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「竹中留任は亡国の道だ!」高杉良氏が酷評 「米国の手先」で日本国民は不幸になる
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投稿者 天馬 日時 2003 年 10 月 03 日 19:03:31:kYK3LwRX4jRd6

「竹中留任は亡国の道だ!」高杉良氏が酷評
「米国の手先」で日本国民は不幸になる

竹中平蔵氏の留任に対し、「亡国の選択」と批判する高杉良氏
 『竹中不況』に警鐘を鳴らす経済小説の第一人者、高杉良氏が、あす4日発売の月刊誌『現代』11月号で、『竹中平蔵留任は亡国の選択である』と題する論文を発表する。日本経済の危うい舵(かじ)取りを続ける竹中氏を「米国の手先」と改めて批判し、日銀OBの木村剛氏の新銀行構想も一刀両断。みずほフィナンシャルグループ(FG)の前田晃伸社長にも面会し、直接辞任を迫ったというのだ。


竹中平蔵氏
 平均株価は1万円を回復し、経済指標も最悪期からは改善するなど、表向きは日本経済に明るい兆しも出てきたかのように見える。

 小泉首相も「構造改革の芽が出てきた」とご満悦のようだが、高杉氏は《笑止千万である。実体経済はほとんど変化していない》と真っ向から否定する。

 《わずかながら製造業(大企業)の収益が向上しているが、血のにじむリストラと循環的なもので、政策との因果関係はまったくない》というのだ。

 実態の伴わない「改革」の旗振り役が竹中氏だが、9月22日の内閣改造では、当初の予想を覆し、金融・経済財政担当相留任が決まった。

 米国流の市場原理主義を持ち込み、日本経済を破壊したとして、高杉氏はかねてから竹中氏に批判的で『竹中不況』という言葉も生み出した。

 竹中路線の継続を機に、高杉氏は《私は、竹中を米系外資の手先だとみなしている》と改めて強調。具体的に竹中氏本人や周辺人物の発言や、外資系証券会社との関係など数々の傍証を掲げたうえで、《アメリカの走狗(手先の意味)と言われても仕方がない竹中を小泉内閣の枢要に戴く日本国民は不幸である》と結論づける。

 竹中氏のブレーンを務めたのが木村氏。


みずほの前田晃伸社長にも面会し、直接辞任を迫った
 木村氏は、「日本振興銀行」の設立を発表し、非常勤取締役に就任するが、高杉氏は《失敗するに決まっている》と断言する。

 日本振興銀行は中小企業に無担保で融資する方針で、貸出金利は銀行より高く、商工ローンより低い水準を目指すというのだが、《既存の金融機関が2−3%金利を引き上げたら事業が苦しくなるような中小企業が、5−15%の金利を支払って、事業が継続できるはずがない》と指摘する。

 こうした中小企業は「要管理」以下に査定されるため、新銀行は金融庁の厳格な金融審査の対象となるとして、《金融庁のアドバイザーを務めた木村が主宰する新銀行には、金融庁は検査も特別扱いするのだろうか》と皮肉を込める。

 《小泉首相が竹中に金融相を続投させた結果、4大メガバンクの国有化を強行する可能性も否定しきれない》と危機感を抱く高杉氏は、さる9月12日に、みずほの前田社長と会い、《「世界一のメガバンクのみずほFGのリーダーとして、力量不足は否めない。辞任すべきではないか」》と直言した。

 「1時間15分に及んだ」(高杉氏)というインタビューで、高杉氏の追及に前田社長がどう返答したかを含め、今回の論文は、長年にわたり日本経済をウオッチしてきた高杉氏ならではの鋭い批評や提言が盛りだくさんな内容となっている。

ZAKZAK 2003/10/03

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