昨年12月に京都の朝鮮小学校で街宣を行い、市民グラウンドの奪回を果たした在特会、主権回復を目指す市民の会の関西支部のメンバーで結成された合同チームの11名。
その内の一人である京都在住の在特会会員が過月に別件逮捕され、ウトロでのデモ以降、古都の地において過激化していた保守言論団体VSサヨクの対陣図に京都府警からの横槍が入るきっかけとなった。
京都は在日・部落の問題が社会的に広く認知される街で、一説には日本で一番盛り上がったといわれる学生安保闘争のなごりからか、左翼色が非常に強い。知事が共産党員だったこともそんな昔の話ではなく、警察等も含めた行政・自治機能にもサヨク的な偽善が蔓延している。
そして8月。朝鮮学校での街宣より8ヶ月後に、突然、残りの10名のうち中心人物とされる4名が京都府警にパクられ別々の署において拘留されることになった。3人までは在特会会員であり、あとの一人が主権会だ。
それぞれの団体の長である、桜井誠氏と西村修平氏は全く動じることなく彼らのとった行為や活動経緯を正当化すると同時に弾圧に屈しないという強い姿勢を示した。とにもかくにもこのまま彼らを放っておくわけにもいかないので、会員から集められた寄付金で当座の法的費用を捻出するわけだが、桜井氏はその際おそらく安価な費用に目をつけたのだろう、「大阪法律センター事務所」に3人の依頼をした。
西村修平はそれを聞いて激怒。在日スタッフを抱え、在日人権問題を取り扱ってきた当該事務所に彼らの弁護ができるわけがないという言い分である。西村氏はさっそく他の弁護士を手配しにかかり、京都まで出向してそれぞれの所轄署の裏口から拡声器を使って中にいるべき在特会の弁士に呼びかけ彼らが接見する弁護士が不適当であることを告げた。それだけでは収まらない西村氏はウェブサイトにおいて、いい加減な処置をしつつある在特会に警告をうながした。
このことで危惧されるべきは、余計な分裂を両団体が起こすことなくいままで通り団結しあって乗り切れるかということである。西村氏はかなり怒張している。ただでさえ国賊リチャード・うんコシミズが連日ブログで桜井氏と朝鮮人についてあたかも癒着関係がある、もしくは桜井氏自身が在日であるというデマを流しつづけているのである。ここは批判はこれくらいにして、よりよきアドバイスをもって在特会の同志に歩み寄ってもらいたいところである。