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(回答先: 東大阪市、覚せい剤使用職員を再雇用[nikkansports] 〜やはり、若手の採用に対して消極的 投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 03 日 18:51:05)
行政の根幹は法治行政です。法に従って行政を行う。これが、市長、職員の義務です。したがって、職員を採用するには、憲法や行政法に沿って、法の下の平等にしたがって機会均等を保障し、能力による合理的選考が、法的に義務付けられています。
縁故採用や、裏口採用は、憲法に違反し、無効となります。したがって、市職員の身分は最初から認められません。
授業料を支払う立場の大学生でも、不正入学、裏口入学の事実が判明すれば、例外なく、退学処分となります。
ところが、不正に職員となった公務員は誰一人、処分されてはいません。
外交官試験は、試験成績とは無関係に縁故者を採用してきたというあきれた制度だったのにも、かかわらず、2世3世の縁故外交官は、何の処分を受けていません。
裏口採用における収賄200万円により有罪となった尾崎和歌山市長の公判関係のニュースにより、採用試験の成績だけでは、たとえ、一番でも、合格できないシステムが判明しましたが、誰も驚きませんでした。周知の事実だったのです。
今回の東大阪市の職員採用は、2重の裏口採用なのです。
まず、アルバイト職員476人を正規の一般非常勤職員に切り替えて再雇用した。これが、日本中で行われている裏口採用なのです。
教職員の裏口採用はこのやり方です。臨時教諭として採用しておき、その後、いつの間にやら、正規の教職員になるのです。
政治家や、巨大組織に「つて」を持たない市民には、この裏口は無縁の存在なのです。したがって、臨時職員といえども、その採用には、平等原則が適用されなければ、憲法違反となります。
次に、臨時職員476人を正規職員にする際に、53人をそのドサクサに紛れて、正規職員に採用したのでしょう。あの宅間守もこのような形で、尼崎職員に登用されたのでしょうか。この53人のバックにはいずれも、そうそうたる闇の実力者が控えていることでしょう。
この53人の裏口職員採用のカムフラージュとして必要もない476人を、同時に職員採用としたのかもしれません。
いずれにしろ、闇の要望に従っただけに過ぎないのですから、市長に対する司直の追及はないと思われます。
たとえあっても、形だけのものです、豊郷町長の建造物損壊事件のような捜査振りにおわると予想します。
闇の世界は、治外法権です。いつからそうなったのでしょう。