03. ダイナモ 2011年3月22日 21:52:44: mY9T/8MdR98ug : oz3zVsEkfw
1bI51T5To6さん。
欧米に本当の正義があるなどとはこれっぽっちも思っていませんが。私のこれまでの投稿を読んだことが無いのだろうと思います(今回のリビア関連の投稿ではありませんよ)。どうしてそういう考え方をするんでしょうかね。少々あきれております。失礼しました。
欧米が爆撃している対象は、リビアの防空施設、ベンガジ周辺に進出してきた政府軍の戦車と装甲車、カダフィ邸宅近くの司令部、などです。
いずれもリビア政府軍兵士の人数は分かりませんが死者が出たことは確かです。リビアは内戦状態ですから爆撃によって兵士に死者がでることは当然のことです。
「人を殺すことに正義がありますか?」
そう問うこと自体間違っています。あなたの質問が間違っているのです。人を殺すこと、そのこと自体には正義も悪もありません。人を殺すことが許されるのはその状況によってコロコロ変わります。
ベンガジに追いつめられた反体制派の人たちは、一部は革命派についた軍人ですが、ほとんどは戦闘訓練のない一般市民です。兵器も小火器のみで政府軍とくらべて圧倒的に劣勢です。このままでは反体制派の人々とベンガジ市民の側に大量の死者がでるところでした。カダフィ一味はデモが始まった当初、首都トリポリやベンガジで素手の反体制派に対して発砲し、約千人の人々を虐殺しました。武力で圧倒的に劣る反体制派が再びベンガジでさらに大量に殺害されようとしていた局面だったのです。
今回の欧米による空爆は大量虐殺を防ぐ上で大きな効果がありました。この空爆によりベンガジ周辺に進出していたリビア政府軍はほぼ武装解除されました。そして防空施設を破壊したことで制空権を奪い、空からの爆撃もできないようにした訳です。
今回の空爆が「大量殺人」だとは到底思えません。カダフィ一味からは大量な死者の発表は行なわれておりません。ご心配なく。
「人を殺すことに正義があるか?」といくら考えたところでドツボにハマるだけです。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/480.html#c3