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約6割が「回復傾向」を選んだ半面、「敵失」の指摘も
「BNNプラス北海道365」は、毎週新たなテーマを設け、読者のみなさんが参加する「365アンケート」を実施しています。
菅改造内閣発足後、初めての国政選挙となった衆院北海道5区補選が24日投開票され、自民前職の町村信孝氏(66)が、民主新人の中前茂之氏(38)ら新人4氏に勝利、10回目の当選を果たしました。
補選は、昨年の衆院選で北教組の違法献金事件などが発覚、民主党の小林千代美前衆院議員の引責辞任に伴うものです。
昨年、小林氏に敗れ比例北海道ブロックで復活当選した町村氏は議員を辞職して立起。民主党が抱える「政治とカネ」の問題や尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での菅政権の対応などを糾弾、外相、文部科学相など要職を重ねた実績も訴えました。また、正式には推薦を受けなかった公明党からも支援を受け、選挙を優位に進めました。
一方、中前氏は「世代交代」を強くアピールしましたが、「政治とカネ」などによる逆風や知名度不足から防戦を強いられました。
投票率は前回の衆院選から22.84ポイント下落、53.48%に低迷しました。
365アンケートは、10月25日から31日までの1週間、「自民党支持は回復傾向にあると思いますか?」のテーマで実施しました。
アンケートの期間中、132人の方に参加していただきました。設問と投票結果は以下のとおりです。
(1)あなたは、自民党に対する有権者の支持が回復傾向にあれうと思いますか。次の中から妥当なものを選んでください。
・回復傾向にある 82票
・回復傾向とは言えない 50票
(2)「回復傾向にある」を選択した方にお聞きします。その理由を以下から選んでください。
・外交、経済などの政策を評価できる 41票
・野党転落後、政治姿勢が変わった 8票
・その他(自由記述) 33票
<「回復傾向にある」を選択した方の主な自由記述>
「民主の素人度合いが露呈されたから」
「民主党の政治は政治ではない」
「民主党を倒し、ただちに国家を正常な、少なくとも昨夏以前の状態に戻し得るのは、国家経営の経験が豊富な自民党だけである。今、『新人さん達の研修』をしている暇はない。素人に政治を任せるのは、民主党を限りにしたい。また忘れてならないのは、自民党は国政においてこそ野党であるが、地方自治体の大半で今なお与党であることである。目立ちたがりの知事や、県議・市議が声高に中央批判を繰り返していることが、多くの人に錯覚を起こさせているだけで、我が国の地方自治体は自民党を軸に回っている。勢力分布の問題以上に、内政、外交両面で直ちに『日本の復権』に取り組み得る能力を有するのは自民党しかない。仮に『真性保守の政党』が出来たところで、自民党と連立を組む以外に、その志を活かす方法は無い」
「自民党は80兆円で通すところを、民主党は90兆円の予算を通す。 その後仕分けで1兆円だけ減らす。おおざっぱに言うと民主党の事業仕分けってこんな感じ」
「ふがいない与党のお陰様」
「麻生政権が典型ですが、マスコミは瑣末な問題(漢字とかカップラーメンとか、ホッケとかボールペンとか)をセンセーショナルに取り上げ、政権全体や政策全体の評価を不可能にするように仕向けます。この手の瑣末な問題を大々的に報道しつつ、裏ではIMFへの1000億ドル融資など、事実上『世界経済を救った』に等しい麻生政権の実績は、華麗にスルーするわけです。このような情報操作(針小棒大や「報道しない自由」の行使)を繰り返されると、次第に国民は政権の相対的評価が不可能になっていきます」
「参院選、5区補選の結果から」
「政権担当能力のない民主党への反対票」
「まともな政治ノウハウを持っているのは自民党だけ」
「完全な保守党が出てくれるのが一番なんだけど・・・」
「自民党が政権復帰すべきだ。売国民主党によって、日本は危機にある」
「極左集団売国奴の集団民主党などには絶対に投票してはいけない。この1年で日本の国際的な地位は猛烈に下がった。ましてや国の安全保障に赤色の点滅が点いている。早急に政権を変えないと遅くなる。日本国が壊滅する」
「とりあえず自民党にします」
「民主党では、国が滅ぶ」
「民主党は最初からダメダメ政治!自民党は一から頑張ってやって欲しい!」
「無能、弱腰、売国の3拍子揃った民主党など今すぐにでも解散すべき」
「逆風の中、自民党に投票したことが今日の誇り」
「自民がダメだから一度民主に取らせればというのが衆院選の結果になった訳だが、旧社会党時代何も出来なかった人物が民主の衣着て再選されたに過ぎなかった事が分かるだろう。今回民主でダメ喰らってる人物の過去見ると、一度は政権取った社会党で何も出来なかった能無しの残党。今度は見かけに騙されるなと言いたいな」
「民主党は外交が弱すぎる」
「国民は贅沢を言わずに自民党で我慢するべし」
「自民党の方がよっぽどマシだった」
「民主党政権は予想通りの厄災を日本にもたらした。『マイナス1票』のシステムがあれば知人親戚に頼みまくって民主党に入れるところだ」
「自分の選択で与党を決められるのであれば平沼さんとこに入れるのだが、日本国民全体を見るとマスゴミに洗脳されるがまま動くのみで自らの思考力を放棄した愚民ばかり。なので残念ながら与党にはなり得ない。実現性を考えると、与党になり得る力を有すると思われる保守政党は、現時点において自民党以外にない。政治家の低レベルは国民レベルの反映だ。肝に銘じよう」
「一日も早く民主党政権が終わって欲しいので。情報公開、国民の知る権利と声高に言いながら、尖閣問題のビデオは『事実上非公開』に等しい態度をとっている民主党。外国に子供が住んでいる外国人にも(国民の血税から)子ども手当てを支給する民主党。国民を愚弄するにもほどがある」
(3)「回復傾向とは言えない」を選択した方にお聞きします。その理由を以下から選んでください。
・「敵失」で一定の有権者が民主党から離れた 33票
・公明の支持がなければ、自民の選挙は苦しい 11票
・その他(自由記述) 6票
<「回復傾向とは言えない」を選択した方の主な自由記述>
「他に選ぶべき人選が無い。流石に政治に無頓着な人間が多い北海道でも、民主党の運営では国が亡くなると思っているのだから、この結果は当たり前」
「長老が多すぎる(森、伊吹、福田等)やめさせなければ本当に生まれ変われないと思う」
「政権交代前の自民党を思えば、どっちもどっちというところのため」
「今後も回復しない」
「相手の弱みをつけこむことが日本をよくすることにはつながらない」
「尖閣問題の民主の対応が悪い」
(4)そのほか、自民党に関する自由な意見をお書きください。計60件の意見が寄せられました。その一部を記載します。
「民主党政権になってから何回も過去の自民党政権なら内閣総辞職物の事件が在りましたが、マスコミの皆様の擁護の報道のおかげでまだまだ民主党に騙されている方が多いように思います。自民党には、過去の野党の時の民主党の様にただ悪戯に国会を空転させる事の無い様に、国民に選ばれた責任政党として臨機応変に対応し頑張って頂きたい」
「自民党には期待しているが、圧勝というほどではなかったと思う。まだ、民主党に期待している方がいるのに驚愕した」
「野党になっても根本的に何が間違っているのかがわかっていないと思います」
「今までの負の構造は自民党政権が造った。ただ、それらの変化を求め民主党政権に期待を寄せたが、イマイチ期待外れに感じる。にも関わらず、政権を取り戻す気迫を感じない」
「一度、民主党に政権運営やらせてみたらと言う方々が、民主党から離れただけ、自民党が支持された訳ではない」
「町村氏のような人を出さざるを得ない自民党には、人材がいないと言うこと。民主党も同様に人材がいない。器が小さい。日本の将来像を示し、今何をやるべきかを語る政治家が出てきて欲しい。北欧型の社会を目指すのか、米国型の自己責任社会を目指すのか、はたまた日本独自の社会を目指すのか・・・。公明党に要所を握られた自民党に未来はない」
「自民党の利益誘導政治はもう要らない。自民党は既にその役割を終えた。衆議院を解散させるのではなく、自民党が解散し、議員はそれぞれ故郷へ帰るべし」
「政治なんてどうでもいいから職をくれ」
「北海道のために動いてほしい。中央(霞ヶ関)で決まったことをそのまま北海道にもってくるような政治はもうやめてほしい」
「自民党は未だに、覚醒していないのではないのではと思われてなりません。多くの真の政治家がいるはずなのに何故、成長しないのであろうか。昨年の総選挙、今年の参議院選挙の結果を全く学んでいないと思います。今回の補欠選挙は形としては勝ちました。が、投票率の低さが何を意味しているのか、公明党に頼っていることが無党派層を増やし、自民党の支持率が上がらない原因であることは明らかであるのに、未だに気が付いていないことが歯がゆくてなりません。保守の意味を今一度確認し貫くことが必要です。自民党の皆様の底力を期待します」
「真正愛国保守政党として党内のコンセンサスを図り、同意できない人間を追い出すくらいの気概を見せることが出来れば、再生の道もあるやしれないと思います」
「自民党への支持は回復していないと思う。民主党が支持を失い、その受け皿として票を獲得したのだと思う。仮にみんなの党など、他党から出馬があれば、そちらに票は流れたのではないか。自民党が支持を回復できない理由は、以前の自民党政権時代の政策から大きな転換をしていないからではないか。尖閣の棚上げの見直し、集団的自衛権行使の容認、国軍創設を含む憲法改正など、従来の自民党が踏み込めなかった政治課題に果敢に取り組み、新しいダイナミックな政策を打ちし、党を刷新しないかぎり、国民の支持回復はないだろう」
「自民党に対しては色々と不満もあるが、民主党の政策は自民党以上に不満。民主党は全くの素人政権。外交、内政、経済政策のいずれもマイナス点ばかりで評価に値しない。自民党は、自民党政権時代の利権政治の弊害を謙虚に反省し、真の保守政党として政権奪取に向け若い世代の人材を育成することが大事。特に女性議員の台頭に期待」
「次回総選挙で勝利するためには、民主党『腰砕け転落』を待つのではなく、外交・内政の諸問題に対して、保守の立場から明確なビジョンを示し、問題解決までの工程表を策定する必要がある。前回・前々回の総選挙では、政策の『善し悪し』ではなく、『旋風』の向きだけで確定したことが、現在の『政治(家)の劣化』を招いたことを有権者は猛省すべきである」
「この期に及んでも何の動きも見せない自民党は危機感が無い。民主党は既に論外だが、このままの体たらくでは自民党ももう芽が無いだろう。安倍さん・西田さん・稲田さんには保守新党を立ち上げて欲しいです」
「いまの自民党は対案がない。何でも反対しか言わない。菅総理にリーダーシップがないというが谷垣総裁も同じではないか。また、政治とカネの問題も自民党も過去を見るとクリーンな政治はしていない。町村氏の当選はあくまで敵失とよる勝利であり自民党政権に戻りわけではないと思います」
「政権交代前にどう活動していたかを考えれば、それほど評価できるものではない。ただ、あまりに民主党が暴走することを考えてしまうと、暴走を抑える立場としては必要になるかもしれない」
「日本のため協力して改善していくことが政党の姿勢として必要なのでは」
「自民党に関(係)する政治的な自由意見。沈みかけている船で喧嘩している空しさを覚えます。おそらく町村さんは、自民党内ではヒーロー扱いだと思いますが、国民から見ればこれからの日本を救える方のようにも思えません」
「民主党、自民党が掲げる政策、いい所もいっぱいあるので、しっかり論争しながら、いい所は認めあう位の度量を持った政治家が欲しい。マスコミも人の揚げ足取りばっかりやっていないで、もっと政策そのものを自分の意見を持って、解説できるような人材を育てて欲しい(まちの声とか意味ありません)。朝の情報番組は正直辟易しています。沈みかけている船を、元の状態に戻すため、マスコミも含め、民主、自民が呉越同舟『大人の対応』による政治運営をお願いしたい」
「議員立法をたくさん出して、国民にアピールすべき」
「格差社会を作り出した反省が欠落したままだ。北海道のローカルの現状は、自民党政権の見本である。幹事長、外務大臣、農林大臣、等の実力者を出しながら、なぜ、道内がここまで、落ち込んだのか、道民はかんがえるべきです」
「自民党支持というよりも民主党の体たらくが目立つ。昨年の総選挙で『普段は自民党支持だが今回だけは民主党に入れる』という人が相当数いてその人達が自民党に先祖返りしたのだと思います。まだまだ国民から自民党が信任されたとは思わない」
「是非お願いしたい。社会資本の整備と国内経済の再生、防衛問題」
「町村氏は公約実現のため、全力をあげていただきたい。現政権の誤りを正し、かつての政権政党としての存在感を示すことで、国家国民のために寄与することになると思う」
「何かあったときの責任の取り方が今の民主党と比べてちゃんとしていたということが、有権者はやっとわかったのでは」
「野党の中に小さな保守政党が一つ加わった程度のことでは、この国難は凌げない。極めて近い将来に、衆参両院で単独過半数を獲得出来るという『具体的な見込み』が無い限り、その具体策を提示して頂かない限り、自民党批判は、単に大衆を煽るための方便にしか聞こえない。それは真性保守が『最も嫌うべき手法』ではないのか。民主党を倒す最も有効な方法は、『民主党を離党した議員が、直ちに自民党に入党すること』である。離党して無所属、では効果が薄い。オセロのように、将棋のように、相手の駒がその場で自軍の駒に変化するからこそ、状況が劇的に変わるのである。『3対7』は大差に見える。一人抜けても『3対6』に過ぎない、これではまだまだ『ダブルスコア』である。しかし、抜けた一人が味方になれば、『4対6』となる。僅か一人の移動で、大きく差は詰まる。後一人移動するだけで、『5対5』の互角になるのであるから。一人の移動が政治的緊張を大いに高めるのである。最も効果的に『民主党の力を殺ぐ』ためには、新党結成や政界再編などという悠長な話ではなく『自民党への寝返り』が必要なのである」
「民主党にはもっとがんばってほしい」
「公明党の連立を解消し、過去のような税金の無駄使い、天下りをなくせばもっと支持されると思います」
「長く政権を担ってきた自民党には政治家としての矜持と責任感を感じる議員が多い。野党に転落した最大の原因はマスメディアの偏向報道だったが、現与党政権については数々の失態に拘わらずマスコミの擁護が甚だしい。この差の胡散臭さを国民も気付き始めたと信じる。自民党には保守色を堂々とだしての政権奪還を望む。日本を守って下さい」
「そもそもが敗戦後の米国占領軍から日本国の統治権を実質的に嘱託されたのが自由民主党の『呪われた出自』という事になるんだろうけど・・・『戦後』状態から脱却したのち高度経済成長社会を構築・維持し続けた事で無数の日本国民、並びにアジア諸国・世界各国に貢献して来た事は史実であり事実である。だからこそ今ここで、過去の失策や密約や汚職や米国隷属・中国懐柔についてはこの際だから素直に国民に謝罪し、その上で真の『日本純正・保守中道・護国愛国』政党として遺憾なく日本人としての良識と愛国心と実務能力を発揮する事で、僅かここ一年で国内外ともどもガタガタになった日本国と日本社会と日本経済を立て直して欲しい。新生自民党には何としてでも、民主党極左政権の『理由なき謝罪・終わりなき賠償』『売国無罪・永劫謝罪』『国境融解・領土割譲』『国籍無効・主権非在民』『日本人差別・冷遇・搾取・虐待』『日本人遺伝子希釈』政策を一つ残らず殲滅して欲しい。『日本列島と日本国と日本社会は日本人のもの』。こんな事すら理解・実行できない国会議員が民主党中枢には何人も何人も何人も何人も何人も何人も何人もいる事が次から次へと暴露された訳だが、それって単なる真性の馬鹿か本物の売国奴か、そうでなければ国籍詐称の侵略者だろう。いずれにしたって碌なもんじゃないし国民の代表として認めていい筈がない。ましてや日本国の為政者を名乗るなど以ての外。まるで日本社会全体が他国勢力に実効支配されているようで、毎日が不安不愉快極まりない」
「確かに自民党には問題のある部分もあるが、外交、安保等の面では、民主党の政策の方向性に対して大いに疑問を感じる。日本丸はどこに向かっているのか、不安である。仮に、尖閣諸島に中国が上陸を強行した場合、どうするのか?平和ボケの日本における、ネボケ菅内閣。自民党、民主党ではなく、本当にこの日本をどうするのか、最近は強い危機感を感じております」
「今回の政権交代で、日本には自民党以外に『まともな』政党が存在しない事が、はっきりわかった。が、次回、政権を奪還しても、民主党がめちゃくちゃに破壊した他国との信頼関係を取り戻すのは、至難の技であり、途方もなく長い時間がかかるであろう」
「日本国の為に頑張っていただきたい。日本が日本でなくなる前に」
「街頭演説すべきだ」
「支持層を支えているのはどちらかと言えば高齢者が多いと思うが、野党転落後、30、40歳代の意見を聞く姿勢がみられつつあるように思う。特に今回補選が行われた町村陣営にその動きが。今までは考えられなかった。高齢者の意見も大切とは思うが、若手の話しをごく自然に聞けるような、『話せる場』をどんどん作っていくことも必要」
「民主党が政権について以来、その芯の無さと無策さ、発言の軽さを露呈し、真に政権をとるべき政党にあらずということを国民が気づき、今まで日本を支えてきた自民党に回帰してきたと思える」
「民主党は事ある毎に『企業献金の廃止』『無駄の排除』『情報の公開』を強く主張してきた。しかし、これらの言葉は『事態の改善』という前向きの話というよりも、むしろ自民党が『大企業の奴隷』であり、『無駄の塊』であり、『情報隠蔽』を続ける『極悪集団である』という印象付けを有権者に行うためであった。唯々選挙戦を有利に戦うためであった。実際、衆議院選挙に勝利し、参議院選挙が済んだ今、彼等の主張の悉くが嘘で塗り固められたものであったことが明らかになった。そして遂に、自らの嘘を隠さなくなった。民主党は詐欺政党である。それは事実が示している。そして同時に、国会答弁を軽んじ、本質を外し、すり替え、審議時間さえ過ぎれば、それで事足れりとする、彼等の態度、口調、表情にその虚偽体質が如実に表れている。こうした現実に対して、今なお繰り返される『自民党の反省癖』は、何の意味も持たない。このような確信犯が政府を構成している現状に対して、具体的な力とはなり得ない。何度も書いてきたことであるが、自民党は『反省』などという無意味なことで時間を浪費するな。『健全な野党』を目指す必要もなければ、堂々と『政策論争を挑む野党』になる必要もない。今まで通りの、『何でも反対の野党』で結構である。理想を論じるのは、与党を引き摺り降ろした後の話である。もし唯一反省が必要な点があるとすれば、これまで攻撃に対しては防御一点ばりであり、時折繰り出される反撃もまた極めて『上品』であった点にある。もっと下劣に、もっと嫌らしく、相手の息の根を止める乱暴な攻めが必要だ。今はその時である」
「最近、お目にかかったある方が(大変、知的な方)が、『田母神さんを見捨てたから、麻生政権全否定!』のような態度を取られ、結構、驚いたのですが、マスコミに絶対的価値観(麻生政権=最悪)を延々と刷り込まれ続けると、どれほど知性が高い人でも相対化できなくなってしまうのだと、つくづく感じました。この場合の相対化とは、『田母神さんの件でお怒りなのは分かりますが、それじゃあ民主党政権の方が良いんですか?』という話でございます。何しろ、選挙とはまさしく有権者が政治家を『選ぶ』作業ですから、相対化(比較すること)が必須です。ところが、選挙において有権者が各人の『絶対的価値基準』で判断し、投票すると、今の日本のような状態に陥るわけです。『田母神さんを見捨てたから、麻生政権全否定!』『靖国参拝しなかったから、麻生政権全否定!』『国籍法改正を通したから、麻生政権全否定!』『漢字読み間違えたから、麻生政権全否定!』そうじゃないだろっ!と、声を大にして言いたいわけです。そんな、自分が百パーセント支持できる政治家や政党など、存在するわけがありません。また、何が何でも全て自分の思い通りにしたいなら、それこそ毛沢東やスターリンのような独裁者になるしかありません。あの人に比べれば、こちらの方がマシだ。あの政党に比べれば、こちらの政党の方がマシに見える。あの人が一番、自分の意見に近い。などなど、このように『比べてマシなの』を選ぶのが選挙であり、政治というわけです。経済はもちろんのこと、政治にも、あるいは歴史問題にも、この『相対化』という手法が極めて重要です。といいますか、現在のマスコミが完全にこの『相対化』作業を怠っていること『のみ』が、日本の問題であると考えているわけです」
「もともと民主党はうさんくさいとは思い支持していませんでしたが、自民党も支持はしていませんでした。やはりいちばんの自民党を支持したいと思ったのは麻生政権での中川財務大臣と麻生総理との数々の活躍でしょうか。去年の秋以降、経済においても外交においても、全てにおいて退潮傾向だと感じているのは私だけではないはずです。自民党はきちんと保守を明確に打ち出して行動して欲しい。それだけで有権者の支持はずっと増えるはず」
「自民は長年政権を担っていたために腐っている部分も多々あった。下野=ピンチはチャンスと考え、組織を一新するつもりで政権奪還に向け死に物狂いで頑張ってほしいと強く願う。民主党政治はもうこりごり」
「民主党が、実行しようとする政策が今やほとんどの国民が反対だ。国民も政策が破綻している事や、大きく偏重している事に気付いている。言うまでも無いが、強行採決せずにもっと審議をすれば法案がいかにいろいろな面で、国益を損なう不備があり、無責任なものかと言う事が国民に理解が進んだろうに。ただし、倫理観欠如のマスコミがまともに、取り上げるならの話だが。民主党の偽善や詐欺を、必死で隠している。政権党の無知無能を支えようと必死なのだ。民主党は、野党時代は、言いがかりをつけて徹底的に審議拒否、審議時間を何時間取ろうとも審議不足だとごねる。そして、政権運営を混乱させる為だけの不信任連発。党利党略、国家国民不在。与党になると、労働組合利益誘導、反日社会主義思想からなる国家国民大損害の、国家破綻政策を、強行採決連発。糞のような、政治手法、政治理念・・・卑怯で汚い、下劣そのもの。詐欺政党民主党・・・衆院選ではいくらでも金はある、出てくると国民を騙し、日本を財政破綻、大増税に追い込むバラマキ社会主義政策。そもそも、全く政策的に破綻している。それを、悪質詐欺商法のように、次から次へと、言い訳、誤魔化しを続けている。想定問答集を作り、国民の素朴な疑問に対して、ぬけぬけと平然と騙し続けた。そして、民主党支持擁護マスコミが、国民に、一切その政権盗り詐欺の、嘘マニフェストについて検証せず、それどころか必死に、自民党を叩き続けながら、国民に票盗り詐欺の勧誘を形振りかまわず続けた・・・まんまと騙された人が山のよう。バラマキ社会主義政策を続けながら、財政再建と言う、国家国民を愚弄した二律背反の詐欺を国民に仕掛けようとしている、国民は、何度でも騙されると思っている」
「民主党は政権奪取後1年になるのに、未だに前政権は・・・と、まるで幼児のような発想で、何一つ政策実現に努力しない。自公時代より国民の台所は悪化の一途。議論議論・・・、会議を立ち上げた、与野党協議を・・・何か実を結んだものがありますか。4Kは早く凍結し、その予算で喫緊の経済立て直しを図って欲しい。このままでは税収減は避けられない。また、総理、官房長官の姿勢は何ですか。はぐらかしてばかり。まともに議論をしようとする姿勢が皆無。『熟議』とは何だ?これすら守れないんでは『有言実行内閣』が聞いて呆れる。民主党のテーゼとは何だ。菅総理の内政外交の哲学・理念は何だ」
「自民党でしょう。私は迷わずここを選びます。いや、ここしかないのでは?今現在、信用を無くしていますし、皆さんにオススメするわけにはいかないけれど、与党民主党が駄目だと言う事は、もうそろそろ皆さんわかってきている筈です。政治の無策、自国の防衛を考えもしないその姿勢。鳩山元総理の発言により、いまだ続く、沖縄市民の反発。よってその後、アメリカとの同盟関係も危うくなる。尖閣諸島ガス田の問題だって、この鳩山が話し合って決めればいいと言うものだから、誘引する形で起こったようなものでしょう。アメリカとの同盟に暗雲が立ち込めていなかったら、菅内閣でおこった漁船衝突事件もおこらなかったのではないか・・・。いや、漁船当たり屋事件でしたかね・・・。ま、このままでは属国だね、日本は。最後に一言。尖閣諸島は日本固有の領土。現在、この海域に領土問題は存在しない」
「マスコミが切り貼りし、あからさまに民主党を支援している状況下では、様々な制約が生じ、簡単にいかないことは理解出来る。ならば『定量的』に攻めればどうだろうか。『何でも数える』のである。国民の記憶に残るように数字で示すのである。『マスコミの壁』を越えられない国民は、民主党が如何に酷い、言語道断の国会運営をしているかを知らない、知ろうともしない。また、自民党はその点を上手く説明する手段を持ち合わせていない。誠に残念ながら、話の中身に立ち入って丁寧に説明したところで、理解云々以前に、そうした話に附き合う姿勢すら示さない人が多いのである。そこで『数える』のである。以下を一つの例として挙げておく。例えば昨夏以来、国会において自民党議員は、何回『私の質問に答えて下さい!』と、答弁をはぐらかす大臣に迫ったか。何回『議長、私の指名通りに進めて下さい』と発言したか。何回、指名も受けていない閣僚がしゃしゃり出てきて、どれくらいの時間を空費させられたか。どれくらいの時間、速記が止まっていたか。総審議時間中、一体どれほどの時間が、民主党の横暴、不誠実、いや犯罪的遅延行為によって無駄にされ、中身の議論が出来なかったか、を『数値で示すべき』である。これによって初めて国民は、民主党の悪辣極まる態度、その意味を知るであろう。質問に立った自民党各議員の秘書が、議事録と録画を見ながら、数時間使えば出来る話である。その結果を自民党は公表し、省庁の無駄廃絶を訴えながら、国民の知る権利のもっとも可視化された場である国会の審議時間を、ドブに捨てるが如く扱う民主党の偽善体質を、徹底的に糾弾するべきである」
多くの方から貴重な意見を寄せていただきました。ありがとうございます。
アンケートの結果は、「回復傾向にある」を選んだ方が61.2%、「回復傾向とは言えない」は37.9%になりました。
多くの参加者が、民主党に対する不満や批判を挙げており、菅政権の「敵失」が自民党に対する再評価や支持につながった傾向も見られます。
24日投開票の衆院道5区補選は、有権者が民主党政権に厳しい評価を下しました。一方で、来春に控えた統一地方選に向け、自民党に成すべきことが山積していることも事実です。
今週の「365アンケート」は、11月1日からの1週間、「鳩山前首相が政界引退を"撤回"、あなたの意見は?」をテーマに実施しています。ぜひ、ご参加ください。
※このWebアンケートは統計手法に基づくものではありません。そのため、集計結果は必ずしも世論を反映した内容になるとは限りません。
現在実施中のアンケート
http://www.hokkaido-365.com/news/2010/11/post-1396.html
アンケート投票画面
https://www.crossmedia-hd.co.jp/cgi-bin/hokkaido-365/enquete/form.cgi