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義務教育:国庫負担「見直し前倒しを」 西室財政審議分科会長
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20031010k0000m020054000c.html
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)財政制度分科会の西室泰三分科会長(東芝会
長)は9日の会見で、義務教育費の国庫負担制度見直しについて「政府の『骨太の方針』の
枠にとらわれない。財政審の来年度予算への建議では、検討を前倒しすべきだと盛り込む」
と述べた。
国は義務教育の教職員の給与費などの2分の1を国庫補助しており、03年度予算は2兆
7879億円。6月に決まった「骨太の方針第3弾(経済財政運営と構造改革の基本方針0
3)」は、06年度末までに、補助金でなく自治体が使い道を決められる一般財源化を検討
するよう盛り込んだ。西室氏は「タイミングが遅い。建議で『さっさとやって下さい』と指
摘する方向を決めた」と語った。【塚田健太】
[毎日新聞10月9日] ( 2003-10-09-19:41 )