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最近、寝る前に渡辺京二さんの「逝きし世の面影」(葦書房)を読んでいます。江戸文明って、こんなに豊かだったなんて、小生この年(いったい何歳やねん)になるまで気がつきませんでした。これは、太平洋戦争について、冷静に判断できるようになるまで?十年かかってしまったのと同じです。しきりにあっしらさんが、近代化について論説されているのに触発されて日本の近代化について考えはじめたところです。あっしらさんからは、ロシアの近代化についてはいろいろ教えていただきました。
近代化以前の江戸時代ってどんなんか知ろうと思い、先にあげた本を読んでいるところです。アングロサクソンの目を通して江戸時代の民衆の生活・自然・子供・産業・日本人の心遣いなどについての感想がちりばめられています。ある外人いわく「このような美しい文明・文化を滅ぼさねばならない近代化とは、いったい何?」
あまり議論には参上できませんが、ネタのひとつとして使っていただければ幸いです。