発で爆発が発生し、高濃度の放射性物質が周辺に漏れるといった、現在の深刻な事態を回避できたとの指摘も出ている。
福島第一原発の事故については、クリントン米国務長官が11日(米国時間)にホワイトハウスで開かれた会合で『日本の技術水準は高いが、冷却材が不足している。在日米空軍を使って冷却材を空輸した』と発言し、その後、国務省が否定した経緯がある。」(2011年3月18日 読売新聞)
冷却材というのは、中性子を効率よく吸収するホウ素材のことである。菅がこのアメリカの提案を受け入れてさえいれば、福島第一原発の惨事は、惨事とならなくてすんだのである。東工大出の菅には、俺には原発のことが分かるという、鼻持ちならない自負がある。そしてその自負に固執する性格のために、収拾の付かない大惨事を招いてしまったのだ。私たちは歴代の首相の中に、このような大罪を犯した人物がいたことを、孫子の代まで伝え、一国のリーダーを選びそこなうことの悲劇を、民族の記憶の中にとどめておかなければならない。
菅直人が、この災難を、政権延命の千載一遇の貴貨であると思っているとしたら、これ以上の国辱的犯罪はない。東京電力のスポークスマンと化したおしゃべり枝野は、蓮舫とのタッグによって、災害対策予算をずたずたに仕分けした戦犯ですらある。「100年に一度の災害への対策は無駄」と言った舌の根は、まだまだ乾いてはいないはずである。
ここではマスコミ各社による許せない犯罪について指摘しておきたい。マスコミのごまかしのポイントはこうだ。彼らは、例えばレントゲン撮影の場合の被爆は50マイクロシーベルトなので、これと比べて生命に危険な数字ではないという論法を使っている。少し考えれば分かることだが、人体へのリスクの放射線量は、累積値、すなわち時間の積分値なのである。つまりどれだけ長時間被爆したかが問題なのだ。レントゲンの撮影なら1秒で済む。居住地での被爆では、そうはいかない。1日は24時間だから、被爆値は1時間当たりの発表値を24倍にしなければならない。10日で240倍、100日で2400倍である。マスコミはあえてこのことに触れない。「直ちには生命に危険なレベルではない」の、「直ちには」が曲者なのである。これこそまさに、情報操作以外の何ものでもない。
上の表は、福島第一原子力発電所の設備の概要である。下から2行目は燃料の種類である。3号炉に「MOX」とある。MOXとはミクスド・オキサイド、すなわち二酸化ウランと二酸化プルトニウムの混合物という意味である。今回の事故で、東京電力が秘密裏にこのMOX燃料を使用していたことがばれてしまったのである。ウィキペディアの記述を見てみよう。
「MOX燃料とは混合酸化物燃料の略称であり、使用済み燃料中に含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、二酸化プルトニウムと二酸化ウランとを混ぜたものである。主として高速増殖炉の燃料に用いられるが、既存の軽水炉用燃料ペレットと同一の形状に加工し、核設計を行ったうえで適正な位置に配置することにより、軽水炉のウラン燃料の代替として用いることができる。これをプルサーマル利用と呼ぶ。」
MOX燃料を軽水炉の燃料として使うことの危険性について、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、論文「プルサーマル導入─その狙いと危険性」の中で、次のように指摘している。
「プルトニウムが猛毒物質であることはすでに述べた。それとは別にプルトニウムを軽水炉で燃やす場合には、別の危険が付きまとう。軽水炉はウランを燃やすために設計された原子炉であり、プルトニウムは、@ウランより燃えやすい(核分裂断面積が大きい)、Aウランより制御しにくい(遅発中性子割合が少ない)という性質を持っているため、それを原子炉の燃料に使うと危険が増える。さらに、燃料の融点が低下したり、プルトニウムを燃料の中に均一に含ませることが難しいため局所的な燃焼が進むなど、技術的な多数の困難を抱えている。従来の軽水炉さえ厖大な危険を抱えていたのに、その軽水炉でプルトニウムを燃やせば、危険はさらに増大する。」
ただでさえ危険なMOX燃料であるが、一旦メルトダウン事故が起きると、二酸化ウランとは比較にならない被害をもたらす。このようなMOX燃料の使用について、今回の事故が起きるまで、国民はおろか、福島県民ですら全くの蚊帳の外におかれていたのである。しかも事故が起きてからの報道でも、このMOX燃料についてはタブー扱いになっている。
今回の福島原発事故の主たる原因は、地震ではない。津波である。津波によって、原子炉を冷却するための電源装置が全滅してしまった電源事故なのである。電源関連の回復以外に対処は無い。今回の地震についてはマグニチュード9.0で、観測史上最大規模であるとか、世界第4位とか言われているが、これらはきわめて意図的な捏造である。実際の規模は、阪神・淡路大震災より小さかったと言われている。津波が被害を拡大したわけであるが、これとて過去を遡れば、より大型の津波の記録がある。
1896年(明治29年)6月15日午後7時32分30秒に発生した明治三陸地震に伴う津波は、本州観測史上最高の波高38.2mを記録した。波高は北海道の襟裳岬で4m、現青森県八戸市で3m、現宮城県女川町で3.1mであったが、現岩手県宮古市の三陸海岸で14.6m、現山田町で10.5m、現宮古市で18.9m、現釜石市で8.2m、現大船渡市で22.4m、綾里村で21.9mと軒並み10mを超える高さを記録した。とくに綾里湾の奥では入り組んだ谷状の部分を遡上して、日本の本州で観測された津波では最も高い波高38.2mを記録している。
今回の災害が千年に一度であるとか、想定外のものであるというのは、まったくの作り事である。とくに福島原発の津波に対する想定値は何と5mであった。津波による被害などは、設計時から全く想定すらされていなかったに等しい。5mの想定に対して9mの津波が押し寄せたところに、今回の大惨事のほとんどすべての原因があったのだ。まさに人災そのものである。この人災の責任を回避するために捏造されたのが、千年に一度というストーリーであり、その根拠が、マグニチュード9.0という嵩上げされた捏造数字なのである。
それはそれとして、今回の惨事が巨大なスケールの大惨事であることに変わりはない。その大惨事に、これまた前代未聞の菅らによる人災が加担して、それこそ千年に一度の大惨事に発展しつつあるのである。
ここで自己紹介をするべきではないかと思うが、私の顔の一つは原発設計者であり、人類の代替エネルギーとしてトリウム熔融塩炉による、安全で安心で安価な新しい原子力エネルギーを普及していくプロジェクトのプランナーでもある。詳しくは拙著「東ティモール非電化人口を一掃するトリウムエネルギー」をご覧いただきたい。安全な原発などありえないと固く信じている方にとっては、目から鱗を落としていただくチャンスになるかもしれない。ご希望の方には、別途ダウンロードURLを送る。お申し込みはこちらから。
わが国のトリウム研究の大御所といえば、古川和男博士であるということを否定する人はいまい。その古川博士が、3月17日の朝日新聞「私の視点」に「福島緊急事態への対処体制へ疑念」と題する投稿を寄せている。下記に引用しておこう。
引用開始
一昨日辺りには、福島原発の事態もピークを越したのではないかと思いつつあった。しかし今は違う。私より何十倍も情報を持ち、あの原発の設計に関わった友人から「少なくも4号は、注水に失敗すればチャイナシンドロームである。しかも、注水困難な場所で500トンの水必要。今後の数日が運命の分かれ目。」と聞かされたからである。
今頃になって、「5,6号も危いので電源工事に掛るが、放射能が高いので今夜は見合わせる。」と報道している。真相は知るべくもないが、今まで何をしていたのであろう? また、今朝の報道で、「内閣官房参与に、放射線安全専門の小佐野氏任命」とあった。良い人事とは認めるが、今頃寝言ではないかと思う。
これは最高度水準の「国難対処プロジェクト」なのである。しかし、その自覚が菅首相にも東電社長にもあるとはとても思えない。否ある、と強弁するであろうが、「本質を知らない空威張りか、格好付け宣伝」に見える。だから、官房長官などが無責任にもTVに出ずっぱりで、「お疲れ様」と言われ今寝ていると。考えられない醜態である。あれは、広報部長の仕事である。時に顔出すのは良いにしても。
「プロジェクト」とは、「プロジェクト・リーダーを任命する事」なのである。チェルノブイリ時の様に、「レガソフ」を任命することである。日本人は、遂にその原則を学習できていないのである。最近の、全ゆる種類の国内外問題は責任者不在で失敗しているではないか。これがまた露見したに過ぎないが、今度はこれでは済まされない。「国家転覆」の危機である。まだ遅くない。否遅くても「今日から目覚めて、実行を」。 菅首相は「原子力に強いのだ」と胸をはったそうだが、知識の問題では無い。知恵、理念、思想の奥底の問題である。
どう言えば本当に判って貰えるのであろうか? レガソフは、事件の翌日からの超人的な苦闘の末、2年後の事件記念日前夜にピストル自殺した。あの強大硬直したソ連体制と真っ向から対決した(そして滅ぼした)からである。今の日本の、政府、業界、学界の低俗体質の全てに挑戦せねば、この問題は解決できない。それは、全国民が一瞬一瞬に見せつけられている現実の真相なのである。それを乗り越えて、この大国難に挑戦してくれるのが「プロジェクト・リーダー」であり、したがって『個人』以外には有りようが無いのである。
「そんな事出来る訳が無い」とあっさり逃避し続けてきたのが、少なくも私が生きて知っている「この3,40年の日本」であった。しかし、繰り返すが「これは未曽有の大国難」なのである。菅首相は「理解賛同して実行」する「重大な責務」を正に「自覚」願いたい。一刻を争う「非常時」が今である。
聞いて頂きたかったのは以上であるが、レガソフに付き補足すると、彼は大学を出てすぐに原発現場を知るべく修行し、現炉型は危険、恐らく「熔融塩炉型」が最良必須と決断し、上述の任命1ヶ月前には熔融塩炉建設許可をえていたのである。彼らは、私にその3年前に共同開発を提案していた。今は、漸く世界的にその炉の評価は定まりつつある。原理的に重大事故は起こさないのである。
引用終り
「プロジェクトとは、プロジェクト・リーダーを任命する事」。まことに当を得た指摘である。このことを国政のレベルで言い換えれば、「国政とは、宰相を任命する事」なのである。現下における最大の不幸、最大の国難は、たしかに地震・津波・原発事故の3点セットなのかもしれない。しかしそれ以上に日本国民にとっての大きな不幸、大きな国難は、この不幸、国難のときにあたって、選りにも選って菅を宰相に任命していることではないだろうか。
今全ての日本人が取り組むべき課題は、「禍をもって福となす」ことに尽きるであろう。復興の一語である。3・11以降、実は何人もの人から小沢一郎氏の安否消息を訪ねられた。無事地元におられるから安心してください、と返信していた。そこに受け取ったのが、政治評論家、板垣英憲氏からの有料メルマガである。引用したいのはやまやまであるが、残念ながら有料メルマガであるため、禁無断引用・転載とある。リードの部分は次のとおり。
「小沢一郎元代表はいま、郷里・岩手県奥州市の大先輩・後藤新平が、関東大震災で壊滅した東京を復興させた偉業に習い、『東日本復興事業』の先頭に立とうと意欲を燃やしている。」
関東大震災からの復興時にリーダーシップを発揮した後藤新平については、ウィキペディアはこう書かれている。
引用開始
関東大震災の直後に組閣された第2次山本内閣では、内務大臣兼帝都復興院総裁として震災復興計画を立案した。それは大規模な区画整理と公園・幹線道路の整備を伴うもので13億円という当時としては巨額の予算(国家予算の約1年分)のため財界等からの猛反対に遭い、当初計画を縮小せざるを得なくなった(議会に承認された予算は5億7500万円)。それでも現在の東京の都市骨格を形作り、公園や公共施設の整備に力を尽くした後藤の治績は概ね評価されている。この復興事業は、既成市街地における都市改造事業としては世界最大規模であり、世界の都市計画史に残る快挙と言ってよい。
特に道路建設に当たっては、東京から放射状に伸びる道路と環状道路の双方の必要性を強く主張し、計画縮小されながらも実際に建設された。当初の案ではその幅員は広い歩道を含め70mから90m、中央または車・歩間に緑地帯を持つと言う遠大なもので、自動車が普及する以前の時代では受け入れられづらかった。
現在、それに近い形で建設された姿を和田倉門、馬場先門など皇居外苑付近に見ることができる。『現在の東京の幹線道路網の大きな部分は新平に負っていると言ってよく、特に下町地区では帝都復興事業以降に新たに街路の新設が行われておらず、帝都復興の遺産が現在でも首都を支えるインフラとしてそのまま利用されている。』また、昭和通りの地下部増線に際し、拡幅や立ち退きを伴わず工事を実施でき、その先見性が改めて評価された事例もあり、『もし彼が靖国通りや明治通り・山手通りの建設を行っていなければ、現在の東京で頻繁に起こる大渋滞がどうなっていたか想像もつかない。』
引用終り
後藤新平と小沢一郎氏が同郷であることに、私は偶然以上の引き合わせを感じざるをえない。いっぽう菅はといえば、亀井静香氏や田中康夫氏が連立与党の立場から挙国体制を要求しても知らん振り。そうかと思えば唐突に、谷垣自民党総裁に入閣を迫ったりする。政権延命のためのパフォーマンス以外は全て不作為、不作為、不作為。今に国民生活のほうがメルトダウンしてしまう。いっぽう森永卓郎氏は、震災復興についてこう語る。「しっかりとインフラ回復をしないと、被害が長期に及ぶ」と。
「阪神大震災直後、95年度の近畿圏の名目成長率は2.44%と、全国の1.5%を上回っている。翌96年度も近畿圏が2.9%と、全国の2.8%を上回った。ところが、97年度に近畿経済の成長率は▲1.3%と大きなマイナスを示し、全国の▲0.00%を大きく下回った。その後2002年度まで、近畿経済の成長率が全国を上回ることはなかった。
大きな復興予算の投じられる最初の2年間程度は、復興予算のために経済活動が下支えされる。しかし、そのカンフル剤の効果が消えると、経済は長期低迷に陥るのだ。例えば、典型は神戸港だ。かつてはコンテナ取扱量世界3位を誇る国際ハブ港だったが、阪神大震災で使用ができなくなって、その後韓国の釜山港などに、ハブ機能を奪われてしまった。最大の原因は、船舶の大型化が要求する水深に神戸港が対応できていなかったからだ。阪神大震災で被災したのをきっかけに、国際ハブ港の条件を満たすように抜本的な改善をすればよかったのに、当面の復旧が優先されてしまったのだ。」
森永氏は復興資金に無記名の無利子国債を充てよと言う。それもよい。しかし、森永氏の正鵠を得た指摘のとおり、なすべきは決して復旧ではない。復旧なら誰でも考える。もっとも菅には、その復旧すらできまいが。必要なのは復興である。それこそこれを機会に、禍をもって福となすには、千年に一度の震災や津波に襲われてもびくともしない、新しい日本の国土を建設することである。これを構想できるのは、まさに後藤新平級の不世出のリーダーなのである。
3・11の大惨事の前、小沢一郎氏は『続・日本改造計画』をすでに脱稿していたはずである。今小沢氏は、おそらくこの『続・日本改造計画』の延長線上に、さらに大きく構想を発展させて、千年に一度の天災にも耐えられる大東北の建設を構想しているに違いない。板垣氏によればそれは、大堤防、港湾、都市改造、住宅建設等の、とてつもない気宇壮大なスケールだという。
ここでもう一度財源について語ろう。以下は3月18日の産経の報道である。
引用開始
東日本大震災を受け、政府は、復旧・復興のための補正予算編成に向け、主要財源として日銀が全額を直接引き受ける「震災復興国債」を緊急発行する方針を固めた。複数の政府筋が明らかにした。発行額は10兆円を超す見通し。日銀や与党と早急に調整に入り、野党も含めた合意を目指す。
政府は、震災復興対策の新たな財源確保を目指し、平成23年度予算案で計上した子ども手当や高速道路無料化などの財源を全額充当することを検討したが、3兆3千億円程度にしかならず、有効な対策は打てないと判断。新規国債発行も検討されたが、国債を市場に大量流通させれば財政事情が悪化する上、国債の格付けが下がり長期金利の上昇をもたらす危険性がある。
このため、震災復興国債を日銀に引き受けさせる案が急浮上。日銀による国債引き受けは財政法5条で禁止されているが、同条のただし書きに「特別の事由がある場合において国会の議決を経た金額の範囲内ではこの限りでない」と規定されており、今回の震災は「特別な事由」にあたると判断した。
日銀は日銀法で独立性を担保されており、難色を示す可能性もあるが、与野党に政府の関与を強める日銀法改正の動きがあることから最終的に引き受けに応じるとみられている。
平成7年の阪神大震災の復興対策では3度の補正予算で計3兆3800億円が計上された。今回の震災ははるかに規模が大きいことから「10兆円や20兆円では足りない」(亀井静香国民新党代表)との声もある。
一方、自民党の谷垣禎一総裁は時限増税を提案したが、菅直人首相は『日本経済をさらに悪化させかねない』として否定的な考えを示しているという。政府・与党が目指す復興対策の平成23年度補正予算編成では、23年度予算案に計上された子ども手当(2・2兆円)や高速道路無料化(1千億円)、高校授業料無料化(4千億円)、農業戸別所得保障制度(6千億円)などに充てる予定だった財源を振り分け、残りを震災復興国債で賄う方針。道路や橋梁(きょうりょう)などについて建設国債発行も検討されている。
引用終り
国債の日銀引受け。悪い話ではない。それにしても亀井氏の指摘は全くそのとおりである。10兆円や20兆円では全く足りない。しかも菅は、このどさくさに紛れて、政権交代時、「国民の生活が第一」というマニフェストの子ども手当て等を、一切合切無いものにしようとしている。新自由主義なんてものではない。小泉や竹中の面目すら潰れてしまう史上最悪の政権に成り果てた。森永氏が言うように、復旧ではだめなのだ。復興でなければならない。それも後藤新平のようなスケールの大きい大復興である。釜山港にハブ港を奪われてしまった神戸港の轍は、絶対に踏んではならないのだ。
千年に一度の禍を、歴史的大復興という空前のスケールの福に転じ、日本国を再出発させるには、そしてそれを託することのできる小沢一郎氏を日本国民の貴貨として活かすには、この際にこそ政府のもつシニョリッジ特権(通貨発行特権)の行使による造幣益をもって財政とする大英断を下すべきときである。
かなり大上段に振りかざした物言いをしているが、もともとそれほどの大事であるとは思っていない。ところがシニョリッジ特権の話題になると、これまでもそうであったように、意味もなく騒ぎ立てるおしゃべり雀がしゃしゃり出てくるのが常なので、ついついもって回った物言いになってしまうのである。シニョリッジ特権、あるいは政府貨幣を持ち出すと、にわかに怖いものでも見るかのような、あるいはまるで国家規模のM資金話でもあるかのように騒ぎたててくる俄か「金融通」や似非「エコノミスト」が登場しかねないので、ここではまず歴史の事実に学ぶことによって、これらの空理空論を遮断しておこう。
時と所は明治維新の日本である。維新は実現したものの、明治新政府にはとんとお金が無かった。それまでの日本経済は米本位制であり、税制は年貢米で、徴税者は各藩であった。明治政府には徴税システムすら無かったのである。明治政府の開闢は、実に戦争から始まった。戊辰戦争である。その莫大な戦費を賄おうにも、国の米櫃は空っぽであった。明治の国家財政を賄ったもの、それこそ太政官札という政府紙幣であったのである。
この太政官札の発行を考え出したのが、他ならぬ坂本竜馬と越前藩の三岡八郎(後の由利公正)であった。大政奉還後の国家財政について思いを巡らせていた龍馬は、越前藩に幽閉されていた三岡八郎の財政能力を高く買っていた。初対面の龍馬と三岡は、囲炉裏を囲んで飲み、かつ歌い、かつ語ったという。文久3(1863)年5月のことであった。
龍馬は、この若き日の知己に、その最期のときに近い慶応3(1867)年11月1日、再び会いに福井に行くのである。たばこ屋という旅籠の二階に宿をとった二人は、辰の刻(朝8時)から、子の刻(夜12時)まで、「我を忘れて咄(はな)し」「金札(太政官札)を発行せざれば、今日天下の計画はできぬ」ということで、大いに意見一致を見るのである。三岡は後にこう語っている。三岡が龍馬に教えたという調子になっているが、多分、互いに議論しあったのであろう。
「龍馬曰く、金もなく人もなくて至極(しごく)難儀である。私の言ふのに……天下の民は皆天子の民である。……何ぞ財無く人無きを憂へんやだ。……夫(それ)から名分財源経綸(経綸)の順序まで、予て貯へた満腹の意見を語り、夜半九ツ過るまで我を忘れて咄(はな)した。即ち金札を発行せざれば、今日天下の計画は出来ぬといふ事も委(くわ)しく語り……」(『由利公正伝』)
坂本龍馬と三岡八郎(由利公正)とは、夜を徹して協議し、基本方針を確認しあった。さらに龍馬は、越前藩に幽閉されていた三岡を、八方手を尽くして中央政界に押し出した。同年12月、龍馬の根回しによって金穀出納所取締役、すなわち大蔵大臣に任じられた三岡は、明治維新を成功させる上で決定打となった「太政官札」を、慶応4年(明治元年)2月から発行させることに成功したのである。龍馬と三岡は、幕末から明治維新というときに現れた、典型的なケインジアンであった。なんとケインズ理論が体系化される70年も前のことである。
当初明治政府の官制は、祭政一致を原則とした復古的な官制であった。まず神祇官が復活して太政官よりも上位に置かれ、太政官の下に民部省、大蔵省、兵部省、刑部省、宮内省、外務省の六省を置く二官六省制が採られた。太政官札というのは、この太政官によって明治元年閏4月から、明治2年5月までの1年間にわたって発行された政府紙幣であったのだ。発行総額は4,800万両で、通用期限は13年間とされた。戊辰戦争の戦費も含めた5,129万両の政府支出のうち、なんと94%を太政官札で賄なったのである。
当時戊辰戦争によって多額の費用を必要とした明治政府は、殖産興業のための資金が不足していた。欧米諸国に対抗するため、経済発展と軍事力強化による近代国家の形成を急いだ明治政府にとって、繊維産業や軍事産業などを柱とした産業育成政策である殖産興業の推進は必要不可欠であった。
日本初の紙幣の登場に、国民の間には戸惑いも生まれた。国民が紙幣そのものに不慣れであり、また新政府への信用も強固というわけではなかったので、太政官札100両を金貨40両と交換するケースもあったという。その対策に、政府は額面以下での本位貨幣との交換を禁じたり、租税などに太政官札の使用を義務付けるなどの政策をとったりしたという。とはいえ、もしも太政官札が発行されていなかったら、殖産興業のためのインフラ財源も確保できず、日本の近代化は大幅に遅れを取っていたに違いない。
また、財源確保の手段を他国からの借り入れに依存していたら、当然他国からの干渉を受けざるをえないことになる。欧米の先進国に肩を並べる近代国家に成長を遂げていくには、国の財政基盤を固める政府紙幣の発行は、無くてはならない必須のものであった。流通期間は短かかったが、現在の日本の礎を築いた明治維新の日本経済の基礎を築く上で、太政官札の果たした役割にはきわめて大きいものがあった。
それにしても元をただせば、二人のうら若き青年の「朝まで生ダンギ」が、やがてGDP世界第二位となる国家の財政基盤をつくったというのだから、実に痛快というしかないではないか。その日本を再出発させるべき今、竜馬と三岡に倣って大復興の財源をつくろうというときに、ああでもないこうでもないという小田原評定は無用である。虚心坦懐に歴史に学ぶ心さえあるならば、今こそまさに実践のときではないか。
政府貨幣の発行について、実は難しいことは何もない。実際私たちが日常使っている1円、5円、10円、50円、100円、500円玉は、大蔵省造幣局が発行している政府貨幣であって、日銀が発行しているお金ではない。記念硬貨もすべて大蔵省造幣局が発行する政府貨幣である。別に硬貨に限定されているわけではない。かつて私が子どもの頃には、政府紙幣もあった。靖国50銭札と板垣50銭札である。日銀とは別に、政府がシニョリッジ特権(通貨発行特権)を行使して通貨を発行することは、今現実に実行されている目の前の事実であって、法的にも実務的にも何らの問題もありえない。
ところが既述のように、話題が政府貨幣のこととなると、魑魅魍魎のやからがあれこれと口を出すのである。平成15年4月、日経新聞の招待によって来日したノーベル経済学賞のコロンビア大学教授、ジョセフ・E・スティグリッツ博士が、基調講演の中で、日本政府が財政財源を調達するために、政府紙幣の発行に踏み切るべきだと提言したことがある。
このとき当時日銀の理事で、現在わが日銀の総裁である白川方明氏は、政府紙幣も日銀券も、お札であることに違いはないのだから、政府紙幣の発行などはナンセンスであるとの批判をシンポジュームの席上で投げ返したのである。おそらくスティグリッツ博士も、あまりにも幼稚な日本のエコノミストの実態を知って、あきれ果ててしまったに違いない。
現日銀総裁の白川氏にして、政府紙幣と日銀券の間にある決定的な違い、すなわち造幣益の有無について全くの無知であるということである。日銀券は、どれだけそれを発行しても、それによっていわゆる造幣益という政府の財政収入は1円も生まれない。菅内閣が決めたように、かりに新規に発行された国債を、震災振興国債と呼ぼうが何と呼ぼうが、これを日銀が購入し、その国債の対価を新規に発行した日銀券で政府に支払ったとしても、結局それは政府の日銀からの借金であって、政府の債務がそれだけ増えるだけのこと。政府にとっていささかも造幣益のような利益が得られるわけではない。
また日銀券の発行は、その額がそっくり日銀の負債勘定に計上されるのであって、日銀自身にとっても、日銀券の発行によって造幣益が生まれるわけではない。ところが日銀券の発行と違って、政府貨幣を発行した場合、その発行額は、いっさい政府の負債にならないのである。
造幣局の統計データによると、昭和23年から平成22年までの政府貨幣(硬貨)の発行額は、5兆7738億8367万9000円、記念硬貨の発行額は2兆0167億5050万円、合計すると7兆7906億3417万9000円、ざっと8兆円にもなる。これは政府貨幣であるから、この金額は政府の負債勘定には計上されていない。この発行額(額面価額)8兆円から、原料費や加工費を差し引いた差額としての正味の造幣益は、政府の財政収入として、一般会計に繰り入れられてきたのである。
政府紙幣と日銀券のこの決定的な違いを、何と現日銀総裁の白川氏はご存じなかったのである。そして既述のように、政府紙幣も日銀券も、お札であることに違いはないのだから、政府紙幣の発行などはナンセンスであるとのたまわったのである。スティグリッツ氏が基調講演の中で、政府紙幣の発行は、債務としては扱われないと断言しているにもかかわらずである。
幸いわが国には、シニョリッジ特権の実践的活用について、理論と実践論の両輪を極めた天才がいる。大阪学院大学名誉教授の丹羽春喜博士である。丹羽博士の政策論に賛同する有志20名が、小渕恵三首相に政策要求書を提起したのが平成13年7月1日であった。それから10年、測りようのないほどの知的価値をもつ博士の提言は、残念ながらおしゃべり雀の話の種にされるか、さもなければ反ケインズ主義者の悪罵の標的にされてきた。10年が経過しようとしている今こそ、何としても博士の理論と実践論に日の目を見せなくては、それこそ日本人の恥というものであろう。
丹羽博士の実践論は決して難しい話ではない。それどころか実にスマートである。博士の実践論をよく知りもしない自称「エコノミスト」が、日銀券とは別に政府紙幣を発行すると、ATMや自販機などが混乱するとか、ハイパーインフレが避けられないなどと訳知り顔で論じている。まずは謙虚に耳を傾けるべきである。以下、博士の実践論の要諦を述べてみよう。見事にプロのエコノミストの発想の盲点をついていて、実に面白い。
はっきりさせておくべきことは、政府の財政収入を得る手段は三つしかないということである。(1)租税徴収、(2)国債発行、(3)通貨発行である。(1)にも(2)にも限界がある。ならば今日の深刻な財政・経済の危機を打開する財源調達は、(3)の通貨発行という手段しかない。そして通貨には、日銀券と政府貨幣しかない。??そしてすでに検討してきたように、政府貨幣を発行すれば財政収入を得られるが、日銀券の発行ではそれを得られない。平成10年3月末まで施行されていた旧日銀法においては、日銀券の発行には担保を必要とした。平成10年4月より、この担保の規定はなくなっている。だからといって日銀が無制限に日銀券を発行して債務超過に陥ってしまうことは、決して望ましいことではあるまい。
ところが政府貨幣では、この点が全く異なる。すなわち、通貨に関する基本法である「通貨の単位および貨幣の発行に関する法律」(昭和62年、法律第42号)では、貨幣すなわち政府貨幣の製造および発行の権能が政府に属するということが明記されている。この政府の貨幣発行特権(シニョリッジ特権)は、無制限かつ無担保である。しかも発行された政府貨幣の額が、政府の負債として計上されることもなく、その発行額は政府の正真正銘の財政収入になる。??こうした政府貨幣の発行による造幣益に対して、政府は利息を支払う必要も無ければ、償還をする必要もない。生産能力の余裕が十分にある現在のわが国のような状況下では、これは現世代および将来世代の国民の負担にもならない。??問題はここからである。政府紙幣というと、ほとんどの人は、今の日銀券の1万円札のほかに、別の政府紙幣の1万円札が印刷され、発行されるイメージをもつ。そこからATMがどうのこうのとか、自販機がどうのこうのとかいう議論が出てくる。
ついでに言っておくと、香港で使用されている紙幣の額面は10、20、50、100、500、1000HK$で、香港上海銀行(香港上海匯豐銀行=HSBC)、スタンダード・チャータード銀行(香港渣打銀行=Standerd Chartered Bank)、中國銀行(中國銀行香港分行=Bank of China)の3行からそれぞれ発行されている。額面によって紙幣(印刷)の色は統一されているが、デザインが違うので少し戸惑ってしまうかも知れない。しかし慣れるとどうということはない。ATMや自販機における混乱も全く無い。
丹羽博士の提案のスマートなところは、現実的に政府貨幣ないし政府紙幣を発行する必要がまるで無いところにある。つまり、国のシニョリッジ特権を、例えば500兆円分といった一定額分を日銀法第38条によって日銀に売ればいいのだ。その際政府がある程度の値引きをして売れば、日銀は日銀自身の資産内容を大幅に改善することができる。
日銀からの政府に対するその代金は、何も日銀券の現金で支払う必要は無い。500兆円であれば500兆円の金額が記された日銀の保証小切手を政府に渡せばそれでいい。政府はその保証小切手を財源として、震災復興なり、いかようにも財政出動に使えばいいのである。これこそが丹羽博士の「救国の秘策」である。実にスマートで、すっきりしていてすばらしいではないか。
丹羽博士の救国の秘策は、非常に容易かつ安全である。しかも効果は絶大かつ即効的である。問題があるといえば、こうした理に適った政策を禁じ手としてタブーにしたい、理屈の分からぬ妨害勢力の存在(多分日銀も)であり、あるいは日本がこうした超積極的な財政政策を採ることを、快く思わない海の向こうの金融勢力らである。
彼らの一部はまちがいなくこう言ってくる。そんなことをしたら、必ずハイパー・インフレになる、と。とんでもない。彼らには、わが国の経済が、どれほど長期にわたってデフレギャップ(需要不足による生産余力)を拡大してきたかが分からないのであろう。インフレギャップの発生など、今の日本には蜃気楼ですらありえない。虚心坦懐に考えれば、この丹羽博士の救国の秘策以外に、今のわが国の財政・経済の深刻きわまる危機的状況を克服する選択肢は何もないはずである。
中にはこういう屁理屈を、上から目線で言うやからがいる。そんなことで味を占めれば、財政規律が緩む、と。こういうやからがいる限り、政府主導、すなわち国民主導の民主主義などは、永遠に実現しない蜃気楼でしかない。だから政(まつりごと)は官僚にお願いしてやってもらわなければならないと言っているのである。
とはいえ、丹羽博士のこの窮極の秘策は、たとえば菅などには、まかり間違ってもできっこない。この秘策を実現するには、まちがいなく抵抗するであろう日銀等の抵抗勢力を、有無を言わせず従わせることのできる「辣腕」が必要であるし、海の向こうの金融資本の圧力と、一歩も引かず渡り合える外交能力も必要である。これらを二つながら備え、これを託せるのは、わが小沢一郎氏をおいては他にいない。ありえない。
元総務相の原口氏が掲げた「日本維新」は、今回の大惨事によって、ますますその意義に現実的な重みを増した。冒頭2011年が、日本現代史の特移点になると言ったのは、そういう意味での日本維新の年になるという意味である。そしてその特移点を突破するのに、わが日本国民は、小沢一郎氏という不世出のリーダーを、まさに貴貨として使うことができるのである。
小沢一郎氏を使うことができると書いた。この表現には重大な意味がある。どんなに小沢一郎氏が不世出のリーダーであったとしても、その小沢氏に百万力の力を与えるのは、国民である私たち一人一人である。主権在民なのである。小沢氏に何かを期待するのであれば、小沢氏が私たちのために何かをできるように、私たち主権者は何かをしなくてはならない。私たち主権者が立ち上がって行動を起こさない限り、2011年が日本現代史の特移点などになるわけもなく、「日本維新」がなるわけもない。
私事で恐縮であるが、3・11の2週間前、すなわち2・25、私、檀公善は、ついに70歳、古希を迎えた。70歳という節目に当たって、私は私の心の中で、高らかに「日本維新」のための宣戦布告を宣言した。「日本維新応援団」=「日本維新サポーターズ・アソシエーツ」(Nihon-Ishin Supporters Associates=NISA)と称する勝手連の旗を、高々と掲げようと決意した。鬨(とき)の声を天に届けよう。そして厳かに、文字通り命を賭けて戦うことを宣言しよう、と。
誕生日に私がまず考えたこと、それはそのとき目前に迫っていた「3・19東京一万人集会」に全力集中することであった。この集会の趣旨は、「2009政権交代の原点にかえれ!」、「こんな民主党なんて、いらない!」とあった。この二つが冠スローガンであるということは、例えば名古屋での「減税日本」の闘いや、政権交代の原点回帰を目指す原口一博氏の言う「民主党A」の勢力を広く結集する「日本維新の会」の理念とは、当然統合できるものであると考えた。
言うまでもなく今年2011年という年は、選挙の年である。統一地方選挙の前半、後半を合わせれば、全国で1,069件もの選挙がある。候補者だけでも総勢で万の単位になるであろう。衆議院議員の選挙も、4月24日に決まっている愛知6区の補選はもちろんのこと、衆議院の解散は、いつあってもおかしくない情勢である。
一時は4月24日の統一地方選後半との同時選挙も濃厚とされていたが、そこにまさに降って沸いた東北地方太平洋沖地震によって、被災地域の統一地方選挙の延期が決まった。そして衆議院議員選挙の日程は、とりあえず見えにくくなってしまった。まさに政治の世界は、一瞬先は闇である。
いずれにしても今年の前半が、未曾有の選挙集中の年であることに違いはない。しかも政権党である民主党のメルトダウンによって、選挙の拠って立つ政党基盤はきわめて流動的になってしまい、泥舟と化した民主党の、いわゆる民主党Aの候補者たちを救出する救命ボートには、まだまだ確たるものがない。減税日本や日本維新の会といえども、全国レベルで見れば、揺籃期にすら至っていない。
小沢氏に確固たる政治的基盤を約束することのできる勢力、これを、減税日本や藤島利久氏の「新党市民」を含めて、「日本維新」というキーワードでくくっていいものと仮定するなら、その日本維新の勢力にとって、衆議院議員を含めて、各レベルの選挙に取り組む準備は、まだまだほとんど整っていない。へたをすれば離党難民にすらなりかねない候補者もありうるというのが、今の混沌とした情勢である。
それでもどんなことがあっても、私たちは各レベルの選挙において、日本維新の勢力を勝たせなければならない。だから私は、日本維新応援団=日本維新サポーターズ・アソシエーツ(NISA)という勝手連を立ち上げたのである。
難民といえば、政党や候補者だけの問題だけではない。泥舟化している民主党の党員・サポーターにしても、難民化の危機は目前に迫っている。昨年の民主党代表選で、小沢氏に投票した党員・サポーターが、消えた11万票を除いたとしても、9万人もいる。この人たちのほとんどは、今でも形式上、泥船民主党の党員であり、サポーターなのであろう。
こうした党員・サポーターにも、それなりの大きさの救命ボートを用意しなければならない。いや用意するのではない。自前の救命ボートを自分たちでつくれるように、サポートしていく必要があるのだ。それが日本維新応援団=日本維新サポーターズ・アソシエーツ(NISA)なのである。
再度の確認であるが、3・19に掲げられた、「2009政権交代の原点にかえれ!」、「こんな民主党なんて、いらない!」という冠スローガンと、目の前の各レベルの選挙戦で日本維新の勢力がかかげる冠スローガンとは、必然的に軌を一にするべきものであるはずだ。
ちなみに日本維新応援団=日本維新サポーターズ・アソシエーツ(NISA)の第一の冠スローガンは、「原点回帰! 国民の生活が第一」であり、第二の冠スローガンは「○○減税日本VS増税日本●●」である。○○と●●は、勝ち負けを象徴したデザイン的要素に過ぎない。そして以上二つの冠スローガンに加えて、3・11の直後に、第三の冠スローガンとして、「超大型財政出動で震災復興を!」を追加することにした。
上の画像は、NISAの行進旗である。幅が2,456mm、長さが3,473mm、8.63u≒5.2畳の布製の旗である。デモ行進のときに、6人で手に持って行進するためのもの。3・19でお披露目するために作った。3・19のデモでは、ヘリコプターが空からカメラを回して放映するということを聞いていた。ならば空から見える超大型のポスターというか、旗を作ればいいというのが、この行進旗を作った動機である。デザインは、NISAのB2版大型ポスターを、そっくりそのまま拡大したものである。
デザインのモチーフは、イラストレーター川野隆司氏の作品「浪裏朝日」である。政治団体、日本維新の会のサポート活動全般に、自由に使えるという契約を交わした上で使用している。テーマはもちろん葛飾北斎の「浪裏」を現代化した構図と、燃えるような真紅の空をバックにした朝日の大胆な組み合わせである。このデザインは、ポスターをはじめ、名刺やのぼりなど、さまざまなメディアに統一された日本維新のシンボルとして使われていく。
選挙のような大衆動員を必須とする営みにおいては、シンボルやカラーを統一することの意義はきわめて大きい。シンボルおよびカラーに関しては、キーワード連想法による加点法によって評価をするが、このモチーフの場合、連想するキーワードは、日本語だけでも下記のように多岐にわたり、結果、圧倒的なポイントを獲得した。
太陽、朝日、朝、始、開始、スタート、旭日、日新(日々新た)、上る、昇る、上昇、天、天空、陽、陽気、熱、暖、温、温暖、プラス、ポジティブ、真紅、赤、紅、血潮、燃える、萌える、滾る、増、明、夜明け、暁、円、円満、満、丸、日の丸、日の出、日出る国、日の元、日本、日向、東、東方、東洋、和、球、玉、珠、祥、吉祥、福、祝福、福運、開運、勝、勝利、先勝、必勝、大、太、エネルギー、力、パワー、漲る、起。起床。七転八起、達磨、縁起、浪、波、濤、潮、黒潮、動、躍、躍動、興、復興、振興、愛、愛情、愛育、愛の力、無償の愛、生、生命、産、産土、生産、興産、富、富裕、豊、豊富、豊穣、豊饒、太平洋、洋、海、富士、不二、鴎、飛翔、希望、大願成就、……。
さらに興味のない人には蛇足かもしれないが、風水師、王健秋氏に気のパワーを測定してもらった。まさに針が振り切れるほどのパワーが放出されているという。自画自賛に聞こえるかもしれないが、まさに日本維新の夜明け、そして日の出の勢いを象徴する、最高のイメージであるということができよう。とくに東の空から昇ってくる太陽であることから、「東日本復興」のシンボルとして、これ以上のモチーフはないのではないかと自負している。
中心にNISAの3本の冠スローガンを入れた。「原点回帰! 国民の生活が第一」、「○○減税日本VS増税日本●●」、「超大型財政出動で震災復興!」。上部に「日本維新サポーターズ・アソシエーツ」の大きなロゴ、下部に大きくインパクトの強い太陽を配置しながらも、視線はごく自然にこれらの3本の、少し小さめに入れたスローガンに惹きつけられるよう、意図してデザインされている。アートディレクションとコピーは私、檀が担当、デザインはNISA代表でグラフィックデザイナーの松森伸仁氏が担当した。イラストはくり返すが川野隆司氏の名作、浪裏朝日である。
同じデザインのB2サイズのポスターは、3・19のデモが実行されていれば、全参加者に無償配布ができるよう、印刷を済ませていた。当日は軽トラックで明治公園の会場に運び、そこで参加者全員に1枚ずつ手渡しする予定であった。残念ながらデモが中止され、このことは実現できなかったが、せっかくのことなので、この★阿修羅♪の拙稿をお読みいただいているみなさんに、2種2枚一組を、先着5,000名様に無償でお送りしたいと思う。ただし、手渡しであれば送料がかからないが、メールであれば宅配便でお届けしなくてはならないので、送料として全国一律1,000円(以上)をカンパで負担していただけると幸いである。
「NISAポスター希望」
日本維新応援団=NISAの活動の一つは、このNISAのポスターを、日本維新、日本復興のシンボルとして、日本中の街角に張り出し、日本中の町や村の屋外、屋内を満艦飾にすることである。既に書いたように、今年は各レベルの選挙が総集中する未曾有の選挙年であるが、民主党のメルトダウンが始まっていることから、いわゆる民主党A、日本維新の勢力となる候補者にとっては、周到な選挙準備もできないままに選挙戦に突入していかなくてはならない特殊な事情、悩みを抱えている。とくに拠って立つ政党基盤がインフラとして十分に確立されていない現状では、政党ポスター等の準備も整わないままの選挙戦になることが十分に予測される。これは民主党Aないし日本維新の勢力にとって、きわめて不利なことである。
上掲のポスターは、最近民主党が制作した政党ポスターである。正気の沙汰とは思えない。崖っぷちに立つ民主党の候補者が、こんな恥知らずのポスターを使って一歩「前へ」進んだら、まっ逆様に谷底に落下すること必定である。まともな民主党Aないし日本維新勢力の候補者に、こんな縁起の悪いポスターが使えるはずがない。だからこそ私たち日本維新応援団が、日本全国の町や村を、浪裏朝日のポスターで満艦飾にしなければならないのである。
ところでこのNISAの浪裏朝日のポスターの、公職選挙法上の位置付けはどうなるのであろうか? このことはNISAの公職選挙法上の位置付け如何に依存している。要するにNISAという勝手連が、公職選挙法199条の5項に規定する「後援団体」に該当するかどうかである。同条同項によれば、「後援団体」とは、「政党その他の団体又はその支部で、特定の公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)を推薦し、若しくは支持することがその政治活動のうち主たるものであるもの」と定義されている。
NISAには、後半の「特定の公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)を推薦し、若しくは支持することがその政治活動のうち主たるものであるもの」は該当するが、前半の「政党その他の団体又はその支部」には該当しない。したがってNISAは、公職選挙法上の「後援団体」ではない。
こうしてNISAは公職選挙法上の「後援団体」ではなく、NISAのポスターは、公職選挙法の規制を受けることはない。いっぽう、「後援団体」のポスターや、いわゆる「政党ポスター」に該当する場合は、そのポスターは公職選挙法上のきわめて厳しい制限を受ける。NISAのポスターがいかに有利な宣伝媒体であるかは言うまでもない。
各レベルの選挙の公示日は目前に迫っている。本日、3月24日は都道府県知事、同27日は指定都市の市長、4月1日道府県議員および指定都市の議員、同12日は衆議院愛知6区補選、同17日は指定都市以外の市長・議員、特別区の議員、同19日は町村長、町村議会議員と、文字通り目白押しである。政党ポスターであれば、掲示可能期間は余りにも短く、衆議院議員選挙までの日程を考えると、途中統一選挙前半の期間、後半の期間には、いったん撤去しなければならないのである。
NISAのポスターであれば、無制限に貼り出すことができるし、一時撤去の必要も無い。今から2〜6カ月延期されることが決まった被災地域の統一地方選挙や、いつ公示されるかわからない衆議院選挙にかけて、同一のポスターを、いくらでも、いつまでも、貼り出して構わないのである。とくに被災地であり、小沢氏の出身地でもある岩手県および宮城県、福島県の少なくとも3県で、ずばり東日本復興のイメージであるともいえる浪裏朝日のポスターが、長期間にわたって貼り出されることは、被災者の皆さんをエンパワーする上で、この上ない力の源泉であると自負している。
NISAポスターの頒布は、原則としてデータ渡しで行う。データは無償で提供する。皆さんがパソコンで受け取ったデータを、最寄の印刷屋さんに転送するか、あるいはUSBメモリに落とし込んで持参すれば、全国の大半の印刷屋さんで印刷してもらえるはずである。またフェデックス・キンコーズのような大型出力のサービス業者に持ち込めば、1枚からのプリントにも応じてくれる。
印刷は、もちろんNISAでも実費で受け付ける。いずれにしても、これらは全てノンプロフィットのボランティア・ベースであって、いかなる卑劣な風評が流布されようとも、金儲けの事業などでは断じてない。いろいろなケースに応じた実費については、現在鋭意製作中のNISAウェブサイトにおいて公開される。
このB2サイズのポスターとは別に、A3弱サイズのミニポスターを、全国各地の最寄のセブン−イレブンの店頭でサービスしているネットプリント経由で受け取ることもできる。プリント料金は、1枚100円である。8桁のプリント予約番号を入力する必要がある。現在この番号は「65321696」であるが、有効期間は3月30日までである。その後のプリント予約番号は、NISAのウェブサイトで公開される。
私たちは、日本全国で、有権者総数約1億人の100人に1枚、すなわち少なくとも100万枚のNISAポスターを掲示したいと考えている。一人平均10枚貼ってくれるとして、10万人の応援団、つまりサポ−ターが必要になる。10万人! 決して小さい数字ではないが、大きすぎる数字であるとも思わない。だって昨年の民主党代表選で、小沢一郎候補に投票した党員・サポーターが少なくとも9万人はいるはずである。この数字には、不正に遺棄されたと噂される11万票は含まれていない。小沢支持の民主党党員・サポーターを結集するだけでも、10万人の応援団は実現するはずである。
民主党がメルトダウンしている過程の中で、これらの党員・サポーターの多くは、このまま放置されれば幽霊党員・幽霊サポーターになるしかない。繰り返しになるが、NISAはこれらの同志たちの救援ボートでもある。民主党の旧党員・サポーターとNISAとの違いは明らかである。どちらかといえば政党の付属物であり、カンパと票を貢ぐパッシブ(受動的)な立場でしかなかった旧党員・サポーターと違って、NISAは、「自立と共生」を地で行く、自主的な勝手連である。パッシブではなくアクティブ(能動的)に活動する文字通りの応援団なのである。
その趣旨は、私たちが共通に使っているメッセージ付き特製名刺のメッセージに表現されている。この名刺はサイズがふつうの名刺の倍。裏表2ページではなく、4ページからなる二つ折りの名刺である。もちろんデザインには浪裏朝日が採用されている。
名刺の内面にビッシリと書かれているメッセージを転載しよう。
転載開始
ごあいさつ
国が君の為に何ができるかより君は国の為に何ができるのか? J・Fケネディ
2年前私たちは、国民の生活が第一の理念に共鳴し、政権交代という偉業を成し遂げました。しかし私たちが目にしたのは、目を覆いたくなる菅政権による政権後退でした。そしてついに政権崩壊へ。
でも私たちは国民の生活を第一とする政治を諦められません。菅政権がマニフェストを放棄し、憑かれたように逆走する中、原口一博元総務相始め、心ある志士たちが、日本維新の旗の下日本の政治を一新する動きを始めました。
日本維新サポーターズ・アソシエーツ(NISA)は、この新しい政治の波を積極的に支持し、とことん応援するために、全国ネットの勝手連として産声を挙げました。
統一地方選、衆院選と、日本列島が選挙一色の季節を迎えています。これらに完勝することこそ、国民の生活が第一の原点に回帰する真の日本維新となるものです。
減税日本、新党市民等、日本維新の会に結集する大小の政党政派の候補を、全員必勝に導くことこそ、日本維新サポーターズ・アソシエーツに課せられた任務です。
この勝手連の運動を、あなたの貴重な1分、1円で支えてください。
私たちが全国で取り組んでいるさまざまの活動については、ぜひ下記のウェブサイトをご覧ください。
この名刺はご希望によりどなたでも無料で使用することができます。ご希望の方は下記ウェブサイトか電話からお申し込みください。
転載終り
このメッセージ付き特製名刺は、お申し込みにより、NISAの応援団員=サポーター志望者全員に、無料で制作してお届けする(メッセージ付き特製名刺[無料]希望)。戦略的観点から、この名刺が「無料」であることは、きわめて大事なことであると考えている。戦争に譬えるのは適切でないが、この名刺はまさに、戦闘に欠かせない機関銃の銃弾そのものだからである。
したがって、どうしたら1円でもコストを下げることができるか、徹底的に工程等を工夫した。いろいろ調べてみたが、通常の名刺印刷の料金体系では、この特製名刺が100枚で5千円を切ることはない。私たちはまずA3のサイズに10面付けの台紙を印刷することで、カラー印刷のコストを大幅に下げ、これを2分割してA4に断裁し、ここに1人〜5人分の個人別原稿をモノクロのレーザープリンターで刷り込無む。そのあと、5面に断裁するという工程を実現した。目標原価は、100枚を印刷し、メール便で送る送料を含めて@300円であり、何とかこれを実現することができそうである。
ここまで単価を抑えることができれば、このための資金繰りは、カンパだけでも十分回るというシミュレーションをしている。そしてありとあらゆる手段を尽くして、この無料のメッセージ付き特製名刺を拡散し、サポーターの数の急拡大を図っていく。
今や沈み行く泥舟と化した民主党から、日本維新、日本復興を目指す勢力の新船、すなわち救援ボートに乗り移ろうとする民主党Aの候補者たちのラッシュは、止まるところを知らない怒涛の勢いになるであろう。彼らは自ら乗り移る救命ボートに、当然のことながら後援者・支持者をも乗り移るように、働きかけをせざるをえない。それこそ喫緊の至上命題である。NISAはこの民族大移動の勢いを的確に把握し、サポーターを救命ボートであるNISAに、破竹の勢いで組織していかなければならない。そのときに武器として役に立つのが、この応援団員=サポーター専用のメッセージ付き特製名刺であると位置づけている。
名刺を受け取ったサポーターは、リアルワールドにおいてはいろいろな人と名刺交換をしつつ、応援団員=サポーターを拡散していくことができる。またネットワールドにおいては、自分のブログを使ったり、BBSへの投稿やツイッターなどのソシアルメディアを使って、NISAおよびメッセージ付き特製名刺について広く拡散することができる。こうしてリアル、ネットの双方の世界で、NISAの存在を一気に拡散し、10万人の応援団員=サポーター、100万枚のNISAポスターの掲示目標を早期に達成していきたい。
有権者数175万人の名古屋市で、40万人以上のリコール署名を集めたあの名古屋市民のパワーを全国ネットで結集するならば、目標を達成し、来たるべき各レベルの選挙選で連戦連勝し、日本維新を実現することは決して不可能ではない。そのとき間違いなく私たちは、小沢一郎総理総裁に、日本復興の最高のリーダーとして働いてもらうことができるようになるのである。
今NISAでは、突貫工事で本格的なウェブサイトを開発中である。テンプレートには、ブログの簡便さで本格的サイトを作れるWordPress Themeを用いる。WordPress Themeを使ったことのある方、ホームページやブログのスキルを提供していただける方は、ぜひそのスキルと時間を提供していただきたい。ウェブサイトにも、NISAのイメージデザインである浪裏朝日は使用される。NISAのサイトでまず実現したいのはBBSである。
次に応援団つまりサポーター登録を合理的に受付け、メッセージ付き特製名刺の制作と連動させ、一日でも早く送付できる体制をサイト上に構築したい。さらにサポーター相互の各レベルの選挙区別のコラボレーションのための情報交換ができるインフラを提供し、またポスターをはじめとする応援グッズの発注、物流手配などを、最も合理的に実行できるEC機能を装備する計画である。
私たちは、3・19の東京デモを、小沢一郎総理総裁実現への最も重要な一里塚であると位置づけていた。残念ながら3・11の大震災によって中止となったが、私的には、3・19は、中止をせざるをえない事情であったというより、むしろ3・19の政治的意義をより拡大し、より鮮明にするべき必要性のほうが優先していたのではないかと考えている。3・11が発生したことによって、「2009政権交代の原点にかえれ!」、「こんな民主党なんて、いらない!」という思いは、スローダウンするどころか、いっそう募るものになったはずである。
未曾有の数の犠牲者や被災者は、自分たちの生命をかけた悲痛な叫びを、誰かに代弁してほしいはずである。また私たちは、その叫びを代弁するべき責務を背負っていたのではあるまいか。その上で、二度とこのような「人災」をくり返さないためにこそ、「2009政権交代の原点にかえれ!」をより強く叫ぶべきであったし、「こんな民主党なんて、いらない!」と強く強く叫ぶことによって、真の日本維新、日本復興を実現する政治勢力の結集と勝利を誓うべきではなかったか。犠牲者や被災者のことを思うと、デモなんかやってる場合ではないだろう、ではなくて、犠牲者や被害者のことを思えば思うほど、彼らの叫びをも糾合して、より力強くデモをしなければならなかったのではないかというのが、個人的ではあるが、私の見解である。
そういう意味で、私は3・19が中止になったことについては、残念でならない。ただしこれは、私の一つの個人的見解であり、感想である。主催者たちのご苦労やご努力に、無責任に水を掛ける意図は微塵も無い。私は一協賛団体の代表者に過ぎないし、もちろん主催者ではないのだから、主催者の決定については当然敬意を払って尊重するものである。主催者が苦渋の選択として中止を決定した背景には、おそらく私などの知りえないご苦労やご配慮があったものと推測する。
中止決定の文章を読むと、「4月下旬以降または政局の動向が見えるようになるまで延期やむなし、との判断に至りました」とある。4月下旬と言えば、まさに統一地方選挙が終り、「政局の動向が見えるようにな」っている時点である。それまで手を拱くのではなくて、むしろ政局の動向をリードすることこそ、デモの趣旨であるべきではなかったか。私としては、地団太を踏む思いである。中止を決定された主催者の思いも、地団太を踏む思いであろうと思う。またぜひとも参加したいと手ぐすねを引いておられた参加予定者の皆さんも、みんな同じように地団太を踏む思いでいるに違いないと思うがいかがであろう。
ここは延期の期間を最小限にして、可能な限り早期に、あらためて開催に踏み切ってはいただけないだろうか。ぜひともご検討をお願いしたいものである。
日本維新の会β版の最新の情報によれば、「日本維新の会」の設立総会も、地震対応のために延期になったようである(http://www.facebook.com/event.php?eid=139258199473121)。。あらためて開催される設立総会には、全力投球で参加者を募りたいと思っている。参加は、g10320@shugiin.go.jp で受け付けてい る。申し込んでおくと、正式の開催通知などを受け取れることになっている。設立総会に、メッセージ付き特製名刺を持参したい人は、今すぐこちらから申し込んでいただければ、最優先で作成し、発送させていただく。
3月19日の『メルマガ・日本一新』に、「菅首相は原子力を本当に知っているのか?」と題する平野貞夫氏の次の一文があった。
引用はじめ
菅首相は16日(火)夕刻、官邸を訪ねた内閣府特別顧問の笹森清元連合会長に「ボクはものすごく原子力に強いんだ」と、東工大応用物理学卒の経歴を誇るように言ったという報道があった。私はこれを聞いて、よくも言えたものだと驚き、平成19年7月の参議院通常選挙のことを思い出した。
当時、私は民主党高知県連代表を務めていた。東電のプルトニュウム汚染物を高知県東洋町に埋める話があり、反対運動をやっていた。民主党高知県連は、エネルギー対策の中長期構想として、「プルトニュウムという核兵器になり、有害物質を発生させる現在のウラニュウム原発政策を順次変更すべきだ。そのため、プルトニュウムを焼却でき、かつより安全性が高い“トリウム溶融塩原子炉”(ja.wikipedia参照)の研究開発を復活すべきである」ということをまとめた。
この趣旨を参議院選挙のマニフェストに入れてはどうかと、私は当時の小沢代表に進言した。小沢代表は「それは良い考えだ。私から菅代表代行や鳩山幹事長にいうと上から命令する感じになるので、君から二人によく説明して、是非マニフェストにいれるようにして欲しい」と応じてくれた。
早速、菅代表代行に会って、小沢代表の意向を踏まえて説明したところ、実に素っ気なく、「文科系の君から原子力の話を聞いても仕方がない」という不遜な態度であった。驚いたのは「トリウム溶融塩炉による原子力発電なんか知らない」という言葉であった。この人は政治家として、ウラニュウムによる原子力発電の危険性について認識していない。これ以上、民主党内でこの説明をしても無駄だと思い、鳩山幹事長には説明することをやめた。
東電出身の笹森氏は記者団に「(首相は)原子力について政府の中で一番知っていると思っているんじゃないか」と、皮肉交じりに語ったという。この菅首相の驕りが、12日(土)早朝の自衛隊ヘリによる福島第一原発事故現場に行くという暴挙につながり、爆発防止の現場で結果的に初動作業の邪魔をすることになる。
同日の与野党党首会談で、「危機的状況にならない」と、菅首相が断言するのを待つかのように1号機で水素爆発が発生し、原子炉建屋が崩壊した。15日(火)早朝の東電本社での恫喝行動といい、官邸での「東電の馬鹿野郎」との怒鳴り散らし発言といい、福島第一原発をめぐる菅首相の判断ミスには際限がないのでこの程度にしておくが、この初動の遅れが、禍根となったことだけは明記しておきたい。
引用終り
私は平野氏のこの文章の中で、「小沢代表は『それは良い考えだ。私から菅代表代行や鳩山幹事長にいうと上から命令する感じになるので、君から二人によく説明して、是非マニフェストにいれるようにして欲しい』と応じてくれた」という文章と、「菅代表代行に会って、小沢代表の意向を踏まえて説明したところ、実に素っ気なく、『文科系の君から原子力の話を聞いても仕方がない』という不遜な態度であった」という文章とのコントラストに接して、実に複雑な感慨を抱かざるをえなかった。
既述のとおり、私はここに出てくる「プルトニュウムを焼却でき、かつより安全性が高い“トリウム溶融塩原子炉”」の開発設計者である。このことについては、拙著「東ティモール非電化人口を一掃するトリウム・エネルギー」(PDFのURL希望)をお読みいただきたい。以下、内容の一部を引用させていただく。
引用開始
ところが、反原発運動の中にも少しずつ認識が広まってきていますが、原発の中には、ウラン−プルトニウム・サイクルがもたらす「3K」(核兵器、核拡散、核廃棄物)とは無縁の、安全かつ安価に建設できるトリウム熔融塩原子炉によるトリウム原発という選択肢があるのです。
トリウム熔融塩原子炉の特徴は、まず原理的に苛酷事故を起こすことがありえず、ウラン軽水炉に比べて3,667分の1しか放射性廃棄物を生みません。最も厄介な核廃棄物であるとされるプルトニウムを生み出さないばかりか、このプルトニウムをも燃料として焼却し、エネルギーに変えてしまうことのできる唯一の原子炉でもあるのです。
反原発運動の中では、核兵器や核拡散の原因物質であるプルトニウムを指弾するわりには、現実に溜まりに溜まりゆくプルトニウムについて、これをどうやって処分すればいいのかについては、全くのノーアイデアのようです。本気で地球上からプルトニウムを葬り去ろうと考えるのであれば、これをトリウム炉で燃やし、核エネルギーに変えてしまうしかないのですが……。
日本はすでに原爆を5千発もつくれるだけのプルトニウムを備蓄しています。つまり日本は、たったの2週間もあれば、いかようにも核兵器を作れる潜在的な核保有国なのです。その日本が、世界唯一の被爆国であることや、憲法第9条を根拠に、いかに声高に核兵器の全廃を訴えたとしても、世界が日本を信用してくれるわけがありません。こうした日本を見る疑いの目にきちんと対応していくためにも、日本は増え続けるプルトニウムの備蓄に対して、明確な方針を打ち出す必要があります。プルサーマル計画をもって「核保有国」への疑惑を払拭することはできないでしょう。
トリウム熔融塩原子炉の基礎実験は、今から40年以上も前の1969年に、米国のローレンス・リバモア研究所で成功していましたが、「核兵器を作れないトリウム原発は冷戦の役に立たない」として、当時のアイゼンハワー大統領によって却下され、以来トリウムは封印されたまま現在に至っています。
このボタンの掛け違い以後、世界の核技術者たちの手で、研究開発の命脈が細々と保たれてきましたが、2009年1月、北欧3国のトリウム原発の開発企業3社のコンソーシアムによって、ついにフィンランドの次期の6番目の原発として、3,000MWeのトリウム原発を採用するよう、提案がなされていることが発表されました。
またトリウム熔融塩の研究で世界の最先端を行っていたチェコ原子力研究所は、2011年に実験用トリウム熔融塩原子炉を完成させることを公表しています。
一方アメリカでは、40数年前にトリウム炉の実証実験を成功させた上記のローレンス・リバモア研究所が、アルゴンヌ研究所、ロス・アラモス研究所とのコラボレーションによって、連邦エネルギー局の管轄の下、SSTAR(小型・密封型・移動式・自動式の炉)というコンセプトのトリウム炉の開発研究に取り組んでいます。
そしてこのプロジェクトには、実は日本の財団法人電力中央研究所(CRIEPI)からも、ローレンス・リバモア研究所に研究員のチームが派遣され、コラボレーションに参加しているのです。
また米国議会は、米海軍においてトリウム原子炉の研究を進めるための開発費を、国防予算の中に織り込むことを議決しました。ついでながらいくつかの情報を分析すると、オバマ大統領が近々、トリウム・エネルギーの積極的展開策を打ち出すであろうことは、ほぼまちがいのない規定路線であるようです。
私は、古川博士(この投稿の中で、既に氏の朝日新聞への投稿を転載済み)のいう1兆kWeの電力(人類全体が21世紀に必要とすると思われる電力の総量)を生み出すトリウム原発網を、21世紀中に建設するための総合計画の策定に取り組んできました。シミュレーションの結果、出力80MWe、50%稼動、寿命30年の分散型小型トリウム熔融塩原子炉を、総計で84万基生産する必要があることが導き出されました。また立ち上げには10年で倍増というスピードが要求され、ピーク時と想定される2065年での発電量は、100億kWe/年となる必要があることが推定されます。
この天文学的スケールの大量生産を実現するために私が到達した開発構想は、原発の構成要素である「原子炉+蒸気発生器」および「タービン+発電機」を、それぞれ45フィートのコンテナーサイズに凝縮、つまり原発全体を2本のコンテナーに集約してしまい、プレファブリングによって大量生産するというものです。ちなみに、45フィートのコンテナーは、13,716ミリ×2,438ミリ×2,896ミリというサイズです。
これで地球上のどんな場所であれ、2本のコンテナーをコンテナー船、鉄道、トレラー等で現地に運びさえすれば、一夜城ならぬ一夜原発ができ上がるということになるわけです。言い換えれば地球上の任意の場所が、直ちに油田の油井になるようなもので、電力は、個々の需要地において必要なだけ幾らでも得られるということになります。たとえそれが、銀座4丁目であっても、あるいは南極の昭和基地であっても、そしてもちろん東ティモールの「電気の通じない村落地域」であってもということです。
わが国初の原発は、茨城県東海村の広大な敷地に建設された東海発電所で、その出力は166MWeでした。わずかコンテナー2本に凝縮されるトリウム原発が、東海発電所の約2分の1の出力を実現することを思えば、実に隔世の感を禁じえないものがあります。
80MWeのトリウム原子炉を45フィートのコンテナーサイズに凝縮することは、もちろん至難の業です。構成要素は炉本体、燃料タンク、熱交換器(蒸気発生器)、ポンプ等となるわけですが、当然ながら、炉本体は可能な限り大きくしたいわけです。そうすると、燃料タンクは炉本体に比例するとして、熱交換器+ポンプの大きさと炉本体の大きさとは、絶対的なトレードオフの関係になってしまいます。
どのように工夫してみても、熱交換器とポンプのサイズを小さくすることは容易なことではなく、私は一時、80MWeを下方修正するか、あるいはコンテナーサイズ化を諦めるか、というところまで追い詰められていました。とにかくコンパクトな熱交換器の技術を見つけ出すしかないと、グーグルで、「heat exchanger」、「熱交換器」をキーワードに検索をかけ、世界中のありとあらゆる熱交換器を虱潰しにチェックしていきました。
そうして私の目に止まったのが、フィンランドのバーテルス社が製造しているプレート・アンド・シェル(P&S)熱交換器でした。早速来日したバーテルス社の社長と技術部長に、基本設計を試みたトリウム熔融塩炉の仕様を説明し、そこに組み込む熱交換器として、同社のプレート・アンド・シェル熱交換器の技術が応用できるかどうかのディスカッションを行ないました。
問題はいくつかありました。最大の難点はプレートのサイズでした。設計では、直径2,408ミリの円形のプレートが多数必要になるのですが、素材である耐熱・耐放射線のニッケル合金、1%ニオブ添加ハステロイNの鋼材の板幅は、1,500ミリしかないのです。
結局バーテルス社では、1,500ミリ幅の鋼板2枚を溶接で並列に接ぎ、3,000ミリの幅にすることにチャレンジすることを決断してくれました。こうした紆余曲折を経て、80MWeのトリウム原子炉は、1ミリと違うことなく、ぴったり45フィートのコンテナーサイズに納めることが可能ということになったのです。
それにしても、一口に84万基といいますが、その生産自体、とてつもなく大変なことです。うまく生産計画を調整しても、ピーク時で年産8,400基程度になります。年間280日の稼動として、日産30基のペースです。しかもタービンや発電機など、この炉の生産数に見合った発電設備や送電設備(グリッド)等のインフラも、原子炉に付帯して生産されなければなりません。
それだけではありません。実はトリウムという核燃料は、それ自体では燃えません。つまり核分裂を起こさないのです。国際高等研究所の亀井敬史博士の表現を借りるならば、トリウムはいわばマッチの軸木みたいなもので、燃えるためにはマッチの頭の火薬部分に相当する「火種」が必要になります。幸いトリウム原子炉の普及の初期には、現行のウラン−プルトニウム・サイクルの厄介な廃棄物であるプルトニウムをこの「火種」に使い、焼却という目的と併せて一挙両得とすることができるのです。
私は単純にウラン−プルトニウム・サイクルの現行の原子力発電を否定し、トリウム原子炉を絶対視する立場を採るものではありません。ウラン−プルトニウム・サイクルの原子炉は、多くの先進国のみならず一部の途上国を含めて、無視することのできない規模ですでに稼動しており、よしあしはともかく、現実に大量のプルトニウムを廃棄物として排出しています。
とりあえずトリウム原子炉に点火する「火種」として、このプルトニウムを全量活用することは、二重に重要な意味をもっています。そういう意味では、現行稼動中ないしは建設中、あるいは建設予定のウラン−プルトニウム・サイクルの原子炉とトリウム原子炉は、互いに共存しつつ、遷移・移行していく関係にあるのです。そしてそうすることこそ、ウランVSトリウムを絶対的で不毛な対立とするのではなく、両者の間の現実的な共存関係を築くことになるのです。
ところでこのウラン−プルトニウム・サイクルの廃棄物であるプルトニウムは、決して無尽蔵に存在するものではありませんし、また無限に排出を続けていいものでもありません。したがっていずれトリウムというマッチの軸木を燃やす「火種」としてのプルトニウムが不足することになるのは確実ですし、またそうなってくれなければ困るということでもあります。
そこで古川和男博士の核スポレーション反応という原理を応用した大電流陽子加速器と熔融塩増殖反応装置とからなる加速器熔融塩増殖炉を使って、トリウムから「火種」となるウラン233を増殖することが必要となってきます。
マッチの軸木であるトリウムを大量に燃やそうとすればするほど、「火種」としてのマッチの頭の火薬が相応な量必要になります。トリウム炉の生産は、マッチの頭の火薬の確保に支配されます。廃棄物プルトニウムに限度がある以上、加速器熔融塩増殖炉の開発について、悠長に構えているわけにはいきません。
引用終り
トリウム・エネルギーと私の立場、仕事について、拙文を長々と引用させていただいたが、こうした執筆は、わが日本では、今回の福島原発の惨事のような機会でもなければ日の目を見ないものなので、あえて紹介させていただくことにした。お許しいただきたい。
実を言えば、今回の日本の惨事によって、早速いくつかの国では、ウラン−プルトニウム・サイクルの原発開発計画を見直し、トリウム・エネルギーの開発をテンポアップする計画を表明している。中国、インドはその典型である。北欧3国、ドイツ、アメリカなども、トリウム・エネルギーに全力投球をしてくるに違いない。
こうした国際的な状況の中で、日本の実態は最悪である。意図的にトリウム・エネルギーを無視するだけでなく、強引に高速増殖炉もんじゅの計画を推進し、また諸外国に東芝などのウラン−プルトニウム・サイクルの原発を売りつけることを、国策とすらしている。平野氏の文章にあるように、一国の首相である菅は、「驚いたのは『トリウム溶融塩炉による原子力発電なんか知らない』という言葉であった」のであり、「この人は政治家として、ウラニュウムによる原子力発電の危険性について認識していない」のである。
私は半ば本気で、日本でトリウム原発が実現するのは、世界の国の中でもラストに近い国になるのではないかと考え、諦めの境地に至っていた。そしてそれと同時に、むしろ世界でも最も貧しく、最も電化率の低い東ティモールであるとか、バングラデシュやルワンダにおいて、最優先でトリウム原発を実現するプロジェクトに取り組んできた。
そういう私であったから、平野氏の、「小沢代表は『それは良い考えだ。私から菅代表代行や鳩山幹事長にいうと上から命令する感じになるので、君から二人によく説明して、是非マニフェストにいれるようにして欲しい』と応じてくれた」という文章に初めて接し、感涙を流している次第である。小沢一郎氏が政権のトップリーダーに就けば、トリウム・エネルギーがこの日本の国で日の目を見るのだということに、確信がもてたからである。
しかしこれが実現するとすれば、そのプロセスは想像を絶するほどに凄いことになる。何せ独立行政法人日本原子力機構といえば、権力構造から言って、これは国の権力が全く及ばない国家権力の中の独立した国家権力なのである。日本の国家が手も足も出せないほどの絶対権力をもっている。日本国の原子力政策は、イコール日本原子力機構が決める原子力政策なのである。民主党の原子力政策を起草している電力労組出身の党員も、実にこの日本原子力機構の意を忠実に体しているのであるから、小沢一郎氏の「トリウム・エネルギーをマニフェストに」などという発言は、まさしく驚天動地のとてつもない出来事なのである。
私はあらためて確信した。小沢一郎氏こそは、日本維新と日本復興を本当に実現できる、日本で唯一無二の政治家である。NISAはあらためて小沢一郎政権の実現を目指す自立と共生の勝手連として、日本維新、日本復興の先頭に立って闘う。再びジョン・F・ケネディの名言を引用して稿を終えよう。
・・・And so my fellow Americans, Ask not what your country can do for you. Ask what you can do for your country.
「ポスター」「名刺」をご希望の方、NISAにご協力をいただける方は、こちらからお申し込みください。
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/727.html
03. 2011年3月24日 03:14:39: hj5sogWyEs
東電の会見によればこの数値は誤報だと言う事だったが。
保安院と東電の会見で食い違いがあるんだよな。
マスゴミは保安院の方を記事にしてるようだが。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/650.html#c3
02. 2011年3月24日 03:16:27: zYqeZJaOfM
チェルノブイリ以上の惨事に為り得る可能性は容易に想像が付く。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/646.html#c2
03. 2011年3月24日 03:17:19: EGaQ73B5yp
厚生省「お話しても意味がない」 水道水の放射性物質の濃度は発表出来ないほどヤバい数値の模様
1 名前:名無しさん@涙目です。(神奈川県) 2011/03/24(木) 02:05:39.07 ID:SeWHfxen0 ?PLT(13074) ポイント特典
★汚染水道水で「情報開示」を押し付け合い 危険な濃度は口つぐむ
東京都水道局の浄水場から基準値を超える放射性ヨウ素が検出されたことを受け、
政府内で「情報開示」の押し付け合いが始まった。
枝野幸男官房長官は22日午後の記者会見で都水道局の水道水について
「数日摂取したとしても、将来にわたり健康への影響が出る可能性はない」と断言。
にもかかわらず、実際に影響が出る濃度に関しては「厚生労働省が報告する」と厚労省に
説明を委ねた。
ところが、その後に開かれた厚労省水道課の記者会見では
「(危険な濃度は)ものすごく高い値が想定されており、そういう地域で水を飲む人がいるかどうか…」
「お話ししても意味がない」などと繰り返し、具体的な数値は明らかにしなかった。
水道水の放射能汚染をめぐり、厚労省は19日に
「基準値を超える水道水でも、代替となる飲用水がない場合には飲用しても差し支えない」との見解を
発表したが、代替飲用水がなくても飲んではいけない濃度は公表しなかった。23日に枝野氏に公表を
迫られても厚労省の姿勢に変化はない。
▽ソース (産経ニュース) 2011.3.23 23:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110323/plc11032323440017-n1.htm
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/646.html#c3
03. 2011年3月24日 03:18:25: hj5sogWyEs
外資ファンドなんて日本人の命なんか屁とも思っていませんからね。
株主利益>>>>>日本人の命ですから。
これは由々しき事態ですよね。
小泉改革万歳w!
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/651.html#c3
183. 2011年3月24日 03:19:44: 2D0eZGutIg
>>166
オレ自身がソースだよ。
実際に販売しているから。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/309.html#c183
05. 2011年3月24日 03:21:58: zYqeZJaOfM
ノー天気なコト言ってる場合カヨ、アホ!!!!!!!!!!!!!!!!!
国が滅びるかドウかの瀬戸際なのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
26. 2011年3月24日 03:22:33: EGaQ73B5yp
以下に貼り付けたコピペは、2ちゃんねるで拾った「流言蜚語」である。
ここに現況を映した流言蜚語のひとつとして敢えて記録しておく。
↓
----------------------------------------------------------------
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1300901159/
【速報】3/25 日本終了
1 名前:Wなんとか 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 ◆WgrkHsssGQ (東京都) 2011/03/24(木) 02:25:59.16 ID:6CM92b3p0● ?2BP(2224)
2 5 日 日 本 終 了
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1300898083/1
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/24(木) 01:34:43.19 ID:aKYH02fP0
223:本当にあった怖い名無し :2011/03/23(水) 13:38:58.16 ID:SpiXiXUN0 [sage]
HAARPは一度使うと2週間の準備期間が必要となる。
連続使用が出来ない。よって、HAARPと小型核の併用で運用する。
1.東北で使用する前に、ニュージーランドで動作チェックを行った。地震発生の誤差を計り調整を精度を上げるため。本番に備える準備。
(ニュージーランドは、日本と国土の大きさが似ている。)日にちは、3/11から逆算で14日と予備日を入れて、後は数字遊びで2/22。
2.3/11は計画通りだったが、当初10万人の被害が予想されたが、日本家屋の耐震性が高く崩壊家屋が少なかった。
津波による被害も、災害訓練を行っていたので予定数より少なかった。この結果から、更に地震レベルを上げる必要があると同時に、
新たなファクターを追加で規模を大きくする必要性が出てきた。
3.3/11の2週間後の3/25が最も効果的であると判断。東京に地震を起こす。
外国の災害救助隊は、放射能など理由を付けて日本から避難する。在日米軍は、安全な場所へ避難。
厚木・横須賀・座間・横田は、すでに最低限の人員以外は避難終了した。22日までに避難終了させる通達。
残った人員は、ギリギリで避難するか、施設内シェルターで待避。日本に蔓延る工作員は、何とか25日に東京に人が集まる様にコントロールする。
一時の平穏を作らなければいけない。ある特定の人へのメッセージを残してある。
「おはよう」の時、時計は11:03をさしている。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1453631.jpg
113は、311で東日本大震災、3/11に「おはよう」で始まる。
「さようなら」の時、時計は3:25をさしている。
http://livedoor.blogimg.jp/amosaic/imgs/b/9/b969426d.jpg
時計の針は3:25だが、このシーンだけ空を夕方にしてある。
つまり、3/25の夕方に「さようなら」ってことだ。
トモダチ作戦にも暗号化。ともだちを英語表記でFriend
Fri end 金曜日が終わり。 さようなら。
2週間後の金曜日は、3/25
なんか反論できない・・・これマジじゃね
----------------------------------------------------------
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/406.html#c26
06. 偽の友をあばけ 2011年3月24日 03:31:34: XxD1rrfsbD1ZU : JceJNORN7w
渡邉大先生こそが、ヨミウリの危機を一番よーくご理解なさっておらはるんでっせ。このままセリーグが予定通りに開幕せえへんかったら一番に沈没するのんはヨミウリやちゅうことなんやな。
実はマスコミ関係者の話によるとでんな「昭和十六年夏の敗戦」の著者でもあらはる猪瀬直樹東京都副知事閣下にスーパーコンピューターでシュミレートしてもろうたそうなんや。
するとやな、大リーグ最弱の球団であるワシントンナショナルズにさえもやな、どんな采配をしてもヨミウリは大幅に負け越すちゅう事情通なら誰でも知っとる結果が出たんや。
阿修羅信者のみなはんは会社経営の厳しさを知らへんさかいに、渡邉大先生を罵倒しるしか能のない連中とちゃいますやろか。
http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/309.html#c6
155. 2011年3月24日 03:40:58: YnIVqi6406
クラック トシテ コンクリート ヲ ナガシテモ ダメデスカ?
プロ ガ ケントウズミ トハオモウ モ コンゴノシナリオガシリタイ・・?
ジシンゴ ノ テーブル ニワ ミエナイ
エダノ ハツゲン デ コンゴモ ケイゾクガヨソウ サレル・・
( カク セイゲン ノ ショチ デ )
トウデン ノ シャイン ハ サイテイ セイゲンクイキ ノ ヒナンシャ
ニハ シエンブッシ トウザノシキン ナド ジツコウドウ デ ウゴクベキ!
(ハツデンショ イガイ デ クサルホド ヤル セキニンガ アルハズ!)
トニカク ナゾダラケ。 スベテ アキラカニ セヨ !!
156. 2011年3月24日 03:41:49: zYqeZJaOfM
@138
>俺は全く信じていないが
予言者副島がこう言っているぞ
はっはっはっはっはっはっはっは、バカかオマエ!!!!!!!!!!!!!!!!!
オマエが信じてナイ奴の言説をドウシテ オレ達に紹介するんダヨ、アホ!!!!!!!!!!!!!!!!!
『 流言飛語 』 を撒き散らしてるッテ自白してんジャンか、消えろ 工作員!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/536.html#c156
08. 2011年3月24日 03:49:09: psK3kt05MA
宮尾日銀委員:阪神大震災より影響大きく長期化も−東日本大震災(1)
3月23日(ブルームバーグ):日本銀行の宮尾龍蔵審議委員は23日午前、大分市内で講演し、
東日本大震災の影響について「ライフラインや物流インフラの復旧に時間を要している」ため、
少なくとも供給面から経済活動が下押しされる程度は
「16年前の阪神・淡路大震災当時に比べても大きく、場合によっては長期化する可能性」に注意が必要だと述べた。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920015&sid=aHcbOaIeYadU
1日1回以上この手のことを言うことにしよう。
「このタイミングで増税するな。日銀は国債を引き受けるべきだし、
復興のために景気を過熱させてデフレを完全に終わらせろ!」
http://twitter.com/genkuroki/status/50521737586159616
このタイミングで高橋是清のようなことを実行した政治家は
後世まで語り継がれる日本のヒーローになること間違いなしなんだが、
日本のヒーローになろうと決心してくれる人は閣僚の中にいないのか?
正しい方向に豹変するのは素晴らしいこと。
http://twitter.com/genkuroki/status/50218058970701824
東北大学大学院教員・黒木玄
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/294.html#c8
157. 2011年3月24日 03:50:24: zYqeZJaOfM
@153
安全、安全を繰り返す奴に限って、絶対 原発 100 km 圏内にさへ近づかネー!!!!!!!!!!!!!!!!!
オマエがエラソーな事言うのナラ、今直ぐ福島に物資を運ぶ運転手の代わりをシロ!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/536.html#c157
04. 2011年3月24日 03:57:21: CIqnTJrZA6
今までも地震(津波を含む)の想定の低さが指摘されていましたし、想定内の地震でも(今回に比べれば小さな)トラブルや設計の穴(中央制御室か非常時に対策を行う部屋の耐震性が低く、地震でドアが開かず入れなかった。)が出ていたので、起こるべきして起こった事故であり、原発の被害については完全に人災かと思います。
「大きな事故の前には 10個の小さな事故があり、100個のヒヤッとする事例がある」という話がありますが、今回も十分その兆候はあったと思います。
日本も属する環太平洋火山帯では、この60年くらいの間にマグニチュード 9.0〜9.5 の地震が 5回も起きていたようなので、このマグニチュード 9.0 というのも当然想定されているべき規模かと思います。
(チリでは、60メートル以上の津波が起きたとか聞きました。)
今までも何人も想定の低さを指摘した専門家などもいたと思いますが、そういった人の意見は聞かず、都合の良い意見だけを聞いていたのでしょう。また、東電から依頼された地震や津波の専門家が、通販の健康食品や健康器具の CM に「個人の感想であり、製品の効能ではありません。」と書かれて出てくる一般の人のように、依頼主の望む、低めの震度を東電に提出したりということもあったかもしれません。
国も東電の設計を了承していたはずですし(検証を実際に行ったのは原子力安全保安院?)、またこのような事故が起きれば広い範囲に被害が出ることは初めから分かっていたことで電力会社の判断だけでやらせて良いことではなく、国にもある程度の責任はありますが、基本的に東電が全責任を取るべきことかと思います。( その上で、それに追加して +30% ~ +50% 程度は国に責任がある。)
ただ私は、もちろん建設当時の東電や設計者も悪かったと思いますが、40年以上前の話で当時は日本の技術レベルも低かったのである意味時効かと思います。
また、最初は 30年の使用しか想定していなかったと聞いています。
それよりも悪いのは、柏崎刈羽原発の中越沖地震の後など何度も想定震度や設計の検証などがありましたが、その時に検証を行った人たち(東京電力、原子力安全保安院、(また東芝やIHIの技術者))かと思います。
(東芝やIHIが、東電から設備の設計を受注したようなので、その後の設計の検証でも東芝やIHIの技術者が関わっていると思います。)
その時であれば、日本の地震など予測技術も上がり、少なくても想定の甘さを指摘する専門家はいたと思いますがそういった意見は聞かず、また、日本人が得意の "すり合わせ" で「廃炉せずに、また低いコストで補強できる範囲の想定震度に留める。」などのことがあったのだと思います。
なお、
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news
の中の動画のどれかで、福島第一原発 1号機などの設計に関わった東芝の技術者が、「東電と東芝の間の契約書に想定震度などが書かれていた。」と言ってますし、想定震度は基本的に発注や運転を行う関東電力(と国)が責任を持って決めるべきことで、受注した東芝やIHIが決めるものではないと思います。(それでも、できるだけ想定震度などを超えてもできるだけ致命的な状態にならないようにすることは出来たようにも思いますが。)
ただ、数日前の中日新聞(東京新聞系の新聞)に、「非常用電源装置(ディーゼルエンジン)は海側(タービン建屋内)だけでなく山側にもあり、山側の電源装置は津波でも健在だったが、その発電機の空冷のために建屋の屋上のファンを回す外部電源が必要という矛盾したシステムだった。」のように書いてありました。もしそれが本当であれば、「外部電源が止まったときのための非常用電源装置なのに外部電源が必要」という愚かな設計で、東芝やIHIにもかなり責任があるように思います。それは東電がそれらの会社に賠償請求する話で、一般の人は東電に賠償請求すれば良いと思いますが。(もちろん金銭だけで解消できるような被害ではありませんが。)
地震や津波による被害も非常に大きいですが、既に広範囲に渡り放射能汚染が広がってますし、未だに福島原発から放出されている放射性物質が減る兆候がありません。とりあえず原発から放出される放射性物質が問題ない程度の値まで減らないことには、放射能汚染の範囲や汚染の強度もどんどん広がっていき、現在のような状況では仮設住宅なども建てれないと思います。また長期間に渡って水道水などの放射能汚染が減らないと、福島県はもとより東京から人や会社が出ていくことにもなりかねないと思います。
本当に今回が 1000年に一度の規模の地震かどうか知りませんが(震度自体は大地震ではありますがそれほど高くないですし)、例え 1000年に一度だとしても、大地震が 200年に一度程度だと、そのうちの「 5回に 1回の割合で起こる程度の地震」のようにも思います。
一般の住宅や他の施設については、現状通りの耐震設計で良いようにも思いますが、原発だけは起こりうる最大の地震や津波を想定して設計し、またその上で、例え想定を超えたとしても極力致命的な状態にならないように設計しなければならないと思います。またそうしていれば、おそらく今回の地震でも、原発は正常に停止し、何も起こらなかったと思います。
なお、民主党は原発を推進していくつもりだったようですが、今までの原発の安全性などを危険と考えていたようで、原子力安全保安院もなくし(経済産業省に属していては安全は確保できないと思います。)、もっとしっかりとした原子力発電の安全管理を行う省庁を作るつもりだったようです。
もし民主党の政権が長く続き、原発の安全性を検証や各種対策(対応できないものは廃炉)をするのにも数年かかるでしょうが、もしその後にこの地震が来ていれば、この福島原発の被害はほとんど何もでなかったのかもしれません。
民主党の政権や本事故に対する対応に多くの批判があるようですが、管首相も枝野氏も原発の仕組みや現在の状況を把握する理系的な素養が十分にあり、完全に最良や最短ではないにしてもかなりしっかりとした対応をしていると思います。(民主党には理系的な人が多いと思います。) おそらく、そんじょそこらの政治家ではほとんど理解できず、対応もずっと不適切で遅かったと思います。また、(枝野氏も実際以上に安全性を強調していると思いますが、) 自民党では、長期間(数日間とか)、事故の実態が隠されていたと思います。
実際、非常用電源が稼働しない時点で、できることには限りがあると思います。(それだけ原発は危険なものです。)
また避難指示をするにしても、数が少ない外国人であれば良いですが、避難所やその人たちの食料や毛布の確保、ただでさえ被害を受けている道路の通行量など、避難できる人の数にも限度があると思います。(途中で渋滞でもしたら、家にいるより危険です。(放射線被害だけでなくいろいろな面で。))
こうなっては、民主党も原発の推進ということはできないと思いますが、日本の原子力発電を継続するのであれば、完全な再検討と対策(対応できなければ廃炉)を行って欲しいと思います。
とりあえず、できるだけ早く発電所が安定し、かつ放出する放射性物質や放射線が問題ない程度まで低下することを祈ります。
東京電力はもちろん、日本中の他の電力会社でも原発の安全性向上(または他の発電方法への代替)などで電気代などが高くなるように思いますが、仕方ないと思います。(今までは必要な対策をせずに、コストダウンしていたのかと思います。)
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/592.html#c4
06. 2011年3月24日 04:05:34: bjR9Ik7aaA
風力、太陽光発電は現実的に無理です。
火力が一番で水力と地熱だな!
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/640.html#c6
09. 2011年3月24日 04:09:55: psK3kt05MA
財政法第5条但書で日銀による国財引き受けが毎年実施されている(日銀乗換)。
この野田財務相は為替介入で為替レートが決まると誤解をしている馬鹿。
金融政策という発想がゼロ。
>日銀による国債の直接引き受けは財政法で禁止されている=野田財務相
http://twitter.com/genkuroki/status/50141523744010240
与謝野氏はほとんど何もこの危機において仕事をせず、
ただ単に財務省、日本銀行の宣伝隊となって、
「被災地は重要ではないので、お金はけちって見殺しにせよ」
と事実上喧伝しているだけである。
人間の顔をした化け物だといっていいだろう。
http://twitter.com/hidetomitanaka/status/49939103042646016
田中秀臣・上武大学教授
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/294.html#c9
83. 2011年3月24日 04:23:28: BP2AWTUa9o
何か起こると必ずどこの誰だよって人が売名的な大騒ぎをしはじめるよね
まぁ、この人がどうこうはともかくとして
この騒動で突然騒ぎ出してる愚民が1番アホかと思ってしまう
原発が100%安全だと政府が言っていたから許容してきただって?
そういう時だけは政府を信じて(というより知ろうしてないだけだろうけど)
こんな事態になったら政府は信じられない!なんて愚かにも程がある
絶対安全なんて物が世の中に存在する訳がないし
攻めるとすればこういう状況になった場合に備えて
電力確保などの対策を取っていない部分だろう
非常電源は海側でぶっ壊れてるとか本末転倒だしね
今まで何も知らずに知ろうとする努力もせずにただ電力を消費してきたくせに
そんな連中がいざとなったら大騒ぎして逃げまどうなんて笑ってしまうよ
ちなみに自分は埼玉にいるからまるっきり影響がない場所にいる訳じゃないよ
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/110.html#c83
02. 2011年3月24日 04:43:16: 1e8f8KY039
「愚痴人間」というハンドルを「呪詛人間」に直せば問題は解決か?
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/665.html#c2
04. 2011年3月24日 04:44:39: 1P0uO3FMP2
25カ国の大使館が一時閉館や移転
2011.3.23 18:26
東日本大震災による福島第1原発事故の深刻化を受け、東京の各国大使館の一時閉館や関西などへの機能移転の動きが続いている。各国や日本の外務省などによると23日までにアフリカ諸国を中心に15カ国前後が閉館。移転は欧州など約10カ国。事故対応が長期化し放射線への恐怖心が強まれば、増加する可能性もある。
閉館期間はおおむね3月中というところが多いが、アンゴラのように「当面」としているところもある。同国は韓国へ大使館機能を移したという。
大使館機能の移転先は大阪が最も多く、東京の大使館を事実上閉館したオーストリアのほか、ドイツ、スイスなど欧州諸国が中心。フィンランドは広島に、パナマは神戸に機能を移転。ブルガリアは東京で領事業務を継続しつつ福岡に一部機能を移転したという。
(共同)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110323/dst11032318270045-n1.htm
05. 2011年3月24日 04:49:13: 1P0uO3FMP2
東電の発信能力に懸念 相次ぐデータ修正や発表遅れ
2011年3月24日 02時18分
福島第1原発の事故で、東京電力や経済産業省原子力安全・保安院の記者会見で、情報公開の遅れやデータの修正が目立つ。国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が「報告が不十分で対応が限られてしまう」と苦言を呈するなど、情報発信のあり方が懸念されている。
23日、東京都千代田区の東電本店での記者会見。東電は、第1原発敷地内での放射線測定で、2回と説明してきた中性子線の検出回数を13回に訂正した。中性子線の検出は、核燃料が外部に漏れた可能性を示す。
広報担当者は「検出限界のぎりぎりの数値で、リスクがあるとは言えない程度」と釈明する。だが、東電側は誤りに気づいたのは15日。訂正までに1週間以上かかった。
経済産業省の西山英彦大臣官房審議官は23日午前の会見で、2号機のタービン建屋内で毎時約500ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと公表した。これまでに公表された敷地内の最高値は毎時400ミリシーベルト。
計測された日を「今日だと思う」と答えたが、約30分後に「数日前」と訂正。「連絡にかかわる人間が多いので、(東電からの報告日時は)すぐには分からない。私は今朝聞いた」と弁明した。
東電は20日夜、2号機の原子炉内の圧力を下げるため、放射性物質を含む水蒸気を外部に直接放出する「ドライベント」を16〜17日に試みたが、失敗したと発表した。
ドライベントでは、水蒸気を水に通して放射性物質を減らす「ウエットベント」の100倍の放射性物質が外部に放出されるとされる。報道陣は、ドライベントは環境への影響が大きいため公表を求めてきており、4日以上たっての発表に、驚きの声が上がった。
東電側は翌日朝、試みた日を15日未明に修正。情報の遅れだけでなく、信頼性にも疑いが生じている。
こうした状況について、山中伸介大阪大教授(核燃料工学)は「国と東電の情報が錯綜(さくそう)し、何があったのか分からないことがある」と指摘。危機管理コンサルタント田中辰巳氏は「(国も東電も)情報が体系化されておらず分かりにくい。隠すのではと疑心暗鬼になっているところに、情報が遅れると不信感につながる」と話す。
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011032490021806.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/650.html#c5
03. 2011年3月24日 04:51:05: pog3k9UURE
結局、自分で撒いた種なのに管理人さんに泣きついて
批判コメント排除をお願いしている、としか読めませんね。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/665.html#c3
04. 2011年3月24日 05:01:14: JTp0tKsoEo
すみませんが、「小泉改革万歳w!」の部分は冗談ですよね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/651.html#c4
02. 2011年3月24日 05:02:19: 1P0uO3FMP2
東日本巨大地震:一般の労働者も多い原発決死隊
福島第1原子力発電所の爆発事故現場で、放射線の恐怖と向き合いながら復旧作業を行っている「決死隊」の多くは一般の労働者だということが、英紙ガーディアンで22日紹介された。同紙によると、原発復旧作業に参加しているカンノ・シンゴさんの家は、タバコ栽培農家だった。原発周辺に住んでいたカンノさんは事故後、政府の避難勧告に従って家族と共に避難した。
副業として原子炉建設現場で雑務をこなしていた縁で、カンノさんは会社から事故収拾作業に参加してほしいという要請を受けた。家族は「両親や生まれたばかりの子どもをどうするつもりなのか」と言って止めたが、カンノさんは現場に駆け付けた。
カンノさんと共に働いている30代の現場作業員は毎日新聞のインタビューで「われわれは英雄ではなく、平凡な会社員だ。私たちの職場である原発が1日でも早く落ち着くことを祈っている」と話した。これまでの作業は、外部電力のケーブルを原発につなげ、汚染濃度を測定するなど、比較的単純な作業が多かった。
一時は50人まで減少した作業員が500人まで増加した。この日も、原子炉を製造した東芝と日立が原発の復旧作業支援のため、社員100人を現場に派遣するなど、支援人員は増え続けている。欧米のメディアは、危険な現場作業を行う人が増え続けているのは、個人よりも会社、あるいは社会を優先する日本特有の文化のためだと分析した。
一方で東京電力は、作業員が基準値を超える放射線にさらされないよう、安全規則を徹底的に守っているという。作業員たちは20人ずつ交代で原子炉などに近づき復旧作業を行っており、放射線被ばく濃度が基準値に迫った場合、すぐに交代する。作業がないときは、原発敷地内にある2階建ての「放射線安全施設」で待機している。
東京=車学峰(チャ・ハクポン)特派員
【ニュース特集】東日本巨大地震
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20110323000023
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/648.html#c2
15. 2011年3月24日 05:06:25: JTp0tKsoEo
みなさん、もう、これ見てますよね。
11. 2011年3月24日 05:11:42: 1P0uO3FMP2
東日本巨大地震:日本製部品の供給中断、世界に影響(上)
東日本大地震による経済的余波が地震発生から1週間となる18日、ついに太平洋を越え、米国にも到達した。米ゼネラル・モーターズは同日、ルイジアナ州のピックアップトラック生産工場での操業を21日から約1週間にわたり中断すると発表した。今回の震災の影響で米国の自動車工場の生産がストップするのは初めてだ。
韓国のルノーサムスン、韓国GMは18日から日本製エンジン、変速器の在庫不足で減産に入った。サムスン電子、LG電子、アップル、ノキアなど電子メーカーも日本製部品の不足で対応に苦慮している。
日本を襲った地震と津波は、製造業の世界的なサプライチェーンも直撃している。部品・素材大国の日本が揺らぎ、それに依存してきた欧米・アジアの製造業者は連鎖的に工場の操業中止を余儀なくされている。
■世界の自動車業界、生産ストップの危機
1台の車には通常約3万個の部品が使われている。どれか一つが欠けただけでも生産ラインがストップする可能性がある。双竜自動車の新モデル「コランドC」に使われるシリンダーブロックを供給してきたテクノメタル(福島県二本松市)は地震の影響で、二本松工場と北本工場(埼玉県)の操業を20日まで中断している。
同社は輸出に使用している横浜港が地震による影響を受けたため、18日に最後の在庫部品を新潟港経由で韓国に輸出した。
特定部品を日本メーカーに依存している完成車メーカーは少なくない。日本の部品メーカーは、小さい市場にも徹底して参入を図り、「規模の経済」を達成してきた。電子部品用のスイッチやコンデンサーを生産するアルプス電気は宮城、福島両県にある7カ所の工場が操業を中断している状況だ。このためボルボ、フォルクスワーゲン、スカニア、フィアットなどアルプス電気の部品に依存している自動車メーカーの生産に影響が出るのは時間の問題とされる。
現代自動車はソナタ、グレンジャーのエンジンに使われるタイミングチェーンを椿本チエイン(大阪市)から毎年100万個調達している。工場は主に関西地区に集中しているが、埼玉県飯能市にも生産拠点がある。同社関係者は「電力不足で工場稼働が一時的に中断すれば、注文に対応するのが困難になることもあり得る」と説明した。
【ニュース特集】東日本巨大地震
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20110319000036
東日本巨大地震:日本製部品の供給中断、世界に影響(下)
18日に減産に入ったルノーサムスンも事情は同じだ。減産の直接原因となった部品はウォーターポンプで、生産元はカナダ系のマグナ・パワートレインだ。しかし、ウォーターポンプに付属するメカニカルシールは日本企業が生産している。
トヨタ系自動車部品メーカー、デンソーの韓国総代理店、ディーゼルサービス・コリアのノ・ヨンチョル社長は「地震の被害が深刻な岩手、福島、茨城の各県に自動車部品工場が集中している。これら企業が生産する小さな部品(の生産中断)が、より大きな部品を生産する各国企業に連鎖的な影響を与えている」と指摘した。事態の深刻さは、ルノーのカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)が「部品供給網が完全に崩壊した」と語るほどだ。
■電子・鉄鋼も在庫確保困難に
電子業界も素材の確保に支障が生じている。特に日立化成工業が世界シェアの90%以上を占める液晶パネル用の異方性導電フィルム(ACF)が問題だ。サムスン電子、LGディスプレーもACFを日立化成からの輸入に100%依存している。日立化成は福島、茨城両県の工場が地震や原発事故の影響で操業がストップしている状況だ。
電子部品に必須の積層セラミックコンデンサー(MLCC)を生産する村田製作所、TDKは、電力供給の問題で工場の操業を一時中断している。台湾メーカーが生産するMLCCが中低価格の製品に使用されるのに対し、日本メーカーの製品は携帯電話端末、ノートパソコン、テレビなどに使われる高価格のMLCCを生産している。台湾のノートパソコンメーカーは現在、代わりの調達先を確保するのに苦慮している。
半導体や液晶用の露光装置を生産するニコンも宮城、栃木両県にある工場が操業を中断している。韓国、米国、欧州などのスマートフォン(多機能携帯電話端末)メーカーは、ニコンの操業再開状況を踏まえ、生産量を調整しなければならない状況だ。
日本は鉄鋼の生産量が世界の8%にすぎないが、自動車、電子部品などに使われる高級鋼材を生産している。このため、欧州、インドの自動車メーカーは日本からの自動車用鋼板の輸入に影響が出るものと予想される。
金熙燮(キム・ヒソプ)記者
【ニュース特集】東日本巨大地震
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20110319000037
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/295.html#c11
「このままでは餓死する人も出かねない」
と新聞で読んだ。
「福島市の野菜は出荷禁止」と。
郡山市の水道水もそろそろ危ないらしい。(新聞で読んだ記憶では。違ったら訂正して。被災者の頭は混乱している。)
信じられない。私たちは19日まで郡山の避難所にいた。そこは物資は大量にあった。私たち避難民は十分な食料を与えられていた。郡山市内のラーメン店による「炊き出しの豚汁」も振る舞われた。市内の菓子店(特に柏屋)から連日まんじゅうなどの差し入れが豊富にあった。水も水道サービスが復帰するまでは新潟・群馬・長野などの各県の自衛隊がタンクから市民に給水していた。巨大地震発生から数日で市の水道サービスは復興し水洗トイレが使えるようになっていた。
そんな快適で申し分のない郡山だったのに、今は水も汚染されて飲めない、物資も届かない、というのか。
信じられない。今ここ埼玉の避難所にいて、日本に物資は十分ある、と感じる。物流が滞っているのだ。南相馬市・福島市・郡山市の空や水が汚染し始まったからとらっくのうんてんしゅもビビっているのか。
物流の麻痺は更に多くの難民を送出する。自衛隊を振る活動させるわけにはいかないのか。全国に有り余っている水・食料・ガソリンを一刻も早く福島県の各地に届けてほしい。
「自宅待避」地区の南相馬市にいったん避難した医師たちも戻っているとか。避難したくても出来ないお年寄りたちや、家畜やペットを置いて避難は出来ないと残り続けている人々にとって大きな心の支えになっている。
一刻も早い自衛隊出動を切に望む。
それと「人体に影響のない放射線量」とは何を基準にしているのか、政府・東電は明らかにしてほしい。数値に一貫した物が感じられない。
被災者を除洗する測定値の基準値も1マイクロシーベルトから10マイクロシーベルトへいつの間にか変わったりしたのもその一例だ。
「汚染されたほうれん草も洗えば大丈夫」などという表現は、国民の間に混乱・あるいはパニックを引き起こす元になる。
セシウムは飛ばない、というのが常識だったが、実際は第一原発から60〜70キロも離れた川俣市・伊達市などの野菜に検出されるようになった。今までの常識では考えられないことが次から次へ起こっている。難しいだろうが、政府はぜひ一貫したぶれない数値情報を出してほしい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/652.html
01. 2011年3月24日 05:29:52: FFuNfLHeO2
もちろん野菜。原発廃止せよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/649.html#c1
02. 2011年3月24日 05:33:00: YnIVqi6406
(ヒロシマ ナガサキ ノ ゲンバクビョウイン ノ ベテラン イシ)
トウダイ ノ キョウジュ ヨリ チケン シンライド ハ タカイハズ。
センリョウ ノ ゲンカイ ギリギリ ニオイテ チョウホウキテキ イチ デ
サギョウ ノ カクゴ ヲ キメ コト ニ アタルトキ デハナイノカ?。
トウデン ハ カクゴ ヲ シ ハラ ヲ ククル トキ デハ ナイノカ!!。
ヤクイン ハ ゲンバ デ シヌキ デ ジントウシキ ヲ トレ!!!。
02. 2011年3月24日 05:39:23: iPA517o15g
上記のように亡国の小泉政権のアルバイトが
妨害の書き込みをしているのは見苦しい。
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/167.html#c2
158. 2011年3月24日 05:52:07: 201E0rpEI2
たかが水を沸かして蒸気を作るのに危険極まりない核分裂を利用すること自体ナンセンス。日本国中を自殺のための核武装しているのと同じ。日本中マニュアルでしか理解していない電力会社が運転している。これからもずーっとこのような事故は続いていく。環境に優しいとか、効率がいいとか嘘で固めた原発推進政治家は絶対責任をとって辞任すべきだ。発電所で、海に大量の余剰熱を捨て、送電ロスで、作った電力の半分以上を捨て、残りがやっと届く。効率でも、リスクでも原発を選ぶ根拠はない。ドイツのように少しずつでも古いものから閉鎖して、新エネルギー方式への移行が望まれる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/536.html#c158
47. 2011年3月24日 06:03:37: RG3C2OE67s
@40
嘘つけ、口先男!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
50. 2011年3月24日 06:09:35: m4N4DRCGyI
きくち ゆみ氏沖縄で「震災被害者支援」3,19沖縄タイムス
民間の支援団体「つなぐ光」を発足した。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-19_15638/
発足メンバー:
代表 金城睦(弁護士)
事務局長 中川角司
発起人 きくちゆみ
アドバイザー 森田玄(ゆみ氏夫)
スタッフ 中川コカ
また、会見には県内の大学生らで組織する「ゆいまーるfor東北」
(波平雄翔代表)のメンバーも同席。地震から5日間で集めた募金
約300万円を日本財団に託したことを挙げ「(同団体と)連携して
何でもやっていきたい」と話した。
ゆいまーるfor東北公式ブログ http://yuimaarufortouhoku.ti-da.net/
世論誘導工作員か? 「寸止めクイーン」
ボロ儲けした!!>グローバル・ピース・キャンペーン=工作員「きくちゆみ」
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/647.html
きくちゆみのブログとポッドキャスト http://kikuchiyumi.blogspot.com/
玄のリモ農園ダイアリー
http://moritagen.blogspot.com/
★金城睦・親北朝鮮系左翼(弁護士)
沖縄でチュチェ思想全国セミナー。
総書記推戴1周年、共和国創建50周年で祝賀宴
金正日総書記推戴1周年、共和国創建50周年祝賀宴も同日に催され
金城睦・弁護士が祝辞を述べた
http://okidokidoki.blog118.fc2.com/blog-category-10.html
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/647.html#c50
02. 2011年3月24日 06:15:52: 3UbsnckrEQ
未来の人たちはきっとこう言うだろう。
「バカな古代人がCO2削減と称して核汚染で地球環境をメチャメチャにした。この愚かで糞野郎!」
まあこれは人類が絶滅しなければの話であるが。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/649.html#c2
159. 2011年3月24日 06:15:54: JTp0tKsoEo
ちょっとだけ、思いついたことがあったっすけど、
原発ガンガン作ってきたのは、現政権でないことは確かですね。
今の政府の対応が後手後手でしょうもないのは事実ですが、
自民党のときだったらもっと情報を隠蔽しなかったと言う根拠はないすねえ。
なんにしても、今がだめだめだから、自民の頃はよかったというのはちょっと無理があると思います。
そういや、福島原発を誘致したのが渡部恒三だということがありましたが、本当ですかね。今は民主党ですが、もともとは自民党ですね。
各原発を誘致したり推進したりした政治家とか、調子に乗って講演とかしたタレントの一覧てどこかにないっすかねえ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/536.html#c159
08. HZ 2011年3月24日 06:16:31: vM4/5FtDrn86o : P4KoHrlY16
07様、遅くなりまして申しわけありません、
群馬県です。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/453.html#c8
160. 2011年3月24日 06:19:24: JTp0tKsoEo
要するに、その 一覧表 を 皆 で 所持 して、
今後 の 参考に したい。
14. 2011年3月24日 06:30:43: knj5g5tths
13.さま
>原発が廃止されたら、確かに経済は大変な損失
なぜ大変な損失なのですか? 今回の様な事故を起こさずとも、完全に安全に使用済み核燃料や原子炉廃炉費用を計上したら、原発の経済性なんて立証できまいと思いますが、小生には理解できません。解説お願いします。
56. 2011年3月24日 06:38:14: JTp0tKsoEo
今、NHKで放送されていたが
福島から家族で栃木まで避難してきた人が、ガソリンが尽きそうなので給油しようとしたが、1時間以上待たされた。
その挙句、計画停電で給油はできなかった。
東電幹部の自宅付近は計画停電していないという情報があるが、本当だろうか
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