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10月1日(ブルームバーグ):米銀大手のシティグループとJ.P.モルガン・チェースなど金融機関数社が破たんした米エネルギー卸売会社エンロンの粉飾決算に加担したとして、エンロンの従業員年金基金が起こしていた総額30 億ドル(約3300億円)の賠償請求訴訟で、テキサス州南部連邦地裁のメリンダ・ハーモン判事は1日、原告側の主張を退け、訴訟を棄却する判決を下した。
一方、ハーモン判事は、エンロン、米金融機関ノーザン・トラスト、ケネス・レイ元エンロン最高経営責任者(CEO)が、連邦年金法違反をめぐって起こされている訴訟については、棄却を見送った。
年金基金の代理人を務めるリン・サーコ弁護士は「地裁判事は、金融機関による共謀の事実がなかったと言っているわけではない」と語った。
同基金をめぐる訴訟ではほかにも、エンロンの株式・債券保有者が金融機関数社を相手に起こした損害賠償訴訟(総額300億ドル)が継続扱いとなっている。
ニューヨーク Andrew Dunn 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata
Last Updated: October 1, 2003 22:37 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=a7vEHJS8hyHI&refer=top_kaigai