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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031007k0000m040147000c.html
福岡市の松本真二郎さん(当時41歳)一家4人殺害事件で、中国人元専門学校生の魏巍被告(23)=別の強盗罪などで追起訴=が福岡県警捜査本部に対し、遺体を運んだ松本さんのベンツを福岡県久留米市に放置したことについて「自分が運転し、たまたま行き着いたところに乗り捨てた」と供述していたことが分かった。一方、遺体を捨てた福岡市の箱崎ふ頭は「事前に下見した」と供述。捜査本部は、供述内容が不自然なことから、更に追及する方針。
供述によると、魏被告らは今年6月20日未明、中国公安当局が身柄拘束している元日本語学校生、王亮(21)と元私立大留学生、楊寧(23)の2容疑者と3人で一家を殺害し、松本さんのベンツで遺体を海に捨てた後、同じ車で一般道を使って南に向かって逃走。久留米市の「ブリヂストン久留米工場」近くの駐車場に乗り捨てた。夜が明けてきたため「そろそろ止めよう」ということになったという。
この駐車場周辺では、魏被告に似た男が乗ったベンツが、低速で駐車する場所を探すように進んでいるところを目撃されていたが、捜査本部はこの車が、松本さんのベンツとみている。また、ベンツは同市内などで、Nシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)で確認されたが、魏被告はこのシステムの存在を知らなかったという。
事件を巡っては、王、楊両容疑者が中国公安当局に「松本さん宅にベンツがあったため、金持ちと思い強盗目的で襲った」などと供述したとされる。捜査本部は中国側と連携して、殺害の動機などについて解明を進めている。
[毎日新聞10月7日] ( 2003-10-07-03:00 )