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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031009-00001072-mai-soci
未成年者を連れまわしたり、監禁する事件が各地で相次いでいる。警察庁によると、未成年者が被害に遭った略取誘拐事件は今年1〜8月の間に104件(未遂も含む)発生している。
目立つのは女子の小中学生が1人で帰宅途中、男に車で連れ去られるケース。「お母さんが交通事故に遭って病院にいる。一緒にお見舞いに行こう」(福島)、「ぬいぐるみがいっぱいあるからついてきな」(静岡)、「駅までどう行くの? 雨にぬれるから車の中に入って」(奈良)など、昔から見られる手口もある。一方で後ろから車をぶつけたり、突き倒して無理やり車に押し込める手荒な方法も多い。
容疑者に多いのは若い無職の男。わいせつ目的もあるが、「友達になりたかった」「一緒にいたかっただけ」「かわいいので連れ出した」と供述する場合もある。
▽福島章・上智大名誉教授(犯罪心理学)の話
続発している少女連れ去りは、9月に起きた新潟・金井町の事件が強い刺激になっているのではないか。「おれならもっとうまくやれる」と感じ、犯罪が生まれているように思える。こうしたタイプは同世代の異性に対するアプローチができず、容易に支配できる相手をターゲットにする。精神的に未熟な男性が多く、悪いことをしているという認識もない。米国でも約20年前から同様の誘拐や虐待が多発しており、国内だけの問題とはいえないが、いま必要なのは小学校高学年からのきちんとした性教育だろう。イメクラやコスプレに象徴されるように、女性を記号化するのではなく、性とは人間的な結びつきであることを教える必要がある。(毎日新聞)
[10月9日15時49分更新]