05. 2010年8月09日 00:00:33: EsueFIliGY
■「真正保守=道楽」説に賛成。
『「真正保守」とは、金持ちを中心とする人たちの道楽である』というお二人(kojitaken氏ら)の観察に賛成します。
そして、その「道楽」が可能なのは、本人が金持ちであるからであるということが大きな要因であるということも的を射た指摘だと思いました。
そのような金持ちの「真正保守」の政治家たちは、政治が失敗しようがどうしようが自分の生活に何の影響もないのです。
だから、社会や人々の生活がどんなに危機におちいっても、現実離れした国家主義的思い込みを語り続けることができるわけです。…
現実についての具体的で合理的な分析と、それをもとにした言葉本来の高貴な意味で民主的で合理的な解決法をめざすのが政治の本来の姿だと私は思います。
しかし、それを阻むのが、ほとんど宗教的信仰のような国家主義的思い込みと
他人を自分の思う通りに動かしたいという個人的支配欲を持った思想であるように思われます。
「ある種の」宗教と保守思想に親和性があるのもここから納得できます。…
「真正保守」と呼ばれる、あるいは自称するそのような思想を持つ人々の多くはそのように支配欲の強い性格だと思いますが、
思い込みによる支配欲は他人や社会を不幸にします。
合理的な現状認識のない、思い込みにもとづく個人的支配欲が日本の政治をどれだけ迷走させ混乱させ問題の解決を遅らせているか、
そして、その結果、どれだけ人々を不幸にし絶望させているか、今の日本を観察しながら改めて思いなおしているところです。…
個人的な富。
宗教的信念。
合理性のとぼしい思い込みの現状認識。
国家優先主義。
支配欲。
日本を本当にたちあがらせたい(笑)なら、これらの特徴をあわせ持つ人々の「道楽としての政治」から決別しなければ無理です。
「道楽」は個人のお金で個人的に個人の生活の範囲で行なうものです。(あるいは、宗教は個人の信仰です。)
しかし、その「道楽」が政治的に、多くの人を巻き込む形で行なわれていることが日本の大きな問題です。
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