9月7日 17時42分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100907/t10013834631000.html
民主党の小沢前幹事長の政治資金をめぐる事件で、東京第5検察審査会が、小沢氏を強制的に起訴すべきかどうか2回目の審査を始めたことが、関係者への取材でわかりました。審査には一定の時間がかかり、議決は来月末までに出されるものとみられます。
この事件で、東京第5検察審査会は、平成16年と17年分の収支報告書の記載について、ことし4月、小沢氏を「起訴すべきだ」と1回目の議決をしましたが、再び不起訴になったため、強制的に起訴すべきかどうか2回目の審査をすることになっていました。関係者によりますと、法律について専門的なアドバイスを行う審査補助員の弁護士が選ばれ、2回目の審査が始まったことがわかりました。2回目の審査では、審査員11人のうち8人以上が賛成して、再び「起訴すべきだ」と議決した場合は、検察官に代わって裁判所が指定した弁護士が強制的に起訴し、賛成が7人以下だった場合は起訴はせず、一連の審査は終わることになります。捜査資料は膨大で、審査には一定の時間がかかり、議決は来月末までに出されるものとみられます。一方、平成19年分については、東京第1検察審査会の不起訴不当の議決を受けて、東京地検特捜部が小沢氏に4回目となる任意の事情聴取を要請していますが、事情聴取は民主党の代表選挙のあとに行われる見通しで、この年の分はあらためて不起訴になるとみられます。
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/375.html