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(回答先: 「朝日建設」、殺害指示する元社長を従業員が目撃 (読売新聞) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 10 日 16:36:00)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031010-00000001-mai-l19
◇3遺体、身元判明に至らず
都留市朝日曽雌のキャンプ場駐車場に3遺体が埋められていた殺人・死体遺棄事件は9日、発覚から4日目を迎えたが、いまだに被害者の身元確認ができないでいる。3人はキャンプ場を経営していた朝日建設(8月に倒産)の元労働者である可能性が強いが、都留署捜査本部は、同社が正規の手続きを取らずに雇用していたことなどが難航する背景にあるとみている。
労働者の派遣に携わる会社は、求人の際、職業安定所から雇用保険印紙購入用紙の交付を受けたうえで、各地の職業紹介機関に登録。労働者を雇用した場合は、その人数に応じて印紙を購入しなければならない。
しかし、中には印紙代を払わなくて済むよう、労働者を街頭で勧誘して直接雇用する会社もあり、朝日建設もその一つだった。
関係者によると、同社は97年ごろから、東京・新宿のJR新宿駅、新宿中央公園でほぼ毎月、労働者に声かけを行い、都留市の工事現場に一度に5、6人を連れて来ていた。実際に声かけをするのは、同社に依頼されたいわゆる「手配師」と称する業者で、労働者に口頭で賃金や労働条件を提示し、契約書の類は作成しないケースが大半だったという。手配師は毎回変わるため、労働者の就労支援をする団体も「手配師を特定するのは困難だった」と話す。
一方、労働者側は雇用保険被保険者手帳を持たなくてはならない。しかし、交付には身元の申請が必要なため、身元を明かしたくないとの理由から手帳を持たない労働者は相当数いるとされる。このような労働者は必然的に朝日建設のような“闇ルート”で雇用されることが多いという。
また、当座の収入を得ては会社を点々とする労働者も多く、「一度行方が分からなくなると、その後の居場所を突き止めるのは難しい」(大阪市内の職業紹介機関)という。
捜査本部には9日午後7時現在、情報提供を求めるフリーダイヤルなどを通して計15件の情報があった。いずれも3人を特定する手がかりには至らず、捜査幹部は「今後も寄せられた情報を頼りに地道に捜査していくしかない」と話す。【藤沢宏幸】(毎日新聞)
[10月10日20時53分更新]