02. 2010年8月15日 00:03:10: ZsUNOgGnko
<スコープ>小沢氏 沈黙破るか 19日の鳩山研修会 動向で憶測
2010年8月14日 紙面から
九月十四日の民主党代表選が一カ月後に迫った。出馬を表明しているのは菅直人首相(党代表)だけ。対抗馬が固まっていない中で、最大の焦点は首相と対立関係にある小沢一郎前幹事長の去就だ。小沢氏周辺には代表選出馬への期待感が強いが、肝心の本人の意向は分からない。小沢氏は勝負に出るのか−。 (原田悟)
小沢氏は参院選後、公の場での発言を控えている。十二日のメールマガジンでは、久しぶりに「民主党は原点に戻り期待に応えるべく『国民の生活が第一』の政策を実行する」と発信。活動再開に意欲をにじませたが、代表選には触れなかった。
注目されるのは、鳩山由紀夫前首相を支持するグループが十九日、軽井沢で開く夏恒例の研修会に、小沢氏が姿を見せるかどうかだ。鳩山氏側の呼びかけで、小沢氏を支持するグループの議員が多数参加する予定なのに加え、鳩山氏が小沢氏本人にも声をかけたからだ。
小沢氏は、自らの強制起訴につながりかねない検察審査会の議決が秋にも行われる見通しのため、動くのをためらっているとされているが、支持する議員らは代表選出馬を促している。
小沢、鳩山両氏の「小鳩」グループがまとまれば、二百人を超える一大勢力になる。鳩山氏の側には、研修会で双方の接近を印象づけ、衆院選マニフェストの軌道修正にこだわる首相をけん制する狙いがあるとみられるが、小沢氏にとっては活動再開を誇示する絶好の機会。参加すれば、代表選への意欲の表れとも受け取れるため、側近議員は「小沢氏が研修会に来るかどうかが勝負だ」と力を込める。
ただ、小沢氏本人が本気で代表選出馬を考えているのかといえば、党内には否定的な意見が多い。
岡田克也外相は十三日のCS番組で「検察審査会の結果が出ていない段階で(小沢氏が)首相になり、それで審査会が結論を出すというのは考えがたい」と指摘。小沢氏に近い議員も「検察審査会の問題で、首相になるのはどうかという思いがあるようだ」と心中を代弁する。
鳩山グループの中堅議員は「鳩山氏も小沢氏も、首相を降ろそうなんて考えていないと思う。党内の空気を読めということを伝えたいだけだ」と解説する。
小沢氏が研修会参加を見送れば、首相との全面対決を避けたとの見方が広がることにもつながる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010081402000048.html?ref=rank
http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/413.html#c2