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010年08月06日 20:48
検察側がどうにでも選べる検審会など廃止せよ
テーマ:検察、警察、裁判官
今日ツイッターのTLを眺めていたら、気弱な地上げ屋さんがブログ主である「ラ・ターシュに魅せられて」 の記事(URL)が貼り付けられていた。 内容は気弱な地上げ屋さんが地方も選挙管理委員と話した模様を、文字おこしして書かれているのだが、その内容を読んで「検察審査会(検審会)」なるものは完全に不要だということが理解できた。 クジで選ばれ、一見公正なやりかたで選ばれた者が審査しているように思わされているが、なんのことはない、最終的に検察審査会事務局が、クジで選ばれた100人の中からその事件や問題に対して一定方向の結果が見込まれる者を選べるという、ほとんど「出来レース」可能なシステムになっているということである。
「ラ・ターシュに魅せられて」から1部転載する。
(転載貼り付け開始)
(中略)
先日・・・
ある地方で、選挙管理委員 を務めていらっしゃるかたと話す機会がございました。
当初、話題は・・
「何年やったら、勲章もらえるんですか?」 など、
他愛無い話題だったのですが・・
いつものように・・酒が進むにつれ・・(笑)
話題がディープな方向へと向かいます。
選挙管理委員 ってのは・・
元政治家や高級官僚が勤めることが多いことはご存知ですね。
「センセイ! 今度・・アタシ・・。 検察審査員 ってヤツ・・。アレ一度やってみたいんですが・・うまいことやってもらえませんかね?」
「ナニ!? 気弱な地上げ屋 !今、なんて言った? 検察審査会 の審査員をやりたい? バカも休み休み言え! オマエみたいに・・審査する前から・・議決が決まってる人間を・・オレたちが選ぶわけないだろ!?」
上手いコトいきました・・。(笑)
気弱な地上げ屋 得意の自爆型誘導尋問 です。 (苦笑)
「エッ!? センセイ? 今、"選ぶ" っておっしゃいました? 検察審査員 ってクジじゃないのですか!?」
「クジ? あっ!・・あぁそうそう・・・。 クジだよ・・クジ。 クジで・・選んでるんだ!」
「クジを・・。クジを選んでるんじゃないでしょうね!?」
「そんなワケないだろ! でもな・・。 オマエがそんなに知りたいってことなら・・・。聞かせてやる! でも、これからするハナシは・・twitter なんかでバラしちゃダメだぞ!」
「表向き・・検察審査員ってのは、有権者名簿の中からクジで選ばれることになってる。 でもそれは・・一回目の選抜についてだけなんだよ」
「1回目?ってコトは・・2回目があるんですか?」
「you're right! 5人の審査員を募集するとするだろ? その場合・・100人前後をクジで選ぶんだ!そして・・その100人を呼び出して・・・審査員に相応しいかどうか を・・ 審査する」
「審査?誰が・・その2回目の審査ってやつをやるんですか?」
「オレたちが関与するのは、1回目だけ。 2回目の・・審査員と・・審査員と同数の補充審査員を選ぶのは、検察審査会事務局なんだよ」
「エッ!?じゃあ・・クジで選ぶのは、1回目だけで・・1回目で選んだ中から・・事務局が恣意的に選んでるんですか!?」
「恣意的ってのは・・引っかかる言い方だな・・。 事務局たって・・裁判所の幹部や・・検察からも来る。問題はな・・。どういう基準で・・選ぶか・・ってコト。 どういう基準だと思う? それはな。 ヤツらは・・市民についての・・膨大な情報を持ってるのを知ってるか? 保険記録から・・そいつがどんな病気持ってるか・・とか、過去の病歴。 図書館の利用記録からは・・そいつの思想や関心事もある程度想像がつく。 国民の生命と財産を守る・・なんて口実で、警察が住民調査をやるのは知ってるよな? アレは・・他愛無いこと聞いてるようで・・実際調べるのは・・住んでるのは、どんなヤツか?ってコトなんだ。国勢調査で知ってることを・・確認しに来るのもおかしいだろ? あの住民調査を拒否するようなのは・・絶対に2回目で落とされる。要するに・・・ある程度、結果が読めるようなのを選ぶ んだよ・・・」
(転載終わり)
このように特にマスゴミに大きく取りあげられる事件や、政治的思惑が深く関わる事件に関しては「ある一定の方向」=「検察や警察などが望む結果」が得られる可能性が非常に高い人物を最終的に検察審査会事務局が選んでいることになる。 もちろん事務局といっても検察官僚と一心同体なのは周知の通りであり、検察が通常の捜査などでうまく起訴できなくとも、この最終兵器である検察審査会(国民には公正・公平な形で選んだと思わせている)で無実の者を「起訴」、最悪は「有罪」にまで持ち込めることが可能なのだ。
小沢氏の政治資金収支報告書の件で検審会の結果が、前代未聞の11人全員の審査員が「起訴相当」を出したが、これこそが審査員を最終的に決める2回目の「事務局による出来レース=検察と審査会の出来レース」ということが物語っている。
そしてこのような選び方をされた審査員にプラス、小沢氏の件の場合は、補助弁護士が自民党側と非常に近い人物(麻生弁護士)を起用したということであり、議決内容も明らかに一般人が書けるような文ではなかった。
最終的に審査員を決めるのが、1回目で選ばれた者たちの思想や個人情報などを調べ上げた検察審査会事務局ならば、その前にいくらクジ引きを100回やろうが1000回やろうがこの体質は変わらないだろう。
そんな組織にいる事務局員にも国民の税金から給与を払うのは無駄であり、国民がバカにされているのと同じである。 無駄は事業仕分けだけでなく、こういったところにも沢山あるのだ。 そして税金が費やされる代わりに、国民が選んだ政治家を官僚のエゴと権力維持のために抹殺されていくことは断じて許してはならない。
民主党代表選も刻一刻近づいているが、やはり腐敗した日本を立て直すのは剛腕が必要なのは間違いない。
そしてこのような検審会を含む無駄な人員、組織、法人をどんどん整理し無くすべきである。
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