http://www.asahi.com/politics/update/0721/TKY201007210479.html
仙谷由人官房長官は21日の記者会見で、みんなの党が打ち出した議員歳費の大幅なカット案に否定的な見解を示した。民主党は議員歳費や定数の削減をはじめとする政治改革を参院選マニフェストの柱に据えたが、歳費については大幅な削減にまでは踏み込まない考えだ。
仙谷氏は、みんなの党が用意している議員歳費3割減、ボーナス5割減などを柱とする法案について、「『引き下げデモクラシー』みたいなことが(歳費削減の)論争の中にあるとすれば、気をつけて議論をお願いしたい。みんなが低い方に合わせるように足を引っ張り合うことがいいのかどうか」と述べた。
ただ、民主党はマニフェストに「政治家自らが身を削ることで国民の信頼を取り戻す」と明記。歳費の日割り化や国会の委員長手当などの見直しで、「国会議員の経費を2割削減する」とうたっている。菅直人首相も選挙戦で「議員自らが血を流す姿勢をきちんと示す」などと強調しており、仙谷氏の発言はこうした党や首相の方針との整合性を問われそうだ
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