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(回答先: 米マイクロソフト、新セキュリティ戦略は「水際作戦」?【もうパッチでは間に合わないってことかな?】 投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 10 月 04 日 21:18:00)
ZDNN:ニュース速報 2003年10月3日 08:39 AM 更新
EFFが“信頼できるPC”戦略を批判【ZD Net記事】
http://www.zdnet.co.jp/news/0310/03/nebt_12.html
デジタル市民権擁護団体のEFFは、信頼できるコンピューティング戦略を
修正して「オーナー・オーバーライド」と呼ばれる機能を組み込むことを
提言。
MicrosoftやIBMなどハイテク各社が推進する「信頼できるコンピューテ
ィング」技術について、デジタル市民権擁護団体の電子フロンティア財団
(EFF)が10月2日、一部要素を批判する論文を発表した。
信頼できるコンピューティング戦略は、攻撃やウイルス、海賊版に対し
てデータの防御を強化した次世代のハードとソフト開発を目的としている。
EFFの論文では、複数のこうした戦略でそれぞれ約束されている機能を分
析した。
EFFは最もよく知られているMicrosoftのNext-Generation Secure
Computing Baseについては三つの機能に関して、コンシューマーのコンピ
ュータのセキュリティ強化に向けた好ましい手法かもしれないと評価して
いる。しかし、リモート認証として知られる4つ目の機能については批判。
これによってユーザーは特定のアプリケーションに縛りつけられ、望まな
いソフトの変更を強いられるとともに、リバースエンジニアリングができ
なくなる可能があると指摘している。
Microsoft、IBM、Intelなどの各社はPCのセキュリティを強化し、サー
ビス/デジタルコンテンツ提供企業の信頼を勝ち取れるようなハードの構
築を目指して手を組んでいる。こうした各社が結成した新団体Trusted
Computing Groupは、物議を醸しているMicrosoftのセキュリティ技術試作
品も含めて多数のソフトにサポートされる単一のハードウェア仕様開発に
取り組む計画だ。
EFFは、信頼できるコンピューティング戦略を修正して「オーナー・オ
ーバーライド」と呼ばれる機能を組み込むことを提言。これはコンピュー
タの所有者が個人であれ企業であれ、コンテンツの完全性を確かめようと
試みる組織に対していわば嘘をつくことができる機能となる。
原文へのリンク
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[Robert Lemos, ZDNet/USA]