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小癪な
日本道路公団の藤井治芳総裁は10日、日本経済新聞社の質問に書面で回答し、自らの更迭について「精いっぱい努力して改革への道を歩いてきた。石原伸晃国土交通相に事実を正しく認めてもらえなかった」と指摘、国交相の対応を批判するとともに、辞任する理由はないとの考えを改めて示した。解任に向けて国交省が17日に開く意見聴取(聴聞)には、自ら出席して主張を述べることも明らかにした。
藤井総裁は国交相から求められた辞表提出を拒否した理由について「(自分とともに)改革に努力してきた多くの方々の名誉を守るために、事実関係を明らかにしたかった。自分一人の問題ではない」と説明。「任期途中での私の進退については、(更迭の)理由を明確にしてもらいたい」と強調した。辞任要求は「驚きで、誠に残念だった」という。
石原国交相は財務諸表問題などを巡って公団内部が混乱し、藤井総裁では2005年度の民営化に向けて公団改革が進まないことなどを更迭の理由に挙げている。10日の記者会見でも「(5日の会談で)辞任の理由については2時間議論した。私の言うことは何も聞いていなかったということだ」と総裁を批判しており、両者の認識は真っ向から対立している。
17日の聴聞は、行政手続法上、弁護士など代理人による意見の陳述でも成立する。本人が出席するかどうかが焦点だったが、藤井総裁は出席を明言した。解任処分に対し、地位保全を求める法的措置をとるかどうかなどの点については「コメントを差し控えたい」と可能性に含みを残した。
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