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(回答先: 米英帝国主義の謀略?あるものをうばい取るのは彼らの常態、騙されたほうが悪いと 投稿者 朝日昇 日時 2003 年 10 月 10 日 19:34:57)
朝日昇さん、こんばんわ。
ニュースサイトをざっと見た範囲ですが、イラク国営企業の民営化に関する報道が見当たらないことから、今回の処置については「あるものを上手に取るのは騙されたほうが悪い」とは信じきれずに、ある種の悪徳意識を持っているのではないかと思っています。
今回の場合でも、「あるものを上手に取るのは騙されたほうが悪い」と信じきれるのなら、それを美辞麗句で覆って世界に説明するはずです。
(新生銀行などについては、「あるものを上手に取るのは騙されたほうが悪い」と考えているはずです)
米英支配層は、言葉では正当化できない悪徳であることを承知の上でことを進めるところまで行き着いたようです。
9・11というとんでもない謀略殺人を「対イスラム戦争」の引き金にした連中ですから、占領地の国有資産を叩き売ることくらいなんとも思っていないでしょうが、そのことを多くの人に知られ、後ろ指を指されたらまっとうな言い訳ができないとは思っているようです。
イラク国民の必需品を生産・供給している国営企業が外資100%出資まで認めて“民営化”されれば、イラク国民は価格が少々高くてもそれを買うしかない状況に陥り、そのような取引で得た利益が国外に流出してしまう可能性があります。
わかりやすく言えば、イラク国民は毎日生きていくために米英経済支配層に“お布施”をしなければならないことになります。
イラン・サウジアラビア・シリアなどイラク周辺諸国は、当然のようにイラクの動向を見ているはずなのに、今回の国営企業の民営化策動にどうして大きな非難の声をあげないのか不思議に思っています。