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周知の記事ですが記録のため。
(りそな最終赤字1・7兆円 不良債権処理10倍超拡大
約2兆円の公的資金再投入を受け経営再建中のりそなグループが、2003年9月中間期の連結決算で約1兆7000億円の最終赤字を計上することが、9日明らかになった。経営の「V字回復」を目指し、この中間期に不良債権処理を当初の予定額の10倍超まで拡大、繰り延べ税金資産の資本算入を厳格化したため赤字が膨らんだ。再投入された公的資金の大部分を、過去の経営体制の「負の遺産」の一掃につぎ込み、経営危機の原因だった不良債権問題の解消にほぼめどを付けた。
公的資金投入で12%台まで上昇した自己資本比率は約6・5%まで低下。傘下の近畿大阪銀行は、債務超過に転落するが、りそな銀行の保有株売却で得た資金を使った約3000億円の増資で経営支援していく。
政府も、こうした決算内容を了承。りそなが10日に正式発表する。(共同通信)[10月10日2時10分更新])
次がポイントです
(公的資金投入で12%台まで上昇した自己資本比率は約6・5%まで低下)
12%って嘘だったんですね。
やっぱり嘘つきだ。
今年8月か9月の「金融ビジネス誌」にりそなの子会社の乱脈ぶりを取り上げた記事がありました。
専門誌だけあって資金の流れをきちんと取材してある良い記事でした。
その結論は、要するに物凄い債務超過のはずだということでした。
この乱脈子会社群への融資を引き当てるみたいですね。
これは結構影響が大きいかも。
(傘下の近畿大阪銀行は、債務超過に転落するが、りそな銀行の保有株売却で得た資金を使った約3000億円の増資で経営支援していく。)
これって3000億円近く(?)債務超過でしたって言うことですね。
公的な査定がいかに信用できる素晴らしいものかが良く判る面白い記事でした。