01. 2011年1月21日 00:04:25: FOKT5U1jPE
地軸が傾いたから北半球が顕著に温暖化したり、寒暖の差が激しくなっているんじゃないの?人間が出すCO2なんて自然界のほうが圧倒的に多いわけだし。地球の表面を70%を覆っている海水が最大のCO2排出源(約10000ギガトン。人類が排出するCO2は年6.5ギガトン)であり吸収源。
「地球の自転軸の公転面となす角の変動 現在地軸は23.5度傾いているが、この傾きは22度から24.5度の間で変化する。地軸の傾きの変動の卓越周期は約4万1000年である。地軸の傾きが増せば夏冬の差が大きくなる。」
第四紀の氷床の発達と衰退にはリズムがあるように見える。ミランコヴィッチはこの原因を天体地球の運動のリズムによって説明しようとした。気候変動の原因は北半球の夏の温度に大きく影響されると考え、北緯65度の上層大気の受ける日射量を調べ、気候変動と、よい相関があることを見いだした。
1960年代になってミランコヴィッチの説が復活した原因の一つに堆積物中の酸素同位体比の変動を測ってその堆積物が堆積した時代の海水の温度を推定できることになったことがあげられる。気候が寒冷化すると氷床が発達し海水から蒸発した水は陸上に蓄積され海に戻って来なくなる。海水が蒸発するときには”軽い水”が選択的に蒸発するので、残された海の水は”重く”なる。
酸素同位体から推定された気候変動と北半球の夏期日射曲線が大変よい相関を持っていることがしめされている。
天体地球の運動の規則性に基づく時計より
http://ksgeo.kj.yamagata-u.ac.jp/~kazsan/class/chronology/milankovitch.html