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2011年03月10日 |
今夜の見出しの意味は、沖縄県民を愚弄しているお馬鹿な発言の部分ではない。政治屋野郎やマスメディアがスポットを当てている、メア部長の発言の部分は、昨日も書いたが、沖縄県民に対する無礼千万な発言部と日米同盟のうま味発言は分離すべきだ。
沖縄住民への暴言は、先ずは沖縄の方々が、憤怒の行動を起こすことが肝心だ。決してニヒルに黙認してはイケナイ。そうすることで、オバマ大統領は普天間飛行場は即時撤退の選択さえしなければならなくなる。少なくとも、キャンベルの首くらいは取れる。
その上、米国の知日派、親日派と呼ばれる多くの人々の、浅薄な知識が日本の官僚や政治屋・土建屋に吹き込まれた情報で凝り固まっている事実を、まっとうな日本人は知るべきだし、米国人にも知らせるべきだ。大変だろうが、沖縄県民は「断固抗議」程度で収拾せず、今一度、騙されたつもりで、抗議行動を起こして頂きたい。
この沖縄の米軍基地問題を解決するには、沖縄の人々の行動以外、決め手となる解決法がないのだ。敗戦国日本と云う、哀しいかな国家の立場では、今ひとつ対等にモノが言えないのが現状だ。勿論、これは今までの政治家の責任であり、政党の責任だ。しかし、それを嘆いていても解決にはならない。国家が言えないことを、県民が言えるのか?とお思いだろうが、言える。腰抜けの国家より、憤怒の心で立ちあがる現地の住民の行動の方が、百倍力がある。米国と云う国はそう云う国なのだ。
皮肉な事実だが、官僚を下地にした内閣に真の行政権は現時点ではない。官僚に明らかに牛耳られている。しかし、官僚どもの手が充分に回らない、地方の反乱・地域政党など、彼等が手出しできない部分から、今火の手が上がっている。ここがポイントだ。
政府の力は弱体化しているが、地域住民の力は逆に強くなっている。アメリカも日本の官僚も住民パワーにはカラッキシ弱いのだ。 オバマが日本を属国と思っていても、沖縄県民の住民パワーにあっさり脱帽してしまう、不思議なメカニズムが神通力のように通じる国なのだ。
筆者は、今回のメア部長発言は大いなるチャンスと受け止めている。ウワシンの岡留さんが気づいてくれると良いのだが。ジャーナリストがデモ先導も出来ないだろうけど、画策は出来る。(笑)
キャンベルは個人的謝罪から、公式見解としての謝罪に切り替えたが、まだ生ぬるい。メア部長の更迭は当然だが、キャンベルの監督責任も重大だ。
それより、米国が慌てているのは、メア部長が正直に、日米同盟は如何に米国にとって美味しい同盟かを語った事だ。ここにスポットを当てない報道は全部偽物だと思っていただいて構わない。
今、米国務省はこの問題で現実揺れている。ジャパンハンドラーズ等への懐疑の目がオバマ中枢から注がれている。「こいつ等の情報は正しいのか?」こう云う疑心が生まれている。 ここが叩きどころなのだ。
沖縄県民が勝利を得やすい環境が、今、米国に出来つつある。是非、タイムリーな状況判断をして欲しい。頼むぜ、岡留さんよ!
新任の松本大臣は「事実であれば、極めて不適切。沖縄県民のみならず、日本人の心情を著しく傷つけるもので 容認できない」と言うのが関の山。隷米ポチの菅に至っては「大変遺憾に思っている」、「日米同盟はこれからも充実させていきたい」何を言っているのだ、この男は?「これは同盟国の政府高官の言葉とは思えない、暴挙、否暴言だ」このように発言するのが菅直人に相応しい。
≪メア氏発言:米、公式謝罪へ 国務次官補10日外相と会談
米国務省のキャンベル次官補(東アジア・太平洋担当)が9日夕に来日、メア同省日本部長が沖縄の人を「ごまかしとゆすりの名人」などと発言した問 題について「米国を代表して心からの謝罪をあらためて表明する」と述べ、米政府として日本側に公式に陳謝する考えを初めて示した。成田空港で記者団に語った。日本政府筋によると、キャンベル氏は10日午前、松本剛明外相と会談、陳謝する見通し。
キャンベル氏は来日前の米東部時間8日、ワシントン郊外のダレス国際空港で「(メア氏発言をめぐる)報道がもたらした誤解について個人的に陳謝し たい」と述べていたが、日本側の反発が収まらないことから「公式謝罪」に踏み込む意向を固めたとみられる。
◇ 松本外相は9日夜、就任記者会見でメア氏の発言について「事実であれば、極めて不適切。沖縄県民のみならず、日本人の心情を著しく傷つけるもので 容認できない」と批判。そのうえで、キャンベル氏に「明日(10日)お会いすれば、こういった日本の心情はしっかりと伝えたい」と抗議する考えを示した。
発言を受け沖縄では反発が強まっているが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題への影響については「沖縄の人の気持ち、発言を真摯(しんし)に受け止めていくことが、沖縄の人に理解をしていただくことにつながっていくのではないか」と述べた。
菅直人首相は9日、「(発言は)大変遺憾に思っている」と述べる一方、「日米同盟はこれからも充実させていきたい」と語った。【西田進一郎】≫(毎日新聞)