現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件9 > 206.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: じゃ、手すりの上の足型はなかったのね 投稿者 ぷち熟女 日時 2003 年 10 月 07 日 18:40:07)
「体を傷つけられた男児は泣き叫んだ。少年に動揺はなかったが、屋上を逃げ惑う男児を追い掛けているうち、防犯カメラが目に留まった。「見られている」。少年はパニックに陥った。
とっさに泣きわめく男児を後ろから抱き上げ、手すり越しに約二十メートル下に投げ落とした。
長崎家裁は二十九日に決定した少年への処分で、殺害の動機を「逃走の邪魔になると考えた」と結論付けた。ちょっとした外的刺激でパニック状態に陥り、衝動的行動を取る―ことも指摘した。」(長崎新聞)
-------------------------------------------------------------------------------------
あり得ることなので、あまり行動の不自然さをあげつらいたくはないが、殺害(意図したかどうかは別だが)につながる行動に走った動機が、「逃走の邪魔になると考えた」からというのは理解の範囲を超えている。
防犯カメラに「見られている」ことに気付いてパニックに陥ったら、何はさておきその場から逃げようとするはずだ。
幼児をわざわざ投げ捨てたり、幼児の洋服を始末するという余計な行動をするとは思えない。
防犯カメラに「見られている」と気付いたのだから、幼児に顔を見られているというから殺すという判断には結びつきにくく、とにかくその場から逃げるというのが普通だろう。
幼児の洋服は、まとめて幼児の遺体の側にあったという説と駐車場の階段にまとめて置いてあったという説がある。どちらにしても、パニックに陥った少年が行ったとは考えにくいものである。
幼児に何かをしたり幼児の洋服や靴を始末するほうが手間がかかって「逃走の邪魔になる」ことは少し考えればわかることである。
それにもかかわらず、家裁裁判官が幼児を落とした動機を「逃走の邪魔になると考えた」と結論付けているのは問題である。
パニックに陥ったのでまともな判断力や思考が働かなくなり、幼児を落としたり幼児の洋服をわざわざ始末したと思われるというのなら納得できるが、「逃走の邪魔になると考えた」と少年が言ったとしても、それを鵜呑みにするようでは裁判官として失格である。
少年が保護された後に噴出したリーク報道は、「幼児をはさみで傷付けたら騒がれたため落とした」というのが共通である。
「幼児をはさみで傷付けたら騒がれたため落とした」というほうがもっともらしいのに、防犯カメラに気付いてパニックに陥り、「逃走の邪魔になると考え」、幼児を投げ落としたという認定になったわけはなんだろう?
(防犯カメラを世間に印象付けたいという理由くらいしか思いつかない。防犯カメラは殺人を誘発する危険なものということになるのだが(笑))
[参照記事]
はさみで男児傷付ける 虐待し抵抗され殺害か (共同通信)
http://www.asyura.com/0306/nihon5/msg/651.html
投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 13 日 01:59:47:
長崎市の種元駿ちゃん(4つ)誘拐殺人事件で、駿ちゃんの遺体の一部にあった外傷は、補導された中学1年の少年(12)がはさみを使って故意に傷つけたものであることが12日、分かった。
長崎県警の事情聴取に少年は、いたずら目的で誘拐したと話していたが、はさみで虐待し抵抗され、駐車場ビルから突き落として殺害した可能性が出てきた。
長崎家裁は今後、少年の精神面に重点を置き、家族からの聞き取りなど家庭環境や成育歴に関する調査を進める。
長崎県警などによると、駿ちゃんの遺体は2日午前、8階建ての駐車場ビル1階の通路付近で裸の状態で見つかった。死因は頭部打撲による脳障害だったが、体の一部に殺害前に付けられたはさみによる傷があった。
県警の捜査では、駿ちゃんが殺害されたとみられる1日午後9時すぎに、現場付近で幼い子どもの悲鳴のような声を聞いた人がいた。抵抗したか転落の際の悲鳴とみられていたが、虐待によるものだった可能性がある。(共同通信)
[7月12日23時12分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030712-00000147-kyodo-soci