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[オスロ 10日 ロイター] ノルウェーのノーベル委員会は10日、今年のノーベル平和賞を、イラン人女性弁護士シリン・エバディ氏に授与すると発表した。
エバディ氏はイランで最初の女性判事となったが、イラン革命でやむなく辞任。今回の受賞は、女性と子どもの人権擁護が評価された。
今年のノーベル平和賞には、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世、チェコのハベル大統領ら過去最多の165人が候補に挙がっていた。
女性の受賞は、同賞が1901年に設立されて以来11人目。
賞金は1000万クローナ(約1億4000万円)で、授賞式は12月10日にオスロで行われる。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=worldnews&StoryID=3592719
はまちのコメント
ロイターのニュースは、スカーフをした女史の写真を掲載していますが、衛星のテレビ局、アルアラビーヤ、アルジャジーラ共に、スカーフなしで、インタビューに答える姿をだしていました。先日の、ヒジャーブ論議が頭にあり、彼女が、そう望んでスカーフをはずしたのか、報道側の意図か、勘ぐってます。
このロイターのニュースはあたかも、イランのイスラム革命で、彼女が判事の職をうしなったかのような説明になっていますが、これも、イスラム革命の背景を理解していないと、誤った理解をしてしまう。革命を期に判事の職を追われたのは、おそらく彼女に限ったことでなく、革命によって、法体制が変えてしまったために、判事という職が存在しなくなったと思われる。
この時期に、彼女が、平和賞を受賞するというのは、西側からの反イスラムを助長するプロパガンダと理解する。